Cisco UCS Manager B シリーズ トラブルシューティング ガイド
サーバのディスク ドライブの検出およびモニタリングのトラブルシューティング
サーバのディスク ドライブの検出およびモニタリングのトラブルシューティング
発行日;2012/11/22   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

サーバのディスク ドライブの検出およびモニタリングのトラブルシューティング

この章の内容は、次のとおりです。

ディスク ドライブ モニタリングのサポート

ディスク ドライブ モニタリングは、一部のブレード サーバと特定の LSI ストレージ コントローラ ファームウェア レベルのみをサポートします。

サポートされている Cisco UCS サーバ

Cisco UCS Manager では、次のサーバのディスク ドライブをモニタできます。

  • B-200 ブレード サーバ
  • B-230 ブレード サーバ
  • B-250 ブレード サーバ
  • B-440 ブレード サーバ

Cisco UCS Manager は、他のブレード サーバまたはラックマウント サーバ内のディスク ドライブをモニタすることはできません。

ストレージ コントローラのファームウェア レベル

サポートされるサーバ上のストレージ コントローラには、LSI 1064E ファームウェアが組み込まれている必要があります。

Cisco UCS Manager は、異なるレベルのストレージ コントローラ ファームウェアが組み込まれたサーバ上のディスク ドライブをモニタすることはできません。

ディスク ドライブ モニタリングの前提条件

ディスク ドライブ モニタリングで有用なステータス情報を得るには、サーバとストレージ コントローラ ファームウェア バージョンがサポートされていることに加えて、次の前提条件が満たされていることを確認する必要があります。

  • ドライブがサーバ ドライブ ベイに挿入されている必要があります。
  • サーバの電源が投入されている。
  • サーバが検出を完了している。
  • BIOS POST の完了結果が正常である。

ディスク ドライブのステータスの確認

Cisco UCS Manager GUI を使用したディスク ドライブのステータスの確認

手順
    ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
    ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] > [Chassis Number] > [Servers] を展開します。
    ステップ 3   アダプタのステータスを確認するサーバをクリックします。
    ステップ 4   [Work] ペインの [Inventory] タブをクリックします。
    ステップ 5   [Storage] サブタブをクリックします。
    ステップ 6   下矢印をクリックして [Disks] バーを展開し、各ディスク ドライブの [States] セクション内のフィールドを確認します。
    名前 説明

    [Operability] フィールド

    ドライブの動作状態。 次のものがあります。

    • [Operable]:ディスク ドライブは操作可能です。
    • [Inoperable]:ディスク ドライブは操作不可能です。不良ブロックなどのハードウェアの問題が原因である可能性があります。
    • [N/A]:ディスク ドライブの運用性を判断できません。 このことは、サーバまたはファームウェアでディスク ドライブ モニタリングがサポートされていないか、サーバの電源がオフになっていることによって発生する可能性があります。
    (注)     

    [Operability] フィールドには、ディスクが故障した RAID セットの一部である、BIOS POST(電源投入時自己診断テスト)が完了していない、などのいくつかの理由で、誤ったステータスが表示される場合があります。

    [Presence] フィールド

    ディスク ドライブのプレゼンス(サーバ ドライブ ベイ内で検出されるかどうかであり、動作状態は関係ない)。 次のものがあります。

    • [Equipped]:サーバ ドライブ ベイ内でディスク ドライブを検出できます。
    • [Missing]:サーバ ドライブ ベイ内でディスク ドライブを検出できません。

    Cisco UCS Manager CLI でのディスク ドライブのステータスの表示

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 UCS-A# scope chassis chassis-num 

      指定したシャーシでシャーシ モードを開始します。

       
      ステップ 2 UCS-A /chassis # scope server server-num 

      サーバ シャーシ モードを開始します。

       
      ステップ 3 UCS-A /chassis/server # scope raid-controller raid-contr-id {sas | sata} 

      RAID コントローラ サーバ シャーシ モードを開始します。

       
      ステップ 4 UCS-A /chassis/server/raid-controller # show local-disk [local-disk-id | detail | expand] 

      次のローカル ディスク統計が表示されます。

      名前 説明

      [Operability] フィールド

      ドライブの動作状態。 次のものがあります。

      • [Operable]:ディスク ドライブは操作可能です。
      • [Inoperable]:ディスク ドライブは操作不可能です。不良ブロックなどのハードウェアの問題が原因である可能性があります。
      • [N/A]:ディスク ドライブの運用性を判断できません。 このことは、サーバまたはファームウェアでディスク ドライブ モニタリングがサポートされていないか、サーバの電源がオフになっていることによって発生する可能性があります。
      (注)     

      [Operability] フィールドには、ディスクが故障した RAID セットの一部である、BIOS POST(電源投入時自己診断テスト)が完了していない、などのいくつかの理由で、誤ったステータスが表示される場合があります。

      [Presence] フィールド

      ディスク ドライブのプレゼンス(サーバ ドライブ ベイ内で検出されるかどうかであり、動作状態は関係ない)。 次のものがあります。

      • [Equipped]:サーバ ドライブ ベイ内でディスク ドライブを検出できます。
      • [Missing]:サーバ ドライブ ベイ内でディスク ドライブを検出できません。
       

      次の例は、ディスク ドライブのステータスを示しています。

      UCS-A# scope chassis 1
      UCS-A /chassis # scope server 6
      UCS-A /chassis/server # scope raid-controller 1 sas
      UCS-A /chassis/server/raid-controller # show local-disk 1
      
      Local Disk:
          ID: 1
          Block Size: 512
          Blocks: 60545024
          Size (MB): 29563
          Operability: Operable
          Presence: Equipped
      

      監視対象ディスク ドライブのステータスの解釈

      Cisco UCS Manager では、モニタリング対象のディスク ドライブごとに次のプロパティが表示されます。

      • Operability:ドライブの動作状態。
      • Presence:ディスク ドライブのプレゼンス(サーバ ドライブ ベイ内で検出されるかどうかであり、動作状態は関係ない)。

      監視対象のディスク ドライブのステータスを判断するには、両方のプロパティを確認する必要があります。 次の表に、これらのプロパティ値の一般的な解釈を示します。

      [Operability] のステータス [Presence] のステータス 解釈

      Operable

      Equipped

      障害が発生していない状態。 ディスク ドライブは、サーバ内に存在し、使用できます。

      Inoperable

      Equipped

      障害が発生している状態。 ディスク ドライブはサーバ内に存在していますが、次のいずれかが原因で操作可能性の問題が発生している可能性があります。

      • 不良ブロックなどのハードウェアの問題が原因でディスク ドライブを使用できません。
      • ストレージ コントローラへの IPMI リンクに問題が発生しています。

      該当なし

      Missing

      障害が発生している状態。 サーバ ドライブ ベイにディスク ドライブが搭載されていません。

      該当なし

      Equipped

      障害が発生している状態。 ディスク ドライブはサーバ内に存在していますが、次のいずれかが原因で操作可能性の問題が発生している可能性があります。

      • サーバの電源がオフになっています。
      • ストレージ コントローラ ファームウェアは、バージョンが不適切なため、ディスク ドライブ モニタリングをサポートしていません。
      • サーバでディスク ドライブ モニタリングがサポートされていません。

      (注)  


      [Operability] フィールドには、ディスクが故障した RAID セットの一部である、BIOS POST(電源投入時自己診断テスト)が完了していない、などのいくつかの理由で、誤ったステータスが表示される場合があります。


      Cisco UCS Manager GUI で HDD メトリックが更新されない

      問題:ハード ドライブのホットスワップ、取り外し、または追加の後、更新されたハード ディスク ドライブ(HDD)メトリックが Cisco UCS Manager GUI に表示されません。

      考えられる原因:この問題は、Cisco UCS Manager が、システム ブート中にのみ HDD メトリックを収集することによって発生する場合があります。 システム ブートの後にハード ドライブの追加または取り外しを行った場合、Cisco UCS Manager GUI では HDD メトリックが更新されません。

      手順
      サーバをリブートします。

      ディスク ドライブの障害検出テストに失敗する

      問題:サーバ ディスク ドライブで障害 LED が点灯または点滅していますが、Cisco UCS Manager にはディスク ドライブ障害が示されません。

      考えられる原因:次のうちの 1 つ以上の条件に該当することによって、ディスク ドライブの障害検出テストが失敗しました。

      • ディスク ドライブには障害が発生しておらず、再構築が進行中です。
      • ドライブの予測可能な障害
      • B200、B230 または B250 ブレードのディスク 2 における、ドライブ障害
      • B200、B230 または B250 ブレードのディスク 1 における、ドライブ障害
      手順
        ステップ 1   エラーが発生したサーバにおける各ディスク ドライブの障害 LED をモニタリングします。
        ステップ 2   サーバの障害 LED がオレンジなどの何らかの色になっているか、または点滅しており、その理由が明らかでない場合は、エラーが発生したそれぞれのサーバについてテクニカル サポート ファイルを作成し、Cisco TAC にご連絡ください。

        Cisco UCS Manager で、使用可能なスロットの合計数よりもサーバ内のディスク数が多く報告される

        問題:Cisco UCS Manager で、サーバ内で使用可能なディスク スロットの合計数よりも、サーバのディスク数が多く報告されます。 たとえば次のように、Cisco UCS Manager で、ディスク スロットが 2 つあるサーバに対して 3 つのディスクが報告されます。

        RAID Controller 1:
                   Local Disk 1:
                       Product Name: 73GB 6Gb SAS 15K RPM SFF HDD/hot plug/drive sled mounted
                       PID: A03-D073GC2
                       Serial: D3B0P99001R9
                       Presence: Equipped
                   Local Disk 2: 
                       Product Name:
                       Presence: Equipped
                       Size (MB): Unknown
                   Local Disk 5:
                       Product Name: 73GB 6Gb SAS 15K RPM SFF HDD/hot plug/drive sled mounted
                       Serial: D3B0P99001R9
                       HW Rev: 0
                       Size (MB): 70136
        

        考えられる原因:この問題は一般的に、Cisco UCS Manager と不正確な情報を報告しているサーバ間の通信障害が原因で発生します。

        手順
          ステップ 1   Cisco UCS ドメインを最新リリースの Cisco UCS ソフトウェアおよびファームウェアにアップグレードします。
          ステップ 2   サーバの稼働を中止する。
          ステップ 3   サーバを再稼働します。