Cisco UCS M4308 モジュラ シャーシ インストレーション ガイド
Maintenance
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ステータス LED

このセクションでは、LED を使用してシステムの問題を診断する方法について説明します。

前面パネル LED

図 1. 前面パネル LED



1

システム ユニット識別ボタンと LED

5

温度ステータス LED

2

システム電源ステータス LED

6

電源装置ステータス LED

3

システム ステータス LED

7

ネットワーク リンク アクティビティ LED

4

ファン ステータス LED

8

スロット列挙マップ

1

ユニット識別ボタン/LED

  • 消灯:ユニット識別 LED は使用されていません。

  • 青の点灯:ユニット識別 LED がアクティブになっています。

2

システム電源ボタン/電源ステータス LED

  • 消灯:システムに AC 電力が供給されていません。

  • オレンジ:システムはスタンバイ電源モードです。

  • 緑:システムは主電源モードです。 すべてのコンポーネントに電力が供給されています。

3

システム ステータス

  • 緑:システムは正常動作状態で稼働しています。

  • オレンジ:システムは縮退運転状態です。 次に例を示します。

    • 電源装置の冗長性が失われている。

    • オンボード電流と電圧の警告。

    • カートリッジ障害。

    • RAID 構成内の少なくとも 1 台のドライブに障害が発生している。

  • オレンジの点滅:システムでは重大な障害が発生しています。 次に例を示します。

    • ブートに失敗した。

    • 修復不能な CPU またはバス エラーが検出された。

    • システムが過熱状態にある。

4

ファン ステータス

  • 緑:すべてのファン モジュールが正常に動作中です。

  • オレンジ:1 つ以上のファン センサーが警告しきい値を超えています。

  • オレンジの点滅:1 つ以上のファン センサーが重大しきい値を超えています。

5

温度ステータス

  • 緑:システムは正常温度で稼働中です。

  • オレンジ:1 つ以上の温度センサーが警告しきい値を超えています。

  • オレンジの点滅:1 つ以上の温度センサーが重大しきい値を超過しています。

6

電源装置ステータス

  • 緑:すべての電源装置が正常に動作中です。

  • オレンジ:1 つ以上の電源装置が縮退運転状態にあります。

  • オレンジの点滅:1 台以上の電源装置が重大な障害発生状態にあります。

7

ネットワーク リンク アクティビティ

  • 消灯:イーサネット リンクがアイドル状態です。

  • 緑:1 つ以上のイーサネット LOM ポートでリンクがアクティブになっています。

  • 緑の点滅:1 つ以上のイーサネット LOM ポートでトラフィックがアクティブになっています。

8

スロット列挙マップ

コンピュート カートリッジの位置を示します。

背面パネル LED

図 2. 背面パネル LED



1

ハード ドライブ障害 LED(各ドライブ トレイ上)

7

40 Gb QSFP アップリンク ステータス LED

2

ハード ドライブ アクティビティ LED(各ドライブ トレイ上)

8

40 Gb QSFP アップリンク ステータス LED

3

電源装置障害 LED

9

1 Gb イーサネット リンク ステータス LED

4

電源装置ステータス LED

10

1 Gb イーサネット リンク速度 LED

5

ユニット識別 LED

11

1 Gb イーサネット リンク ステータス LED

6

ユニット ステータス LED

12

1 Gb イーサネット リンク速度 LED

1

ハード ドライブ障害

  • 消灯:ハード ドライブは正常に動作中です。

  • オレンジ:ドライブ障害が検出されました。

  • オレンジの点滅:デバイスの再構成中です。

  • 1 秒間隔のオレンジの点滅:ドライブ位置特定機能がアクティブ化されました。

2

ハード ドライブ アクティビティ

  • 消灯:ハード ドライブ トレイにハード ドライブが存在しません(アクセスなし、障害なし)。

  • 緑:ハード ドライブの準備が完了しています。

  • 緑の点滅:ハード ドライブはデータの読み取り中または書き込み中です。

3

電源装置障害 LED

  • オフ:電源装置は正常に動作中です。

  • オレンジの点滅:イベント警告しきい値に達しましたが、電源装置は動作し続けています。

  • オレンジ:重大障害しきい値に達し、電源装置がシャットダウンしています。

4

電源装置ステータス LED

  • 緑:電源装置が正常に機能しており、システムに DC 電源を供給しています。

  • 緑の点滅:電源装置がオフで、コールド冗長性モードに入っています。

5

ユニット識別 LED

  • 消灯:ユニット識別 LED は使用されていません。

  • 青の点灯:ユニット識別 LED がアクティブになっています。

6

ユニット ステータス LED

  • 消灯:システムに AC 電力が供給されていません。

  • オレンジ:システムはスタンバイ電源モードです。

  • 緑:システムは主電源モードです。 すべてのコンポーネントに電力が供給されています。

7

40 Gb QSFP アップリンク ステータス LED

8

40 Gb QSFP アップリンク ステータス LED

9

1 Gb イーサネット リンク ステータス LED

  • 消灯:リンクが確立されていません。

  • 緑:リンクはアクティブです。

  • 緑の点滅:アクティブなリンクにトラフィックが存在します。

10

1 Gb イーサネット リンク速度 LED

  • 消灯:リンク速度は 10 Mbps です。

  • オレンジ:リンク速度は 100 Mbps です。

  • 緑:リンク速度は 1 Gbps です。

11

1 Gb イーサネット リンク ステータス LED

  • 消灯:リンクが確立されていません。

  • 緑:リンクはアクティブです。

  • 緑の点滅:アクティブなリンクにトラフィックが存在します。

12

1 Gb イーサネット リンク速度 LED

  • 消灯:リンク速度は 10 Mbps です。

  • オレンジ:リンク速度は 100 Mbps です。

  • 緑:リンク速度は 1 Gbps です。

システム コンポーネント交換の準備

このセクションでは、コンポーネント交換の準備方法について説明します。内容は次のとおりです。

必要な工具

このセクションの手順を実行するには、次の工具を使用します。

  • No.2 プラス ドライバ

システム電源をオフにする

いずれかの Cisco Integrated Management Controller(Cisco IMC)インターフェイスを使用して、グレースフル シャットダウンまたはハード シャットダウンを実行できます。

手順
完全に AC 電源を切断してシステムの電源をオフにするには、システムの電源装置から電源コードを抜きます。
注意       

システムから完全にすべての電源を取り外すには、すべての電源装置からすべての電源コードを外します。


システム電源をオンにする

電源装置に電源コードを差し込み、電源に接続すると、システムがスタンバイ電源モードで起動します。 前面パネルの電源ボタン/LED はオレンジ色に点灯します。 サーバ ノード サービス プロセッサと冷却ファンにのみ電力が供給されています。

シャーシ カバーの取り外し

このシステムには 1 つの上部カバーが取り付けられています。 このカバーを開くと、ファン モジュールを含む内部コンパートメントにアクセスできます。

手順
    ステップ 1   カバー ラッチのロック機構が反時計回りに回転してロック解除の位置にあることを確認します。
    ステップ 2   カバー ラッチを持ち上げて外します。
    ステップ 3   取り外すシャーシの後方にカバーをずらします。
    図 3. シャーシ カバーの取り外し



    1

    カバー ラッチ

    3

    カバー

    2

    カバー ラッチのロック機構


    交換可能なコンポーネントの概要

    このセクションでは、Cisco UCS M4308 モジュラ サーバの交換可能なコンポーネントの概要を示します。

    コンポーネントの前面パネル

    図 4. Cisco UCS M4308 シャーシの前面パネル



    1

    Cisco UCS M142 コンピュート カートリッジ(スロット 1)

    5

    Cisco UCS M142 コンピュート カートリッジ(スロット 8)

    2

    Cisco UCS M142 コンピュート カートリッジ(スロット 2)

    6

    Cisco UCS M142 コンピュート カートリッジ(スロット 7)

    3

    Cisco UCS M142 コンピュート カートリッジ(スロット 3)

    7

    Cisco UCS M142 コンピュート カートリッジ(スロット 6)

    4

    Cisco M142 コンピュート カートリッジ(スロット 4)

    8

    Cisco M142 コンピュート カートリッジ(スロット 5)

    コンポーネントの背面パネル

    図 5. Cisco UCS M4308 シャーシの背面パネル



    1

    PC1e(シスコがサポートしている PCIe カードのみ)

    5

    ソリッド ステート ドライブ(スロット 4)

    2

    ソリッド ステート ドライブ(スロット 1)

    6

    電源装置 1

    3

    ソリッド ステート ドライブ(スロット 3)

    7

    電源装置 2

    4

    ソリッド ステート ドライブ(スロット 2)

    Cisco UCS M142 コンピュート カートリッジの取り外し

    このセクションでは、コンピュート カートリッジの取り外し方法について説明します。 システムは、最大 8 つの単一幅のコンピュート カートリッジをサポートします。

    手順
      ステップ 1   カートリッジのロック機構を右にスライドさせます。
      ステップ 2   カートリッジ レバーを持ち上げて外します。
      ステップ 3   シャーシからカートリッジを引き出します。
      図 6. Cisco UCS M142 コンピュート カートリッジの取り外し



      1

      カートリッジのロック機構

      2

      カートリッジの取り外しレバー

      ステップ 4   新しいカートリッジを一度に 1 つずつシャーシに挿入します。 背面コネクタが噛み合うまでカートリッジを押し込みます。
      ステップ 5   カートリッジ取り外しレバーをしっかり噛み合わせてカートリッジをシャーシに固定します。

      シャーシ内部

      このセクションでは、シャーシ内部の交換可能なコンポーネントについて説明します。

      図 7. Cisco UCS M4308 シャーシ コンポーネントの概要



      1

      RAID コントローラ カード

      4

      電源モジュール

      2

      PCIe アダプタ カード

      5

      RTC バッテリ

      3

      2 GB のフラッシュバック式キャッシュ

      6

      ファン モジュール(x 6)

      内蔵 RTC バッテリの交換

      このセクションでは、内蔵 RTC バッテリの交換について説明します。


      (注)  


      バッテリが適正に交換されなかった場合、爆発の危険があります。 バッテリは、同型式のもの、または製造業者が推奨する同等の型式のものとのみ交換してください。 使用済みのバッテリは、製造元の指示に従って廃棄してください。 ステートメント 1015



      (注)  


      RTC バッテリを交換する場合は、指だけを使用します。 バッテリを損傷する可能性がある金属製の工具は使用しないでください。


      手順
        ステップ 1   RTC バッテリの位置を確認します。
        ステップ 2   RTC バッテリを取り外します。
        1. 指でバッテリをマザーボードのバッテリ スロットからゆっくり外します。
        ステップ 3   RTC バッテリを交換します。
        1. 指でバッテリをマザーボードのバッテリ スロットにゆっくり挿入します。
          図 8. 内蔵 RTC バッテリの交換



          1

          RTC バッテリ


        PCIe アダプタ カードの交換

        このセクションでは、内蔵 PCIe カードの交換方法について説明します。

        手順
          ステップ 1   PCIe カードを探します。
          ステップ 2   PCIe カードを取り外します。
          1. 指で PCIe カードの両端をまっすぐ持ち上げてマザーボードのソケットからゆっくり解放します。
          2. PCI カードの両端を均等に引いて、マザーボードのソケットから抜き取ります。
          ステップ 3   新しい PCIe カードを取り付けます。
          1. 新しい PCIe カードとマザーボードの空ソケットの位置を合わせます。
          2. PCIe カードをマザーボードのソケットと位置合わせ機構の上に配置します。
          3. PCIe カードの両端を慎重に押し下げて、回路基板のコネクタをマザーボードのソケットにしっかり差し込みます。
            図 9. PCIe アダプタ カードの交換



            1

            PCIe アダプタ カード


          RAID コントローラ カードの交換

          このセクションでは、内蔵 RAID コントローラ カードの交換について説明します。


          (注)  


          交換に使用できるのは、シスコがサポートしている PCIe カードのみです。


          手順
            ステップ 1   RAID コントローラ カードを探します。
            ステップ 2   ケーブル接続ポイントでケーブルを外します。
            ステップ 3   RAID コントローラ カードを取り外します。
            1. 指で RAID コントローラ カードの両端をまっすぐ持ち上げてマザーボードのソケットからゆっくり解放します。
            2. RAID コントローラ カードの両端を均等に引いて、マザーボードのソケットから取り外します。
            ステップ 4   新しい RAID コントローラ カードを取り付けます。
            1. 新しい RAID コントローラ カードとマザーボードの空ソケットの位置を合わせます。
            2. RAID コントローラ カードをマザーボードのソケットと位置合わせ機構の上に配置します。
            3. RAID コントローラ カードの両端を慎重に押し下げて、回路基板のコネクタをマザーボードのソケットにしっかり差し込みます。
            4. ケーブル接続ポイントでケーブルを接続します。
              図 10. RAID コントローラ カードの交換



              1

              RAID コントローラ カード

              2

              ケーブル接続ポイント


            ソリッド ステート ドライブの交換

            このセクションでは、ソリッド ステート ドライブ(SSD)の交換について説明します。

            最適なパフォーマンスを得るためには、以下のドライブの装着に関するガイドラインを守ってください。

            • ドライブを装着する場合は、最も番号の小さいベイから先に追加します。

            • 未使用のベイには空のドライブ ブランキング トレイを付けたままにし、適切な空気の循環を確保します。


            ヒント


            ソリッド ステート ドライブはホットプラグ可能なため、ソリッド ステート ドライブを交換するためにサーバをシャットダウンまたは電源オフする必要がありません。
            手順
              ステップ 1   ソリッド ステート ドライブを取り外します。
              1. ソリッド ステート ドライブのリリース ボタンを押します。 これでソリッド ステート ドライブのリリース レバーが解放されます。
              2. ソリッド ステート ドライブのイジェクト レバーを引きながらドライブを解放します。
              3. ソリッド ステート ドライブのイジェクト レバーを引きながらドライブを外します。
              ステップ 2   新しいソリッド ステート ドライブを取り付けます。
              1. イジェクト レバーを開いたまま、ドライブを空のドライブ ベイに挿入します。
              2. バックプレーンに触れるまでトレイをスロット内に押し込み、イジェクト レバーを閉じてドライブを所定の位置に固定します。
                図 11. ソリッド ステート ドライブの交換



                1

                ソリッド ステート ドライブのリリース ボタン

                2

                ソリッド ステート ドライブのイジェクト レバー


              ファン モジュールの交換

              ファン モジュール(C260-FAN-001)は、システムの電気的障害や損傷を引き起こすことなくホットスワップが可能です。 ただし、システムの動作中に取り外すことができるファン モジュールは 1 つだけです。 複数のファン モジュールを取り外すと、過熱が起こるおそれがあります。


              注意    


              ファン モジュールはホットスワップが可能なため、ファン モジュールの交換時にサーバをシャットダウンまたは電源オフする必要がありません。 ただし、適切な冷却を保てるよう、ファン モジュールを取り外した状態でのサーバの稼働は、1 分以内にしてください。


              手順
                ステップ 1   ファン モジュールを取り外します。
                1. 親指と人差し指でファン モジュールのリリース ラッチをつかみます。
                2. ラッチをゆっくり押し込んでファン モジュールを解放します。
                3. ファン モジュールを真上に持ち上げて、シャーシから外します。
                ステップ 2   新しいファン モジュールを取り付けます。
                1. 新しいファン モジュールを底部のコネクタとマザーボードのコネクタの位置が合うように配置します。
                2. ラッチがカチッという音をたててロックされるまで、ファン モジュールをゆっくりと押し下げます。
                図 12. ファン モジュールの交換



                1

                ファン モジュールの番号

                3

                リリース ラッチ

                2

                エアー フローの方向


                電源の交換

                このセクションでは、電源の交換について説明します。

                サーバには 1 つまたは 2 つの電源装置を設置できます。 2 つの電源装置を設置している場合、それらの電源装置は 1+1 冗長です。


                (注)  


                サーバに電源装置の冗長性を指定している(電源装置が 2 つある)場合は、1+1 冗長であるため、電源装置の交換時にサーバの電源をオフにする必要はありません。
                手順
                  ステップ 1   交換する電源装置を取り外すか、空のベイからブランク パネルを取り外します。
                  1. 次のいずれかの操作を実行します。
                    • サーバに電源が 1 つしかない場合は、電源オフのセクションの説明に従ってサーバをシャットダウンし、電源をオフにします。

                    • サーバに電源が 2 つある場合は、サーバをシャットダウンする必要はありません。

                  2. 交換する電源装置から、電源コードを取り外します。
                  3. 電源装置のハンドルをつかみながら、リリース レバーをハンドルのほうにひねります。
                  ステップ 2   次のようにして、新しい電源装置を取り付けます。
                  1. 電源装置のハンドルをつかみ、空のベイに新しい電源装置を挿入します。
                  2. リリース レバーがロックされるまで、電源装置をベイに押し込みます。
                  3. 電源コードを新しい電源装置に接続します。
                  4. サーバをシャットダウンした場合は、電源ボタンを押して、サーバを主電源モードに戻します。
                    図 13. 電源の交換



                    1

                    電源装置ハンドル

                    2

                    電源装置リリース レバー