Cisco UCS Invicta スケーリング システム インストレーション ガイド
Cisco UCS Invicta スケーリング システムの設置
Cisco UCS Invicta スケーリング システムの設置
発行日;2015/03/16 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 5MB) | フィードバック

目次

Cisco UCS Invicta スケーリング システムの設置

Cisco UCS Invicta スケーリング システムの開梱と点検

ラックに設置されている状態のシステムの開梱

パッケージの取り外し

パレットからの Cisco UCS Invicta スケーリング システムの取り外し

配送ボックス:梱包内容

ラックに設置済みのシステム

ラックに設置されていないシステム

Cisco UCS Invicta スケーリング システムの設置の準備

取り付けに関するガイドライン

ラックに関する要件

機器の要件

スライド レールの調整範囲

ラックでの Cisco UCS Invicta スケーリング システムの設置

スライド レールの取り付け

ラックの構成

ケーブル接続

電源投入

Cisco UCS Invicta スケーリング システムの設置

Cisco UCS Invicta スケーリング システムは、ラックに設置されている状態または設置されていない状態で発注できます。ラックに設置されている状態で発注した場合、Cisco UCS Invicta システムのコンポーネントは配線が事前に行われており、システムに電源を投入しネットワークに接続する準備が整っています。この章のインストールに関するセクションを確認する必要はありません。ただし、第 3 章 「ネットワークへの Cisco UCS Invicta スケーリング システムの接続」 に進む前に、安全上の重要事項、セクション「Cisco UCS Invicta スケーリング システムの開梱と点検」および「電源投入」を確認しておくことが重要です。

ラックに設置されていない状態で発注する場合は、Cisco UCS Invicta スケーリング システムをラックへ設置する方法を説明しているこの章を熟読する必要があります。この章には次の項目が含まれます。

「Cisco UCS Invicta スケーリング システムの開梱と点検」

「Cisco UCS Invicta スケーリング システムの設置の準備」

「ラックでの Cisco UCS Invicta スケーリング システムの設置」

「ケーブル接続」

「電源投入」


Cisco UCS Invicta スケーリング システムの設置、操作、または保守を行う前に、安全上の重要事項については、『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco UCS C-Series Cisco UCS Invicta Scaling Systems』を確認します。



Warning IMPORTANT SAFETY INSTRUCTIONS

This warning symbol means danger. You are in a situation that could cause bodily injury. Before you work on any equipment, be aware of the hazards involved with electrical circuitry and be familiar with standard practices for preventing accidents. Use the statement number provided at the end of each warning to locate its translation in the translated safety warnings that accompanied this device.
Statement 1071


SAVE THESE INSTRUCTIONS


警告 安全上の重要事項
「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策に留意してください。警告の各国語版については、各警告文の末尾に提示されている番号をもとに、この機器に付属している各国語で記述された安全上の警告を参照してください。ステートメント 1071

これらの注意事項を保管しておいてください。

Cisco UCS Invicta スケーリング システムの開梱と点検

このセクションでは、Cisco UCS Invicta スケーリング システムの開梱、および設置場所に移動させるための準備方法について説明します。

Cisco UCS Invicta スケーリング システムは、段ボールとプラスチックでラックを覆った木製パレットで出荷されます。


) ほとんどの場合、建物の搬出口でこの手順を実行する必要があります。フォーク リフトまたはチェーン ホイストが必要となることがあります。


ラックに設置されている状態のシステムの開梱

パッケージの取り外し

Cisco UCS Invicta スケーリング システムから保護パッケージを取り外すには、次の手順を実行します。

ステップ 1 段ボールの梱包材を固定しているナイロン ストラップを取り外します。

ステップ 2 段ボールの上の部分を取り外します。

ステップ 3 段ボールの梱包材を固定しているプラスチック製のラッチを取り外します。

図 2-1 プラスチック製のラッチの取り外し

 

ステップ 4 図 2-1 に示すように、ラックとパレットを覆っている透明なビニールを取り外します。

図 2-2 梱包材の取り外し

 

ステップ 5 Cisco UCS Invicta スケーリング システムを覆っている段ボールの 4 隅の枠と、その他の梱包材を取り外します。

ステップ 6 事前設置されているシステムの場合は、パッケージに 2 組の傾斜台が含まれます。これらは必要になるまで脇に置いておきます。


 

パレットからの Cisco UCS Invicta スケーリング システムの取り外し

Cisco UCS Invicta スケーリング システムのキャビネットをパレットから最終位置に移動する前に、次の安全に関する重要な注意事項をお読みください。

 


警告


ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次のガイドラインを守ってください。

ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。

ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。

ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を保守したりしてください。ステートメント 1006


警告 安定性に注意してください。ラックの安定装置をかけるか、ラックを床にボルトで固定してから、保守のために装置を取り外す必要があります。ラックを安定させないと、転倒することがあります。ステートメント 250


警告 複数のシャーシを設置する場合は、最初のシャーシがラックの利用可能位置の一番下に設置されるように、スライド アセンブリを取り付けます。ステートメント 252


警告 装置ラックが適切に通気されていることを確認します。ステートメント 220


警告 ラックにシステム コンポーネントを取り付けた後は、一度に複数のコンポーネントをラックのスライド アセンブリから抜かないでください。複数の拡張コンポーネントの重みにより、ラックが転倒し誰かが負傷する可能性があります。ステートメント 249


警告 ラックが床にボルトで固定されていることを確認します。ステートメント 219


警告 ラックの持ち上げには 3 名必要です。ラックの枠を下から両手で持ち上げます。けがをしないように、背中はまっすぐにして、背中ではなく足に力を入れて持ち上げます。ステートメント 334


警告 電源装置またはモジュールのハンドルを持ってラックを持ち上げようとしないでください。これらのハンドルには、ラックの重量を支える強度はありません。これらを使用してラックを持ち上げたり支えたりすると、装置の重大な破損や深刻な人身事故につながる可能性があります。ステートメント 333


注意 Cisco UCS Invicta スケーリング システムは、300 ポンドを超える重さがあります。ラックをパレットから外し設置場所に移動させるには、フォーク リフト、チェーン ホイスト、または移動専門業者が必要です。


注意 設置後に Cisco UCS Invicta スケーリング システムを移動させる必要がある場合は、システムと他の取り付け済みコンポーネントを取り外し、別々に移動させます。


注意 最も重いデバイスを Cisco UCS Invicta スケーリング システムの最下部に取り付けます。


注意 互いに接合している複数のキャビネットがある場合は、移動させる前に分解する必要があります。

表 2-1 に、Cisco UCS Invicta スケーリング システムのアクセサリ キットの内容物を示します。

 

表 2-1 ハードウェア アクセサリ キットの内容物

数量
項目

50

M6 ケージ ナット

1

ケージ ナット挿入工具

50

M6 取り付けネジ

1

4 mm アレン キー

2

M6 ソケット ヘッド ネジ

20

ケーブル管理用マジック テープ

パレットから Cisco UCS Invicta スケーリング システムを取り外すには、次の手順を実行します。


ステップ 1 パレットから Cisco UCS Invicta スケーリング システムを移動させる前に安全上の注意事項をお読みください。

ステップ 2 Cisco UCS Invicta スケーリング システムの空のキャビネットまたは装着済みのキャビネットの重量は重いため、キャビネットをパレットから取り外し設置場所に移動させる際は、必ず十分なトレーニングを受けた移動業者に依頼してください。

ステップ 3 ラックをキャスターで転がせるように、図 2-3 に示す 4 つの水平調節脚(各コーナーに 1 つ)を最も高い位置まで上昇させるには、3/8 インチまたは 1/2 インチの平頭ドライバを使用します。

図 2-3 水平調整脚を上げる

 

ステップ 4 扉を開き、パレットと Cisco UCS Invicta スケーリング システムにラック保持ブラケットを固定しているボルトを取り外します。ブラケットとボルトは取っておきます。(図 2-4 を参照)。

図 2-4 ブラケットの取り外し

 

ステップ 5 (任意)取り扱いを容易にするためにラックの重量を減らすには、側面パネルを取り外します(ある場合)。

ステップ 6 (任意)取り扱いを容易にするためにラックの重量を減らすには、前面扉を取り外します。

ステップ 7 (任意)取り扱いを容易にするためにラックの重量を減らすには、背面扉を取り外します。

ステップ 8 機器が事前に取り付けられているラックの場合、ステップ 4 でラックの前面から取り外した 4 本のボルトを使用して、ラックの背面のパレットに 2 つの傾斜台を固定します。事前にあけられた穴とハードウェアがそこにあります。(図 2-5 を参照)。

図 2-5 傾斜台の取り付け

 

ステップ 9 パレットからラックを取り外します。

機器が事前に取り付けられているラックの場合は、ラックをパレットの背面に転がし、傾斜台を使って下ろします。

図 2-6 傾斜台の使用

 

空のラックの場合は、Cisco UCS Invicta スケーリング システムをパレットの前面に慎重に転がし、次にラックを持ち上げパレットをその下から引っ張り出します。Cisco UCS Invicta スケーリング システムの持ち上げには、フォーク リフト、チェーン ホイスト、または移動専門業者を使用することを推奨します。空のラックには傾斜台は同梱されません。


注意 パレットを Cisco UCS Invicta スケーリング システムの下から引っ張り出す作業のみを行う人を 1 人割り当てます。ラックは 2 人または 3 人でも持ち上げるには重すぎるので、フォーク リフト、チェーン ホイスト、または移動専門業者を使用します。

ステップ 10 Cisco UCS Invicta スケーリング システムの空のキャビネットを輸送する必要がある場合は、パレットと梱包材を将来に使用できるよう保管しておきます。

ステップ 11 設置場所に必要な電力があり、「Cisco UCS Invicta スケーリング システムの仕様」 に示す説明を満たしていることを確認します。

ステップ 12 設置場所に至るまでの扉は、ホイール上にある Cisco UCS Invicta スケーリング システムを収容するのに十分な幅と高さがあることを確認します。

ステップ 13 フローリングの準備ができていることを確認します。

ステップ 14 Cisco UCS Invicta スケーリング システムを設置場所に転がします。


 

 


注意 Cisco UCS Invicta スケーリング システムの内部コンポーネントを取り扱うときは、静電気防止用ストラップを着用し、モジュールの端のみを持つようにしてください。


ヒント Cisco UCS Invicta スケーリング システムを輸送する場合に備えて、輸送用の箱は保管しておきます。


) シャーシは厳密に検査したうえで出荷されています。輸送中の破損や内容品の不足がある場合には、ただちにカスタマー サービス担当者に連絡してください。


梱包内容を確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 Cisco UCS Invicta スケーリング システムを段ボール箱から取り出し、梱包材はすべて保管しておきます。

ステップ 2 カスタマー サービス担当者から提供された機器リストと梱包品の内容を照合し、品目がすべて揃っていることを確認します。

ステップ 3 破損の有無を調べ、内容品の間違いや破損がある場合には、カスタマー サービス担当者に連絡してください。次の情報を用意しておきます。

発送元の請求書番号(梱包明細を参照)

破損している装置のモデルとシリアル番号

破損状態の説明

破損による設置への影響


 

配送ボックス:梱包内容

ラックに設置済みのシステム

ラックに設置済みのシステムは、ケーブルと Cisco UCS Invicta スケーリング システムのコンポーネントが事前に取り付けられた上体で届きます。コンポーネントは事前に配線が行われています。

ラックに設置済みの Cisco UCS Invicta スケーリング システムの内容物は次のとおりです。

Cisco UCS Invicta スケーリング システム。次のものが含まれます。

SSR X 2(モデル C710SR)

SSN X 2 ~ 6(モデル C3124SN)

Cat5 ケーブル

ベゼル

PDU X 2

ラックに設置されていないシステム

ラックに設置されていないシステムの出荷には次のものが含まれます。

発注した Cisco UCS Invicta スケーリング システム。次のものが含まれます。

SSR X 2(モデル C710SR)

SSN X 2 ~ 6(モデル C3124SN)

KVM ケーブル

C13 ~ C14 の各 SSR と SSN 用の電源コード X 2

ベゼル

レール キット

InfiniBand ケーブル(別のボックスで出荷されます)

Cat5 ケーブル

 

 


 

Cisco UCS Invicta スケーリング システムの設置の準備

ここでは、Cisco UCS Invicta スケーリング システムの設置の準備に関する情報を示します。この項の内容は次のとおりです。

「取り付けに関するガイドライン」

「ラックに関する要件」

「機器の要件」

「スライド レールの調整範囲」

 


注意 Cisco UCS Invicta スケーリング システムのインストレーション ガイドに従わないと、危険を伴う状態が発生する場合があります。特に、取り付け、ケーブル接続、ネットワーク接続および(または)電源接続についてインストレーション ガイドの内容に従わない場合や変更した場合は、電気による危険や取り付け時の危険を引き起こす場合があります。

取り付けに関するガイドライン


警告 システムの過熱を防ぐため、最大推奨周囲温度の 35° C (95° F) を超えるエリアで操作しないでください。
ステートメント 1047


警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐ手が届く状態にしておいてください。
ステートメント 1019


警告 この製品は、設置する建物にショート(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。この保護装置の定格が 250 V、15 A 以下であることを確認します。
ステートメント 1005


警告 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。
ステートメント 1074


注意 すべての Cisco UCS Invicta スケーリング システムにはレール キットが同梱されており、ラックマウントが想定されています。適切なエアー フローを確保するため、付属のレール キットを使用して Cisco UCS Invicta スケーリング システムをラックに取り付けることが必要です。レール キットを使用せずに、ユニットを別のユニットの上に物理的に置く、つまり「積み重ねる」と、Cisco UCS Invicta スケーリング システムの上部にある通気口がふさがれ、過熱したり、ファンの回転が速くなったり、電力消費が高くなったりする原因となる可能性があります。レール キットのレールには Cisco UCS Invicta スケーリング システム間に必要な最小限の間隔が設けられているため、Cisco UCS Invicta スケーリング システムを取り付けるときは、レール キットの上にマウントすることをお勧めします。付属のレール キットを使用してユニットをマウントする場合は、Cisco UCS Invicta スケーリング システム間の間隔を広くする必要はありません。


注意 鉄共振テクノロジーを使用する UPS タイプは使用しないでください。このタイプの UPS は、Cisco UCS などのシステムに使用すると、データ トラフィック パターンの変化によって入力電流が大きく変動し、動作が不安定になるおそれがあります。

Cisco UCS Invicta スケーリング システムを設置するときは、次のガイドラインを参照します。

Cisco UCS Invicta スケーリング システムを設置する前に、設置場所の構成を計画し、準備します。設置場所を計画する際に推奨される作業については、『 Cisco UCS Site Preparation Guide 』を参照してください。

Cisco UCS Invicta スケーリング システムを保守したり、十分なエアフローを確保できるように、Cisco UCS Invicta スケーリング システムの周囲に十分なスペースがあることを確認します。Cisco UCS Invicta スケーリング システムのエアーフローは、前面から背面に向かいます。

空調が、スケーリング システムに記載された温度要件に適合していることを確認します。

キャビネットまたはラックが、「ラックに関する要件」の項に記載された要件に適合していることを確認します。

設置場所の電源が、「電力仕様」に記載された電源要件に適合していることを確認します。使用可能な場合は、電源障害に備えて無停電電源装置(UPS)を使用してください。

ラックに関する要件

ここでは、標準的なオープン ラックの要件について説明します。次のタイプのラックを使用する必要があります。

標準 19 インチ (48.3 cm)幅 4 支柱 EIA ラック、ANSI/EIA-310-D-1992 のセクション 1 に準拠した英国ユニバーサル ピッチに適合するマウント支柱付き。

付属のスライド レールを使用する場合、ラック支柱の穴は、0.38 インチ(9.6 mm)の正方形、0.28 インチ(7.1 mm)の丸形、#12-24 UNC、または #10-32 UNC になります。

機器の要件

この Cisco UCS Invicta スケーリング システム用にシスコから提供されるスライド レールの場合、設置先のラックに 0.38 インチ(9.6 mm)の正方形、0.28 インチ(7.1 mm)の丸形、または #12-24 UNC のネジ穴があれば、設置用の工具は必要ありません。内側のレールは Cisco UCS Invicta スケーリング システムの側面にあらかじめ取り付けられています。

穴が #10-32 の丸形のラックにスライド レールを設置する場合は、スライド レールの前面から大きな正方形/丸形の取り付けペグを取り外すためにマイナス ドライバが必要です。

スライド レールの調整範囲

この Cisco UCS Invicta スケーリング システム用のスライド レールには、26 ~ 36 インチの調整範囲があります(660 ~ 914 mm)。

 

ラックでの Cisco UCS Invicta スケーリング システムの設置

ここでは、次の項目について説明します。

「スライド レールの取り付け」

スライド レールの取り付け


警告 ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次のガイドラインを守ってください。
ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。
ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。
ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を保守したりしてください。ステートメント 1006

 

ラックにスライド レールと Cisco UCS Invicta スケーリング システムを設置するには、次の手順に従ってください。


ステップ 1 スライド レールをラックに取り付けます(図 2-7 を参照)。

a. ラックの支柱内側のスライド レール部品がラック後方までの長さに合うよう、長さ調整ブラケット(図 2-7、品目 4)を使って調節します。

b. 取り付けペグ(品目 5)と固定クリップ(品目 6)がラックの前側後側の支柱の目的の穴にはまるまで、長さ調整ブラケットを押し込みます。

取り付けペグは、0.38 インチ(9.6 mm)の正方形、0.28 インチ(7.1 mm)の丸形、または #12-24 UNC のネジ穴に適合します。ペグを押し込むと、ペグは穴の形状に適合します。

小型の #10-32 丸形取り付けペグは、圧縮可能な複数の 背面 ペグに囲まれています。ただし、#10-32 のペグを使用するには、マイナス ドライバを使用して正方形/丸形の 前面 ペグを取り外す必要があります。

図 2-7 スライド レール部品の取り付け

 

1

右前側ラック支柱

4

長さ調整ブラケット

2

右後側ラック支柱

5

取り付けペグ(部品両端に 2 つずつ)

3

スライド レール部品

6

固定クリップ(部品両端に 1 つずつ)

c. 2 つ目のスライド レール部品を、ラックの反対側に取り付けます。2 つのスライド レール部品が水平で同じ高さになっていることを確かめます。

d. 所定の位置に収まって留まるまで、各部品の内側のスライド レールをラック前方へ引き出します。

 

ステップ 2 スライド レールに Cisco UCS Invicta スケーリング システムの SSR または SSN を挿入します(図 2-8 を参照)。


注意 Cisco UCS Invicta スケーリング システムの各 SSR と SSN は、コンポーネントがフル搭載されている場合、約 60 ポンド(28 kg)の重さがあります。Cisco UCS Invicta スケーリング システムを持ち上げるときは、2 人以上で行うことをお勧めします。この手順を 1 人で実行しようとすると、怪我や機器の損傷を招くおそれがあります。


) 内側のレールは Cisco UCS Invicta スケーリング システムの側面に工場出荷時にあらかじめ取り付けられています。内側のレールが損傷したり、失われたりした場合は、交換用の内側レールを発注できます(Cisco PID UCSC-RAIL-2U-I)。


a. Cisco UCS Invicta スケーリング システムの側面に取り付けられている内側のレールを、空のスライド レールの前側に合わせます。

b. 内部の停止位置に収まるまで、Cisco UCS Invicta スケーリング システムをスライド レールに押し込みます。

c. 各内側レールのスライド レール固定クリップ(品目 2)を押し込み、次に、フロント フランジがラック支柱に固定されるまで Cisco UCS Invicta スケーリング システムをラック内に押し込みます。

図 2-8 Cisco UCS Invicta スケーリング システムのスライド レールへの挿入

 

1

Cisco UCS Invicta スケーリング システムの内側のレール

3

ラック支柱のスライド レール部品

2

スライド レール固定クリップ

4

右前側ラック支柱


 

 

ラックの構成

ラックを最適化するために、Cisco UCS Invicta スケーリング システムに推奨される配置構成が提供されます。

ケーブル接続

ポイントツーポイントの Cisco UCS Invicta スケーリング システムへのケーブル接続は、SSR と SSN 間の直接接続に基づきます。

SSR はそれぞれポート 1 ~ 6 でラベル付けされています(A1...A6 および B1...B6)

SSN はそれぞれポート A および B でラベル付けされています(A1/B1、A2/B2、A3/B3、... A6/B6)

Cisco UCS Invicta スケーリング システムをケーブル接続するには、以下の手順を実行します。


ステップ 1 対応するポートを接続します(A1 には A1、B1 には B1 ..A6 ..B6)。

SSR への直接イーサネット接続

SSRA のイーサネット ポート 2 と SSRB のイーサネット ポート 2 を接続する必要があります。CAT5 パッチ コードを使用して、SSRA のイーサネット ポート 2 と SSRB のイーサネット ポート 2(図 2-9 で黄色で示すポート 2)を接続します。

図 2-9 Cisco UCS スケーリング システムのケーブル接続

 

 

電源投入


注意 記載されているこの手順に従うことがきわめて重要です。

Cisco UCS Invicta スケーリング システムに電源を投入するには、次の手順を実行します。


ステップ 1 SSR と SSN の電源ケーブルを電源に接続します。

ステップ 2 イーサネット ケーブル(Cat 5 または 6)を SSR に接続します。

ステップ 3 次の電源投入順序に従います。

すべての SSN に電源を投入します。

20 分間待機します。

すべての SSR に電源を投入します。


) SSR の背面の電源 LED は、接続されるとオレンジに点灯し、電源を投入されるとグリーンに点灯します。デバイス前面の LED は、電源を投入されるとグリーンに点灯し、それ以外は点灯しません。


電源ステータスは、電源ステータス LED で確認できます(図 1-3 を参照)。

消灯:Cisco UCS Invicta スケーリング システムに AC 電源がありません。

オレンジ:Cisco UCS Invicta スケーリング システムはスタンバイ電源モードです。CIMC と一部のマザーボード機能にだけ電力が供給されています。

グリーン:Cisco UCS Invicta スケーリング システムはメイン電源モードです。Cisco UCS Invicta スケーリング システムのすべてのコンポーネントに電源が供給されます。


) ブートアップ時に、Cisco UCS Invicta スケーリング システムは、Cisco UCS Invicta スケーリング システムに接続された USB デバイスごとにビープ音を 1 回鳴らします。外部の USB デバイスが取り付けられていない場合でも、仮想フロッピーディスク、CD/DVD ドライブ、キーボード、またはマウスなどの各仮想 USB デバイスに対して短いビープ音が鳴ります。前面パネルの KVM コネクタに接続されている付属の KVM ケーブルを使用して USB キーボードと VGA モニタを接続します(図 1-1 を参照)。



) または、背面パネルの VGA および USB ポートを使用することもできます。ただし、前面パネルの VGA と背面パネルの VGA は同時に使用できません。1 つの VGA コネクタに接続している場合に、反対側のコネクタにビデオ デバイスを接続すると、最初の VGA コネクタがディセーブルになります。