Cisco UCS Manager GUI クイック リファレンス ガイド リリース 2.5
モジュラ型シャーシの管理
モジュラ型シャーシの管理

モジュラ型シャーシの管理

このパートの構成は、次のとおりです。

シスコ UCSME-4308 モジュラ型シャーシ

シスコ UCSME-4308 のモジュラ型シャーシは、次の主要コンポーネントで構成されています。

  • コンピュート カートリッジ。モジュラ サーバをホストします。

  • 共有アダプタ。システム リンク テクノロジーを使用して、ホストとシャーシ内の管理エンティティの間を流れるすべてのトラフィックを管理します。

  • ストレージ コントローラおよびバックプレーン SSD。

  • PSU、ファン、およびシャーシ管理コントローラ。

これらのコンポーネントはすべて、Cisco UCS Manager を使用して管理およびモニタできます。

シャーシの削除および解放に関するガイドライン

Cisco UCS Manager を使ってシャーシの削除や解除を実行するかを決定するときは、次のガイドラインを考慮します。

シャーシの稼働中止

物理的に存在し接続されているシャーシを、一時的に Cisco UCS Manager 設定から削除する場合は、シャーシの稼働停止を実行します。 解放されたシャーシは最終的に再稼働することが予測されるので、シャーシ情報部分は Cisco UCS Manager によって、将来使用するために残されています。

シャーシの削除

削除は、システムから物理的にシャーシを取り外すときに実行されます。 シャーシの物理的な削除が完了すると、そのシャーシの設定は、Cisco UCS Manager で削除できます。


(注)  


現在物理的に存在し接続されている場合、Cisco UCS Manager からシャーシを削除できません。


削除されたシャーシを設定に追加し直す必要がある場合、再接続し、再検出する必要があります。 再検出中、Cisco UCS Manager は以前シャーシが持っていた ID と異なる新しい ID を割り当てます。
重要:

シャーシ ID が x に変更されると、サービス プロファイルの関連付けも変更されます。 シャーシ x に前に関連付けられていたサービス プロファイルが、このシャーシに関連付けられます。 この結果、新しい仮想ドライブの作成が要求されることになります。 既存の仮想ドライブは孤立状態になります。

このシナリオでは、空き領域の制限あるいはディスク グループの違いにより、仮想ドライブの作成が失敗する可能性があります。 いずれの場合も、サービス プロファイルの関連付けを成功させるためには、孤立した仮想ドライブを削除する必要があります。

削除されたシャーシを再プロビジョニングする方法は、新しいシャーシをプロビジョニングする場合と同様です。

シャーシの確認

シャーシをファブリック インターコネクトに接続するリンクの数を増減させた場合は、次の手順を実行します。 シャーシを確認することにより、Cisco UCS Manager がリンク数の変化を認識していること、および使用可能なリンクすべてでトラフィックがフローしていることを確認できます。

ファブリック インターコネクト上でポートを有効または無効にした後、1 分以上待ってからシャーシを再認識させます。 シャーシを再認識させるのが早すぎると、シャーシからのサーバ トラフィックのピン接続が、有効または無効にしたポートに対する変更を使用して更新されないことがあります。

手順
    ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
    ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
    ステップ 3   確認するシャーシを選択します。
    ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
    ステップ 5   [Actions] 領域の [Acknowledge Chassis] をクリックします。
    ステップ 6   Cisco UCS Manager に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

    Cisco UCS Manager によって、シャーシの接続が解除され、システム内にシャーシとファブリック インターコネクトとの接続が再確立されます。


    シャーシの稼働中止

    手順
      ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
      ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
      ステップ 3   稼働を停止するシャーシを選択します。
      ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
      ステップ 5   [Actions] 領域で、[Decommission Chassis] をクリックします。
      ステップ 6   Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

      稼働が停止するまでには、数分間かかります。 シャーシが設定から削除されると、Cisco UCS Manager はシャーシを [Decommissioned] タブに追加します。


      シャーシの削除

      はじめる前に

      次の手順を実行する前に、シャーシを物理的に取り外します。

      手順
        ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
        ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
        ステップ 3   削除するシャーシを選択します。
        ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
        ステップ 5   [Actions] 領域で [Remove Chassis] をクリックします。
        ステップ 6   Cisco UCS Manager に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

        削除が完了するまでに数分かかる場合があります。


        単一シャーシの再稼動

        この手順により、シャーシがコンフィギュレーションに再度追加され、このシャーシにシャーシ ディスカバリ ポリシーが適用されます。 この手順を実行すると、シャーシおよびシャーシ内のすべてのサーバにアクセスできるようになります。

        手順
          ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
          ステップ 2   [Equipment] タブで [Equipment] ノードを展開します。
          ステップ 3   [Chassis] ノードをクリックします。
          ステップ 4   [Work] ペインで [Decommissioned] タブをクリックします。
          ステップ 5   再稼動するシャーシに対して、次の手順を実行します。
          1. シャーシを右クリックし、[Re-commission Chassis] を選択します。
          2. [Re-commission Chassis] ダイアログボックスの [Chassis ID] フィールドで、文字を入力するか矢印を使用してシャーシに割り当てる ID を選択します。
          3. [OK] をクリックします。
          ステップ 6   Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

          この手順が終 了するまでに数分かかる場合があります。 シャーシが再稼働すると、Cisco UCS Manager はシャーシ検出ポリシーを実行し、シャーシを [Navigation] ペインのリストに追加します。


          複数のシャーシの再稼動

          この手順により、シャーシがコンフィギュレーションに再度追加され、このシャーシにシャーシ ディスカバリ ポリシーが適用されます。 この手順を実行すると、シャーシおよびシャーシ内のすべてのサーバにアクセスできるようになります。


          (注)  


          複数のシャーシを同時に再稼動する際に、シャーシの番号を付け直すことはできません。 Cisco UCS Manager シャーシに前と同じ ID を割り当てます。


          手順
            ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
            ステップ 2   [Equipment] タブで [Equipment] ノードを展開します。
            ステップ 3   [Chassis] ノードをクリックします。
            ステップ 4   [Work] ペインで [Decommissioned] タブをクリックします。
            ステップ 5   再稼動する各シャーシの行で、[Re-commission] チェックボックスをオンにします。
            ステップ 6   [Save Changes] をクリックします。
            ステップ 7   Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

            この手順が終 了するまでに数分かかる場合があります。 シャーシが再稼働すると、Cisco UCS Manager はシャーシ検出ポリシーを実行し、シャーシを [Navigation] ペインのリストに追加します。


            シャーシの番号付け直し

            はじめる前に

            シャーシ間で ID を交換する場合は、まず両方のシャーシを解放し、シャーシ解放 FSM が完了するのを待ってから、番号の再設定手順に進みます。

            手順
              ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
              ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
              ステップ 3   [Chassis] ノードに以下が含まれていないことを確認してください。
              • 番号を付け直すシャーシ

              • 使用する番号を持つシャーシ

              これらのシャーシのいずれかが [Chassis] ノードにリストされている場合は、それらのシャーシの稼働を停止します。 続行する前に、稼働停止 FSM が完了し、シャーシが [Chassis] ノードにリストされなくなるまで待機する必要があります。 これには数分かかる場合があります。

              ステップ 4   [Equipment] タブで [Chassis] ノードをクリックします。
              ステップ 5   [Work] ペインで [Decommissioned] タブをクリックします。
              ステップ 6   番号を付け直すシャーシについて、次の手順を実行します。
              1. シャーシを右クリックし、[Re-commission Chassis] を選択します。
              2. [Re-commission Chassis] ダイアログボックスの [Chassis ID] フィールドで、文字を入力するか矢印を使用してシャーシに割り当てる ID を選択します。
              3. [OK] をクリックします。
              ステップ 7   Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

              ロケータ LED の切り替え

              シャーシのロケータ LED の電源投入

              手順
                ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
                ステップ 3   位置を特定する必要があるシャーシをクリックします。
                ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
                ステップ 5   [Actions] 領域で [Turn on Locator LED] をクリックします。

                ロケータ LED の電源がすでにオンになっている場合、この処理は実行できません。

                シャーシの LED が点滅を開始します。


                シャーシのロケータ LED の電源切断

                手順
                  ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                  ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
                  ステップ 3   ロケータ LED の電源をオフにするシャーシを選択します。
                  ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
                  ステップ 5   [Actions] 領域で [Turn off Locator LED] をクリックします。

                  ロケータ LED の電源がすでにオフになっている場合、この処理は実行できません。

                  シャーシの LED の点滅が停止します。


                  シャーシの POST 結果の表示

                  シャーシ内のすべてのサーバおよびアダプタに対する Power On Self-Test プロセスで収集されたすべてのエラーを表示できます。

                  手順
                    ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
                    ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] > [Chassis] を展開します。
                    ステップ 3   Power On Self-Test(POST)の結果を表示するシャーシを選択します。
                    ステップ 4   [Work] ペインの [General] タブをクリックします。
                    ステップ 5   [Actions] 領域で [View POST Results] をクリックします。

                    [POST Results] ダイアログボックスに、シャーシ内の各サーバとそのアダプタに対する POST の結果が一覧表示されます。

                    ステップ 6   (任意)アダプタのプロパティを表示するには、[Affected Object] カラムをクリックします。
                    ステップ 7   [OK] をクリックして [POST Results] ダイアログボックスを閉じます。