Cisco UCS B シリーズ GUI ファームウェア管理ガイド リリース 2.1
自動インストールによるファームウェアのアップグレード
自動インストールによるファームウェアのアップグレード
発行日;2013/01/30   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

自動インストールによるファームウェアのアップグレード

この章の内容は、次のとおりです。

自動インストール によるファームウェア アップグレード

自動インストール では、次の 2 つの段階によって、Cisco UCS ドメイン を 1 つのパッケージに含まれるファームウェア バージョンにアップグレードすることができます。

  • インフラストラクチャ ファームウェアのインストールCisco UCS インフラストラクチャ ソフトウェア バンドル を使用して、インフラストラクチャ コンポーネント、I/O モジュール、Cisco UCS Manager などのインフラストラクチャのコンポーネントをアップグレードすることができます。
  • サーバ ファームウェアのインストールCisco UCS B シリーズ ブレード サーバ ソフトウェア バンドル を使用して、Cisco UCS ドメインまたは Cisco UCS C シリーズ ラックマウント UCS 管理対象サーバ ソフトウェア バンドル 内のすべてのブレード サーバをラック サーバにすべてアップグレードします。

この 2 つの段階は独立したものであり、異なる時刻に実行することや、実行されるようにスケジュールすることができます。

自動インストール を使用して、インフラストラクチャ コンポーネントを Cisco UCS のあるバージョンに、またサーバ コンポーネントを異なるバージョンにアップグレードすることができます。


(注)  


ドメイン内の Cisco UCS ManagerCisco UCS 2.1(1) より前のリリースである場合は、自動インストールを使用して、Cisco UCS ドメイン内のインフラストラクチャまたはサーバをアップグレードすることはできません。 ただし、Cisco UCS Managerを Release 2.1(1) にアップグレードすれば、自動インストールを使用して、Release 1.4 以上の Cisco UCS ドメイン内にある他のコンポーネントをアップグレードすることができます。


インフラストラクチャ ファームウェアのインストール

インフラストラクチャ ファームウェアのインストール では、Cisco UCS Manager を含む Cisco UCS ドメイン内のすべてのインフラストラクチャ コンポーネントと、すべてのファブリック インターコネクトおよび I/O モジュールをアップグレードします。 すべてのコンポーネントが、選択した Cisco UCS インフラストラクチャ ソフトウェア バンドル に含まれるファームウェア バージョンにアップグレードされます。

インフラストラクチャ ファームウェアのインストール では、Cisco UCS ドメイン ドメイン内の一部のインフラストラクチャ コンポーネントだけを対象とする部分アップグレードはサポートしていません。

メンテナンス時間帯に対応する特定の時刻にインフラストラクチャのアップグレードをスケジュールできます。 ただし、インフラストラクチャのアップグレードが進行中の場合、別のインフラストラクチャのアップグレードをスケジュールすることはできません。 次のアップグレードをスケジューリングするには、現在のアップグレードが完了するまで待つ必要があります。


(注)  


インフラストラクチャ ファームウェア アップグレードが今後行われる予定の場合は、キャンセルできます。 ただし、インフラストラクチャ ファームウェア アップグレードがいったん開始すると、キャンセルすることはできません。


サーバ ファームウェアのインストール

サーバ ファームウェアのインストール では、ホスト ファームウェア パッケージを使用して、Cisco UCS ドメイン内のすべてのサーバおよびコンポーネントをアップグレードします。 サービス プロファイルに選択したホスト ファームウェア パッケージが含まれているサーバは、次のように、選択したソフトウェア バンドルのファームウェア バージョンにすべてアップグレードされます。

  • シャーシ内のすべてのブレード サーバ用の Cisco UCS B シリーズ ブレード サーバ ソフトウェア バンドル
  • Cisco UCS ドメインに統合されているすべてのラックマウント サーバ用の Cisco UCS C シリーズ ラックマウント UCS 管理対象サーバ ソフトウェア バンドル

(注)  


Install Server Firmware ウィザードの設定が完了した後で、サーバ ファームウェアのアップグレード プロセスをキャンセルすることはできません。 Cisco UCS Manager は、変更を即座に反映します。 ただし、サーバが実際にリブートされるタイミングは、サーバに関連付けられたサービス プロファイル内のメンテナンス ポリシーによって異なります。


自動インストールのための必要な手順

Cisco UCS ドメインのすべてのコンポーネントを同じパッケージ バージョンへアップグレードする場合は、自動インストールの各ステージを次の順序で実行する必要があります。

  1. インフラストラクチャ ファームウェアのインストール
  2. サーバ ファームウェアのインストール

この順序で実行すると、サーバのファームウェア アップグレードをインフラストラクチャのファームウェア アップグレードとは異なるメンテナンス時間帯にスケジュールすることができます。

自動インストールによるインフラストラクチャのファームウェアのアップグレード

はじめる前に

ファームウェアのアップグレードとダウングレードの前提条件 に記載のすべての前提条件を満たす必要があります。

Cisco UCS ドメインで時刻を設定するために NTP サーバを使用していない場合は、プライマリおよびセカンダリ ファブリック インターコネクトのクロックが同期していることを確認します。 クロックを同期させるには、Cisco UCS Manager で NTP サーバを設定するか、時刻を手動で合わせます。

手順
    ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
    ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。
    ステップ 3   [Work] ペインの [Firmware Management] タブをクリックします。
    ステップ 4   [Work] ペインの [Firmware Auto Install] タブをクリックします。
    ステップ 5   [Actions] 領域で、[Install Infrastructure Firmware] をクリックします。
    ステップ 6   [Install Infrastructure Firmware] ダイアログボックスの [Properties] 領域で、次のフィールドに値を入力します。
    名前 説明

    [Name] フィールド

    Cisco UCS によって作成および管理されるインフラストラクチャ パックの名前。 このフィールドのデフォルト名を変更したり、カスタム インフラストラクチャ パックを作成することはできません。

    [Description] フィールド

    インフラストラクチャ パックのユーザ定義による説明。 このフィールドはデフォルトで入力されます。 ただし、必要に応じて独自の説明を入力することもできます。

    256 文字以下で入力します。 `(アクセント記号)、\(バックスラッシュ)、^(キャラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり記号)、<(小なり記号)、'(一重引用符)を除く任意の文字またはスペースを使用できます。

    [Version] ドロップダウン リスト

    インフラストラクチャのコンポーネントのファームウェア アップグレードに使用できるソフトウェア バンドルのリスト。

    [Force] チェックボックス

    オンにすると、Cisco UCS では、選択したバージョンを前回インストールしようとしたときに失敗または中断した場合でも、インストールを試みます。

    ステップ 7   [Install Infrastructure Firmware] ダイアログボックスの [Infrastructure Schedule] 領域で、次のいずれかの操作を実行します。
    オプション 説明

    [Start Time] フィールド

    オカレンスが実行される日時。

    フィールドの終端にある下矢印をクリックして、カレンダーから日付を選択します。

    [Upgrade Now] チェックボックス

    オンにすると、Cisco UCS Manager は [Start Time][Start Time] フィールドフィールドを無視して、[OK] がクリックされるとすぐにインフラストラクチャのファームウェアをアップグレードします。

    ステップ 8   [OK] をクリックします。

    [Firmware Auto Install] タブの [Firmware Installer] フィールドには、インフラストラクチャのファームウェア アップグレードのステータスが表示されます。


    次の作業

    プライマリ ファブリック インターコネクトのリブートを確認します。 このリブートを確認しないと、Cisco UCS Manager でインフラストラクチャのアップグレードを完了できず、アップグレードは無期限に保留状態になります。

    プライマリ ファブリック インター コネクトのリブートの確認


    (注)  


    インフラストラクチャ ファームウェアをアップグレードした後、インフラストラクチャ ファームウェアのインストール は自動的にクラスタ設定内のセカンダリ ファブリック インターコネクトをリブートします。 ただし、プライマリ ファブリック インターコネクトのリブートは、ユーザが承認する必要があります。 リブートを承認しなかった場合、インフラストラクチャ ファームウェアのインストール はアップグレードを完了するのではなく、その承認を無期限に待ちます。


    手順
      ステップ 1   ツールバーの [Pending Activities] をクリックします。
      ステップ 2   [Pending Activities] ダイアログボックスで、[User Acknowledged Activities] タブをクリックします。
      ステップ 3   テーブルで、プライマリ ファブリック インターコネクトの保留中のリブートの行を探します。
      ステップ 4   その行の[Reboot Now] カラムで [Acknowledge All] チェックボックスをオンにします。
      ステップ 5   [OK] をクリックします。

      Cisco UCS Manager によって、すぐにプライマリ ファブリック インター コネクトがリブートされます。 [OK] をクリックした後にリブートを停止することはできません。


      インフラストラクチャ ファームウェアのアップグレードのキャンセル


      (注)  


      インフラストラクチャ ファームウェア アップグレードが今後行われる予定の場合は、キャンセルできます。 ただし、インフラストラクチャ ファームウェア アップグレードがいったん開始すると、キャンセルすることはできません。


      手順
        ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
        ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。
        ステップ 3   [Work] ペインの [Firmware Management] タブをクリックします。
        ステップ 4   [Work] ペインの [Firmware Auto Install] タブをクリックします。
        ステップ 5   [Actions] 領域で、[Install Infrastructure Firmware] をクリックします。
        ステップ 6   [Install Infrastructure Firmware] ダイアログボックスの [Actions] 領域で、[Cancel Infrastructure Upgrade] をクリックします。
        ステップ 7   Cisco UCS Manager GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。
        ステップ 8   [OK] をクリックします。

        自動インストールによるサーバ ファームウェアのアップグレード


        (注)  


        Install Server Firmware ウィザードの設定が完了した後で、サーバ ファームウェアのアップグレード プロセスをキャンセルすることはできません。 Cisco UCS Manager は、変更を即座に反映します。 ただし、サーバが実際にリブートされるタイミングは、サーバに関連付けられたサービス プロファイル内のメンテナンス ポリシーによって異なります。


        はじめる前に

        ファームウェアのアップグレードとダウングレードの前提条件 に記載のすべての前提条件を満たす必要があります。

        手順
          ステップ 1   [Navigation] ペインの [Equipment] タブをクリックします。
          ステップ 2   [Equipment] タブで、[Equipment] ノードを展開します。
          ステップ 3   [Work] ペインの [Firmware Management] タブをクリックします。
          ステップ 4   [Work] ペインの [Firmware Auto Install] タブをクリックします。
          ステップ 5   [Actions] 領域で、[Install Server Firmware] をクリックします。
          ステップ 6   [Install Server Firmware] ウィザードの [Prerequisites] ページで、このページに一覧されている前提条件とガイドラインを慎重に確認してから、次のいずれかを実行してください。
          • 前提条件をすべて満たしている場合は、[Next] をクリックします。
          • 前提条件をすべて満たしていない場合は [Cancel] をクリックして、サーバのファームウェアをアップグレードする前に前提条件を満たしてください。
          ステップ 7   [Install Server Firmware] ウィザードの [Select Package Versions] ページで、次の手順を実行します。
          1. Cisco UCS ドメインにブレード サーバが含まれている場合は、[B-Series Blade Server Software] 領域の [New Version] ドロップダウン リストから、これらのサーバをアップグレードするソフトウェア バンドルを選択します。
          2. Cisco UCS ドメインにラックマウント サーバが含まれている場合は、[C-Series Rack-Mount Server Software] 領域の [New Version] ドロップダウン リストから、これらのサーバをアップグレードするソフトウェア バンドルを選択します。

            Cisco UCS ドメインにブレード サーバとラック サーバの両方が含まれている場合は、[Select Package Versions] ページで B シリーズ ブレード サーバおよび C シリーズ ラックマウント サーバの新しいファームウェア バージョンを選択して、ドメイン内のすべてのサーバをアップグレードすることを推奨します。

            (注)     

            デフォルトのホスト ファームウェア パッケージを更新すると、関連付けられていないサーバと、ホスト ファームウェア パッケージを含まないサービス プロファイルを持つサーバのファームウェアがアップグレードされることがあります。 このファームウェア アップグレードにより、サービス プロファイルで定義されたメンテナンス ポリシーに従ってこれらのサーバのリブートが発生する可能性があります。

          3. [Next] をクリックします。
          ステップ 8   [Install Server Firmware] ウィザードの [Select Host Firmware Packages] ページで、次の手順を実行します。
          1. 選択したソフトウェアで更新するホスト ファームウェア パッケージが含まれる各組織のノードを展開します。
          2. 更新する各ホスト ファームウェア パッケージの名前の隣にあるチェックボックスをオンにします。

            この手順によって、選択したホスト ファームウェア パッケージが新しいバージョンのファームウェアによって更新されます。 すべてのサーバを更新するには、Cisco UCS ドメインのすべてのサーバに関連付けられたサービス プロファイルに含まれているホスト ファームウェア パッケージを選択する必要があります。

          3. [Next] をクリックします。
          ステップ 9   [Install Server Firmware] ウィザードの [Host Firmware Package Dependenciess] ページで、次の手順を実行します。
          1. テーブルに表示される各ホスト ファームウェア パッケージのノードを展開します。
          2. ホスト ファームウェア パッケージが含まれるサービス プロファイルのリストを確認します。
          3. 必要に応じて、次のいずれかのカラムにあるリンクをクリックします。
            • [Host Pack DN] カラム:ホスト ファームウェア パッケージのナビゲータを開きます。
            • [Service Profile DN] カラム:サービス プロファイルのナビゲータを開きます。
          4. 次のいずれかの手順を実行します。
            • 選択したホスト ファームウェア パッケージを 1 つ以上変更する場合は、[Prev] をクリックします。
            • 適切なホストのファームウェア パッケージを選択済みで、エンドポイントのサーバ ファームウェアのアップグレードの影響を確認する場合は、[Next] をクリックします。
            • サーバのアップグレードをただちに開始する場合は、[Install] をクリックします。
          ステップ 10   [Install Server Firmware] ウィザードの [Impacted Endpoints Summary] ページで、次の手順を実行します。
          1. [Impacted Endpoints] テーブルで結果をフィルタリングするには、該当するチェックボックスをクリックします。

            結果は、エンドポイントのタイプや、アップグレードの影響が重大であるかどうかによってフィルタリングできます。

          2. 影響を受けるエンドポイントのリストを確認します。
          3. 必要に応じて、 [Maintenance Policy] カラムのリンクをクリックして、そのポリシーのナビゲータを開きます。
          4. 次のいずれかの手順を実行します。
            • 選択したホスト ファームウェア パッケージを 1 つ以上変更する場合は、[Prev] をクリックします。
            • 適切なホスト ファームウェア パッケージを選択済みで、サーバのアップグレードを開始する場合は、[Install] をクリックします。
          ステップ 11   (任意)サーバ ファームウェアのアップグレードの進行状況をチェックするには、アップグレードする各サーバの [FSM] タブをチェックします。

          [Firmware Auto Install] タブの [Firmware Installer] フィールドには、インフラストラクチャ ファームウェアのアップグレードのステータスだけが表示されます。