Cisco UCS Manager CLI コンフィギュレーション ガイド、リリース 2.2
ネットワーク関連ポリシーの設定
ネットワーク関連ポリシーの設定

目次

ネットワーク関連ポリシーの設定

この章は、次の項で構成されています。

vNIC テンプレートの設定

vNIC テンプレート

このポリシーは、サーバ上の vNIC が LAN に接続する方法を定義します。 このポリシーは、vNIC LAN 接続ポリシーとも呼ばれます。

vNIC テンプレートを作成する際に、Cisco UCS Manager では正しい設定で VM-FEX ポート プロファイルが自動作成されません。 VM-FEX ポート プロファイルを作成するには、vNIC テンプレートのターゲットを VM として設定する必要があります。

このポリシーを有効にするには、このポリシーをサービス プロファイルに含める必要があります。


(注)  


サーバに 2 つの Emulex NIC または QLogic NIC( Cisco UCS CNA M71KR-E または Cisco UCS CNA M71KR-Q)がある場合は、両方の NIC にユーザ定義の MAC アドレスが取得されるように、サービス プロファイルで両方のアダプタの vNIC ポリシーを設定する必要があります。 両方の NIC のポリシーを設定しない場合でも、Windows は PCI バス上で両方の NIC を検出します。 2 番目のイーサネットがサービス プロファイルに含まれていないため、Windows はそれにハードウェア MAC アドレスを割り当てます。 その後でサービス プロファイルを異なるサーバに移動すると、Windows によって追加の NIC が検出されますが、これは 1 つの NIC でユーザ定義の MAC アドレスが取得されなかったためです。


vNIC テンプレートの設定

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

    指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

     
    ステップ 2UCS-A /org # create vnic-templ vnic-templ-name [eth-if vlan-name] [fabric {a | b}] [target [adapter | vm]]  

    vNIC テンプレートを作成し、組織 vNIC テンプレート モードを開始します。

    選択したターゲットは、Cisco UCS Manager が vNIC テンプレートの適切な設定で自動的に VM-FEX のポート プロファイルを作成するかどうかを決定します。 次のいずれかになります。

    • [アダプタ]:vNIC はすべてのアダプタに適用されます。 このオプションを選択した場合、VM-FEX ポート プロファイルが作成されません。

    • [VM]:vNIC はすべての仮想マシンに適用されます。 このオプションを選択した場合、VM-FEX ポート プロファイルが作成されます。

     
    ステップ 3UCS-A /org/vnic-templ # set descr description   (任意)

    vNIC テンプレートに説明を加えます。

     
    ステップ 4UCS-A /org/vnic-templ # set fabric {a | a-b | b | b-a}   (任意)

    vNIC に使用するファブリックを指定します。 vNIC テンプレートを作成するときにステップ 2 でファブリックを指定しなかった場合、このコマンドで指定するオプションがあります。

    デフォルトのファブリック インターコネクトが使用できない場合にこの vNIC が第 2 のものにアクセスできるようにする場合、a-b(A がプライマリ)または b-a(B がプライマリ)を選択します。

    (注)     

    次の状況下では、vNIC のファブリック フェールオーバーを有効にしないでください。

    • Cisco UCS ドメインイーサネット スイッチ モードで動作している場合。 vNIC ファブリック フェールオーバーは、そのモードではサポートされません。 1 つのファブリック インターコネクト上のすべてのイーサネット アップリンクが障害になった場合、vNIC は他のイーサネット アップリンクにフェールオーバーしません。

    • ファブリック フェールオーバーをサポートしないアダプタ(Cisco UCS 82598KR-CI 10-Gigabit Ethernet Adapter)があるサーバにこの vNIC を関連付ける予定がある場合。 これを行った場合、Cisco UCS Manager により、サービス プロファイルとサーバを関連付けたときに設定エラーが生成されます。

     
    ステップ 5UCS-A /org/vnic-templ # set mac-pool mac-pool-name  

    この vNIC テンプレートから作成された vNIC によって使用される MAC アドレス プール。

     
    ステップ 6UCS-A /org/vnic-templ # set mtu mtu-value  

    この vNIC テンプレートから作成された vNIC によって使用される最大伝送単位、つまりパケット サイズ。

    1500 ~ 9216 の範囲の整数を入力します。

    (注)     

    vNIC テンプレートに QoS ポリシーが関連付けられている場合、ここで指定された MTU は、関連付けられている QoS システム クラスで指定された MTU 以下であることが必要です。 この MTU 値が QoS システム クラスの MTU 値を超えている場合、データ転送中にパケットがドロップされる可能性があります。

     
    ステップ 7UCS-A /org/vnic-templ # set nw-control-policy policy-name  

    この vNIC テンプレートから作成された vNIC によって使用されるネットワーク制御ポリシー。

     
    ステップ 8UCS-A /org/vnic-templ # set pin-group group-name  

    この vNIC テンプレートから作成された vNIC によって使用される LAN ピン グループ。

     
    ステップ 9UCS-A /org/vnic-templ # set qos-policy policy-name  

    この vNIC テンプレートから作成された vNIC によって使用されるサービス ポリシーの品質。

     
    ステップ 10UCS-A /org/vnic-templ # set stats-policy policy-name  

    この vNIC テンプレートから作成された vNIC によって使用される統計情報収集ポリシー。

     
    ステップ 11UCS-A /org/vnic-templ # set type {initial-template | updating-template}  

    vNIC テンプレートの更新タイプを指定します。 テンプレート更新時にこのテンプレートから作成される vNIC インスタンスが自動アップデートされないようにする場合、initial-template キーワードを使用します。その他の場合は updating-template キーワードを使用して、vNIC テンプレートの更新時にすべての vNIC インスタンスがアップデートされるようにします。

     
    ステップ 12UCS-A /org/vnic-templ # commit-buffer  

    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

     

    次の例は、vNIC テンプレートを設定し、トランザクションをコミットします。

    UCS-A# scope org /
    UCS-A /org* # create vnic template VnicTempFoo
    UCS-A /org/vnic-templ* # set descr "This is a vNIC template example."
    UCS-A /org/vnic-templ* # set fabric a
    UCS-A /org/vnic-templ* # set mac-pool pool137
    UCS-A /org/vnic-templ* # set mtu 8900
    UCS-A /org/vnic-templ* # set nw-control-policy ncp5
    UCS-A /org/vnic-templ* # set pin-group PinGroup54
    UCS-A /org/vnic-templ* # set qos-policy QosPol5
    UCS-A /org/vnic-templ* # set stats-policy ServStatsPolicy
    UCS-A /org/vnic-templ* # set type updating-template
    UCS-A /org/vnic-templ* # commit-buffer
    UCS-A /org/vnic-templ # 
    

    vNIC テンプレートの削除

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

      指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

       
      ステップ 2UCS-A /org # delete vnic-templ vnic-templ-name  

      指定した vNIC テンプレートを削除します。

       
      ステップ 3UCS-A /org # commit-buffer  

      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

       

      次に、VnicTemp42 という名前の vNIC テンプレートを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

      UCS-A# scope org /
      UCS-A /org # delete vnic template VnicTemp42
      UCS-A /org* # commit-buffer
      UCS-A /org # 
      

      イーサネット アダプタ ポリシーの設定

      イーサネットおよびファイバ チャネル アダプタ ポリシー

      このようなポリシーは、アダプタのトラフィック処理方法など、ホスト側のアダプタの動作を制御します。 たとえば、このようなポリシーを使用して、次のデフォルト設定を変更できます。

      • キュー

      • 割り込み処理

      • パフォーマンス拡張

      • RSS ハッシュ

      • 2 つのファブリック インターコネクトによるクラスタ構成におけるフェールオーバー


      (注)  


      ファイバ チャネル アダプタ ポリシーの場合、Cisco UCS Managerで表示される値が QLogic SANsurfer などのアプリケーションで表示される値と一致しないことがあります。 たとえば、次の値は、SANsurfer と Cisco UCS Managerで明らかに異なる場合があります。

      • ターゲットごとの最大 LUN:SANsurfer の最大 LUN は 256 であり、この数値を超える値は表示されません。 Cisco UCS Manager でサポートされている最大 LUN 数はこれよりも大きくなっています。

      • リンク ダウン タイムアウト:SANsurfer では、リンク ダウンのタイムアウトしきい値を秒単位で設定します。 Cisco UCS Managerでは、この値をミリ秒で設定します。 したがって、Cisco UCS Managerで 5500 ミリ秒と設定された値は、SANsurfer では 5 秒として表示されます。

      • 最大データ フィールド サイズ:SANsurfer で許可される値は 512、1024、および 2048 です。 Cisco UCS Manager では、あらゆるサイズの値を設定できます。 したがって、Cisco UCS Managerで 900 と設定された値は、SANsurfer では 512 として表示されます。


      オペレーティング システム固有のアダプタ ポリシー

      デフォルトでは、Cisco UCSは、イーサネット アダプタ ポリシーとファイバ チャネル アダプタ ポリシーのセットを提供します。 これらのポリシーには、サポートされている各サーバ オペレーティング システムにおける推奨設定が含まれています。 オペレーティング システムはこれらのポリシーに影響されます。 通常、ストレージ ベンダーはデフォルト以外のアダプタ設定を要求します。 ベンダーが提供しているサポート リストで必須設定の詳細を確認できます。

      重要:

      該当するオペレーティング システムには、これらのポリシーの値を使用することを推奨します。 シスコのテクニカル サポートで指示されない限り、デフォルトのポリシーの値は変更しないでください。

      ただし、(デフォルトの Windows のアダプタ ポリシーを使用する代わりに)Windows OS のイーサネット アダプタ ポリシーを作成する場合は、次の式を使用して Windows で動作する値を計算します。

      • 完了キュー = 送信キュー + 受信キュー
      • 割り込み回数 = (完了キュー + 2) 以上である 2 のべき乗の最小値

      たとえば、送信キューが 1 で受信キューが 8 の場合、

      • 完了キュー = 1 + 8 = 9
      • 割り込み回数 = (9 + 2) 以上の 2 のべき乗の最小値 = 16

      イーサネット アダプタ ポリシーの設定

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

        指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/」を org-name として入力します。

         
        ステップ 2UCS-A /org # create eth-policy policy-name  

        指定されたイーサネット アダプタ ポリシーを作成し、組織イーサネット ポリシー モードを開始します。

         
        ステップ 3UCS-A /org/eth-policy # set comp-queue count count   (任意)

        イーサネットの完了キューを設定します。

         
        ステップ 4UCS-A /org/eth-policy # set descr description   (任意)

        ポリシーの説明を記します。

        (注)     

        説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

         
        ステップ 5UCS-A /org/eth-policy # set failover timeout timeout-sec   (任意)

        イーサネットのフェールオーバーを設定します。

         
        ステップ 6UCS-A /org/eth-policy # set interrupt {coalescing-time sec | coalescing-type {idle | min} | count count | mode {intx | msi | msi-x}}   (任意)

        イーサネットの割り込みを設定します。

         
        ステップ 7UCS-A /org/eth-policy # set offload {large-receive | tcp-rx-checksum | tcp-segment | tcp-tx-checksum} {disabled | enabled}   (任意)

        イーサネットのオフロードを設定します。

         
        ステップ 8UCS-A /org/eth-policy # set recv-queue {count count | ring-size size-num}   (任意)

        イーサネットの受信キューを設定します。

         
        ステップ 9UCS-A /org/eth-policy # set rss receivesidescaling {disabled | enabled}   (任意)

        RSS を設定します。

         
        ステップ 10UCS-A /org/eth-policy # set trans-queue {count count | ring-size size-num}   (任意)

        イーサネットの送信キューを設定します。

         
        ステップ 11UCS-A /org/eth-policy # commit-buffer  

        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

         

        次の例は、イーサネット アダプタ ポリシーを設定し、トランザクションをコミットします。

        UCS-A# scope org /
        UCS-A /org* # create eth-policy EthPolicy19
        UCS-A /org/eth-policy* # set comp-queue count 16
        UCS-A /org/eth-policy* # set descr "This is an Ethernet adapter policy example."
        UCS-A /org/eth-policy* # set failover timeout 300
        UCS-A /org/eth-policy* # set interrupt count 64
        UCS-A /org/eth-policy* # set offload large-receive disabled
        UCS-A /org/eth-policy* # set recv-queue count 32
        UCS-A /org/eth-policy* # set rss receivesidescaling enabled
        UCS-A /org/eth-policy* # set trans-queue
        UCS-A /org/eth-policy* # commit-buffer
        UCS-A /org/eth-policy # 
        

        Linux オペレーティング システムで MRQS 用の eNIC サポートをイネーブル化するためのイーサネット アダプタ ポリシーの設定

        Cisco UCS Manager には、Red Hat Enterprise Linux バージョン 6.x および SUSE Linux Enterprise Server バージョン 11.x での Multiple Receive Queue Support(MRQS)機能向けの eNIC サポートが含まれます。

        手順
          ステップ 1   イーサネット アダプタ ポリシーを作成します。
          イーサネット アダプタ ポリシーを作成する場合は、次のパラメータを使用します。
          • 送信キュー = 1

          • 受信キュー = n(最大 8)

          • 完了キュー = 送信キューの数 + 受信キューの数

          • 割り込み = 完了キューの数 + 2

          • Receive Side Scaling(RSS)= Enabled

          • 割り込みモード = Msi-X

          イーサネット アダプタ ポリシーの作成を参照してください。

          ステップ 2   eNIC ドライバ バージョン 2.1.1.35 以降をインストールします。

          Cisco UCS Virtual Interface Card Drivers for Linux Installation Guide(Linux 用 Cisco UCS 仮想インターフェイス カード ドライバ インストレーション ガイド)』を参照してください。

          ステップ 3   サーバをリブートします。

          イーサネット アダプタ ポリシーの削除

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

            指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/」を org-name として入力します。

             
            ステップ 2UCS-A /org # delete eth-policy policy-name  

            指定したイーサネット アダプタ ポリシーを削除します。

             
            ステップ 3UCS-A /org # commit-buffer  

            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

             

            次に、EthPolicy19 という名前のイーサネット アダプタ ポリシーを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

            UCS-A# scope org /
            UCS-A /org # delete eth-policy EthPolicy19
            UCS-A /org* # commit-buffer
            UCS-A /org # 
            

            デフォルトの vNIC 動作ポリシーの設定

            デフォルトの vNIC 動作ポリシー

            デフォルトの vNIC 動作ポリシーにより、サービス プロファイルに対する vNIC の作成方法を設定できます。 vNICS を手動で作成するか、自動的に作成されるようにするかを選択できます。

            デフォルトの vNIC 動作ポリシーを設定して、vNIC の作成方法を定義することができます。 次のいずれかになります。

            • [None]:Cisco UCS Manager は、サービス プロファイルにデフォルトの vNIC を作成しません。 すべての vNIC を明示的に作成する必要があります。

            • [HW Inherit]:サービス プロファイルが vNIC を必要とし、何も明示的に定義されていない場合、Cisco UCS Manager はサービス プロファイルに関連付けられているサーバにインストールされたアダプタに基づいて必要な vNIC を作成します。


            (注)  


            vNIC のデフォルトの動作ポリシーを指定しない場合、[HW Inherit] がデフォルトで使用されます。


            デフォルトの vNIC 動作ポリシーの設定

            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1UCS-A# scope org / 

              ルート組織モードを開始します。

               
              ステップ 2UCS-A/org # scope vnic-beh-policy 

              デフォルトの vNIC 動作ポリシー モードを開始します。

               
              ステップ 3UCS-A/org/vnic-beh-policy # set action {hw-inherit [template_name name] | none} 

              デフォルトの vNIC 動作ポリシーを指定します。 次のいずれかになります。

              • [hw-inherit]:サービス プロファイルに vNIC が必要であるときに、いずれも明示的に定義されていない場合、Cisco UCS Manager はサービス プロファイルに関連付けられたサーバにインストールされたアダプタに基づいて、必要な vNIC を作成します。

                [hw-inherit] を指定した場合は、vNIC テンプレートを指定して vNIC を作成することもできます。

              • [none]:Cisco UCS Manager は、サービス プロファイルにデフォルトの vNIC を作成しません。 すべての vNIC を明示的に作成する必要があります。

               
              ステップ 4UCS-A/org/vnic-beh-policy # commit-buffer 

              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

               

              次の例では、デフォルトの vNIC 動作ポリシーを [hw-inherit] に設定する方法を示します。

              UCS-A # scope org /
              UCS-A/org # scope vnic-beh-policy
              UCS-A/org/vnic-beh-policy # set action hw-inherit
              UCS-A/org/vnic-beh-policy* # commit-buffer
              UCS-A/org/vnic-beh-policy # 

              LAN 接続ポリシーの設定

              LAN および SAN 接続ポリシー

              接続ポリシーは、ネットワーク上のサーバと LAN または SAN 間の接続およびネットワーク通信リソースを決定します。 これらのポリシーは、プールを使用してサーバに MAC アドレス、WWN、および WWPN を割り当て、サーバがネットワークとの通信に使用する vNIC と vHBA を識別します。


              (注)  


              接続ポリシーはサービス プロファイルおよびサービス プロファイル テンプレートに含められ、複数のサーバの設定に使用される可能性があるため、接続ポリシーでは静的 ID を使用しないことをお勧めします。


              LAN および SAN の接続ポリシーに必要な権限

              接続ポリシーを使用すると、ネットワーク権限またはストレージ権限のないユーザが、ネットワーク接続とストレージ接続を備えたサービス プロファイルやサービス プロファイル テンプレートを作成したり変更したりできるようになります。 ただし、接続ポリシーを作成するには、適切なネットワーク権限とストレージ権限が必要です。

              接続ポリシーの作成に必要な権限

              接続ポリシーは、他のネットワークやストレージの設定と同じ権限を必要とします。 たとえば、接続ポリシーを作成するには、次の権限の少なくとも 1 つを有している必要があります。

              • admin:LAN および SAN 接続ポリシーを作成できます

              • ls-server:LAN および SAN 接続ポリシーを作成できます

              • ls-network:LAN 接続ポリシーを作成できます

              • ls-storage:SAN 接続ポリシーを作成できます

              接続ポリシーをサービス プロファイルに追加するために必要な権限

              接続ポリシーの作成後、ls-compute 権限を持つユーザは、そのポリシーをサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに組み込むことができます。 ただし、ls-compute 権限しかないユーザは接続ポリシーを作成できません。

              サービス プロファイルと接続ポリシー間の相互作用

              次のいずれかの方法により、サービス プロファイルに LAN および SAN の接続を設定できます。

              • サービス プロファイルで参照される LAN および SAN 接続ポリシー

              • サービス プロファイルで作成されるローカル vNIC および vHBA

              • ローカル vNIC および SAN 接続ポリシー

              • ローカル vHBA および LAN 接続ポリシー

              Cisco UCS では、サービス プロファイルのローカル vNIC および vHBA 設定と接続ポリシー間の相互排他性が維持されます。 接続ポリシーとローカルに作成した vNIC または vHBA を組み合わせて使用することはできません。 サービス プロファイルに LAN 接続ポリシーを含めると、既存の vNIC 設定がすべて消去されます。SAN 接続ポリシーを含めた場合は、そのサービス プロファイル内の既存の vHBA 設定がすべて消去されます。

              LAN 接続ポリシーの作成

              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

                 
                ステップ 2UCS-A /org # create lan-connectivity-policy policy-name  

                指定された LAN 接続ポリシーを作成を作成し、組織 LAN 接続ポリシー モードを開始します。

                この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。

                 
                ステップ 3UCS-A /org/lan-connectivity-policy # set descr policy-name   (任意)

                ポリシーに説明を追加します。 どこでどのようにポリシーが使用されるかについての情報を含めることを推奨します。

                256 文字以下で入力します。 次を除く任意の文字またはスペースを使用できます。`(アクセント記号)、\(円記号)、^(カラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり)、<(小なり)、または'(一重引用符)は使用できません。

                 
                ステップ 4UCS-A /org/lan-connectivity-policy # commit-buffer  

                トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                 

                次の例では、LanConnect42 という名前の LAN 接続ポリシーを作成し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                UCS-A# scope org /
                UCS-A /org* # create lan-connectivity-policy LanConnect42
                UCS-A /org/lan-connectivity-policy* # set descr "LAN connectivity policy"
                UCS-A /org/lan-connectivity-policy* # commit-buffer
                UCS-A /org/lan-connectivity-policy #
                次の作業

                この LAN 接続ポリシーに 1 つ以上の vNIC および(または)iSCSI vNIC を追加します。

                LAN 接続ポリシー用の vNIC の作成

                LAN 接続ポリシーの作成 から続行した場合、ステップ 3 でこの手順を開始します。

                手順
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                  指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

                   
                  ステップ 2UCS-A /org # scope lan-connectivity-policy policy-name  

                  指定した LAN 接続ポリシーの LAN 接続ポリシー モードを開始します。

                   
                  ステップ 3UCS-A /org/lan-connectivity-policy # create vnic vnic-name [eth-if eth-if-name] [fabric {a | b}]  

                  指定された LAN 接続ポリシー用の vNIC を作成します。

                  この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。

                   
                  ステップ 4UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set fabric {a | a-b | b | b-a}  

                  vNIC に使用するファブリックを指定します。 ステップ 3 で vNIC を作成したときにファブリックを指定しなかった場合は、このコマンドで指定するオプションがあります。

                  デフォルトのファブリック インターコネクトが使用できない場合にこの vNIC が第 2 のものにアクセスできるようにする場合、a-b(A がプライマリ)または b-a(B がプライマリ)を選択します。

                  (注)     

                  次の状況下では、vNIC のファブリック フェールオーバーを有効にしないでください。

                  • Cisco UCS ドメインイーサネット スイッチ モードで動作している場合。 vNIC ファブリック フェールオーバーは、そのモードではサポートされません。 1 つのファブリック インターコネクト上のすべてのイーサネット アップリンクが障害になった場合、vNIC は他のイーサネット アップリンクにフェールオーバーしません。

                  • ファブリック フェールオーバーをサポートしないアダプタ(Cisco UCS 82598KR-CI 10-Gigabit Ethernet Adapter)があるサーバにこの vNIC を関連付ける予定がある場合。 これを行った場合、Cisco UCS Manager により、サービス プロファイルとサーバを関連付けたときに設定エラーが生成されます。

                   
                  ステップ 5UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set adapter-policy policy-name  

                  vNIC に使用するアダプタ ポリシーを指定します。

                   
                  ステップ 6UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set identity {dynamic-mac {mac-addr | derived} | mac-pool mac-pool-name}  

                  vNIC の ID(MAC アドレス)を指定します。 次のいずれかのオプションを使用して識別を設定できます。

                  • 一意の MAC アドレスを nn: nn:nn:nn :nn:nn 形式で作成します。

                  • 製造時にハードウェアに焼き付けられた MAC アドレスを取得する。

                  • MAC プールから MAC アドレスを割り当てる。

                   
                  ステップ 7UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set mtu size-num  

                  この vNIC で受け入れられる最大伝送単位、つまりパケット サイズ。 を指定します

                  1500 ~ 9216 の範囲の整数を入力します。

                  (注)     

                  vNIC に対応する QoS ポリシーがある場合、ここで指定した MTU は、関連付けられた QoS システム クラスで指定された MTU と同等以下でなければなりません。 この MTU 値が QoS システム クラスの MTU 値を超えている場合、データ転送中にパケットがドロップされる可能性があります。

                   
                  ステップ 8UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set nw-control-policy policy-name  

                  vNIC によって使用されるネットワーク制御ポリシーを指定します。

                   
                  ステップ 9UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set order {order-num | unspecified}  

                  vNIC に相対順序を指定します。

                   
                  ステップ 10UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set pin-group group-name  

                  vNIC によって使用される LAN ピン グループを指定します。

                   
                  ステップ 11UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set qos-policy policy-name  

                  vNIC によって使用されるサービス ポリシーの品質を指定します。

                   
                  ステップ 12UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set stats-policy policy-name  

                  vNIC によって使用される統計情報収集ポリシーを指定します。

                   
                  ステップ 13UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set template-name policy-name  

                  ダイナミック vNIC 接続ポリシーを vNIC に使用するように指定します。

                   
                  ステップ 14UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # set vcon {1 | 2 | 3 | 4 | any}  

                  指定された vCon に vNIC を割り当てます。 Cisco UCS Manager が自動で vNIC を割り当てるようにするには、any キーワードを使用します。

                   
                  ステップ 15UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # commit-buffer  

                  トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                   

                  次の例では、LanConnect42 という名前の LAN 接続ポリシー用の vNIC を設定し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                  UCS-A# scope org /
                  UCS-A /org # scope lan-connectivity-policy LanConnect42
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy* # create vnic vnic3 fabric a
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic* # set fabric a-b
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic* # set adapter-policy AdaptPol2
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic* # set identity mac-pool MacPool3
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic* # set mtu 8900
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic* # set nw-control-policy ncp5
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic* # set order 0
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic* # set pin-group EthPinGroup12
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic* # set qos-policy QosPol5
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic* # set stats-policy StatsPol2
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic* # set template-name VnicConnPol3
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic* # set vcon any
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic* # commit-buffer
                  UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic # 
                  
                  次の作業

                  必要に応じて、LAN 接続ポリシーに別の NIC または iSCSI vNIC を追加します。 そうでない場合は、サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートにポリシーをインクルードします。

                  LAN 接続ポリシーからの vNIC の削除

                  手順
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                    指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

                     
                    ステップ 2UCS-A /org # scope lan-connectivity-policy policy-name  

                    指定した LAN 接続ポリシーの LAN 接続ポリシー モードを開始します。

                     
                    ステップ 3UCS-A /org/lan-connectivity-policy # delete vnic vnic-name 

                    LAN 接続ポリシーから指定された vNIC を削除します。

                     
                    ステップ 4UCS-A /org/lan-connectivity-policy # commit-buffer  

                    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                     

                    次の例では、vnic3 という名前の vNIC を LanConnect42 という名前の LAN 接続ポリシーから削除し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                    UCS-A# scope org /
                    UCS-A /org # scope lan-connectivity-policy LanConnect42
                    UCS-A /org/lan-connectivity-policy # delete vnic vnic3
                    UCS-A /org/lan-connectivity-policy* # commit-buffer
                    UCS-A /org/lan-connectivity-policy # 
                    

                    LAN 接続ポリシー用の iSCSI vNIC の作成

                    LAN 接続ポリシーの作成 から続行した場合、ステップ 3 でこの手順を開始します。

                    はじめる前に

                    LAN 接続ポリシーは、iSCSI デバイス用のオーバーレイ vNIC として使用できるイーサネット vNIC を含める必要があります。

                    手順
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                      指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

                       
                      ステップ 2UCS-A /org # scope lan-connectivity-policy policy-name  

                      指定した LAN 接続ポリシーの LAN 接続ポリシー モードを開始します。

                       
                      ステップ 3UCS-A /org/lan-connectivity-policy # create vnic-iscsi iscsi-vnic-name . 

                      指定された LAN 接続ポリシーの iSCSI vNIC を作成します。

                      この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。

                       
                      ステップ 4UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi # set iscsi-adaptor-policy iscsi-adaptor-name   (任意)

                      この iSCSI vNIC 用に作成した iSCSI アダプタ ポリシーを指定します。

                       
                      ステップ 5UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi # set auth-name authentication-profile-name   (任意)

                      iSCSI vNIC によって使用される認証プロファイルを設定します。 設定する認証プロファイルがすでに存在している必要があります。 詳細については、認証プロファイルの作成を参照してください。

                       
                      ステップ 6UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi # set identity { dynamic-mac {dynamic-mac-address | derived } | mac-pool mac-pool-name }  
                      iSCSI vNIC の MAC アドレスを指定します。
                      (注)     

                      MAC アドレスは、Cisco UCS NIC M51KR-B アダプタ専用に設定されます。

                       
                      ステップ 7UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi # set iscsi-identity {initiator-name initiator-name | initiator-pool-name iqn-pool-name}  

                      iSCSI 発信側の名前または iSCSI 発信側名の提供元の IQN プール名を指定します。 iSCSI 発信側名には最大 223 文字を使用できます。

                       
                      ステップ 8UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi # set overlay-vnic-name overlay-vnic-name  

                      オーバーレイ vNIC として iSCSI デバイスで使用される、イーサネット vNIC を指定します。 詳細については、サービス プロファイルの vNIC の設定を参照してください。

                       
                      ステップ 9UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi # create eth-if 

                      iSCSI vNIC に割り当てられた VLAN のイーサネット インターフェイスを作成します。

                       
                      ステップ 10UCS-A /org/ex/vnic-iscsi/eth-if # set vlanname vlan-name 

                      VLAN 名を指定します。 VLAN のデフォルトのパスワードは、「default」です。 Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードおよび Cisco UCS VIC-1240 仮想インターフェイス カード の場合、指定する VLAN はオーバレイ vNIC のネイティブ VLAN と同じである必要があります。 Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 アダプタの場合、指定した VLAN は、オーバーレイ vNIC に割り当てられたどの VLAN でも設定できます。

                       
                      ステップ 11UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi # commit-buffer  

                      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                       

                      次の例では、LanConnect42 という名前の LAN 接続ポリシー用の iSCSI vNIC を設定し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                      UCS-A# scope org /
                      UCS-A /org # scope lan-connectivity-policy LanConnect42
                      UCS-A /org/lan-connectivity-policy # create vnic-iscsi iSCSI1
                      UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi* # set iscsi-adaptor-policy iscsiboot
                      UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi* # set auth-name initauth
                      UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi* # set identity dynamic-mac derived
                      UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi* # set iscsi-identity initiator-name iSCSI1
                      UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi* # set overlay-vnic-name eth1
                      UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi* # create eth-if
                      UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi/eth-if* # set vlanname default
                      UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi/eth-if* # commit buffer
                      UCS-A /org/lan-connectivity-policy/vnic-iscsi/eth-if
                      
                      次の作業

                      必要に応じて、LAN 接続ポリシーに別の iSCI vNIC または vNIC を追加します。 そうでない場合は、サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートにポリシーをインクルードします。

                      LAN 接続ポリシーからの iSCSI vNIC の削除

                      手順
                         コマンドまたはアクション目的
                        ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                        指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

                         
                        ステップ 2UCS-A /org # scope lan-connectivity-policy policy-name  

                        指定した LAN 接続ポリシーの LAN 接続ポリシー モードを開始します。

                         
                        ステップ 3UCS-A /org/lan-connectivity-policy # delete vnic-iscsi iscsi-vnic-name 

                        LAN 接続ポリシーから指定された iSCSI vNIC を削除します。

                         
                        ステップ 4UCS-A /org/lan-connectivity-policy # commit-buffer  

                        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                         

                        次の例では、iscsivnic3 という名前の iSCSI vNIC を LanConnect42 という名前の LAN 接続ポリシーから削除し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                        UCS-A# scope org /
                        UCS-A /org # scope lan-connectivity-policy LanConnect42
                        UCS-A /org/lan-connectivity-policy # delete vnic-iscsi iscsivnic3
                        UCS-A /org/lan-connectivity-policy* # commit-buffer
                        UCS-A /org/lan-connectivity-policy # 
                        

                        LAN 接続ポリシーの削除

                        サービス プロファイルに含まれる LAN 接続ポリシーを削除する場合、すべての vNIC と iSCSI vNIC をそのサービス プロファイルから削除し、そのサービス プロファイルに関連付けられているサーバの LAN データ トラフィックを中断します。

                        手順
                           コマンドまたはアクション目的
                          ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                          指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

                           
                          ステップ 2UCS-A /org # delete lan-connectivity-policy policy-name  

                          指定された LAN 接続ポリシーを削除します。

                           
                          ステップ 3UCS-A /org # commit-buffer  

                          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                           

                          次の例では、LanConnectiSCSI42 という名前の LAN 接続ポリシーをルート組織から削除し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                          UCS-A# scope org /
                          UCS-A /org # delete lan-connectivity-policy LanConnectiSCSI42
                          UCS-A /org* # commit-buffer
                          UCS-A /org # 
                          

                          ネットワーク制御ポリシーの設定

                          ネットワーク制御ポリシー

                          このポリシーは Cisco UCS ドメインのネットワーク制御を設定するもので、次の設定も含まれます。

                          • Cisco Discovery Protocol(CDP)の有効化/無効化

                          • エンドホスト モードで使用できるアップリンク ポートが存在しない場合の、仮想インターフェイス(VIF)の動作方法

                          • 関連付けられているボーダー ポートの障害時に、リモート イーサネット インターフェイス、vEthernet インターフェイス、または vFibre チャネル インターフェイスで Cisco UCS Manager が実行するアクション

                          • ファブリック インターコネクトへのパケット送信時に、異なる MAC アドレスをサーバが使用できるかどうか

                          • MAC 登録を VNIC ごとに実行するか、またはすべての VLAN に対して実行するか

                          [アップリンクのアクションに失敗しました] プロパティ

                          デフォルトでは、ネットワーク制御ポリシー内の [アップリンクのアクションに失敗しました] プロパティは、リンクダウンの値を使用して設定されます。 Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードなどのアダプタの場合、このデフォルトの動作では、関連付けられたボーダ ポートに障害が発生した場合に、Cisco UCS Manager に対して vEthernet または vFibre チャネル インターフェイスをダウンさせるように指示します。 Cisco UCS CNA M72KR-Q や Cisco UCS CNA M72KR-E などの、イーサネットと FCoE トラフィックの両方をサポートする VM-FEX 非対応の統合型ネットワーク アダプタを使用する Cisco UCS システムの場合、このデフォルトの動作では、関連付けられたボーダ ポートに障害が発生した場合に、Cisco UCS Manager に対してリモート イーサネット インターフェイスをダウンさせるように指示します。 このシナリオでは、リモート イーサネット インターフェイスにバインドされている vFibre チャネル インターフェイスもダウンします。


                          (注)  


                          このセクションに記載されている VM-FEX 非対応の統合型ネットワーク アダプタのタイプが実装に含まれ、そのアダプタがイーサネットと FCoE の両方のトラフィックを処理することが予想される場合は、警告の値を使用して [アップリンクのアクションに失敗しました] プロパティを設定することをお勧めします。 ただし、この設定にすると、ボーダ ポートがダウンした場合に、イーサネット チーミング ドライバでリンク障害を検出できなくなる場合があります。


                          MAC 登録モード

                          MAC アドレスは、ネイティブ VLAN でのみデフォルトでインストールされます。これにより、ほとんどの実装で VLAN ポート数が最大になります。


                          (注)  


                          トランキング ドライバがホスト上で実行され、インターフェイスがプロミスキャス モードになっている場合、Mac 登録モードをすべての VLAN に設定することをお勧めします。


                          ネットワーク制御ポリシーの設定

                          Emulex 統合型ネットワークアダプタ(N20-AE0102)用の MAC アドレスベースのポート セキュリティはサポートされません。 MAC アドレスベースのポート セキュリティが有効になっている場合、ファブリック インターコネクトにより、最初にそれが学習した MAC アドレスが含まれるパケットにトラフィックが制限されます。 これは、FCoE Initialization Protocol パケットで使用される送信元 MAC アドレスか、イーサネット パケットの MAC アドレスのうち、アダプタによって最初に送信されたほうになります。 この設定により、FCoE パケットまたはイーサネット パケットのいずれかがドロップされることがあります。

                          手順
                             コマンドまたはアクション目的
                            ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                            指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name として / を入力します。

                             
                            ステップ 2UCS-A /org # create nw-ctrl-policy policy-name  

                            指定されたネットワーク制御ポリシーを作成し、組織ネットワーク制御ポリシー モードを開始します。

                             
                            ステップ 3UCS-A /org/nw-ctrl-policy # {disable | enable} cdp  

                            Cisco Discovery Protocol(CDP)をディセーブルまたはイネーブルにします。

                             
                            ステップ 4UCS-A /org/nw-ctrl-policy # set uplink-fail-action {link-down | warning}  

                            エンドホスト モードで使用可能なアップリンク ポートがない場合に実行するアクションを指定します。

                            link-down キーワードを使用すると、ファブリック インターコネクト上のアップリンク接続が失われた場合に、vNIC の動作状態をダウンに変更し、vNIC のファブリック フェールオーバーを実行します。 warning キーワードを使用すると、アップリンク ポートが使用できない場合でもサーバとサーバの間の接続を維持し、ファブリック インターコネクト上でアップリンク接続が失われた場合にファブリック フェールオーバーをディセーブルにします。 デフォルトのアップリンク障害処理は link-down ダウンです。

                             
                            ステップ 5UCS-A /org/nw-ctrl-policy # set mac-registration-mode{all-host-vlans | only-native-vlan  

                            アダプタ登録済みの MAC アドレスを、インターフェイスに関連付けられているネイティブ VLAN にのみ追加するか、インターフェイスに関連付けられているすべての VLAN に追加するか。 次のいずれかになります。

                            • [Only Native Vlan]:MAC アドレスはネイティブ VLAN にのみ追加されます。 デフォルトではこのオプションが設定され、port+VLAN のカウントが最大になります。

                            • [All Host Vlans]:関連付けられているすべての VLAN に MAC アドレスが追加されます。 トランキングを使用するよう設定されているが、無差別モードで実行されていない VLAN の場合、このオプションを選択します。

                             
                            ステップ 6UCS-A /org/nw-ctrl-policy # create mac-security  

                            組織ネットワーク制御ポリシーの MAC セキュリティ モードを開始します

                             
                            ステップ 7UCS-A /org/nw-ctrl-policy/mac-security # set forged-transmit {allow | deny}  

                            トラフィック送信時の MAC アドレスの偽装を許可または拒否します。 偽装 MAC アドレスが許可されると MAC セキュリティはディセーブルに、偽装 MAC アドレスが拒否されると MAC セキュリティはイネーブルになります。 デフォルトでは、偽装 MAC アドレスは許可されます(MAC セキュリティはディセーブル)。

                             
                            ステップ 8UCS-A /org/nw-ctrl-policy/mac-security # commit-buffer  

                            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                             

                            次の例は、ncp5 という名前のネットワーク制御ポリシーを作成し、CDP をイネーブルにし、アップリンク フェール アクションを link-down に設定し、偽装 MAC アドレスを拒否し(MAC セキュリティーをイネーブル化)、トランザクションをコミットします。

                            UCS-A# scope org /
                            UCS-A /org # create nw-ctrl-policy ncp5
                            UCS-A /org/nw-ctrl-policy* # enable cdp
                            UCS-A /org/nw-ctrl-policy* # set uplink-fail-action link-down   
                            UCS-A /org/nw-ctrl-policy* # create mac-security
                            UCS-A /org/nw-ctrl-policy/mac-security* # set forged-transmit deny
                            UCS-A /org/nw-ctrl-policy/mac-security* # commit-buffer
                            UCS-A /org/nw-ctrl-policy/mac-security #
                            

                            ネットワーク制御ポリシーの削除

                            手順
                               コマンドまたはアクション目的
                              ステップ 1UCS-A# scope org /  

                              ルート組織モードを開始します。

                               
                              ステップ 2UCS-A /org # delete nwctrl-policy policy-name  

                              指定されたネットワーク制御ポリシーを削除します。

                               
                              ステップ 3UCS-A /org # commit-buffer  

                              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                               

                              次の例は、ncp5 という名前のネットワーク制御ポリシーを削除し、トランザクションをコミットします。

                              UCS-A# scope org /
                              UCS-A /org # delete nwctrl-policy ncp5
                              UCS-A /org* # commit-buffer
                              UCS-A /org #
                              

                              マルチキャスト ポリシーの設定

                              マルチキャスト ポリシー

                              このポリシーは、インターネット グループ管理プロトコル(IGMP)のスヌーピングおよび IGMP クエリアの設定に使用されます。 IGMP スヌーピングは、特定のマルチキャスト伝送に含まれるべき VLAN のホストを動的に決定します。 1 つ以上の VLAN に関連付けることができるマルチキャスト ポリシーを作成、変更、削除できます。 マルチキャスト ポリシーが変更されると、そのマルチキャスト ポリシーに関連付けられたすべての VLAN が再処理され変更が適用されます。 デフォルトでは、IGMP スヌーピングが有効になり、IGMP クエリアが無効になります。 プライベート VLAN の場合、プライマリ VLAN にはマルチキャスト ポリシーを設定できますが、Cisco NX-OS 転送の実装により、プライマリ VLAN に関連付けられている独立 VLAN には設定できません。

                              次の制限事項は、Cisco UCS 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトおよび 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトのマルチキャスト ポリシーに適用されます。

                              • Cisco UCS ドメインに 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトだけが含まれている場合、デフォルトのマルチキャスト ポリシーだけがローカル VLAN またはグローバル VLAN で許可されます。

                              • Cisco UCS ドメインに 1 つの 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトと 1 つの 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトが含まれている場合は、次のようになります。
                                • デフォルトのマルチキャスト ポリシーだけが、6100 シリーズ ファブリック インターコネクトのローカル VLAN で許可されます。

                                • 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトでは、ユーザ定義のマルチキャスト ポリシーをデフォルトのマルチキャスト ポリシーとともに割り当てることができます。

                                • デフォルトのマルチキャスト ポリシーだけがグローバル VLAN で許可されます(クラスタ内の 1 つの 6100 シリーズ ファブリック インターコネクトによって制限されているため)。

                              • Cisco UCS ドメインに 6200 シリーズ ファブリック インターコネクトだけが含まれている場合、どのマルチキャスト ポリシーでも割り当てることができます。

                              マルチキャスト ポリシーの作成

                              マルチキャスト ポリシーは、ルート組織でのみ作成でき、サブ組織では作成できません。

                              手順
                                 コマンドまたはアクション目的
                                ステップ 1UCS-A# scope org  

                                指定した組織の組織モードを開始します。

                                 
                                ステップ 2UCS-A /org # create mcast-policy policy-name  

                                マルチキャスト ポリシーを指定されたポリシー名を作成し、組織マルチキャスト ポリシー モードを開始します。

                                 
                                ステップ 3UCS-A /org/mcast-policy* # commit-buffer  

                                トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                 

                                次の例では、policy1 という名前のマルチキャスト ポリシーを作成する方法を示します。

                                UCS-A# scope org /
                                UCS-A /org # create mcast-policy policy1
                                UCS-A /org/mcast-policy* # commit-buffer
                                UCS-A /org/mcast-policy # 
                                

                                IGMP スヌーピング パラメータの設定

                                マルチキャスト ポリシーに対して IGMP スヌーピングをイネーブルまたはディセーブルにできます。 デフォルトでは、IGMP スヌーピング状態はマルチキャスト ポリシーに対しイネーブルになっています。 また、マルチキャスト ポリシーに対し IGMP スヌーピング クエリアの状態と IPv4 アドレスを設定することもできます。

                                手順
                                   コマンドまたはアクション目的
                                  ステップ 1UCS-A# scope org  

                                  指定した組織の組織モードを開始します。

                                   
                                  ステップ 2UCS-A /org # create mcast-policy policy-name  

                                  新しいマルチキャスト ポリシーを指定されたポリシー名で作成し、組織マルチキャスト ポリシー モードを開始します。

                                   
                                  ステップ 3UCS-A /org/mcast-policy* # set querier{enabled | disabled}  

                                  IGMP スヌーピング クエリアをイネーブルまたはディセーブルにします。 デフォルトでは、IGMP スヌーピング クエリアは、マルチキャスト ポリシーに対しディセーブルになっています。

                                   
                                  ステップ 4UCS-A /org/mcast-policy* # set querierip IGMP snooping querier IPv4 address  

                                  IGMP スヌーピング クエリアの IPv4 アドレスを指定します。

                                   
                                  ステップ 5UCS-A /org/mcast-policy* # set snooping{enabled | disabled}  

                                  IGMP スヌーピングをイネーブルまたはディセーブルにします。 デフォルトでは、IGMP スヌーピングは、マルチキャスト ポリシーに対しイネーブルになっています。

                                   
                                  ステップ 6UCS-A /org/mcast-policy* # commit-buffer  

                                  トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                   

                                  次の例では、policy1 という名前のマルチキャスト ポリシーを作成および開始する方法を示します。

                                  UCS-A# scope org /
                                  UCS-A /org # create mcast-policy policy1
                                  UCS-A /org/mcast-policy* # set querier enabled
                                  UCS-A /org/mcast-policy* # set querierip 1.2.3.4
                                  UCS-A /org/mcast-policy* # set snooping enabled
                                  UCS-A /org/mcast-policy* # commit-buffer
                                  UCS-A /org/mcast-policy # 
                                  

                                  マルチキャスト ポリシー パラメータの変更

                                  既存のマルチキャスト ポリシーを変更して、IGMP スヌーピングまたは IGMP スヌーピング クエリアの状態を変更することができます。 マルチキャスト ポリシーが変更されると、そのマルチキャスト ポリシーに関連付けられたすべての VLAN が再処理され変更が適用されます。

                                  手順
                                     コマンドまたはアクション目的
                                    ステップ 1UCS-A# scope org 

                                    指定した組織の組織モードを開始します。

                                     
                                    ステップ 2UCS-A /org # scope mcast-policy policy-name  

                                    組織マルチキャスト ポリシー モードを開始します。

                                     
                                    ステップ 3UCS-A /org/mcast-policy* # set querier{enabled | disabled}  

                                    IGMP スヌーピング クエリアをイネーブルまたはディセーブルにします。 デフォルトでは、IGMP スヌーピング クエリアは、マルチキャスト ポリシーに対しディセーブルになっています。

                                     
                                    ステップ 4UCS-A /org/mcast-policy* # set querierip IGMP snooping querier IPv4 address  

                                    IGMP スヌーピング クエリアの IPv4 アドレスを指定します。

                                     
                                    ステップ 5UCS-A /org/mcast-policy* # set snooping{enabled | disabled}  

                                    IGMP スヌーピングをイネーブルまたはディセーブルにします。 デフォルトでは、IGMP スヌーピングは、マルチキャスト ポリシーに対しイネーブルになっています。

                                     
                                    ステップ 6UCS-A /org/mcast-policy* # commit-buffer  

                                    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                     

                                    次の例では、policy1 という名前のマルチキャスト ポリシーを作成する方法を示します。

                                    UCS-A# scope org /
                                    UCS-A /org # scope mcast-policy policy1
                                    UCS-A /org/mcast-policy* # set querier enabled
                                    UCS-A /org/mcast-policy* # set querierip 1.2.3.4
                                    UCS-A /org/mcast-policy* # set snooping enabled
                                    UCS-A /org/mcast-policy* # commit-buffer
                                    UCS-A /org/mcast-policy # 
                                    

                                    VLAN マルチキャスト ポリシーの割り当て

                                    VLAN のマルチキャスト ポリシーをイーサネット アップリンク ファブリック モードに設定できます。 独立 VLAN のマルチキャスト ポリシーは設定できません。

                                    はじめる前に

                                    VLAN を作成します。

                                    手順
                                       コマンドまたはアクション目的
                                      ステップ 1UCS-A# scope eth-uplink  

                                      イーサネット アップリンク モードを開始します。

                                       
                                      ステップ 2UCS-A /eth-uplink # scope fabric{a | b}  

                                      指定したファブリック インターコネクトのイーサネット アップリンク ファブリック モードを開始します。

                                       
                                      ステップ 3UCS-A /eth-uplink/fabric # scope vlan vlan-name  

                                      イーサネット アップリンク ファブリック VLAN モードを開始します。

                                       
                                      ステップ 4UCS-A /eth-uplink/fabric/vlan # set mcastpolicy policy-name  

                                      VLAN のマルチキャスト ポリシーを割り当てます。

                                       
                                      ステップ 5UCS-A /eth-uplink/fabric/vlan # commit-buffer  

                                      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                       

                                      次の例では、1 つのファブリック インターコネクトにアクセス可能なネームド VLAN を設定し、トランザクションをコミットします。

                                      UCS-A# scope eth-uplink
                                      UCS-A /eth-uplink # scope fabric a
                                      UCS-A /eth-uplink/fabric # scope vlan vlan1
                                      UCS-A /eth-uplink/fabric/vlan # set mcastpolicy policy1
                                      UCS-A /eth-uplink/fabric/vlan* # commit-buffer
                                      UCS-A /eth-uplink/fabric/vlan #
                                      
                                      

                                      マルチキャスト ポリシーの削除


                                      (注)  


                                      VLAN にデフォルト以外の(ユーザー定義)マルチキャスト ポリシーを割り当て、そのマルチキャスト ポリシーを削除すると、関連付けられた VLAN は削除済みポリシーが再作成されるまで、デフォルトのマルチキャスト ポリシーからマルチキャスト ポリシー設定を継承します。


                                      手順
                                         コマンドまたはアクション目的
                                        ステップ 1UCS-A# scope org  

                                        指定した組織の組織モードを開始します。

                                         
                                        ステップ 2UCS-A /org # delete mcast-policy policy-name  

                                        指定されたポリシー名を持つマルチキャスト ポリシーを削除します。

                                         
                                        ステップ 3UCS-A /org # commit-buffer  

                                        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                         

                                        次の例では、policy1 という名前のマルチキャスト ポリシーを削除する方法を示します。

                                        UCS-A# scope org /
                                        UCS-A /org # delete mcast-policy policy1
                                        UCS-A /org* # commit-buffer
                                        UCS-A /org # 
                                        

                                        LACP ポリシー

                                        リンク集約は、複数のネットワーク接続を並列に組み合わせて、スループットを向上させ、冗長性を実現します。 Link Aggregation Control Protocol(LACP)は、それらのリンク集約グループにさらに利点をもたらします。 Cisco UCS Manager では、LACP ポリシーを使用して LACP のプロパティを設定することができます。

                                        LACP ポリシーには以下を設定できます。

                                        • 個別一時停止:LACP でアップストリーム スイッチのポートを設定しない場合、ファブリック インターコネクトは、すべてのポートをアップリンク イーサネット ポートとして扱い、パケットを転送します。 ループを回避するために、LACP ポートを一時停止状態にすることができます。 LACP を使用してポートチャネルに個別一時停止を設定すると、そのポートチャネルの一部であるポートがピア ポートから PDU を受信しない場合、そのポートは一時停止状態になります。

                                        • タイマー値:rate-fast または rate-normal を設定できます。 rate-fast 設定では、ポートはピア ポートから 1 秒ごとに 1 PDU を受信します。 このタイムアウトは 3 秒です。 rate-normal 設定では、ポートは 30 秒ごとに 1 PDU を受信します。 このタイムアウトは 90 秒です。

                                        システムの起動時に、デフォルトの LACP ポリシーが作成されます。 このポリシーを変更したり、新規のポリシーを作成できます。 また、複数のポートチャネルに 1 つの LACP ポリシーを適用することもできます。

                                        LACP ポリシーの作成

                                        手順
                                           コマンドまたはアクション目的
                                          ステップ 1UCS-A# scope org  

                                          ルート組織モードを開始します。

                                           
                                          ステップ 2UCS-A /org # create lacppolicypolicy nam.  

                                          指定された lacp ポリシーを作成します。

                                           
                                          ステップ 3UCS-A /org # commit-buffer  

                                          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                           

                                          次に、lacp ポリシーを作成し、トランザクションをコミットする例を示します。

                                          UCS-A# scope org 
                                          UCS-A /org # create lacppolicy lacp1
                                          UCS-A /org* # commit-buffer
                                          UCS-A /org #
                                          

                                          LACP ポリシーの編集

                                          手順
                                             コマンドまたはアクション目的
                                            ステップ 1UCS-A# scope org  

                                            ルート組織モードを開始します。

                                             
                                            ステップ 2UCS-A /org # scope lacppolicy policy-name .  

                                            指定された lacp ポリシーを開始します。

                                             
                                            ステップ 3UCS-A /org/lacp policy/ policy-name # set suspend-individual true .  

                                            ポリシーに個々の一時停止を設定します。

                                             
                                            ステップ 4UCS-A /org/lacp policy/ policy-name # set lacp-rate fast .  

                                            ポリシーの LACP レートを設定します。

                                             
                                            ステップ 5UCS-A /org/lacp policy/ policy-name # commit-buffer  

                                            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                             

                                            次に、lacp ポリシーを変更し、トランザクションをコミットする例を示します。

                                            UCS-A# scope org
                                            UCS-A/org # scope lacppolicy policy-name
                                            UCS-A /org/lacp policy policy-name# set suspend-individual true
                                            UCS-A/prg/policy policy-name# set lacp-rate fast
                                            UCS-A /org* # commit-buffer
                                            UCS-A /org #
                                            

                                            LACP ポリシーのポート チャネルへの割り当て

                                            デフォルトの lacp ポリシーは、ポート チャネルにデフォルトで割り当てられます。 ポート チャネルに別の lacp ポリシーを割り当てることができます。 割り当てられたポリシーが存在しない場合は、システムによりエラーが生成されます。 エラーを取り除くために同じポリシーを作成できます。


                                            (注)  


                                            ポート チャネル、FCoE ポート チャネルおよびイーサネット ストレージのポート チャネルに lacp ポリシーを割り当てることができます。 この手順では、ポート チャネルに lacp ポリシーを割り当てる方法について説明します。


                                            手順
                                               コマンドまたはアクション目的
                                              ステップ 1UCS-A# scope eth-uplink  

                                              イーサネット アップリンク モードを開始します。

                                               
                                              ステップ 2UCS-A /eth-uplink # scope fabric  

                                              ファブリック モードを開始します。

                                               
                                              ステップ 3UCS-A /eth-uplink/fabric # scope port-channel  

                                              ポート チャネル モードを開始します。

                                               
                                              ステップ 4UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # set lacp-policy-namepolicy-name  

                                              このポート チャネルに lacp ポリシーを指定します。

                                               
                                              ステップ 5UCS-A /eth-uplink/ fabric/port-channel commit-buffer  

                                              トランザクションをシステムにコミットします。

                                               

                                              次に、ポート チャネルに lacp ポリシーを割り当てる例を示します。

                                              UCS-A# scope eth-uplink
                                              UCS-A UCS-A/eth-uplink # scope fabric
                                              UCS-A UCS-A/eth-uplink/facric # scope port-channel
                                              UCS-A UCS-A/eth-uplink/port-channel# set lacp-policy-name
                                              UCS-A UCS-A/eth-uplink/port-channel# commit-buffer

                                              UDLD リンク ポリシーの設定

                                              UDLD の概要

                                              UniDirectional Link Detection(UDLD)は、光ファイバまたはツイストペア イーサネット ケーブルを通して接続されたデバイスからケーブルの物理設定をモニタリングしたり、単一方向リンクの存在を検出できるようにするためのレイヤ 2 プロトコルです。 このプロトコルが単一方向リンクを正常に識別してディセーブルにするには、接続されたすべてのデバイスで UDLD プロトコルがサポートされている必要があります。 UDLD は、単一方向リンクを検出するとそのリンクを単方向としてマークします。 単一方向リンクは、スパニングツリー トポロジ ループをはじめ、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。

                                              UDLD は、レイヤ 1 メカニズムと連動してリンクの物理ステータスを判断します。 レイヤ 1 では、物理的シグナリングおよび障害検出は、自動ネゴシエーションによって処理されます。 UDLD は、ネイバーの ID の検知、誤って接続されたインターフェイスのシャットダウンなど、自動ネゴシエーションでは実行不可能な処理を実行します。 自動ネゴシエーションと UDLD の両方をイネーブルにすると、レイヤ 1 と 2 の検出機能が連動し、物理的および論理的な単一方向接続、および他のプロトコルの誤動作を防止します。

                                              ローカル デバイスが送信したトラフィックをネイバーが受信するにもかかわらず、ネイバーから送信されたトラフィックをローカル デバイスが受信しない場合に、単一方向リンクが発生します。

                                              動作モード

                                              UDLD は、ノーマル(デフォルト)とアグレッシブの 2 つの動作モードをサポートしています。 通常モードの UDLD は、光ファイバ接続におけるインターフェイスの誤接続に起因する単一方向リンクを検出します。 アグレッシブ モードの UDLD は、光ファイバ リンクやツイストペア リンク上の片方向トラフィックに起因する単一方向リンク、および光ファイバ リンク上のインターフェイスの誤接続に起因する単一方向リンクも検出できます。

                                              通常モードの UDLD は、光ファイバ インターフェイスの光ファイバが誤接続されている場合に単一方向リンクを検出しますが、レイヤ 1 メカニズムは、この誤接続を検出しません。 インターフェイスが正しく接続されていてもトラフィックが片方向である場合は、単一方向リンクを検出するはずのレイヤ 1 メカニズムがこの状況を検出できないため、UDLD は単一方向リンクを検出できません。 その場合、論理リンクは不明となり、UDLD はインターフェイスをディセーブルにしません。 UDLD が通常モードのときに、ペアの一方の光ファイバが切断されており、自動ネゴシエーションがアクティブであると、レイヤ 1 メカニズムはリンクの物理的な問題を検出しないため、リンクは稼働状態でなくなります。 この場合は、UDLD は何のアクションも行わず、論理リンクは不確定と見なされます。

                                              デフォルトでは、UDLD アグレッシブ モードはディセーブルになっています。 UDLD アグレッシブ モードは、そのモードをサポートするネットワーク デバイス間のポイントツーポイントのリンク上に限って設定してください。 UDLD アグレッシブ モードが有効になっている場合、UDLD ネイバー関係が確立されている双方向リンク上のポートが UDLD パケットを受信しなくなると、UDLD はネイバーとの接続の再確立を試み、影響を受けたポートを管理シャットダウンします。 アグレッシブ モードの UDLD は、2 つのデバイス間の障害発生が許されないポイントツーポイント リンクの単一方向リンクも検出できます。 また、次のいずれかの問題が発生している場合に、単一方向リンクも検出できます。

                                              • 光ファイバまたはツイストペア リンクのインターフェイスの片方で、トラフィックの送受信ができない場合。

                                              • 光ファイバまたはツイストペア リンクのインターフェイスの片方がダウン状態で、もう片方がアップ状態の場合。

                                              • ケーブルのうち 1 本の光ファイバが切断されている。

                                              単一方向の検出方法

                                              UDLD は 2 つのメカニズムを使用して動作します。

                                              • ネイバー データベース メンテナンス

                                                UDLD は、すべてのアクティブ インターフェイスで Hello パケット(別名アドバタイズメントまたはプローブ)を定期的に送信して、他の UDLD 対応ネイバーについて学習し、各デバイスがネイバーに関しての最新情報を維持できるようにします。 スイッチが hello メッセージを受信すると、エージング タイム(ホールド タイムまたは存続可能時間)が経過するまで、情報をキャッシュします。 古いキャッシュ エントリの期限が切れる前に、スイッチが新しい hello メッセージを受信すると、古いエントリが新しいエントリで置き換えられます。

                                                インターフェイスがディセーブルになり UDLD が実行中の場合、インターフェイスで UDLD がディセーブルになった場合、またはスイッチがリセットされた場合、UDLD は、設定変更によって影響を受けるインターフェイスの既存のキャッシュ エントリをすべてクリアします。 UDLD は、ステータス変更の影響を受けるキャッシュの一部をフラッシュするようにネイバーに通知するメッセージを 1 つまたは複数送信します。 このメッセージは、キャッシュを継続的に同期するためのものです。

                                              • イベントドリブン検出およびエコー

                                                UDLD は検出メカニズムとしてエコーを利用します。 UDLD デバイスが新しいネイバーを学習するか、または同期していないネイバーから再同期要求を受信すると、接続の UDLD デバイス側の検出ウィンドウを再起動して、エコー メッセージを返送します。 この動作はすべての UDLD ネイバーに対して同様に行われるため、エコー送信側では返信エコーを受信するように待機します。

                                                検出ウィンドウが終了し、有効な応答メッセージが受信されなかった場合、リンクは、UDLD モードに応じてシャットダウンされることがあります。 UDLD が通常モードにある場合、リンクは不確定と見なされ、シャットダウンされない場合があります。 UDLD がアグレッシブ モードのときは、リンクは単一方向であると見なされ、インターフェイスはシャットダウンされます。

                                              通常モードにある UDLD が、アドバタイズまたは検出段階にあり、すべてのネイバーのキャッシュ エントリが期限切れになると、UDLD はリンク起動シーケンスを再起動し、未同期の可能性のあるネイバーとの再同期を行います。

                                              アグレッシブ モードをイネーブルにしていて、ポートのすべてのネイバーがアドバタイズまたは検出段階で期限切れになると、UDLD はリンク起動シーケンスを再起動し、未同期の可能性のあるネイバーとの再同期を行います。 高速な一連のメッセージの送受信後に、リンク ステートが不確定のままの場合、UDLD はポートをシャットダウンします。

                                              UDLD 設定時の注意事項

                                              次のガイドラインと推奨事項は、UDLD を設定する場合に該当します。

                                              • UDLD 対応インターフェイスを別のスイッチの UDLD 非対応ポートに接続すると、その UDLD 対応インターフェイスも単方向リンクを検出できなくなります。

                                              • モード(通常またはアグレッシブ)を設定する場合、リンクの両側に同じモードを設定します。

                                              • UDLD は、UDLD 対応デバイスに接続されているインターフェイスでのみ有効にする必要があります。 次のインターフェイス タイプがサポートされます。

                                                • イーサネット アップリンク

                                                • FCoE アップリンク

                                                • イーサネット アップリンク ポート チャネル メンバ

                                                • FCoE アップリンク ポート チャネル メンバ

                                              リンク プロファイルの設定

                                              手順
                                                 コマンドまたはアクション目的
                                                ステップ 1UCS-A# scope org /  

                                                ルート組織モードを開始します。

                                                 
                                                ステップ 2UCS-A /org # create eth-link-profile link-profile-name  

                                                指定された名前でリンク プロファイルを作成し、リンク プロファイル モードを開始します。

                                                 
                                                ステップ 3UCS-A /org/eth-link-profile # commit-buffer  

                                                トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                 
                                                ステップ 4UCS-A /org/eth-link-profile # exit  

                                                前のモードに戻ります。

                                                 
                                                ステップ 5UCS-A /org # scope eth-link-profile link-profile-name  

                                                指定したリンク プロファイルのリンク プロファイル モードを開始します。

                                                 
                                                ステップ 6UCS-A /org/eth-link-profile # set udld-link-policy link-policy-name  

                                                リンク プロファイルに指定した UDLD のリンク ポリシーを割り当てます。

                                                 
                                                ステップ 7UCS-A /org/eth-link-profile # commit-buffer  

                                                トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                 

                                                次の例では、LinkProfile1 と呼ばれるリンク プロファイルを作成し、デフォルトの UDLD リンク ポリシーを割り当てる方法を示します。

                                                UCS-A# scope org /
                                                UCS-A /chassis/org # create eth-link-profile LinkProfile1
                                                UCS-A /chassis/org/eth-link-profile* # commit-buffer
                                                UCS-A /chassis/org/eth-link-profile # exit
                                                UCS-A /chassis/org # scope eth-link-profile LinkProfile1
                                                UCS-A /chassis/org/eth-link-profile # set udld-link-policy default
                                                UCS-A /chassis/org/eth-link-profile* # commit-buffer
                                                

                                                UDLD リンク ポリシーの設定

                                                手順
                                                   コマンドまたはアクション目的
                                                  ステップ 1UCS-A# scope org /  

                                                  ルート組織モードを開始します。

                                                   
                                                  ステップ 2UCS-A /org # create udld-link-policy link-policy-name  

                                                  UDLD リンク ポリシーを指定された名前で作成し、UDLD リンク ポリシー モードを開始します。

                                                   
                                                  ステップ 3UCS-A /org/udld-link-policy # commit-buffer  

                                                  トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                   
                                                  ステップ 4UCS-A /org/udld-link-policy # exit  

                                                  前のモードに戻ります。

                                                   
                                                  ステップ 5UCS-A /org # scope udld-link-policy link-policy-name  

                                                  指定した UDLD リンク ポリシーの UDLD リンク ポリシー モードを開始します。

                                                   
                                                  ステップ 6UCS-A /org/udld-link-policy # set mode {aggressive | normal}  

                                                  UDLD リンク ポリシーのモードを指定します。

                                                   
                                                  ステップ 7UCS-A /org/udld-link-policy # set admin-state {disabled | enabled}  

                                                  インターフェイスの UDLD をディセーブルまたはイネーブルにします。

                                                   
                                                  ステップ 8UCS-A /org/udld-link-policy # commit-buffer  

                                                  トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                   

                                                  次の例では、UDLDPol1 と呼ばれるリンク プロファイルを作成し、モードをアグレッシブに設定し、インターフェイスの UDLD をイネーブルにする方法を示します。

                                                  UCS-A# scope org /
                                                  UCS-A /chassis/org # create udld-link-policy UDLDPol1
                                                  UCS-A /chassis/org/udld-link-policy* # commit-buffer
                                                  UCS-A /chassis/org/udld-link-policy # exit
                                                  UCS-A /chassis/org # scope udld-link-policy UDLDPol1
                                                  UCS-A /chassis/org/udld-link-policy # set mode aggressive
                                                  UCS-A /chassis/org/udld-link-policy* # set admin-state enabled
                                                  UCS-A /chassis/org/udld-link-policy* # commit-buffer
                                                  UCS-A /chassis/org/udld-link-policy #
                                                  

                                                  UDLD システム設定の変更

                                                  手順
                                                     コマンドまたはアクション目的
                                                    ステップ 1UCS-A# scope org /  

                                                    ルート組織モードを開始します。

                                                     
                                                    ステップ 2UCS-A /org # show udld-policy  

                                                    現在の UDLD のシステム設定を表示します。

                                                     
                                                    ステップ 3UCS-A /org # scope udld-policy default  

                                                    グローバル UDLD ポリシーの UDLD ポリシー モードを開始します。

                                                     
                                                    ステップ 4UCS-A /org/udld-policy # set message-interval seconds  

                                                    アドバタイズメント モードになっているポートで UDLD プローブ メッセージの時間間隔を秒単位で指定します。 7 ~ 60 の整数を入力します。 デフォルトは 15 秒です。

                                                     
                                                    ステップ 5UCS-A /org/udld-policy # set recovery-action [reset | none]  

                                                    UDLD アグレッシブ モードがイネーブルのときにディセーブルになっているポート上で実行するアクションを指定します。 デフォルトは none です。

                                                     
                                                    ステップ 6UCS-A /org/udld-policy # commit-buffer  

                                                    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                     

                                                    次に、デフォルトの UDLD システム設定を 30 秒間隔で更新する例を示します。

                                                    UCS-A# scope org /
                                                    UCS-A /chassis/org # show udld-policy
                                                    
                                                    UDLD system settings:
                                                        Name       Message interval (sec) Recovery action
                                                        ---------- ---------------------- ---------------
                                                        default    15                     None
                                                    
                                                    UCS-A /chassis/org # scope udld-policy default
                                                    UCS-A /chassis/org/udld-policy # set message-interval 30
                                                    UCS-A /chassis/org/udld-policy* # commit-buffer
                                                    UCS-A /chassis/org/udld-policy #
                                                    

                                                    リンク プロファイルのポート チャネル イーサネット インターフェイスへの割り当て

                                                    手順
                                                       コマンドまたはアクション目的
                                                      ステップ 1UCS-A# scope eth-uplink  

                                                      イーサネット アップリンク モードを開始します。

                                                       
                                                      ステップ 2UCS-A /eth-uplink # scope fabric {a | b}  

                                                      指定されたファブリックのイーサネット アップリンク ファブリック モードを開始します。

                                                       
                                                      ステップ 3UCS-A /eth-uplink/fabric # scope port-channel port-chan-id  

                                                      指定されたポート チャネルのイーサネット アップリンク ファブリック ポート チャネル モードを開始します。

                                                       
                                                      ステップ 4UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # scope member-port slot-id port-id  

                                                      指定したメンバ ポートでイーサネット サーバ ファブリック、ファブリック ポート チャネル モードを開始します。

                                                       
                                                      ステップ 5UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/member-port # set eth-link-profile link-profile-name  

                                                      指定したリンクのプロファイルを割り当てます。

                                                       
                                                      ステップ 6UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/member-port # commit-buffer  

                                                      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                       

                                                      次の例では、リンク プロファイル LinkProfile1 をポート チャネル イーサネット インターフェイスに割り当てる方法を示します。

                                                      UCS-A# scope eth-uplink 
                                                      UCS-A /eth-uplink # scope fabric a
                                                      UCS-A /eth-uplink/fabric # scope port-channel 88
                                                      UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel # scope member-port 1 31
                                                      UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/member-port # set eth-link-profile LinkProfile1
                                                      UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/member-port* # commit-buffer
                                                      UCS-A /eth-uplink/fabric/port-channel/member-port #
                                                      

                                                      リンク プロファイルのポート チャネル FCoE インターフェイスへの割り当て

                                                      手順
                                                         コマンドまたはアクション目的
                                                        ステップ 1UCS-A# scope fc-uplink  

                                                        ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。

                                                         
                                                        ステップ 2UCS-A /fc-uplink # scope fabric {a | b}  

                                                        指定したファブリックのファイバ チャネル アップリンク ファブリック モードを開始します。

                                                         
                                                        ステップ 3UCS-A /fc-uplink/fabric # scope fcoe-port-channel port-chan-id  

                                                        指定されたポート チャネルのファイバ チャネル アップリンク ファブリック ポート チャネル モードを開始します。

                                                         
                                                        ステップ 4UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel # scope fcoe-member-port slot-id port-id  

                                                        指定したメンバ ポートのファイバ チャネル サーバ ファブリック、ファブリック ポート チャネル モードを開始します。

                                                         
                                                        ステップ 5UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel/fcoe-member-port # set eth-link-profile link-profile-name  

                                                        指定したリンクのプロファイルを割り当てます。

                                                         
                                                        ステップ 6UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel/fcoe-member-port # commit-buffer  

                                                        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                         

                                                        次の例では、リンク プロファイル LinkProfile1 をポート チャネル FCoE インターフェイスに割り当てる方法を示します。

                                                        UCS-A# scope fc-uplink 
                                                        UCS-A /fc-uplink # scope fabric a
                                                        UCS-A /fc-uplink/fabric # scope fcoe-port-channel 192
                                                        UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel # scope fcoe-member-port 1 20
                                                        UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel/fcoe-member-port # set eth-link-profile LinkProfile1
                                                        UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel/fcoe-member-port* # commit-buffer
                                                        UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoe-port-channel/fcoe-member-port #
                                                        

                                                        リンク プロファイルのアップリンク イーサネット インターフェイスへの割り当て

                                                        手順
                                                           コマンドまたはアクション目的
                                                          ステップ 1UCS-A# scope eth-uplink  

                                                          イーサネット アップリンク モードを開始します。

                                                           
                                                          ステップ 2UCS-A /eth-uplink # scope fabric {a | b}  

                                                          指定されたファブリックのイーサネット アップリンク ファブリック モードを開始します。

                                                           
                                                          ステップ 3UCS-A /eth-uplink/fabric # scope interface slot-num port num  

                                                          指定されたアップリンク ポートのインターフェイス コマンド モードを開始します。

                                                           
                                                          ステップ 4UCS-A /eth-uplink/fabric/interface # set eth-link-profile link-profile-name  

                                                          指定したリンクのプロファイルを割り当てます。

                                                           
                                                          ステップ 5UCS-A /eth-uplink/fabric/interface # commit-buffer  

                                                          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                           

                                                          次の例では、リンク プロファイル LinkProfile1 をアップリンク イーサネット インターフェイスに割り当てる方法を示します。

                                                          UCS-A# scope eth-uplink 
                                                          UCS-A /eth-uplink # scope fabric a
                                                          UCS-A /eth-uplink/fabric # scope interface 2 2
                                                          UCS-A /eth-uplink/fabric/interface # set eth-link-profile LinkProfile1
                                                          UCS-A /eth-uplink/fabric/interface* # commit-buffer
                                                          UCS-A /eth-uplink/fabric/interface #
                                                          

                                                          リンク プロファイルのアップリンク FCoE インターフェイスへの割り当て

                                                          手順
                                                             コマンドまたはアクション目的
                                                            ステップ 1UCS-A# scope fc-uplink  

                                                            ファイバ チャネル アップリンク モードを開始します。

                                                             
                                                            ステップ 2UCS-A /fc-uplink # scope fabric {a | b}  

                                                            指定したファブリックのファイバ チャネル アップリンク ファブリック モードを開始します。

                                                             
                                                            ステップ 3UCS-A /fc-uplink/fabric # scope fcoeinterface slot-num port num  

                                                            指定されたアップリンク ポートのファイバ チャネル インターフェイス コマンド モードを開始します。

                                                             
                                                            ステップ 4UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoeinterface # set eth-link-profile link-profile-name  

                                                            指定したリンクのプロファイルを割り当てます。

                                                             
                                                            ステップ 5UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoeinterface # commit-buffer  

                                                            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                             

                                                            次の例では、リンク プロファイル LinkProfile1 をアップリンク FCoE インターフェイスに割り当てる方法を示します。

                                                            UCS-A# scope fc-uplink 
                                                            UCS-A /fc-uplink # scope fabric a
                                                            UCS-A /fc-uplink/fabric # scope fcoeinterface 2 2
                                                            UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoeinterface # set eth-link-profile LinkProfile1
                                                            UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoeinterface* # commit-buffer
                                                            UCS-A /fc-uplink/fabric/fcoeinterface #
                                                            

                                                            VMQ 接続ポリシーの設定

                                                            VMQ 接続ポリシー

                                                            Cisco UCS Manager Manager では、vNIC に対し VMQ 接続ポリシーを設定することができます。 VMQ により、管理オペレーティング システム全体のネットワーク パフォーマンスが向上します。 VMQ vNIC 接続ポリシーを設定するには、次の作業を実行します。

                                                            • VMQ 接続ポリシーの作成
                                                            • サービス プロファイルでのスタティック vNIC の作成
                                                            • vNIC への VMQ 接続ポリシーの適用

                                                            サーバのサービス プロファイルで VMQ vNIC を設定する場合は、サーバ内の少なくとも 1 つのアダプタが VMQ をサポートしている必要があります。 以下のアダプタのうち少なくとも 1 つがサーバにインストールされていることを確認してください。

                                                            • UCS-VIC-M82-8P
                                                            • UCSB-MLOM-40G-01
                                                            • UCSC-PCIE-CSC-02

                                                            以下は VMQ でサポートされるオペレーティング システムです。

                                                            • Windows 2012

                                                            • Windows 2012 R2

                                                            サービス プロファイルで 1 度に適用できる vNIC 接続ポリシーは 1 つだけです。 vNIC に対して 3 つのオプション(ダイナミック、usNIC、VMQ 接続ポリシー)のいずれか 1 つを選択してください。 サービス プロファイルで VMQ vNIC が設定されている場合は、次のように設定されていることを確認してください。

                                                            • BIOS ポリシーで [SRIOV] を選択する。

                                                            • アダプタ ポリシーで [Windows] を選択する。

                                                            VMQ 接続ポリシーの作成

                                                            手順
                                                               コマンドまたはアクション目的
                                                              ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                                                              指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                                               
                                                              ステップ 2UCS-A /org # create vmq-conn-policy policy-name  

                                                              この VMQ 接続ポリシーの名前を指定します。

                                                               
                                                              ステップ 3UCS-A /org/vmq-conn-policy* # set queue-countqueue count  

                                                              VMQ 接続ポリシーのキュー カウントを指定します。

                                                               
                                                              ステップ 4 UCS-A /org/vmq-conn-policy* # set interrupt-countinterrupt count  

                                                              VMQ 接続ポリシーの割り込み回数を指定します。

                                                               
                                                              ステップ 5 UCS-A /org/vmq-conn-policy* # commit-buffer  

                                                              トランザクションをシステムにコミットします。

                                                               

                                                              次の例では、VMQ 接続ポリシーを作成します。

                                                              UCS-A# scope org
                                                              UCS-A /org # create vmq-conn-policy policy name
                                                              UCS-A /org/vmq-conn-policy* # set queue-count queue count (number)
                                                              UCS-A /org/vmq-conn-policy* # set interrupt-count queue count (number)
                                                              UCS-A /org/vmq-conn-policy* # commit-buffer