Cisco UCS M シリーズ CLI ファームウェア管理ガイド リリース 2.5
エンドポイントのファームウェアの直接アップグレード
エンドポイントのファームウェアの直接アップグレード

目次

エンドポイントのファームウェアの直接アップグレード

この章は、次の内容で構成されています。

エンドポイントでのファームウェアの直接アップグレード

正しい手順に従って、正しい順序でアップグレードを適用すれば、エンドポイントのファームウェアの直接アップグレードと新しいファームウェア バージョンのアクティブ化による、Cisco UCS ドメインのトラフィックの中断を最小限に留めることができます。

次のエンドポイントのファームウェアを直接アップグレードできます。

  • シャーシ:

    • CMC

    • 共有アダプタ

    • ストレージ コントローラ

    • ボード コントローラ

  • サーバ:

    • CIMC

    • BIOS

  • インフラストラクチャ:

    • ファブリック インターコネクト

    • Cisco UCS Manager

サービス プロファイルのホスト ファームウェア パッケージを使用して、CIMC フォームウェアと BIOS ファームウェアをアップグレードすることもできます。 ホスト ファームウェア パッケージを使用して、このファームウェアをアップグレードする場合、ファームウェアのアップグレード プロセス中に、サーバをリブートする必要がある回数を削減できます。


(注)  


サーバに関連付けられたサービス プロファイルにファームウェア パッケージが含まれる場合、エンドポイントを直接アップグレードすることはできません。 直接のアップグレードを実行するには、サービス プロファイルからファームウェア パッケージを削除する必要があります。

M シリーズ シャーシ コンポーネント上のファームウェア アップグレードをトリガーするには、次の順序を使用します。
  1. CMC ファームウェアの更新

  2. 共有アダプタ ファームウェアの更新

  3. CMC ファームウェアのアクティブ化

  4. 共有アダプタ ファームウェアのアクティブ化

  5. ストレージ コントローラのアクティブ化

  6. ボード コントローラのアクティブ化

エンドポイント上のファームウェア アップグレードをトリガーするには、次の順序を使用します。
  1. CIMC の更新

  2. CIMC のアクティブ化

  3. BIOS の更新

  4. BIOS のアクティブ化


ファームウェアの直接アップグレードのステージ

Cisco UCS Manager は直接アップグレードのプロセスを 2 つのステージに分け、サーバやその他のエンドポイントのアップタイムに影響を与えずに、システムの実行中にエンドポイントにファームウェアをプッシュできるようにします。

アップデート

このステージでは、選択したファームウェア バージョンがプライマリ ファブリック インターコネクトから、エンドポイントのバックアップ パーティションにコピーされ、ファームウェア イメージが破損していないことが確認されます。 アップデート プロセスでは、常にバックアップ スロットのファームウェアが上書きされます。

アップデート ステージは、次のエンドポイントにのみ適用されます。

  • Chassis:

    • シャーシ管理コントローラ(CMC)

    • 共有アダプタ

  • サーバ:

    • Cisco Integrated Management Controller(CIMC)

    • BIOS


注意    


更新が完了するまで、エンドポイントがあるハードウェアを取り外したり、メンテナンス作業を実行しないでください。 ハードウェアが取り外されたり、その他のメンテナンス作業により使用できない場合、ファームウェアの更新は失敗します。 この失敗により、バックアップ パーティションが破損する場合があります。 バックアップ パーティションが破損しているエンドポイントではファームウェアを更新できません。


アクティブ化

このステージでは、指定したイメージ バージョン(通常はバックアップ バージョン)がスタートアップ バージョンとして設定され、[Set Startup Version Only] を指定していない場合、エンドポイントがただちにリブートされます。 エンドポイントがリブートされると、バックアップ パーティションがアクティブなパーティションになり、アクティブなパーティションがバックアップ パーティションになります。 新しいアクティブなパーティションのファームウェアはスタートアップ バージョンおよび実行されているバージョンになります。

指定したファームウェア イメージがすでにエンドポイントに存在するため、次のエンドポイントのみアクティベーションが必要です。

  • Cisco UCS Manager

  • ファブリック インターコネクト

  • CMC

  • 共有アダプタ

  • ボード コントローラ

  • ストレージ コントローラ

  • CIMC

  • BIOS

ファームウェアをアクティブにすると、エンドポイントがリブートされ、新しいファームウェアがアクティブなカーネル バージョンおよびシステム バージョンになります。 スタートアップ ファームウェアからエンドポイントをブートできない場合、デフォルトがバックアップ バージョンに設定され、エラーが生成されます。

ファームウェアの直接アップグレードの停止の影響

エンドポイントで、ファームウェアの直接アップグレードを実行する場合、Cisco UCS ドメインで、1 つ以上のエンドポイントでトラフィックの中断や、停止が発生することがあります。

ファブリック インターコネクト ファームウェア アップグレードの停止の影響

ファブリック インターコネクトのファームウェアをアップグレードすると、ファブリック インターコネクトがリブートされます。

Cisco UCS Manager ファームウェア アップグレードの停止の影響

Cisco UCS Manager へのファームウェア アップグレードにより、次の中断が発生します。

  • Cisco UCS Manager GUICisco UCS Manager GUI にログインしているすべてのユーザがログアウトされ、それらのセッションが終了します。

    実行中の保存されていない作業が失われます。

  • Cisco UCS Manager CLI:telnet によってログインしているすべてのユーザがログアウトされ、それらのセッションが終了します。

CMC ファームウェア アップグレードによる停止の影響

シャーシ内の CMC のファームウェアをアップグレードしても、停止は発生しません。

共有アダプタ ファームウェア アップグレードによる停止の影響

共有アダプタのファームウェアをアクティブにすると、次の停止の影響と中断が発生します。

  • サーバがリブートします。

  • サーバ トラフィックが中断します。

  • ストレージ コントローラがリブートします。

ストレージ コントローラ ファームウェア アップグレードによる停止の影響

ストレージ コントローラのファームウェアをアクティブにすると、次の停止の影響と中断が発生します。

  • サーバがリブートします。

  • サーバ トラフィックが中断します。

  • ストレージ コントローラがリブートします。

ボード コントローラ ファームウェア アップグレードによる停止の影響

ボード コントローラのファームウェアをアクティブにすると、次の停止の影響と中断が発生します。

  • 共有アダプタがリブートします。

  • カートリッジとサーバがリブートします。

  • サーバ トラフィックが中断します。

  • ストレージ コントローラがリブートします。

BIOS ファームウェア アップグレードによる停止の影響

BIOS へのファームウェア アップグレードにより、サーバがリブートします。

CIMC ファームウェア アップグレードの停止の影響

サーバの CIMC のファームウェアをアップグレードした場合、CIMC と内部プロセスのみが影響を受けます。 サーバ トラフィックは中断しません。 このファームウェア アップグレードにより、CIMC に次の停止の影響と中断が発生します。

  • KVM コンソールおよび vMedia によってサーバで実行されているすべてのアクティビティが中断されます。

  • すべてのモニタリングおよび IPMI ポーリングが中断されます。

ストレージ コントローラ、ボード コントローラ、および共有アダプタのファームウェアのアクティブ化中は、サーバの電源をオフにすることをお勧めします。 アクティブ化中にサーバの電源をオフにしなかった場合は、Cisco UCSM がサーバの電源をオフにしようと試みて、最大 16 分間待機します。 この間に Cisco UCSM がサーバの電源がオフになっていないことを検出した場合は、FSM が失敗して、Cisco UCSM は電源をオフにしたサーバの電源をオンにしません。 FSM は 8 分後に起動しようとします。

UCSM がサーバの電源を正常にオフにした場合は、アクティブ化の完了後に、必要な電源状態に基づいて、関連するサーバの電源をオンにします。

シャーシ上の CMC ファームウェアのアップデートとアクティブ化


注意    


更新が完了するまで、エンドポイントがあるハードウェアを取り外したり、メンテナンス作業を実行しないでください。 ハードウェアが取り外されたり、その他のメンテナンス作業により使用できない場合、ファームウェアの更新は失敗します。 この失敗により、バックアップ パーティションが破損する場合があります。 バックアップ パーティションが破損しているエンドポイントではファームウェアを更新できません。


手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1UCS-A# scope chassis chassis-id  

    指定サーバのシャーシ サーバ モードを開始します。

     
    ステップ 2UCS-A /chassis # scope cmc  

    シャーシ CMC モードに入ります。

     
    ステップ 3UCS-A /chassis/cmc # update firmware version-num  

    シャーシの CMC で、選択されたファームウェア バージョンを更新します。

     
    ステップ 4UCS-A /chassis/cmc # commit-buffer   (任意)

    トランザクションをコミットします。

    このステップを使用するのは、ステップ 6 でファームウェアをアクティブにする前に、ファームウェア更新が正常に完了したことを確認するためにステップ 5 で show update status コマンドを使用する場合だけです。 このステップをスキップして、同じトランザクションで update-firmware および activate-firmware コマンドをコミットできます。ただし、ファームウェア更新が正常に完了していない場合は、ファームウェア アクティブ化が開始されません。

    Cisco UCS Manager によって、選択したファームウェア イメージがバックアップ メモリ パーティションにコピーされ、そのイメージが破損していないことが確認されます。 イメージは、明示的にアクティブにするまで、バックアップ バージョンとして残されます。

     
    ステップ 5UCS-A /chassis/cmc # show update status   (任意)

    ファームウェアのアップデートのステータスを表示します。

    ファームウェアのアップデートが正常に完了したことを確認する場合にのみ、このステップを使用します。 アップデート ステータスが Ready になったら、ファームウェアのアップデートは完了です。 CLI は自動的に表示更新されないため、タスクの状態が Updating から Ready に変更されるまで何度も show update status コマンドを入力しなければならない場合があります。 アップデート ステータスが Ready になったらステップ 6 に進みます。

     
    ステップ 6UCS-A /chassis/cmc # activate firmware version-num  

    サーバ内の CMC で、選択されたファームウェア バージョンをアクティブにします。

     
    ステップ 7UCS-A /chassis/cmc # commit-buffer  

    トランザクションをコミットします。

     
    ステップ 8UCS-A /chassis/cmc # show activate status   (任意)

    ファームウェアのアクティベーションのステータスを表示します。

    ファームウェアのアクティベーションが正常に完了したことを確認する場合にのみ、このステップを使用します。 CLI は自動的に表示更新されないため、タスクの状態が Activating から Ready に変更されるまで何度も show activate status コマンドを入力しなければならない場合があります。

     
    ステップ 9CS-A /chassis/cmc # show firmware   (任意)

    実行中のファームウェアのバージョン、更新ステータス、およびアクティブ化ステータスを表示します。

     

    次の例では、ファームウェア更新とファームウェア アクティブ化が正常に完了したことを確認せずに、同じトランザクション内で CMC ファームウェアをバージョン 2.0(2.30) に更新してアクティブにします。

    UCS-A# scope chassis 2
    UCS-A# /chassis # scope cmc
    UCS-A# /chassis/cmc # update firmware 2.0(2.30)
    UCS-A# /chassis/cmc* # activate firmware 2.0(2.30)
    UCS-A# /chassis/cmc* # commit-buffer
    UCS-A# /chassis/cmc # show firmware
    CMC:
        Running-Vers: 2.0(2.30)
        Package Vers: 2.5(0.147)M
        Update-Status: Ready
        Activate-Status: Ready
    
     
    
    

    次の例では、CMC ファームウェアをバージョン 2.0(2.30) に更新して、ファームウェア更新が正常に完了したことを確認してからファームウェア アクティブ化を開始し、CMC ファームウェアをアクティブにして、ファームウェア アクティブ化が正常に完了したことを確認します。

    UCS-A# scope chassis 2
    UCS-A# /chassis # scope cmc
    UCS-A# /chassis/cmc # update firmware 2.0(2.30)
    UCS-A# /chassis/cmc* # commit-buffer
    UCS-A# /chassis/cmc # show update status
    Status: Ready
    UCS-A# /chassis/cmc # activate firmware 2.0(2.30)
    UCS-A# /chassis/cmc* # commit-buffer
    UCS-A# /chassis/cmc # show activate status
    Status: Ready
    UCS-A# /chassis/cmc # show firmware
    CMC:
        Running-Vers: 2.0(2.30)
        Package Vers: 2.5(0.147)M
        Update-Status: Ready
        Activate-Status: Ready
    
    
    

    シャーシ上の共有アダプタ ファームウェアのアップデートとアクティブ化

    Cisco M シリーズでは、共有アダプタ ファームウェアを更新してアクティブ化すると、シャーシ内のすべてのサーバが影響を受けます。


    注意    


    更新が完了するまで、エンドポイントがあるハードウェアを取り外したり、メンテナンス作業を実行しないでください。 ハードウェアが取り外されたり、その他のメンテナンス作業により使用できない場合、ファームウェアの更新は失敗します。 この失敗により、バックアップ パーティションが破損する場合があります。 バックアップ パーティションが破損しているエンドポイントではファームウェアを更新できません。


    はじめる前に

    正しい手順でサーバの電源をオフにします。

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1UCS-A# scope chassis chassis-id  

      指定したシャーシでシャーシ モードを開始します。

       
      ステップ 2UCS-A /chassis # scope adapter  

      シャーシ アダプタ モードに入ります。

       
      ステップ 3UCS-A /chassis/adapter # show image  

      共有アダプタに使用可能なソフトウェア イメージを表示します。

       
      ステップ 4UCS-A /chassis/adapter # update firmware version-num  

      共有アダプタ上で選択されたファームウェア バージョンを更新します。

       
      ステップ 5UCS-A /chassis/adapter # commit-buffer   (任意)

      トランザクションをコミットします。

      このステップを使用するのは、ステップ 7 でファームウェアをアクティブにする前に、ファームウェア更新が正常に完了したことを確認するためにステップ 6 で show update status コマンドを使用する場合だけです。 このステップをスキップして、同じトランザクションで update-firmware および activate-firmware コマンドをコミットできます。ただし、ファームウェア更新が正常に完了していない場合は、ファームウェア アクティブ化が開始されません。

       
      ステップ 6UCS-A /chassis/adapter # show update status   (任意)

      ファームウェアのアップデートのステータスを表示します。

      ファームウェアのアップデートが正常に完了したことを確認する場合にのみ、このステップを使用します。 アップデート ステータスが Ready になったら、ファームウェアのアップデートは完了です。 CLI は自動的に表示更新されないため、タスクの状態が Updating から Ready に変更されるまで何度も show update status コマンドを入力しなければならない場合があります。 アップデート ステータスが Ready になったらステップ 7 に進みます。

       
      ステップ 7UCS-A /chassis/adapter # activate firmware version-num  

      共有アダプタ上で選択されたファームウェア バージョンをアクティブにします。

       
      ステップ 8UCS-A /chassis/adapter # commit-buffer  

      トランザクションをコミットします。

       
      ステップ 9UCS-A /chassis/adapter # show activate status  

      ファームウェアのアクティベーションのステータスを表示します。

      ファームウェアのアクティベーションが正常に完了したことを確認する場合にのみ、このステップを使用します。 CLI は自動的に表示更新されないため、タスクの状態が Activating から Ready に変更されるまで何度も show activate status コマンドを入力しなければならない場合があります。

       
      ステップ 10UCS-A /chassis/adapter # show firmware   (任意)

      実行中のファームウェアのバージョン、更新ステータス、およびアクティブ化ステータスを表示します。

       

      次の例では、ファームウェア更新とファームウェア アクティブ化が正常に完了したかどうかを確認せずに、同じトランザクション内で共有アダプタ ファームウェアをバージョン 4.0(2S33) に更新してアクティブにします。

      UCS-A# scope chassis 1
      UCS-A# /chassis # scope adapter
      UCS-A# /chassis/adapter # show image
      Name                                          Type                 Version
      --------------------------------------------- -------------------- -------
      ucs-m83-8p40-vic.4.0.2S12.bin                 IOM                  4.0(2S12)
      ucs-m83-8p40-vic.4.0.2S17.bin                 IOM                  4.0(2S17)
      ucs-m83-8p40-vic.4.0.2S22.bin                 IOM                  4.0(2S22)
      ucs-m83-8p40-vic.4.0.2S27.bin                 IOM                  4.0(2S27)
      ucs-m83-8p40-vic.4.0.2S33.bin                 IOM                  4.0(2S33)
      
      UCS-A# /chassis/adapter # update firmware 4.0(2S33)
      UCS-A# /chassis/adapter* # activate firmware 4.0(2S33)
      UCS-A# /chassis/adapter* # commit-buffer
      UCS-A# /chassis/adapter # show firmware
      Adapter:
          Running-Vers: 4.0(2S33)
          Package-Vers: 2.5(0.210)M
          Update-Status: Ready
          Activate-Status: Ready 
      
      
      

      次の例では、共有アダプタ ファームウェアをバージョン 4.0(2S33) に更新して、更新が正常に完了したことを確認してからファームウェア アクティブ化を開始し、共有アダプタ ファームウェアをアクティブにして、ファームウェア アクティブ化が正常に完了したことを確認します。

      UCS-A# scope chassis 1
      UCS-A# /chassis # scope adapter
      UCS-A# /chassis/adapter # show image
      Name                                          Type                 Version
      --------------------------------------------- -------------------- -------
      ucs-m83-8p40-vic.4.0.2S12.bin                 IOM                  4.0(2S12)
      ucs-m83-8p40-vic.4.0.2S17.bin                 IOM                  4.0(2S17)
      ucs-m83-8p40-vic.4.0.2S22.bin                 IOM                  4.0(2S22)
      ucs-m83-8p40-vic.4.0.2S27.bin                 IOM                  4.0(2S27)
      ucs-m83-8p40-vic.4.0.2S33.bin                 IOM                  4.0(2S33) 
      
      UCS-A# /chassis/adapter # update firmware 4.0(2S33)
      UCS-A# /chassis/adapter* # commit-buffer
      UCS-A# /chassis/adapter # show update status
      Status: Ready
      UCS-A# /chassis/adapter # activate firmware 4.0(2S33)
      UCS-A# /chassis/adapter* # commit-buffer
      UCS-A# /chassis/adapter # show activate status
      Status: Ready
      UCS-A# /chassis/adapter # show firmware
      Adapter:
          Running-Vers: 4.0(2S33)
          Package-Vers: 2.5(0.210)M
          Update-Status: Ready
          Activate-Status: Ready
      
      
      
      

      シャーシ上のストレージ コントローラ ファームウェアのアクティブ化

      はじめる前に

      正しい手順でサーバの電源をオフにします。

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1UCS-A# scope chassis chassis-id  

        指定したシャーシでシャーシ モードを開始します。

         
        ステップ 2UCS-A /chassis # scope raid-controller raid-id {sas | sd | flash | sata | unknown  

        シャーシでストレージ コントローラ モードに入ります。

         
        ステップ 3UCS-A /chassis/raid-controller # activate firmware version-num  

        シャーシ内のストレージ コントローラ上で指定されたファームウェア バージョンをアクティブにします。

         
        ステップ 4UCS-A /chassis/raid-controller # commit-buffer  

        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

         
        ステップ 5UCS-A /chassis/raid-controller # show activate status  

        ファームウェアのアクティベーションのステータスを表示します。

         

        次に、ストレージ コントローラ ファームウェアをアクティブにする例を示します。

        UCS-A# scope chassis 1
        UCS-A# /chassis # scope raid-controller 1 sas
        UCS-A# /chassis/raid-controller # activate firmware 24.5.1.1
        Warning: When committed, this command will soft shutdown the servers and reset the endpoint.
        Associated servers power state will be restored after endpoint reset.
        UCS-A# /chassis/raid-controller* # commit-buffer
        UCS-A# /chassis/raid-controller* # show activate status
        Activate-Status: Ready
        
        

        シャーシ上のボード コントローラ ファームウェアのアクティブ化

        はじめる前に

        正しい手順でサーバの電源をオフにします。

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1UCS-A# scope chassis chassis-id  

          指定したシャーシでシャーシ モードを開始します。

           
          ステップ 2UCS-A /chassis #scope boardcontroller  

          シャーシのボード コントローラ モードに入ります。

           
          ステップ 3UCS-A /chassis/boardcontroller # activate firmware version-num  

          シャーシのボード コントローラ上で選択されたファームウェア バージョンをアクティブにします。

           
          ステップ 4UCS-A /chassis/boardcontroller # commit-buffer  

          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

           
          ステップ 5UCS-A /chassis/boardcontroller # show firmware  

          実行中のファームウェアのバージョンとそのアクティブ化ステータスを表示します。

           

          次に、シャーシ上のボード コントローラ ファームウェアをアクティブにする例を示します。

          UCS-A# scope chassis 1
          UCS-A /chassis # scope boardcontroller
          UCS-A /chassis/boardcontroller # activate firmware 1.0.4
          Warning: When committed, this command will soft shutdown the servers and may power cycle the chassis while activating the board controller.
          Associated servers power state will be restored after chassis power cycle.
          UCS-A# /chassis/boardcontroller # commit-buffer
          UCS-A /chassis/boardcontroller* # show firmware
          Board Controller:
              Running-Vers: 1.0.4
              Package-Vers: 2.5(0.210)M
              Activate-Status: Ready
          UCS-A /chassis/boardcontroller* #
          
          
          

          サーバの BIOS ファームウェアの更新とアクティブ化

          重要:

          Cisco UCS Manager CLI を使用して、サーバ上の BIOS ファームウェアを更新してアクティブにすることができます。


          注意    


          更新が完了するまで、エンドポイントがあるハードウェアを取り外したり、メンテナンス作業を実行しないでください。 ハードウェアが取り外されたり、その他のメンテナンス作業により使用できない場合、ファームウェアの更新は失敗します。 この失敗により、バックアップ パーティションが破損する場合があります。 バックアップ パーティションが破損しているエンドポイントではファームウェアを更新できません。


          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1UCS-A# scope server chassis-id / cartridge-id / server-id  

            指定サーバのシャーシ サーバ モードを開始します。

             
            ステップ 2UCS-A /chassis/cartridge/server # scope bios  

            シャーシ サーバ BIOS モードを開始します。

             
            ステップ 3UCS-A /chassis/cartridge/server/bios # update firmware version-num  

            サーバの選択した BIOS ファームウェアを更新します。

             
            ステップ 4UCS-A /chassis/cartridge/server/bios # commit-buffer   (任意)

            トランザクションをコミットします。

            このステップを使用するのは、ステップ 6 でファームウェアをアクティブにする前に、ファームウェア更新が正常に完了したことを確認するためにステップ 5 で show firmware コマンドを使用する場合だけです。 このステップをスキップして、同じトランザクションで update-firmware および activate-firmware コマンドをコミットできます。ただし、ファームウェア更新が正常に完了していない場合は、ファームウェア アクティブ化が開始されません。

            Cisco UCS Manager によって、選択したファームウェア イメージがバックアップ メモリ パーティションにコピーされ、そのイメージが破損していないことが確認されます。 イメージは、明示的にアクティブにするまで、バックアップ バージョンとして残されます。

             
            ステップ 5UCS-A /chassis/cartridge/server/bios # show firmware   (任意)

            ファームウェアのアップデートのステータスを表示します。

            ファームウェアのアップデートが正常に完了したことを確認する場合にのみ、このステップを使用します。 アップデート ステータスが Ready になったら、ファームウェアのアップデートは完了です。 CLI の表示は自動的には更新されないので、タスクの状態が [Updating] から [Ready] に変わるまで何度も show firmware コマンドを入力する必要があります。 アップデート ステータスが Ready になったらステップ 6 に進みます。

             
            ステップ 6UCS-A /chassis/cartridge/server/bios # activate firmware version-num  

            選択したサーバ BIOS ファームウェア バージョンをアクティブにします。

             
            ステップ 7UCS-A /chassis/cartridge/server/bios # commit-buffer  

            トランザクションをコミットします。

             
            ステップ 8UCS-A /chassis/cartridge/server/bios # show firmware   (任意)

            ファームウェアのアクティベーションのステータスを表示します。

            ファームウェアのアクティベーションが正常に完了したことを確認する場合にのみ、このステップを使用します。 CLI の表示は自動的には更新されないので、タスクの状態が [Activating] から [Ready] に変わるまで何度も show firmware コマンドを入力する必要があります。

             

            次の例では、同じトランザクションで BIOS ファームウェアの更新とアクティベーションを行います。ファームウェアの更新とアクティベーションが正常に完了したことの確認は行いません。

            UCS-A# scope server 1/2/1
            UCS-A# /chassis/cartridge/server # scope bios
            UCS-A# /chassis/cartridge/server/bios # update firmware UCSME.142M4.2.0.100.52.122920140321
            UCS-A# /chassis/cartridge/server/bios # activate firmware UCSME.142M4.2.0.100.52.122920140321
            UCS-A# /chassis/cartridge/server/bios* # commit-buffer
            
            
            
            

            サーバの CIMC ファームウェアのアップデートおよびアクティブ化

            CIMC のファームウェアのアクティベーションによって、データ トラフィックは中断されませんが、 すべての KVM セッションで割り込みが発生するため、サーバに接続しているすべての vMedia が切断されます。


            注意    


            更新が完了するまで、エンドポイントがあるハードウェアを取り外したり、メンテナンス作業を実行しないでください。 ハードウェアが取り外されたり、その他のメンテナンス作業により使用できない場合、ファームウェアの更新は失敗します。 この失敗により、バックアップ パーティションが破損する場合があります。 バックアップ パーティションが破損しているエンドポイントではファームウェアを更新できません。


            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1UCS-A# scope server chassis-id / cartridge-id / server-id  

              指定サーバのシャーシ サーバ モードを開始します。

               
              ステップ 2UCS-A /chassis/cartridge/server # scope cimc  

              シャーシ サーバ CIMC モードを開始します。

               
              ステップ 3UCS-A /chassis/cartridge/server/cimc # show image  

              アダプタの使用可能なソフトウェア イメージを表示します。

               
              ステップ 4UCS-A /chassis/cartridge/server/cimc # update firmware version-num  

              サーバの CIMC の選択したファームウェア バージョンをアップデートします。

               
              ステップ 5UCS-A /chassis/cartridge/server/cimc # commit-buffer   (任意)

              トランザクションをコミットします。

              ステップ 7 でファームウェアをアクティブにする前に、ステップ 6 で show firmware コマンドを使用して、ファームウェアのアップデートが正常に完了したことを確認する場合のみこのステップを使用します。 このステップをスキップし、同じトランザクションで update-firmware および activate-firmware コマンドをコミットできます。ただし、ファームウェアのアップデートが正常に完了していない場合、ファームウェアのアクティベーションは開始されません。

              Cisco UCS Manager によって、選択したファームウェア イメージがバックアップ メモリ パーティションにコピーされ、そのイメージが破損していないことが確認されます。 イメージは、明示的にアクティブにするまで、バックアップ バージョンとして残されます。

               
              ステップ 6UCS-A /chassis/cartridge/server/cimc # show firmware   (任意)

              ファームウェアのアップデートのステータスを表示します。

              ファームウェアのアップデートが正常に完了したことを確認する場合にのみ、このステップを使用します。 アップデート ステータスが Ready になったら、ファームウェアのアップデートは完了です。 CLI の表示は自動的には更新されないため、タスクのステータスが Updating から Ready に変更されるまで何度も show firmware コマンドを入力する必要がある場合があります。 アップデート ステータスが Ready になったらステップ 7 に進みます。

               
              ステップ 7UCS-A /chassis/cartridge/server/cimc # activate firmware version-num  

              サーバの CIMC の選択したファームウェア バージョンをアクティブにします。

               
              ステップ 8UCS-A /chassis/cartridge/server/cimc # commit-buffer  

              トランザクションをコミットします。

               
              ステップ 9UCS-A /chassis/cartridge/server/cimc # show firmware   (任意)

              ファームウェアのアクティベーションのステータスを表示します。

              ファームウェアのアクティベーションが正常に完了したことを確認する場合にのみ、このステップを使用します。 CLI の表示は自動的には更新されないため、タスクのステータスが Activating から Ready に変更されるまで何度も show firmware コマンドを入力する必要がある場合があります。

               

              次の例では、ファームウェア更新とファームウェア アクティブ化が正常に完了したことを確認せずに、同じトランザクションで CIMC ファームウェアをバージョン 2.0(100.46) に更新してアクティブにします。

              UCS-A# scope server 1/2/1
              UCS-A# /chassis/cartridge/server # scope cimc
              UCS-A# /chassis/cartridge/server/cimc # update firmware 2.0(100.46)
              UCS-A# /chassis/cartridge/server/cimc* # activate firmware 2.0(100.46)
              UCS-A# /chassis/cartridge/server/cimc* # commit-buffer
              UCS-A# /chassis/cartridge/server/cimc #
               
              
              

              次の例では、CIMC ファームウェアをバージョン 2.0(100.46) に更新し、ファームウェア更新が正常に完了したことを確認してからファームウェア アクティブ化を開始し、CIMC ファームウェアをアクティブにして、ファームウェア アクティブ化が正常に完了したことを確認します。

              UCS-A# scope server 1/1
              UCS-A# /chassis/cartridge/server # scope cimc
              UCS-A# /chassis/cartridge/server/cimc # update firmware 2.0(100.46)
              UCS-A# /chassis/cartridge/server/cimc* # commit-buffer
              UCS-A# /chassis/cartridge/server/cimc # show firmware
              Running-Vers    Update-Status   Activate-Status
              --------------- --------------- ---------------
              2.0(100.46)     Updating        Ready
              
              UCS-A# /chassis/cartridge/server/cimc # show firmware
              Running-Vers    Update-Status   Activate-Status
              --------------- --------------- ---------------
              2.0(100.46)     Ready           Ready
              
              UCS-A# /chassis/cartridge/server/cimc # activate firmware 2.0(100.46)
              UCS-A# /chassis/cartridge/server/cimc* # commit-buffer
              UCS-A# /chassis/cartridge/server/cimc # show firmware
              Running-Vers    Update-Status   Activate-Status
              --------------- --------------- ---------------
              2.0(100.46)     Ready           Activating
              
              UCS-A# /chassis/cartridge/server/cimc # show firmware
              Running-Vers    Update-Status   Activate-Status
              --------------- --------------- ---------------
              2.0(100.46)     Ready           Ready
              
              
              

              Cisco UCS Manager ソフトウェアのアクティブ化

              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1UCS-A# scope system  

                システム モードを開始します。

                 
                ステップ 2UCS-A /system # show image  

                Cisco UCS Manager(システム)の使用可能なイメージを表示します。

                 
                ステップ 3UCS-A /system # activate firmware version-num  

                システムの選択されたファームウェア バージョンをアクティブにします。

                (注)     

                Cisco UCS Manager のアクティブ化にファブリック インターコネクトのリブートは必要ありません。ただし、アクティブ化の一環として、管理サービスは短時間ダウンし、すべての VSH シェルが終了します。

                 
                ステップ 4UCS-A /system # commit-buffer  

                トランザクションをコミットします。

                Cisco UCS Manager は、選択されたバージョンを起動バージョンに指定し、ファブリック インターコネクトがアップグレードされたときにアクティベーションを実行するようスケジュールします。

                 

                次に、Cisco UCS Manager をバージョン 2.5(0.225) にアップグレードして、トランザクションをコミットする例を示します。

                UCS-A# scope system
                UCS-A# /system # show image
                Name                                               Type             Version    
                -------------------------------------------------- ---------------- -----------
                ucs-manager-k9.2.5.0.225.bin                       System           2.5(0.225) 
                
                UCS-A# /system # activate firmware 2.5(0.225)
                UCS-A# /system* # commit-buffer
                UCS-A# /system # 

                ファブリック インターコネクトでのファームウェアのアクティブ化

                ハイ アベイラビリティ クラスタ設定の 2 台のファブリック インターコネクトのファームウェアを更新する場合、プライマリ ファブリック インターコネクトをアクティブ化する前に、従属ファブリック インターコネクトをアクティブにする必要があります。 各ファブリック インターコネクトの役割の決定の詳細については、クラスタ設定の高可用性ステータスとロールの確認を参照してください。

                単一のファブリック インターコネクトのスタンドアロン設定の場合、エンドポイントのファームウェアの直接アップグレードを実行すると、データ トラフィックの中断を最小にできます。 ただし、アップグレードを完了するために、ファブリック インターコネクトをリブートする必要があるため、トラフィックの中断は避けられません。


                ヒント


                パスワードを Cisco UCS ドメインのファブリック インターコネクトの設定時に作成した admin アカウントに復旧する場合、実行中のカーネルのバージョンと実行中のシステムのバージョンを把握しておく必要があります。 他のアカウントを作成しない場合、これらのファームウェアのバージョンのパスをテキスト ファイルに保存し、必要なときに参照できるようにしておくことを推奨します。


                手順
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1UCS-A# scope fabric-interconnect {a | b}  

                  指定したファブリック インターコネクトのファブリック インターコネクト モードを開始します。

                   
                  ステップ 2UCS-A /fabric-interconnect # show image  

                  ファブリック インターコネクトの利用可能なソフトウェア イメージを表示します。

                   
                  ステップ 3UCS-A /fabric-interconnect # activate firmware {kernel-version kernel-ver-num | system-version system-ver-num}  

                  ファブリック インターコネクトの選択されたファームウェア バージョンをアクティブにします。

                   
                  ステップ 4UCS-A /fabric-interconnect # commit-buffer  

                  トランザクションをコミットします。

                  Cisco UCS Manager はファームウェアの更新とアクティベーションを実行してから、ファブリック インターコネクトと、、ファブリック インターコネクトへのデータ トラフィックを中断するすべての I/O モジュールをリブートします。

                   

                  次の例では、ファブリック インターコネクトをバージョン 5.2(3)N2(2.21.92) にアップグレードし、トランザクションをコミットします。

                  UCS-A# scope fabric-interconnect a
                  UCS-A /fabric-interconnect # show image
                  Name                                          Type                 Version          
                  --------------------------------------------- -------------------- -----------------
                  ucs-6100-k9-kickstart.5.2.3.N2.2.50.225.bin   Fabric Interconnect Kernel
                                                                                     5.2(3)N2(2.50.225)
                  ucs-6100-k9-system.5.2.3.N2.2.50.225.bin      Fabric Interconnect System
                                                                                     5.2(3)N2(2.50.225)
                  
                  UCS-A /fabric-interconnect # activate firmware kernel-version 5.2(3)N2(2.50.224) system-version 5.2(3)N2(2.50.224)
                  UCS-A /fabric-interconnect* # commit-buffer
                  UCS-A /fabric-interconnect #