Cisco UCS Manager CLI コンフィギュレーション ガイド、リリース 2.2
ロールベース アクセス コントロールの設定
ロールベース アクセス コントロールの設定

目次

ロールベース アクセス コントロールの設定

この章は、次の項で構成されています。

ロールベース アクセス コントロール

ロールベース アクセス コントロール(RBAC)は、ユーザのロールとロケールに基づいてユーザのシステム アクセスを制限または許可する方法です。 ロールによってシステム内でのユーザの権限が定義され、ロケールによってユーザがアクセス可能な組織(ドメイン)が定義されます。 権限がユーザに直接割り当てられることはないため、個々のユーザ権限の管理では、適切なロールとロケールを割り当てることが主な作業になります。

必要なシステム リソースへの書き込みアクセス権限がユーザに与えられるのは、割り当てられたロールによりアクセス権限が与えられ、割り当てられたロケールによりアクセスが許可されている場合に限ります。 たとえば、エンジニアリング組織内のサーバ管理者ロールを持つユーザは、エンジニアリング組織内のサーバ設定を更新できますが、そのユーザに割り当てられたロケールに財務組織が含まれていなければ、財務組織内のサーバ設定を更新できません。

Cisco UCS のユーザ アカウント

ユーザ アカウントは、システムにアクセスするために使用されます。 各 Cisco UCS Managerで、最大 48 のローカル ユーザ アカウントを設定できます。 各ユーザ アカウントには、一意のユーザ名とパスワードが必要です。

ユーザ アカウントは、SSH 公開キーを付けて設定できます。 公開キーは、OpenSSH と SECSH のいずれかの形式で設定できます。

管理者アカウント

Cisco UCS ドメインには管理者アカウントがあります。 管理者アカウントはデフォルト ユーザ アカウントであり、変更や削除はできません。 このアカウントは、システム管理者またはスーパーユーザ アカウントであり、すべての権限が与えられています。 admin アカウントには、デフォルトのパスワードは割り当てられません。初期システム セットアップ時にパスワードを選択する必要があります。

管理者アカウントは常にアクティブで、有効期限がありません。 管理者アカウントを非アクティブに設定することはできません。

ローカル認証されたユーザ アカウント

ローカル認証されたユーザ アカウントは、ファブリック インターコネクトのを介して直接認証され、admin または aaa 権限の所有者によって有効または無効にできます。 ローカル ユーザ アカウントが無効になっている場合、ユーザはログインできません。 無効化されたローカル ユーザ アカウントの設定の詳細は、データベースから削除されません。 無効化されたローカル ユーザ アカウントを再び有効にすると、そのアカウントは、ユーザ名とパスワードを含め、既存の設定で再びアクティブになります。

リモート認証されたユーザ アカウント

リモート認証されたユーザ アカウントとは、LDAP、RADIUS、または TACACS+ で認証されたユーザ アカウントです。

ユーザがローカル ユーザ アカウントとリモート ユーザ アカウントを同時に保持している場合は、ローカル ユーザ アカウントで定義されたロールによってリモート ユーザ アカウントのロールが上書きされます。

ユーザ アカウントの有効期限

ユーザ アカウントは、事前に定義した時間に有効期限が切れるように設定できます。 有効期限に達すると、ユーザ アカウントは無効になります。

デフォルトでは、ユーザ アカウントの有効期限はありません。


(注)  


ユーザ アカウントに有効期限を設定した後、「有効期限なし」に再設定することはできません。 ただし、アカウントの有効期限を使用可能な最も遅い日付に設定することは可能です。


Cisco UCS ユーザ名に関するガイドライン

ユーザ名は、Cisco UCS Manager のログイン ID としても使用されます。 Cisco UCS のユーザ アカウントにログイン ID を割り当てる際は、次のガイドラインおよび制約事項を考慮してください。

  • ログイン ID には、次を含む 1 ~ 32 の文字を含めることができます。

    • 任意の英字

    • 任意の数字

    • _(アンダースコア)

    • -(ダッシュ)

    • . (ドット)

  • ログイン ID は、Cisco UCS Manager 内で一意である必要があります。

  • ログイン ID は、英文字から始まる必要があります。 アンダースコアなどの特殊文字や数字から始めることはできません。

  • ログイン ID では、大文字と小文字が区別されます。

  • すべてが数字のログイン ID は作成できません。

  • ユーザ アカウントの作成後は、ログイン ID を変更できません。 ユーザ アカウントを削除し、新しいユーザ アカウントを作成する必要があります。

予約語:ローカル認証されたユーザ アカウント

次の語は Cisco UCS でローカル ユーザ アカウントを作成するときに使用できません。

  • root

  • bin

  • daemon

  • adm

  • lp

  • sync

  • シャットダウン

  • halt

  • news

  • uucp

  • operator

  • games

  • gopher

  • nobody

  • nscd

  • mailnull

  • mail

  • rpcuser

  • rpc

  • mtsuser

  • ftpuser

  • ftp

  • man

  • sys

  • samdme

  • debug

Cisco UCS パスワードに関するガイドライン

ローカル認証されるユーザ アカウントのそれぞれにパスワードが必要です。 admin または aaa の権限を持つユーザは、Cisco UCS Manager を設定して、ユーザ パスワードの強度確認を実行できます。 パスワードの強度確認が有効になっている場合は、各ユーザが強力なパスワードを使用する必要があります。

各ユーザが強力なパスワードを設定することを推奨します。 ローカル認証ユーザに対するパスワードの強度確認を有効にすると、Cisco UCS Manager は、次の要件を満たさないパスワードを拒否します。

  • 8 ~ 80 文字を含む。

  • 次の少なくとも 3 種類を含む。

    • 小文字

    • 大文字

    • 数字

    • 特殊文字

  • aaabbb など連続して 3 回を超えて繰り返す文字を含まない。

  • ユーザ名と同一、またはユーザ名を逆にしたものではない。

  • パスワード ディクショナリ チェックに合格する。 たとえば、パスワードには辞書に記載されている標準的な単語に基づいたものを指定することはできません。

  • 次の記号を含まない。$(ドル記号)、? (疑問符)、=(等号)。

  • ローカル ユーザ アカウントおよび admin アカウントのパスワードは空白にしない。

ユーザ アカウントの Web セッション制限

Web セッション制限は、ある時点おいて、特定のユーザ アカウントがアクセス可能な Web セッションの数(GUI と XML の両方)を制限するために、Cisco UCS Manager によって使用されます。

Cisco UCS Manager ドメインは、ユーザごとに最大 32 の同時 Web セッションをサポートし、合計 256 のユーザ セッションをサポートします。 デフォルトでは、Cisco UCS Manager が許可する同時 Web セッションはユーザ 1 人あたり 32 に設定されます。ただし、この値はシステム上限である 256 まで設定できます。

ユーザ ロール

ユーザ ロールには、ユーザに許可する操作を定義する 1 つ以上の権限が含まれています。 各ユーザに 1 つ以上のロールを割り当てることができます。 複数のロールを持つユーザは、割り当てられたすべてのロールを組み合わせた権限を持ちます。 たとえば、Role1 にストレージ関連の権限が含まれ、Role2 にサーバ関連の権限が含まれている場合、Role1 と Role2 の両方を持つユーザは、ストレージ関連の権限とサーバ関連の権限を持つことになります。

Cisco UCS ドメインには、デフォルトのユーザ ロールを含めて、最大 48 のユーザ ロールを含めることができます。 最初の 48 のユーザ ロール以降に設定されたユーザ ロールは受け入れられますが、エラーが発生して非アクティブになります。

すべてのロールには、Cisco UCS ドメイン内のすべての設定に対する読み取りアクセス権限が含まれています。 読み取り専用ロールを持つユーザは、システムのステータスを変更できません。

ロールは、作成、変更(新しい権限の追加や既存の権限の削除)、および削除できます。 ロールを変更すると、そのロールを持つすべてのユーザに新しい権限が適用されます。 権限の割り当ては、デフォルト ロールに定義されている権限に限定されません。 つまり、カスタムの権限の組み合わせを使用して、独自のロールを作成できます。 たとえば、デフォルトのサーバ アドミニストレータ ロールとストレージ アドミニストレータ ロールの権限は異なっていますが、両方のロールの権限を組み合わせて、新しい 1 つのサーバおよびストレージ アドミニストレータ ロールを作成できます。

ロールがユーザへの割り当て後に削除されると、それらのユーザ アカウントからも削除されます。

AAA サーバ(RADIUS または TACACS+)上のユーザ プロファイルは、そのユーザに与える権限に対応したロールを追加するように変更する必要があります。 属性はロール情報を保存するために使用されます。 AAA サーバでは、要求とともにこの属性が返され、それを解析してロールが得られます。 LDAP サーバでは、ユーザ プロファイル属性内のロールが返されます。


(注)  


ローカル ユーザ アカウントとリモート ユーザ アカウントが同じユーザ名の場合、リモート ユーザに割り当てられているすべてのロールは、ローカル ユーザに割り当てられているロールによって上書きされます。


デフォルト ユーザ ロール

システムには、次のデフォルトのユーザ ロールが用意されています。

AAA アドミニストレータ

ユーザ、ロール、および AAA 設定に対する読み取りと書き込みのアクセス権。 システムの残りの部分に対する読み取りアクセス権。

管理者

システム全体に対する完全な読み取りと書き込みのアクセス権。 デフォルトの admin アカウントは、デフォルトでこのロールが割り当てられ、変更はできません。

ファシリティ マネージャ

power-mgmt 権限による、電源管理操作に対する読み取りと書き込みアクセス。 システムの残りの部分に対する読み取りアクセス権。

Network Administrator

ファブリック インターコネクト インフラストラクチャとネットワーク セキュリティ操作に対する読み取りと書き込みのアクセス権。 システムの残りの部分に対する読み取りアクセス権。

動作

システムのログ(syslog サーバを含む)と障害に対する読み取りと書き込みのアクセス権。 システムの残りの部分に対する読み取りアクセス権。

Read-Only

システム設定に対する読み取り専用アクセス権。システム状態を変更する権限はありません。

Server Compute

サービス プロファイルのほとんどの側面に対する読み取りと書き込みのアクセス権。 ただし、ユーザは vNIC や vHBA を作成、変更、削除できません。

サーバ機器アドミニストレータ

物理サーバ関連の操作に対する読み取りと書き込みのアクセス権。 システムの残りの部分に対する読み取りアクセス権。

サーバ プロファイル アドミニストレータ

論理サーバ関連の操作に対する読み取りと書き込みのアクセス権。 システムの残りの部分に対する読み取りアクセス権。

サーバ セキュリティ アドミニストレータ

サーバ セキュリティ関連の操作に対する読み取りと書き込みのアクセス権。 システムの残りの部分に対する読み取りアクセス権。

ストレージ アドミニストレータ

ストレージ操作に対する読み取りと書き込みのアクセス権。 システムの残りの部分に対する読み取りアクセス権。

予約語:ユーザ ロール

次の単語は、Cisco UCS でカスタム ロールを作成するときに使用できません。

  • ネットワーク管理者

  • ネットワーク オペレータ

  • VDC 管理者

  • VDC オペレータ

  • server-admin

権限

ユーザ ロールを割り当てられたユーザは、権限により、特定のシステム リソースへアクセスしたり、特定のタスクを実行したりできるようになります。 次の表に、各権限と、その権限がデフォルトで与えられるユーザ ロールのリストを示します。


ヒント


これらの権限および権限によってユーザが実行可能なタスクの詳細情報は、『Privileges in Cisco UCS』は、次の URL で入手可能です。 http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps10281/​prod_​technical_​reference_​list.html にあります。


表 1 ユーザの権限

特権

説明

デフォルトのロール割り当て

aaa

システム セキュリティおよび AAA

AAA アドミニストレータ

admin

システム管理

管理者

ext-lan-config

外部 LAN 設定

Network Administrator

ext-lan-policy

外部 LAN ポリシー

Network Administrator

ext-lan-qos

外部 LAN QoS

Network Administrator

ext-lan-security

外部 LAN セキュリティ

Network Administrator

ext-san-config

外部 SAN 設定

ストレージ アドミニストレータ

ext-san-policy

外部 SAN ポリシー

ストレージ アドミニストレータ

ext-san-qos

外部 SAN QoS

ストレージ アドミニストレータ

ext-san-security

外部 SAN セキュリティ

ストレージ アドミニストレータ

障害

アラームおよびアラーム ポリシー

動作

operations

ログおよび Smart Call Home

動作

org-management

組織管理

動作

pod-config

ポッド設定

Network Administrator

pod-policy

ポッド ポリシー

Network Administrator

pod-qos

ポッド QoS

Network Administrator

pod-security

ポッド セキュリティ

Network Administrator

power-mgmt

電源管理操作に対する読み取りおよび書き込みアクセス権

ファシリティ マネージャ

read-only

読み取り専用アクセス権

読み取り専用は、権限として選択できません。この権限は、すべてのユーザ ロールに割り当てられます。

Read-Only

server-equipment

サーバ ハードウェア管理

サーバ機器アドミニストレータ

server-maintenance

サーバ メンテナンス

サーバ機器アドミニストレータ

server-policy

サーバ ポリシー

サーバ機器アドミニストレータ

server-security

サーバ セキュリティ

サーバ セキュリティ アドミニストレータ

service-profile-compute

サービス プロファイルの計算

サーバ計算アドミニストレータ

service-profile-config

サービス プロファイル設定

サーバ プロファイル アドミニストレータ

service-profile-config-policy

サービス プロファイル設定ポリシー

サーバ プロファイル アドミニストレータ

service-profile-ext-access

サービス プロファイル エンド ポイント アクセス

サーバ プロファイル アドミニストレータ

service-profile-network

サービス プロファイル ネットワーク

Network Administrator

service-profile-network-policy

サービス プロファイル ネットワーク ポリシー

Network Administrator

service-profile-qos

サービス プロファイル QoS

Network Administrator

service-profile-qos-policy

サービス プロファイル QoS ポリシー

Network Administrator

service-profile-security

サービス プロファイル セキュリティ

サーバ セキュリティ アドミニストレータ

service-profile-security-policy

サービス プロファイル セキュリティ ポリシー

サーバ セキュリティ アドミニストレータ

service-profile-server

サービス プロファイル サーバ管理

サーバ プロファイル アドミニストレータ

service-profile-server-oper

サービス プロファイル コンシューマ

サーバ プロファイル アドミニストレータ

service-profile-server-policy

サービス プロファイル プール ポリシー

サーバ セキュリティ アドミニストレータ

service-profile-storage

サービス プロファイル ストレージ

ストレージ アドミニストレータ

service-profile-storage-policy

サービス プロファイル ストレージ ポリシー

ストレージ アドミニストレータ

ユーザ ロケール

ユーザには、ロケールを 1 つ以上割り当てることができます。 各ロケールには、ユーザからのアクセスを許可する 1 つ以上の組織(ドメイン)を定義します。アクセスは、このロケールで指定された組織の範囲内に制限されます。 このルールの 1 つの例外として、組織が指定されていないロケールがあります。この場合、すべての組織内のシステム リソースに対して無制限のアクセスが可能になります。

Cisco UCS ドメインには最大 48 のユーザ ロケールを含めることができます。 最初の 48 のユーザ ローケル以降に設定されたユーザ ロケールは受け入れられますが、エラーが発生して非アクティブになります。

admin または aaa の権限を持つユーザは、他のユーザのロケールに組織を割り当てることができます。 組織の割り当ては、それを行うユーザのロケール内の組織だけに制限されます。 たとえば、ロケールにエンジニアリング組織しか含まれていない場合、そのロケールを割り当てられたユーザは、他のユーザにエンジニアリング組織のみを割り当てることできます。


(注)  


次の権限の 1 つ以上を持つユーザにロケールを割り当てることはできません。

  • aaa

  • admin

  • 障害

  • operations


組織は階層的に管理できます。 トップ レベルの組織に割り当てられたユーザは、自動的にその下にあるすべての組織にアクセスできます。 たとえば、エンジニアリング組織が、ソフトウェア エンジニアリング組織とハードウェア エンジニアリング組織で構成されているとします。 ソフトウェア エンジニアリング組織のみを含むロケールでは、その組織内のシステム リソースにしかアクセスできません。一方、エンジニアリング組織が含まれるロケールでは、ソフトウェア エンジニアリング組織とハードウェア エンジニアリング組織の両方のリソースにアクセスできます。

ユーザ ロールの設定

ユーザ ロールの作成

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1UCS-A# scope security  

    セキュリティ モードを開始します。

     
    ステップ 2UCS-A /security # create role name  

    ユーザ ロールを作成し、セキュリティ ロール モードを開始します。

     
    ステップ 3UCS-A /security/role # add privilege privilege-name  

    ロールに 1 つ以上の権限を追加します。

    (注)     

    複数の privilege-name を同じコマンドラインに指定してロールに複数の権限を追加することもできますし、複数の add コマンドを使用して同じロールに複数の権限を追加することもできます。

     
    ステップ 4UCS-A /security/role # commit-buffer  

    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

     

    次の例は、service-profile-security-admin ロールを作成し、ロールにサービス プロファイル セキュリティおよびサービス プロファイル セキュリティ ポリシー権限を追加し、トランザクションをコミットします。

    UCS-A# scope security
    UCS-A /security # create role ls-security-admin
    UCS-A /security/role* # add privilege service-profile-security service-profile-security-policy
    UCS-A /security/role* # commit-buffer
    UCS-A /security/role # 
    

    ユーザ ロールへの権限の追加

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1UCS-A# scope security  

      セキュリティ モードを開始します。

       
      ステップ 2UCS-A /security # scope role name  

      指定したロールに対するセキュリティ ロール モードを開始します。

       
      ステップ 3UCS-A /security/role # add privilege privilege-name  

      ユーザ ロールの既存の権限に 1 つ以上の権限を追加します。

      (注)     

      複数の privilege-name を同じコマンドラインに指定してロールに複数の権限を追加することもできますし、複数の add privilege コマンドを使用して同じロールに複数の権限を追加することもできます。

       
      ステップ 4UCS-A /security/role # commit-buffer  

      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

       

      次の例では、service-profile-security-admin ロールにサーバ セキュリティ権限とサーバ ポリシー権限を追加し、トランザクションをコミットする方法を示します。

      UCS-A# scope security
      UCS-A /security # scope role service-profile-security-admin
      UCS-A /security/role # add privilege server-security server-policy
      UCS-A /security/role* # commit-buffer
      UCS-A /security/role # 
      

      ユーザ ロールの権限の置換

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1UCS-A# scope security  

        セキュリティ モードを開始します。

         
        ステップ 2UCS-A /security # scope role name  

        指定したロールに対するセキュリティ ロール モードを開始します。

         
        ステップ 3UCS-A /security/role # set privilege privilege-name  

        ユーザ ロールの既存の権限を置き換えます。

        (注)     

        同じコマンド ラインで複数の privilege-name を指定することで、既存の権限を複数の権限に置換できます。 権限を置換した後、add privilege コマンドを使用して同じロールに権限を追加できます。

         
        ステップ 4UCS-A /security/role # commit-buffer  

        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

         

        次の例では、service-profile-security-admin ロール用の既存の権限をサーバ セキュリティおよびサーバ ポリシー権限に置き換え、トランザクションをコミットする方法を示します。

        UCS-A# scope security
        UCS-A /security # scope role service-profile-security-admin
        UCS-A /security/role # set privilege server-security server-policy
        UCS-A /security/role* # commit-buffer
        UCS-A /security/role # 
        

        ユーザ ロールからの権限の削除

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1UCS-A# scope security  

          セキュリティ モードを開始します。

           
          ステップ 2UCS-A /security # scope role name  

          指定したロールに対するセキュリティ ロール モードを開始します。

           
          ステップ 3UCS-A /security/role # remove privilege privilege-name  

          既存のユーザ ロール特権から 1 つ以上の特権を削除します。

          (注)     

          同じコマンド ラインで複数の privilege-name を指定することで、複数の特権をロールから削除できます。また、複数の remove privilege コマンドを使用することで、同じロールから特権を削除できます。

           
          ステップ 4UCS-A /security/role # commit-buffer  

          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

           

          次に、service-profile-security-admin ロールからサーバ セキュリティ特権とサーバ ポリシー特権を削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

          UCS-A# scope security
          UCS-A /security # scope role service-profile-security-admin
          UCS-A /security/role # remove privilege server-security server-policy
          UCS-A /security/role* # commit-buffer
          UCS-A /security/role # 
          

          ユーザ ロールの削除

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1UCS-A# scope security  

            セキュリティ モードを開始します。

             
            ステップ 2UCS-A /security # delete role name  

            ユーザ ロールを削除します。

             
            ステップ 3UCS-A /security # commit-buffer  

            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

             

            次に、service-profile-security-admin ロールを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

            UCS-A# scope security
            UCS-A /security # delete role service-profile-security-admin
            UCS-A /security* # commit-buffer
            UCS-A /security # 
            

            ロケールの設定

            ロケールの作成

            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1UCS-A# scope security  

              セキュリティ モードを開始します。

               
              ステップ 2UCS-A /security # create locale locale-name  

              ロケールを作成し、セキュリティ ロケール モードを開始します。

               
              ステップ 3UCS-A /security/locale # create org-ref org-ref-name orgdn orgdn org-root/org-ref-name  

              ロケールに組織を参照(バインド)します。 org-ref-name 引数は組織参照の識別に使用される名前で、orgdn-name 引数は参照されている組織の識別名です。

               
              ステップ 4UCS-A /security/locale # commit-buffer  

              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

               

              次の例は、western ロケールを作成し、そのロケールに財務組織を参照し、参照に finance-ref という名前を指定し、トランザクションをコミットします。

              UCS-A# scope security
              UCS-A /security # create locale western
              UCS-A /security/locale* # create org-ref finance-ref orgdn org-root/org-finance
              UCS-A /security/locale* # commit-buffer
              UCS-A /security/locale # 
              

              ロケールへの組織の割り当て

              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1UCS-A# scope security  

                セキュリティ モードを開始します。

                 
                ステップ 2UCS-A# scope locale locale-name  

                セキュリティ ロケール モードを開始します。

                 
                ステップ 3UCS-A /security/locale # create org-ref org-ref-name orgdn org-root/org-ref-name  

                ロケールに組織を参照(バインド)します。 org-ref-name 引数は組織参照の識別に使用される名前で、orgdn-name 引数は参照されている組織の識別名です。

                 
                ステップ 4UCS-A /security/locale # commit-buffer  

                トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                 

                次の例は、western ロケールに入り、そのロケールに marketing 組織を追加(参照)し、参照に marketing-ref という名前を指定し、トランザクションをコミットします。

                UCS-A# scope security
                UCS-A /security # scope locale western
                UCS-A /security/locale* # create org-ref marketing-ref orgdn org-root/org-marketing
                UCS-A /security/locale* # commit-buffer
                UCS-A /security/locale # 
                

                ロケールからの組織の削除

                手順
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1UCS-A# scope security  

                  セキュリティ モードを開始します。

                   
                  ステップ 2UCS-A /security # scope locale locale-name  

                  セキュリティ ロケール モードを開始します。

                   
                  ステップ 3UCS-A /security/locale # delete org-ref org-ref-name  

                  ロケールから組織を削除します。

                   
                  ステップ 4UCS-A /security/locale # commit-buffer  

                  トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                   

                  次に、western ロケールから finance 組織を削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

                  UCS-A# scope security
                  UCS-A /security # scope locale western
                  UCS-A /security/locale # delete org-ref finance-ref
                  UCS-A /security/locale* # commit-buffer
                  UCS-A /security/locale # 
                  

                  ロケールの削除

                  手順
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1UCS-A# scope security  

                    セキュリティ モードを開始します。

                     
                    ステップ 2UCS-A /security # delete locale locale-name  

                    ロケールを削除します。

                     
                    ステップ 3UCS-A /security # commit-buffer  

                    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                     

                    次の例は、western ロケールを削除し、トランザクションをコミットします。

                    UCS-A# scope security
                    UCS-A /security # delete locale western
                    UCS-A /security* # commit-buffer
                    UCS-A /security # 
                    

                    ローカル認証されたユーザ アカウントの設定

                    ユーザ アカウントの作成

                    少なくとも、次のユーザを作成することを推奨します。

                    • サーバ アドミニストレータ アカウント

                    • ネットワーク アドミニストレータ アカウント

                    • ストレージ アドミニストレータ

                    はじめる前に

                    システムに次のいずれかがある場合は、該当するタスクを実行します。

                    • リモート認証サービス:ユーザがリモート認証サーバに存在すること、および適切なロールと権限を持っていることを確認します。

                    • 組織のマルチテナント機能:1 つ以上のロケールを作成します。 ロケールが 1 つもない場合、すべてのユーザはルートに作成され、すべての組織のロールと権限が割り当てられます。

                    • SSH 認証。SSH キーを取得します。

                    手順
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1UCS-A# scope security  

                      セキュリティ モードを開始します。

                       
                      ステップ 2UCS-A /security # create local-user local-user-name  

                      指定したローカル ユーザのユーザ アカウントを作成し、セキュリティ ローカル ユーザ モードを開始します。

                       
                      ステップ 3UCS-A /security/local-user # set account-status {active| inactive}  

                      ローカル ユーザ アカウントをイネーブルにするか、ディセーブルにするかを指定します。

                      ローカル ユーザ アカウントのアカウント ステータスが非アクティブに設定された場合、ユーザは既存のクレデンシャルを使用してシステムにロギングできません。

                       
                      ステップ 4UCS-A /security/local-user # set password password  

                      ユーザ アカウントのパスワードを設定します

                       
                      ステップ 5UCS-A /security/local-user # set firstname first-name   (任意)

                      ユーザの名前を指定します。

                       
                      ステップ 6UCS-A /security/local-user # set lastname last-name   (任意)

                      ユーザの姓を指定します。

                       
                      ステップ 7UCS-A /security/local-user # set expiration month day-of-month year   (任意)

                      ユーザ アカウントが期限切れになる日付を指定します。 month 引数は、月の英名の最初の 3 文字です。

                      (注)     

                      ユーザ アカウントに有効期限を設定した後、「有効期限なし」に再設定することはできません。 ただし、アカウントの有効期限を使用可能な最も遅い日付に設定することは可能です。

                       
                      ステップ 8UCS-A /security/local-user # set email email-addr   (任意)

                      ユーザの電子メール アドレスを指定します。

                       
                      ステップ 9UCS-A /security/local-user # set phone phone-num   (任意)

                      ユーザの電話番号を指定します。

                       
                      ステップ 10UCS-A /security/local-user # set sshkey ssh-key   (任意)

                      パスワードレス アクセス用の SSH キーを指定します。

                       
                      ステップ 11UCS-A security/local-user # commit-buffer  

                      トランザクションをコミットします。

                       

                      次の例は、kikipopo という名前のユーザ アカウントを作成し、ユーザ アカウントをイネーブルにし、foo12345 にパスワードを設定し、トランザクションをコミットします。

                      UCS-A# scope security
                      UCS-A /security # create local-user kikipopo
                      UCS-A /security/local-user* # set account-status active
                      UCS-A /security/local-user* # set password
                      Enter a password:
                      Confirm the password:
                      UCS-A /security/local-user* # commit-buffer
                      UCS-A /security/local-user # 
                      
                      

                      次の例は、lincey という名前のユーザ アカウントを作成し、ユーザ アカウントをイネーブルにし、パスワードレス アクセス用の OpenSSH キーを設定し、トランザクションをコミットします。

                      UCS-A# scope security
                      UCS-A /security # create local-user lincey
                      UCS-A /security/local-user* # set account-status active
                      UCS-A /security/local-user* #  set sshkey "ssh-rsa AAAAB3NzaC1yc2EAAAABIwAAAIEAuo9VQ2CmWBI9/S1f30klCWjnV3lgdXMzO0WUl5iPw85lkdQqap+NFuNmHcb4K
                      iaQB8X/PDdmtlxQQcawclj+k8f4VcOelBxlsGk5luq5ls1ob1VOIEwcKEL/h5lrdbNlI8y3SS9I/gGiBZ9ARlop9LDpD
                      m8HPh2LOgyH7Ei1MI8="
                      UCS-A /security/local-user* # commit-buffer
                      UCS-A /security/local-user # 
                      
                      

                      次の例は、jforlenz という名前のユーザ アカウントを作成し、ユーザ アカウントをイネーブルにし、パスワードレス アクセス用のセキュア SSH キーを設定し、トランザクションをコミットします。

                      UCS-A# scope security
                      UCS-A /security # create local-user jforlenz
                      UCS-A /security/local-user* # set account-status active
                      UCS-A /security/local-user* #  set sshkey
                      Enter lines one at a time. Enter ENDOFBUF to finish. Press ^C to abort.
                      User's SSH key:
                      > ---- BEGIN SSH2 PUBLIC KEY ----
                      >AAAAB3NzaC1yc2EAAAABIwAAAIEAuo9VQ2CmWBI9/S1f30klCWjnV3lgdXMzO0WUl5iPw8
                      >5lkdQqap+NFuNmHcb4KiaQB8X/PDdmtlxQQcawclj+k8f4VcOelBxlsGk5luq5ls1ob1VO
                      >IEwcKEL/h5lrdbNlI8y3SS9I/gGiBZ9ARlop9LDpDm8HPh2LOgyH7Ei1MI8=
                      > ---- END SSH2 PUBLIC KEY ----
                      > ENDOFBUF
                      UCS-A /security/local-user* # commit-buffer
                      UCS-A /security/local-user # 
                      

                      ローカル認証されたユーザへのパスワード強度チェックのイネーブル化

                      パスワードの強度の確認を有効にするには、ユーザが admin または aaa 権限を持っている必要があります。 パスワードの強度の確認が有効になっている場合、Cisco UCS Manager では、強力なパスワードのガイドラインを満たしていないパスワードを選択できません。

                      手順
                         コマンドまたはアクション目的
                        ステップ 1 UCS-A# scope security  

                        セキュリティ モードを開始します。

                         
                        ステップ 2UCS-A /security # enforce-strong-password {yes | no}  

                        パスワードの強度確認をイネーブルにするか、ディセーブルにするかを指定します。

                         

                        次に、パスワード強度チェックをイネーブルにする例を示します。

                        UCS-A# scope security 
                        UCS-A /security # set enforce-strong-password yes 
                        UCS-A /security # 
                        

                        ユーザ アカウントの Web セッション制限の設定

                        手順
                           コマンドまたはアクション目的
                          ステップ 1UCS-A# scope system  

                          システム モードを開始します。

                           
                          ステップ 2UCS-A /system # scope services  

                          システム サービス モードを開始します。

                           
                          ステップ 3UCS-A /system/services # scope web-session-limits  

                          システム サービス Web セッション制限モードを開始します。

                           
                          ステップ 4UCS-A /system/services/web-session-limits # set peruser num-of-logins-per-user  

                          各ユーザに許可する同時 HTTP および HTTPS セッションの最大数を設定します。

                          1 ~ 256 の整数を入力します。 デフォルトでは、この値は 32 に設定されています。

                           
                          ステップ 5UCS-A /system/services/web-session-limits # commit-buffer  

                          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                           

                          次に、各ユーザ アカウントに許可する HTTP および HTTPS セッションの最大数を 60 に設定し、トランザクションをコミットする例を示します。

                          UCS-A# scope system
                          UCS-A /system # scope services
                          UCS-A /system/services # scope web-session-limits			
                          UCS-A /system/services/web-session-limits* # set peruser 60
                          UCS-A /system/services/web-session-limits* # commit-buffer
                          UCS-A /system/services/web-session-limits # 

                          ユーザ アカウントへのロールの割り当て

                          ユーザ ロールと権限の変更は、次回ユーザがログインするまで有効になりません。 ユーザ アカウントへの新しいロールの割り当てや既存のロールの削除を行うときにユーザがログインしている場合、アクティブなセッションは以前のロールや権限を引き続き使用します。

                          手順
                             コマンドまたはアクション目的
                            ステップ 1UCS-A# scope security  

                            セキュリティ モードを開始します。

                             
                            ステップ 2UCS-A /security # scope local-user local-user-name  

                            指定したローカル ユーザ アカウントに対するセキュリティ ローカル ユーザ モードを開始します。

                             
                            ステップ 3UCS-A /security/local-user # create role role-name  

                            ユーザ アカウントに指定したロールを割り当てます。

                            (注)     

                            create role コマンドは、あるユーザ アカウントに複数のロールを割り当てるために複数回入力できます。

                             
                            ステップ 4UCS-A security/local-user # commit-buffer  

                            トランザクションをコミットします。

                             

                            次の例では、ローカル ユーザ アカウント kikipopo に operations ロールを割り当て、トランザクションをコミットします。

                            UCS-A# scope security
                            UCS-A /security # scope local-user kikipopo
                            UCS-A /security/local-user # create role operations
                            UCS-A /security/local-user* # commit-buffer
                            UCS-A /security/local-user # 
                            
                            

                            ユーザ アカウントへのロケールの割り当て


                            (注)  


                            admin または aaa ロールを持つユーザにロケールを割り当てないでください。


                            手順
                               コマンドまたはアクション目的
                              ステップ 1UCS-A# scope security  

                              セキュリティ モードを開始します。

                               
                              ステップ 2UCS-A /security # scope local-user local-user-name  

                              指定したローカル ユーザ アカウントに対するセキュリティ ローカル ユーザ モードを開始します。

                               
                              ステップ 3UCS-A /security/local-user # create locale locale-name  

                              ユーザ アカウントに指定したロケールを割り当てます。

                              (注)     

                              create locale コマンドは、あるユーザ アカウントに複数のロケールを割り当てるために複数回入力できます。

                               
                              ステップ 4UCS-A security/local-user # commit-buffer  

                              トランザクションをコミットします。

                               

                              次の例では、ローカル ユーザ アカウント kikipopo に西洋言語ロケールを割り当て、トランザクションをコミットします。

                              UCS-A# scope security
                              UCS-A /security # scope local-user kikipopo
                              UCS-A /security/local-user # create locale western
                              UCS-A /security/local-user* # commit-buffer
                              UCS-A /security/local-user # 
                              
                              

                              ユーザ アカウントからのロールの削除

                              ユーザ ロールと権限の変更は、次回ユーザがログインするまで有効になりません。 ユーザ アカウントへの新しいロールの割り当てや既存のロールの削除を行うときにユーザがログインしている場合、アクティブなセッションは以前のロールや権限を引き続き使用します。

                              手順
                                 コマンドまたはアクション目的
                                ステップ 1UCS-A# scope security  

                                セキュリティ モードを開始します。

                                 
                                ステップ 2UCS-A /security # scope local-user local-user-name  

                                指定したローカル ユーザ アカウントに対するセキュリティ ローカル ユーザ モードを開始します。

                                 
                                ステップ 3UCS-A /security/local-user # delete role role-name  

                                ユーザ アカウントから指定したロールを削除します。

                                (注)     

                                ユーザ アカウントから複数のロールを削除するために、delete role コマンドを複数回入力できます。

                                 
                                ステップ 4UCS-A security/local-user # commit-buffer  

                                トランザクションをコミットします。

                                 

                                次に、kikipopo というローカル ユーザ アカウントから operations ロールを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

                                UCS-A# scope security
                                UCS-A /security # scope local-user kikipopo
                                UCS-A /security/local-user # delete role operations
                                UCS-A /security/local-user* # commit-buffer
                                UCS-A /security/local-user # 
                                
                                

                                ユーザ アカウントからのロケールの削除

                                手順
                                   コマンドまたはアクション目的
                                  ステップ 1UCS-A# scope security  

                                  セキュリティ モードを開始します。

                                   
                                  ステップ 2UCS-A /security # scope local-user local-user-name  

                                  指定したローカル ユーザ アカウントに対するセキュリティ ローカル ユーザ モードを開始します。

                                   
                                  ステップ 3UCS-A /security/local-user # delete locale locale-name  

                                  ユーザ アカウントから指定したロケールを削除します。

                                  (注)     

                                  ユーザ アカウントから複数のロケールを削除するために、delete locale コマンドを複数回入力できます。

                                   
                                  ステップ 4UCS-A security/local-user # commit-buffer  

                                  トランザクションをコミットします。

                                   

                                  次に、kikipopo というローカル ユーザ アカウントから western ロケールを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

                                  UCS-A# scope security
                                  UCS-A /security # scope local-user kikipopo
                                  UCS-A /security/local-user # delete locale western
                                  UCS-A /security/local-user* # commit-buffer
                                  UCS-A /security/local-user # 
                                  
                                  

                                  ユーザ アカウントのイネーブル化またはディセーブル化

                                  ローカル ユーザ アカウントを有効または無効にするには、ユーザが admin または aaa 権限を持っている必要があります。

                                  はじめる前に

                                  ローカル ユーザ アカウントを作成します。

                                  手順
                                     コマンドまたはアクション目的
                                    ステップ 1 UCS-A# scope security  

                                    セキュリティ モードを開始します。

                                     
                                    ステップ 2 UCS-A /security # scope local-user  

                                    ローカル ユーザ セキュリティ モードを開始します。

                                     
                                    ステップ 3 UCS-A /security/local-user # set account-status {active | inactive}  

                                    ローカル ユーザ アカウントをイネーブルにするか、ディセーブルにするかを指定します。

                                    admin ユーザ アカウントは常にアクティブに設定されます。 変更はできません。

                                    (注)     

                                    アカウント ステータスを非アクティブに設定しても、データベースからコンフィギュレーションは削除されません。

                                     

                                    次に、accounting というローカル ユーザ アカウントをイネーブルにする例を示します。

                                    UCS-A# scope security
                                    UCS-A /security # scope local-user accounting
                                    UCS-A /security/local-user # set account-status active
                                    

                                    ローカル認証されたユーザのパスワード履歴のクリア

                                    手順
                                       コマンドまたはアクション目的
                                      ステップ 1UCS-A# scope security  

                                      セキュリティ モードを開始します。

                                       
                                      ステップ 2UCS-A /security # scope local-user user-name 

                                      指定されたユーザ アカウントに対するローカル ユーザ セキュリティ モードを開始します。

                                       
                                      ステップ 3UCS-A /security/local-user # set clear password-history yes 

                                      指定されたユーザ アカウントのパスワード履歴をクリアします。

                                       
                                      ステップ 4UCS-A /security/local-user # commit-buffer 

                                      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                       

                                      次の例は、パスワード履歴カウントを設定し、トランザクションをコミットします。

                                      UCS-A # scope security
                                      UCS-A /security # scope local-user admin
                                      UCS-A /security/local-user # set clear password-history yes
                                      UCS-A /security/local-user* # commit-buffer
                                      UCS-A /security/local-user #

                                      ユーザ アカウントの削除

                                      手順
                                         コマンドまたはアクション目的
                                        ステップ 1UCS-A# scope security  

                                        セキュリティ モードを開始します。

                                         
                                        ステップ 2UCS-A /security # delete local-user local-user-name  

                                        ローカル ユーザ アカウントを削除します。

                                         
                                        ステップ 3UCS-A /security # commit-buffer  

                                        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                         

                                        次に、foo というユーザ アカウントを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

                                        UCS-A# scope security
                                        UCS-A /security # delete local-user foo
                                        UCS-A /security* # commit-buffer
                                        UCS-A /security # 
                                        

                                        ローカル認証されたユーザのパスワード プロファイル

                                        パスワード プロファイルには、Cisco UCS Manager のローカル認証されたユーザ全員のパスワード履歴とパスワード変更間隔のプロパティが含まれています。 ローカル認証されたユーザそれぞれに異なるパスワード プロファイルを指定することはできません。


                                        (注)  


                                        パスワード プロファイル プロパティを変更するには、admin または aaa 権限を持っている必要があります。 パスワード履歴を除き、これらのプロパティは、admin または aaa 権限を持つユーザに適用されません。


                                        Password History Count

                                        パスワード履歴カウントによって、ローカル認証されたユーザが何度も同じパスワードを再利用しないようにすることができます。 このプロパティが設定されている場合、Cisco UCS Manager は、ローカル認証されたユーザがこれまでに使用した最大 15 個のパスワードを保存します。 パスワードは最近のものから時系列に逆順で格納され、履歴カウントがしきい値に達すると、最も古いパスワードだけが再利用可能になります。

                                        あるパスワードが再利用可能になるまでに、ユーザはパスワード履歴カウントで設定された数だけパスワードを作成して使用する必要があります。 たとえば、パスワード履歴カウントを 8 に設定した場合、ローカル認証されたユーザは、9 番目のパスワードが期限切れになるまで、最初のパスワードを再利用できません。

                                        デフォルトでは、パスワード履歴は 0 に設定されます。 この値によって履歴カウントが無効化されるため、ユーザはいつでも以前のパスワードを使用できます。

                                        必要に応じて、ローカル認証されたユーザのパスワード履歴カウントをクリアし、以前のパスワードの再利用を有効にできます。

                                        パスワード変更間隔

                                        パスワード変更間隔によって、ローカル認証されたユーザが特定の時間内に実施できるパスワード変更の回数を制限することができます。 次の表は、パスワード変更間隔の 2 つの設定オプションを示しています。

                                        間隔の設定 説明

                                        No password change allowed

                                        このオプションを設定すると、ローカル認証されたユーザは、パスワードを変更してから特定の時間内はパスワードを変更できなくなります。

                                        1 ~ 745 時間の変更禁止間隔を指定できます。 デフォルトでは、変更禁止間隔は 24 時間です。

                                        たとえば、ローカル認証されたユーザが 48 時間以内にパスワードを変更できないようにするには、次のように設定します。

                                        • [Change During Interval] を無効に設定

                                        • [No Change Interval] を 48 に設定

                                        Password changes allowed within change interval

                                        このオプションでは、事前に定義した時間内にローカル認証ユーザがパスワードを変更できる最大回数を指定します。

                                        変更間隔を 1 ~ 745 時間、パスワード変更の最大回数を 0 ~ 10 に指定できます。 デフォルトでは、ローカル認証されたユーザは、48 時間以内に最大 2 回パスワードを変更できます。

                                        たとえば、ローカル認証されたユーザがパスワードを変更した後 24 時間以内に最大 1 回それを変更できるようにするには、次のように設定します。

                                        • [Change During Interval] を有効に設定

                                        • [Change Count] を 1 に設定

                                        • [Change Interval] を 24 に設定

                                        変更間隔のパスワード変更の最大数の設定

                                        パスワード プロファイル プロパティを変更するには、admin または aaa 権限を持っている必要があります。 パスワード履歴を除き、これらのプロパティは、admin または aaa 権限を持つユーザに適用されません。

                                        手順
                                           コマンドまたはアクション目的
                                          ステップ 1UCS-A# scope security  

                                          セキュリティ モードを開始します。

                                           
                                          ステップ 2UCS-A /security # scope password-profile 

                                          パスワード プロファイル セキュリティ モードを開始します。

                                           
                                          ステップ 3UCS-A /security/password-profile # set change-during-interval enable 

                                          ローカル認証されたユーザが指定された時間の間に実行できるパスワード変更の回数を制限します。

                                           
                                          ステップ 4UCS-A /security/password-profile # set change-count pass-change-num 

                                          [Change Interval] の間に、ローカル認証されたユーザがパスワードを変更できる最大回数。 を指定します

                                          この値は、0 ~ 10 から自由に設定できます。

                                           
                                          ステップ 5UCS-A /security/password-profile # set change-interval num-of-hours 

                                          [Change Count] フィールドで指定したパスワード変更回数が適用される最大時間数。 を指定します

                                          この値は、1 ~ 745 時間から自由に設定できます。

                                          たとえば、このフィールドが 48 に設定され、[Change Count] フィールドが 2 に設定されている場合、ローカル認証されたユーザは 48 時間以内に 2 回以上パスワードを変更できません。

                                           
                                          ステップ 6UCS-A /security/password-profile # commit-buffer 

                                          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                           

                                          次の例は、change during interval オプションをイネーブルにし、変更回数を 5 回、変更間隔を 72 時間に設定し、トランザクションをコミットします。

                                          UCS-A # scope security
                                          UCS-A /security # scope password-profile
                                          UCS-A /security/password-profile # set change-during-interval enable
                                          UCS-A /security/password-profile* # set change-count 5
                                          UCS-A /security/password-profile* # set change-interval 72
                                          UCS-A /security/password-profile* # commit-buffer
                                          UCS-A /security/password-profile # 

                                          パスワードの変更禁止間隔の設定

                                          パスワード プロファイル プロパティを変更するには、admin または aaa 権限を持っている必要があります。 パスワード履歴を除き、これらのプロパティは、admin または aaa 権限を持つユーザに適用されません。

                                          手順
                                             コマンドまたはアクション目的
                                            ステップ 1UCS-A# scope security  

                                            セキュリティ モードを開始します。

                                             
                                            ステップ 2UCS-A /security # scope password-profile 

                                            パスワード プロファイル セキュリティ モードを開始します。

                                             
                                            ステップ 3UCS-A /security/password-profile # set change-during-interval disable 

                                            間隔中の変更機能をディセーブルにします。

                                             
                                            ステップ 4UCS-A /security/password-profile # set no-change-interval min-num-hours 

                                            新たに作成したパスワードが変更可能になるまでに、ローカル認証されたユーザが待つ必要がある最小時間数。 を指定します

                                            この値は、1 ~ 745 時間から自由に設定できます。

                                            この間隔は、[Change During Interval] プロパティが [Disable] に設定されていない場合は無視されます。

                                             
                                            ステップ 5UCS-A /security/password-profile # commit-buffer 

                                            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                             

                                            次に、間隔中の変更オプションをディセーブルにし、変更禁止間隔を 72 時間に設定し、トランザクションをコミットする例を示します。

                                            UCS-A # scope security
                                            UCS-A /security # scope password-profile
                                            UCS-A /security/password-profile # set change-during-interval disable
                                            UCS-A /security/password-profile* # set no-change-interval 72
                                            UCS-A /security/password-profile* # commit-buffer
                                            UCS-A /security/password-profile # 

                                            パスワード履歴カウントの設定

                                            パスワード プロファイル プロパティを変更するには、admin または aaa 権限を持っている必要があります。

                                            手順
                                               コマンドまたはアクション目的
                                              ステップ 1UCS-A# scope security  

                                              セキュリティ モードを開始します。

                                               
                                              ステップ 2UCS-A /security # scope password-profile 

                                              パスワード プロファイル セキュリティ モードを開始します。

                                               
                                              ステップ 3UCS-A /security/password-profile # set history-count num-of-passwords 

                                              ローカル認証されたユーザが、以前に使用されたパスワードを再利用できるまでに、作成する必要がある一意のパスワードの数を指定します

                                              この値は、0 ~ 15 から自由に設定できます。

                                              デフォルトでは、[History Count] フィールドは 0 に設定されます。この値によって履歴カウントが無効化されるため、ユーザはいつでも以前のパスワードを使用できます。

                                               
                                              ステップ 4UCS-A /security/password-profile # commit-buffer 

                                              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                               

                                              次の例は、パスワード履歴カウントを設定し、トランザクションをコミットします。

                                              UCS-A # scope security
                                              UCS-A /security # scope password-profile
                                              UCS-A /security/password-profile # set history-count 5
                                              UCS-A /security/password-profile* # commit-buffer
                                              UCS-A /security/password-profile # 

                                              ユーザ セッションのモニタリング

                                              手順
                                                 コマンドまたはアクション目的
                                                ステップ 1UCS-A# scope security  

                                                セキュリティ モードを開始します。

                                                 
                                                ステップ 2UCS-A /security # show user-session {local | remote} [detail]  

                                                システムにログインしているすべてのユーザのセッション情報を表示します。 セッション ID の横のアスタリスク(*)は、現在のログイン セッションを示します。

                                                 

                                                次に、システムにログインしているすべてのローカル ユーザのリストを表示する例を示します。 アスタリスクは、どのセッションが現在のログイン セッションであるかを示します。

                                                UCS-A# scope security
                                                UCS-A /security # show user-session local
                                                Session Id      User            Host                 Login Time
                                                --------------- --------------- -------------------- ----------
                                                pts_25_1_31264*  steve           192.168.100.111      2009-05-09T14:06:59
                                                ttyS0_1_3532    jeff            console              2009-05-02T15:11:08
                                                web_25277_A     faye            192.168.100.112      2009-05-15T22:11:25
                                                
                                                

                                                次に、システムにログインしているすべてのローカル ユーザの詳細情報を表示する例を示します。

                                                UCS-A# scope security
                                                UCS-A /security # show user-session local detail
                                                Session Id pts_25_1_31264:
                                                    Fabric Id: A
                                                    Term: pts/25
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