Cisco UCS Manager CLI コンフィギュレーション ガイド、リリース 2.2
ネームド VSAN の設定
ネームド VSAN の設定

目次

ネームド VSAN の設定

この章は、次の項で構成されています。

ネームド VSAN

ネームド VSAN は、所定の外部 SAN への接続を作成します。 VSAN は、ブロードキャスト トラフィックを含む、その外部 SAN へのトラフィックを切り離します。 1 つのネームド VSAN のトラフィックは、別のネームド VSAN にトラフィックが存在していることを認識しますが、そのトラフィックの読み取りまたはアクセスはできません。

ネームド VLAN と同様、VSAN ID に名前を割り当てると、抽象レイヤが追加されます。これにより、ネームド VSAN を使用するサービス プロファイルに関連付けられたすべてのサーバをグローバルにアップデートすることができます。 外部 SAN との通信を維持するために、サーバを個別に再設定する必要はありません。 同じ VSAN ID を使用して、複数のネームド VSAN を作成できます。

クラスタ構成内のネームド VSAN

クラスタ構成では、1 つのファブリック インターコネクトのファイバ チャネル アップリンク ポート、または両方のファブリック インターコネクトのファイバ チャネル アップリンク ポートにアクセスできるように、ネームド VSAN を設定できます。

ネームド VSAN と FCoE VLAN ID

それぞれのネームド VSAN に FCoE VLAN ID を設定する必要があります。 このプロパティによって、VSAN とそのファイバ チャネル パケットの送信に使用する VLAN を指定します。

Cisco UCS CNA M72KR-Q や Cisco UCS CNA M72KR-E などの FIP 対応統合型ネットワーク アダプタの場合は、FCoE VLAN ID のネイティブ VLAN ではないネームド VLAN を使ってネームド VSAN を設定する必要があります。 この設定により、FCoE トラフィックが確実にこれらのアダプタを通過できるようになります。

次の設定例では、ファブリック A にマッピングされた vHBA と vNIC を含むサービス プロファイルが、FIP 対応の統合型ネットワーク アダプタに関連付けられます。

  • vNIC は VLAN 10 を使用するように設定されています。

  • VLAN 10 は、vNIC のネイティブ VLAN として指定されています。

  • vHBA は VSAN 2 を使用するように設定されています。

  • したがって、VLAN 10 を FCoE VLAN ID として VSAN 2 に設定することはできません。 VSAN 2 はファブリック A に設定されている他の VLAN にマッピングできます。

ネームド VSAN のファイバ チャネル アップリンク トランキング

各ファブリック インターコネクトのネームド VSAN にファイバ チャネル アップリンク トランキングを設定できます。 ファブリック インターコネクトのトランキングをイネーブルにすると、そのファブリック インターコネクトのすべてのファイバ チャネル アップリンク ポートで、Cisco UCS ドメインのすべてのネームド VSAN が許可されます。

VSAN に関するガイドラインおよび推奨事項

次のガイドラインと推奨事項は、ストレージ VSAN を含め、すべてのネームド VSAN に適用されます。

VSAN 4079 は予約済み VSAN ID です。

VSAN を 4079 に設定しないでください。 この VSAN は予約されており、FC スイッチ モードや FC エンドホスト モードでは使用できません。

ID 4079 でネームド VSAN を作成すると、Cisco UCS Manager はその VSAN をエラーと見なし、障害を生成します。

FC スイッチ モードのネームド VSAN 用に予約された VSAN 範囲

Cisco UCS ドメイン FC スイッチ モードを使用する予定の場合は、ID が 3040 ~ 4078 の範囲にある VSAN を設定しないでください。

ファブリック インターコネクトが FC スイッチ モードで動作するように設定されている場合、その範囲内の VSAN は動作しません。 Cisco UCS Manager はその VSAN をエラーと見なし、障害を生成します。

FC エンドホスト モードのネームド VSAN 用に予約された VSAN 範囲

Cisco UCS ドメイン FC エンドホスト モードを使用する予定の場合は、ID が 3840 ~ 4079 の範囲にある VSAN を設定しないでください。

Cisco UCS ドメイン内に次の状況が存在する場合、その範囲内の VSAN は動作しません。

  • ファブリック インターコネクトが FC エンドホスト モードで動作するように設定されている。

  • Cisco UCS ドメインにファイバ チャネル トランキングまたは SAN ポート チャネルが設定されている。

これらの設定が存在する場合、Cisco UCS Manager は次の操作を実行します。

  1. 3840 ~ 4079 の ID を持つすべての VSAN を使用不能にします。

  2. 動作しない VSAN に対して障害を生成します。

  3. デフォルトの VSAN にすべての非動作 VSAN を転送します。

  4. 非動作 VSAN に関連付けられたすべての vHBA をデフォルトの VSAN に転送します。

ファイバ チャネル トランキングを無効にして、既存の SAN ポート チャネルのいずれかを削除すると、Cisco UCS Manager は 3840 ~ 4078 の範囲の VSAN を動作状態に戻し、関連付けられている vHBA をそれらの VSAN に復元します。

FC スイッチ モードのネームド VSAN ID の範囲に関する制約事項

Cisco UCS ドメインで FC スイッチ モードの使用を計画している場合は、3040 ~ 4078 の範囲に VSAN を設定しないでください。

FC スイッチ モードで動作するファブリック インターコネクトがアップストリーム スイッチとして MDS に接続されている場合、Cisco UCS Manager で 3040 ~ 4078 の範囲に設定され、ポート VSAN として割り当てられた VSAN は、MDS で作成できません。 この設定では、ポート VSAN の不一致が発生する可能性があります。

FCoE VLAN ID に関するガイドライン


(注)  


SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。


VLAN 4048 はユーザが設定可能です。 ただし、Cisco UCS Manager では、VLAN 4048 が次のデフォルト値に使用されます。 4048 を VLAN に割り当てる場合は、これらの値を再設定する必要があります。

  • Cisco UCS リリース 2.0 へのアップグレード後:FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 デフォルト FCoE VSAN が、アップグレード前に VLAN 1 を使用するように設定されていた場合は、使用または予約されていない VLAN ID に変更する必要があります。 たとえば、デフォルトを 4049 に変更することを検討します(その VLAN ID が使用されていない場合)。

  • Cisco UCS リリース 2.0 の新規インストール後:デフォルト VSAN 用の FCoE VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 FCoE ストレージ ポート ネイティブ VLAN は VLAN 4049 を使用します。

両方のファブリック インターコネクトにアクセス可能なネームド VSAN の作成(ファイバ チャネル アップリンク モード)


(注)  


SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。


手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1UCS-A# scope fc-uplink  

    ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。

     
    ステップ 2UCS-A /fc-uplink # create vsan vsan-name vsan-id fcoe-id  

    指定された VSAN を作成し、VSAN の名前、VSAN ID および FCoE VLAN ID を指定し、ファイバ チャネル アップリンク VSAN モードを開始します。

    • Cisco UCS リリース 2.0 へのアップグレード後:FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 デフォルト FCoE VSAN が、アップグレード前に VLAN 1 を使用するように設定されていた場合は、使用または予約されていない VLAN ID に変更する必要があります。 たとえば、デフォルトを 4049 に変更することを検討します(その VLAN ID が使用されていない場合)。

    • Cisco UCSリリース 2.0 の新規インストール後:デフォルト VSAN 用の FCoE VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 FCoE ストレージ ポート ネイティブ VLAN は VLAN 4049 を使用します。

     
    ステップ 3UCS-A /fc-uplink/vsan # set fc-zoning {disabled | enabled}  

    次のように、VSAN に対するファイバ チャネル ゾーン分割を設定します。

    • [disabled]:アップストリーム スイッチがファイバ チャネル ゾーン分割を設定および制御します。または、ファイバ チャネル ゾーン分割がこの VSAN で実行されません。

    • [enabled]:Cisco UCS Manager がファイバ チャネル ゾーン分割を設定し、制御します。

     
    ステップ 4UCS-A /fc-uplink/vsan # commit-buffer  

    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

     

    次の例では、両方のファブリック インターコネクト用のネームド VSAN を作成し、VSAN に accounting という名前を付け、VSAN ID 2112 を割り当て、FCoE VLAN ID 4021 を割り当て、Cisco UCS Manager-based ファイバ チャネル ゾーン分割について VSAN をイネーブルにし、トランザクションをコミットします。

    UCS-A# scope fc-uplink
    UCS-A /fc-uplink* # create vsan accounting 2112 4021
    UCS-A /fc-uplink/vsan # set fc-zoning enabled
    UCS-A /fc-uplink/vsan* # commit-buffer
    UCS-A /fc-uplink/vsan # 
    

    両方のファブリック インターコネクトにアクセス可能なネームド VSAN の作成(ファイバ チャネル ストレージ モード)


    (注)  


    SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。


    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1 UCS-A# scope fc-storage  

      ファイバ チャネル ストレージ モードを開始します。

       
      ステップ 2 UCS-A /fc-storage # create vsan vsan-name vsan-id fcoe-id  

      指定された VSAN を作成し、VSAN の名前、VSAN ID および FCoE VLAN ID を指定し、ファイバ チャネル ストレージ VSAN モードを開始します。

      • Cisco UCS リリース 2.0 へのアップグレード後:FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 デフォルト FCoE VSAN が、アップグレード前に VLAN 1 を使用するように設定されていた場合は、使用または予約されていない VLAN ID に変更する必要があります。 たとえば、デフォルトを 4049 に変更することを検討します(その VLAN ID が使用されていない場合)。

      • Cisco UCSリリース 2.0 の新規インストール後:デフォルト VSAN 用の FCoE VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 FCoE ストレージ ポート ネイティブ VLAN は VLAN 4049 を使用します。

       
      ステップ 3 UCS-A /fc-storage/vsan # create member-port {fc | fcoe} {a | b} slot-id port-id  

      メンバ ポートを作成し、ポート タイプ、ファブリック、スロット ID およびポート ID かを指定します。

       
      ステップ 4UCS-A /fc-storage/vsan # set fc-zoning {disabled | enabled}  

      次のように、VSAN に対するファイバ チャネル ゾーン分割を設定します。

      • [disabled]:アップストリーム スイッチがファイバ チャネル ゾーン分割を設定および制御します。または、ファイバ チャネル ゾーン分割がこの VSAN で実行されません。

      • [enabled]:Cisco UCS Manager がファイバ チャネル ゾーン分割を設定し、制御します。

       
      ステップ 5 UCS-A /fc-storage/vsan # commit-buffer  

      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

       

      次の例では、ネームド VSAN を作成し、VSAN に finance という名前を付け、VSAN ID 3955 を割り当て、FCoE VLAN ID 4021 を割り当て、メンバ ポートを作成してメンバ ポート A、スロット 1 ポート 40 に割り当て、Cisco UCS Manager-based ファイバ チャネル ゾーン分割について VSAN をイネーブルにし、トランザクションをコミットします。

      UCS-A# scope fc-storage
      UCS-A /fc-storage/ # create VSAN finance 3955 4021
      UCS-A /fc-storage/vsan # create member-port fcoe a 1 40
      UCS-A /fc-storage/vsan # set fc-zoning enabled
      UCS-A /fc-storage/vsan/member-port* # commit-buffer
      UCS-A /fc-storage/vsan/member-port # 
      

      1 つのファブリック インターコネクトにアクセス可能なネームド VSAN の作成(ファイバ チャネル アップリンク モード)


      (注)  


      SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。


      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1UCS-A# scope fc-uplink  

        ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。

         
        ステップ 2UCS-A /fc-uplink # scope fabric {a | b}  

        指定したファブリック インターコネクト(A または B)のファイバ チャネル アップリンク ファブリック インターコネクト モードを開始します。

         
        ステップ 3UCS-A /fc-uplink/fabric # create vsan vsan-name vsan-id fcoe-id  

        指定された VSAN を作成し、VSAN の名前、VSAN ID および FCoE VLAN ID を指定し、ファイバ チャネル アップリンク VSAN モードを開始します。

        • Cisco UCS リリース 2.0 へのアップグレード後:FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 デフォルト FCoE VSAN が、アップグレード前に VLAN 1 を使用するように設定されていた場合は、使用または予約されていない VLAN ID に変更する必要があります。 たとえば、デフォルトを 4049 に変更することを検討します(その VLAN ID が使用されていない場合)。

        • Cisco UCSリリース 2.0 の新規インストール後:デフォルト VSAN 用の FCoE VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 FCoE ストレージ ポート ネイティブ VLAN は VLAN 4049 を使用します。

         
        ステップ 4UCS-A /fc-uplink/vsan # set fc-zoning {disabled | enabled}  

        次のように、VSAN に対するファイバ チャネル ゾーン分割を設定します。

        • [disabled]:アップストリーム スイッチがファイバ チャネル ゾーン分割を設定および制御します。または、ファイバ チャネル ゾーン分割がこの VSAN で実行されません。

        • [enabled]:Cisco UCS Manager がファイバ チャネル ゾーン分割を設定し、制御します。

         
        ステップ 5UCS-A /fc-uplink/fabric/vsan # commit-buffer  

        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

         

        次の例では、ファブリック インターコネクト A 用のネームド VSAN を作成し、VSAN に finance という名前を付け、VSAN ID 3955 を割り当て、FCoE VLAN ID 2221 を割り当て、Cisco UCS Manager-based ファイバ チャネル ゾーン分割について VSAN をイネーブルにし、トランザクションをコミットします。

        UCS-A# scope fc-uplink
        UCS-A /fc-uplink # scope fabric a
        UCS-A /fc-uplink/fabric # create vsan finance 3955 2221
        UCS-A /fc-uplink/vsan # set fc-zoning enabled
        UCS-A /fc-uplink/fabric/vsan* # commit-buffer
        UCS-A /fc-uplink/fabric/vsan # 
        

        1 つのファブリック インターコネクトにアクセス可能なネームド VSAN の作成(ファイバ チャネル ストレージ モード)


        (注)  


        SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。


        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 UCS-A# scope fc-storage  

          ファイバ チャネル ストレージ モードを開始します。

           
          ステップ 2 UCS-A /fc-storage # scope fabric {a | b}  

          指定したファブリック インターコネクトのファイバ チャネル ストレージ モードを開始します。

           
          ステップ 3 UCS-A /fc-storage/fabric # create vsan vsan-name vsan-id fcoe-id  

          指定された VSAN を作成し、VSAN の名前、VSAN ID および FCoE VLAN ID を指定し、ファイバ チャネル ストレージ VSAN モードを開始します。

          • Cisco UCS リリース 2.0 へのアップグレード後:FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 デフォルト FCoE VSAN が、アップグレード前に VLAN 1 を使用するように設定されていた場合は、使用または予約されていない VLAN ID に変更する必要があります。 たとえば、デフォルトを 4049 に変更することを検討します(その VLAN ID が使用されていない場合)。

          • Cisco UCSリリース 2.0 の新規インストール後:デフォルト VSAN 用の FCoE VLAN は、デフォルトで VLAN 4048 を使用します。 FCoE ストレージ ポート ネイティブ VLAN は VLAN 4049 を使用します。

           
          ステップ 4 UCS-A /fc-storage/fabric/vsan # create member-port {fc | fcoe} {a | b} slot-id port-id  

          指定された VSAN のメンバ ポートを作成します。

           
          ステップ 5UCS-A /fc-storage/vsan # set fc-zoning {disabled | enabled}  

          次のように、VSAN に対するファイバ チャネル ゾーン分割を設定します。

          • [disabled]:アップストリーム スイッチがファイバ チャネル ゾーン分割を設定および制御します。または、ファイバ チャネル ゾーン分割がこの VSAN で実行されません。

          • [enabled]:Cisco UCS Manager がファイバ チャネル ゾーン分割を設定し、制御します。

           
          ステップ 6 UCS-A /fc-storage/fabric/vsan # commit-buffer  

          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

           

          次の例では、ファブリック A にネームド VSAN を作成し、VSAN に finance という名前を付け、VSAN ID 3955 を割り当て、FCoE VLAN ID 2221 を割り当て、メンバ ポートを作成してメンバ ポート A、スロット 1 ポート 40 に割り当て、トランザクションをコミットします。

          UCS-A# scope fc-storage
          UCS-A /fc-storage/ # scope fabric a
          UCS-A /fc-storage/fabric # create VSAN finance 3955 2221
          UCS-A /fc-storage/fabric/vsan # create member-port a 1 40
          UCS-A /fc-storage/fabric/vsan # set fc-zoning enabled
          UCS-A /fc-storage/fabric/vsan/member-port* # commit-buffer
          UCS-A /fc-storage/fabric/vsan/member-port # 
          

          ネームド VSANの削除

          Cisco UCS Manager に、削除する VSAN と同じ VSAN ID を持つネームド VLAN が含まれている場合、この ID を持つネームド VSAN がすべて削除されるまで、この VSAN はファブリック インターコネクト設定から削除されません。

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1UCS-A# scope fc-uplink  

            ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。

             
            ステップ 2UCS-A /fc-uplink # delete vsan vsan-name  

            指定されたネームド VSAN を削除します。

             
            ステップ 3UCS-A /fc-uplink # commit-buffer  

            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

             

            次に、ネームド VSAN を削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

            UCS-A# scope fc-uplink
            UCS-A /fc-uplink # delete vsan finance
            UCS-A /fc-uplink* # commit-buffer
            UCS-A /fc-uplink # 
            

            ネームド VSAN の FCoE ネイティブ VLAN の VLAN ID の変更


            (注)  


            SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。


            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1UCS-A# scope fc-uplink  

              ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。

               
              ステップ 2UCS-A /fc-uplink # scope vsan vsan-name  

              指定されたネームド VSAN の VSAN モードが開始されます。

               
              ステップ 3UCS-A /fc-uplink/vsan # set fcoe-vlan fcoe-vlan-id  

              ファイバ チャネル接続に使用される VLAN に割り当てられた固有識別情報を設定します。

               
              ステップ 4UCS-A /fc-uplink/vsan # commit-buffer  

              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

               

              次の例は、finance というネームド VSAN の FCoE ネイティブ VLAN の VLAN ID を 4000 に変更し、トランザクションをコミットします。

              UCS-A# scope fc-uplink
              UCS-A /fc-uplink # scope vsan finance
              UCS-A /fc-uplink/vsan # set fcoe-vlan 4000
              UCS-A /fc-uplink/vsan* # commit-buffer
              UCS-A /fc-uplink/vsan # 
              

              ストレージ VSAN の FCoE ネイティブ VLAN の VLAN ID の変更


              (注)  


              SAN クラウドの FCoE VLAN と LAN クラウドの VLAN の ID が同じであってはなりません。 VSAN 内の FCoE VLAN と VLAN で同じ ID を使用すると、その FCoE VLAN を使用しているすべての vNIC とアップリンク ポートで重大な障害が発生し、トラフィックが中断されます。 FCoE VLAN ID と重なる ID が設定されたすべての VLAN 上でイーサネット トラフィックがドロップされます。


              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1 UCS-A# scope fc-storage  

                ファイバ チャネル ストレージ モードを開始します。

                 
                ステップ 2 UCS-A /fc-storage # set fcoe-storage-native-vlan fcoe-id  

                ファイバ チャネル接続に使用される VLAN に割り当てられた固有識別情報を設定します。

                 
                ステップ 3 UCS-A /fc-storage # commit-buffer  

                トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                 

                次の例は、finance というストレージ VSAN の FCoE ネイティブ VLAN の VLAN ID を 4000 に変更し、トランザクションをコミットします。

                UCS-A# scope fc-storage
                UCS-A /fc-storage # set fcoe-storage-native-vlan 4000
                UCS-A /fc-storage* # commit-buffer
                UCS-A /fc-storage # 
                

                ファイバ チャネル アップリンクのトランキングのイネーブル化またはディセーブル化


                (注)  


                ファブリック インターコネクトがファイバ チャネル エンドホスト モードに設定されている場合、ファイバ チャネル アップリンク トランキングを有効にすると、ID が 3840 ~ 4079 の範囲にあるすべての VSAN が動作不能になります。


                手順
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1 UCS-A# scope fc-uplink  

                  ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。

                   
                  ステップ 2 UCS-A /fc-uplink # scope fabric {a | b }  

                  指定したファブリックでファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。

                   
                  ステップ 3 UCS-A /fc-uplink/fabric # set uplink-trunking {enabled | disabled }  

                  アップリンクのトランキングをイネーブルまたはディセーブルにします。

                   
                  ステップ 4 UCS-A /fc-uplink/fabric # commit-buffer  

                  トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                   

                  次に、ファブリック A のファイバ チャネル アップリンクのトランキングをイネーブルにし、トランザクションをコミットする例を示します。

                  UCS-A# scope fc-uplink
                  UCS-A /fc-uplink # scope fabric a
                  UCS-A /fc-uplink/fabric # set uplink-trunking enabled
                  UCS-A /fc-uplink/fabric* # commit-buffer
                  UCS-A /fc-uplink/fabric #