Cisco UCS M シリーズ CLI ファームウェア管理ガイド リリース 2.5
Cisco UCS Manager でのファームウェアのダウンロードと管理
Cisco UCS Manager でのファームウェアのダウンロードと管理

目次

Cisco UCS Manager でのファームウェアのダウンロードと管理

この章は、次の内容で構成されています。

シスコからの M シリーズ ソフトウェア バンドルの取得

はじめる前に
手順
    ステップ 1   Web ブラウザで、 Cisco.com を参照します。
    ステップ 2   [Support] で [All Downloads] をクリックします。
    ステップ 3   中央のペインで、[Servers - Unified Computing] をクリックします。
    ステップ 4   入力を求められたら、Cisco.com のユーザ名およびパスワードを入力して、ログインします。
    ステップ 5   右側のペインで、次のように必要なソフトウェア バンドルのリンクをクリックします。
    バンドル ナビゲーション パス

    Cisco UCS M シリーズ モジュラ サーバ ソフトウェア バンドル

    [Cisco UCS M-Series Modular Server Software] > [Unified Computing System (UCS) Server Software Bundle] の順にクリックします。

    ヒント   

    これらのパスからアクセスできる Unified Computing System (UCS) Documentation Roadmap Bundle は、Cisco UCS のすべてのドキュメントのダウンロード可能な ISO イメージです。

    ステップ 6   ソフトウェア バンドルをダウンロードする最初のページで、[Release Notes] リンクをクリックしてリリース ノートの最新版をダウンロードします。
    ステップ 7   ダウンロードする各ソフトウェア バンドルについて、次の手順を実行します。
    1. ソフトウェア リリース バンドルのリンクをクリックします。

      リリース番号の後には、数字と文字が括弧内に続きます。 数字はメンテナンス リリース レベルを表し、文字はそのメンテナンス リリースのパッチを区別します。 各メンテナンス リリースとパッチの内容の詳細については、最新版のリース ノートを参照してください。

    2. 次のいずれかのボタンをクリックして、表示される指示に従います。
      • [Download Now]:ソフトウェア バンドルをすぐにダウンロードできます。

      • [Add to Cart]:後でダウンロードするソフトウェア バンドルをカートに追加します。

    3. メッセージに従ってソフトウェア バンドルのダウンロードを完了します。
    ステップ 8   Cisco UCS ドメインをアップグレードする前に、リリース ノートを参照してください。

    次の作業

    ソフトウェア バンドルをファブリック インターコネクトにダウンロードします。

    M シリーズ ファームウェア イメージをリモートの場所からファブリック インターコネクトにダウンロードする


    (注)  


    クラスタ セットアップでは、ダウンロードの開始に使用されたファブリック インターコネクトに関係なく、ファームウェア バンドルのイメージ ファイルは両方のファブリック インターコネクトにダウンロードされます。 Cisco UCS Manager は、両方のファブリック インターコネクトにあるすべてのファームウェア パッケージとイメージを同期状態にします。 ファブリック インターコネクトの 1 つがダウンした場合でも、ダウンロードは正常に終了します。 オンラインに復帰したときに、イメージがもう片方のファブリック インターコネクトに同期されます。


    はじめる前に

    必要なファームウェア バンドルをシスコから入手します。

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1UCS-A# scope firmware  

      ファームウェア モードを開始します。

       
      ステップ 2UCS-A /firmware # download image URL  
      ファームウェア バンドルをダウンロードします。 シスコから提供されたダウンロード パスを使用し、次のいずれかの構文で URL を指定します。
      • ftp:// server-ip-addr / path

      • scp:// username@server-ip-addr / path

      • sftp:// username@server-ip-addr / path

      • tftp:// server-ip-addr : port-num / path

      (注)     

      [TFTP] ではファイル サイズが 32 MB に制限されます。 ファームウェア バンドルはそれよりも大幅にサイズが大きい可能性があるため、ファームウェアのダウンロードに TFTP を選択しないことを推奨します。

      IP アドレスではなくホスト名を使用する場合、Cisco UCS Managerで DNS サーバを設定します。

       
      ステップ 3リモート サーバのパスワードを入力します。  

      リモート サーバのユーザ名のパスワード。 プロトコルが tfpt の場合、このフィールドは適用されません。

       
      ステップ 4UCS-A /firmware # show download-task  

      ダウンロード タスクのステータスを表示します。 イメージのダウンロードが完了すると、タスク状態が Downloading から Downloaded に変更されます。 CLI の表示は自動的には更新されないので、タスクのステータスに Downloaded が表示されるまで何度も show download-task コマンドを入力する必要があります。

       
      ステップ 5すべてのファームウェア バンドルがファブリック インターコネクトにダウンロードされるまで、このタスクを繰り返します。    

      次に、SCP を使用してファームウェア パッケージをダウンロードする例を示します。

      UCS-A# scope firmware
      UCS-A /firmware # download image scp://user1@192.168.10.10/images/ucs-k9-bundle-m-series.2.5.0.224.M.bin
      UCS-A /firmware # show download-task
      UCS-A /firmware # 
      次の作業

      ファームウェア バンドルのイメージ ファイルが完全にダウンロードされたら、エンドポイント上でファームウェアを更新します。

      ファームウェア パッケージのダウンロード ステータスの表示

      ファームウェアのダウンロード操作が開始された後、パッケージがまだダウンロード中か、または完了したか判別するために、ダウンロード ステータスを確認できます。

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1UCS-A# scope firmware  

        ファームウェア モードを開始します。

         
        ステップ 2UCS-A /firmware # show download-task  

        ダウンロード タスクのステータスを表示します。 イメージのダウンロードが完了すると、タスク状態が Downloading から Downloaded に変更されます。 CLI の表示は自動的には更新されないので、タスクのステータスに Downloaded が表示されるまで何度も show download-task コマンドを入力する必要があります。

         

        次に、ファームウェア パッケージのダウンロード ステータスを表示する例を示します。 ダウンロード状態によりファームウェア パッケージのダウンロードが完了したことが示されるまで、show download-task コマンドの入力を続けます。

        UCS-A# scope firmware
        UCS-A /firmware # show download-task
        
        Download task:
        File Name 																																				Protocol     Server          Userid      State
        --------- 																												 							--------			  --------------- ---------		 -----
        ucs-k9-bundle-m-series.2.5.0.224.M.bin						 	Scp      				10.193.32.11    user1       Downloading
        
        UCS-A /firmware # show download-task
        
        Download task:
        File Name 																																				Protocol     Server          Userid      State
        --------- 																																			 --------			  --------------- ---------			-----
        ucs-k9-bundle-m-series.2.5.0.224.M.bin 	      Scp      				10.193.32.11    user1       Downloaded
        
        

        イメージ ダウンロードのキャンセル

        イメージのダウンロード タスクは、タスクの進行中にのみキャンセルできます。 イメージのダウンロードの完了後に、ダウンロード タスクを削除しても、ダウンロード済みのイメージは削除されません。 イメージ ダウンロード タスクに関係する FSM はキャンセルできません。

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 UCS-A# scope firmware  

          ファームウェア モードを開始します。

           
          ステップ 2 UCS-A /firmware # delete download-task image_filename  

          指定されたイメージ ファイルを削除します。

           
          ステップ 3 UCS-A /firmware # commit-buffer  

          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

           
          次の例は、イメージのダウンロードを取り消します。
          UCS-A# scope firmware
          UCS-A /firmware # delete download-task ucs-k9-bundle-m-series.2.5.0.202.M.bin
          UCS-A /firmware* # commit-buffer
          UCS-A /firmware* #

          ファブリック インターコネクトの利用可能なすべてのソフトウェア イメージの表示

          この手順は任意で、すべてのエンドポイントのファブリック インターコネクトの使用可能なソフトウェア イメージを表示します。 各エンドポイント モードでの show image コマンドの使用によっても、エンドポイントの使用可能なソフトウェア イメージを表示できます。

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1UCS-A# scope firmware  

            ファームウェア モードを開始します。

             
            ステップ 2UCS-A /firmware # show image  

            ファブリック インターコネクトにダウンロードされたすべてのソフトウェア イメージが表示されます。

            (注)     

            エンドポイントを直接アップデートする場合、ソフトウェア バージョン番号を指定する必要があります。 エンドポイントでファームウェアを直接アップデートする場合、右の列のバージョン番号に注意してください。

             

            次に、ファブリック インターコネクトの使用可能なすべてのソフトウェア イメージを表示する例を示します。

            UCS-A# scope firmware
            UCS-A /firmware # show image
            Name                                          Type                 Version
            --------------------------------------------- -------------------- -------
            ucs-4308-brdprog.1.0.6.bin                    Board Controller     1.0.6
            ucs-4308.2.0.2.45.bin                         Chassis Management Controller   
                                                                               2.0(2.45)
            ucs-6100-k9-kickstart.5.2.3.N2.2.50.225.bin   Fabric Interconnect Kernel      
                                                                               5.2(3)N2(2.50.225)
            ucs-6100-k9-system.5.2.3.N2.2.50.225.bin      Fabric Interconnect System      
                                                                               5.2(3)N2(2.50.225)
            ucsme-142-m4-bios.UCSME.142M4.2.0.100.54.011620150100.bin             
                                                          Server BIOS          UCSME.142M4.2.0.100.54.011620150100
            ucsme-142-m4-k9-cimc.2.0.100.59.bin           CIMC                 2.0(100.59)
            
            
            
            
            

            ファブリック インターコネクトの利用可能なすべてのパッケージの表示

            この手順は任意で、すべてのエンドポイントのファブリック インターコネクトの使用可能なソフトウェア パッケージを表示します。 各エンドポイント モードでの show package コマンドの使用によっても、エンドポイントの使用可能なソフトウェア イメージを表示できます。

            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1UCS-A# scope firmware  

              ファームウェア モードを開始します。

               
              ステップ 2UCS-A /firmware # show package  

              ファブリック インターコネクトにダウンロードされたすべてのソフトウェア パッケージが表示されます。

              (注)     

              エンドポイントを直接アップデートする場合、ソフトウェア バージョン番号を指定する必要があります。 エンドポイントでファームウェアを直接アップデートする場合、右の列のバージョン番号に注意してください。

               

              次に、ファブリック インターコネクトの使用可能なすべてのソフトウェア パッケージを表示する例を示します。

              UCS-A# scope firmware
              UCS-A /firmware # show package
              
              

              ファームウェア パッケージの内容の判断

              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1 UCS-A# scope firmware  

                ファームウェア モードを開始します。

                 
                ステップ 2 UCS-A /firmware # show package package-name expand  

                指定したファームウェア パッケージの内容を表示します。

                 
                次に、ファームウェア パッケージの内容を表示する例を示します。
                UCS-A# scope firmware
                UCS-A /firmware # show package ucs-k9-bundle-m-series.2.5.0.224.M.bin expand
                Package ucs-k9-bundle-m-series.2.5.0.224.M.bin:
                
                  Images:
                      ucs-4308-brdprog.1.0.6.bin
                      ucs-4308.2.0.2.45.bin
                      ucs-m-lsi-mrsas-9361-8i.24.5.1.9.bin
                      ucs-m83-8p40-vic.4.0.2S47.bin
                      ucsme-142-m4-bios.UCSME.142M4.2.0.100.54.011620150100.bin
                      ucsme-142-m4-k9-cimc.2.0.100.59.bin
                
                UCS-A /firmware #
                

                ファブリック インターコネクトの空き領域のチェック

                イメージのダウンロードが失敗したら、Cisco UCS でファブリック インターコネクトのブートフラッシュに十分な空き領域があるかどうかをチェックします。

                手順
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1 UCS-A# scope fabric-interconnect {a | b}  

                  指定したファブリックのファブリック インターコネクト モードを開始します。

                   
                  ステップ 2 UCS-A /fabric-interconnect # show storage [detail | expand}  

                  指定したファブリックの空き領域を表示します。

                  (注)     

                  ファームウェア イメージ バンドルをダウンロードする場合、ファブリック インターコネクトに、ファームウェア イメージ バンドルのサイズの少なくとも 2 倍の空き領域が必要です。 ブートフラッシュに十分な領域がない場合は、ファブリック インターコネクトから、古いファームウェア、コア ファイル、その他の不要なオブジェクトを削除してください。

                   

                  次の例は、ファブリック インターコネクトの空き領域を表示します。

                  UCS-A# scope fabric-interconnect a
                  UCS-A /fabric-interconnect # show storage
                  Storage on local flash drive of fabric interconnect:
                      Partition        Size (MBytes)    Used Percentage
                      ---------------- ---------------- ---------------
                      bootflash        8658             50
                      opt              1917             2
                      workspace        277              4
                  UCS-A /fabric-interconnect # 

                  ファブリック インターコネクトからのファームウェア パッケージの削除

                  パッケージ全体を削除するには、この手順を使用します。 パッケージから 1 つのイメージのみを削除することも可能です。

                  手順
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1 UCS-A# scope firmware  

                    ファームウェア モードを開始します。

                     
                    ステップ 2 UCS-A /firmware # delete package package-name  

                    指定したファームウェア パッケージを削除します。

                     
                    ステップ 3 UCS-A /firmware # commit-buffer  

                    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                     

                    Cisco UCS Manager によって、選択したパッケージおよび各パッケージに含まれるすべてのイメージが削除されます。

                    次に、ファームウェア パッケージを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。
                    UCS-A# scope firmware
                    UCS-A /firmware # delete package ucs-k9-bundle-infra.2.5.0.224.A.bin
                    UCS-A /firmware* # commit-buffer
                    UCS-A /firmware #

                    ファブリック インターコネクトからのファームウェア イメージの削除

                    この手順は、パッケージから単一のイメージだけを削除する場合に使用します。

                    手順
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1 UCS-A# scope firmware  

                      ファームウェア モードを開始します。

                       
                      ステップ 2 UCS-A /firmware # delete image image-name  

                      指定したファームウェア イメージを削除します。

                       
                      ステップ 3 UCS-A /firmware # commit-buffer  

                      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                       
                      次に、ファームウェア イメージを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。
                      UCS-A# scope firmware
                      UCS-A /firmware # delete image ucs-m-lsi-mrsas-9361-8i.24.5.1.8.bin
                      UCS-A /firmware* # commit-buffer
                      UCS-A /firmware #