Cisco UCS Manager CLI コンフィギュレーション ガイド リリース 2.2
サーバ ブートの設定
サーバ ブートの設定

目次

サーバ ブートの設定

この章は、次の内容で構成されています。

ブート ポリシー

Cisco UCS Manager ブート ポリシーは、BIOS 設定メニューのブート順序をオーバーライドし、次のことを決定します。

  • ブート デバイスの選択

  • サーバのブート元である場所

  • ブート デバイスの起動順序

たとえば、ローカル ディスクや CD-ROM(VMedia)などのローカル デバイスから関連するサーバを選択するか、または SAN ブートもしくは LAN(PXE)ブートを選択することができます。

このポリシーはサービス プロファイルに含める必要があります。また、このサービス プロファイルを有効にするには、サーバに関連付ける必要があります。 サービス プロファイルにブート ポリシーを含めない場合、Cisco UCS Manager によってデフォルトのブート ポリシーが適用されます。


(注)  


ブート ポリシーに対する変更は、そのブート ポリシーを含んでいる、更新中のサービス プロファイル テンプレートを使って作成されたすべてのサーバに伝播されます。 BIOS にブート順序情報を再書き込みするためのサービス プロファイルとサーバとの再アソシエーションは自動的にトリガーされます。


UEFI ブート モード

Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)は、オペレーティング システムとプラットフォーム ファームウェア間のソフトウェア インターフェースを定義する仕様です。 Cisco UCS Manager は、UEFI を使用して BIOS ファームウェア インターフェイスを置換します。 これにより、BIOS はレガシー サポートを提供する一方で UEFI で動作できるようになります。

ブート ポリシーを作成する場合、レガシーまたは UEFI ブート モードのいずれかを選択できます。 レガシー ブート モードは、すべての Cisco UCS サーバをサポートします。 レガシー ブート モードを使用すると、トップレベルのデバイスのみを選択しブート順序に追加することができます。 拡張 UEFI ブート モードを使用すると、第 2 レベルのデバイスをブート順序に選択し、セキュア ブート モードをイネーブルにできます。

次の制限は、UEFI ブート モードに適用されます。

  • UEFI ブート モードは、Cisco UCS B シリーズ M3 ブレード サーバおよび Cisco UCS C シリーズ M3 ラック サーバでのみサポートされます。

  • UEFI ブート モードは、次の組み合わせではサポートされません。

    • Cisco UCS Manager と統合された Cisco UCS ブレードおよびラック サーバ上の Gen-3 Emulex および QLogic アダプタ。

    • Cisco UCS Manager と統合された Cisco UCS ラック サーバ上のすべてのアダプタに対する PXI ブート。

    • Cisco UCS Manager と統合された Cisco UCS ラック サーバ上の Broadcom アダプタに対する iSCSI ブート。

  • 同じサーバで UEFI とレガシー ブート モードを混在させることはできません。

  • ブート ポリシーに設定されたブート デバイスにインストール済みの UEFI 対応オペレーティング システムがある場合にのみ、サーバは UEFI モードで正しく起動します。 互換性のある OS が存在しない場合、ブート デバイスは [Boot Order Details] 領域の [Actual Boot Order] タブに表示されません。

UEFI セキュア ブート

Cisco UCS Manager は、Cisco UCS B シリーズ M3 ブレード サーバ上の UEFI セキュア ブートをサポートします。 UEFI セキュア ブートがイネーブルの場合、すべての実行可能ファイル(ブート ローダ、アダプタ ドライバなど)はロードされる前に BIOS によって認証されます。 認証されるには、イメージが Cisco 認証局(CA)または Microsoft CA によって署名される必要があります。

次の制限は、UEFI セキュア ブートに適用されます。
  • UEFI ブート モードは、ブート ポリシーでイネーブルにする必要があります。

  • Cisco UCS Manager ソフトウェアと BIOS ファームウェアは、リリース 2.2 以上である必要があります。

  • ユーザ生成された暗号キーはサポートされません。

  • UEFI セキュア ブートは、Cisco UCS Manager でのみ制御することができます。

ブート ポリシーの作成

サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに制限されたローカル ブート ポリシーを作成することもできます。 しかし、複数のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに含むことのできるグローバルなブート ポリシーの作成を推奨します。

はじめる前に

SAN LUN からサーバをブートするブート ポリシーを作成し、安定した SAN ブート操作が必要な場合は、ブート ポリシーを含むサービス プロファイルに関連付けられたサーバからすべてのローカル ディスクを最初に削除する必要があります。


(注)  


これは、Cisco UCS M3 サーバには適用されません。


手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

    指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/」を org-name として入力します。

     
    ステップ 2UCS-A /org # create boot-policy policy-name [purpose {operational | utility}]  

    ブート ポリシーを指定されたポリシー名で作成し、組織ブート ポリシー モードを開始します。

    ブート ポリシーを作成する場合、operational オプションを指定します。 これにより、サーバは、サーバにインストールされているオペレーティング システムからブートするようにします。 utility オプションは予約されており、シスコの担当者が指示した場合にのみ使用するようにします。

     
    ステップ 3UCS-A /org/boot-policy # set descr description   (任意)

    ブート ポリシーの説明を記入します。

    (注)     

    説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

     
    ステップ 4UCS-A /org/boot-policy # set reboot-on-update {no | yes}  

    このブート ポリシーを使用するサーバが、ブート順序の変更後に自動的に再起動されるかどうかを指定します。

     
    ステップ 5UCS-A /org/boot-policy # set enforce-vnic-name {no | yes}  

    yes を選択すると、Cisco UCS Manager は [Boot Order] で定義された任意の vNIC または vHBA を使用します。

    no を選択すると、Cisco UCS Manager は vNIC または vHBA に指定されたプライオリティを使用します。

     
    ステップ 6UCS-A /org/boot-policy # set boot-mode {legacy | uefi}  

    このブート ポリシーを使用するサーバが UEFI またはレガシー ブート モードを使用するかどうかを指定します。

     
    ステップ 7UCS-A /org/boot-policy # commit-buffer  

    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

     
    ステップ 8UCS-A /org/boot-policy # create boot-security  

    指定したブート ポリシーでブート セキュリティ モードを開始します。

     
    ステップ 9UCS-A /org/boot-policy/boot-security # set secure-boot {no | yes}  

    セキュア ブートがブート ポリシーに対してイネーブルにするかを指定します。

     
    ステップ 10UCS-A /org/boot-policy/boot-security # commit-buffer  

    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

     

    以下の例では、boot-policy-LAN という名前のブート ポリシーを作成し、このポリシーを使用するサーバがブート順序が変更されたときに自動的にリブートされないよう指定し、UEFI ブート モードを設定し、ブート セキュリティをイネーブルにし、トランザクションをコミットする方法を示します。

    UCS-A# scope org /
    UCS-A /org* # create boot-policy boot-policy-LAN purpose operational
    UCS-A /org/boot-policy* # set descr "Boot policy that boots from the LAN."
    UCS-A /org/boot-policy* # set reboot-on-update no
    UCS-A /org/boot-policy* # set boot-mode uefi
    UCS-A /org/boot-policy* # commit-buffer
    UCS-A /org/boot-policy # create  boot-security
    UCS-A /org/boot-policy/boot-security* # set secure-boot yes
    UCS-A /org/boot-policy/boot-security* # commit-buffer
    UCS-A /org/boot-policy/boot-security # 
    
    次の作業

    次の 1 つ以上のオプションをブート ポリシーに設定し、ブート順序を設定します。

    • LAN Boot:中央集中型プロビジョニング サーバからブートします。 これは、このサーバから、別のサーバ上にオペレーティング システムをインストールするためによく使用されます。

      LAN Boot オプションを選択した場合は、ブート ポリシー用 LAN ブート ポリシー設定に進みます。

    • SAN Boot:SAN のオペレーティング システム イメージからブートします。 プライマリおよびセカンダリ SAN ブートを指定できます。 プライマリ ブートが失敗した場合、サーバはセカンダリからのブートを試行します。

      システムに最高のサービス プロファイル モビリティを提供する SAN ブート ポリシーの使用を推奨します。 SAN からブートした場合、あるサーバから別のサーバにサービス プロファイルを移動すると、移動後のサーバは、まったく同じオペレーティング システム イメージからブートします。 したがって、ネットワークからは、この新しいサーバはまったく同じサーバと認識されます。

      SAN Boot オプションを選択した場合は、ブート ポリシー用 SAN ブート ポリシー設定に進みます。

    • Virtual Media Boot:サーバへの物理 CD の挿入を模倣します。 これは通常、サーバ上にオペレーティング システムを手動でインストールする場合に使用されます。

      Virtual Media Boot オプションを選択した場合は、ブート ポリシー用仮想メディア ブート ポリシー設定に進みます。


    ヒント


    ローカル ディスクと SAN LUN の両方がブート順序のストレージ タイプに設定されていて、オペレーティング システムまたは論理ボリューム マネージャ(LVM)の設定が誤っている場合、サーバが SAN LUN ではなくローカル ディスクからブートする場合があります。

    たとえば、Red Hat Linux がインストールされているサーバで、LVM にデフォルトの LVM が設定されていて、ブート順序に SAN LUN とローカル ディスクが設定されている場合、Linux は同じ名前の LV が 2 つあるという通知を生成し、SCSI ID の値が最も小さい LV(ローカル ディスクの可能性があります)からブートします。


    ブート ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。

    SAN ブート

    SAN 上のオペレーティング システム イメージから 1 つ以上のサーバがブートするように、ブート ポリシーを設定できます。 ブート ポリシーにはプライマリとセカンダリの SAN ブート含めることができます。 プライマリ ブートが失敗した場合、サーバはセカンダリからのブートを試行します。

    システムに最高のサービス プロファイル モビリティを提供する SAN ブートの使用を推奨します。 SAN からブートした場合、あるサーバから別のサーバにサービス プロファイルを移動すると、移動後のサーバは、まったく同じオペレーティング システム イメージからブートします。 したがって、ネットワークからは、この新しいサーバはまったく同じサーバと認識されます。

    SAN ブートを使用するには、次の項目が設定されていることを確認してください。

    • Cisco UCS ドメインが、オペレーティング システム イメージをホストしている SAN ストレージ デバイスと通信できること。

    • オペレーティング システム イメージが置かれているデバイス上のブート ターゲット LUN。


    (注)  


    SAN ブートは、Cisco UCS ブレードおよびラック サーバ上の Gen-3 Emulex アダプタではサポートされていません。


    ブート ポリシー用 SAN ブート ポリシー設定


    ヒント


    ローカル ディスクと SAN LUN の両方がブート順序のストレージ タイプに設定されていて、オペレーティング システムまたは論理ボリューム マネージャ(LVM)の設定が誤っている場合、サーバが SAN LUN ではなくローカル ディスクからブートする場合があります。

    たとえば、Red Hat Linux がインストールされているサーバで、LVM にデフォルトの LVM が設定されていて、ブート順序に SAN LUN とローカル ディスクが設定されている場合、Linux は同じ名前の LV が 2 つあるという通知を生成し、SCSI ID の値が最も小さい LV(ローカル ディスクの可能性があります)からブートします。


    この手順は、ブート ポリシーの作成 から直接続いています。

    はじめる前に

    SAN ブート設定を含めるブート ポリシーを作成します。


    (注)  


    SAN LUN からサーバをブートするブート ポリシーを作成し、安定した SAN ブート操作が必要な場合は、ブート ポリシーを含むサービス プロファイルに関連付けられたサーバからすべてのローカル ディスクを最初に削除する必要があります。

    これは、Cisco UCS M3 サーバには適用されません。


    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

      指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/」を org-name として入力します。

       
      ステップ 2UCS-A /org # scope boot-policy policy-name  

      指定されたブート ポリシーの組織ブート ポリシー モードを開始します。

       
      ステップ 3UCS-A /org/boot-policy # create san  

      ブート ポリシーの SAN ブートを作成し、組織ブート ポリシー ストレージ モードを開始します。

       
      ステップ 4UCS-A /org/boot-policy/san # set order order_number 

      SAN ブートのブート順序を設定します。 1 ~ 16 の整数を入力します。

       
      ステップ 5UCS-A /org/boot-policy/san # create san-image {primary | secondary}  

      SAN イメージの場所を作成し、san-image オプションが指定されている場合、組織ブート ポリシーのストレージ SAN イメージ モードを開始します。

      Cisco UCS M3 および M4 サーバで拡張ブート順序を使用する場合は、定義したブート順序が使用されます。 標準のブート モードの場合、プライマリ ブート デバイスやセカンダリ ブート デバイスはブート順序を表す用語ではありません。 同じデバイス クラス内での実際のブート順序は、PCIe バス スキャン順序により決定されます。

       
      ステップ 6UCS-A /org/boot-policy/ssn/san-image # set vhba vhba-name  

      SAN ブートに使用される vHBA を指定します。

       
      ステップ 7UCS-A /org/boot-policy/san/san-image # create path {primary | secondary}  

      プライマリまたはセカンダリ SAN ブート パスを作成し、組織ブート ポリシーの SAN パス モードを開始します。

      Cisco UCS M3 および M4 サーバで拡張ブート順序を使用する場合は、定義したブート順序が使用されます。 標準のブート モードの場合、プライマリ ブート デバイスやセカンダリ ブート デバイスはブート順序を表す用語ではありません。 同じデバイス クラス内での実際のブート順序は、PCIe バス スキャン順序により決定されます。

       
      ステップ 8UCS-A /org/boot-policy/san/san-image/path # set {lun lun-id | wwn wwn-num}  

      ブート イメージへの SAN パスに使用される LUN または WWN を指定します。

       
      ステップ 9UCS-A /org/boot-policy/san/san-image/path # commit-buffer  

      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

       

      次の例は、lab1-boot-policy という名前のブート ポリシーに入り、ポリシーの SAN ブートを作成し、ブート順序を 1 に設定し、vHBA2 という名前の vHBA を使用し、LUN 967295200 を使用してプライマリ パスを作成し、トランザクションをコミットします。

      UCS-A# scope org /
      UCS-A /org* # scope boot-policy lab1-boot-policy
      UCS-A /org/boot-policy* # create san
      UCS-A /org/boot-policy/san* # set order 1
      UCS-A /org/boot-policy/san* # create san-image primary
      UCS-A /org/boot-policy/san* # set vhba vHBA2
      UCS-A /org/boot-policy/san/san-image* # create path primary
      UCS-A /org/boot-policy/san/san-image/path* # set lun 967295200
      UCS-A /org/boot-policy/san/san-image/path* # commit-buffer 
      UCS-A /org/boot-policy/san/san-image/path # 
      
      次の作業

      ブート ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。

      iSCSI ブート

      iSCSI ブートは、サーバがネットワークにリモートに配置されている iSCSI ターゲット マシンからオペレーティング システムを起動できるようにします。

      iSCSI ブートは次の Cisco UCS ハードウェアでサポートされます:

      • Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 ネットワーク アダプタを持ち、Broadcom から提供されるデフォルトの MAC アドレスを使用する、 Cisco UCS サーバ ブレード。

      • Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カード

      • Cisco UCS VIC-1240 仮想インターフェイス カード

      • Cisco UCS VIC-1280 仮想インターフェイス カード

      iSCSI ブートを設定する前に満たさなければならない前提条件があります。 これらの前提条件のリストについては、iSCSI ブートのガイドラインと前提条件を参照してください。

      iSCSI ブートを実装するための高度な手順については、iSCSI ブートの設定を参照してください。

      iSCSI ブート プロセス

      Cisco UCS Manager は、サーバにあるアダプタをプログラムするための関連付けプロセスでサービス プロファイル用に作成された iSCSI vNIC と iSCSI のブート情報を使用します。 アダプタのプログラミング後に、サーバは最新のサービス プロファイル値で再起動します。 電源投入時セルフ テスト(POST)の後、アダプタは、次のサービス プロファイル値を使用して初期化を試みます。 アダプタが値を使用して指定されたターゲットにログインできる場合、アダプタは iSCSI Boot Firmware Table(iBFT)を初期化してホスト メモリに、有効なブート可能 LUN をシステム BIOS にポストします。 ホスト メモリにポストされる iBFT には、プライマリ iSCSI VNIC にプログラミングされた、イニシエータとターゲットの設定が含まれています。


      (注)  


      以前は、ホストは LUN 検出が最初に終了したパスに応じて、設定されたブート パスのうち 1 つだけを参照し、そのパスから起動していました。 現在は、設定された iSCSI ブート vNIC が 2 つある場合、ホストは両方のブート パスを参照するようになりました。 したがってマルチパス設定については、単一の IQN が両方のブート vNIC で設定される必要があります。ホストのブート vNIC で異なる IQN が設定されている場合は、ホストは下位の PCI を持つブート vNIC で設定された IQN で起動します。


      次の手順であるオペレーティング システム(OS)のインストールでは、iBFT 対応の OS が必要です。 OS のインストール時に、OS インストーラは iBFT テーブルのホストのメモリをスキャンし、iBFT テーブルの情報を使用してブートデバイスの検出とターゲット LUN への iSCSI パス作成を行います。 一部の OS では、このパスを完了するために NIC ドライバが必要です。 このステップが成功した場合、OS インストーラが OS をインストールしする iSCSI ターゲット LUN を検出します。


      (注)  


      iBFT は OS インストールのソフトウェア レベルで動作し、HBA モード(別名 TCP オフロード)では動作しない場合があります。 iBFT が HBA モードで動作するかどうかは、インストール中の OS の機能によって異なります。 また、Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 アダプタを含むサーバについては、iBFT は MTU ジャンボ設定に関係なく、最大伝送単位(MTU)サイズ 1500 で正常に動作します。 OS が HBA モードをサポートする場合、iSCSI インストール プロセスの後に HBA モード、デュアル ファブリックのサポートおよびジャンボ MTU サイズの設定が必要な場合があります。


      iSCSI ブートのガイドラインと前提条件

      iSCSI ブートを設定する前に、これらのガイドラインと前提条件を満たす必要があります。

      • iSCSI ブート ポリシーの作成後、ls-compute 権限を持つユーザは、そのポリシーをサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに組み込むことができます。 ただし、ls-compute 権限しかないユーザは iSCSI ブート ポリシーを作成できません。

      • セカンド vNIC(フェールオーバー vNIC)が iSCSI LUN から起動する必要がある Windows 2008 サーバからの iSCSI ブートを設定するには、Microsoft Knowledge Base Article 976042 を参照してください。 Microsoft には、ネットワーキング ハードウェアが変更されたときに、Windows が iSCSI ドライブからの起動に失敗するか、bugcheck エラーが発生する可能性がある、という既知の問題があります。 この問題を回避するには、Microsoft が推奨する解決方法に従ってください。

      • ストレージ アレイは、iSCSI ブートのライセンスが付与され、アレイ サイド LUN マスキングが正しく設定されている必要があります。

      • 各 iSCSI イニシエータに 1 つずつ、2 つの IP アドレスを決定する必要があります。 可能であれば、IP アドレスは、ストレージ アレイと同じサブネット上にある必要があります。 IP アドレスは、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を使用してスタティックまたはダイナミックに割り当てられます。

      • グローバル ブート ポリシーのブート パラメータは設定できません。 代わりに、ブート パラメータを設定した後、ブート ポリシーを適切なサービス プロファイルに含める必要があります。

      • オペレーティング システム(OS)は iSCSI Boot Firmware Table(iBFT)互換である必要があります。

      • Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 ネットワーク アダプタの場合:
        • iSCSI ブートを使用するサーバは、Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 ネットワーク アダプタを含んでいる必要があります。 アダプタ カードを取り付けまたは交換する方法については、『Cisco UCS B250 Extended Memory Blade Server Installation and Service Note』 を参照してください。 サービス ノートは、http:/​/​www.cisco.com/​go/​unifiedcomputing/​b-series-doc『Cisco UCS B-Series Servers Documentation Roadmap』 からアクセスできます。

        • iSCSI デバイスの MAC アドレスを設定します。

        • DHCP Vendor ID(オプション 43)を使用している場合は、iSCSI デバイスの MAC アドレスを /etc/dhcpd.conf に設定します。

        • HBA モード(別名 TCP オフロード)および Boot to Target 設定がサポートされます。 ただし、インストール中の HBA モードは Windows OS だけがサポートします。

        • OS をインストールする前に、iSCSI のアダプタ ポリシーで Boot to Target 設定をディセーブルにし、OS をインストールした後で、Boot to Target 設定を再度イネーブルにします。

          (注)  


          アダプタ ポリシーの設定を変更するたびに、アダプタはリブートして新しい設定を適用します。


        • OS を iSCSI ターゲットにインストールする場合、iSCSI ターゲットは OS イメージが存在するデバイスのの順番にしておく必要があります。 たとえば、CD から iSCSI ターゲットに OS をインストールする場合、ブート順序は最初に iSCSI ターゲット、その後 CD とする必要があります。

        • サーバが iSCSI ブートされた後は、イニシエータ名、ターゲット名、LUN、iSCSI デバイス IP、ネット マスクやゲートウェイを Broadcom ツールで変更しないでください。

        • POST(電源投入時自己診断テスト)プロセスを中断しないでください。中断すると、Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 ネットワーク アダプタは初期化に失敗します。

      • Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カード および Cisco UCS VIC-1240 仮想インターフェイス カード の場合:
        • iSCSI デバイスの MAC アドレスを設定しないでください。

        • HBA モードおよび Boot to Target 設定はサポートされていません

        • OS を iSCSI ターゲットにインストールする場合、iSCSI ターゲットは OS イメージが存在するデバイスよりの順番にしておく必要があります。 たとえば、CD から iSCSI ターゲットに OS をインストールする場合、ブート順序は最初に CD、その後 iSCSI ターゲットとする必要があります。

        • DHCP Vendor ID(オプション 43)を使用している場合、オーバレイ vNIC の MAC アドレスを /etc/dhcpd.conf に設定する必要があります。

        • サーバの iSCSI ブート後は、オーバレイ vNIC の IP 詳細を変更しないでください。

      • VMware ESX/ESXi オペレーティング システムは、iSCSI ブート ターゲット LUN へのコア ダンプ ファイルの保存をサポートしていません。 ダンプ ファイルはローカル ディスクに書き込む必要があります。

      イニシエータ IQN の設定

      Cisco UCS は以下のルールを使用して、サービス プロファイルが物理サーバに関連付けられた場合の アダプタ iSCSI vNIC に対するイニシエータ IQN を決定します。

      • サービス プロファイル レベルおよび iSCSI vNIC レベルのイニシエータ IQN は、サービス プロファイルで一緒に使用できません。

      • イニシエータ IQN がサービス プロファイル レベルで指定された場合、DHCP オプション 43 の場合を除きすべてのアダプタ iSCSI vNIC が同じイニシエータ IQN を使用するよう設定され、イニシエータ IQN はアダプタ iSCSI vNIC 上で空に設定されます。

      • イニシエータ IQN が iSCSI vNIC レベルで設定されると、1 つが存在する場合、サービス プロファイル レベルのイニシエータの IQN は削除されます。

      • サービス プロファイルに 2 つの iSCSI vNIC があり、そのうち 1 つだけにイニシエータ IQN セットがある場合、2 つ目はデフォルトの IQN プールで設定されます。 この設定は後で変更できます。 唯一の例外は、DHCP オプション 43 が設定されている場合です。 この場合、2 番目の iSCSI vNIC 上のイニシエータ IQN はサービス プロファイル関連付け中に削除されます。

      Windows での MPIO のイネーブル化


      (注)  


      ネットワーク ハードウェアを変更すると、Windows が iSCSI ドライブからの起動に失敗する場合があります。 詳細については、「Microsoft 社のサポート技術情報 ID: 976042」を参照してください。


      はじめる前に

      MPIO をイネーブルにするサーバには、Cisco VIC ドライバが必要です。

      ブート LUN に設定されたパスが複数ある場合、LUN がインストールされるときにイネーブルにするパスは 1 つのみです。

      手順
        ステップ 1   サーバに関連付けられたサービス プロファイルで、プライマリ iSCSI vNIC を設定します。

        詳細については、サービス プロファイルでの iSCSI vNIC の作成を参照してください。

        ステップ 2   プライマリ iSCSI vNIC を使用して、iSCSI ターゲット LUN に Windows オペレーティング システムをインストールします。
        ステップ 3   Windows のインストールが完了したら、ホスト上で MPIO をイネーブルにします。
        ステップ 4   サーバに関連付けられたサービス プロファイルで、ブート ポリシーにセカンダリ iSCSI vNIC を追加します。

        詳細については、iSCSI ブート ポリシーの作成を参照してください。


        iSCSI ブートの設定

        LUN ターゲットから iSCSI ブートするように Cisco UCS でアダプタまたはブレードを設定する場合、次のすべてのステップを完了する必要があります。

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1iSCSI ブートのアダプタ ポリシーを設定します。  (任意)

          詳細については、iSCSI アダプタ ポリシーの作成を参照してください。

           
          ステップ 2発信側およびターゲットが使用する認証プロファイルを設定します。  (任意)

          詳細については、認証プロファイルの作成を参照してください。

           
          ステップ 3IP アドレス プールの IP アドレスを使用するように iSCSI イニシエータを設定する場合は、iSCSI イニシエータプールに IP アドレスのブロックを追加します。  (任意)

          詳細については、イニシエータ プールへの IP アドレスのブロックの追加を参照してください。

           
          ステップ 4すべてのサービス プロファイルで使用できるブート ポリシーを作成します。 または、特定のサービス ポリシーに対してのみローカル ブート ポリシーを作成できます。 ただし、複数のサービス プロファイルと共有できるブート ポリシーを作成することを推奨します。 

          すべてのサービス プロファイルで使用できるブート ポリシーの作成の詳細については、iSCSI ブート ポリシーの作成を参照してください。

           
          ステップ 5すべてのサービス プロファイルで使用できるブート ポリシーを作成した場合、それをサービス プロファイルに割り当てる必要があります。 それ以外の場合は、次のステップに進みます。 

          詳細については、サービス プロファイル テンプレートの作成を参照してください。

           
          ステップ 6サービス プロファイルでイーサネット vNIC を設定します。  

          イーサネット vNIC は、iSCSI デバイスのオーバーレイ vNIC として使用されます。 詳細については、サービス プロファイルの vNIC の設定を参照してください。

           
          ステップ 7サービス プロファイルで iSCSI vNIC を作成します。 

          詳細については、サービス プロファイルでの iSCSI vNIC の作成を参照してください。

           
          ステップ 8スタティック IP アドレス、IP プールの IP アドレス、または DHCP を使用して iSCSI イニシエータがブートするように設定します。 

          スタティック IP アドレスを使用してブートする iSCSI イニシエータの作成IP プールからの IP アドレスを使用してブートする iSCSI イニシエータの作成、またはDHCP を使用してブートする iSCSI イニシエータの作成を参照してください。

           
          ステップ 9iSCSI スタティックまたは自動ターゲットを作成します。 

          詳細については、iSCSI スタティック ターゲットの作成またはiSCSI 自動ターゲットの作成を参照してください。

           
          ステップ 10サービス プロファイルをサーバと関連付けます。 

          詳細については、サービス プロファイルとブレード サーバまたはサーバ プールの関連付けを参照してください。

           
          ステップ 11iSCSI ブート動作を確認します。 

          詳細については、iSCSI ブートの確認を参照してください。

           
          ステップ 12サーバに OS をインストールします。 
          詳細については、次のいずれかのドキュメントを参照してください。
          • Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバ VMware インストレーション ガイド

          • Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバ Linux インストレーション ガイド

          • Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバ Windows インストレーション ガイド

           
          ステップ 13サーバをブートします。   

          iSCSI アダプタ ポリシーの作成

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1UCSC# connect policy-mgr  

            Policy Managerモードを開始します。

             
            ステップ 2UCSC(policy-mgr) # scope org org-name  

            指定した組織の組織モードを開始します。ルート組織モードを開始するには、 /org-nameに/ と入力します。

             
            ステップ 3UCSC(policy-mgr) /org # create iscsi-policy policy-name  

            iSCSI アダプタ ポリシーを作成します。

             
            ステップ 4UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy # set descr description   (任意)

            iSCSI アダプタ ポリシーに説明を記入します。.

             
            ステップ 5UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy # set iscsi-protocol-item connection-timeout timeout-secs  

            The number of seconds until Cisco UCS Central が、最初のログインに失敗し、iSCSI アダプタが使用できないと見なすまでの秒数。

            0 ~ 255 の整数を入力します。 0 を入力すると、, Cisco UCS Central はアダプタ ファームウェアの値セットを使用します(デフォルト:15 秒)。

             
            ステップ 6UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy # set iscsi-protocol-item dhcp-timeout timeout-secs  

            DHCP サーバが使用できないとイニシエータが判断するまでに待機する秒数。.

            60 ~ 300 の整数を入力します(デフォルトは 60 秒です)。.

             
            ステップ 7UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy # set iscsi-protocol-item lun-busy-retry-count num  

            iSCSI LUN 検出中にエラーが発生した場合に接続を再試行する回数。

            0 ~ 60 の整数を入力します。 0 を入力すると、Cisco UCS Central はアダプタ ファームウェアの値セットを使用します(デフォルト:15 秒)。

             
            ステップ 8UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy # set iscsi-protocol-item tcp-time-stamp {no | yes}  

            TCP タイムスタンプを適用するかどうかを指定します。 この設定を使用すると、転送されるパケットにパケット送信時のタイムスタンプが付けられるので、必要なときにパケットのラウンドトリップ時間を計算することができます。 この設定は、Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 アダプタにだけ適用されます。

             
            ステップ 9UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy # set iscsi-protocol-item hbamode {no | yes}  

            HBA モードをイネーブルにするかどうかを指定します。

            このオプションは、Cisco UCS NIC M51KR-B アダプタを搭載し、Windows オペレーティング システムを実行しているサーバでのみ有効にする必要があります。

             
            ステップ 10UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy # set iscsi-protocol-item boottotarget {no | yes}  

            iSCSI ターゲットからブートするかどうかを指定します。

            このオプションは、Cisco UCS NIC M51KR-B アダプタを搭載したサーバにのみ適用されます。 このオプションは、サーバにオペレーティング システムをインストールするまで無効にしておく必要があります。

             
            ステップ 11UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy # commit-buffer  

            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

             

            次の例に、iscsiboot という iSCSI アダプタ ポリシーを作成し、接続タイムアウト、DHCP タイムアウト、LUN ビジー再試行カウントを設定し、TCP タイムスタンプを適用して、トランザクションをコミットする方法を示します。

            UCSC# connect policy-mgr
            UCSC(policy-mgr)# scope org /
            UCS-AUCSC(policy-mgr)UCS-A /org # create iscsi-policy iscsiboot
            UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy* # set iscsi-protocol-item connection-timeout 60
            UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy* # set iscsi-protocol-item dhcp-timeout 200
            UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy* # set iscsi-protocol-item lun-busy-retry-count 5
            UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy* # set iscsi-protocol-item tcp-time-stamp yes
            UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy* # set iscsi-protocol-item hbamode yes
            UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy* # set iscsi-protocol-item boottotarget yes
            UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy* # commit-buffer
            UCSC(policy-mgr) /org/iscsi-policy # 
            次の作業

            アダプタ ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。

            iSCSI アダプタ ポリシーの削除

            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

              指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

               
              ステップ 2UCS-A /org # delete iscsi-policy policy-name  

              iSCSI アダプタ ポリシーを削除します。

               
              ステップ 3UCS-A /org # commit-buffer  

              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

               

              次に、iscsi-adapter-pol という名前の iSCSI アダプタ ポリシーを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

              UCS-A# scope org /
              UCS-A /org # delete iscsi-policy iscsi-adapter-pol
              UCS-A /org* # commit-buffer
              UCS-A /org # 
              

              認証プロファイルの作成

              iSCSI ブートの認証を使用する場合は、イニシエータとターゲットの両方に認証プロファイルを作成する必要があります。

              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/」を org-name として入力します。

                 
                ステップ 2UCS-A /org # create auth-profile profile-name  

                指定された名前で認証プロファイルを作成します。 名前には 16 文字以内の英数字を使用できます。

                 
                ステップ 3UCS-A /org/auth-profile* # set user-id id-name  

                認証用にログインを作成します。

                 
                ステップ 4UCS-A /org/auth-profile* # set password 

                認証用のパスワードを作成します。

                 
                ステップ 5UCS-A /org/auth-profile* # commit-buffer  

                トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                 
                ステップ 6UCS-A /org/auth-profile* # exit  

                現在のモードを終了します。

                 
                ステップ 7ターゲットの認証プロファイルを作成するには、ステップ 2 ~ 6 を繰り返します。   

                次の例は、イニシエータとターゲットの認証プロファイルを作成し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                UCS-A# scope org
                UCS-A /org # create auth-profile InitAuth 
                UCS-A /org/auth-profile* # set user-id init 
                UCS-A /org/auth-profile* # set  password
                Enter a password:
                Confirm the password:
                UCS-A /org/auth-profile* # commit-buffer 
                UCS-A /org/auth-profile # exit
                UCS-A /org # create auth-profile TargetAuth 
                UCS-A /org/auth-profile* # set user-id target 
                UCS-A /org/auth-profile* # set  password
                Enter a password:
                Confirm the password:
                UCS-A /org/auth-profile* # commit-buffer 
                UCS-A /org/auth-profile # exit
                
                次の作業

                iSCSI デバイスのオーバーレイ vNIC として使用されるイーサネット vNIC を作成してから、iSCSI vNIC を作成します。

                認証プロファイルの削除

                手順
                   コマンドまたはアクション目的
                  ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                  指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/」を org-name として入力します。

                   
                  ステップ 2UCS-A /org # delete auth-profile auth-profile-name  

                  指定した認証プロファイルを削除します。

                   
                  ステップ 3UCS-A /org # commit-buffer  

                  トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                   

                  次に、iscsi-auth という認証プロファイルを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

                  UCS-A# scope org
                  UCS-A /org # delete auth-profile iscsi-auth
                  UCS-A /org* # commit-buffer
                  UCS-A /org #

                  イニシエータ プールへの IP アドレスのブロックの追加

                  iSCSI ブートに使用する IP アドレスのグループを作成できます。 Cisco UCS Manager は指定した IP アドレスのブロックを予約します。

                  サーバまたはサービス プロファイルのスタティック IP アドレスとして割り当てられている IP アドレスが、IP プールに含まれていてはなりません。

                  手順
                     コマンドまたはアクション目的
                    ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                    指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、/org-name として入力します。

                     
                    ステップ 2UCS-A /org# scope ip-pool iscsi-initiator-pool 

                    iSCSI イニシエータ プールを指定するモードを開始します。

                     
                    ステップ 3UCS-A /org/ip-pool # set descr description   (任意)

                    IP プールの説明を記入します。

                    (注)     

                    説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

                     
                    ステップ 4UCS-A /org/ip-pool # set assignmentorder {default | sequential} 

                    次のいずれかになります。

                    • [default]:Cisco UCS Manager はプールからランダム ID を選択します。

                    • [sequential]:Cisco UCS Manager はプールから最も小さい使用可能 ID を選択します。

                     
                    ステップ 5UCS-A /org/ip-pool# create block from_ip_address to_ip_address default_gateway subnet_mask 

                    iSCSI イニシエータの IP アドレスのブロックを作成します。

                     
                    ステップ 6UCS-A/org/ip-pool/block# show detail expand  (任意)

                    作成した IP アドレスのブロックを表示します。

                     
                    ステップ 7UCS-A /org/ip-pool/block # commit-buffer  

                    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                     

                    次の例に、iSCSI vNIC の IP イニシエータ プールを作成して、トランザクションをコミットする方法を示します。

                    UCS-A # scope org /
                    UCS-A /org # scope ip-pool iscsi-initiator-pool
                    UCS-A /org/ip-pool # create block 40.40.40.10 40.40.40.50 40.40.40.1 255.0.0.0
                    UCS-A /org/ip-pool/block # show detail expand 
                    Block of IP Addresses:
                        From: 40.40.40.10
                        To: 40.40.40.50
                        Default Gateway: 40.40.40.1
                        Subnet Mask: 255.0.0.0
                    UCS-A /org/ip-pool/block # commit buffer
                    
                    次の作業

                    1 つ以上のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートを設定し、iSCSI イニシエータ IP プールから iSCSI イニシエータ IP アドレスを取得します。

                    イニシエータ プールからの IP アドレスのブロックの削除

                    手順
                       コマンドまたはアクション目的
                      ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                      指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、/org-name として入力します。

                       
                      ステップ 2UCS-A /org# scope ip-pool iscsi-initiator-pool 

                      iSCSI イニシエータ プールを指定するモードを開始します。

                       
                      ステップ 3UCS-A /org/ip-pool# delete block from_ip_address to_ip_address 

                      イニシエータ プールから指定した IP アドレス ブロックを削除します。

                       
                      ステップ 4UCS-A/org/ip-pool/block# show detail expand  (任意)

                      IP アドレスのブロックが削除されたことを示します。

                       
                      ステップ 5UCS-A /org/ip-pool# commit buffer 

                      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                       

                      次の例は、IP アドレスのブロックをイニシエータ プールから削除し、トランザクションをコミットします。

                      UCS-A # scope org /
                      UCS-A /org # scope ip-pool iscsi-initiator-pool
                      UCS-A /org/ip-pool # delete block 40.40.40.10 40.40.40.50 40.40.40.1 255.0.0.0
                      UCS-A /org/ip-pool # show detail expand
                      
                      IP Pool:
                          Name: iscsi-initiator-pool
                          Size: 0
                          Assigned: 0
                          Descr:
                      UCS-A /org/ip-pool # commit buffer
                      

                      iSCSI ブート ポリシーの作成

                      ブート ポリシーあたり最大 2 つの iSCSI vNIC を追加できます。 一方の vNIC はプライマリ iSCSI ブート ソースとして動作し、もう一方はセカンダリ iSCSI ブート ソースとして動作します。

                      手順
                         コマンドまたはアクション目的
                        ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                        指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/org-name として入力します

                         
                        ステップ 2UCS-A /org # create boot-policy policy-name [purpose {operational | utility}]  

                        ブート ポリシーを指定されたポリシー名で作成し、組織ブート ポリシー モードを開始します。

                        この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。

                        ブート ポリシーを作成する場合、[operational] オプションを指定します。 これにより、サーバは、サーバにインストールされているオペレーティング システムからブートするようにします。 [utility] オプションは予約されており、シスコの担当者が指示した場合にのみ使用するようにします。

                         
                        ステップ 3UCS-A /org/boot-policy # set descr description   (任意)

                        ブート ポリシーの説明を記入します。

                        (注)     

                        説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

                         
                        ステップ 4UCS-A /org/boot-policy # set enforce-vnic-name {no | yes}   (任意)

                        [yes] を選択すると、Cisco UCS Managerはブート ポリシー内で指定されたデバイス名とサービス プロファイル内で指定されたものとが一致するかどうかをレポートします。

                        [no] を選択すると、Cisco UCS Manager はサービス プロファイルの任意の vNIC、vHBA、iSCSI デバイスを使用し、ブート ポリシー内で指定されたデバイス名とサービス プロファイル内で指定されたものとが一致するかどうかをレポートしません。

                         
                        ステップ 5UCS-A /org/boot-policy # set reboot-on-update {no | yes}  

                        このブート ポリシーを使用するサーバが、ブート順序の変更後に自動的に再起動されるかどうかを指定します。

                        Cisco UCS Manager GUI で、[順序を変更したときにリブートする] チェックボックスがブート ポリシーについて選択されており、CD-ROM またはフロッピーがブート順の最後のデバイスの場合に、デバイスを取り外すか、装着すると、ブート順に直接効力がなく、サーバがリブートされません。

                         
                        ステップ 6UCS-A /org/boot-policy # create iscsi  

                        ブート ポリシーに iSCSI ブートを追加します。

                         
                        ステップ 7UCS-A /org/boot-policy/iscsi # create path {primary | secondary}  

                        Cisco UCS Manager が iSCSI ターゲットに到達するために使用する、プライマリ パスとセカンダリ パスを指定します。iSCSI ブートの場合、2 つのパスを設定します。 Cisco UCS Manager は、プライマリ パスを最初に使用し、それが失敗した場合、セカンダリ パスを使用します。

                         
                        ステップ 8UCS-A /org/boot-policy/iscsi/path # create iscsivnicname iscsi-vnic-name  

                        iSCSI vNIC を作成します。

                         
                        ステップ 9UCS-A /org/boot-policy/iscsi/path # exit  

                        iSCSI パス モードを終了します。

                         
                        ステップ 10UCS-A /org/boot-policy/iscsi/path # set order order-num  

                        ブート順序内の iSCSI ブート順序を指定します。

                         
                        ステップ 11ステップ 8 ~ 10 を繰り返し、セカンダリ iSCSI vNIC を作成します。  (任意) 
                        ステップ 12UCS-A /org/boot-policy/iscsi # commit-buffer  

                        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                         

                        次の例は、iscsi-boot-policy-LAN という名前の iSCSI ブート ポリシーを作成し、ブート ポリシーの説明を記入し、このポリシーを使用するサーバはブート順序変更時に自動でリブートしないよう指定し、iSCSI ブートのブート順序を 2 に設定し、iSCSI ブートを作成して iscsienic1 という vNIC に関連付け、トランザクションをコミットする方法を示します。

                        UCS-A# scope org /
                        UCS-A /org* # create boot-policy iscsi-boot-policy-LAN purpose operational
                        UCS-A /org/boot-policy* # set descr "Boot policy that boots from iSCSI."
                        UCS-A /org/boot-policy* # set enforce-vnic-name yes
                        UCS-A /org/boot-policy* # set reboot-on-update no
                        UCS-A /org/boot-policy* # create iscsi
                        UCS-A /org/boot-policy/iscsi* # create path primary
                        UCS-A /org/boot-policy/iscsi/path* # set iscsivnicname iscsienic1
                        UCS-A /org/boot-policy/iscsi/path* # exit
                        UCS-A /org/boot-policy/iscsi* # set order 2
                        UCS-A /org/boot-policy/iscsi* # commit-buffer
                        UCS-A /org/boot-policy # 
                        
                        次の作業

                        ブート ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。

                        このブート ポリシーを含むサービス プロファイルがサーバに関連付けられた後で、サーバの [一般] タブの [ブート順序の詳細] 領域で実際のブート順序を確認できます。

                        ブート ポリシーからの iSCSI デバイスの削除

                        手順
                           コマンドまたはアクション目的
                          ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                          指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                           
                          ステップ 2UCS-A /org # scope boot-policy boot-pol-name  

                          指定したブート ポリシーでブート ポリシー組織モードを開始します。

                           
                          ステップ 3UCS-A /org/boot-policy # delete iscsi  

                          ブート ポリシーから iSCSI ブートを削除します。

                           
                          ステップ 4UCS-A /org/boot-policy # commit-buffer  

                          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                           

                          次に、boot-policy-iscsi という名前のブート ポリシーから iSCSI ブートを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

                          UCS-A# scope org /
                          UCS-A /org # scope boot-policy boot-policy-iscsi
                          UCS-A /org/boot-policy # delete iscsi
                          UCS-A /org/boot-policy* # commit-buffer
                          UCS-A /org/boot-policy # 
                          

                          サービス プロファイル レベルでのイニシエータ IQN の設定

                          サービス プロファイルでは、特定の IQN または IQN のプールから取得される IQN を持つイニシエータを作成できます。

                          はじめる前に

                          CLI を使用して IQN を削除できません。

                          イニシエータ IQN の設定ガイドラインについては、イニシエータ IQN の設定 を参照してください。

                          手順
                             コマンドまたはアクション目的
                            ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                            指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                             
                            ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

                            サービス プロファイルのサービス プロファイル組織モードを開始します。

                             
                            ステップ 3UCS-A /org/service-profile# set iscsi-identity {initiator nameinitiator-name|initiator-pool-namepool-name} 

                            指定された名前でイニシエータを作成します。 名前には 16 文字以内の英数字を使用できます。

                             
                            ステップ 4UCS-A /org/service-profile* # commit buffer 

                            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                             
                            ステップ 5UCS-A /org/auth-profile* # exit  

                            現在のモードを終了します。

                             

                            次の例では、iSCSI イニシエータの特定の名前を作成し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                            UCS-A# scope org /
                            UCS-A /org # scope service-profile accounting
                            UCS-A /org/service-profile # set iscsi-identity initiator-name manual:IQN
                            UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer
                            

                            サービス プロファイルでの iSCSI vNIC の作成

                            サービス プロファイルに iSCSI vNIC を作成できます。

                            はじめる前に

                            iSCSI デバイスのオーバーレイ vNIC として使用される、サービス プロファイル内のイーサネット vNIC が必要です。

                            手順
                               コマンドまたはアクション目的
                              ステップ 1UCS-A # scope org org-name  

                              指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                               
                              ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

                              サービス プロファイルのサービス プロファイル組織モードを開始します。

                               
                              ステップ 3UCS-A /org/service-profile # create vnic-iscsi iscsi-vnic-name . 

                              iSCSI vNIC の名前を指定します。

                               
                              ステップ 4UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi* # set iscsi-adaptor-policy iscsi-adaptor-name   (任意)

                              この iSCSI vNIC 用に作成した iSCSI アダプタ ポリシーを指定します。

                               
                              ステップ 5UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi* # set auth-name authentication-profile-name   (任意)

                              iSCSI vNIC によって使用される認証プロファイルを設定します。 設定する認証プロファイルがすでに存在している必要があります。 詳細については、認証プロファイルの作成を参照してください。

                               
                              ステップ 6UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi* # set identity { dynamic-mac {dynamic-mac-address | derived } | mac-pool mac-pool-name }  
                              iSCSI vNIC の MAC アドレスを指定します。
                              (注)     

                              MAC アドレスは、Cisco UCS NIC M51KR-B アダプタ専用に設定されます。

                               
                              ステップ 7UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi* # set iscsi-identity {initiator-name initiator-name | initiator-pool-name iqn-pool-name}  

                              iSCSI 発信側の名前または iSCSI 発信側名の提供元の IQN プール名を指定します。 iSCSI 発信側名には最大 223 文字を使用できます。

                               
                              ステップ 8UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi* # set overlay-vnic-name overlay-vnic-name  

                              オーバーレイ vNIC として iSCSI デバイスで使用される、イーサネット vNIC を指定します。 詳細については、サービス プロファイルの vNIC の設定を参照してください。

                               
                              ステップ 9UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi* # create eth-if 

                              iSCSI vNIC に割り当てられた VLAN のイーサネット インターフェイスを作成します。

                               
                              ステップ 10UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi/eth-if* # set vlanname vlan-name. 

                              VLAN 名を指定します。 VLAN のデフォルトのパスワードは、「default」です。 Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カードおよび Cisco UCS VIC-1240 仮想インターフェイス カード の場合、指定する VLAN はオーバレイ vNIC のネイティブ VLAN と同じである必要があります。 Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 アダプタの場合、指定した VLAN は、オーバーレイ vNIC に割り当てられたどの VLAN でも設定できます。

                               
                              ステップ 11UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi # commit-buffer  

                              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                               

                              次に、scsivnic1 という iSCSI vNIC を作成し、accounting という既存のサービス プロファイルに追加し、トランザクションをコミットする例を示します。

                              UCS-A# scope org /
                              UCS-A /org # scope service-profile accounting
                              UCS-A /org/service-profile # create vnic-iscsi iSCSI1
                              UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi* # set iscsi-adaptor-policy iscsiboot
                              UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi* # set auth-name initauth
                              UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi* # set identity dynamic-mac derived
                              UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi* # set iscsi-identity initiator-name iSCSI1
                              UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi* # set overlay-vnic-name eth1
                              UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi* # create eth-if
                              UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi/eth-if* # set vlanname default
                              UCS-A /org/service-profile/vnic-iscsi/eth-if* # commit buffer
                              
                              
                              次の作業

                              スタティック IP アドレス、設定された IP プールからの IP アドレス、または DHCP を使用してブートするように iSCSI イニシエータを設定します。

                              サービス プロファイルからの iSCSI vNIC の削除

                              手順
                                 コマンドまたはアクション目的
                                ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                                指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                 
                                ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

                                サービス プロファイルのサービス プロファイル組織モードを開始します。

                                 
                                ステップ 3UCS-A /org/service-profile # delete vnic-iscsi iscsi-vnic-name  

                                指定したサービス プロファイルから指定した iSCSI vNIC を削除します。

                                 
                                ステップ 4UCS-A /org/service-profile # commit-buffer  

                                トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                 

                                次に、scsivnic1 という iSCSI vNIC を削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

                                UCS-A# scope org /
                                UCS-A /org # scope service-profile accounting
                                UCS-A /org/service-profile # delete vnic-iscsi scsivnic1
                                UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer
                                UCS-A /org/service-profile #

                                スタティック IP アドレスを使用してブートする iSCSI イニシエータの作成

                                サービス プロファイルで iSCSI イニシエータを作成し、スタティック IP アドレスを使用してブートするよう設定できます。

                                はじめる前に
                                次の設定が済んでいます。
                                • サービス プロファイルに iSCSI オーバレイ vNIC を作成した。

                                • サービス プロファイルに iSCSI vNIC を作成した。

                                手順
                                   コマンドまたはアクション目的
                                  ステップ 1UCS-A # scope org org-name  

                                  指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                   
                                  ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

                                  サービス プロファイルのサービス プロファイル組織モードを開始します。

                                   
                                  ステップ 3UCS-A /org/service-profile # scope vnic-iscsi iscsi-vnic-name  

                                  指定した iSCSI vNIC のコンフィギュレーション モードを開始します。

                                   
                                  ステップ 4UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # create ip-if 

                                  IP インターフェイスを作成します。

                                   
                                  ステップ 5UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/eth-if/ip-if* # enter static-ip-params 

                                  スタティック IP ブート パラメータを入力することを指定します。

                                   
                                  ステップ 6UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/eth-if/ip-if/static-ip-params* # set addr ip-address 

                                  スタティック IP アドレスを指定します。

                                   
                                  ステップ 7UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/eth-if/ip-if/static-ip-params* # set default-gw ip-address 

                                  デフォルト ゲートウェイの IP アドレスを指定します。

                                   
                                  ステップ 8UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/eth-if/ip-if/static-ip-params* # set primary-dns ip-address 

                                  プライマリ DNS IP アドレスを指定します。

                                   
                                  ステップ 9UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/eth-if/ip-if/static-ip-params* # set secondary-dns ip-address 

                                  セカンダリ DNS IP アドレスを指定します。

                                   
                                  ステップ 10UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/eth-if/ip-if/static-ip-params* # set subnet subnet-ip-address 

                                  サブネット マスクを指定します。

                                   
                                  ステップ 11UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/eth-if/ip-if/static-ip-params* # commit buffer 

                                  トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                   

                                  次の例に、スタティック IP アドレスを使用してブートするようにイニシエータを設定し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                                  UCS-A # scope org
                                  UCS-A /org # scope service-profile accounting
                                  UCS-A /org/service-profile # scope vnic-iscsi iSCSI1
                                  UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # create ip-if 
                                  UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if* # enter static-ip-params 
                                  UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/static-ip-params* # set addr 10.104.105.193
                                  UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/static-ip-params* # set default-gw 10.104.105.1
                                  UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/static-ip-params* # set primary-dns 11.11.11.100
                                  UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/static-ip-params* # set secondary-dns 11.11.11.100
                                  UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/static-ip-params* # set subnet 255.255.255.0
                                  UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/static-ip-params* # commit-buffer
                                  次の作業

                                  iSCSI ターゲットを作成します。

                                  iSCSI イニシエータからのスタティック IP アドレス ブート パラメータの削除

                                  サービス プロファイルで、iSCSI イニシエータからスタティック IP アドレス ブート パラメータを削除できます。

                                  手順
                                     コマンドまたはアクション目的
                                    ステップ 1UCS-A # scope org org-name  

                                    指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                     
                                    ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

                                    サービス プロファイルのサービス プロファイル組織モードを開始します。

                                     
                                    ステップ 3UCS-A /org/service-profile # scope vnic-iscsi iscsi-vnic-name  

                                    指定した iSCSI vNIC のコンフィギュレーション モードを開始します。

                                     
                                    ステップ 4UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # scope ip-if 

                                    IP インターフェイスでコンフィギュレーション モードを開始します。

                                     
                                    ステップ 5UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if* # delete static-ip-params 

                                    発信側からスタティック IP ブート パラメータを削除します。

                                     
                                    ステップ 6UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/static-ip-params* # commit buffer 

                                    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                     

                                    次に、スタティック IP アドレス ブート パラメータを発信側から削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

                                    UCS-A # scope org
                                    UCS-A /org # scope service-profile accounting
                                    UCS-A /org/service-profile # scope vnic-iscsi iSCSI1 
                                    UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # scope ip-if 
                                    UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if # delete static-ip-params 
                                    UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if* # commit-buffer 

                                    IP プールからの IP アドレスを使用してブートする iSCSI イニシエータの作成

                                    サービス プロファイルでは、iSCSI イニシエータを作成し、作成した IP プールからの IP アドレスを使用してブートするように設定できます。

                                    はじめる前に
                                    次の設定が済んでいます。
                                    • サービス プロファイルにオーバーレイ vNIC を作成した

                                    • サービス プロファイルに iSCSI vNIC を作成した。

                                    手順
                                       コマンドまたはアクション目的
                                      ステップ 1UCS-A # scope org org-name  

                                      指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                       
                                      ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

                                      サービス プロファイルのサービス プロファイル組織モードを開始します。

                                       
                                      ステップ 3UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot 

                                      iSCSI ブート パラメータを設定するコンフィギュレーション モードを開始します。

                                       
                                      ステップ 4UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iscsi-vnic-name  

                                      指定した iSCSI vNIC のコンフィギュレーション モードを開始します。

                                       
                                      ステップ 5UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi* # scope ip-if 

                                      iSCSI イーサネット インターフェイスのコンフィギュレーション モードを開始します。

                                       
                                      ステップ 6UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if* # enter pooled-ip-params 

                                      以前に作成された iSCSI イニシエータ IP プールからの IP アドレスのいずれかを使用して iSCSI イニシエータがブートするよう指定します。

                                       
                                      ステップ 7UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/pooled-ip-params* # commit buffer 

                                      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                       

                                      次に、iSCSI イニシエータを作成し、IP プールからの IP アドレスを使用してブートするように設定する例を示します。

                                      UCS-A # scope org
                                      UCS-A /org # scope service-profile accounting
                                      UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iSCSI1
                                      UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # scope ip-if
                                      UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if* # enter pooled-ip-params 
                                      UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/pooled-ip-params* # commit buffer 
                                      
                                      次の作業

                                      iSCSI ターゲットを作成します。

                                      iSCSI イニシエータからの IP プール ブート パラメータの削除

                                      サービス プロファイルでは、iSCSI イニシエータを作成し、作成した IP プールからの IP アドレスを使用してブートするように設定できます。

                                      手順
                                         コマンドまたはアクション目的
                                        ステップ 1UCS-A # scope org org-name  

                                        指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                         
                                        ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

                                        サービス プロファイルのサービス プロファイル組織モードを開始します。

                                         
                                        ステップ 3UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot 

                                        iSCSI ブート パラメータを設定するコンフィギュレーション モードを開始します。

                                         
                                        ステップ 4UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/ # scope vnic-iscsi iscsi-vnic-name  

                                        指定した iSCSI vNIC のコンフィギュレーション モードを開始します。

                                         
                                        ステップ 5UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # enter ip-if 

                                        IP インターフェイスでコンフィギュレーション モードを開始します。

                                         
                                        ステップ 6UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if* # delete pooled-ip-params 

                                        iSCSI イニシエータがブートのために IP プールからの IP アドレスを使用しないことを指定します。

                                         
                                        ステップ 7UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/pooled-ip-params* # commit buffer 

                                        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                         

                                        次に、IP アドレスを使用するブートを IP プール パラメータから削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

                                        UCS-A # scope org
                                        UCS-A /org # scope service-profile accounting
                                        UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot
                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iSCSI1
                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # enter ip-if
                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if* # delete pooled-ip-params 
                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/pooled-ip-params* # commit buffer 
                                        

                                        DHCP を使用してブートする iSCSI イニシエータの作成

                                        サービス プロファイルで iSCSI イニシエータを作成し、DHCP を使用してブートするよう設定できます。

                                        はじめる前に
                                        次の設定が済んでいます。
                                        • サービス プロファイルに iSCSI オーバレイ vNIC を作成した。

                                        • サービス プロファイルに iSCSI vNIC を作成した。

                                        手順
                                           コマンドまたはアクション目的
                                          ステップ 1UCS-A # scope org org-name  

                                          指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                           
                                          ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

                                          サービス プロファイルのサービス プロファイル組織モードを開始します。

                                           
                                          ステップ 3UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot 

                                          iSCSI ブート パラメータを設定するコンフィギュレーション モードを開始します。

                                           
                                          ステップ 4UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iscsi-vnic-name  

                                          指定した iSCSI vNIC のコンフィギュレーション モードを開始します。

                                           
                                          ステップ 5UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # create ip-if 

                                          IP インターフェイスを作成します。

                                           
                                          ステップ 6UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if* # create dhcp-ip-params 

                                          DHCP を使用してブートするよう発信側を設定していることを指定します。

                                           
                                          ステップ 7UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/dhcp-ip-params* # commit buffer 

                                          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                           

                                          次の例に、DHCP を使用してブートするようにイニシエータを設定し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                                          UCS-A # scope org
                                          UCS-A /org # scope service-profile accounting
                                          UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot
                                          UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iSCSI1
                                          UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # create ip-if
                                          UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if* # create dhcp-ip-params 
                                          UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/dhcp-ip-params* # commit-buffer
                                          次の作業

                                          iSCSI ターゲットを作成します。

                                          iSCSI イニシエータからの DHCP ブート パラメータの削除

                                          サービス プロファイルで、iSCSI イニシエータから DHCP ブート パラメータを削除できます。

                                          手順
                                             コマンドまたはアクション目的
                                            ステップ 1UCS-A # scope org org-name  

                                            指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                             
                                            ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

                                            サービス プロファイルのサービス プロファイル組織モードを開始します。

                                             
                                            ステップ 3UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot 

                                            iSCSI ブート パラメータを設定するコンフィギュレーション モードを開始します。

                                             
                                            ステップ 4UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iscsi-vnic-name  

                                            指定した iSCSI vNIC のコンフィギュレーション モードを開始します。

                                             
                                            ステップ 5UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # enter ip-if 

                                            IP インターフェイスでコンフィギュレーション モードを開始します。

                                             
                                            ステップ 6UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if* # delete dhcp-ip-params 

                                            発信側がブートのために DHCP を使用しないことを指定します。

                                             
                                            ステップ 7UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/dhcp-ip-params* # commit buffer 

                                            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                             

                                            次に、DHCP パラメータを使用してブート削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

                                            UCS-A # scope org
                                            UCS-A /org # scope service-profile accounting
                                            UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot
                                            UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iSCSI1 
                                            UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # enter ip-if
                                            UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if* # delete dhcp-ip-params 
                                            UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ip-if/dhcp-ip-params* # commit-buffer

                                            IQN プール

                                            IQN プールは、Cisco UCS ドメイン内の iSCSI vNIC によって発信側 ID として使用される iSCSI 修飾名(IQN)の集合です。

                                            IQN プール メンバーの形式は、prefix:suffix:numberであり、接頭辞、接尾辞、および番号のブロック(範囲)を指定できます。

                                            IQN プールは、番号の範囲と接尾辞は異なるものの、同じ接頭辞を共有する複数の IQN ブロックを含むことができます。

                                            IQN プールの作成


                                            (注)  


                                            ほとんどの場合、最大 IQN サイズ(プレフィックス + サフィックス + 追加文字)は 223 文字です。 Cisco UCS NIC M51KR-B アダプタを使用する場合、IQN サイズを 128 文字に制限する必要があります。


                                            手順
                                               コマンドまたはアクション目的
                                              ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                                              指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、/org-name として入力します。

                                               
                                              ステップ 2UCS-A /org # create iqn-pool pool-name  

                                              指定された名前で IQN プールを作成し、組織 IQN プール モードを開始します。

                                              この名前には、1 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)は使用できますが、それ以外の特殊文字とスペースは使用できません。また、オブジェクトが保存された後で、この名前を変更することはできません。

                                               
                                              ステップ 3UCS-A /org/iqn-pool # set iqn-prefix prefix  

                                              IQN ブロック メンバーのプレフィックスを指定します。 アダプタ カードによって制限されない限り、プレフィックスには最大 150 文字を使用できます。

                                               
                                              ステップ 4UCS-A /org/iqn-pool # set descr description   (任意)

                                              IQN プールの説明を記入します。 256 文字以下で入力します。

                                              (注)     

                                              説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

                                               
                                              ステップ 5UCS-A /org/iqn-pool # set assignmentorder {default | sequential} 

                                              次のいずれかになります。

                                              • [default]:Cisco UCS Manager はプールからランダム ID を選択します。

                                              • [sequential]:Cisco UCS Manager はプールから最も小さい使用可能 ID を選択します。

                                               
                                              ステップ 6UCS-A /org/iqn-pool # create block suffix from to  

                                              IQN ブロック(範囲)を作成し、組織 IQN プール ブロック モードを開始します。 ベース サフィックス、サフィックス開始番号、およびサフィックス終了番号を指定する必要があります。 最終的な IQN プール メンバーは prefix:suffix:number という形式になります。 サフィックスは最大 64 文字まで使用できます。

                                              (注)     

                                              IQN プールには、複数の IQN ブロックを含めることができます。 複数のブロックを作成するには、組織 IQN プール モードから複数の create block コマンドを入力します。

                                               
                                              ステップ 7UCS-A /org/iqn-pool/block # commit-buffer  

                                              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                               

                                              次に、pool4 という名前の IQN プールを作成し、プールの説明を記入し、プールに使用されるプレフィックスおよびサフィックス ブロックを指定し、トランザクションをコミットする例を示します。

                                              UCS-A# scope org /
                                              UCS-A /org # create iqn-pool pool4
                                              UCS-A /org/iqn-pool* # set iqn-prefix iqn.alpha.com
                                              UCS-A /org/iqn-pool* # set descr "This is IQN pool 4"
                                              UCS-A /org/iqn-pool* # create block beta 3 5
                                              UCS-A /org/iqn-pool/block* # commit-buffer
                                              UCS-A /org/iqn-pool/block #
                                              
                                              次の作業

                                              IQN サフィックス プールをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。

                                              IQN プールへのブロックの追加

                                              手順
                                                 コマンドまたはアクション目的
                                                ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                                                指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                                 
                                                ステップ 2UCS-A /org # scope iqn-pool pool-name  

                                                指定したプールの組織 IQN プール モードを開始します。

                                                 
                                                ステップ 3UCS-A /org/iqn-pool # create block suffix from to  

                                                IQN サフィックスのブロック(範囲)を作成し、組織 IQN プール ブロック モードを開始します。 ベース サフィックス、サフィックス開始番号、およびサフィックス終了番号を指定する必要があります。 最終的な IQN プール メンバーは prefix:suffix:number という形式になります。

                                                (注)     

                                                IQN プールには、複数の IQN ブロックを含めることができます。 複数のブロックを作成するには、組織 IQN プール モードから複数の create block コマンドを入力します。

                                                 
                                                ステップ 4UCS-A /org/iqn-pool/block # commit-buffer  

                                                トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                 
                                                ステップ 5UCS-A /org/iqn-pool/block # exit   (任意)

                                                組織 IQN プール モードに戻ります。

                                                 
                                                ステップ 6UCS-A /org/iqn-pool # show block   (任意)

                                                サフィックスのブロックを表示します。

                                                 

                                                この例では、IQN サフィックスのブロックを pool4 という名前の IQN プールに追加し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                                                UCS-A# scope org /
                                                UCS-A /org # scope iqn-pool pool4
                                                UCS-A /org/iqn-pool # create block beta 3 5
                                                UCS-A /org/iqn-pool/block* # commit-buffer
                                                UCS-A /org/iqn-pool/block # exit
                                                UCS-A /org/iqn-pool # show block
                                                Block of IQN Names:
                                                    Suffix     From  To
                                                    ---------- ----- --
                                                    beta           3     5
                                                
                                                UCS-A /org/iqn-pool # 
                                                

                                                IQN プールからのブロックの削除

                                                プールからアドレス ブロックを削除すると、Cisco UCS Manager はそのブロックの中の vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたブロックのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。

                                                • 関連付けられたサービス プロファイルが削除された場合。

                                                • アドレスが割り当てられた vNIC または vHBA が削除された場合。

                                                • vNIC または vHBA が異なるプールに割り当てられた場合。

                                                手順
                                                   コマンドまたはアクション目的
                                                  ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                                                  指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                                   
                                                  ステップ 2UCS-A /org # scope iqn-pool pool-name 

                                                  指定したプールの組織 IQN プール モードを開始します。

                                                   
                                                  ステップ 3UCS-A /org/iqn-pool # delete block suffix from to 

                                                  IQN のブロック(範囲)を削除します。 削除するブロック内のベース サフィクス、最初と最後の数を指定します。

                                                   
                                                  ステップ 4UCS-A /org/iqn-pool # commit-buffer 

                                                  トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                   

                                                  この例では、サフィックスのブロックを pool4 という名前の IQN プールから削除し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                                                  UCS-A# scope org /
                                                  UCS-A /org # scope iqn-pool pool4
                                                  UCS-A /org/iqn-pool # delete block beta 0 12
                                                  UCS-A /org/iqn-pool* # commit-buffer
                                                  UCS-A /org/iqn-pool # 
                                                  

                                                  IQN プールの削除

                                                  プールを削除した場合、Cisco UCS Manager は、 でそのプールの vNIC または vHBA に割り当てられたアドレスを再割り当てしません。 削除されたプールのすべての割り当て済みブロックは、次のいずれかが起きるまで、割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。

                                                  • 関連付けられたサービス プロファイルが削除された場合。

                                                  • アドレスが割り当てられた vNIC または vHBA が削除された場合。

                                                  • vNIC または vHBA が異なるプールに割り当てられた場合。

                                                  手順
                                                     コマンドまたはアクション目的
                                                    ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                                                    指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、/org-name として入力します。

                                                     
                                                    ステップ 2UCS-A /org # delete iqn-pool pool-name  

                                                    指定された IQN プールを削除します。

                                                     
                                                    ステップ 3UCS-A /org # commit-buffer  

                                                    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                     

                                                    次に、pool4 という名前の IQN プールを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

                                                    UCS-A# scope org /
                                                    UCS-A /org # delete iqn-pool pool4
                                                    UCS-A /org* # commit-buffer
                                                    UCS-A /org # 
                                                    

                                                    IQN プール使用の表示

                                                    手順
                                                       コマンドまたはアクション目的
                                                      ステップ 1UCS-A# scope org org-name 

                                                      指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、/org-name として入力します。

                                                       
                                                      ステップ 2UCS-A /org # scope iqn-pool pool-name  

                                                      指定したプールの組織 IQN プール モードを開始します。

                                                       
                                                      ステップ 3UCS-A /org/iqn-pool # show pooled  

                                                      IQN ブロック メンバの割り当てを表示します。

                                                       

                                                      次に、pool4 という名前の IQN プールにおけるサフィックスの割り当てを表示する例を示します。

                                                      UCS-A# scope org /
                                                      UCS-A /org # scope iqn-pool pool4
                                                      UCS-A /org/iqn-pool # show pooled
                                                      Pooled:
                                                          Name       Assigned Assigned To Dn
                                                          ---------- -------- --------------
                                                          beta:3     No
                                                          beta:4     No
                                                          beta:5     No
                                                      
                                                      UCS-A /org/iqn-pool # 
                                                      

                                                      iSCSI スタティック ターゲットの作成

                                                      スタティック ターゲットを作成できます。

                                                      はじめる前に

                                                      iSCSI vNIC を作成済みです。

                                                      手順
                                                         コマンドまたはアクション目的
                                                        ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                                                        指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                                         
                                                        ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

                                                        iSCSI ターゲットを追加するサービス プロファイルのサービス プロファイル組織モードを開始します。

                                                         
                                                        ステップ 3UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot 

                                                        iSCSI ブート パラメータを設定するモードを開始します。

                                                         
                                                        ステップ 4UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iscsi-vnic-name  

                                                        指定した vNIC 名で iSCSI vNIC モードを開始します。

                                                         
                                                        ステップ 5UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # create static-target-if {1 | 2}  

                                                        iSCSI vNIC のスタティック ターゲットを作成し、プライオリティ レベルを指定します。

                                                        有効なプライオリティ レベルは 1 または 2 です。

                                                         
                                                        ステップ 6UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if # set name name  

                                                        iSCSI ターゲットの iSCSI Qualified Name(IQN)または拡張固有識別子(EUI)の名前を定義する正規表現。

                                                        任意の英数字および次の特殊文字を入力することができます。

                                                        • . (ピリオド)

                                                        • :(コロン)

                                                        • -(ダッシュ)

                                                        重要:

                                                        この名前は、標準 IQN または EUI のガイドラインを使用して正しい形式にする必要があります。

                                                        次に、正しい形式の iSCSI ターゲット名の例を示します。

                                                        • iqn.2001-04.com.example

                                                        • iqn.2001-04.com.example:storage:diskarrays-sn-a8675309

                                                        • iqn.2001-04.com.example:storage.tape1.sys1.xyz

                                                        • iqn.2001-04.com.example:storage.disk2.sys1.xyz

                                                        • eui.02004567A425678D

                                                         
                                                        ステップ 7UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if # set port port-num  

                                                        iSCSI ターゲットに関連付けられたポート。

                                                        1 ~ 65535 の整数を入力します。 デフォルト値は 3260 です。

                                                         
                                                        ステップ 8UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if # set auth-name auth-profile   (任意)

                                                        ターゲットがそれ自体を認証する必要があり、認証プロファイルを設定済みの場合、認証プロファイルの名前を指定する必要があります。

                                                        関連付けられた iSCSI 認証プロファイルの名前。

                                                         
                                                        ステップ 9UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if # set ipaddress ipv4-address  

                                                        iSCSI ターゲットに割り当てられた IPv4 アドレス。

                                                         
                                                        ステップ 10UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if # create lun   インターフェイスの位置に対応する LUN を作成します。  
                                                        ステップ 11UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if/lun* # set id id-number  

                                                        ターゲット LUN id を指定します。 有効値は、0 ~ 65535 です。

                                                         
                                                        ステップ 12UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if/lun* # exit  

                                                        現在のコンフィギュレーション モードを終了します。

                                                         
                                                        ステップ 13UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if # exit  

                                                        現在のコンフィギュレーション モードを終了します。

                                                         
                                                        ステップ 14UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # commit-buffer  

                                                        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                         
                                                        ステップ 15ステップ 5 ~ 14 を繰り返して 2 番目のスタティック ターゲットを作成します。   (任意) 

                                                        次に、2 つの iSCSI スタティック ターゲット インターフェイスを作成して、トランザクションをコミットする例を示します。

                                                        UCS-A # scope org test
                                                        UCS-A /org # scope service-profile accounting
                                                        UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iSCSI1
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # create static-target-if 1
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if* # set name statictarget1
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if* # set port 3260
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if* # set auth-name authprofile1
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if* # set ip-address 192.168.10.10
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if* # create lun
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if/lun* # set id 1
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if/lun* # exit
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if* # exit
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # commit-buffer
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # create static-target-if 2
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if* # set ipaddress 192.168.10.11 
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if* # set name statictarget2
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if* # set port 3260
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if* # set auth-name authprofile1
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if* # create lun
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if/lun* # set id 1
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if/lun* # exit
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/static-target-if* # exit
                                                        UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # commit-buffer
                                                        
                                                        

                                                        次の作業

                                                        2 番目の iSCSI デバイスを設定するには、iSCSI vNIC、イニシエータおよびターゲットを作成する手順を繰り返します。

                                                        iSCSI スタティック ターゲットの削除

                                                        iSCSI スタティック ターゲットを削除できます。 ただし、1 つの iSCSI スタティック ターゲットを削除した後、少なくとも 1 つの iSCSI スタティック ターゲットが残るようにする必要があります。 したがって、1 つの iSCSI スタティック ターゲットを削除するには、2 つの iSCSI スタティック ターゲットが必要です。


                                                        (注)  


                                                        2 つの iSCSI ターゲットがあり、優先順位 1 位のターゲットを削除すると、優先順位 2 位のターゲットが優先順位 1 位のターゲットになります。ただし、このターゲットは、Cisco UCS Manager では、引き続き優先順位 2 位のターゲットとして表示されます。


                                                        手順
                                                           コマンドまたはアクション目的
                                                          ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                                                          指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                                           
                                                          ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

                                                          iSCSI ターゲットを追加するサービス プロファイルのサービス プロファイル組織モードを開始します。

                                                           
                                                          ステップ 3UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot 

                                                          iSCSI ブート パラメータを設定するモードを開始します。

                                                           
                                                          ステップ 4UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iscsi-vnic-name  

                                                          指定した vNIC 名で iSCSI vNIC モードを開始します。

                                                           
                                                          ステップ 5UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # delete static-target-if  

                                                          iSCSI vNIC のスタティック ターゲットを削除します。

                                                           
                                                          ステップ 6UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # commit-buffer  

                                                          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                           

                                                          次に、iSCSI スタティック ターゲットを削除してトランザクションをコミットする例を示します。

                                                          UCS-A # scope org test
                                                          UCS-A /org # scope service-profile sample
                                                          UCS-A /org # scope iscsi-boot
                                                          UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi trial
                                                          UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # delete static-target-if 1
                                                          UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # commit-buffer
                                                          UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi #

                                                          iSCSI 自動ターゲットの作成

                                                          ベンダー ID の有無にかかわらず iSCSI 自動ターゲットを作成できます。

                                                          はじめる前に
                                                          iSCSI ターゲットを自動作成する前に、これらの前提条件に適合する必要があります。
                                                          手順
                                                             コマンドまたはアクション目的
                                                            ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                                                            指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                                             
                                                            ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

                                                            iSCSI ターゲット インターフェイスを追加するサービス プロファイルのサービス プロファイル組織モードを開始します。

                                                             
                                                            ステップ 3UCS-A /org # scope iscsi-boot

                                                            例: 

                                                            iSCSI ブート パラメータを設定するモードを開始します。

                                                             
                                                            ステップ 4UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iscsi-vnic-name  

                                                            指定した vNIC 名の iSCSI vNIC サービス プロファイル組織モードを開始します。

                                                             
                                                            ステップ 5UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/ # create auto-target-if  

                                                            iSCSI vNIC の自動ターゲットを作成します。

                                                            ベンダー ID なしで自動ターゲットを使用する場合は、イニシエータの名前を設定する必要があります。 詳細については、サービス プロファイルでの iSCSI vNIC の作成を参照してください。

                                                             
                                                            ステップ 6UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/auto-target-if* # set dhcp-vendor-id vendor-id  (任意)

                                                            自動ターゲットのベンダー ID を設定します。 ベンダー ID には、最大 32 文字の英数字を指定できます。

                                                             
                                                            ステップ 7UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/auto-target-if* # exit  

                                                            現在のコンフィギュレーション モードを終了します。

                                                             
                                                            ステップ 8UCS-A /org/service-profile/iscis-boot/vnic-iscsi # commit-buffer  

                                                            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                             

                                                            次に、iSCSI ターゲットを自動ベンダー ID なしで作成してトランザクションをコミットする例を示します。

                                                            UCS-A # scope org
                                                            UCS-A /org # scope service-profile accounting
                                                            UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot
                                                            UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iSCSI1
                                                            UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # create auto-target-if
                                                            UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/auto-target-if* # exit
                                                            UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # commit-buffer
                                                            

                                                            次に、iSCSI ターゲットを自動ベンダー ID ありで作成してトランザクションをコミットする例を示します。

                                                            UCS-A # scope org
                                                            UCS-A /org # scope service-profile accounting
                                                            UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot
                                                            UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iSCSI1
                                                            UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # create auto-target-if
                                                            UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/auto-target-if* # set dhcp-vendor-id iSCSI_Vendor
                                                            UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi/auto-target-if* # exit
                                                            UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # commit-buffer
                                                            次の作業

                                                            2 番目の iSCSI デバイスを設定するには、iSCSI vNIC、イニシエータおよびターゲットを作成する手順を繰り返します。

                                                            iSCSI 自動ターゲットの削除

                                                            スタティック ターゲット セットがある場合にのみ自動ターゲットを削除できます。

                                                            手順
                                                               コマンドまたはアクション目的
                                                              ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                                                              指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                                               
                                                              ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

                                                              iSCSI ターゲットを追加するサービス プロファイルでサービス プロファイル モードを開始します。

                                                               
                                                              ステップ 3UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot 

                                                              iSCSI ブート パラメータを設定するモードを開始します。

                                                               
                                                              ステップ 4UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iscsi-vnic-name  

                                                              指定した vNIC 名で iSCSI vNIC モードを開始します。

                                                               
                                                              ステップ 5UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # delete auto-target-if  

                                                              自動ターゲットを削除します。

                                                               
                                                              ステップ 6UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # commit-buffer  

                                                              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                               

                                                              次に、iSCSI 自動ターゲットを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

                                                              UCS-A # scope org test
                                                              UCS-A /org # scope service-profile accounting
                                                              UCS-A /org/service-profile # scope iscsi-boot
                                                              UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot # scope vnic-iscsi iSCSI1
                                                              UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # delete auto-target-if
                                                              UCS-A /org/service-profile/iscsi-boot/vnic-iscsi # commit-buffer
                                                              

                                                              iSCSI ブートの確認

                                                              アダプタがブート中の場合、KVM コンソールを使用してブートアップ メッセージを確認します。 KVM コンソールにアクセスする方法については、「Starting the KVM Console」の章を参照してください。

                                                              この手順は、Cisco UCS Manager GUI を使用した場合にのみ実行できます。 詳細については、『UCS Manager GUI Configuration Guide』「Starting the KVM Console」の章を参照してください。

                                                              • Cisco UCS M51KR-B Broadcom BCM57711 では、次のメッセージが表示されます。
                                                                Logging in the 1st iSCSI Target…. Succeeded. 
                                                              • Cisco UCS M81KR 仮想インターフェイス カード では、次のメッセージが表示されます。
                                                                Option ROM installed successfully.

                                                              LAN ブート

                                                              LAN の集中プロビジョニング サーバから 1 つまたは複数のサーバをブートするブート ポリシーを設定できます。 LAN(または PXE)ブートは、その LAN サーバからサーバに OS をインストールする際に頻繁に使用されます。

                                                              LAN ブート ポリシーには、複数のタイプのブート デバイスを追加できます。 たとえば、ローカル ディスクや仮想メディア ブートをセカンダリ ブート デバイスとして追加できます。

                                                              ブート ポリシー用 LAN ブート ポリシー設定

                                                              はじめる前に

                                                              LAN ブート設定を含めるブート ポリシーを作成します。

                                                              手順
                                                                 コマンドまたはアクション目的
                                                                ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                                                                指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/」を org-name として入力します。

                                                                 
                                                                ステップ 2UCS-A /org # scope boot-policy policy-name  

                                                                指定されたブート ポリシーの組織ブート ポリシー モードを開始します。

                                                                 
                                                                ステップ 3UCS-A /org/boot-policy # create lan  

                                                                ブート ポリシーの LAN ブートを作成し、組織ブート ポリシー LAN モードを開始します。

                                                                 
                                                                ステップ 4UCS-A /org/boot-policy/lan # set order {1 | 2 | 3 | 4}  

                                                                LAN ブートのブート順序を指定します。

                                                                 
                                                                ステップ 5UCS-A /org/boot-policy/lan # create path {primary | secondary}  

                                                                プライマリまたはセカンダリ LAN ブート パスを作成し、組織ブート ポリシーの LAN パス モードを開始します。

                                                                 
                                                                ステップ 6UCS-A /org/boot-policy/lan/path # set vnic vnic-name  

                                                                ブート イメージへの LAN パスとして vNIC を使用するよう指定します。

                                                                 
                                                                ステップ 7UCS-A /org/boot-policy/lan/path # commit-buffer  

                                                                トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                                 

                                                                次の例は、lab2-boot-policy というブート ポリシーに入り、ポリシーに LAN ブートを作成し、ブート順序を 2 に設定し、vNIC1 および vNIC2 という名前の vNIC を使用するプライマリとセカンダリのパスを作成し、トランザクションをコミットします。

                                                                UCS-A# scope org /
                                                                UCS-A /org* # scope boot-policy lab2-boot-policy
                                                                UCS-A /org/boot-policy* # create lan
                                                                UCS-A /org/boot-policy/lan* # set order 2
                                                                UCS-A /org/boot-policy/lan* # create path primary
                                                                UCS-A /org/boot-policy/lan/path* # set vnic vNIC1
                                                                UCS-A /org/boot-policy/lan/path* # exit
                                                                UCS-A /org/boot-policy/lan* # create path secondary
                                                                UCS-A /org/boot-policy/lan/path* # set vnic vNIC2
                                                                UCS-A /org/boot-policy/lan/path* # commit-buffer 
                                                                UCS-A /org/boot-policy/lan/path #
                                                                
                                                                次の作業

                                                                ブート ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。

                                                                ローカル デバイス ブート

                                                                Cisco UCS Manager では、異なるローカル デバイスから起動することができます。


                                                                (注)  


                                                                UEFI ブート モードの Cisco UCS M3 ブレードおよびラック サーバに対しては、トップレベルおよび第 2 レベルのブート デバイスの両方を選択できます。 レガシー ブート モードのすべてのサーバに対しては、トップレベルのデバイスのみを選択できます。


                                                                ローカル ディスク ブート

                                                                サーバにローカル ドライブがある場合、ブート ポリシーを設定して、トップレベルのローカル ディスク デバイスまたは第 2 レベルのデバイスのいずれかからサーバを起動できます。

                                                                • ローカル LUN
                                                                • SD カード
                                                                • 内部 USB
                                                                • 外部 USB

                                                                (注)  


                                                                第 2 レベルのデバイスは、UEFI モードでのみ利用できます。 レガシー ブート モードについては、トップレベルの Add Local Disk のみを選択できます。


                                                                仮想メディア ブート

                                                                ブート ポリシーを設定して、サーバからアクセスできる仮想メディア デバイスから 1 つ以上のサーバを起動できます。 仮想メディア デバイスはサーバへの物理 CD/DVD ディスク(読み取り専用)、またはフロッピー ディスク(読み取りと書き込み)の挿入を模倣します。 このタイプのサーバ ブートは、通常サーバに手動でオペレーティング システムをインストールするために使用されます。


                                                                (注)  


                                                                第 2 レベルのデバイスは、UEFI モードでのみ利用できます。 レガシー ブート モードについては、トップレベルの Add CD/DVD または Add Floppy のみを選択できます。


                                                                リモート仮想ドライブのブート

                                                                ブート ポリシーを設定して、サーバからアクセスできるリモート仮想ドライブから 1 つ以上のサーバを起動できます。

                                                                ブート ポリシー用ローカル ディスク ブート ポリシー設定

                                                                サービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに制限されたローカル ブート ポリシーを作成することもできます。 しかし、複数のサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに含むことのできるグローバルなブート ポリシーの作成を推奨します。

                                                                ブート ポリシーには複数のタイプのブート デバイスを追加できます。 たとえば、セカンダリ ブート デバイスとして、仮想メディア ブートを追加できます。

                                                                手順
                                                                   コマンドまたはアクション目的
                                                                  ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                                                                  指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/」を org-name として入力します。

                                                                   
                                                                  ステップ 2UCS-A /org # scope boot-policy policy-name  

                                                                  指定されたブート ポリシーの組織ブート ポリシー モードを開始します。

                                                                   
                                                                  ステップ 3UCS-A /org/boot-policy # create storage  

                                                                  ブート ポリシーのストレージ ブートを作成し、組織ブート ポリシー ストレージ モードを開始します。

                                                                   
                                                                  ステップ 4UCS-A /org/boot-policy/storage # create local  

                                                                  ローカル ストレージ場所を作成し、ブート ポリシーのローカル ストレージ モードを開始します。

                                                                   
                                                                  ステップ 5UCS-A /org/boot-policy/storage/local/ # create {local-any | local-lun | sd-card | usb-extern | usb-intern }  

                                                                  ローカル ストレージのタイプを指定します。 次のいずれかになります。

                                                                  • [local-any]:ローカル ストレージ デバイスのタイプ。 このオプションは、レガシーまたは UEFI のブート モードで使用できます。

                                                                  • [local-lun]:ローカルのハード ディスク ドライブ。

                                                                  • [sd-card]:SD カード。

                                                                  • [usb-extern]:外部 USB カード。

                                                                  • [usb-intern]:内部 USB カード。

                                                                  UEFI ブート モードの Cisco UCS M3 ブレードおよびラック サーバに対しては、トップレベルおよび第 2 レベルのブート デバイスの両方を選択できます。 レガシー ブート モードのすべてのサーバに対しては、トップレベルのデバイスのみを選択できます。

                                                                   
                                                                  ステップ 6UCS-A /org/boot-policy/storage/local/local-storage-device # set order order_number  

                                                                  指定したローカル ストレージ デバイスのブート順序を設定します。 1 ~ 16 の整数を入力します。

                                                                  Cisco UCS M3 および M4 サーバで拡張ブート順序を使用する場合は、定義したブート順序が使用されます。 標準のブート モードの場合、プライマリ ブート デバイスやセカンダリ ブート デバイスはブート順序を表す用語ではありません。 同じデバイス クラス内での実際のブート順序は、PCIe バス スキャン順序により決定されます。

                                                                   
                                                                  ステップ 7UCS-A /org/boot-policy/storage/local/local-storage-device # commit-buffer  

                                                                  トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                                   

                                                                  次の例では、lab1-boot-policy という名前のブート ポリシーを作成し、そのポリシーのローカル sd カード ブートを作成し、ブート順序を設定し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                                                                  UCS-A# scope org /
                                                                  UCS-A /org* # scope boot-policy lab1-boot-policy
                                                                  UCS-A /org/boot-policy* # create storage
                                                                  UCS-A /org/boot-policy/storage* # create local
                                                                  UCS-A /org/boot-policy/storage/local* # create sd-card
                                                                  UCS-A /org/boot-policy/storage/local/sd-card* # set order 3
                                                                  UCS-A /org/boot-policy/storage/local/sd-card* # commit-buffer 
                                                                  UCS-A /org/boot-policy/storage/local/sd-card # 
                                                                  
                                                                  次の作業

                                                                  ブート ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。

                                                                  ブート ポリシー用仮想メディア ブート ポリシー設定


                                                                  (注)  


                                                                  仮想メディアでは、USB を有効にする必要があります。 USB の機能に影響する BIOS 設定を変更した場合は、仮想メディアにも影響します。 したがって、最適なパフォーマンスを実現するためには、次の USB BIOS をデフォルト設定のままにしておくことをお勧めします。

                                                                  • [デバイスを起動不可にする]:[無効] に設定します。

                                                                  • [USBアイドル電源の最適化設定]:[高パフォーマンス] に設定します。


                                                                  はじめる前に

                                                                  仮想メディア ブート設定を含めるブート ポリシーを作成します。

                                                                  手順
                                                                     コマンドまたはアクション目的
                                                                    ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                                                                    指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/」を org-name として入力します。

                                                                     
                                                                    ステップ 2UCS-A /org # scope boot-policy policy-name  

                                                                    指定されたブート ポリシーの組織ブート ポリシー モードを開始します。

                                                                     
                                                                    ステップ 3UCS-A /org/boot-policy # create virtual-media {read-only | read-only-local | read-only-remote | read-write | read-write-drive | read-write-local | read-write-remote} 

                                                                    ブート ポリシーの指定仮想メディア ブートを作成し、組織ブート ポリシーの仮想メディア モードを開始します。 次のいずれかになります。

                                                                    • [read-only]:ローカルまたはリモート CD/DVD。 このオプションは、レガシーまたは UEFI のブート モードで使用できます。

                                                                    • [read-only-local]:ローカル CD/DVD。

                                                                    • [read-only-remote]:リモート CD/DVD。

                                                                    • [read-write]:ローカルまたはリモート フロッピー ディスク ドライブ。 このオプションは、レガシーまたは UEFI のブート モードで使用できます。

                                                                    • [read-write-drive]:リモート USB ドライブ。

                                                                    • [read-write-local]:ローカル フロッピー ディスク ドライブ。

                                                                    • [read-write-remote]:リモート フロッピー ディスク ドライブ。

                                                                    (注)     

                                                                    UEFI ブート モードの Cisco UCS M3 ブレードおよびラック サーバに対しては、トップレベルおよび第 2 レベルのブート デバイスの両方を選択できます。 レガシー ブート モードのすべてのサーバに対しては、トップレベルのデバイスのみを選択できます。

                                                                     
                                                                    ステップ 4UCS-A /org/boot-policy/virtual-media # set order order_number  

                                                                    仮想メディア ブートのブート順序を設定します。 1 ~ 16 の整数を入力します。

                                                                     
                                                                    ステップ 5UCS-A /org/boot-policy/virtual-media # commit-buffer  

                                                                    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                                     

                                                                    次の例では、lab3-boot-policy という名前のブート ポリシーを開始し、CD/DVD 仮想メディア ブートを作成し、ブート順序を 3 に設定し、トランザクションをコミットする方法を示します。

                                                                    UCS-A# scope org /
                                                                    UCS-A /org* # scope boot-policy lab3-boot-policy
                                                                    UCS-A /org/boot-policy* # create virtual-media read-only-local
                                                                    UCS-A /org/boot-policy/virtual-media* # set order 3
                                                                    UCS-A /org/boot-policy/virtual-media* # commit-buffer 
                                                                    
                                                                    次の作業

                                                                    ブート ポリシーをサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方に含めます。

                                                                    ブート ポリシーの削除

                                                                    手順
                                                                       コマンドまたはアクション目的
                                                                      ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

                                                                      指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

                                                                       
                                                                      ステップ 2UCS-A /org # delete boot-policy policy-name  

                                                                      指定されたブート ポリシーを削除します。

                                                                       
                                                                      ステップ 3UCS-A /org # commit-buffer  

                                                                      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

                                                                       

                                                                      次の例では、boot-policy-LAN という名前のブート ポリシーを削除し、トランザクションをコミットします。

                                                                      UCS-A# scope org /
                                                                      UCS-A /org # delete boot-policy boot-policy-LAN
                                                                      UCS-A /org* # commit-buffer
                                                                      UCS-A /org #