Cisco UCS Manager VM-FEX for Hyper-V CLI コンフィギュレーション ガイド リリース 2.1
VM-FEX の UCS コンポーネントの設定
VM-FEX の UCS コンポーネントの設定
発行日;2013/02/28   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

VM-FEX の UCS コンポーネントの設定

この章の内容は、次のとおりです。

VM-FEX for Hyper-V のダイナミック vNIC 接続ポリシーの作成

この手順で作成された vNIC は、サービス プロファイルで SR-IOV PF に関連付けられると VF になります。 作成できる VF の最大数は、次の式に従って、アダプタの数と設定されている PFS および vHBA の数によって決まります。

ダイナミック vNIC の数 = (116 * アダプタ数) - PFS 数 - vHBA 数

はじめる前に

ダイナミック vNIC 接続ポリシーの詳細については、ポリシーの設定を参照してください。

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

    指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、/ org-name として入力します。

     
    ステップ 2UCS-A /org # create dynamic-vnic-conn-policy policy-name  

    指定された vNIC 接続ポリシーを作成し、組織の vNIC 接続ポリシー モードを開始します。

    policy-name には、1 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)か _(アンダースコア)以外の特殊文字やスペースは使用できません。また、オブジェクトを保存した後は、この名前を変更できません。

     
    ステップ 3UCS-A /org/dynamic-vnic-conn-policy # set desc description   (任意)

    ポリシーの説明を記します。

    256 文字以下で入力します。 `(アクセント記号)、\(バックスラッシュ)、^(カレット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(より大)、<(より小)、または '(一重引用符)を除く任意の文字またはスペースを使用できます。

    説明にスペースまたは特殊文字が含まれている場合、説明を引用符(" ")で括る必要があります。 引用符は show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

     
    ステップ 4UCS-A /org/dynamic-vnic-conn-policy # set adapter-policy policy-name  

    イーサネット アダプタ ポリシーをこのポリシーに使用するように指定します。 アダプタ ポリシーがすでに存在する必要があります。

    Hyper-V 用に、定義済みの Windows アダプタ ポリシーを指定します。

     
    ステップ 5UCS-A /org/dynamic-vnic-conn-policy # set dynamic-eth {dynamic-eth-num | off}  

    このポリシーに使用するダイナミック vNIC の数を指定します。

    0 から、次の式によって決定される最大数までの間の整数を入力します。

    ダイナミック vNIC の数 = (116 * アダプタ数) - PFS 数 - vHBA 数

     
    ステップ 6UCS-A /org/dynamic-vnic-conn-policy # set protection {protected | protected-pref-a | protected-pref-b}   (任意)
    ダイナミック vNIC は Cisco UCS で常に保護されますが、このコマンドを使用して優先するファブリックがある場合は、それを選択することができます。 次のいずれかのオプションを選択できます。
    • protectedCisco UCS はいずれかの使用可能なファブリックを使用します。
    • protected-pref-aCisco UCS はファブリック A を使用しようとしますが、必要に応じてファブリック B にフェールオーバーします。
    • protected-pref-bCisco UCS はファブリック B を使用しようとしますが、必要に応じてファブリック A にフェールオーバーします。
     
    ステップ 7UCS-A /org/dynamic-vnic-conn-policy # commit-buffer  

    トランザクションをコミットします。

     

    次の例は、21 個のダイナミック vNIC に対して定義済みの Windows アダプタ ポリシーを使用する MyDynVnicConnPolicy という名前のダイナミック vNIC 接続ポリシーを作成する方法と、トランザクションをコミットする方法を示しています。

    UCS-A# scope org /
    UCS-A /org # create dynamic-vnic-conn-policy MyDynVnicConnPolicy
    UCS-A /org/dynamic-vnic-conn-policy* # set adapter-policy Windows 
    UCS-A /org/dynamic-vnic-conn-policy* # set desc "Dynamic vNIC for Eth policy"
    UCS-A /org/dynamic-vnic-conn-policy* # set dynamic-eth 21
    UCS-A /org/dynamic-vnic-conn-policy* # commit-buffer
    UCS-A /org/dynamic-vnic-conn-policy # 
    

    VM-FEX for Hyper-V のサービス プロファイルの設定

    VM-FEX for Hyper-V のサービス プロファイルの作成

    この手順で作成したサービス プロファイルは、Hyper-V に必要な BIOS 設定を構成します。

    はじめる前に

    サービス プロファイルの設定の詳細については、『Cisco UCS Manager CLI Configuration Guide』を参照してください。

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

      指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

       
      ステップ 2UCS-A /org # create service-profile profile-name instance  

      指定したサービス プロファイル インスタンスを作成し、組織サービス プロファイル モードを開始します。

      このサービス プロファイルを特定する一意的な profile-name を入力します。

      この名前には、2 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 (ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および .(ピリオド)を除く特殊文字やスペースは使用できません。また、この名前は同じ組織内のすべてのサービス プロファイルとサービス プロファイル テンプレートで一意である必要があります。

       
      ステップ 3UCS-A /org/service-profile # set bios-policy SRIOV  

      定義済み [SRIOV] BIOS ポリシーは Hyper-V の必須の BIOS 設定を実行します。

       
      ステップ 4他の必要なプロファイル設定を構成します。ただし、ダイナミック vNIC 接続ポリシーを設定しないでください。   

      次の例は、サービス プロファイル インスタンスを作成し、トランザクションをコミットする方法を示しています。

      UCS-A# scope org /
      UCS-A /org # create service-profile SPHyperV instance
      UCS-A /org/service-profile* # set bios-policy SRIOV
      UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer
      UCS-A /org/service-profile # 
      
      次の作業

      • サービス プロファイルの PF vNIC を作成します。
      • サービス プロファイルをサーバに関連付けます。

      PF インターフェイスの作成

      この手順では SR-IOV PF インターフェイスを作成します。

      はじめる前に

      サービス プロファイルの設定の詳細については、『Cisco UCS Manager CLI Configuration Guide』を参照してください。

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

        指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

         
        ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

        指定したサービスの組織サービス プロファイル モードを開始します。

         
        ステップ 3UCS-A /org/service-profile # create vnic vnic-name fabric a  

        サービス プロファイルに vNIC を作成し、組織サービス プロファイル vNIC モードを開始します。

         
        ステップ 4UCS-A /org/service-profile/vnic # set adapter-policy SRIOV  

        vNIC に使用する SRIOV アダプタ ポリシーを指定します。

        (注)     

        定義済み [SRIOV] アダプタ ポリシーは最大 32 個の CPU スレッドをサポートします。 サーバに 32 個以上の CPU スレッドがある場合、CPU スレッド数に等しい割り込み数をサポートするカスタム アダプタ ポリシーを作成し、指定する必要があります。 SR-IOV のカスタム アダプタ ポリシーの作成の手順を実行します。

         
        ステップ 5UCS-A /org/service-profile/vnic # create dynamic-conn-policy-ref dynamic-conn-policy-name   定義済みの Windows アダプタ ポリシーを使用して作成したダイナミック vNIC 接続ポリシーを指定します。 
        ステップ 6他の必要なプロファイル設定を構成します。   
        ステップ 7UCS-A /org/service-profile/vnic # exit  

        サービス プロファイル モードに戻ります。

         
        ステップ 8UCS-A /org/service-profile # commit-buffer  

        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

         

        次に、PF インターフェイスを作成し、トランザクションをコミットする例を示します。

        UCS-A# scope org /
        UCS-A /org # scope service-profile SPHyperV
        UCS-A /org/service-profile # create vnic vnicPF0 fabric a
        UCS-A /org/service-profile/vnic* # set adapter-policy SRIOV
        UCS-A /org/service-profile/vnic* # create dynamic-conn-policy-ref MyDynVnicConnPolicy
        UCS-A /org/service-profile/vnic* # exit
        UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer
        UCS-A /org/service-profile # 
        

        サービス プロファイルのサーバとの関連付け

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1UCS-A# scope org org-name  

          指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

           
          ステップ 2UCS-A /org # scope service-profile profile-name  

          サービス プロファイルの組織サービス プロファイル モードを開始します。

           
          ステップ 3UCS-A /org/service-profile # associate {server chassis-id / slot-id}  

          サービス プロファイルをサーバに関連付けます。

           
          ステップ 4UCS-A /org/service-profile # commit-buffer  

          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

           

          次に、シャーシ 1 のスロット 4 のサーバに SPHyperV という名前のサービス プロファイルを関連付け、トランザクションをコミットする例を示します。

          UCS-A# scope org /
          UCS-A /org* # scope service-profile SPHyperV
          UCS-A /org/service-profile* # associate server 1/4
          UCS-A /org/service-profile* # commit-buffer
          UCS-A /org/service-profile #
          

          VM-FEX for Hyper-V のポート プロファイルの作成


          (注)  


          VM-FEX for Hyper-V システムでは、次の条件が適用されます。
          • set max-ports コマンドは、クラスタに適用されます。分散仮想スイッチ(DVS)はありません。
          • set host-nwio-perf コマンドは影響を及ぼしません。

          はじめる前に

          ポート プロファイルとプロファイル クライアントに関する一般情報については、ポート プロファイルの設定を参照してください。

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1UCS-A# scope system  

            システム モードを開始します。

             
            ステップ 2UCS-A /system # scope vm-mgmt  

            システム仮想マシン(VM)管理モードを開始します。

             
            ステップ 3UCS-A /system/vm-mgmt # scope profile-set  

            システム VM 管理プロファイル セット モードを開始します。

             
            ステップ 4UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set # create port-profile profile-name  

            指定したポート プロファイルが作成され、システム VM 管理プロファイル セット ポート プロファイル モードが開始します。

            この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)と _(アンダースコア)以外の特殊文字やスペースは使用できません。また、オブジェクトを保存した後は、この名前を変更できません。

             
            ステップ 5UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile # set descr description   (任意)

            ポート プロファイルの説明を入力します。

            (注)     

            説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

             
            ステップ 6UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile # create vlan vlan-name  

            ポート プロファイルに使用する VLAN を指定します。

             
            ステップ 7UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile/vlan # set default-net yes  

            デフォルトのネットワークとして VLAN を設定します。

             
            ステップ 8UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile/vlan # exit  

            ポート プロファイル モードに戻ります。

             
            ステップ 9他の必要な設定を構成します。 

            ポート プロファイルの設定についての詳細は、ポート プロファイルの設定に記載されています。 多くの場合、デフォルト設定で十分です。

             
            ステップ 10UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile # commit-buffer  

            トランザクションをコミットします。

             

            次に、MyProfile という名前のポート プロファイルを作成および設定して、トランザクションをコミットする例を示します。

            UCS-A# scope system
            UCS-A /system # scope vm-mgmt			
            UCS-A /system/vm-mgmt # scope profile-set
            UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set # create port-profile MyProfile
            UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile* # set descr "This is my port profile"
            UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile* # create vlan vlan701
            UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile/vlan* # set default-net yes
            UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile/vlan* # exit
            UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile* # commit-buffer
            UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile # 
            次の作業

            クラスタとプロファイル クライアントを作成します。

            クラスタの作成

            自動的に Cisco UCS Manager によって作成されたデフォルトのクラスタを使用する代わりに Hyper-V 用の 1 つ以上の専用のクラスタを作成することを推奨します。

            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1UCS-A# scope system  

              システム モードを開始します。

               
              ステップ 2UCS-A /system # scope vm-mgmt  

              システム仮想マシン(VM)管理モードを開始します。

               
              ステップ 3UCS-A /system/vm-mgmt # scope cluster-set  

              システム VM 管理クラスタ セット モードを開始します。

               
              ステップ 4UCS-A /system/vm-mgmt/cluster-set # create cluster cluster-name  

              指定されたポート クラスタを作成し、クラスタ モードを開始します。

              クラスタ名には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)と _(アンダースコア)以外の特殊文字やスペースは使用できません。また、クラスタを保存した後は、この名前を変更できません。

               
              ステップ 5UCS-A /system/vm-mgmt/cluster-set/cluster # set id cluster-id  

              クラスタの一意の識別子を作成します。

              cluster-id は、次の形式で正確に 36 個の 16 進文字(0 ~ 9 および a ~ f)と 4 個のダッシュ(-)を含んでいる必要があります。XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXXXXXX。 例:01234567-0123-4567-89ab-0123456789abcdef。

               
              ステップ 6UCS-A /system/vm-mgmt/cluster-set/cluster # commit-buffer  

              トランザクションをコミットします。

               

              次に、クラスタを作成し、トランザクションをコミットする例を示します。

              UCS-A# scope system
              UCS-A /system # scope vm-mgmt			
              UCS-A /system/vm-mgmt # scope cluster-set
              UCS-A /system/vm-mgmt/cluster-set # create cluster MyCluster
              UCS-A /system/vm-mgmt/cluster-set/cluster* # set cluster-id 87654321-0123-4567-abcd-0123456789abcdef
              UCS-A /system/vm-mgmt/cluster-set/cluster* # commit-buffer
              UCS-A /system/vm-mgmt/cluster-set/cluster # 

              VM-FEX for Hyper-V のプロファイル クライアントの作成

              Hyper-V システムでは、プロファイル クライアントはポート プロファイルが適用されるクラスタを決定します。

              プロファイル クライアントの詳細については、ポート プロファイル クライアントを参照してください。

              手順
                 コマンドまたはアクション目的
                ステップ 1UCS-A# scope system  

                システム モードを開始します。

                 
                ステップ 2UCS-A /system # scope vm-mgmt  

                システム仮想マシン(VM)管理モードを開始します。

                 
                ステップ 3UCS-A /system/vm-mgmt # scope profile-set  

                システム VM 管理プロファイル セット モードを開始します。

                 
                ステップ 4UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set # scope port-profile profile-name  

                指定したポート プロファイルに対して、システム VM 管理プロファイル セット ポート プロファイル モードを開始します。

                 
                ステップ 5UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile # create client client-name  

                指定したポート プロファイル クライアントが作成され、システム VM 管理プロファイル セット ポート プロファイル クライアント モードが開始します。

                この名前には、1 ~ 16 文字の英数字を使用できます。 -(ハイフン)と _(アンダースコア)以外の特殊文字やスペースは使用できません。また、オブジェクトを保存した後は、この名前を変更できません。

                 
                ステップ 6UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile/client # set descr description   (任意)

                ポート プロファイル クライアントの説明を入力します。

                (注)     

                説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

                 
                ステップ 7UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile/client # set cluster cluster-name  

                ポート プロファイルが適用されるクラスタを指定します。

                 
                ステップ 8UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile/client # commit-buffer  

                トランザクションをコミットします。

                 

                次に、ポート プロファイルを MyCluster という名前のクラスタに適用する、MyClient という名前のポート プロファイル クライアントを作成して、トランザクションをコミットする例を示します。

                UCS-A# scope system
                UCS-A /system # scope vm-mgmt			
                UCS-A /system/vm-mgmt # scope profile-set
                UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set # scope port-profile MyProfile
                UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile* # create client MyClient
                UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile/client* # set descr "This is the client for my port profile"
                UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile/client* # set cluster MyCluster
                UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile/client* # commit-buffer
                UCS-A /system/vm-mgmt/profile-set/port-profile/client #