Cisco UCS Manager サーバ管理ガイド リリース 3.1
ブレードの電源管理と電力制限
ブレードの電源管理と電力制限

目次

ブレードの電源管理と電力制限

Cisco UCS での電力制限

電力制限により、サーバの最大電力消費を制御します。UCS Bシリーズ ブレード サーバおよび UCS Mini の場合は、Cisco UCS Manager で電力割り当てを管理できます。また、混合 UCS ドメインの電源も管理できます。

UCS Manager は、次のサーバでの電力制限をサポートしています。

  • UCS Mini 6324

  • UCS 6300 シリーズ Fabric Interconnect

ポリシー方式のシャーシ グループ電力制限または手動でのブレード レベルの電力制限方式を使用して、シャーシ内のすべてのサーバに適用される電源を割り当てることができます。

Cisco UCS Manager は、サーバへの電力割り当てに役立つ次の電源管理ポリシーを提供しています。

電源管理ポリシー

説明

電源ポリシー

Cisco UCS ドメイン内のすべてのシャーシに電源の冗長性を指定します。

電源制御ポリシー

シャーシ内の各ブレードの初期電源割り当てを計算するための優先順位を指定します。

グローバル電力割り当てポリシー

シャーシ内のすべてのサーバに適用されるポリシー方式のシャーシ グループの電力制限または手動でのブレード レベルの電力制限を指定します。

グローバル電力プロファイリング

サーバの電力制限値を計算する方法を指定します。有効な場合、サーバは、ベンチマークを用いて検出中にプロファイリングされます。このポリシーは、グローバル電力割り当てポリシーが Policy Driven Chassis Group Cap に設定されている場合に適用されます。

Cisco UCS サーバの電源ポリシー

電源ポリシーはグローバルで、Cisco UCS Manager インスタンスが管理するすべてのシャーシによって継承されます。サービス プロファイルに電源ポリシーを追加して、Cisco UCS ドメイン内のすべてのシャーシの電源に対して冗長性を指定することができます。このポリシーは PSU ポリシーとも呼ばれます。

電源の冗長性の詳細については、『Cisco UCS 5108 Server Chassis Hardware Installation Guide』を参照してください。

電源ポリシーの設定

手順
    ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
    ステップ 2   [Equipment] タブの [Equipment] ノードを展開します。
    ステップ 3   [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。
    ステップ 4   [Global Policies] サブタブをクリックします。
    ステップ 5   [Power Policy] 領域で、[Redundancy] フィールドの次のオプション ボタンのいずれかをクリックします。
    • [Non Redundant]:Cisco UCS Manager必要最小数の電源装置(PSU)をオンに設定し、それらの PSU 間のロード バランシングを行います。追加の PSU が設置されると、Cisco UCS Manager は追加された装置を「オフ」状態に設定します。いずれかの PSU への電源が切断されると、Cisco UCS Manager が新しい PSU をアクティブ化して負荷の再調整ができるようになるまで、システムでサービスの中断が発生することがあります。

      一般に、Cisco UCS シャーシには、非冗長動作のために少なくとも 2 台の PSU が必要です。小規模構成(必要電力 2500 W 未満)の場合にのみ、単一 PSU で電力を供給できます。

    • [N+1]:非冗長性を満たす合計数の PSU に加えて、冗長性を与える 1 台の追加 PSU がオンになり、シャーシの電力負荷が均等に分担されます。追加の PSU が設置されると、Cisco UCS Manager は追加された装置を「オフ」状態に設定します。いずれかの PSU への電源が切断されても、Cisco UCS Manager はサービスの中断なしでリカバリできます。

      一般に、N+1 動作のためには、1 つの Cisco UCS シャーシに、少なくとも 3 台の PSU が必要です。

    • [Grid]:2 つの電源がオンにされます。そうでなければ、シャーシに N+1 よりも高い冗長性が要求されます。1 つの電源に障害が発生し、そのため 1 台または 2 台の PSU に電源障害が発生した場合、別の電源回路に接続され機能が存続している PSU がシャーシに電力を供給し続けます。

    電源の冗長性の詳細については、『Cisco UCS 5108 Server Chassis Hardware Installation Guide』を参照してください。

    ステップ 6   [Save Changes] をクリックします。

    電源の冗長性方式

    PSU 冗長性

    最大電力 @ 220 V(W)

    最大電力 @ 110 V(W)

    1+1(N+1)または 1(N)

    2500

    1300

    2+1(N+1)または 2(N)または 2+2(グリッド)

    5000

    2600

    3+1(N+1)または 3(N)

    5472

    3900

    4(N)

    5472

    5200

    ポリシー方式の電力制限

    ポリシー方式のシャーシ グループの電力制限

    グローバル制限ポリシーで、ポリシー方式のシャーシ グループの電力制限を選択すると、Cisco UCS は、停電のリスクを負うことなく、サーバのオーバーサブスクリプションを維持できます。オーバーサブスクリプションは、二重のプロセスによって実現できます。たとえば、Cisco UCS のシャーシ レベルでは、電源グループのメンバー間で使用可能な電力量を分割し、ブレード レベルでは、シャーシに割り当てられた電力量をプライオリティに基づいてブレード間で分割します。

    サービス プロファイルの関連付けや関連付け解除が実行されるたびに、Cisco UCS Manager はシャーシ内の各ブレード サーバへの電力割り当てを再計算します。必要に応じて、優先順位の低いサービス プロファイルの電力が優先順位の高いサービス プロファイルに再分配されます。

    データセンターの回路ブレーカーを安全に保護するために、UCS 電源グループは 1 秒未満で電力をキャップします。ブレードは、シャーシの電力配分が最適化されるまで 20 秒間その上限にとどまる必要があります。これは、必要とされる一時的なスパイクに反応することがないよう、意図的によりゆっくりとしたタイムスケールで実行されます。


    (注)  


    システムは、各スロットのサーバを起動するのに十分な電力をリザーブしています。これは、スロットが空の場合でも同様です。このリザーブ電力が、より多くの電力を必要とするサーバで使用されることはありません。電力制限に準拠しないブレードはペナルティを課されます。


    電源制御ポリシー

    Cisco UCS は、電力制御ポリシーの優先順位設定をブレード タイプおよび設定とともに使用して、シャーシ内の各ブレードへの初期電力割り当てを計算します。通常の動作中、シャーシ内のアクティブなブレードは、同じシャーシ内のアイドル ブレードから電力を借りることができます。すべてのブレードがアクティブで、電力制限に到達すると、高優先順位の電力制御ポリシーのサービス プロファイルが、優先順位の低い電力制御ポリシーのサービス プロファイルより優先されます。

    優先順位は 1 ~ 10 の段階にランク付けされ、1 が優先順位最高、10 が優先順位最低を表します。デフォルトのプライオリティは 5 です。

    ミッション クリティカル アプリケーションには、no-cap という特殊な優先順位も使用できます。優先順位を no-cap に設定すると、Cisco UCS がその特定のサーバの未使用電力を利用するのを回避できます。この設定により、サーバにはそのサーバ タイプに可能な電力の最大容量が割り当てられます。


    (注)  


    電力制御ポリシーはサービス プロファイルに含める必要があります。また、このサービス プロファイルをイネーブルにするには、サーバに関連付ける必要があります。


    電力制御ポリシーの作成

    手順
      ステップ 1   [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。
      ステップ 2   [Servers] タブの [Servers] > [Policies] を展開します。
      ステップ 3   ポリシーを作成する組織のノードを展開します。

      システムにマルチテナント機能が備えられていない場合は、[root] ノードを展開します。

      ステップ 4   [Power Control Policies] を右クリックし、[Create Power Control Policy] を選択します。
      ステップ 5   [Create Network Control Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
      名前 説明

      [Name] フィールド

      ポリシーの名前。

      この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。-(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。

      [Description] フィールド

      ポリシーの説明。ポリシーを使用する場所とタイミングに関する情報を含めることをお勧めします。

      256 文字以下で入力します。次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。

      [Fan Speed Policy] ドロップダウン

      ファン速度は、ラック サーバのみに対応します。次のいずれかになります。

      • [Low Power]:ファンはサーバを冷却し続けるために必要な最低速度で稼働します。

      • [Balanced]:ファンはサーバによって生じた熱に基づき、必要に応じてより高速で稼働します。 可能な場合、ファンは必要な最低速度に戻ります。

      • [Performance]:ファンは、より高度なサーバ パフォーマンスに必要な速度で維持されます。 これにはより多くの電力が使用されますが、サーバが加熱し始めた場合にファンがすでに高速で稼働していることを意味しています。

      • [High Power]:ファンは電力消費量よりパフォーマンスを重視した、より高い速度で維持されます。

      • [Max Power]:ファンは常に最高速度で維持されます。このオプションは最大の冷却効果をもたらしますが、最大の電力を使用します。

      • [Any]:サーバが最適なファンの速度を決定します。

      [Owner] フィールド

      次のいずれかになります。

      • [Local]:このポリシーは、Cisco UCS ドメイン内のサービス プロファイルとサービス プロファイル テンプレートでのみ使用できます。

      • [Pending Global]:このポリシーの制御は Cisco UCS Central に移行中です。移行が完了すると、このポリシーは Cisco UCS Central に登録されているすべての Cisco UCS ドメインで使用可能になります。

      • [Global]:このポリシーは Cisco UCS Central によって管理されます。このポリシーを変更する場合は、必ず Cisco UCS Central を使用して変更してください。

      [Power Capping] フィールド

      電源グループ内の電力需要が電源装置を超えた場合のサーバの挙動。次のいずれかになります。

      • [No Cap]:電源グループ内の他のサーバの電力要求にかかわらず、サーバはフル キャパシティで動作します。

      • [Cap]:サーバは、サーバ グループ内での他のサーバとの相対的な優先順位に基づいて、最低限の電力容量を割り当てられます。より多くの電力が使用可能になると、Cisco UCS によって、制限されたサーバが元の割り当て量を超過できるようになります。電源グループで使用可能な総電力にドロップが発生したときのみ割り当てを減らします。

      [Cap] を選択した場合、Cisco UCS Manager GUI に [Priority] フィールドが表示されます。

      [Priority] フィールド

      電力制限が有効になったときの、サーバの電力グループ内での優先順位。

      1 ~ 10 の整数を入力し、1 が優先順位最高になります。

      ステップ 6   [OK] をクリックします。

      次の作業

      ポリシーをサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに含めます。

      電力制御ポリシーの削除

      手順
        ステップ 1   [Navigation] ペインの [Servers] タブをクリックします。
        ステップ 2   [Servers] タブの [Servers] > [Policies] > [Organization_Name] を展開します。
        ステップ 3   [Power Control Policies] ノードを展開します。
        ステップ 4   削除するポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。
        ステップ 5   確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

        UCS Manager の電源グループ

        電源グループは、すべてが同じ配電ユニット(PDU)から電源を得ているシャーシのセットです。Cisco UCS Manager では、1 つ以上のシャーシを含む電源グループを作成し、その電源グループに AC ワット単位でピーク電力キャップを設定することができます。

        シャーシ レベルで電力制限を実装するには、以下が必要です。
        • IOM、CIMC、および BIOS バージョン 1.4 以上

        • 2 つの電源ユニット

        ピーク電力キャップは、特定の電源グループ内のすべてのブレード サーバで使用可能な最大電力を表すスタティック値です。電源グループにブレードを追加、または電源グループからブレードを除外し、手動でピーク電力キャップを変更しなかった場合、電源グループはピーク電力キャップを調整して、その電源グループ内のすべてのブレードの基本的な電源投入要件をサポートします。

        最低 AC 890 ワットが各シャーシに設定されます。これは、空のシャーシに電源を供給するために必要な最低電力量である DC 電力 800 ワットに変換されます。ハーフ幅のブレードを関連付けるには、グループの制限値を AC 電力 1475 ワットに設定する必要があります。フル幅のブレードでは、AC 電力 2060 ワットに設定する必要があります。

        シャーシが電源グループに追加されると、シャーシ内のブレードに関連付けられているすべてのサービス プロファイルが、その電源グループの一部になります。同様に、シャーシに新規ブレードを追加すると、そのブレードは、当然のこととして、シャーシの電源グループの一部になります。


        (注)  


        電源グループの作成は、サーバ プールの作成とは異なります。ただし、電源修飾子を作成してサーバ プール ポリシーに追加することで、サーバ プールに同じ電源グループのメンバを組み入れることができます。


        シャーシを除外または削除すると、そのシャーシは電源グループから削除されます。

        UCS Manager は明示的な電源グループと暗黙的な電源グループをサポートしています。
        • [Explicit]:電源グループを作成し、シャーシとラックを追加し、グループに電力バジェットを割り当てることができます。
        • [Implicit]:電力消費を安全限界内に制限することで、シャーシが常に保護されるようにします。 デフォルトでは、明示的な電源グループに属さないすべてのシャーシがデフォルト グループに割り当てられ、適切な制限が設定されます。UCS Manager に接続する新しいシャーシは、別の電源グループに移動するまで、デフォルトの電源グループに追加されます。

        次の表は、電源バジェットの割り当て時および電源グループとの連動時に、表示される可能性のあるエラー メッセージを示しています。
        エラー メッセージ 原因 推奨処置
        Insufficient budget for power group POWERGROUP_NAME

        および/または

        Chassis N cannot be capped as group cap is low.Please consider raising the cap.

        および/または

        Admin committed insufficient for power group GROUP_NAME, using previous value N

        および/または

        Power cap application failed for chassis N

        シャーシに電力制限を割り当てている状態で下限が満たされなかった場合、またはブレードの追加や電源ポリシーの変更のために電力要件が増えた場合に、これらのメッセージのいずれかが表示されます。

        電力制限を、指定された電源グループの [Power Group] ページに表示された [Minimum Power Cap for Allowing Operations (W)] 値まで増やします。

        Chassis N cannot be capped as the available PSU power is not enough for the chassis and the blades.Please correct the problem by checking input power or replace the PSU

        シャーシの電力バジェット要件が使用可能な PSU 電力を上回っている場合に表示されます。

        PSU 入力電力と冗長性ポリシーをチェックし、シャーシ用に十分な電力が使用可能であることを確認します。

        PSU に障害がある場合は、PSU を交換します。

        Power cap application failed for server N

        サーバが割り当てを超える電力を消費しており、制限できない場合、または電力が割り当てられていないサーバに電源が投入されている場合に表示されます。

        関連付けられていないサーバの電源をオフにします。

        P-State lowered as consumption hit power cap for server

        サーバが、割り当てられた電力以下に電力消費を削減するよう制限されている場合に表示されます。

        これは通知メッセージです。

        サーバ電力を制限する必要がない場合は、サービス プロファイルの電力制御ポリシーの [Power Capping] フィールドの値を [no-cap] に設定します。

        Chassis N has a mix of high-line and low-line PSU input power sources.

        このエラーは、シャーシにハイラインとローラインの PSU 入力電源が混在して接続されている場合に発生します。

        これは、サポートされていない設定です。PSU はすべて同様の電源に接続する必要があります。

        電源グループの作成

        はじめる前に

        グローバル電力割り当てポリシーが [Global Policies] タブで [Policy Driven Chassis Group Cap] に設定されていることを確認します。

        手順
          ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
          ステップ 2   [Equipment] タブの [Equipment] ノードを展開します。
          ステップ 3   [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。
          ステップ 4   [Power Groups] サブタブをクリックします。
          ステップ 5   テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。

          [+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。

          ステップ 6   [Create Power Group] ウィザードの最初のページで、次のフィールドに値を入力します。
          1. 電源グループの一意の名前および説明を入力します。

            この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。-(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。

          2. [Next] をクリックします。
          ステップ 7   [Create Power Group] ウィザードの [Add Chassis Members] ページで、次の手順を実行します。
          1. [Chassis] テーブルで、電源グループに含める 1 つ以上のシャーシを選択します。
          2. 電源グループに含まれるすべてのシャーシを表示する [Selected Chassis] テーブルにシャーシを追加するには、[>>] ボタンをクリックします。

            電源グループから 1 つ以上のシャーシを除外するには、[<<] ボタンを使用します。

          3. [Next] をクリックします。
          ステップ 8   [Create Group Wizard] の [Power Group Attributes] ページで、次の手順を実行します。
          1. 次のフィールドに入力します。
            名前 説明

            [Power Cap] フィールド

            電源グループで使用可能な最大ピーク時電力(W)。

            0 ~ 10000000 の整数を入力します。

            [Enable Dynamic Reallocation] フィールド

            次のいずれかになります。

            • [Chassis]:Cisco UCS は電力消費量をモニタし、電力使用量の最大化に適合するようブレードの割り当てを変更します。

            • [None]:ブレードの割り当ては動的に調整されません。

          2. [Finish] をクリックします。

          電源グループへのシャーシの追加

          手順
            ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
            ステップ 2   [Equipment] タブの [Equipment] ノードを展開します。
            ステップ 3   [Work] ペインで、[Power Groups] タブをクリックします。
            ステップ 4   シャーシを追加する電源グループを右クリックし、[Add Chassis Members] を選択します。
            ステップ 5   [Add Members Chassis] ダイアログ ボックスで、次のようにします。
            1. [Chassis] テーブルで、電源グループに含める 1 つ以上のシャーシを選択します。
            2. 電源グループに含まれるすべてのシャーシを表示する [Selected Chassis] テーブルにシャーシを追加するには、[>>] ボタンをクリックします。

              電源グループから 1 つ以上のシャーシを除外するには、[<<] ボタンを使用します。

            3. [OK] をクリックします。

            電源グループからのシャーシの削除

            手順
              ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
              ステップ 2   [Equipment] タブの [Equipment] ノードを展開します。
              ステップ 3   [Work] ペインで、[Power Groups] タブをクリックします。
              ステップ 4   シャーシを削除する電源グループを展開します。
              ステップ 5   電源グループから削除するシャーシを右クリックし、[Delete] を選択します。
              ステップ 6   確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

              電源グループの削除

              手順
                ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                ステップ 2   [Equipment] タブの [Equipment] ノードを展開します。
                ステップ 3   [Work] ペインで、[Power Groups] タブをクリックします。
                ステップ 4   削除する電源グループを右クリックして、[Delete] を選択します。
                ステップ 5   確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

                ブレード レベルの電力制限

                手動によるブレード レベルの電力制限

                手動によるブレード レベルの電力制限がグローバル制限ポリシーで設定されている場合は、Cisco UCS ドメインの各ブレード サーバに対して電力制限を設定できます。

                次の設定オプションを使用できます。

                • [Enabled] :サーバが一度に消費可能な最大電力量を指定できます。この最大値には、0 ~ 1100 W の任意の量を指定できます。

                • [Disabled] :サーバに対して電力使用制限を課しません。サーバは、必要なだけ電力を使用できます。

                サーバの電力使用量が瞬間的に上昇し、設定されている最大値以上になった場合でも、Cisco UCS Manager によってサーバが切断またはシャットダウンされることはありません。代わりに、Cisco UCS Manager は、サーバにとって適切な量まで電力を低減します。この削減により、サーバの速度(CPU 速度など)が低下する可能性があります。


                (注)  


                手動によるブレード レベル電力制限は、[Equipment] > [Policies] > [Global Policies] > [Global Power Allocation Policy]の順に設定します。電力制御ポリシーで設定された優先順位は関係ありません。


                サーバのブレード レベル電力制限の設定

                はじめる前に

                グローバル電力割り当てポリシーが [Global Policies] タブで [Manual Blade Level Cap] に設定されていることを確認してください。

                手順
                  ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                  ステップ 2   [Equipment] タブの [Equipment] > [Chassis] > [Chassis Number] > [Servers] を展開します。
                  ステップ 3   電力使用量を設定するサーバを選択します。
                  ステップ 4   [Work] ペインで、[General] タブをクリックします。
                  ステップ 5   [Power Budget] 領域で次の手順を実行します。
                  1. 見出しの右側の [Expand] アイコンをクリックしてフィールドを表示します。
                  2. 次のフィールドに入力します。
                    名前 説明

                    [Admin Status] フィールド

                    このサーバが電力制限されているかどうか。次のいずれかになります。

                    • [Unbounded]:どのような場合でもサーバは電力制限されません。

                    • [Enabled]:Cisco UCS Manager GUI に [Watts] フィールドが表示されます。

                    (注)     

                    電力制限は、要求を満たす十分な電力がシャーシにない場合にのみ有効になります。十分な電力がある場合、サーバは必要なだけ電力を使用できます。

                    [Watts] フィールド

                    要求を満たす十分な電力がシャーシにない場合に、サーバが使用できる最大ワット数です。

                    値の範囲は 0 ~ 10000000 です。

                  ステップ 6   [Save Changes] をクリックします。

                  ブレード レベル電力制限の表示

                  手順
                    ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                    ステップ 2   [Equipment] タブの [Equipment] > [Chassis] を展開します。
                    ステップ 3   サーバ電力使用量を表示するシャーシを選択します。
                    ステップ 4   次のいずれかを実行します。
                    • シャーシ内のすべてのサーバの電力使用量を表示するには、[Work] ペインの [Power] タブをクリックします。
                    • シャーシ内の 1 台のサーバの電力使用量を表示するには、シャーシを展開して目的のサーバをクリックします。その後、[Work] ペインの [Power] タブをクリックします。
                    ステップ 5   必要に応じて [Motherboards] ノードを展開し、電力カウンタを表示します。

                    グローバル電力プロファイリング ポリシーの設定

                    グローバル電力プロファイリング ポリシー

                    グローバル電力プロファイリング ポリシーは、電力割り当てをシャーシ内のすべてのサーバにどのように適用するかを指定するグローバル ポリシーです。ポリシーは、グローバル電力割り当てポリシーが [Policy Driven Chassis Group Cap] に設定されている場合に適用されます。グローバル電力プロファイリング ポリシーは次のいずれかに設定できます。

                    • [Disabled]:ブレードの最小/最大電力の制限値は、各コンポーネントの静的消費電力値に基づき算出されています。

                    • [Enabled]:ブレードの最小/最大電力の制限値は、サーバ ディスカバリの一部として測定されています。これらの値は、ブレードの実際の消費電力とほぼ同じです。


                    (注)  


                    グローバル電力プロファイリング ポリシーを有効にした後、最小/最大電力の上限値を取得するためにブレードを再認識させる必要があります。


                    重要:

                    電力プロファイリングは、Cisco UCS B460 M4 ブレードではサポートされていません。

                    グローバル電力プロファイル ポリシーの設定

                    手順
                      ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                      ステップ 2   [Equipment] タブの [Equipment] ノードを展開します。
                      ステップ 3   [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。
                      ステップ 4   [Global Policies] サブタブをクリックします。
                      ステップ 5   グローバル電力プロファイル ポリシーをイネーブルにするには、[Global Power Profile Policy] 領域で [Profile Power] チェックボックスをオンにします。
                      ステップ 6   [Save Changes] をクリックします。

                      グローバル電力割り当てポリシー

                      グローバル電力割り当てポリシーは、ポリシー方式のシャーシ グループ電力制限またはブレード レベルの手動電力制限のいずれの電力割り当て方式をシャーシ内のサーバに適用するかを指定するグローバル ポリシーです。

                      デフォルトのポリシー方式のシャーシ グループ電力制限による電力割り当て方式を適用することを推奨します。

                      重要:

                      ブレード レベルの手動電力制限の設定に変更を加えると、ポリシー方式のシャーシ グループ電力制限に設定されたグループや設定オプションが失われる結果になります。

                      グローバル電力割り当てポリシーの設定

                      手順
                        ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                        ステップ 2   [Equipment] タブの [Equipment] ノードを展開します。
                        ステップ 3   [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。
                        ステップ 4   [Global Policies] サブタブをクリックします。
                        ステップ 5   [Global Power Allocation Policy] 領域で、Cisco UCS ドメインで使用される電力制限管理モードを判別するために [Cap Policy][Allocation Method] フィールドフィールドで次のラジオ ボタンのいずれかをクリックします。
                        • [Manual Blade Level Cap]:電力割り当ては、すべてのシャーシの個々のブレード サーバに設定されます。このオプションを選択した場合、電源グループは作成できません。

                        • [Policy Driven Chassis Group Cap]:電源割り当ては、関連付けられたサービス プロファイルに含まれる電力制御ポリシーによって、シャーシ レベルで設定されます。このオプションを選択すると、Cisco UCS ドメインに 1 つ以上のシャーシを含む電力グループも作成できます。

                        デフォルトでは、電力割り当ては電力制御ポリシーによって各シャーシで実行されます。

                        ステップ 6   [Save Changes] をクリックします。

                        電源投入操作時の電源管理

                        電源投入時のブート調整

                        Cisco UCS Manager は、使用可能な電力量に基づいて、できるだけ多くのブレードをブートしようとします。ブレードをブートするために必要な電力が使用できない場合、UCS Manager は有限状態マシン(FSM)の CheckPowerAvailability ステージでのブートに切り替え、ブレードで「サーバ x/y に電源投入するために使用可能な電力が不足しています」とのエラーが表示されます。

                        必要な電力が使用可能になると、FSM はブレードの電源投入を続行します。ブレードの電源がオフになった後、割り当てられた電力バジェットは再利用されます。


                        (注)  


                        ブレードに割り当てられた電力バジェットが再利用されると、割り当てられた電力は 0 W として表示されます。


                        制限事項

                        UCS Manager の外部のブレードに電源を投入する場合は、UCS Manager は電力バジェットをブレードに割り当てず、「サーバ x/y に電力制限を適用できませんでした」とのエラーが表示されます。

                        サービス プロファイルの関連付け中の電力割り当て

                        サービス プロファイルの関連付け中にブレードに割り当てられる電力は、使用されている電力制御ポリシーと、電力グループから使用可能な電力によって決まります。正常なサービス プロファイルの関連付け中に電力がサーバに割り当てられた後は、ブレードの最小電力制限が保証されます。電力制御ポリシーの優先度が no-cap に設定されている場合、ブレードには可能な最大電力制限が割り当てられ、表示されている測定済みの最大電力制限を上回る場合があります。


                        (注)  


                        関連付けられたブレードの優先度が no-cap に変更され、最大電力制限を割り当てることができない場合は、次のいずれかのエラーが表示される場合があります。

                        • PSU-insufficient:PSU に使用可能な電力が不足しています。

                        • Group-cap-insufficient:グループの制限値がブレードには不足しています。


                        ラック サーバの電源管理

                        電力制限はラック サーバではサポートされません。

                        UCS Mini 電源管理

                        リモート オフィスとブランチ サイトに使用され、一部のサーバ導入用の 6324 Fabric Interconnect(FI)でブレード サーバの電源を管理できます。UCS Manager は、6324 Fabric Interconnect とともに使用する場合に、デュアル ライン電源装置と 110 V をサポートします。110 V 電源はフル装備のシャーシに十分な電力を供給できない場合があるため、110 V 使用時の電力配賦を管理できます。デュアル電源は UCS Mini 6324 の AC-48V と DC-48V の両方の標準です。