Cisco UCS Central による Cisco UCS ドメインのファームウェアのアップグレード
Cisco UCS Central による Cisco UCS ドメインのファームウェアのアップグレード

目次

Cisco UCS Central による Cisco UCS ドメインのファームウェアのアップグレード

この章は、次の項で構成されています。

Cisco UCS ドメインのファームウェアのアップグレード

登録されている Cisco UCS ドメインに対して、インフラストラクチャとサーバのファームウェアのアップグレードを Cisco UCS Central から実行できます。

必要に応じて、各ドメイン グループの Cisco UCS ドメインを異なるバージョンのファームウェアにアップグレードできます。また、Cisco UCS Central には、ファブリック インターコネクトのリブートを Cisco UCS Central からグローバルに確認するオプション、または各 Cisco UCS ドメインから個別に確認するオプションがあります。

Cisco UCS ドメインのインフラストラクチャ ファームウェアのアップグレードの設定

Cisco UCS Central では、Cisco UCS ドメイン グループ 1 つに対してインフラストラクチャ ファームウェア パッケージを 1 つに限り作成できます。ドメイン グループのメンバーである Cisco UCS ドメインは、同じバージョンのインフラストラクチャ ファームウェアを実行します。


(注)  


インフラストラクチャ ファームウェアの更新は、ドメイン グループのルートまたはドメイン グループ レベルで設定できます。ドメイン グループのルート レベルでファームウェアを更新すると、ルートの下にあるすべてのドメイン グループが同じインフラストラクチャ ファームウェアのバージョンへ更新されます。


手順
    ステップ 1   メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。
    ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Domain Groups] > [Domain Groups Root] > [Firmware Management] を展開します。
    ステップ 3   [Infrastructure Firmware] をクリックします。
    ステップ 4   [Work] ペインの [Policies] タブで [Create] をクリックします。
    ステップ 5   [Scheduler] 領域で、スケジュールを指定して、ドメイン グループの Cisco UCS ドメインのインフラストラクチャ ファームウェアを適用します。
    ステップ 6   [Version] 領域で、インフラストラクチャ ファームウェアのバージョンを選択します。

    [Impacted Endpoints] 領域に、インフラストラクチャ ファームウェア ポリシーによって影響を受けるエンドポイントが表示されます。これらのエンドポイントはファームウェアのアップグレード時にリブートされるため、アップグレード プロセス中に使用できなくなるときがあります。

    ステップ 7   [Save(保存)] をクリックします。

    次の作業

    Cisco UCS Central によって、インフラストラクチャ ファームウェアの更新とファブリック インターコネクトのリブート用に 2 つのスケジュールが自動的に作成されます。これらのスケジュールは、Cisco UCS Manager によって更新されます。このスケジュールに基づいて、インフラストラクチャ ファームウェアのアップグレード プロセスが、登録されている Cisco UCS ドメインで開始され、Cisco UCS Central で最初の保留アクティビティ確認メッセージが生成されます。最初の保留中のアクティビティを確認すると、コンポーネントが指定したインフラストラクチャ ファームウェア パッケージによって更新されます。

    インフラストラクチャ ファームウェアが更新されると、別の保留中のアクティビティの通知を受信します。この確認によって、ファブリック インターコネクトの予期せぬリブートが防止されます。ファブリック インターコネクトをリブートし、インフラストラクチャ ファームウェアのアップグレードを完了するには、この保留中のアクティビティを確認する必要があります。


    (注)  


    ドメイン グループ内に複数のドメインが存在する場合は、インフラストラクチャ ファームウェアのアップグレード プロセスが完了するまで、各Cisco UCS ドメインの保留中の各アクティビティを確認する必要があります。


    保留中のアクティビティの確認

    Cisco UCS ドメインのサービス プロファイルでグローバルなメンテナンス ポリシーおよびグローバルなホスト ファームウェア パッケージを使用している場合、Cisco UCS Central にはファームウェア アップグレードを展開する前にユーザの確認を行うオプションがあります。

    [User Ack] リブート ポリシーを使用してメンテナンス ポリシーを作成している場合は、Cisco UCS Manager で実際のファームウェア アップグレードを確認する必要があります。グローバルのスケジュールでメンテナンス ポリシーを作成し、[User Ack] をイネーブルにしている場合は、Cisco UCS Central ですべての Cisco UCS ドメインの実際のアップグレードを確認する必要があります。


    (注)  


    保留中のアクティビティは、[Infrastructure Firmware] セクションおよび [Host Firmware] セクションで表示および確認できます。ここでは、[Host Firmware] セクションで保留中のアクティビティを確認する手順について説明します。


    手順
      ステップ 1   メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。
      ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Domain Groups] > [Domain Groups Root] > [Firmware Management] を展開します。
      ステップ 3   [Work] ペインの [Pending Activities] タブをクリックします。
      ステップ 4   表示されたリストから保留中のアクティビティを選択し、右クリックして、[Acknowledge] をクリックします。

      インフラストラクチャ ファームウェア パッケージの削除

      手順
        ステップ 1   メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。
        ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Domain Groups] > [Domain Groups Root] > [Firmware Management] を展開します。
        ステップ 3   [Work] ペインには、作成されたすべてのインフラストラクチャ ファームウェア パッケージのリストが表示されます。
        ステップ 4   [Delete] をクリックします。
        ステップ 5   Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

        ホスト ファームウェア パッケージの作成

        手順
          ステップ 1   メニュー バーで、[Servers] をクリックします。
          ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Servers] > [Policies] > [root] を展開します。
          ステップ 3   [Host Firmware Packages] をクリックします。
          ステップ 4   [Work] ペインで、[Create a Host FW Pack] をクリックします。
          ステップ 5   [Create a Host FW Pack] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
          1. [Name] と [Description] に入力します。
          2. [Blade Version] 領域で、ブレード サーバのバージョンを選択します。
          3. [Rack Version] 領域で、ラック サーバのバージョンを選択します。
          4. [Modular Version] 領域で、モジュラ サーバのバージョンを選択します。
          ステップ 6   [Impacted Endpoints] ダイアログボックスに、このホスト ファームウェア ポリシーの影響を受けるエンドポイントのリストが表示されます。

          これらのエンドポイントはファームウェアのアップグレード時にリブートされるため、アップグレード処理中の使用は制限されます。

          ステップ 7   [OK] をクリックします。

          次の作業

          Cisco UCS Central で作成したホスト ファームウェア ポリシーは、ドメイン グループに登録された Cisco UCS ドメインのサービス プロファイルへの関連付けに使用できます。

          ホスト ファームウェア アップグレードの展開

          Cisco UCS Central で定義したすべてのホスト ファームウェア ポリシーを、[Install Servers] を使用して特定の B、C、M バンドルに更新できます。

          はじめる前に

          ホスト ファームウェア パッケージを作成しておく必要があります。

          手順
            ステップ 1   メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。
            ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Domain Groups] > [Domain Groups Root] > [Firmware Management] を展開します。
            ステップ 3   [Host Firmware] をクリックします。
            ステップ 4   [Work] ペインで、表示されるホスト ファームウェア パッケージのリストから展開するファームウェア バージョンを選択します。
            ステップ 5   テーブル ヘッダーの [Install Servers] をクリックします。
            ステップ 6   [Install Servers] ダイアログボックスで、[Blade Version]、[Rack Version]、[Modular Version]、[Impacted Endpoints] を選択します。
            ステップ 7   [Upgrade host Firmware Warning] メッセージ ダイアログボックスで、[Yes] をクリックします。

            選択したエンドポイントのサーバでグローバルなホスト ファームウェア アップグレード ポリシーを使用している場合は、ホスト ファームウェア パッケージによってアップグレードされます。


            ホスト ファームウェア パッケージの削除

            手順
              ステップ 1   メニュー バーで、[Servers] をクリックします。
              ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Servers] > [Policies] > [root] を展開します。
              ステップ 3   [Host Firmware Packages] をクリックします。
              ステップ 4   [Work] ペインには、作成したすべてのホスト ファームウェア パッケージのリストが表示されます。
              ステップ 5   削除するホスト ファームウェア パッケージの名前をクリックして選択します。

              テーブル ヘッダーの領域にアクションのアイコンが表示されます。

              ステップ 6   [Delete] をクリックします。
              ステップ 7   Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

              ファームウェア アップグレードのスケジューリング

              ファームウェア アップグレードのスケジュール

              ファームウェアをアップグレードする場合、次のような方法で Cisco UCS Central からアップグレードをスケジュールすることができます。

              • 1 回のオカレンスとして

              • 指定間隔で繰り返すオカレンスとして

              ユーザの確認を必要とするスケジュールを設定すると、ファブリック インターコネクトは明示的な確認なしではリブートしません。

              メンテナンス ポリシーの作成

              Cisco UCS Central では、ホスト ファームウェアの更新に対して、次の種類のメンテナンス ポリシーを作成できます。

              • Immediate:immediate オプションを指定すると、サーバはユーザの確認なしでただちにリブートされます。

              • Timer-automatic:timer-automatic オプションを指定すると、サーバのリブートは、このメンテナンス ポリシーに対して選択したスケジュールに基づいて実行されます。

                重要:

                timer-automatic オプションを使用する場合は、Cisco UCS Central でスケジュールを作成し、メンテナンス ポリシーで指定する必要があります。Cisco UCS Central でスケジュールを作成する場合、このスケジュールされたメンテナンス ポリシーは Cisco UCS Central でのみ確認できます。このメンテナンス ポリシーを使用するサーバは、このスケジュールで定義されたメンテナンス時間帯にのみリブートされます。スケジュールで user-acknowledgment が有効の場合、サーバのリブートを確認する必要があります。

              • User-acknowledgment:user-acknowledgment オプションを指定すると、サーバをリブートする前に、各 Cisco UCS ドメインの保留中のアクティビティの通知が送信されます。

                重要:

                user-acknowledgment オプションには、Cisco UCS ドメインの管理者が Cisco UCS ドメイン内の個々のサーバを異なる時刻にリブートすることを決定できるオプションがあります。

              手順
                ステップ 1   メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。
                ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Domain Groups] > [Domain Group Root] > [Maintenance] を展開します。
                ステップ 3   [Work] ペインで、[Create Maintenance Policy] をクリックします。
                ステップ 4   [Create Maintenance Policy] ダイアログボックスで、必須フィールドに入力します。
                ステップ 5   [OK] をクリックします。

                次の作業

                Cisco UCS Manager でメンテナンス ポリシーをサービス プロファイルに関連付けます。

                1 回のオカレンスのスケジュールの作成

                手順
                  ステップ 1   メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。
                  ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Domain Groups] > [Domain Groups Root] > [Schedules] を展開します。
                  ステップ 3   [Work] ペインで、[Create Schedule] をクリックします。
                  ステップ 4   [Create Schedule] ダイアログボックスで、[Properties] 領域に詳細情報を入力します。
                  ステップ 5   [One Time Occurrences] タブを選択し、[Create One Time Occurrence] をクリックします。
                  ステップ 6   [Create One Time Occurrence] ダイアログボックスで、詳細情報を入力します。
                  ステップ 7   [OK] をクリックします。
                  ステップ 8   [Create Schedule] ダイアログボックスで [OK] をクリックします。

                  作成した 1 回のみの実行のスケジュールが [Schedule] テーブルに追加されます。


                  繰り返すオカレンスのスケジュールの作成

                  手順
                    ステップ 1   メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。
                    ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Domain Groups] > [Domain Groups Root] > [Schedules] を展開します。
                    ステップ 3   [Work] ペインで、[Create Schedule] をクリックします。
                    ステップ 4   [Create Schedule] ダイアログボックスで、[Properties] 領域に詳細情報を入力します。
                    ステップ 5   [Recurring Occurrences] タブを選択し、[Create Recurring Occurrence] をクリックします。
                    ステップ 6   [Create Recurring Occurrence] ダイアログボックスで、詳細情報を入力します。
                    ステップ 7   [OK] をクリックします。
                    ステップ 8   [Create Schedule] ダイアログボックスで [OK] をクリックします。

                    作成した繰り返し実行のスケジュールがテーブルに追加されます。


                    ファームウェア アップグレードのスケジュールの削除

                    手順
                      ステップ 1   メニュー バーで、[Operations Management] をクリックします。
                      ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Domain Groups] > [Domain Groups Root] > [Schedules] を展開します。
                      ステップ 3   [Work] ペインには、スケジュールされているすべてのファームウェア イベントのリストが表示されます。
                      ステップ 4   削除するスケジュールの名前をクリックして選択します。

                      テーブル ヘッダーの領域にアクションのアイコンが表示されます。

                      ステップ 5   [Delete] をクリックします。
                      ステップ 6   Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。