Cisco UCS E シリーズ サーバ スタートアップ ガイド リリース 2.x
BIOS
BIOS
発行日;2014/01/08   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

BIOS

この章は、次の項で構成されています。

BIOS の概要

BIOS は、システム内のハードウェアを初期化します。 CPU が初期化されると、マザーボード上の他のチップも初期化されます。 BIOS はシステム内のブート デバイスを検出し、指定の順序でブートします。 オペレーティング システムをブートし、オペレーティング システムが使用するハードウェアを設定します。 BIOS の管理可能な機能により、ハードウェアと連携して使用できるようになります。 さらに、BIOS はシステムを設定し、ファームウェアを管理し、BIOS エラー レポートを作成するオプションも提供します。

BIOS には次の機能があります。

  • PCI 接続されたデバイスのブートを提供するオプションの ROM
  • 仮想および物理ブート デバイス(SCSI、FC、ネットワーク、および USB)の管理
  • プロセッサの設定
  • メモリの設定
  • 電源管理(C ステート)

BIOS は、次の標準的な PC 対応機能をサポートしています。

  • ACPI 3.0、SMBIOS 2.5、WHEA、および USB 2.0
  • EFI シェル ブート
  • EFI ネイティブ オペレーティング システム ブート

現在の BIOS バージョンの確認

BIOS の現在のバージョンとビルド番号を確認するには、ブート中に F2 を押します。 [BIOS setup utility] が表示されます。 [Main] ページの一覧には、BIOS の現在のバージョンとビルド番号が表示されます。

シスコからファームウェアを入手するためのオプション

  • HUU ISO ファイルを使用してすべてのファームウェア コンポーネントをアップグレードすることを推奨します(BIOS および CIMC ファームウェアが含まれます)。 HUU を使用してファームウェアをアップグレードするための詳細な手順については、『Host Upgrade Utility User Guide for Cisco UCS E-Series Servers』の「Upgrading the Firmware Using the HUU」の項を参照してください(http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps12629/​prod_​installation_​guides_​list.html)。

    (注)  


    HUU は、CIMC のリリース 2.1.0 以降のリリースでサポートされます。


  • CIMC と BIOS ファームウェアを手動でアップグレードする場合は、シスコからのソフトウェアの取得を参照してください。

シスコからのソフトウェアの取得

ドライバ、BIOS ファームウェア、CIMC ファームウェア、および診断イメージをダウンロードするには、次の手順を実行します。

手順
    ステップ 1   http:/​/​www.cisco.com/​ にアクセスします。
    ステップ 2   まだログインしていない場合は、ページの右上にある [Log In] をクリックし、Cisco.com クレデンシャルを使用してログインします。
    ステップ 3   上部のメニュー バーの [Support] をクリックします。

    ロールダウン メニューが表示されます。

    ステップ 4   [Downloads](中央)ペインの [All Downloads] (右下)をクリックします。

    [Download Software] ページが表示されます。

    ステップ 5   左のペインの [Products] をクリックします。
    ステップ 6   中央のペインの [Unified Computing and Servers] をクリックします。
    ステップ 7   右のペインの [Cisco UCS E-Series Software] をクリックします。
    ステップ 8   右のペインで、ソフトウェアをダウンロードするサーバ モデル名をクリックします。

    [Download Software] ページが表示され、次の情報が示されます。

    • Unified Computing System (UCSE) Server Drivers:ドライバが含まれます。
    • Unified Computing System (UCSE) Server Firmware:Host Upgrade Utility、BIOS と CIMC のファームウェア イメージが含まれます。
    • Unified Computing System (UCSE) Utilites:診断イメージが含まれます。
    ステップ 9   適切なソフトウェア カテゴリ リンクをクリックします。
    ステップ 10   ダウンロードするソフトウェア イメージに対応する [Download] ボタンをクリックします。

    [End User License Agreement] ダイアログボックスが表示されます。

    ステップ 11   (任意)複数のソフトウェア イメージをダウンロードするには、次の手順を実行します。
    1. ダウンロードするソフトウェア イメージに対応する [Add to cart] ボタンをクリックします。
    2. 右上にある [Download Cart] ボタンをクリックします。

      カートに追加したすべてのイメージが表示されます。

    3. 右下にある [Download All] ボタンをクリックしてすべてのイメージをダウンロードします。

      [End User License Agreement] ダイアログボックスが表示されます。

    ステップ 12   [Accept License Agreement] をクリックします。
    ステップ 13   必要に応じて、次のいずれかを実行します。
    • ソフトウェア イメージ ファイルをローカル ドライブに保存します。

    • TFTP サーバからソフトウェア イメージをインストールする予定の場合、使用する TFTP サーバにファイルをコピーします。

      サーバには、TFTP サーバのコピー先フォルダに対する読み取り権限が必要です。


    次の作業

    ソフトウェア イメージをインストールします。

    BIOS ファームウェアのインストール

    BIOS ファームウェアは、ブラウザまたは TFTP サーバからインストールできます。

    ブラウザ経由の BIOS ファームウェアのインストール


    (注)  


    起こりうる問題を避けるため、Cisco Host Upgrade Utility(HUU)を使用することを強く推奨します。このユーティリティは BIOS、CIMC、およびその他のファームウェアを互換性のあるレベルにアップグレードします。 このユーティリティの詳細については、『Host Upgrade Utility User Guide for Cisco UCS E-Series Servers』http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps12629/​prod_​installation_​guides_​list.html)を参照してください。 このガイドでは、互換性のある HUU、CIMC、および BIOS のソフトウェア リリースに関する情報も提供します。

    HUU を使用せずに BIOS および CIMC ファームウェアを手動でアップグレードする場合は、CIMC ファームウェアをアップグレードしてから、BIOS ファームウェアをアップグレードする必要があります。 互換性のある CIMC ファームウェアをアクティブ化するまでは、新しい BIOS ファームウェアをインストールしないでください。インストールすると、サーバが起動しなくなります。


    はじめる前に
    • admin 権限を持つユーザとして CIMC にログインします。
    • シスコから CIMC ファームウェア ファイルを取得します。 シスコからのソフトウェアの取得を参照してください。
    • ローカル マシンに、適切なアップグレード ファイルを解凍します。
    手順
      ステップ 1   [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします。
      ステップ 2   [Server] タブの [BIOS] をクリックします。
      図 1. BIOS



      ステップ 3   [Firmware Actions] 領域で [Install BIOS Firmware through Browser Client] をクリックします。
      ステップ 4   [Install BIOS Firmware] ダイアログボックスの [Browse] をクリックし、[Choose File] ダイアログボックスを使用してインストールするファイルを選択します。
      ステップ 5   [Install Firmware] をクリックします。

      BIOS をダウンロードし、ホストの電源を切り、BIOS をアップグレードして、ホストの電源を投入します。


      TFTP サーバからの BIOS ファームウェアのインストール


      (注)  


      起こりうる問題を避けるため、Cisco Host Upgrade Utility(HUU)を使用することを強く推奨します。このユーティリティは BIOS、CIMC、およびその他のファームウェアを互換性のあるレベルにアップグレードします。 このユーティリティの詳細については、『Host Upgrade Utility User Guide for Cisco UCS E-Series Servers』http:/​/​www.cisco.com/​en/​US/​products/​ps12629/​prod_​installation_​guides_​list.html)を参照してください。 このガイドでは、互換性のある HUU、CIMC、および BIOS のソフトウェア リリースに関する情報も提供します。

      HUU を使用せずに BIOS および CIMC ファームウェアを手動でアップグレードする場合は、CIMC ファームウェアをアップグレードしてから、BIOS ファームウェアをアップグレードする必要があります。 互換性のある CIMC ファームウェアをアクティブ化するまでは、新しい BIOS ファームウェアをインストールしないでください。インストールすると、サーバが起動しなくなります。


      はじめる前に
      • admin 権限を持つユーザとして CIMC にログインします。
      • シスコから CIMC ファームウェア ファイルを取得します。 シスコからのソフトウェアの取得を参照してください。
      • TFTP サーバに、適切なアップグレード ファイルを解凍します。
      手順
        ステップ 1   [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします。
        ステップ 2   [Server] タブの [BIOS] をクリックします。
        図 2. BIOS



        ステップ 3   [Firmware Actions] 領域で [Install BIOS Firmware from TFTP Server] をクリックします。
        ステップ 4   [Install BIOS Firmware] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
        名前 説明

        [TFTP Server IP Address] フィールド

        ファームウェア イメージが存在する TFTP サーバの IP アドレス。

        [Image Path and Filename] フィールド

        サーバ上の BIOS ファームウェア イメージ ファイルの名前。 この名前を入力するときは、イメージ ファイルの相対パスを、TFTP ツリーの最上位からファイルの場所まで含めてください。

        ステップ 5   [Install Firmware] をクリックします。

        BIOS をダウンロードし、ホストの電源を切り、BIOS をアップグレードして、ホストの電源を投入します。


        BIOS セットアップ メニューへのアクセス

        BIOS セットアップ メニューには、2 通りの方法でアクセスできます。

        • KVM コンソールから CIMC を介する
        • E シリーズ サーバに物理的に接続されたコンソールを介する

        KVM コンソールからの BIOS セットアップ メニューへのアクセス

        手順
          ステップ 1   [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします。
          ステップ 2   [Server] タブの [Summary] をクリックします。
          ステップ 3   [Actions] 領域で、[Launch KVM Console] をクリックします。

          [KVM Console] が別ウィンドウで開きます。

          ステップ 4   [Server Summary] ページで、[Power Cycle Server] をクリックしてサーバをリブートします。
          ステップ 5   BIOS セットアップ メニューにアクセスするには、ブート時に F2 を押します。

          [Aptio Setup Utility] が開き、BIOS セットアップ メニュー オプションが表示されます。

          図 3. BIOS セットアップ メニュー



          次の表では、BIOS セットアップ メニューのタブの詳細について説明します。

          タブ

          説明

          [Main] タブ

          次の情報を提供します。

          • BIOS バージョン、システム メモリ、およびアクセス レベルに関する全般的な情報
          • システムの日付、時刻、および言語を定義する設定

          [Advanced] タブ

          次を実行できます。

          • オプションの ROM を搭載したレガシー ネットワーク デバイスとレガシー大容量ストレージ デバイスのブート オプションをイネーブルまたはディセーブルにする
          • PCI、PCI-X、PCI エクスプレス、信頼されたコンピューティング設定、WHEA 設定を指定する
          • CPU、サーマル、USB、およびシステム IO チップ パラメータを設定する
          • ランタイム エラー ロギング サポートのセットアップ オプションを設定する
          • シリアル ポートへのコンソール リダイレクションを設定する

          [Chipset] タブ

          次を実行できます。

          • ノース ブリッジ、サウス ブリッジ、および ME サブシステム パラメータを定義する

          [Server Mgmt] タブ

          CIMC のセルフ テスト ステータスを示し、次の操作を行います。

          • CIMC と通信するインターフェイスをイネーブルまたはディセーブルにする
          • FRB-2 タイマーをイネーブルまたはディセーブルにする
          • FRB-2 タイマーの有効期限を指定し、FRB-2 タイマーが期限切れになったときのシステムの動作を設定する
          • OS ウォッチドッグ タイマーをイネーブルまたはディセーブルにする
          • CIMC セルフ テスト コマンドによって戻されたレポートを記録する
          • システム イベント ログ設定を変更する

          [Boot] タブ

          次を実行できます。

          • システムがセットアップ アクティベーション キーを待機する時間を秒単位で設定する
          • キーボードの NumLock キーをイネーブルまたはディセーブルにする
          • ブート順のルールを定義する
          • Gate A20 パラメータを設定する
          • CSM サポートをイネーブルまたはディセーブルにする
          • ハード ディスク ドライブ、ネットワーク デバイス、CDROM、DVD、およびフロッピー ディスクのグループのデバイスのブート順を定義する

          [Security] タブ

          次を実行できます。

          • BIOS 管理者およびユーザのパスワードを定義または変更する

          [Save & Exit] タブ

          次の操作を行うためのオプションを提供します。

          • 変更を保存、変更を破棄、設定をデフォルトに戻す

          BIOS セットアップ メニューによる設定の変更

          サーバの BIOS 設定を変更するには、次の手順を実行します。 詳しい手順は、BIOS 画面にも表示されます。

          手順
            ステップ 1   [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします。
            ステップ 2   [Server] タブの [Summary] をクリックします。
            ステップ 3   [Actions] 領域で、[Launch KVM Console] をクリックします。

            [KVM Console] が別ウィンドウで開きます。

            ステップ 4   [Server Summary] ページで、[Power Cycle Server] をクリックしてサーバをリブートします。
            ステップ 5   BIOS セットアップ メニューにアクセスするには、ブート時に F2 を押します。

            [Aptio Setup Utility] が開き、BIOS セットアップ メニュー オプションが表示されます。

            図 4. BIOS セットアップ メニュー



            ステップ 6   メニュー項目を切り替えるには、キーボードの→または←キーを使用します。
            ステップ 7   フィールドを変更するには、次の手順を実行します。
            1. キーボードの↑または↓キーを使用して、変更するフィールドを強調表示します。
            2. Enter を押して強調表示されているフィールドを選択し、フィールドの値を変更します。
            3. 次のいずれかを実行します。
            • 変更内容を保存して BIOS セットアップを終了するには、F4 を押します。
            • 変更内容を保存せずに終了するには、Esc を押します。
            ステップ 8   フィールドをイネーブルまたはディセーブルにするには、キーボードの Space を押します。