Cisco UCS B シリーズ CLI ファームウェア管理ガイド リリース 2.1
注意、ガイドライン、および制約事項
注意、ガイドライン、および制約事項
発行日;2013/02/28   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

注意、ガイドライン、および制約事項

この章の内容は、次のとおりです。

ファームウェア アップグレードに関する注意、ガイドライン、および制約事項

Cisco UCS ドメインのエンドポイントのファームウェアをアップグレードする前に、次の注意、ガイドライン、および制約事項を考慮してください。


(注)  


Cisco UCS Manager CLI では、アップグレードするリリースでサポートされていないハードウェアをアップグレードすることはできません。サポートされていないリリースにハードウェアをアップグレードしようとすると、Cisco UCS Manager CLI はエラー メッセージを表示します。


設定の変更とアップグレードに影響を与える可能性がある設定

Cisco UCS ドメインの設定に応じて、アップグレード後に設定を変更するには、次の変更が必要な場合があります。 障害などの問題を回避するには、必要な変更を行ってからアップグレードすることを推奨します。

FCoE VLAN ID とイーサネット VLAN ID のオーバーラップは Cisco UCS Release 2.0 では許可されない


注意    


Cisco UCS 1.4 以前のリリースでは、イーサネット VLAN と FCoE VLAN で VLAN ID のオーバーラップが可能でした。 ただし、Cisco UCS Release 2.0 以降では、VLAN ID のオーバーラップは許可されません。 アップグレード中に Cisco UCS Manager で VLAN ID のオーバーラップが検出されると、重大なエラーが生成されます。 VLAN ID を再設定しない場合、Cisco UCS Manager によって重大なエラーが生成され、オーバーラップしている VLAN のイーサネット トラフィックがドロップされます。 このため、イーサネットおよび FCoE の VLAN ID がオーバーラップしていないことを確認してから Cisco UCS Release 2.0 にアップグレードすることを推奨します。

Cisco UCS 1.4 以前のリリースでは、VSAN の FCoE VLAN ID を明示的に設定しなかった場合、Cisco UCS Manager は、デフォルトの VSAN のデフォルト FCoE VLAN として VLAN 1 を割り当てました(デフォルトの VSAN ID 1 を使用)。 これらのリリースでは、VLAN 1 は、イーサネット トラフィックのデフォルト VLAN としても使用されました。 このため、FCoE VLAN および 1 つ以上のイーサネット VLAN のデフォルト VLAN ID を受け入れた場合は、VSAN の FCoE VLAN またはイーサネット VLAN の VLAN ID を再設定する必要があります。


Cisco UCS Release 2.0 の新規インストールでは、デフォルトの VLAN ID は次のようになります。

  • デフォルトのイーサネット VLAN ID は 1 です。
  • デフォルトの FCoE VLAN ID は 4048 です。
FCoE ストレージ ポートのネイティブ VLAN に VLAN ID 4048 が使用されていた Cisco UCS Release 1.4 からリリース 2.0 にアップグレードした後、デフォルトの VLAN ID は次のようになります。
  • デフォルトのイーサネット VLAN ID は 1 です。
  • 現在のデフォルトの FCoE VLAN ID が保持されます。 競合するイーサネット VLAN がある場合、Cisco UCS Manager によって重大なエラーが生成されます。 1 つの VLAN ID を、使用または予約されていない VLAN ID に変更する必要があります。

(注)  


Cisco UCS ドメインでデフォルト VLAN ID の 1 つが使用されているため VLAN のオーバーラップが発生している場合は、1 つ以上のデフォルト VLAN ID を、使用または予約されていない VLAN ID に変更します。 リリース 2.0 では、3968 から 4047 の ID を使用して VLAN が予約されています。


予約済み範囲の ID を持つ VSAN は正常に動作しない

予約範囲の ID を持つ VSAN は、アップグレード後に正常に動作しません。 次を実行して、Cisco UCS Manager で設定されている VSAN が予約済み範囲に含まれないようにします。

  • Cisco UCS ドメインで FC スイッチ モードを使用する予定の場合、3040 から 4078 の範囲の ID を使用して VSAN を設定しないでください。
  • Cisco UCS ドメインで FC エンドホスト モードを使用する予定の場合、3840 から 4079 の範囲の ID を使用して VSAN を設定しないでください。

VSAN に予約済み範囲の ID がある場合は、その VSAN ID を、使用または予約されていない VSAN ID に変更します。

vNIC フェールオーバーと NIC チーミングの両方がイネーブルになっている場合、アップグレード時にすべての接続が失われる可能性がある

ホスト オペレーティング システム レベルで、1 つ以上の vNIC で [Enable Failover] を設定し、同時に NIC チーミング/ボンディングを設定した場合は、ファームウェアのアップグレード時にすべての接続が失われる可能性があります。 いずれかの方法を使用して可用性を設計します。両方は使用しないでください。

Cisco UCS ドメインの 1 つ以上の vNIC に対してフェールオーバーをイネーブルにしているかどうかを確認するには、サーバに関連付けられている各サービス プロファイル内で vNIC の設定を確認します。 詳細については、実行しているリリースの 『Cisco UCS Manager configuration guide』を参照してください。

IQN 名は各 iSCSI vNIC で一意である必要がある

Cisco UCS Release 2.0(2) では、IQN プールの概念が導入されています。 Cisco UCS ドメインが iSCSI ブート用に設定されている場合は、Cisco UCS をリリース 2.0(1) からリリース 2.0(2) にアップグレードする前に、単一のサービス プロファイル内または複数のサービス プロファイル間で使用されるすべての iSCSI vNIC に一意の発信側名があることを確認する必要があります。 発信側名の変更にはストレージ側の設定も関係しますが、これについてはこのマニュアルでは説明していません。

シスコでは、Cisco UCS ドメイン内の重複する IQN 名を識別する Cisco UCS PowerTool 用のスクリプトを提供しています。 詳細については、Cisco UCS PowerTool の取得と重複した IQN スクリプトの実行を参照してください。

アップグレードする前に Cisco UCS ドメインのすべての iSCSI vNIC が一意であることを確認しない場合、Cisco UCS Manager によって iSCSI vNIC に関するエラーが生成され、重複 IQN が存在することを知らせる警告が出されます。 この障害をクリアして重複した IQN を再設定する方法の詳細については、『Cisco UCS B-Series Troubleshooting Guide』を参照してください。

リリース 1.3(1i)より前のリリースからのアップグレードによる影響

古い Cisco UCS ファームウェア リリースをリリース 1.3(1i)以降にアップグレードすると、アップグレード後にサーバが初めてサーバ プロファイルに関連付けられるときに、ローカル ディスク設定ポリシーの Protect Configuration プロパティに次の影響が生じます。

関連付けられていないサーバ

Cisco UCS ドメインをアップグレードすると、ローカル ディスク設定ポリシーがサーバ ハードウェアと一致するかどうかに関係なく、初期サーバ アソシエーションは設定エラーを生じずに処理が進められます。 Protect Configuration プロパティをイネーブルにしていても、前のサービス プロファイルと新しいサービス プロファイルの間でローカル ディスク設定ポリシーの設定に不一致がある場合、Cisco UCS はサーバ上のユーザ データを保護しません。


(注)  


Protect Configuration プロパティをイネーブルにした場合、前のサービス プロファイルと新しいサービス プロファイルの間でローカル ディスク設定ポリシーに不一致があると、サーバに対する後続のサービス プロファイル アソシエーションはすべてブロックされます。


関連付けられたサーバ

サービス プロファイルと関連付けられているすべてのサーバは、アップグレード後にリブートしません。 Cisco UCS Manager はローカル ディスクの設定ポリシーとサーバ ハードウェアが一致しない場合、設定エラーを報告しません。

サービス プロファイルがサーバから関連付けを解除され、新しいサービス プロファイルが関連付けられると、新しいサービス プロファイルの Protect Configuration プロパティが優先され、前のサービス プロファイルの設定は上書きされます。

ファームウェア アップグレードのハードウェアに関する注意事項および制限事項

Cisco UCS ドメインのハードウェアはアップグレード方法に影響を与えることがあります。 エンドポイントをアップグレードする前に、次の注意事項および制約事項を考慮してください。

サーバまたはシャーシのメンテナンスをしない


注意    


更新が完了するまで、エンドポイントがあるハードウェアを取り外したり、メンテナンス作業を実行しないでください。 ハードウェアが取り外されたり、その他のメンテナンス作業により使用できない場合、ファームウェアの更新は失敗します。 この失敗により、バックアップ パーティションが破損する場合があります。 バックアップ パーティションが破損しているエンドポイントではファームウェアを更新できません。


アップグレード前に RAID 構成ハード ディスクを交換しない

次の状況では、サービス ファームウェアのアップグレード時に、Cisco UCS Manager によって RAID 同期プロセスの一環としてハード ディスクのすべてのデータにスクラビング処理が行われることがあります。

  • サーバのハード ディスクが RAID 用に構成されている。
  • サーバの 1 つ以上の RAID 構成ハード ディスクが取り外されている。
  • ハード ディスクまたはディスクが既存の RAID で構成されたハード ディスクと交換されたが、このハード ディスクの構成に、サーバのサービス プロファイルに含まれているローカル ディスク構成ポリシーが使用されていない。
  • サーバ ファームウェアがアップグレードされたため、サーバがリブートされ、Cisco UCS Manager で RAID 同期プロセスが開始される。

元のハード ディスクに、保持する必要がある重要なデータが含まれている場合は、RAID 用にすでに構成されている新しいハード ディスクを挿入しないでください。

常にホスト ファームウェア パッケージを使用して Cisco UCS Gen-2 アダプタをアップグレードする

Cisco UCS Gen-2 アダプタは、エンドポイントで直接アップグレードすることはできません。 このようなアダプタのファームウェアは、ホスト ファームウェア パッケージを使用してアップグレードする必要があります。

Cisco UCS 82598KR-CI 10-Gigabit Ethernet Adapter はアップグレードできない

Intel ベースのアダプタ カードである Cisco UCS 82598KR-CI 10-Gigabit Ethernet Adapter(N20-AI0002)のファームウェアは、製造元でハードウェアに書き込まれます。 このアダプタのファームウェアはアップグレードできません。

ファブリック インターコネクト数

2 つのファブリック インターコネクトのあるクラスタ設定の場合、ファブリック インターコネクト間のフェールオーバーを利用して、データ トラフィックを中断せずに、エンドポイントの直接のファームウェア アップグレードを実行できます。 ただし、ホストまたは管理ファームウェア パッケージによってアップグレードする必要があるエンドポイントの場合は、データ トラフィックの中断が避けられません。

単一のファブリック インターコネクトのスタンドアロン設定の場合、エンドポイントの直接のファームウェア アップグレードを実行すると、データ トラフィックの中断を最小にできます。 ただし、アップグレードを完了するために、ファブリック インターコネクトをリブートする必要があるため、トラフィックの中断は避けられません。

アップグレードのファームウェアおよびソフトウェアに関する注意事項および制約事項

エンドポイントをアップグレードする前に、次の注意事項および制約事項を考慮してください。

各エンドポイントの適切なタイプのファームウェア アップグレードの決定

アダプタやサーバ CIMC などの一部のエンドポイントは、直接のファームウェア アップグレードか、またはサービス プロファイルに含まれるファームウェア パッケージによって、アップグレードできます。 Cisco UCS ドメインの設定によって、これらのエンドポイントのアップグレード方法が決まります。 サーバに関連付けられているサービス プロファイルに、ホスト ファームウェア パッケージが含まれる場合、ファームウェア パッケージによって、それらのサーバのアダプタをアップグレードします。 同様に、サーバに関連付けられているサービス プロファイルに管理ファームウェア パッケージが含まれる場合、ファームウェア パッケージによって、それらのサーバの CIMC をアップグレードします。

管理ファームウェア パッケージによる CIMC のアップグレードまたは、サーバに関連付けられたサービス プロファイル内のファームウェア パッケージによるアダプタのアップグレードは、直接のファームウェア アップグレードより優先されます。 サーバに関連付けられたサービス プロファイルにファームウェア パッケージが含まれる場合、エンドポイントを直接アップグレードすることはできません。 直接のアップグレードを実行するには、サービス プロファイルからファームウェア パッケージを削除する必要があります。

Cisco UCS Manager GUI ですべてのエンドポイントを同時にアクティブにしない

Cisco UCS Manager GUI を使用してファームウェアをアップデートする場合、[Activate Firmware] ダイアログボックスの [Filter] ドロップダウン リストで [ALL] を選択して、すべてのエンドポイントを同時にアクティブにしないでください。 多くのファームウェア リリースやパッチには依存関係があるため、ファームウェアの更新を正常に実行するためにエンドポイントを特定の順序でアクティブにする必要があります。 この順序はリリースやパッチの内容によって異なります。 すべてのエンドポイントをアクティブにすると、必要な順序でアップデートが行われることが保証されず、エンドポイント、ファブリック インターコネクト、および Cisco UCS Manager 間の通信が中断することがあります。 特定のリリースやパッチの依存関係については、当該のリリースやパッチに付属のリリース ノートを参照してください。

アダプタおよび I/O モジュールのアクティベーションの影響

直接のアップグレード時に、アダプタに [Set Startup Version Only] を設定する必要があります。 この設定では、アクティブ化されたファームウェアが pending-next-boot 状態に移行し、サーバがすぐにリブートしません。 アクティブ化されたファームウェアは、サーバがリブートされるまで、アダプタで実行されているバージョンのファームウェアになりません。 ホスト ファームウェア パッケージのアダプタに [Set Startup Version Only] を設定することはできません。

サーバがサービス プロファイルに関連付けられていない場合、アクティブ化されたファームウェアは pending-next-boot 状態のままになります。 Cisco UCS Managerは、サーバがサービス プロファイルに関連付けられるまで、エンドポイントをリブートせず、ファームウェアをアクティブにしません。 必要に応じて、関連付けられていないサーバを手動でリブートまたはリセットして、ファームウェアをアクティブにできます。

I/O モジュールに対して [Set Startup Version Only] を設定した場合、そのデータ パス内のファブリック インターコネクトがリブートされると、I/O モジュールがリブートされます。 I/O モジュールに対して、[Set Startup Version Only] を設定しない場合、I/O モジュールがリブートし、トラフィックが中断します。 また、Cisco UCS Manager によってファブリック インターコネクトと I/O モジュールの間にプロトコルとファームウェア バージョンの不一致が検出されると、Cisco UCS Manager は、ファブリック インターコネクト内のファームウェアと一致するファームウェア バージョンを使用して自動的に I/O モジュールを更新し、ファームウェアをアクティブ化して、I/O モジュールをもう一度リブートします。

不要なアラートを回避するためのアップグレード前の Call Home のディセーブル化(任意)

Cisco UCS ドメインをアップグレードすると、Cisco UCS Manager によってコンポーネントが再起動され、アップグレード プロセスが完了します。 この再起動によって、サービスの中断およびコンポーネントの障害と同じイベントが発生し、Call Home アラートの送信がトリガーされます。 アップグレードの開始前に Call Home をディセーブルにしない場合は、アップグレードに関連したコンポーネントの再起動によって生成されるアラートを無視してください。

自動インストールによるアップグレードに関する注意、ガイドライン、および制約事項

自動インストールを使用して Cisco UCS ドメインのエンドポイントのファームウェアをアップグレードする前に、次の注意、ガイドライン、および制約事項を考慮してください。


(注)  


次の注意事項は自動インストールに固有の事項であり、ファームウェア アップグレードに関する注意、ガイドライン、および制約事項の項目と併せて考慮する必要があります。


エンドポイントの状態

アップグレードを開始する前に、影響を受けるすべてのエンドポイントが次の状態であることが必要です。

  • クラスタ設定の場合、ファブリック インターコネクトの高可用性ステータスに、両方が稼働中であると示されていることを確認します。
  • スタンドアロン設定の場合、ファブリック インターコネクトの [Overall Status] が [Operable] であることを確認します。
  • アップグレードするすべてのエンドポイントについて、動作可能な状態にあることを確認します。
  • アップグレードするすべてのサーバについて、すべてのサーバが検出され、検出が失敗しないことを確認します。いずれかのサーバ エンドポイントをアップグレードできないと、 Install Server Firmwareの処理は失敗します。

自動インストールの実行に必要な最小ファームウェア レベル

自動インストールを使用してエンドポイントの一部またはすべてをアップグレードする場合、Cisco UCS ドメインは次の最小ファームウェア レベルを満たしている必要があります。

  • すべてのエンドポイントが Cisco UCS Release 1.4 以降である必要があります。
  • すべてのエンドポイントでファームウェアの最新のメンテナンス リリースまたはそのリリースのパッチを実行している必要があります。

たとえば、Cisco UCS Release 1.4 を実行している Cisco UCS ドメインは、Cisco UCS Release 1.4(4j) を実行している必要があり、Cisco UCS Release 2.0 を実行している Cisco UCS ドメインは、2.0(4a) を実行している必要があります。

インフラストラクチャとサーバのファームウェアを同時にアップグレードすることは不可能

インフラストラクチャのファームウェアをサーバのファームウェアと同時にアップグレードすることはできません。 インフラストラクチャのファームウェアを先にアップグレードし、次にサーバのファームウェアをアップグレードすることを推奨します。 インフラストラクチャのファームウェアのアップグレードが完了するまで、サーバのファームウェアのアップグレードは開始しないでください。

必要な権限

自動インストールを使用してエンドポイントをアップグレードするには、次の権限が必要です。

権限 実行できるアップグレード作業

admin

  • Install Infrastructure Firmwareの実行
  • Install Server Firmwareの実行
  • ホスト ファームウェア パッケージの追加、削除、および変更

サービス プロファイルの計算(ls-compute)

Install Server Firmwareの実行

サービス プロファイルのサーバ ポリシー(ls-server-policy)

ホスト ファームウェア パッケージの追加、削除、および変更

サービス プロファイルの設定ポリシー(ls-config-policy)

ホスト ファームウェア パッケージの追加、削除、および変更

Install Server Firmwareに対するホスト ファームウェア パッケージと管理ファームウェア パッケージの影響

Install Server Firmwareでは、ホスト ファームウェア パッケージを使用してサーバをアップグレードするため、Cisco UCS ドメインのすべてのサーバを同じファームウェア バージョンにアップグレードする必要はありません。 ただし、関連するサービス プロファイルにInstall Server Firmwareを設定したときに選択したホスト ファームウェア パッケージが含まれるサーバは、すべて指定したソフトウェア バンドルのファームウェア バージョンにアップグレードされます。

サーバに関連付けられているサービス プロファイルにホスト ファームウェア パッケージだけでなく管理ファームウェア パッケージも含まれている場合は、Install Server Firmwareでは、管理ファームウェア パッケージのファームウェア バージョンを使用して、サーバの CIMC をアップグレードします。 CIMC は、ホスト ファームウェア パッケージの CIMC の方が管理ファームウェア パッケージの CIMC より新しいバージョンの場合でも、ホスト ファームウェア パッケージのファームウェア バージョンにはアップグレードされません。 ホスト ファームウェア パッケージを使用してサーバの CIMC をアップグレードする場合は、関連付けられたサービス プロファイルから管理ファームウェア パッケージを削除する必要があります。

サービス プロファイルにホスト ファームウェア パッケージが含まれていないサーバに対してInstall Server Firmwareを使用した場合の影響

サーバに関連付けられたサービス プロファイルにホスト ファームウェア パッケージが含まれていない場合、このサーバのエンドポイントのアップグレードにInstall Server Firmwareを使用すると、Install Server Firmwareではデフォルトのホスト ファームウェア パッケージを使用してサーバをアップグレードします。 Install Server Firmwareでは、デフォルトのホスト ファームウェア パッケージのみ更新できます。

サーバに関連付けられているサービス プロファイルが以前に Install Server Firmware のデフォルトのホスト ファームウェア パッケージによって更新されている場合、このサーバの CIMC またはアダプタをアップグレードするには、次のいずれかの方法を使用する必要があります。

  • Install Server Firmwareを使用してデフォルトのホスト ファームウェア パッケージを変更し、次にInstall Server Firmwareを使用してサーバをアップグレードする。
  • 新しいホスト ファームウェア パッケージ ポリシーを作成し、これをサーバに関連付けられたサービス プロファイルに割り当て、そのホスト ファームウェア パッケージ ポリシーを使用してサーバをアップグレードする。
  • サービス プロファイルをサービス プロファイルの関連付けから解除し、次にサーバのエンドポイントを直接アップグレードする。

新たに追加されたサーバのサーバ ファームウェアのアップグレード

Install Server Firmwareを実行した後、Cisco UCS ドメインにサーバを追加すると、新しいサーバのファームウェアはInstall Server Firmwareによって自動的にアップグレードされません。 新しく追加したサーバのファームウェアを、最後にInstall Server Firmwareを実行したときに使用したファームウェア バージョンにアップグレードする場合は、エンドポイントをそのサーバのファームウェアに手動でアップグレードする必要があります。 Install Server Firmwareには、ファームウェア バージョンの変更が毎回必要です。 サーバを同じファームウェア バージョンにアップグレードするためにInstall Server Firmwareを再実行することはできません。

Cisco UCS Central のファームウェア管理に関する注意、ガイドライン、および制約事項

Cisco UCS Central から Cisco UCS Manager のファームウェアの管理を開始する前に、次の注意、ガイドライン、および制約事項を考慮してください。

  • ドメイン グループに定義したファームウェア ポリシーは、このドメイン グループに追加されるすべての新しい Cisco UCS ドメインに適用されます。 ドメイン グループでファームウェア ポリシーが定義されていない場合、Cisco UCS ドメインは親ドメイン グループからポリシーを継承します。
  • グローバル ポリシーは、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central との接続を失った場合でも Cisco UCS Manager にグローバルに残ります。 Cisco UCS Manager でグローバルなポリシーのいずれかに変更を適用するには、所有権をグローバルからローカルに変更する必要があります。
  • ホスト ファームウェア パッケージを Cisco UCS Central から作成した場合は、これをサービス プロファイルに関連付けて、Cisco UCS ドメインにアップデートを展開する必要があります。
  • Cisco UCS Central でホスト ファームウェア パッケージを変更すると、その変更はホスト ファームウェア アップデートに関連付けられた次のメンテナンス スケジュールの際に Cisco UCS ドメインに適用されます。
  • Cisco UCS Central で定義したホスト ファームウェア メンテナンス ポリシーは、Cisco UCS ドメインの org-root に適用されます。 Cisco UCS Central から Cisco UCS ドメインのサブ組織に対して別のホスト メンテナンス ポリシーを定義することはできません。
  • サービス プロファイルとの関連付けを持たないサーバは、ホスト ファームウェア パックのデフォルト バージョンにアップグレードされます。 これらのサーバにはメンテナンス ポリシーがないため、ただちにリブートされます。
  • Cisco UCS Central で保守ポリシーを指定し、ユーザの確認応答をイネーブルにし、スケジュールを指定しない場合は、Cisco UCS Manager からのみ保留中のタスクに確認応答できます。 Cisco UCS Central からの保留中のアクティビティに確認応答するには、グローバルなスケジューラをイネーブルにしてメンテナンスをスケジュールし、ユーザの確認応答をイネーブルにする必要があります。
  • Cisco UCS Central でメンテナンス ポリシーをスケジュールし、ユーザの確認応答をイネーブルにすると、このタスクは保留中のアクティビティ タブにスケジュールで指定した時刻で表示されます。
  • メンテナンス ポリシーの保留中のアクティビティは、ドメイン グループのセクションからのみ表示できます。
  • 任意のファームウェアのスケジュールに対するユーザの確認応答をイネーブルにして、Cisco UCS ドメインでの予期せぬリブートを避けるようにしてください。