Cisco UCS Manager CLI コンフィギュレーション ガイド リリース 2.2
システム イベント ログの管理
システム イベント ログの管理

システム イベント ログの管理

この章は、次の内容で構成されています。

System Event Log

システム イベント ログ(SEL)は、NVRAM 内の CIMC に存在します。 過不足の電圧、温度イベント、ファン イベント、BIOS からのイベントなど、ほとんどのサーバ関連イベントが記録されます。 SEL は、主にトラブルシューティングのために使用します。

SEL ファイルのサイズは約 40KB で、ファイルがいっぱいになるとそれ以上イベントを記録できません。 新たなイベントを記録できるようにするには、ファイルの中身をクリアする必要があります。

SEL ポリシーを使用して、SEL をリモート サーバにバックアップできます。また、必要に応じて、バックアップ操作後に SEL をクリアすることもできます。 バックアップ操作は、特定のアクションに基づいて起動するか、定期的に実行できます。 SEL のバックアップやクリアは、手動で行うこともできます。

バックアップ ファイルは、自動的に生成されます。 このファイル名の形式は、sel-SystemName-ChassisID-ServerID-ServerSerialNumber-Timestamp です。たとえば、sel-UCS-A-ch01-serv01-QCI12522939-20091121160736 となります。

サーバのシステム イベント ログの表示

各サーバのシステム イベント ログの表示

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1UCS-A# show sel chassis-id / blade-id  

    指定したサーバのシステム イベント ログを表示します。

     

    次に、シャーシ 1 のブレード 3 のシステム イベント ログを表示する例を示します。

    UCS-A# show sel 1/3
         1 | 01/01/1970 01:23:27 | System Event 0x83 | Timestamp clock synch | SEL timestamp clock updated, event is f
    irst of pair | Asserted
         2 | 01/01/1970 01:23:28 | Drive slot(Bay) SAS0_LINK_STATUS | Transition to Degraded | Asserted
         3 | 01/01/1970 01:23:28 | Drive slot(Bay) SAS0_LINK_STATUS | Transition to On Line | Deasserted
         4 | 01/01/1970 01:23:28 | Platform alert LED_SAS0_FAULT | LED is blinking fast | Asserted
         5 | 01/01/1970 01:23:28 | Platform alert LED_SAS0_FAULT | LED is on | Deasserted
         6 | 01/01/1970 01:23:28 | Platform alert LED_FPID | LED is on | Asserted
         7 | 01/01/1970 01:23:28 | Platform alert LED_FPID | LED is off | Deasserted
         8 | 01/01/1970 01:23:29 | Entity presence MAIN_POWER | Device Absent | Asserted
         9 | 01/01/1970 01:23:29 | Entity presence MAIN_POWER | Device Present | Deasserted
         a | 01/01/1970 01:23:29 | Platform alert LED_SAS0_FAULT | LED is on | Asserted
         b | 01/01/1970 01:23:29 | Platform alert LED_SAS0_FAULT | LED color is green | Asserted
         c | 01/01/1970 01:23:29 | Platform alert LED_SAS0_FAULT | LED is blinking fast | Deasserted
         d | 01/01/1970 01:23:29 | Platform alert LED_SAS0_FAULT | LED color is amber | Deasserted
         e | 01/01/1970 00:00:22 | Drive slot(Bay) SAS0_LINK_STATUS | Transition to Degraded | Asserted
         f | 01/01/1970 00:00:22 | Entity presence MEZZ_PRS | Device Present | Asserted
        10 | 01/01/1970 00:00:22 | Entity presence HDD1_PRS | Device Absent | Asserted
    

    シャーシ内の全サーバのシステム イベント ログの表示

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1UCS-A# scope server chassis-id / blade-id  

      指定サーバのシャーシ サーバ モードを開始します。

       
      ステップ 2UCS-A /chassis/server # show sel  

      システム イベント ログを表示します。

       

      次に、シャーシ サーバ モードからシャーシ 1 内のブレード 3 のシステム イベント ログを表示する例を示します。

      UCS-A# scope server 1/3
      UCS-A /chassis/server # show sel
           1 | 01/01/1970 01:23:27 | System Event 0x83 | Timestamp clock synch | SEL timestamp clock updated, event is f
      irst of pair | Asserted
           2 | 01/01/1970 01:23:28 | Drive slot(Bay) SAS0_LINK_STATUS | Transition to Degraded | Asserted
           3 | 01/01/1970 01:23:28 | Drive slot(Bay) SAS0_LINK_STATUS | Transition to On Line | Deasserted
           4 | 01/01/1970 01:23:28 | Platform alert LED_SAS0_FAULT | LED is blinking fast | Asserted
           5 | 01/01/1970 01:23:28 | Platform alert LED_SAS0_FAULT | LED is on | Deasserted
           6 | 01/01/1970 01:23:28 | Platform alert LED_FPID | LED is on | Asserted
           7 | 01/01/1970 01:23:28 | Platform alert LED_FPID | LED is off | Deasserted
           8 | 01/01/1970 01:23:29 | Entity presence MAIN_POWER | Device Absent | Asserted
           9 | 01/01/1970 01:23:29 | Entity presence MAIN_POWER | Device Present | Deasserted
           a | 01/01/1970 01:23:29 | Platform alert LED_SAS0_FAULT | LED is on | Asserted
           b | 01/01/1970 01:23:29 | Platform alert LED_SAS0_FAULT | LED color is green | Asserted
           c | 01/01/1970 01:23:29 | Platform alert LED_SAS0_FAULT | LED is blinking fast | Deasserted
           d | 01/01/1970 01:23:29 | Platform alert LED_SAS0_FAULT | LED color is amber | Deasserted
           e | 01/01/1970 00:00:22 | Drive slot(Bay) SAS0_LINK_STATUS | Transition to Degraded | Asserted
           f | 01/01/1970 00:00:22 | Entity presence MEZZ_PRS | Device Present | Asserted
          10 | 01/01/1970 00:00:22 | Entity presence HDD1_PRS | Device Absent | Asserted
      

      SEL ポリシーの設定

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

        指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードに入るには、「/」を org-name として入力します。

         
        ステップ 2UCS-A /org # scope ep-log-policy sel  

        組織エンドポイント ログ ポリシー モードを開始し、SEL ポリシーにスコープします。

         
        ステップ 3UCS-A /org/ep-log-policy # set description description   (任意)

        ポリシーの説明を記します。

        (注)     

        説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

         
        ステップ 4UCS-A /org/ep-log-policy # set backup action [log-full] [on-change-of-association] [on-clear] [timer] [none]  

        バックアップ操作をトリガーするアクションを指定します。

         
        ステップ 5UCS-A /org/ep-log-policy # set backup clear-on-backup {no | yes}  

        バックアップ操作の発生後にシステム イベント ログをクリアするかどうかを指定します。

         
        ステップ 6UCS-A /org/ep-log-policy # set backup destination URL  

        バックアップ操作のプロトコル、ユーザ、パスワード、リモート ホスト名、リモート パスを指定します。 使用するプロトコルに応じ、次の構文のいずれかを指定して URL を指定します。

        • ftp:// username@hostname / path

        • scp:// username @ hostname / path

        • sftp:// username @ hostname / path

        • tftp:// hostname : port-num / path

        (注)     

        バックアップ先は、 set backup hostnameset backup passwordset backup protocolset backup remote-pathset backup user コマンドを使用して、または set backup destination コマンドを使用して設定することもできます。 いずれかの方法を使用してバックアップ先を指定します。

         
        ステップ 7UCS-A /org/ep-log-policy # set backup format {ascii | binary}  

        バックアップ ファイルの形式を指定します。

         
        ステップ 8UCS-A /org/ep-log-policy # set backup hostname {hostname | ip-addr}  

        リモート サーバのホスト名または IP アドレスを指定します。

         
        ステップ 9UCS-A /org/ep-log-policy # set backup interval {1-hour | 2-hours | 4-hours | 8-hours | 24-hours | never}  

        自動バックアップ操作の間隔を指定します。 never キーワードを指定すると、自動バックアップは実行されません。

         
        ステップ 10UCS-A /org/ep-log-policy # set backup password password  

        ユーザ名のパスワードを指定します。 この手順は、TFTP プロトコルを使用する場合には適用されません。

         
        ステップ 11UCS-A /org/ep-log-policy # set backup protocol {ftp | scp | sftp | tftp}  

        リモート サーバとの通信時に使用するプロトコルを指定します。

         
        ステップ 12UCS-A /org/ep-log-policy # set backup remote-path path  

        バックアップ ファイルが保存されるリモート サーバのパスを指定します。

         
        ステップ 13UCS-A /org/ep-log-policy # set backup user username  

        システムがリモート サーバへのログインに使用する必要のあるユーザ名を指定します。 この手順は、TFTP プロトコルを使用する場合には適用されません。

         
        ステップ 14UCS-A /org/ep-log-policy # commit-buffer  

        トランザクションをコミットします。

         

        次の例は、システム イベント ログ(ASCII 型式)を 24 時間ごとまたはログがいっぱいになったときにバックアップするよう、またバックアップ操作発生後にシステム イベント ログをクリアするよう SEL ポリシーを設定し、トランザクションをコミットします。

        UCS-A# scope org /
        UCS-A /org # scope ep-log-policy sel
        UCS-A /org/ep-log-policy # set backup destination scp://user@192.168.1.10/logs
        Password:
        UCS-A /org/ep-log-policy* # set backup action log-full
        UCS-A /org/ep-log-policy* # set backup clear-on-backup yes
        UCS-A /org/ep-log-policy* # set backup format ascii
        UCS-A /org/ep-log-policy* # set backup interval 24-hours
        UCS-A /org/ep-log-policy* # commit-buffer
        UCS-A /org/ep-log-policy # 
        

        サーバのシステム イベント ログのバックアップ

        個々のサーバのシステム イベント ログのバックアップ

        はじめる前に

        システム イベント ログ ポリシーを設定します。 手動によるバックアップ操作では、システム イベント ログ ポリシーで設定されたリモート宛先を使用します。

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1UCS-A /chassis/server # backup sel chassis-id / blade-id  

          システム イベント ログをクリアします。

           
          ステップ 2UCS-A# commit-buffer  

          トランザクションをコミットします。

           

          次の例は、シャーシ 1 内のブレード 3 からシステム イベント ログをバックアップし、トランザクションをコミットします。

          UCS-A# backup sel 1/3
          UCS-A* # commit-buffer
          UCS-A# 
          

          シャーシ内の全サーバのシステム イベント ログのバックアップ

          はじめる前に

          システム イベント ログ ポリシーを設定します。 手動によるバックアップ操作では、システム イベント ログ ポリシーで設定されたリモート宛先を使用します。

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1UCS-A# scope server chassis-id / blade-id  

            指定サーバのシャーシ サーバ モードを開始します。

             
            ステップ 2UCS-A /chassis/server # backup sel  

            システム イベント ログをクリアします。

             
            ステップ 3UCS-A /chassis/server # commit-buffer  

            トランザクションをコミットします。

             

            次の例は、シャーシ 1 内のブレード 3 のシャーシ サーバ モードからシステム イベント ログをバックアップし、トランザクションをコミットします。

            UCS-A# scope server 1/3
            UCS-A /chassis/server # backup sel
            UCS-A /chassis/server* # commit-buffer
            UCS-A /chassis/server # 
            

            サーバのシステム イベント ログのクリア

            個々のサーバのシステム イベント ログのクリア

            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1UCS-A# clear sel chassis-id / blade-id  

              システム イベント ログをクリアします。

               
              ステップ 2UCS-A# commit-buffer  

              トランザクションをコミットします。

               

              次の例は、シャーシ 1 内のブレード 3 からシステム イベント ログをクリアし、トランザクションをコミットします。

              UCS-A# clear sel 1/3
              UCS-A* # commit-buffer
              UCS-A# 
              

              シャーシ内の全サーバのシステム イベント ログのクリア

              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1UCS-A# scope server chassis-id / blade-id  

                指定サーバのシャーシ サーバ モードを開始します。

                 
                ステップ 2UCS-A /chassis/server # clear sel  

                システム イベント ログをクリアします。

                 
                ステップ 3UCS-A /chassis/server # commit-buffer  

                トランザクションをコミットします。

                 

                次の例は、シャーシ 1 内のブレード 3 のシャーシ サーバ モードからシステム イベント ログをクリアし、トランザクションをコミットします。

                UCS-A# scope server 1/3
                UCS-A /chassis/server # clear sel
                UCS-A /chassis/server* # commit-buffer
                UCS-A /chassis/server #