Cisco UCS Manager CLI コンフィギュレーション ガイド、リリース 2.2
ストレージ関連ポリシーの設定
ストレージ関連ポリシーの設定

目次

ストレージ関連ポリシーの設定

この章は、次の項で構成されています。

vHBA テンプレートの設定

vHBA テンプレート

このテンプレートは、サーバ上の vHBA と SAN の接続方法を定義するポリシーです。 これは、vHBA SAN 接続テンプレートとも呼ばれます。

このポリシーを有効にするには、このポリシーをサービス プロファイルに含める必要があります。

vHBA テンプレートの設定

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

    指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/org-name として入力します

     
    ステップ 2UCS-A /org # create vhba-templ vhba-templ-name [fabric {a | b}] [fc-if vsan-name]  

    vHBA テンプレートを作成し、組織 vHBA テンプレート モードを開始します。

     
    ステップ 3UCS-A /org/vhba-templ # set descr description   (任意)

    vHBA テンプレートの説明を指定します。

     
    ステップ 4UCS-A /org/vhba-templ # set fabric {a | b}   (任意)

    vHBA に使用するファブリックを指定します。 ステップ 2 で vHBA テンプレートを作成したときにファイブリックを指定しなかった場合、このコマンドでファブリックを指定するオプションを使用できます。

     
    ステップ 5UCS-A /org/vhba-templ # set fc-if vsan-name   (任意)

    vHBA テンプレートに使用する(VSAN という名前の)ファイバ チャネル インターフェイスを指定します。 ステップ 2 で vHBA テンプレートを作成したときにファイバ チャネル インターフェイスを指定しなかった場合、このコマンドでファイバ チャネル インターフェイスを指定するオプションを使用できます。

     
    ステップ 6UCS-A /org/vhba-templ # set max-field-size size-num  

    vHBA がサポートするファイバ チャネル フレーム ペイロードの最大サイズ(バイト数)を指定します。

     
    ステップ 7UCS-A /org/vhba-templ # set pin-group group-name  

    vHBA テンプレートに対し使用するピン グループを指定します。

     
    ステップ 8UCS-A /org/vhba-templ # set qos-policy mac-pool-name  

    vHBA テンプレートに対し使用する QoS ポリシーを指定します。

     
    ステップ 9UCS-A /org/vhba-templ # set stats-policy policy-name  

    vHBA テンプレートに対し使用するサーバおよびサーバ コンポーネント統計情報しきい値ポリシーを指定します。

     
    ステップ 10UCS-A /org/vhba-templ # set type {initial-template | updating-template}  

    vHBA テンプレートのアップデート タイプを指定します。 テンプレートのアップデート時にこのテンプレートから作成された vHBA インスタンスが自動的にアップデートされないようにする場合は、initial-template キーワードを使用します。それ以外の場合は、vHBA テンプレートのアップデート時にすべての vHBA インスタンスがアップデートされるようにするために updating-template キーワードを使用します。

     
    ステップ 11UCS-A /org/vhba-templ # set wwpn-pool pool-name  

    vHBA テンプレートに対し使用する WWPN プールを指定します。

     
    ステップ 12UCS-A /org/vhba-templ # commit-buffer  

    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

     

    次に、vHBA テンプレートを設定し、トランザクションをコミットする例を示します。

    UCS-A# scope org /
    UCS-A /org* # create vhba template VhbaTempFoo
    UCS-A /org/vhba-templ* # set descr "This is a vHBA template example."
    UCS-A /org/vhba-templ* # set fabric a
    UCS-A /org/vhba-templ* # set fc-if accounting
    UCS-A /org/vhba-templ* # set max-field-size 2112
    UCS-A /org/vhba-templ* # set pin-group FcPinGroup12
    UCS-A /org/vhba-templ* # set qos-policy policy34foo
    UCS-A /org/vhba-templ* # set stats-policy ServStatsPolicy
    UCS-A /org/vhba-templ* # set type updating-template
    UCS-A /org/vhba-templ* # set wwpn-pool SanPool7
    UCS-A /org/vhba-templ* # commit-buffer
    UCS-A /org/vhba-templ # 
    

    vHBA テンプレートの削除

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

      指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/」を org-name として入力します。

       
      ステップ 2UCS-A /org # delete vhba-templ vhba-templ-name  

      指定した vHBA テンプレートを削除します。

       
      ステップ 3UCS-A /org # commit-buffer  

      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

       

      次に、VhbaTempFoo という名前の vHBA テンプレートを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

      UCS-A# scope org /
      UCS-A /org # delete vhba template VhbaTempFoo
      UCS-A /org* # commit-buffer
      UCS-A /org # 
      

      ファイバ チャネル アダプタ ポリシーの設定

      イーサネットおよびファイバ チャネル アダプタ ポリシー

      このようなポリシーは、アダプタのトラフィック処理方法など、ホスト側のアダプタの動作を制御します。 たとえば、このようなポリシーを使用して、次のデフォルト設定を変更できます。

      • キュー

      • 割り込み処理

      • パフォーマンス拡張

      • RSS ハッシュ

      • 2 つのファブリック インターコネクトによるクラスタ構成におけるフェールオーバー


      (注)  


      ファイバ チャネル アダプタ ポリシーの場合、Cisco UCS Managerで表示される値が QLogic SANsurfer などのアプリケーションで表示される値と一致しないことがあります。 たとえば、次の値は、SANsurfer と Cisco UCS Managerで明らかに異なる場合があります。

      • ターゲットごとの最大 LUN:SANsurfer の最大 LUN は 256 であり、この数値を超える値は表示されません。 Cisco UCS Manager でサポートされている最大 LUN 数はこれよりも大きくなっています。

      • リンク ダウン タイムアウト:SANsurfer では、リンク ダウンのタイムアウトしきい値を秒単位で設定します。 Cisco UCS Managerでは、この値をミリ秒で設定します。 したがって、Cisco UCS Managerで 5500 ミリ秒と設定された値は、SANsurfer では 5 秒として表示されます。

      • 最大データ フィールド サイズ:SANsurfer で許可される値は 512、1024、および 2048 です。 Cisco UCS Manager では、あらゆるサイズの値を設定できます。 したがって、Cisco UCS Managerで 900 と設定された値は、SANsurfer では 512 として表示されます。


      オペレーティング システム固有のアダプタ ポリシー

      デフォルトでは、Cisco UCSは、イーサネット アダプタ ポリシーとファイバ チャネル アダプタ ポリシーのセットを提供します。 これらのポリシーには、サポートされている各サーバ オペレーティング システムにおける推奨設定が含まれています。 オペレーティング システムはこれらのポリシーに影響されます。 通常、ストレージ ベンダーはデフォルト以外のアダプタ設定を要求します。 ベンダーが提供しているサポート リストで必須設定の詳細を確認できます。

      重要:

      該当するオペレーティング システムには、これらのポリシーの値を使用することを推奨します。 シスコのテクニカル サポートで指示されない限り、デフォルトのポリシーの値は変更しないでください。

      ただし、(デフォルトの Windows のアダプタ ポリシーを使用する代わりに)Windows OS のイーサネット アダプタ ポリシーを作成する場合は、次の式を使用して Windows で動作する値を計算します。

      • 完了キュー = 送信キュー + 受信キュー
      • 割り込み回数 = (完了キュー + 2) 以上である 2 のべき乗の最小値

      たとえば、送信キューが 1 で受信キューが 8 の場合、

      • 完了キュー = 1 + 8 = 9
      • 割り込み回数 = (9 + 2) 以上の 2 のべき乗の最小値 = 16

      ファイバ チャネル アダプタ ポリシーの設定

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

        指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/」を org-name として入力します。

         
        ステップ 2UCS-A /org # create fc-policy policy-name  

        指定されたファイバ チャネル アダプタ ポリシーを作成し、組織ファイバ チャネル ポリシー モードを開始します。

         
        ステップ 3UCS-A /org/fc-policy # set descr description   (任意)

        ポリシーの説明を記します。

        (注)     

        説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

         
        ステップ 4UCS-A /org/fc-policy # set error-recovery {fcp-error-recovery {disabled | enabled} | link-down-timeout timeout-msec | port-down-io-retry-count retry-count | port-down-timeout timeout-msec}   (任意)

        ファイバ チャネル エラー回復を設定します。

         
        ステップ 5UCS-A /org/fc-policy # set interrupt mode {intx | msi | msi-x}}   (任意)

        ドライバ割り込みモードを設定します。

         
        ステップ 6UCS-A /org/fc-policy # set port {io-throttle-count throttle-count | max-luns max-num}   (任意)

        ファイバ チャネル ポートを設定します。

         
        ステップ 7UCS-A /org/fc-policy # set port-f-logi {retries retry-count | timeout timeout-msec}   (任意)

        ファイバ チャネル ポートのファブリック ログイン(FLOGI)を設定します。

         
        ステップ 8UCS-A /org/fc-policy # set port-p-logi {retries retry-count | timeout timeout-msec}   (任意)

        ファイバ チャネルのポートツーポート ログイン(PLOGI)を設定します。

         
        ステップ 9UCS-A /org/fc-policy # set recv-queue {count count | ring-size size-num}   (任意)

        ファイバ チャネルの受信キューを設定します。

         
        ステップ 10UCS-A /org/fc-policy # set scsi-io {count count | ring-size size-num}   (任意)

        ファイバ チャネルの SCSI I/O を設定します。

         
        ステップ 11UCS-A /org/fc-policy # set trans-queue ring-size size-num}   (任意)

        ファイバ チャネルの送信キューを設定します。

         
        ステップ 12UCS-A /org/fc-policy # commit-buffer  

        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

         

        次の例は、ファイバ チャネル アダプタ ポリシーを設定し、トランザクションをコミットます。

        UCS-A# scope org /
        UCS-A /org* # create fc-policy FcPolicy42
        UCS-A /org/fc-policy* # set descr "This is a Fibre Channel adapter policy example."
        UCS-A /org/fc-policy* # set error-recovery error-detect-timeout 2500
        UCS-A /org/fc-policy* # set port max-luns 4
        UCS-A /org/fc-policy* # set port-f-logi retries 250
        UCS-A /org/fc-policy* # set port-p-logi timeout 5000
        UCS-A /org/fc-policy* # set recv-queue count 1
        UCS-A /org/fc-policy* # set scsi-io ring-size 256
        UCS-A /org/fc-policy* # set trans-queue ring-size 256
        UCS-A /org/fc-policy* # commit-buffer
        UCS-A /org/fc-policy # 
        

        ファイバ チャネル アダプタ ポリシーの削除

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

          指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/」を org-name として入力します。

           
          ステップ 2UCS-A /org # delete fc-policy policy-name  

          指定されたファイバ チャネル アダプタ ポリシーを削除します。

           
          ステップ 3UCS-A /org # commit-buffer  

          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

           

          次の例は、FcPolicy42 という名前のファイバ チャネル アダプタ ポリシーを削除し、トランザクションをコミットします。

          UCS-A# scope org /
          UCS-A /org # delete fc-policy FcPolicy42
          UCS-A /org* # commit-buffer
          UCS-A /org # 
          

          デフォルトの vHBA 動作ポリシーの設定

          デフォルトの vHBA 動作ポリシー

          デフォルトの vHBA 動作ポリシーにより、サービス プロファイルに対する vHBA の作成方法を設定できます。 vHBA を手動で作成するか、自動的に作成されるようにするかを選択できます。

          デフォルトの vHBA 動作ポリシーを設定して、vHBA の作成方法を定義することができます。 次のいずれかになります。

          • [None]:Cisco UCS Manager は、サービス プロファイルにデフォルトの vHBA を作成しません。 すべての vHBA を明示的に作成する必要があります。

          • [HW Inherit]:サービス プロファイルが vHBA を必要とし、何も明示的に定義されていない場合、Cisco UCS Manager はサービス プロファイルに関連付けられているサーバにインストールされたアダプタに基づいて必要な vHBA を作成します。


          (注)  


          vHBA のデフォルト動作ポリシーを指定しない場合、[none] がデフォルトで使用されます。


          デフォルトの vHBA 動作ポリシーの設定

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1UCS-A# scope org /  

            ルート組織モードを開始します。

             
            ステップ 2UCS-A/org # scope vhba-beh-policy  

            デフォルトの vHBA 動作ポリシー モードを開始します。

             
            ステップ 3UCS-A/org/vhba-beh-policy # set action {hw-inherit [template_name name] | none}  

            デフォルトの vHBA 動作ポリシーを指定します。 次のいずれかになります。

            • [hw-inherit]:サービス プロファイルに vHBA が必要であるときに、いずれも明示的に定義されていない場合、Cisco UCS Manager はサービス プロファイルに関連付けられたサーバにインストールされたアダプタに基づいて、必要な vHBA を作成します。

              [hw-inherit] を指定した場合は、vHBA テンプレートを指定して vHBA を作成することもできます。

            • [none]:Cisco UCS Manager は、サービス プロファイルにデフォルトの vHBA を作成しません。 すべての vHBA を明示的に作成する必要があります。

             
            ステップ 4UCS-A/org/vhba-beh-policy # commit-buffer  

            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

             

            次の例では、デフォルトの vHBA 動作ポリシーを [hw-inherit] に設定する方法を示します。

            UCS-A # scope org /
            UCS-A/org # scope vhba-beh-policy
            UCS-A/org/vhba-beh-policy # set action hw-inherit
            UCS-A/org/vhba-beh-policy* # commit-buffer
            UCS-A/org/vhba-beh-policy #

            SAN 接続ポリシーの設定

            LAN および SAN 接続ポリシー

            接続ポリシーは、ネットワーク上のサーバと LAN または SAN 間の接続およびネットワーク通信リソースを決定します。 これらのポリシーは、プールを使用してサーバに MAC アドレス、WWN、および WWPN を割り当て、サーバがネットワークとの通信に使用する vNIC と vHBA を識別します。


            (注)  


            接続ポリシーはサービス プロファイルおよびサービス プロファイル テンプレートに含められ、複数のサーバの設定に使用される可能性があるため、接続ポリシーでは静的 ID を使用しないことをお勧めします。


            LAN および SAN の接続ポリシーに必要な権限

            接続ポリシーを使用すると、ネットワーク権限またはストレージ権限のないユーザが、ネットワーク接続とストレージ接続を備えたサービス プロファイルやサービス プロファイル テンプレートを作成したり変更したりできるようになります。 ただし、接続ポリシーを作成するには、適切なネットワーク権限とストレージ権限が必要です。

            接続ポリシーの作成に必要な権限

            接続ポリシーは、他のネットワークやストレージの設定と同じ権限を必要とします。 たとえば、接続ポリシーを作成するには、次の権限の少なくとも 1 つを有している必要があります。

            • admin:LAN および SAN 接続ポリシーを作成できます

            • ls-server:LAN および SAN 接続ポリシーを作成できます

            • ls-network:LAN 接続ポリシーを作成できます

            • ls-storage:SAN 接続ポリシーを作成できます

            接続ポリシーをサービス プロファイルに追加するために必要な権限

            接続ポリシーの作成後、ls-compute 権限を持つユーザは、そのポリシーをサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに組み込むことができます。 ただし、ls-compute 権限しかないユーザは接続ポリシーを作成できません。

            サービス プロファイルと接続ポリシー間の相互作用

            次のいずれかの方法により、サービス プロファイルに LAN および SAN の接続を設定できます。

            • サービス プロファイルで参照される LAN および SAN 接続ポリシー

            • サービス プロファイルで作成されるローカル vNIC および vHBA

            • ローカル vNIC および SAN 接続ポリシー

            • ローカル vHBA および LAN 接続ポリシー

            Cisco UCS では、サービス プロファイルのローカル vNIC および vHBA 設定と接続ポリシー間の相互排他性が維持されます。 接続ポリシーとローカルに作成した vNIC または vHBA を組み合わせて使用することはできません。 サービス プロファイルに LAN 接続ポリシーを含めると、既存の vNIC 設定がすべて消去されます。SAN 接続ポリシーを含めた場合は、そのサービス プロファイル内の既存の vHBA 設定がすべて消去されます。

            SAN 接続ポリシーの作成

            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

              指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

               
              ステップ 2UCS-A /org # create san-connectivity-policy policy-name  

              指定された SAN 接続ポリシーを作成を作成し、組織ネットワーク制御ポリシー モードを開始します。

              この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。

               
              ステップ 3UCS-A /org/lan-connectivity-policy # set descr policy-name   (任意)

              ポリシーに説明を追加します。 どこでどのようにポリシーが使用されるかについての情報を含めることを推奨します。

              256 文字以下で入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。

               
              ステップ 4UCS-A /org/service-profile # set identity {dynamic-uuid {uuid | derived} | dynamic-wwnn {wwnn | derived} | uuid-pool pool-name | wwnn-pool pool-name}  

              サーバが UUID または WWNN を取得する方法を指定します。 次のいずれかを実行できます。

              • 一意の UUID を nnnnnnnn-nnnn-nnnn-nnnnnnnnnnnn 形式で作成する。

              • 製造時にハードウェアに焼き付けられた UUID を取得する。

              • UUID プールを使用する。

              • 一意の WWNN を hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh : hh 形式で作成する。

              • 製造時にハードウェアに焼き付けられた WWNN を取得する。

              • WWNN プールを使用する。

               
              ステップ 5UCS-A /org/lan-connectivity-policy # commit-buffer  

              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

               

              次の例では、SanConnect242 という名前の SAN 接続ポリシーを作成し、トランザクションをコミットする方法を示します。

              UCS-A# scope org /
              UCS-A /org* # create san-connectivity-policy SanConnect242
              UCS-A /org/san-connectivity-policy* # set descr "SAN connectivity policy"
              UCS-A /org/san-connectivity-policy* # set identity wwnn-pool SanPool7
              UCS-A /org/san-connectivity-policy* # commit-buffer
              UCS-A /org/san-connectivity-policy #
              次の作業

              この SAN 接続ポリシーに 1 つ以上の vHBA および(または)イニシエータ グループを追加します。

              SAN 接続ポリシー用の vHBA の作成

              SAN 接続ポリシーの作成 から続行した場合、ステップ 3 でこの手順を開始します。

              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

                 
                ステップ 2UCS-A /org # scope san-connectivity-policy policy-name  

                指定した SAN 接続ポリシーの SAN 接続ポリシー モードを開始します。

                 
                ステップ 3UCS-A /org/san-connectivity-policy # create vhba vhba-name [fabric {a | b}] [fc-if fc-if-name]  

                指定した SAN 接続ポリシー用の vHBA を作成し、vHBA モードを開始します。

                この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。

                 
                ステップ 4UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba # set adapter-policy policy-name  

                vHBA に対し使用するアダプタ ポリシーを指定します。

                 
                ステップ 5UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba # set identity {dynamic-wwpn {wwpn | derived} | wwpn-pool wwn-pool-name}  

                vHBA の WWPN を指定します。

                次のいずれかのオプションを使用してストレージ ID を設定できます。

                • 一意の WWPN を hh:hh:hh:hh:hh:hh:hh:hh 形式で作成します。

                  WWPN は、20:00:00:00:00:00:00:00 ~ 20:FF:FF:FF:FF:FF:FF:FF または 50:00:00:00:00:00:00:00 ~ 5F:FF:FF:FF:FF:FF:FF:FF の範囲内で指定できます。

                  WWPN に Cisco MDS ファイバ チャネル スイッチと互換性を持たせる場合は、WWPN テンプレート 20:00:00:25:B5:XX:XX:XX を使用します。

                • 製造時にハードウェアに焼き付けられた WWPN から WWPN 取得する。

                • WWN プールから WWPN を割り当てる。

                 
                ステップ 6UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba # set max-field-size size-num  

                vHBA がサポートするファイバ チャネル フレーム ペイロードの最大サイズ(バイト数)を指定します。

                256 ~ 2112 の範囲の整数を入力します。 デフォルトは 2048 です。

                 
                ステップ 7UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba # set order {order-num | unspecified}  

                vHBA の PCI スキャン順序を指定します。

                 
                ステップ 8UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba # set pers-bind {disabled | enabled}  

                ファイバ チャネル ターゲットに対する永続的なバインディングをディセーブルまたはイネーブルにします。

                 
                ステップ 9UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba # set pin-group group-name  

                vHBA に使用する SAN ピン グループを指定します。

                 
                ステップ 10UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba # set qos-policy policy-name  

                vHBA に対し使用する QoS ポリシーを指定します。

                 
                ステップ 11UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba # set stats-policy policy-name  

                vHBA に使用する統計情報しきい値ポリシーを指定します。

                 
                ステップ 12UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba # set template-name policy-name  

                vHBA に使用する vHBA テンプレートを指定します。 vHBA に vHBA テンプレートを使用する場合は、手順 4、7、および 8 などの vHBA テンプレートに含まれていないすべての設定を完了する必要があります。

                 
                ステップ 13UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba # set vcon {1 | 2 | 3 | 4 | any}  

                vHBA を 1 つまたはすべての仮想ネットワーク インターフェイス接続に割り当てます。

                 
                ステップ 14UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba # commit-buffer  

                トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                 

                次の例では、SanConnect242 という名前の SAN 接続ポリシー用の vHBA を設定し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                UCS-A# scope org /
                UCS-A /org* # scope san-connectivity-policy SanConnect242
                UCS-A /org/san-connectivity-policy* # create vhba vhba3 fabric a
                UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba* # set adapter-policy AdaptPol2
                UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba* # set identity wwpn-pool SanPool7
                UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba* # set max-field-size 2112
                UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba* # set order 0
                UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba* # set pers-bind enabled
                UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba* # set pin-group FcPinGroup12
                UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba* # set qos-policy QosPol5
                UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba* # set stats-policy StatsPol2
                UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba* # set template-name SanConnPol3
                UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba* # set vcon any
                UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba* # commit-buffer
                UCS-A /org/san-connectivity-policy/vhba # 
                
                次の作業

                必要に応じて、SAN 接続ポリシーに別の vHBA またはイニシエータ グループを追加します。 そうでない場合は、サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートにポリシーをインクルードします。

                SAN 接続ポリシーからの vHBA の削除

                手順
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                  指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

                   
                  ステップ 2UCS-A /org # scope san-connectivity-policy policy-name  

                  指定した SAN 接続ポリシーの SAN 接続ポリシー モードを開始します。

                   
                  ステップ 3UCS-A /org/san-connectivity-policy # delete vHBA vhba-name 

                  SAN 接続 ポリシーから指定された vHBA を削除します。

                   
                  ステップ 4UCS-A /org/san-connectivity-policy # commit-buffer  

                  トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                   

                  次の例では、vHBA3 という名前の vHBA を SanConnect242 という名前の SAN 接続ポリシーから削除し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                  UCS-A# scope org /
                  UCS-A /org # scope san-connectivity-policy SanConnect242
                  UCS-A /org/san-connectivity-policy # delete vHBA vHBA3
                  UCS-A /org/san-connectivity-policy* # commit-buffer
                  UCS-A /org/san-connectivity-policy # 
                  

                  SAN 接続ポリシー用のイニシエータ グループの作成

                  SAN 接続ポリシーの作成 から続行した場合、ステップ 3 でこの手順を開始します。

                  手順
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                    指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

                     
                    ステップ 2UCS-A /org # scope san-connectivity-policy policy-name  

                    指定した SAN 接続ポリシーの SAN 接続ポリシー モードを開始します。

                     
                    ステップ 3UCS-A /org/san-connectivity-policy # create initiator-group group-name fc 

                    ファイバ チャネル ゾーン分割の指定イニシエータ グループを作成し、イニシエータ グループ モードを開始します。

                    この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。

                     
                    ステップ 4UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group # create initiator vhba-name  

                    イニシエータ グループの指定 vHBA イニシエータを作成します。

                    必要に応じて、この手順を繰り返しグループに 2 番めの vHBA を追加します。

                     
                    ステップ 5UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group # set storage-connection-policy policy-name  

                    SAN 接続ポリシーに指定したストレージ接続ポリシーを関連付けます。

                    (注)     

                    この手順は、SAN 接続ポリシーに関連付ける既存のストレージ接続ポリシーを関連付けると仮定しています。 行うには、ステップ 10 に進みます。 代わりに、このポリシーのローカル ストレージ定義を作成する場合は、ステップ 6 に進みます。

                     
                    ステップ 6UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group/storage-connection-def # create storage-target wwpn  

                    指定した WWPN を持つストレージ ターゲット エンドポイントを作成し、ストレージ ターゲット モードを開始します。

                     
                    ステップ 7UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group/storage-connection-def/storage-target # set target-path {a | b}  

                    ターゲット エンドポイントとの通信に使用するファブリック インターコネクトを指定します。

                     
                    ステップ 8UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group/storage-connection-def/storage-target # set target-vsan vsan  

                    ターゲット エンドポイントとの通信に使用する VSAN を指定します。

                     
                    ステップ 9UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group # commit-buffer  

                    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                     

                    次の例では、SanConnect242 という名前の SAN 接続ポリシーに対し 2 つのイニシエータを持つ initGroupZone1 という名前のイニシエータ グループを設定し、scPolicyZone1 という名前のローカル ストレージ接続ポリシー定義を設定し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                    UCS-A# scope org /
                    UCS-A /org* # scope san-connectivity-policy SanConnect242
                    UCS-A /org/san-connectivity-policy # create initiator-group initGroupZone1 fc
                    UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group* # set zoning-type sist
                    UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group* # create initiator vhba1
                    UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group* # create initiator vhba2
                    UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group* # create storage-connection-def scPolicyZone1
                    UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group/storage-connection-def* # create storage-target 
                    20:10:20:30:40:50:60:70
                    UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group/storage-connection-def/storage-target* # set 
                    target-path a
                    UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group/storage-connection-def/storage-target* # set 
                    target-vsan default
                    UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group* # commit-buffer
                    UCS-A /org/san-connectivity-policy/initiator-group # 
                    
                    次の作業

                    必要に応じて、SAN 接続ポリシーに他のイニシエータ グループまたは vHBA を追加します。 そうでない場合は、サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートにポリシーをインクルードします。

                    SAN 接続ポリシーからのイニシエータ グループの削除

                    手順
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                      指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

                       
                      ステップ 2UCS-A /org # scope san-connectivity-policy policy-name  

                      指定した SAN 接続ポリシーの SAN 接続ポリシー モードを開始します。

                       
                      ステップ 3UCS-A /org/san-connectivity-policy # delete initiator-group group-name 

                      SAN 接続ポリシーから指定されたイニシエータ グループを削除します。

                       
                      ステップ 4UCS-A /org/san-connectivity-policy # commit-buffer  

                      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                       

                      次の例では、initGroup3 という名前のイニシエータ グループを SanConnect242 という名前の SAN 接続ポリシーから削除し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                      UCS-A# scope org /
                      UCS-A /org # scope san-connectivity-policy SanConnect242
                      UCS-A /org/san-connectivity-policy # delete initiator-group initGroup3
                      UCS-A /org/san-connectivity-policy* # commit-buffer
                      UCS-A /org/san-connectivity-policy # 
                      

                      SAN 接続ポリシーの削除

                      サービス プロファイルに含まれる SAN 接続ポリシーを削除する場合、すべての vHBA をそのサービス プロファイルから削除し、そのサービス プロファイルに関連付けられているサーバの SAN データ トラフィックを中断します。

                      手順
                         コマンドまたはアクション目的
                        ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                        指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

                         
                        ステップ 2UCS-A /org # delete san-connectivity-policy policy-name  

                        指定された SAN 接続ポリシーを削除します。

                         
                        ステップ 3UCS-A /org # commit-buffer  

                        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                         

                        次の例では、SanConnect52 という名前の SAN 接続ポリシーをルート組織から削除し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                        UCS-A# scope org /
                        UCS-A /org # delete san-connectivity-policy SanConnect52
                        UCS-A /org* # commit-buffer
                        UCS-A /org #