Cisco UCS Manager CLI コンフィギュレーション ガイド、リリース 2.2
Cisco UCS Central への Cisco UCS ドメインの登録
Cisco UCS Central への Cisco UCS ドメインの登録

Cisco UCS Central への Cisco UCS ドメインの登録

この章は、次の項で構成されています。

Cisco UCS ドメインの登録

データセンター内の Cisco UCS ドメイン の一部またはすべてをCisco UCS Centralが管理するように設定できます。

Cisco UCS CentralCisco UCS ドメイン を管理させる場合、そのドメインを登録する必要があります。 登録するときに、Cisco UCS CentralCisco UCS Manager でそれぞれ管理するポリシー タイプやその他の設定(バックアップやファームウェアなど)を選択する必要があります。 Cisco UCS Centralによって、登録されたすべての Cisco UCS ドメイン で同じポリシー タイプおよび設定を管理するか、または登録された各 Cisco UCS ドメイン に異なる設定を行うこともできます。

Cisco UCS CentralCisco UCS ドメインを登録する前に、以下を実行します。

  • Cisco UCS ManagerCisco UCS Central の両方において NTP サーバと正しいタイム ゾーンを設定し、それらが同期していることを確認します。 Cisco UCS ドメインCisco UCS Central の日時が同期していないと、登録に失敗する可能性があります。

  • のホスト名または IP アドレスの入手 Cisco UCS Central

  • Cisco UCS Centralを導入したときに設定した共有秘密の取得


(注)  


Cisco UCS Central に登録されているドメインでは、Cisco UCS Manager で使用される IP アドレスの変更や交換はできません。 その IP アドレスを変更または交換する必要がある場合は、まず Cisco UCS Central からドメインを登録解除する必要があります。 IP アドレスを変更または交換した後で、Cisco UCS ドメイン を再登録できます。


Cisco UCS ManagerCisco UCS Central 間のポリシー解決

Cisco UCS Central に登録する各 Cisco UCS ドメイン に対して、特定のポリシーや設定を管理するアプリケーションを選択できます。 このポリシー解決は、同じ Cisco UCS Central に登録するすべての Cisco UCS ドメイン で同じである必要はありません。

これらのポリシーおよび設定を解決するには、次のオプションを使用します。

  • [Local]:ポリシーまたは設定は、Cisco UCS Manager によって決定および管理されます。

  • [Global]:ポリシーまたは設定は、Cisco UCS Central によって決定および管理されます。

次の表に示すポリシーと設定は、Cisco UCS Manager または Cisco UCS Central のどちらで管理するかを選択できます。

名前 説明

[Infrastructure & Catalog Firmware]

機能カタログとインフラストラクチャ ファームウェア ポリシーが、ローカルで定義されるかまたは Cisco UCS Central から取得されるかを決定します。

[Time Zone Management]

日付と時刻がローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

[Communication Services]

HTTP、CIM XML、Telnet、SNMP、Web セッション制限、管理インターフェイス モニタリング ポリシー設定を、ローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義するかを決定します。

[Global Fault Policy]

グローバル障害ポリシーがローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

[User Management]

認証およびネイティブ ドメイン、LDAP、RADIUS、TACACS+、トラスト ポイント、ロケールおよびユーザ ロールをローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義するかを決定します。

[DNS Management]

DNS サーバがローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

[Backup & Export Policies]

Full State バックアップ ポリシーおよび All Configuration エクスポート ポリシーが、ローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

[Monitoring]

Call Home、Syslog、TFTP Core Exporter 設定が、ローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

[SEL Policy]

管理対象エンドポイントがローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

[Power Management]

電源管理がローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

[Power Supply Unit]

電源モジュールがローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

Cisco UCS Central への Cisco UCS ドメインの登録


(注)  


Cisco UCS Central に登録されているドメインでは、Cisco UCS Manager で使用される IP アドレスの変更や交換はできません。 その IP アドレスを変更または交換する必要がある場合は、まず Cisco UCS Central からドメインを登録解除する必要があります。 IP アドレスを変更または交換した後で、Cisco UCS ドメイン を再登録できます。


はじめる前に

Cisco UCS ManagerCisco UCS Central の両方において NTP サーバと正しいタイム ゾーンを設定し、それらが同期していることを確認します。 Cisco UCS ドメインCisco UCS Central の日時が同期していないと、登録に失敗する可能性があります。

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1UCS-A# scope system 

    システム モードを開始します。

     
    ステップ 2UCS-A/system # create control-ep policy ucs-central  

    Cisco UCS ドメインCisco UCS Central に登録するために必要なポリシーを作成します。

    ucs-centralCisco UCS Central が展開されている仮想マシンのホスト名または IP アドレス です。

    (注)     

    IPv4 または IPv6 アドレスではなくホスト名を使用する場合、 で DNS サーバを設定する必要があります。 Cisco UCS ドメインCisco UCS Central に登録されていないか、DNS 管理が [Local] に設定されている場合は、Cisco UCS Manager で DNS サーバを設定します。 Cisco UCS ドメイン Cisco UCS Central に登録されていないか、DNS 管理が [Global] に設定されている場合は、Cisco UCS Central で DNS サーバを設定します。

     
    ステップ 3Shared Secret for Registration: shared-secret  

    Cisco UCS Central を導入したときに設定された共有秘密(またはパスワード) を入力します。

     
    ステップ 4UCS-A/system/control-ep # commit-buffer 

    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

     

    次に、Cisco UCS ドメインCisco UCS Central に IP アドレス 209.165.200.233 で登録し、トランザクションをコミットする例を示します。

    UCS-A# scope system
    UCS-A /system # create control-ep policy 209.165.200.233
    Shared Secret for Registration: S3cretW0rd!
    UCS-A /system/control-ep* # commit-buffer
    UCS-A /system/control-ep #
    次の作業

    Cisco UCS ManagerCisco UCS Central 間でポリシー解決を設定します。

    Cisco UCS ManagerCisco UCS Central 間のポリシー解決の設定

    はじめる前に

    ポリシー解決を設定する前に、Cisco UCS CentralCisco UCS ドメインを登録する必要があります。

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1UCS-A# scope system  

      システム モードを開始します。

       
      ステップ 2UCS-A/system # scope control-ep policy  

      control-ep ポリシー モードを開始します。

       
      ステップ 3 UCS-A/system/control-ep # set backup-policy-ctrl source {local | global}  

      Full State バックアップ ポリシーおよび All Configuration エクスポート ポリシーが、ローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

       
      ステップ 4 UCS-A/system/control-ep # set communication-policy-ctrl source {local | global}  

      HTTP、CIM XML、Telnet、SNMP、Web セッション制限、管理インターフェイス モニタリング ポリシー設定を、ローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義するかを決定します。

       
      ステップ 5 UCS-A/system/control-ep # set datetime-policy-ctrl source {local | global}  

      日付と時刻がローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

       
      ステップ 6 UCS-A/system/control-ep # set dns-policy-ctrl source {local | global}  

      DNS サーバがローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

       
      ステップ 7 UCS-A/system/control-ep # set fault-policy-ctrl source {local | global}  

      グローバル障害ポリシーがローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

       
      ステップ 8 UCS-A/system/control-ep # set infra-pack-ctrl source {local | global}  

      機能カタログとインフラストラクチャ ファームウェア ポリシーが、ローカルで定義されるかまたは Cisco UCS Central から取得されるかを決定します。

       
      ステップ 9 UCS-A/system/control-ep # set mep-policy-ctrl source {local | global}  

      管理対象エンドポイントがローカルまたは CIsco UCS Centralのどちらで定義されるかを決定します。

       
      ステップ 10 UCS-A/system/control-ep # set monitoring-policy-ctrl source {local | global}  

      Call Home、Syslog、TFTP Core Exporter 設定が、ローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

       
      ステップ 11 UCS-A/system/control-ep # set powermgmt-policy-ctrl source {local | global}  

      電源管理がローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

       
      ステップ 12 UCS-A/system/control-ep # set psu-policy-ctrl source {local | global}  

      電源モジュールがローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義されるかを決定します。

       
      ステップ 13 UCS-A/system/control-ep # set security-policy-ctrl source {local | global}  

      認証およびネイティブ ドメイン、LDAP、RADIUS、TACACS+、トラスト ポイント、ロケールおよびユーザ ロールをローカルまたは Cisco UCS Central のどちらで定義するかを決定します。

       
      ステップ 14UCS-A/system/control-ep # commit-buffer  

      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

       

      次の例では、Cisco UCS Central に登録されている Cisco UCS ドメインに対するポリシー解決を設定し、トランザクションをコミットします。

      UCS-A# scope system
      UCS-A /system # scope control-ep policy
      UCS-A /system/control-ep* # set backup-policy-ctrl source global
      UCS-A /system/control-ep* # set communication-policy-ctrl source local
      UCS-A /system/control-ep* # set datetime-policy-ctrl source global
      UCS-A /system/control-ep* # set dns-policy-ctrl source global
      UCS-A /system/control-ep* # set fault-policy-ctrl source global
      UCS-A /system/control-ep* # set infra-pack-ctrl source global
      UCS-A /system/control-ep* # set mep-policy-ctrl source global
      UCS-A /system/control-ep* # set monitoring-policy-ctrl source global
      UCS-A /system/control-ep* # set powermgmt-policy-ctrl source global
      UCS-A /system/control-ep* # set psu-policy-ctrl source local
      UCS-A /system/control-ep* # set security-policy-ctrl source global
      UCS-A /system/control-ep* # commit-buffer
      UCS-A /system/control-ep #

      Cisco UCS Central からの Cisco UCS ドメインの登録解除

      Cisco UCS ドメイン から Cisco UCS Central を登録解除すると、それ以降 Cisco UCS Manager はグローバル ポリシーの更新を受信しません。

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1UCS-A# scope system 

        システム モードを開始します。

         
        ステップ 2UCS-A/system # delete control-ep policy  

        ポリシーを削除し、Cisco UCS Central から Cisco UCS ドメインを登録解除します。

         
        ステップ 3UCS-A/system # commit-buffer 

        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

         

        次に、Cisco UCS Central から Cisco UCS ドメインの登録を解除し、トランザクションをコミットする例を示します。

        UCS-A# scope system
        UCS-A /system # delete control-ep policy
        UCS-A /system* # commit-buffer
        UCS-A /system #