Cisco UCS Manager GUI コンフィギュレーション ガイド リリース 2.2
Call Home の設定
Call Home の設定

目次

Call Home の設定

この章は、次の内容で構成されています。

Call Home

Call Home では、重要なシステム ポリシーに対して電子メールベースの通知が提供されます。 ポケットベル サービスや XML ベースの自動化された解析アプリケーションとの互換性のために、さまざまなメッセージ フォーマットが用意されています。 この機能を使用して、ネットワーク サポート エンジニアにポケットベルで連絡したり、ネットワーク オペレーション センターに電子メールを送信したりできます。また、Cisco Smart Call Home サービスを使用して TAC のケースを生成できます。

Call Home 機能では、診断情報および環境の障害とイベントに関する情報が含まれるアラート メッセージを配信できます。

Call Home 機能では、複数の受信者(Call Home 宛先プロファイルと呼びます)にアラートを配信できます。 各プロファイルには、設定可能なメッセージ フォーマットとコンテンツ カテゴリが含まれます。 Cisco TAC へアラートを送信するための宛先プロファイルが事前に定義されていますが、独自の宛先プロファイルを定義することもできます。

メッセージを送信するように Call Home を設定すると、Cisco UCS Manager は CLI の適切な show コマンドを実行し、そのコマンドの出力をメッセージに添付します。

Cisco UCS では、Call Home メッセージが次のフォーマットで配信されます。

  • 1 または 2 行で障害を説明する、ポケットベルや印刷レポートに適したショート テキスト フォーマット。

  • 詳細な情報を十分に書式が整えられたメッセージで提供する、ユーザが読むのに適したフル テキスト フォーマット。

  • Extensible Markup Language(XML)と Adaptive Messaging Language(AML)XML schema definition(XSD)を使用する、コンピュータで読み取り可能な XML フォーマット。 AML XSD は Cisco.com の Web サイトで公開されています。 XML フォーマットでは、シスコの TAC との通信が可能になります。

Call Home 電子メール アラートをトリガーする可能性がある障害についての情報は、『Cisco UCS Faults and Error Messages Reference』を参照してください。

次の図に、Call Home が設定されたシステムで Cisco UCS障害がトリガーされた後のイベントの流れを示します。

図 1. 障害発生後のイベントの流れ



Call Home の考慮事項とガイドライン

Call Home の設定方法は、機能の使用目的によって異なります。 Call Home を設定する前に考慮すべき情報には次のものがあります。

宛先プロファイル

少なくとも 1 つの宛先プロファイルを設定する必要があります。 使用する 1 つまたは複数の宛先プロファイルは、受信エンティティがポケットベル、電子メール、または自動化されたサービス(Cisco Smart Call Home など)のいずれであるかによって異なります。

宛先プロファイルで電子メール メッセージ配信を使用する場合は、Call Home を設定するときにシンプル メール転送プロトコル(SMTP)サーバを指定する必要があります。

連絡先情報

受信者が Cisco UCS ドメインからの受信メッセージの発信元を判別できるように、連絡先の電子メール、電話番号、および所在地住所の情報を設定する必要があります。

システム インベントリを送信して登録プロセスを開始した後、Cisco Smart Call Home はこの電子メール アドレスに登録の電子メールを送信します。

電子メール アドレスに #(ハッシュ記号)、スペース、&(アンパサンド)などの特殊文字が含まれていると、電子メール サーバが電子メール メッセージをそのアドレスに配信できないことがあります。 RFC2821 および RFC2822 に準拠し、7 ビット ASCII 文字のみを含む電子メール アドレスを使用することをお勧めします。

電子メール サーバまたは HTTP サーバへの IP 接続

ファブリック インターコネクトに、電子メール サーバまたは宛先 HTTP サーバへの IP 接続を与える必要があります。 クラスタ設定の場合は、両方のファブリック インターコネクトに IP 接続を与える必要があります。 この接続により、現在のアクティブなファブリック インターコネクトで Call Home 電子メール メッセージを送信できることが保証されます。 これらの電子メール メッセージの発信元は、常にファブリック インターコネクトの IP アドレスになります。 クラスタ設定で Cisco UCS Manager により割り当てられた仮想 IP アドレスが、電子メールの発信元になることはありません。

Smart Call Home

Cisco Smart Call Home を使用する場合は、次のことが必要です。

  • 設定するデバイスが、有効なサービス契約でカバーされている必要があります。

  • Cisco UCS 内で Smart Call Home 設定と関連付けられるカスタマー ID は、Smart Call Home が含まれるサポート契約と関連付けられている CCO(Cisco.com)アカウント名にする必要があります。

Cisco UCS の障害と Call Home の重大度

Call Home は複数の Cisco 製品ラインにまたがって存在するため、独自に標準化された重大度が開発されています。 次の表に、基礎をなす Cisco UCSの障害レベルと Call Home の重大度とのマッピングを示します。 Call Home のプロファイルにレベルを設定するときには、このマッピングを理解しておくことが必要です。

表 1 障害と Call Home の重大度のマッピング

Call Home の重大度

Cisco UCS Fault

Call Home での意味

(9) Catastrophic

該当なし

ネットワーク全体に壊滅的な障害が発生しています。

(8) Disaster

該当なし

ネットワークに重大な影響が及びます。

(7) Fatal

該当なし

システムが使用不可能な状態。

(6) Critical

Critical

クリティカルな状態、ただちに注意が必要。

(5) Major

Major

重大な状態。

(4) Minor

Minor

軽微な状態。

(3) Warning

警告(Warning)

警告状態。

(2) Notification

Info

基本的な通知と情報メッセージ。 他と関係しない、重要性の低い障害です。

(1) Normal

Clear

通常のイベント。通常の状態に戻ることを意味します。

(0) debug

該当なし

デバッグ メッセージ。

Cisco Smart Call Home

Cisco Smart Call Home は、Cisco UCS の Call Home 機能を強化する Web アプリケーションです。 Smart Call Home により、予防的な診断および重要なシステム イベントのリアルタイムの電子メール アラートが提供されます。それにより、ネットワークの可用性が高まり、運用効率が向上します。 Smart Call Home は、Cisco UCS の Cisco Unified Computing Support Service と Cisco Unified Computing Mission Critical Support Service によって提供されるセキュア接続のサービスです。


(注)  


Smart Call Home を使用するには、次のものが必要です。

  • 対応する Cisco Unified Computing Support Service 契約または Cisco Unified Computing Mission Critical Support Service 契約と関連付けられた CCO ID

  • 登録されるデバイス用の Cisco Unified Computing Support Service または Cisco Unified Computing Mission Critical Support Service


Smart Call Home 電子メール アラートを Smart Call Home System またはセキュアな Transport Gateway のいずれかに送信するように、Cisco UCS Manager を設定し、登録できます。 セキュアな Transport Gateway に送信された電子メール アラートは、HTTPS を使用して Smart Call Home System に転送されます。


(注)  


セキュリティ上の理由から、Transport Gateway オプションの使用を推奨します。 Transport Gateway は、シスコからダウンロードできます。


Smart Call Home を設定するには、次の手順を実行する必要があります。

  • Smart Call Home 機能をイネーブルにします。

  • 連絡先情報を設定します。

  • 電子メール情報を設定します。

  • SMTP サーバ情報を設定します。

  • デフォルトの CiscoTAC-1 プロファイルを設定します。

  • Smart Call Home インベントリ メッセージを送信して、登録プロセスを開始します。

  • Cisco UCS ドメイン ドメインの Call Home Customer ID として使用する予定の CCO ID に、その資格として登録の契約番号が追加されていることを確認します。 この ID は、CCO の Profile Manager の Additional Access の下にあるアカウント プロパティ内で更新できます。

Call Home の設定

手順
    ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
    ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
    ステップ 3   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
    ステップ 4   [Admin] 領域で、次のフィールドに値を入力して Call Home をイネーブルにします。
    名前 説明

    [State] フィールド

    次のいずれかになります。

    • [Off]:この Cisco UCS ドメインでは Call Home は使用されません。

    • [On]Cisco UCS では、システムで定義されている Call Home ポリシーおよびプロファイルに基づいて Call Home アラートが生成されます。

    (注)     

    Cisco UCS Manager GUI では、このフィールドを [On] に設定すると、このタブに残りのフィールドが表示されます。

    [Switch Priority] ドロップダウン リスト

    次のいずれかになります。

    • Alerts

    • Critical

    • Debugging

    • Emergencies

    • Errors

    • Information

    • Notifications

    • Warnings

    [Throttling] フィールド

    同じイベントについて受信する重複メッセージの数を制限するかどうかを指定します。 次のいずれかになります。

    • [On]:送信される重複メッセージの数が 2 時間以内に 30 件を超えると、そのアラート タイプに関するそれ以降のメッセージは破棄されます。

    • [Off]:検出された数に関係なく、すべての重複メッセージが送信されます。

    1. [State] フィールドで、[on] をクリックします。
      (注)     

      Cisco UCS Manager GUI では、このフィールドを [On] に設定すると、このタブに残りのフィールドが表示されます。

    2. [Switch Priority] ドロップダウン リストから、次のいずれかのレベルを選択します。
      • Alerts

      • Critical

      • Debugging

      • Emergencies

      • Errors

      • Information

      • Notifications

      • Warnings

      ファブリック インターコネクトの複数のペアがある大規模な Cisco UCS の展開の場合は、メッセージの受信者がメッセージの優先度を判断できるように、このフィールドを使用して特定の 1 つの Cisco UCS ドメインからのメッセージに重大度を割り当てることができます。 このフィールドは、小規模な Cisco UCS の展開(単一の Cisco UCS ドメインなど)には有用でないことがあります。

    ステップ 5   [Contact Information] 領域で、次のフィールドに必要な連絡先情報を入力します。
    名前 説明

    [Contact] フィールド

    主要 Call Home 連絡先。

    255 文字以下の ASCII 文字で入力します。

    [Phone] フィールド

    主要連絡先の電話番号。

    +(プラス記号)と国番号から始まる国際形式の番号を入力します。 ハイフンは使用できますが、カッコは使用できません。

    [Email] フィールド

    主要連絡先の電子メール アドレス。

    Cisco Smart Call Home によってこの電子メール アドレスに登録メールが送信されます。

    (注)     

    電子メール アドレスに #(ハッシュ記号)、スペース、&(アンパサンド)などの特殊文字が含まれていると、電子メール サーバが電子メール メッセージをそのアドレスに配信できないことがあります。 RFC2821 および RFC2822 に準拠し、7 ビット ASCII 文字のみを含む電子メール アドレスを使用することをお勧めします。

    [Address] フィールド

    主要連絡先の住所。

    255 文字以下の ASCII 文字で入力します。

    ステップ 6   [Ids] 領域で、Call Home が使用する ID 情報を次のフィールドに入力します。
    ヒント   

    Smart Call Home を設定しない場合は、この手順を省略できます。

    名前 説明

    [Customer Id] フィールド

    ライセンス上のサポート契約の契約番号を含む Cisco Connection Online(CCO)ID。

    510 文字以下の ASCII 文字を入力します。

    [Contract Id] フィールド

    お客様の Call Home 契約番号。

    510 文字以下の ASCII 文字を入力します。

    [Site Id] フィールド

    お客様のサイトに固有の Call Home ID。

    510 文字以下の ASCII 文字を入力します。

    ステップ 7   [Email Addresses] 領域で、Call Home アラート メッセージの電子メール情報を次のフィールドに入力します。
    名前 説明

    [From] フィールド

    システムによって送信される Call Home アラート メッセージの [From] フィールドに表示される電子メール アドレス。

    [Reply To] フィールド

    システムによって送信される Call Home アラート メッセージの [From] フィールドに表示される返信電子メール アドレス。

    ステップ 8   [SMTP Server] 領域で、Call Home が電子メール メッセージを送信する SMTP サーバに関する情報を次のフィールドに入力します。
    名前 説明

    [Host (IP Address or Hostname)] フィールド

    SMTP サーバの IPv4 または IPv6 アドレスまたはホスト名。

    (注)     

    IPv4 または IPv6 アドレスではなくホスト名を使用する場合、 で DNS サーバを設定する必要があります。 Cisco UCS ドメインCisco UCS Central に登録されていないか、DNS 管理が [Local] に設定されている場合は、Cisco UCS Manager で DNS サーバを設定します。 Cisco UCS ドメイン Cisco UCS Central に登録されていないか、DNS 管理が [Global] に設定されている場合は、Cisco UCS Central で DNS サーバを設定します。

    [Port] フィールド

    SMTP サーバとの通信に使用されるポート番号。

    1 ~ 65535 の整数を入力します。 デフォルトは 25 です。

    ステップ 9   [Save Changes] をクリックします。

    Call Home のディセーブル化

    手順
      ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
      ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
      ステップ 3   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
      ステップ 4   [Admin] 領域の [State] フィールドで、[off] をクリックします。
      (注)     

      このフィールドが [off] に設定されている場合、Cisco UCS Manager ではこのタブの残りのフィールドが表示されません。

      ステップ 5   [Save Changes] をクリックします。

      Call Home のイネーブル化

      手順
        ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
        ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
        ステップ 3   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
        ステップ 4   [Admin] 領域の [State] フィールドで、[on] をクリックします。
        (注)     

        Cisco UCS Manager GUI では、このフィールドを [On] に設定すると、このタブに残りのフィールドが表示されます。

        ステップ 5   [Save Changes] をクリックします。

        次の作業

        Call Home が完全に設定されていることを確認します。

        システム インベントリ メッセージの設定

        システム インベントリ メッセージの設定

        手順
          ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
          ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
          ステップ 3   [Work] ペインで [System Inventory] タブをクリックします。
          ステップ 4   [Properties] 領域で、次のフィールドに値を入力します。
          名前 説明

          [Send Periodically] フィールド

          このフィールドを [On] に設定すると、Cisco UCS によってシステム インベントリが Call Home データベースに送信されます。 この情報がいつ送信されるかは、この領域の他のフィールドによって決まります。

          [Send Interval] フィールド

          自動システム インベントリ データ収集の間隔(日数)。

          1 ~ 30 の整数を入力します。

          [Hour of Day to Send] フィールド

          データを送信する時間(24 時間時計形式)。

          [Minute of Hour] フィールド

          データを送信する時間(分数)。

          [Time Last Sent] フィールド

          情報が最後に送信された日時。

          (注)     

          このフィールドは、最初のインベントリが送信された後に表示されます。

          [Next Scheduled] フィールド

          次のデータ収集の日時。

          (注)     

          このフィールドは、最初のインベントリが送信された後に表示されます。

          ステップ 5   [Save Changes] をクリックします。

          システム インベントリ メッセージの送信

          スケジュール済みメッセージ以外のシステム インベントリ メッセージを手動で送信する必要がある場合は、この手順を使用します。


          (注)  


          システム インベントリ メッセージは、CiscoTAC-1 プロファイルで定義された受信者だけに送信されます。


          手順
            ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
            ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
            ステップ 3   [Work] ペインで [System Inventory] タブをクリックします。
            ステップ 4   [Actions] 領域で [Send System Inventory Now] をクリックします。

            Cisco UCS Manager は、ただちに Call Home に設定された受信者にシステム インベントリ メッセージを送信します。


            Call Home プロファイルの設定

            Call Home プロファイル

            Call Home プロファイルは、指定した受信者に送信されるアラートを決定します。 プロファイルを設定して、必要な重大度のイベントと障害に対する電子メール アラート、およびアラートのカテゴリを表す特定のアラート グループに対する電子メール アラートを送信できます。 また、これらのプロファイルを使用して特定の受信者およびアラート グループのセットに対してアラートの形式を指定することもできます。

            アラート グループおよび Call Home プロファイルによって、アラートをフィルタリングし、特定のプロファイルがアラートの特定のカテゴリだけを受信できるようにすることができます。 たとえば、データセンターにはファンおよび電源の問題を処理するハードウェアのチームがある場合があります。 このハードウェアのチームは、サーバの POST 障害やライセンスの問題は扱いません。 ハードウェア チームが関連したアラートだけを受信するようにするには、ハードウェア チームの Call Home プロファイルを作成し、「環境」アラート グループだけをチェックします。

            デフォルトでは、Cisco TAC-1 プロファイルを設定する必要があります。 ただし、指定したレベルのイベントが発生したときに電子メール アラートを 1 つ以上のアラート グループに送るための追加プロファイルを作成し、それらのアラートについて適切な量の情報とともに受信者を指定することもできます。

            たとえば、高い重大度の障害に対して次の 2 つのプロファイルを設定できます。

            • アラート グループにアラートを送信する短いテキスト形式のプロファイル。 このグループのメンバーは、障害に関する 1 ~ 2 行の説明を受け取ります(この説明を使用して問題を追跡できます)。

            • CiscoTAC アラート グループにアラートを送信する XML 形式のプロファイル。 このグループのメンバーは、マシンが読み取り可能な形式で詳細なメッセージを受け取ります(Cisco Systems Technical Assistance Center 推奨)。

            Call Home アラート グループ

            アラート グループは、事前定義された Call Home アラートのサブセットです。 アラート グループ機能を使用すると、定義済みまたは Call Home プロファイルに送信する一連の Call Home アラートを選択できます。 は、Call Home アラートが宛先プロファイルにアソシエートされたいずれかのアラート グループに属する場合、およびアラートで、Call Home メッセージ重大度が宛先プロファイルに設定されているメッセージ重大度と同じか、それ以上である場合のみ、Call Home アラートを宛先プロファイルの電子メールの宛先に送信します。

            が生成する各アラートは、アラート グループによって表されるカテゴリに分けられます。 次の表では、それらのアラート グループについて説明します。

            アラート グループ 説明

            Cisco TAC

            Smart Call Home 宛ての、他のアラート グループからのすべてのクリティカル アラート。

            診断

            サーバの POST の完了など診断によって生成されたイベント。

            Environmental

            電源、ファン、および温度アラームなどの環境検知要素に関連するイベント。

            Call Home プロファイルの作成

            デフォルトでは、Cisco TAC-1 プロファイルを設定する必要があります。 しかし、プロファイルを追加作成することにより、指定したレベルでイベントが発生したときに、指定された 1 つ以上のグループにアラート メールを送信することもできます。

            手順
              ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
              ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
              ステップ 3   [Work] ペインで、[Profiles] タブをクリックします。
              ステップ 4   テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。

              [+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。

              ステップ 5   [Create Call Home Profile] ダイアログボックスで、次の情報フィールドに値を入力します。
              名前 説明

              [Name] フィールド

              このプロファイルのユーザ定義名。

              この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。

              [Level] フィールド

              Cisco UCS の障害がこのレベル以上の場合は、プロファイルがトリガーされます。 次のいずれかになります。

              • Critical

              • Debug

              • Disaster

              • Fatal

              • Major

              • Minor

              • Normal

              • Notification

              • Warning

              [Alert Groups] フィールド

              この Call Home プロファイルに基づいて警告されるグループ。 これは次のいずれか、または複数の値になります。

              • [Cisco Tac]:Cisco TAC の受信者

              • [Diagnostic]:POST 完了時のサーバ障害の通知受信者

              • [Environmental]:PSU、ファンなどの問題に関する通知の受信者

              ステップ 6   [Email Configuration] 領域で、次のフィールドに値を入力して電子メール アラートを設定します。
              名前 説明

              [Format] フィールド

              次のいずれかになります。

              • [Xml]:Extensible Markup Language(XML)と Adaptive Messaging Language(AML)XML Schema Definition(XSD)を使用するマシンが読み取り可能な形式。 この形式により、Cisco Systems Technical Assistance Center との通信が可能になります。

              • [Full Txt]:人間が判読するのに適している完全にフォーマットされたメッセージ(詳細な情報付き)。

              • [Short Txt]:ポケットベルまたは印刷されたレポートに適している 1 ~ 2 行の障害の説明。

              [Max Message Size] フィールド

              指定された Call Home 受信者に送信される最大メッセージ サイズ。

              1 ~ 5000000 の整数を入力します。 デフォルトは 5000000 です。

              フルテキスト メッセージおよび XML メッセージの推奨最大サイズは 5000000 です。 ショートテキスト メッセージの推奨最大サイズは 100000 です。 Cisco TAC アラート グループの場合、最大メッセージ サイズは 5000000 である必要があります。

              ステップ 7   [Recipients] 領域で次の手順を実行して電子メール アラートの 1 つ以上の電子メール受信者を追加します。
              1. テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。
              2. [Add Email Recipients] ダイアログボックスで、[Email] フィールド での Call Home アラートの送信先となる電子メール アドレスを入力します。

                保存した電子メール アドレスは削除できますが、変更はできません。

              3. [OK] をクリックします。
              ステップ 8   [OK] をクリックします。

              Call Home プロファイルの削除

              手順
                ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
                ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
                ステップ 3   [Work] ペインで、[Profiles] タブをクリックします。
                ステップ 4   削除するプロファイルを右クリックし、[Delete] を選択します。
                ステップ 5   [Save Changes] をクリックします。

                Call Home ポリシーの設定

                Call Home ポリシー

                Call Home ポリシーは、特定の種類の障害またはシステム イベントに対して Call Home アラートを送信するかどうかを決定します。 デフォルトでは、特定の種類の障害およびシステム イベントに対してアラートを送信するよう Call Home がイネーブルになります。 ただし、Cisco UCS が特定の種類を処理しないよう設定できます。

                ある種類の障害またはイベントに対してアラートをディセーブルするには、その種類に対して Call Home ポリシーを作成する必要があります。まず最初にその種類に対してポリシーを作成し、次にポリシーをディセーブルにします。

                Call Home ポリシー


                ヒント


                デフォルトでは、すべての Call Home ポリシーが有効になっており、重要なシステム イベントすべてについてアラートが電子メールで送信されます。


                手順
                  ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
                  ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
                  ステップ 3   [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。
                  ステップ 4   テーブルの右側のアイコン バーの [+] をクリックします。

                  [+] アイコンがディセーブルの場合、テーブルのエントリをクリックして、イネーブルにします。

                  ステップ 5   [Create Call Home Policy] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
                  名前 説明

                  [状態] フィールド

                  このフィールドが [有効] の場合、関連付けられた原因と一致するエラーが発生した際にシステムはこのポリシーを使用します。 それ以外の場合、一致するエラーが発生しても、システムはこのポリシーを無視します。 デフォルトでは、すべてのポリシーが有効になります。

                  [原因] フィールド

                  このアラートをトリガーするイベント。 各ポリシーは、アラートがいずれかのタイプのイベントに送信されるかどうかを定義します。

                  ステップ 6   [OK] をクリックします。
                  ステップ 7   異なる種類の障害またはイベントに Call Home ポリシーを設定する場合は、ステップ 6 および 7 を繰り返します。

                  Call Home ポリシーのディセーブル化

                  手順
                    ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
                    ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
                    ステップ 3   [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。
                    ステップ 4   ディセーブルにするポリシーを右クリックし、[Show Navigator] を選択します。
                    ステップ 5   [State] フィールドで、[Disabled] をクリックします。
                    ステップ 6   [OK] をクリックします。

                    Call Home ポリシーのイネーブル化

                    手順
                      ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
                      ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
                      ステップ 3   [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。
                      ステップ 4   イネーブルにするポリシーを右クリックし、[Show Navigator] を選択します。
                      ステップ 5   [State] フィールドで、[Enabled] をクリックします。
                      ステップ 6   [OK] をクリックします。

                      Call Home ポリシーの削除

                      手順
                        ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
                        ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
                        ステップ 3   [Work] ペインの [Policies] タブをクリックします。
                        ステップ 4   ディセーブルにするポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。
                        ステップ 5   [Save Changes] をクリックします。

                        例:Smart Call Home 用の Call Home の設定

                        Smart Call Home の設定

                        手順
                          ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
                          ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
                          ステップ 3   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
                          ステップ 4   [Admin] 領域で次の作業を行い、Call Home をイネーブルにします。
                          1. [State] フィールド で、[on] をクリックします。
                            (注)     

                            Cisco UCS Manager GUI では、このフィールドを [On] に設定すると、このタブに残りのフィールドが表示されます。

                          2. [Switch Priority] ドロップダウン リスト から、次のいずれかの緊急度レベルを選択します。
                            • Alerts

                            • Critical

                            • Debugging

                            • Emergencies

                            • Errors

                            • Information

                            • Notifications

                            • Warnings

                          ステップ 5   [Contact Information] 領域で、次のフィールドに必要な連絡先情報を入力します。
                          名前 説明

                          [Contact] フィールド

                          主要 Call Home 連絡先。

                          255 文字以下の ASCII 文字で入力します。

                          [Phone] フィールド

                          主要連絡先の電話番号。

                          +(プラス記号)と国番号から始まる国際形式の番号を入力します。 ハイフンは使用できますが、カッコは使用できません。

                          [Email] フィールド

                          主要連絡先の電子メール アドレス。

                          Cisco Smart Call Home によってこの電子メール アドレスに登録メールが送信されます。

                          (注)     

                          電子メール アドレスに #(ハッシュ記号)、スペース、&(アンパサンド)などの特殊文字が含まれていると、電子メール サーバが電子メール メッセージをそのアドレスに配信できないことがあります。 RFC2821 および RFC2822 に準拠し、7 ビット ASCII 文字のみを含む電子メール アドレスを使用することをお勧めします。

                          [Address] フィールド

                          主要連絡先の住所。

                          255 文字以下の ASCII 文字で入力します。

                          ステップ 6   [Ids] 領域で、次のフィールドに Smart Call Home ID 情報を入力します。
                          名前 説明

                          [Customer Id] フィールド

                          ライセンス上のサポート契約の契約番号を含む Cisco Connection Online(CCO)ID。

                          510 文字以下の ASCII 文字を入力します。

                          [Contract Id] フィールド

                          お客様の Call Home 契約番号。

                          510 文字以下の ASCII 文字を入力します。

                          [Site Id] フィールド

                          お客様のサイトに固有の Call Home ID。

                          510 文字以下の ASCII 文字を入力します。

                          ステップ 7   [Email Addresses] 領域で、次のフィールドに Smart Call Home アラート メッセージの電子メール情報を入力します。
                          名前 説明

                          [From] フィールド

                          システムによって送信される Call Home アラート メッセージの [From] フィールドに表示される電子メール アドレス。

                          [Reply To] フィールド

                          システムによって送信される Call Home アラート メッセージの [From] フィールドに表示される返信電子メール アドレス。

                          ステップ 8   [SMTP Server] 領域で、次のフィールドに Call Home が電子メール メッセージを送信するために使用する SMTP サーバに関する情報を入力します。
                          名前 説明

                          [Host (IP Address or Hostname)] フィールド

                          SMTP サーバの IPv4 または IPv6 アドレスまたはホスト名。

                          (注)     

                          IPv4 または IPv6 アドレスではなくホスト名を使用する場合、 で DNS サーバを設定する必要があります。 Cisco UCS ドメインCisco UCS Central に登録されていないか、DNS 管理が [Local] に設定されている場合は、Cisco UCS Manager で DNS サーバを設定します。 Cisco UCS ドメイン Cisco UCS Central に登録されていないか、DNS 管理が [Global] に設定されている場合は、Cisco UCS Central で DNS サーバを設定します。

                          [Port] フィールド

                          SMTP サーバとの通信に使用されるポート番号。

                          1 ~ 65535 の整数を入力します。 デフォルトは 25 です。

                          ステップ 9   [Save Changes] をクリックします。

                          デフォルトの Cisco TAC-1 プロファイルの設定

                          CiscoTAC-1 プロファイルのデフォルト設定は次のとおりです。

                          • レベルは標準です

                          • CiscoTAC 警報グループだけが選択されています

                          • 形式は xml です

                          • 最大メッセージ サイズは 5000000 です

                          手順
                            ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
                            ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
                            ステップ 3   [Work] ペインで、[Profiles] タブをクリックします。
                            ステップ 4   Cisco TAC-1 プロファイルを右クリックし、[Recipient] を選択します。
                            ステップ 5   [Add Email Recipients] ダイアログボックスで、次の手順を実行します。
                            1. [Email] フィールド で、Call Home アラートの送信先の電子メール アドレスを入力します。

                              たとえば、「callhome@cisco.com」と入力します。

                              保存した電子メール アドレスは削除できますが、変更はできません。

                            2. [OK] をクリックします。

                            Smart Call Home に対するシステム インベントリ メッセージの設定

                            手順
                              ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
                              ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
                              ステップ 3   [Work] ペインで [System Inventory] タブをクリックします。
                              ステップ 4   [Properties] 領域で、次のフィールドに値を入力して、システム インベントリ メッセージを Smart Call Home に送信する方法を指定します。
                              名前 説明

                              [Send Periodically] フィールド

                              このフィールドを [On] に設定すると、Cisco UCS によってシステム インベントリが Call Home データベースに送信されます。 この情報がいつ送信されるかは、この領域の他のフィールドによって決まります。

                              [Send Interval] フィールド

                              自動システム インベントリ データ収集の間隔(日数)。

                              1 ~ 30 の整数を入力します。

                              [Hour of Day to Send] フィールド

                              データを送信する時間(24 時間時計形式)。

                              [Minute of Hour] フィールド

                              データを送信する時間(分数)。

                              [Time Last Sent] フィールド

                              情報が最後に送信された日時。

                              (注)     

                              このフィールドは、最初のインベントリが送信された後に表示されます。

                              [Next Scheduled] フィールド

                              次のデータ収集の日時。

                              (注)     

                              このフィールドは、最初のインベントリが送信された後に表示されます。

                              ステップ 5   [Save Changes] をクリックします。

                              Smart Call Home の登録

                              手順
                                ステップ 1   [Navigation] ペインの [Admin] タブをクリックします。
                                ステップ 2   [Admin] タブで、[All] > [Communication Management] > [Call Home] を展開します。
                                ステップ 3   [Work] ペインで [System Inventory] タブをクリックします。
                                ステップ 4   [Actions] 領域で [Send System Inventory Now] をクリックし、登録プロセスを開始します。

                                シスコがシステム インベントリを受信すると、Smart Call Home 登録メールが [General] タブの [Contact Information] 領域に設定した電子メール アドレスに送信されます。

                                ステップ 5   シスコから登録電子メールを受信したら、Smart Call Home の登録を完了するために、次の手順を実行します。
                                1. 電子メール内のリンクをクリックします。

                                  リンクにより Web ブラウザで Cisco Smart Call Home ポータルが開きます。

                                2. Cisco Smart Call Home ポータルにログインします。
                                3. Cisco Smart Call Home によって示される手順に従います。

                                  条項および条件に同意したら、Cisco UCS ドメインの Cisco Smart Call Home 登録は完了です。