Cisco UCS M142 カートリッジ サービス ノート
コンポーネントの交換
コンポーネントの交換

コンポーネントの交換

ヒート シンクの取り外し

この手順は、故障した CPU を交換したり、シスコ CPU をアップグレードしたりする場合に使用します。


(注)  


シスコ認定の CPU 交換部品以外は使用しないでください。


手順
    ステップ 1   No.2 プラス ドライバを使用して、ヒート シンクをマザーボードに固定している 3 本の非脱落型ネジを外します。

    各ネジを 1/4 回転ずつ順番に回して緩めます。 ヒート シンクを取り外せるようになるまで緩め続けます。

    ステップ 2   ヒート シンクをまっすぐ持ち上げて取り外します。
    ステップ 3   指でソケット リリース フックを慎重に解除します。 勢いよく跳ねないように注意してください。ソケット ピンに収まっていた CPU が外れて損傷する可能性があります。
    ステップ 4   ソケット ラッチを開きます。



    ステップ 5   ピック アンド プレース ツール(下図)を使用して CPU を取り外します。 CPU ピック アンド プレース ツールは、各 CPU オプション キットに含まれています。また、個別に購入することもできます。
    図 1. CPU ピック アンド プレース ツール



    1

    ピック アンド プレース握りレバー。

    3

    ピック アンド プレース位置決め矢印。

    2

    ピック アンド プレース リリース ボタン。

    ステップ 6   CPU ピック アンド プレース ツールのリリース ボタンを押して、留め具フックを外します。
    ステップ 7   矢印が CPU の位置決めマークに一致する向きで、CPU ソケットの上に CPU ピック アンド プレース ツールを置きます。



    1

    ピック アンド プレース握りレバー。

    ステップ 8   握りレバーを押して取り付けられた CPU をつかみます。
    ステップ 9   ツールおよび CPU をまっすぐ持ち上げます。

    CPU およびヒート シンクの取り付け

    新しい CPU を取り付ける前に、次の点を確認してください。

    • 指定されたコンポーネントに対して CPU がサポートされている。 これは、コンポーネントの技術仕様注文ガイドまたは Cisco UCS 機能カタログの関連リリースで確認できます。


    注意    


    この手順で使用するピック アンド プレース ツールは、マザーボードと CPU 間の接続ピンの損傷を防ぐために必要です。 このツールは CPU オプション キットに付属しているので、この必須ツールを使用せずに作業を進めないでください。


    手順
      ステップ 1   底面が上を向くように CPU ピック アンド プレース ツールを反転させます。



      1

      CPU 留め具つまみ(両側に 2 つずつ)。

      3

      CPU 位置決めマーク。

      2

      CPU。

      ステップ 2   リリース ボタンを押して、ピック アンド プレース ツール上の CPU 留め具を外します。
      ステップ 3   パッケージから新しい CPU を取り出し、CPU の位置決め矢印とピック アンド プレース ツールの位置決め矢印を合わせて CPU をピック アンド プレース ツールに載せます。
      ステップ 4   新しい CPU がピック アンド プレース ツールに収まったら、握りレバーを押して CPU がしっかり固定されていることを確認します。
      ステップ 5   位置決めマークを揃えて CPU ソケット上に CPU とツールを配置します。
      ステップ 6   ピック アンド プレース ツールのリリース ボタンを押して、CPU をソケット内に解放します。
      図 2. CPU ピック アンド プレース ツールを使用した CPU の挿入



      1

      ピック アンド プレース リリース ボタン。

      2

      ピック アンド プレース ツール位置決め矢印。

      3

      CPU ソケットの位置決めマーク。

      ステップ 7   交換用の CPU およびサーバ(UCS-CPU-GREASE=)に付属のサーマル グリスのシリンジを使用して、2 立方センチメートルのサーマル グリスをヒート シンクと接触する CPU の上部に追加します。 下の図に示すパターンを使用します。
      注意       

      サーマル グリスには非常に特殊な熱特性があるので、他のソースのサーマル グリスを代用品として使用しないでください。 他のサーマル グリスを使用すると損傷する可能性があります。

      (注)     

      CPU のスペアにはサーマル グリスのシリンジが 2 つ付属しています。それぞれ青いキャップと赤いキャップが付いています。 青いキャップのシリンジは UCS-CPU-GREASE= であり、このサーバで使用します。



      ステップ 8   ソケット ラッチを閉じます(下の図のコールアウト 1 を参照)。
      ステップ 9   フックを固定します(下の図のコールアウト 2 を参照)。



      ステップ 10   ヒート シンクを慎重に交換します。
      ステップ 11   3 本の非脱落型ネジを一度に 4 分の 1 だけ締めながら、ヒート シンクをマザーボードに固定します。

      DIMM およびチャネル

      チャネルは英字(CPU1 用の A または B、CPU 2 用の A または B)で識別されます。 DIMM スロットは 1 または 2 の番号が付けられています。 DIMM スロット 1 は黒色で、スロット 2 は青色であることに注意してください。

      下の図に、DIMM ソケットの色分けとコンポーネント上の DIMM とチャネルの物理的なレイアウトを示します。


      (注)  


      ソケット内部とソケット全体の制限があります。

      • 最初に青色のソケットに装着する必要があります。

      • UDIMM タイプのみが使用できます。

      • すべての DIMM に ECC が付いています。


      図 3. DIMM とチャネルの物理的配置



      下の図に、DIMM およびチャネルの論理図を示します。

      図 4. DIMM とチャネルの論理的配置



      DIMM の速度は、実装、DIMM 機能、および DDR3 電圧によって異なります。

      下の表に、コンポーネントの最大 UDIMM ECC 実装を示します。

      表 1 CPU あたりに実装可能な最大メモリ

      実装可能な最大メモリ

      4 Gb DRAM テクノロジー

      デュアル ランク UDIMM

      32 GB(4 x 8 GB DIMM)

      Cisco UCS M142 コンピュート カートリッジは、ECC DDR3 DIMM モジュール付き UDIMM にのみ対応します(CPU サブシステムあたり全部で 4 DIMM スロット)。 下の表に、可用性に基づいてテストされたサポート対象の DIMM を示します。

      表 2 サポートされている DIMM

      メイン PID

      密度

      ランク数

      最大速度(MHz)

      説明

      UCS-

      8GB

      2

      1600

      8 GB DDR3-1600MHx

      UDIMM/PC3-12800/デュアル

      ランク/x8/1.35-1.5 v/35 nm

      DIP スイッチの位置と機能

      図 5. DIP スイッチの位置



      表 3 DIP スイッチの機能

      スイッチ

      Open

      Close

      機能

      Server 1

      1

      標準

      アップデート

      Intel® Management Engine(Intel® ME)?Intel Server Platform Services Force Update

      2

      標準

      PW のクリア

      パスワード クリア

      3

      標準

      CMOS のクリア

      保護された RTC/CMOS のクリア

      4

      標準

      Recover

      BMC 強制更新

      Server 2

      5

      標準

      アップデート

      Intel® Management Engine(Intel® ME)?Intel Server Platform Services Force Update

      6

      標準

      PW のクリア

      パスワード クリア

      7

      標準

      CMOS のクリア

      保護された RTC/CMOS のクリア

      8

      標準

      Recover

      BMC 強制更新