Cisco UCS Manager CLI コンフィギュレーション ガイド、リリース 2.2
ファブリック インターコネクトの設定
ファブリック インターコネクトの設定

目次

ファブリック インターコネクトの設定

この章は、次の項で構成されています。

Initial System Setup

Cisco UCS ドメイン内のファブリック インターコネクトに初めてアクセスしたときは、セットアップ ウィザードで、システム設定に必要な次の情報を設定する必要があります。

  • インストール方法(GUI または CLI)

  • セットアップ モード(フル システム バックアップからの復元または初期セットアップ)

  • システム設定タイプ(スタンドアロンまたはクラスタ設定)

  • システム名

  • admin パスワード

  • 管理ポートの IPv4 アドレスとサブネット マスク、または IPv6 アドレスとプレフィックス

  • デフォルトのゲートウェイの IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレス

  • DNS サーバの IPv4 または IPv6 アドレス

  • デフォルトのドメイン名

セットアップ モード

システム設定を既存のバックアップ ファイルから復元するか、セットアップ ウィザードを実行してシステムを手動でセットアップするか、選択できます。 システムを復元する場合は、バックアップ ファイルが、管理ネットワークから到達可能な場所に存在する必要があります。

システム設定タイプ

Cisco UCS ドメインは、スタンドアロン構成で単一のファブリック インターコネクトを使用するように設定することもできますし、クラスタ構成でファブリック インターコネクトの冗長ペアを使用するように設定することもできます。

クラスタ設定では、ハイ アベイラビリティが提供されます。 一方のファブリック インターコネクトが使用不可能になっても、もう一方が代わりを務めます。 クラスタ設定をサポートするには、管理ポート(Mgmt0)接続が 1 つだけあれば十分です。しかし、リンクレベルの冗長性を実現するには、両方の Mgmt0 ポートを接続する必要があります。

さらに、クラスタ構成では、冗長仮想インターフェイス(VIF)接続のフェールオーバー リカバリ時間が大幅に向上します。 アダプタに、あるファブリック インターコネクトへのアクティブな VIF 接続と別の(第 2 の)ファブリック インターコネクトへのスタンバイ VIF 接続が存在する場合、アクティブな VIF の学習済み MAC アドレスは複製されますが、第 2 のファブリック インターコネクトにはインストールされません。 アクティブな VIF に障害が発生した場合、第 2 のファブリック インターコネクトは複製された MAC アドレスをインストールし、それを Gratuitous ARP メッセージを介してネットワークにブロードキャストして、切り替え時間を短縮します。


(注)  


クラスタ構成では、管理プレーンに対してのみ冗長性が提供されます。 データの冗長性はユーザの設定に依存するので、データの冗長性をサポートするにはサードパーティ製のツールが必要なこともあります。


クラスタ構成を使用するには、L1(L1 から L1)と L2(L2 から L2)のハイ アベイラビリティ ポート間で、イーサネット ケーブルを使用して 2 つのファブリック インターコネクトを直接接続し、その間に他のファブリック インターコネクトが含まれないようにする必要があります。 また、パッチ パネルを介してファブリック インターコネクトを直接接続すると、それらは互いの状態を継続的にモニタして、一方で故障が発生した場合に即座にそれを検知できるようになります。

クラスタ設定内の両方のファブリック インターコネクトに対して初期セットアップ プロセスを実行する必要があります。 クラスタ構成用に設定した 1 番目のファブリック インターコネクトをイネーブルにする必要があります。 2 番目のファブリック インターコネクトを設定すると、そのファブリック インターコネクトはクラスタ内のピア ファブリック インターコネクトとして 1 番目のファブリック インターコネクトを検出します。

詳細については、『Cisco UCS 6100 Series Fabric Interconnect Hardware Installation Guide』 を参照してください。

管理ポートの IP アドレス

スタンドアロン設定では、ファブリック インターコネクトの単一の管理ポートに対して IPv4 アドレス、ゲートウェイ、サブネット マスクを 1 つだけ、または IPv6 アドレス、ゲートウェイ、ネットワーク プレフィックスを 1 つだけ指定する必要があります。 管理ポートの IP アドレスに対して IPv4 または IPv6 アドレスのいずれかを設定できます。

クラスタ構成では、同一のサブネットに以下の 3 つの IPv4 アドレスを指定するか、プレフィックスが同じ 3 つの IPv6 アドレスを指定する必要があります。

  • ファブリック インターコネクト A の管理ポートの IP アドレス

  • ファブリック インターコネクト B の管理ポートの IP アドレス

  • クラスタの IP アドレス


(注)  


クラスタ構成では、両方のファブリック インターコネクトの管理ポートに同じアドレス タイプ(IPv4 または IPv6)を設定する必要があります。 最初の FI に IPv4 アドレスを設定し、2 番目の FI に IPv6 アドレスを設定すると、その構成は機能しません。

スタンドアロン設定用の初期システム セットアップの実行

はじめる前に
  1. ファブリック インターコネクトにおける次の物理接続を確認します。

    • コンソール ポートがコンピュータ端末またはコンソール サーバに物理的に接続されている。

    • 管理イーサネット ポート(mgmt0)が外部のハブ、スイッチ、またはルータに接続されている。

    詳細については、お使いのファブリック インターコネクトに関する『Cisco UCS Hardware Installation Guide』を参照してください。

  2. コンソール ポートに接続しているコンピュータ端末(またはコンソール サーバ)でコンソール ポート パラメータが次のとおりであることを確認します。
    • 9600 ボー

    • 8 データ ビット

    • パリティなし

    • 1 ストップ ビット

  3. 初期設定で入力する必要がある次の情報を収集します。

    • システム名

    • admin アカウントのパスワード。 Cisco UCS Manager のパスワードのガイドラインに適合する強力なパスワードを選択します。 このパスワードは空にできません。

    • 管理ポート IPv4 およびサブネット マスク、または IPv6 アドレスとプレフィックス。

    • デフォルト ゲートウェイ IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレス。

    • DNS サーバの IPv4 または IPv6 アドレス(任意)。

    • システムのドメイン名(任意)。

手順
    ステップ 1   コンソール ポートに接続します。
    ステップ 2   ファブリック インターコネクトの電源を入れます。

    ファブリック インターコネクトが起動すると、電源投入時セルフテスト メッセージが表示されます。

    ステップ 3   設定されていないシステムがブートすると、使用する設定方法の入力を要求するプロンプトが表示されます。 console と入力して、コンソール CLI を使用した初期設定を続行します。
    ステップ 4   初期システム設定として続行するために、setup と入力します。
    ステップ 5   初期設定の続行を確定するために、y を入力します。
    ステップ 6   admin アカウントのパスワードを入力します。
    ステップ 7   確認のために、admin アカウントのパスワードを再入力します。
    ステップ 8   スタンドアロン設定用の初期設定を続行するために、no を入力します。
    ステップ 9   システム名を入力します。
    ステップ 10   ファブリック インターコネクトの管理ポートの IPv4 または IPv6 アドレスを入力します。

    IPv4 アドレスを入力する場合は、IPv4 サブネット マスクを入力するように求められます。 IPv6 アドレスを入力する場合は、IPv6 ネットワーク プレフィックスを入力するように求められます。

    ステップ 11   各 IPv4 サブネット マスク、または IPv6 ネットワーク プレフィックスを入力し、Enter キーを押します。

    ファブリック インターコネクトの管理ポート用に入力したアドレス タイプによって、デフォルト ゲートウェイの IPv4 または IPv6 アドレスを求められます。

    ステップ 12   次のいずれかを入力します。
    • デフォルト ゲートウェイの IPv4 アドレス。
    • デフォルト ゲートウェイの IPv6 アドレス。
    ステップ 13   DNS サーバの IP アドレスを指定する場合は yes を入力し、指定しない場合は no を入力します。
    ステップ 14   (任意)DNS サーバの IPv4 または IPv6 アドレスを入力します。 アドレス タイプはファブリック インターコネクトの管理ポートのアドレス タイプと同じである必要があります。
    ステップ 15   デフォルトのドメイン名を指定する場合は yes を入力し、指定しない場合は no を入力します。
    ステップ 16   (任意)デフォルト ドメイン名を入力します。
    ステップ 17   集中管理環境(Cisco UCS Central)に加わる場合は yes を入力し、加わらない場合は no を入力します。
    ステップ 18   設定の要約を確認し、yes と入力して設定を保存および適用するか、no と入力して設定ウィザードを再びやり直し、設定を一部変更します。

    設定ウィザードのやり直しを選択した場合は、以前に入力した値が角カッコで囲まれて表示されます。 以前に入力した値をそのまま使用する場合は、[Enter] を押します。


    次に、コンソール セットアップ方式と IPv4 管理アドレスを使用してスタンドアロン設定をセットアップする例を示します。

    Enter the installation method (console/gui)?  console
    Enter the setup mode (restore from backup or initial setup) [restore/setup]? setup
    You have chosen to setup a new switch.  Continue? (y/n): y
    Enter the password for "admin": adminpassword%958
    Confirm the password for "admin": adminpassword%958
    Do you want to create a new cluster on this switch (select 'no' for standalone setup or if you want this switch to be added to an existing cluster)? (yes/no) [n]: no
    Enter the system name: foo
    Mgmt0 address: 192.168.10.10
    Mgmt0 IPv4 netmask: 255.255.255.0
    IPv4 address of the default gateway: 192.168.10.1
    Configure the DNS Server IPv4 address? (yes/no) [n]: yes
      DNS IP address: 20.10.20.10
    Configure the default domain name? (yes/no) [n]: yes
      Default domain name: domainname.com
    Join centralized management environment (UCS Central)? (yes/no) [n]: no
    Following configurations will be applied:
      Switch Fabric=A
      System Name=foo
      Physical Switch Mgmt0 IP Address=192.168.10.10
      Physical Switch Mgmt0 IP Netmask=255.255.255.0
      Default Gateway=192.168.10.1
      DNS Server=20.10.20.10
      Domain Name=domainname.com
    Apply and save the configuration (select 'no' if you want to re-enter)? (yes/no): yes
    

    次に、コンソール セットアップ方式と IPv6 管理アドレスを使用してスタンドアロン設定をセットアップする例を示します。

    Enter the installation method (console/gui)?  console
    Enter the setup mode (restore from backup or initial setup) [restore/setup]? setup
    You have chosen to setup a new switch.  Continue? (y/n): y
    Enter the password for "admin": adminpassword%652
    Confirm the password for "admin": adminpassword%652
    Do you want to create a new cluster on this switch (select 'no' for standalone setup or if you want this switch to be added to an existing cluster)? (yes/no) [n]: no
    Enter the system name: foo
    Mgmt0 address:  2001::107
    Mgmt0 IPv6 prefix: 64
    IPv6 address of the default gateway: 2001::1
    Configure the DNS Server IPv6 address? (yes/no) [n]: yes
      DNS IP address: 2001::101
    Configure the default domain name? (yes/no) [n]: yes
      Default domain name: domainname.com
    Join centralized management environment (UCS Central)? (yes/no) [n]: no
    Following configurations will be applied:
      Switch Fabric=A
      System Name=foo
      Enforced Strong Password=no
      Physical Switch Mgmt0 IPv6 Address=2001::107
      Physical Switch Mgmt0 IPv6 Prefix=64
      Default Gateway=2001::1
      Ipv6 value=1
      DNS Server=2001::101
      Domain Name=domainname.com
    Apply and save the configuration (select 'no' if you want to re-enter)? (yes/no): yes
    

    クラスタ設定の初期システム セットアップ

    第 1 ファブリック インターコネクトでの初期システム設定の実行

    この手順は、管理ポート、デフォルト ゲートウェイ、および DNS サーバに対し IPv4 または IPv6 アドレスを使用して最初のファブリック インターコネクトをセットアップする方法について説明します。

    はじめる前に
    1. ファブリック インターコネクトにおける次の物理接続を確認します。

      • 第 1 のファブリック インターコネクトのコンソール ポートが、コンピュータ端末またはコンソール サーバに物理的に接続されている。

      • 管理イーサネット ポート(mgmt0)が外部のハブ、スイッチ、またはルータに接続されている。

      • 両方のファブリック インターコネクトの L1 ポートが互いに直接接続されている。

      • 両方のファブリック インターコネクトの L2 ポートが互いに直接接続されている。

      詳細については、お使いのファブリック インターコネクトに関する『Cisco UCS Hardware Installation Guide』を参照してください。

    2. コンソール ポートに接続しているコンピュータ端末(またはコンソール サーバ)でコンソール ポート パラメータが次のとおりであることを確認します。
      • 9600 ボー

      • 8 データ ビット

      • パリティなし

      • 1 ストップ ビット

    3. 初期設定で入力する必要がある次の情報を収集します。

      • システム名。

      • admin アカウントのパスワード。 Cisco UCS Manager のパスワードのガイドラインに適合する強力なパスワードを選択します。 このパスワードは空にできません。

      • 3 つのスタティック IPv4 または IPv6 アドレス:両方のファブリック インターコネクトの管理ポートに 2 つ(各ファブリック インターコネクトに 1 つずつ)、および Cisco UCS Manager によって使用されるクラスタ IP アドレスに 1 つ。

      • 3 つのスタティック IPv4 アドレスのサブネット マスク、または 3 つのスタティック IPv6 アドレスのネットワーク プレフィックス。

      • デフォルト ゲートウェイ IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレス。

      • DNS サーバの IPv4 または IPv6 アドレス(任意)。

      • システムのドメイン名(任意)。

    手順
      ステップ 1   コンソール ポートに接続します。
      ステップ 2   ファブリック インターコネクトの電源を入れます。

      ファブリック インターコネクトが起動すると、電源投入時セルフテスト メッセージが表示されます。

      ステップ 3   設定されていないシステムがブートすると、使用する設定方法の入力を要求するプロンプトが表示されます。 console と入力して、コンソール CLI を使用した初期設定を続行します。
      ステップ 4   初期システム設定として続行するために、setup と入力します。
      ステップ 5   初期設定の続行を確定するために、y を入力します。
      ステップ 6   admin アカウントのパスワードを入力します。
      ステップ 7   確認のために、admin アカウントのパスワードを再入力します。
      ステップ 8   クラスタ設定の初期設定を続行するために yes を入力します。
      ステップ 9   ファブリック インターコネクトのファブリックを入力します(A または B)。
      ステップ 10   システム名を入力します。
      ステップ 11   ファブリック インターコネクトの管理ポートの IPv4 または IPv6 アドレスを入力します。

      IPv4 アドレスを入力する場合は、IPv4 サブネット マスクを入力するように求められます。 IPv6 アドレスを入力する場合は、IPv6 ネットワーク プレフィックスを入力するように求められます。

      ステップ 12   各 IPv4 サブネット マスク、または IPv6 ネットワーク プレフィックスを入力し、Enter キーを押します。

      ファブリック インターコネクトの管理ポート用に入力したアドレス タイプによって、デフォルト ゲートウェイの IPv4 または IPv6 アドレスを求められます。

      ステップ 13   次のいずれかを入力します。
      • デフォルト ゲートウェイの IPv4 アドレス。
      • デフォルト ゲートウェイの IPv6 アドレス。
      ステップ 14   DNS サーバの IP アドレスを指定する場合は yes を入力し、指定しない場合は no を入力します。
      ステップ 15   (任意)DNS サーバの IPv4 または IPv6 アドレスを入力します。 アドレス タイプはファブリック インターコネクトの管理ポートのアドレス タイプと同じである必要があります。
      ステップ 16   デフォルトのドメイン名を指定する場合は yes を入力し、指定しない場合は no を入力します。
      ステップ 17   (任意)デフォルト ドメイン名を入力します。
      ステップ 18   設定の要約を確認し、yes と入力して設定を保存および適用するか、no と入力して設定ウィザードを再びやり直し、設定を一部変更します。

      設定ウィザードのやり直しを選択した場合は、以前に入力した値が角カッコで囲まれて表示されます。 以前に入力した値をそのまま使用する場合は、Enter を押します。


      次に、コンソールおよび IPv4 管理アドレスを使用してクラスタ設定の最初のファブリック インターコネクトをセットアップする例を示します。

      Enter the installation method (console/gui)?  console
      Enter the setup mode (restore from backup or initial setup) [restore/setup]? setup
      You have chosen to setup a new switch.  Continue? (y/n): y
      Enter the password for "admin": adminpassword%958
      Confirm the password for "admin": adminpassword%958
      Do you want to create a new cluster on this switch (select 'no' for standalone setup or if you want this switch to be added to an existing cluster)? (yes/no) [n]: yes
      Enter the switch fabric (A/B): A
      Enter the system name: foo
      Mgmt0 IPv4 address: 192.168.10.10
      Mgmt0 IPv4 netmask: 255.255.255.0
      IPv4 address of the default gateway: 192.168.10.1
      Virtual IPv4 address: 192.168.10.12
      Configure the DNS Server IPv4 address? (yes/no) [n]: yes
        DNS IPv4 address: 20.10.20.10
      Configure the default domain name? (yes/no) [n]: yes
        Default domain name: domainname.com
      Join centralized management environment (UCS Central)? (yes/no) [n]: no
      Following configurations will be applied:
        Switch Fabric=A
        System Name=foo
        Management IP Address=192.168.10.10
        Management IP Netmask=255.255.255.0
        Default Gateway=192.168.10.1
        Cluster Enabled=yes  
        Virtual Ip Address=192.168.10.12
        DNS Server=20.10.20.10
        Domain Name=domainname.com
      Apply and save the configuration (select 'no' if you want to re-enter)? (yes/no): yes
      

      次に、コンソールおよび IPv6 管理アドレスを使用してクラスタ設定の最初のファブリック インターコネクトをセットアップする例を示します。

      Enter the installation method (console/gui)?  console
      Enter the setup mode (restore from backup or initial setup) [restore/setup]? setup
      You have chosen to setup a new switch.  Continue? (y/n): y
      Enter the password for "admin": adminpassword%652
      Confirm the password for "admin": adminpassword%652
      Do you want to create a new cluster on this switch (select 'no' for standalone setup or if you want this switch to be added to an existing cluster)? (yes/no) [n]: yes
      Enter the switch fabric (A/B): A
      Enter the system name: foo
      Mgmt0 address:  2001::107
      Mgmt0 IPv6 prefix: 64
      IPv6 address of the default gateway: 2001::1
      Configure the DNS Server IPv6 address? (yes/no) [n]: yes
        DNS IP address: 2001::101
      Configure the default domain name? (yes/no) [n]: yes
        Default domain name: domainname.com
      Join centralized management environment (UCS Central)? (yes/no) [n]: no
      Following configurations will be applied:
        Switch Fabric=A
        System Name=foo
        Enforced Strong Password=no
        Physical Switch Mgmt0 IPv6 Address=2001::107
        Physical Switch Mgmt0 IPv6 Prefix=64
        Default Gateway=2001::1
        Ipv6 value=1
        DNS Server=2001::101
        Domain Name=domainname.com
      Apply and save the configuration (select 'no' if you want to re-enter)? (yes/no): yes
      

      第 2 ファブリック インターコネクトでの初期システム設定の実行

      この手順は、管理ポートに対し IPv4 または IPv6 アドレスを使用して第 2 のファブリック インターコネクトをセットアップする方法について説明します。

      はじめる前に
      1. ファブリック インターコネクトにおける次の物理接続を確認します。

        • 第 2 のファブリック インターコネクトのコンソール ポートが、コンピュータ端末またはコンソール サーバに物理的に接続されている。

        • 管理イーサネット ポート(mgmt0)が外部のハブ、スイッチ、またはルータに接続されている。

        • 両方のファブリック インターコネクトの L1 ポートが互いに直接接続されている。

        • 両方のファブリック インターコネクトの L2 ポートが互いに直接接続されている。

        詳細については、お使いのファブリック インターコネクトに関する『Cisco UCS Hardware Installation Guide』を参照してください。

      2. コンソール ポートに接続しているコンピュータ端末(またはコンソール サーバ)でコンソール ポート パラメータが次のとおりであることを確認します。
        • 9600 ボー

        • 8 データ ビット

        • パリティなし

        • 1 ストップ ビット

      3. 初期設定で入力する必要がある次の情報を収集します。

        • ピア ファブリック インターコネクトの admin アカウントのパスワード。 Cisco UCS Manager のパスワードのガイドラインに適合する強力なパスワードを選択します。 このパスワードは空にできません。

        • 同じサブネットにある管理ポートの IPv4 アドレス、またはピア ファブリック インターコネクトと同じネットワーク プレフィックスの管理ポート IPv6。

      手順
        ステップ 1   コンソール ポートに接続します。
        ステップ 2   ファブリック インターコネクトの電源を入れます。

        ファブリック インターコネクトが起動すると、電源投入時セルフテスト メッセージが表示されます。

        ステップ 3   設定されていないシステムがブートすると、使用する設定方法の入力を要求するプロンプトが表示されます。 console と入力して、コンソール CLI を使用した初期設定を続行します。
        (注)      ファブリック インターコネクトによって、クラスタ内のピア ファブリック インターコネクトが検出されます。 検出されなかった場合は、L1 ポートと L2 ポート間の物理接続を調べ、ピア ファブリック インターコネクトがクラスタ設定でイネーブルになっていることを確認します。
        ステップ 4   y と入力して、従属ファブリック インターコネクトをクラスタに追加します。
        ステップ 5   ピア ファブリック インターコネクトの管理パスワードを入力します。
        ステップ 6   従属ファブリック インターコネクト上の管理ポートの IP アドレスを入力します。
        ステップ 7   設定の要約を確認し、yes と入力して設定を保存および適用するか、no と入力して設定ウィザードを再びやり直し、設定を一部変更します。

        設定ウィザードのやり直しを選択した場合は、以前に入力した値が角カッコで囲まれて表示されます。 以前に入力した値をそのまま使用する場合は、Enter を押します。


        次に、ピアのコンソールおよび IPv4 アドレスを使用してクラスタ設定の第 2 のファブリック インターコネクトをセットアップする例を示します。

        Enter the installation method (console/gui)? console
        Installer has detected the presence of a peer Fabric interconnect. This Fabric interconnect will be added to the cluster. Continue (y/n) ? y
        Enter the admin password of the peer Fabric Interconnect: adminpassword%958
        Peer Fabric interconnect Mgmt0 IPv4 Address: 192.168.10.11
        Apply and save the configuration (select 'no' if you want to re-enter)? (yes/no): yes
        

        次に、ピアのコンソールおよび IPv6 アドレスを使用してクラスタ設定の第 2 のファブリック インターコネクトをセットアップする例を示します。

        Enter the installation method (console/gui)? console
        Installer has detected the presence of a peer Fabric interconnect. This Fabric interconnect will be added to the cluster. Continue (y/n) ? y
        Enter the admin password of the peer Fabric Interconnect: adminpassword%958
        Peer Fabric interconnect Mgmt0 IPv6 Address: 2001::107
        Apply and save the configuration (select 'no' if you want to re-enter)? (yes/no): yes
        

        ファブリック インターコネクトへのアウトオブバンド IPv4 アドレスの追加

        すべてのファブリック インターコネクトでは、OOB IPv4 アドレス、ネットワーク マスク、およびゲートウェイが必要です。 この手順では、スタティック IPv6 アドレスで設定されたファブリック インターコネクトに OOB IPv4 アドレスを設定する方法について説明します。

        はじめる前に

        ファブリック インターコネクトに割り当てるアウトオブバンド(OOB)IPv4 アドレスを収集します。

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1UCS-A # scope fabric interconnect a 

          ファブリック A のファブリック コンフィギュレーション モードを開始します。

           
          ステップ 2UCS-A/fabric-interconnect # set out-of-band ip ip-addr netmask ip-addrgw ip-addr 

          OOB IPv4 アドレス、ネットワーク マスク、およびゲートウェイ アドレスを設定します。

          システムは変更がコミットされると、コンソール セッションの変更が切断される可能性を警告します。 
          ステップ 3UCS-A/fabric-interconnect # commit-buffer 

          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

           

          次に、ファブリック インターコネクト A の OOB IPv4 アドレスを設定する例を示します。

          UCS-A# scope fabric-interconnect a
          UCS-A /fabric-interconnect # set out-of-band ip 10.105.214.107 netmask 255.255.255.0 gw 10.105.214.1
          Warning: When committed, this change may disconnect the current CLI session
          UCS-A /fabric-interconnect* # commit-buffer
          

          スタンドアロン ファブリック インターコネクトに対するクラスタ設定のイネーブル化

          1 つのスタンドアロン ファブリック インターコネクトを使用する既存の Cisco UCS ドメインに、2 番目のファブリック インターコネクトを追加できます。 これを行うには、クラスタの仮想 IP または IPv6 アドレスを使用して設定することでスタンドアロン ファブリック インターコネクトのクラスタ動作をイネーブルにし、その後、クラスタに 2 番目のファブリック インターコネクトを追加します。

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1UCS-A# connect local-mgmt  

            ローカル管理モードを開始します。

             
            ステップ 2UCS-A(local-mgmt) # enable cluster {virtual-ip-addr|virtual-ip6-addr}  

            指定の IPv4 または IPv6 アドレスを持つスタンドアロン ファブリック インターコネクトでクラスタ動作をイネーブルにします。 このコマンドを入力すると、クラスタ動作をイネーブルにすることを確認するプロンプトが表示されます。 確認のために yes と入力します。

            IP アドレスは、クラスタに追加するファブリック インターコネクトに割り当てられた IP アドレスではなく、クラスタ設定用の仮想 IPv4 または IPv6 アドレスである必要があります。

             

            次に、仮想 IPv4 アドレス 192.168.1.101 を使用して、スタンドアロン ファブリック インターコネクトのクラスタ動作をイネーブルにする例を示します。

            UCS-A# connect local-mgmt
            UCS-A(local-mgmt)# enable cluster 192.168.1.101
            This command will enable cluster mode on this setup. You cannot change it 
            back to stand-alone. Also, any GUI or KVM sessions may be terminated. Are you sure you want to continue? (yes/no): yes
            UCS-A(local-mgmt)#

            次に、仮想 IPv6 アドレス 192.168.1.101 を使用して、スタンドアロン ファブリック インターコネクトのクラスタ動作をイネーブルにする例を示します。

            UCS-A# connect local-mgmt
            UCS-A(local-mgmt)# enable cluster ipv6 2001::109
            This command will enable IPv6 cluster mode on this setup. You cannot change it 
            back to stand-alone. Also, any GUI or KVM sessions may be terminated. Are you sure you want to continue? (yes/no): yes
            UCS-A(local-mgmt)#
            次の作業

            クラスタに第 2 のファブリック インターコネクトを追加します。

            システム名の変更

            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1UCS-A # scope system  

              システム モードを開始します。

               
              ステップ 2UCS-A /system # set name name  

              システム名を設定します。

               
              ステップ 3UCS-A /system # commit-buffer  

              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

               

              名前は、トランザクションがコミットされた後、30 秒ほどの間に両方のファブリック インターコネクトで更新されます。

              次の例は、システム名を変更し、トランザクションをコミットします。

              UCS-A# scope system
              UCS-A /system* # set name SanJose5
              UCS-A /system* # commit-buffer
              UCS-A /system # 
              

              クラスタの管理サブネットの変更

              クラスタ設定の IPv4 管理サブネットを変更する場合は、次の 3 つの IPv4 アドレスを同時に変更する必要があり、3 つのアドレスは同じサブネットに設定する必要があります。

              • ファブリック インターコネクト A の管理ポートの IP アドレス

              • ファブリック インターコネクト B の管理ポートの IP アドレス

              • クラスタ IP(仮想 IP)アドレス

              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1UCS-A# scope fabric-interconnect a  

                ファブリック A のファブリック インターコネクト モードを開始します。

                 
                ステップ 2UCS-A /fabric-interconnect # set out-of-band ip ip-address netmask netmask gw gateway-ip-address  

                ファブリック インターコネクトの IP アドレス、ネットワーク マスク、およびゲートウェイ IP アドレスを設定します。

                 
                ステップ 3UCS-A /fabric-interconnect # scope fabric-interconnect b  

                ファブリック B のファブリック インターコネクト モードを開始します。

                 
                ステップ 4UCS-A /fabric-interconnect # set out-of-band ip ip-address netmask netmask gw gateway-ip-address  

                ファブリック インターコネクトの IP アドレス、ネット マスク、およびゲートウェイ IP アドレスを設定します。

                 
                ステップ 5UCS-A /fabric-interconnect # scope system  

                システム モードを開始します。

                 
                ステップ 6UCS-A /system # set virtual-ip vip-address  

                クラスタの仮想 IP アドレスを設定します。

                 
                ステップ 7UCS-A /system # commit-buffer  

                トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                 

                トランザクションをコミットすると、管理セッションから切断されます。 新しい管理 IP アドレスに再接続します。

                この例は、両方のファブリック インターコネクトの IP アドレスを変更し、仮想 IP アドレスを変更し、トランザクションをコミットして、セッションを切断します。

                UCS-A# scope fabric-interconnect a
                UCS-A /fabric-interconnect # set out-of-band ip 192.0.2.111 netmask 255.255.255.0 gw 192.0.2.1
                UCS-A /fabric-interconnect* # scope fabric-interconnect b
                UCS-A /fabric-interconnect* # set out-of-band ip 192.0.2.112 netmask 255.255.255.0 gw 192.0.2.1
                UCS-A /fabric-interconnect* # scope system
                UCS-A /system* # set virtual-ip 192.0.2.113
                UCS-A /system* # commit-buffer
                

                クラスタの管理プレフィクスの変更

                クラスタ設定の IPv6 管理プレフィクスを変更する場合は、次の 3 つの IPv6 アドレスを同時に変更する必要があり、3 つのアドレスは同じネットワーク プレフィクスに設定する必要があります。

                • ファブリック インターコネクト A の管理ポートの IPv6 アドレス

                • ファブリック インターコネクト B の管理ポートの IPv6 アドレス

                • クラスタ IPv6(仮想 IPv6)アドレス

                手順
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1UCS-A# scope fabric-interconnect a  

                  ファブリック A のファブリック インターコネクト モードを開始します。

                   
                  ステップ 2UCS-A fabric-interconnect # scope ipv6-config 

                  ファブリック A の IPv6 コンフィギュレーション モードを開始します。

                   
                  ステップ 3UCS-A fabric-interconnect/ ipv6-config # set out-of-band ipv6 ipv6-addr ipv6-gw ipv6-gw-addr ipv6-prefix prefix 

                  ファブリック A の管理 IPv6 アドレス、ゲートウェイ IPv6 アドレスおよびネットワーク プレフィクスを設定します。

                   
                  ステップ 4UCS-A fabric-interconnect/ipv6-config # scope fabric-interconnect b 

                  ファブリック B のファブリック インターコネクト モードを開始します。

                   
                  ステップ 5 UCS-A fabric-interconnect/ # scope ipv6-config 

                  ファブリック B の IPv6 コンフィギュレーション モードを開始します。

                   
                  ステップ 6UCS-A/fabric-interconnect/ipv6-config # set out-of-band ipv6 ipv6-addr ipv6-gw ipv6-gw-addr ipv6-prefix prefix 

                  ファブリック B の管理 IPv6 アドレス、ゲートウェイ IPv6 アドレスおよびネットワーク プレフィクスを設定します。

                   
                  ステップ 7 UCS-A/fabric-interconnect/ipv6-config # scope system 

                  システム モードを開始します。

                   
                  ステップ 8 UCS-A/system # set virtual-ip ipv6 virtual-ip6-addr 

                  クラスタの仮想 IPv6 アドレスを設定します。

                   
                  ステップ 9UCS-A/system # commit-buffer  

                  トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                   

                  トランザクションをコミットすると、管理セッションから切断されます。 新しい管理 IPv6 アドレスに再接続します。

                  次に、両方の管理 IPv6 アドレスを変更し、仮想 IPv6 アドレスを変更し、トランザクションをコミットする例を示します。

                  UCS-A# scope fabric-interconnect a
                  UCS-A /fabric-interconnect # scope ipv6-config
                  UCS-A /fabric-interconnect/ipv6-config # set out-of-band ipv6 2001:10::157
                  UCS-A /fabric-interconnect/ipv6-config* # set out-of-band ipv6-gw 2001:10::1
                  UCS-A /fabric-interconnect/ipv6-config* # set out-of-band ipv6-prefix 64
                  UCS-A /fabric-interconnect/ipv6-config* # scope fabric-interconnect b
                  UCS-A /fabric-interconnect* # scope ipv6-config
                  UCS-A /fabric-interconnect/ipv6-config* # set out-of-band ipv6 2001:10::158
                  UCS-A /fabric-interconnect/ipv6-config* # set out-of-band ipv6-gw 2001:10::1
                  UCS-A /fabric-interconnect/ipv6-config* # set out-of-band ipv6-prefix 64
                  UCS-A /fabric-interconnect/ipv6-config* # scope system
                  UCS-A /system* # set virtual-ip ipv6 2001:10::156
                  UCS-A /system* # commit-buffer
                  UCS-A /system #
                  

                  イーサネット スイッチング モード

                  イーサネット スイッチング モードにより、サーバとネットワークの間のスイッチング装置としてファブリック インターコネクトがどのように動作するかが決定されます。 ファブリック インターコネクトは、次のイーサネット スイッチング モードのいずれかで動作します。

                  エンドホスト モード

                  エンドホスト モードでは、ファブリック インターコネクトが、vNIC を介して接続されているすべてのサーバ(ホスト)に代わって、ネットワークに対するエンド ホストとして動作できます。 この動作は、vNIC をアップリンク ポートにピン接続することにより実現されます(動的なピン接続または固定のピン接続のいずれか)。これにより、ネットワークに対して冗長性が提供され、これらのアップリンク ポートはファブリックの残りの部分に対してサーバ ポートとなります。 エンドホスト モードの場合、ファブリック インターコネクトでスパニングツリー プロトコル(STP)は実行されません。しかし、ループは、アップリンク ポートがトラフィックを相互に転送するのを拒否すること、および同時に複数のアップリンク ポート上に存在する出力サーバ トラフィックを拒否することにより回避されます。 エンドホスト モードは、デフォルトのイーサネット スイッチング モードであり、次のいずれかがアップストリームで使用される場合に使用する必要があります。

                  • レイヤ 2 集約のための レイヤ 2 スイッチング

                  • Virtual Switching System(VSS)集約レイヤ


                  (注)  


                  エンドホスト モードを有効にした場合、vNIC がアップリンク ポートに固定ピン接続されていて、このアップリンク ポートがダウンすると、システムはその vNIC をピン接続し直すことはできず、その vNIC はダウンしたままになります。

                  スイッチ モード

                  スイッチ モードは従来のイーサネット スイッチング モードです。 ループを回避するためにファブリック インターコネクトで STP が実行され、ブロードキャスト パケットとマルチキャスト パケットは従来の方法で処理されます。 スイッチ モードは、デフォルトのイーサネット スイッチング モードではありません。ファブリック インターコネクトをルータに直接接続する場合、または次のいずれかがアップストリームで使用される場合に限り使用する必要があります。

                  • レイヤ 3 集約

                  • ボックス内の VLAN


                  (注)  


                  どちらのイーサネット スイッチング モードの場合でも、サーバ アレイ内のすべてのサーバ間ユニキャスト トラフィックは、ファブリック インターコネクトを介してだけ送信され、アップリンク ポートを介して送信されることはありません。vNIC がアップリンク ポートに固定ピン接続されていたとしても同様です。 サーバ間のマルチキャスト トラフィックとブロードキャスト トラフィックは、同じ VLAN 内のすべてのアップリンク ポートを介して送信されます。


                  イーサネット スイッチング モードの設定

                  重要:

                  イーサネット スイッチング モードを変更すると、Cisco UCS Manager により自動的にログアウトとファブリック インターコネクトの再起動が実行されます。 クラスタ設定では、Cisco UCS Manager により両方のファブリック インターコネクトが再起動されます。 2 つめのファブリック インターコネクトでイーサネット スイッチング モードの変更が完了し、システムで使用できるようになるまで数分間かかります。 設定は保持されます。

                  ファブリック インターコネクトがリブートされるときに、すべてのブレード サーバがすべての LAN および SAN 接続を失い、そのためにブレード上のすべてのサーバが完全に停止します。 これにより、オペレーティング システムがクラッシュする場合があります。

                  手順
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1UCS-A# scope eth-uplink  

                    イーサネット アップリンク モードを開始します。

                     
                    ステップ 2UCS-A /eth-uplink # set mode {end-host | switch}  

                    指定したスイッチング モードにファブリック インターコネクトを設定します。

                     
                    ステップ 3UCS-A /eth-uplink # commit-buffer  

                    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                    Cisco UCS Manager はファブリック インターコネクトを再起動し、ユーザをログアウトし、Cisco UCS Manager CLI との接続を解除します。

                     

                    次に、ファブリック インターコネクトを end-host モードに設定し、トランザクションをコミットする例を示します。

                    UCS-A# scope eth-uplink
                    UCS-A /eth-uplink # set mode end-host
                    Warning: When committed, this change will cause the switch to reboot
                    UCS-A /eth-uplink* # commit-buffer
                    UCS-A /eth-uplink # 
                    

                    ファイバ チャネル スイッチング モード

                    ファイバ チャネル スイッチング モードは、サーバとストレージ デバイス間のスイッチング装置としてファブリック インターコネクトがどのように動作するかを決定します。 ファブリック インターコネクトは、次のファイバ チャネル スイッチング モードのいずれかで動作します。

                    エンドホスト モード

                    エンドホストを使用すると、ファブリック インターコネクトは、仮想ホスト バス アダプタ(vHBA)を介して接続されているすべてのサーバ(ホスト)に代わって、接続されているファイバ チャネル ネットワークに対するエンド ホストとして動作することができます。 この動作は、vHBA をファイバ チャネル ポート アダプタにピン接続することにより実現されます(動的なピン接続または固定のピン接続のいずれか)。これにより、ファイバ チャネル ポートはファブリックの残りの部分に対してサーバ ポート(N ポート)となります。 エンドホスト モードの場合、ファブリック インターコネクトは、アップリンク ポートがトラフィックを相互に転送するのを拒否することでループを回避します。

                    エンドホスト モードは、NPV モードと同義です。 このモードは、デフォルトのファイバ チャネル スイッチング モードです。


                    (注)  


                    エンドホスト モードを有効にした場合、vHBA がアップリンク ファイバ チャネル ポートに固定ピン接続されていて、このアップリンク ポートがダウンすると、システムはその vHBA をピン接続し直すことはできず、その vHBA はダウンしたままになります。


                    スイッチ モード

                    スイッチ モードは従来のファイバ チャネル スイッチング モードです。 スイッチ モードを使用して、ファブリック インターコネクトをストレージ デバイスに直接接続することができます。 ファイバ チャネル スイッチ モードの有効化は、SAN が存在しない(たとえば、ストレージに直接接続された 1 つの Cisco UCS ドメイン)ポッド モデル、または SAN が存在する(アップストリーム MDS を使用)ポッド モデルで役に立ちます。

                    スイッチ モードはデフォルトのファイバ チャネル スイッチング モードではありません。


                    (注)  


                    ファイバ チャネル スイッチ モードでは、SAN ピン グループは不適切です。 既存の SAN ピン グループはすべて無視されます。


                    ファイバ チャネル スイッチング モードの設定

                    重要:

                    ファイバ チャネル スイッチング モードを変更すると、Cisco UCS Manager により自動的にログアウトとファブリック インターコネクトの再起動が実行されます。 クラスタ設定では、Cisco UCS Manager が両方のファブリック インターコネクトを同時に再起動します。 2 つめのファブリック インターコネクトがファイバ チャネル スイッチング モードに変更され、システムが使用できるようになるまでには数分間かかります。

                    手順
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1UCS-A# scope fc-uplink  

                      ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。

                       
                      ステップ 2UCS-A /fc-uplink # set mode {end-host | switch}  

                      指定したスイッチング モードにファブリック インターコネクトを設定します。

                       
                      ステップ 3UCS-A /fc-uplink # commit-buffer  

                      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                      Cisco UCS Manager はファブリック インターコネクトを再起動し、ユーザをログアウトし、Cisco UCS Manager CLI との接続を解除します。

                       

                      次の例で、ファブリック インターコネクトをエンドホスト モードに設定し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                      UCS-A # scope fc-uplink
                      UCS-A /fc-uplink # set mode end-host
                      UCS-A /fc-uplink* # commit-buffer
                      UCS-A /fc-uplink # 
                      

                      注意    


                      ファイバ チャネル スイッチング モードが変更されると、両方の Cisco UCS ファブリック インターコネクトは同時にリロードします。 ファブリック インターコネクトをリロードすると、約 10 ~ 15 分のダウンタイムがシステム全体で発生します。