Cisco UCS E シリーズ サーバ Integrated Management Controller の CLI 設定ガイド リリース 2.x
サーバ ユーティリティ
サーバ ユーティリティ
発行日;2013/12/19   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

サーバ ユーティリティ

この章は、次の内容で構成されています。

リモート サーバへのテクニカル サポート データのエクスポート

このタスクは、Cisco Technical Assistance Center(TAC)から要求された場合に実行します。 このユーティリティは、TAC が技術上の問題をトラブルシューティングおよび解決する際に役立つ設定情報、ログ、および診断データが含まれる要約レポートを作成します。

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1Server# scope cimc  

    CIMC コマンド モードを開始します。

     
    ステップ 2Server /cimc # scope tech-support  

    テクニカル サポート コマンド モードを開始します。

     
    ステップ 3Server /cimc/tech-support # set remote-ip ip-address  

    サポート データ ファイルを保存する必要のあるリモート サーバの IP アドレスを指定します。

     
    ステップ 4Server /cimc/tech-support # set remote-path path/filename  

    サーバ上に保存するサポート データのファイル名を指定します。 この名前を入力するときは、ファイルの相対パスを、サーバ ツリーの最上位から目的の場所まで含めてください。

     
    ステップ 5Server /cimc/tech-support # set remote-protocol protocol-type  
    リモート サーバ プロトコルを指定します。 リモート サーバ プロトコルは、次のいずれかです。
    • tftp
    • ftp
    • sftp
    • scp
    • http
     
    ステップ 6Server /cimc/tech-support # set remote-username username  

    (任意)システムがリモート サーバへのログインに使用する必要のあるユーザ名。

    (注)     

    このユーザ名は、リモート サーバが TFTP または HTTP の場合は適用されません。

     
    ステップ 7Server /cimc/tech-support # set remote-password password  

    (任意)リモート ユーザ名のパスワード。

    (注)     

    このパスワードは、リモート サーバが TFTP または HTTP の場合は適用されません。

     
    ステップ 8Server /cimc/tech-support # commit  

    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

     
    ステップ 9Server /cimc/tech-support # start  

    リモート サーバへのサポート データ ファイルの転送を開始します。

     
    ステップ 10Server /cimc/tech-support # show detail  

    ファイルのアップロードのステータスを表示します。

     
    ステップ 11Server /cimc/tech-support # cancel  

    (任意)リモート サーバへのサポート データ ファイルの転送を取り消します。

     

    次に、サポート データ ファイルを作成し、そのファイルを TFTP サーバに転送する例を示します。

    Server# scope cimc
    Server /cimc # scope tech-support 
    Server /cimc/tech-support # set remote-ip 10.20.30.41
    Server /cimc/tech-support *# set remote-path /user/user1/supportfile
    Server /cimc/tech-support *# set remote-protocol tftp
    Server /cimc/tech-support *# commit
    Server /cimc/tech-support # start
     Tech Support upload started.
    Server /cimc/tech-support # show detail
    Tech Support:
        Server Address: 10.20.30.41
        Path: /user/user1/supportfile
        Protocol: tftp
        Username: 
        Password: ******
        Progress(%): 0
        Status: COLLECTING
    Server /cimc/tech-support # show detail
    Tech Support:
        Server Address: 10.20.30.41
        Path: /user/user1/supportfile
        Protocol: tftp
        Username: 
        Password: ******
        Progress(%): 85
        Status: COLLECTING
    Server /cimc/tech-support # show detail
    Tech Support:
        Server Address: 10.20.30.41
        Path: /user/user1/supportfile
        Protocol: tftp
        Username: 
        Password: ******
        Progress(%): 100
        Status: COMPLETED
    
    次の作業

    生成されたレポート ファイルを Cisco TAC に提供します。

    CIMC の再起動

    現在実行されているファームウェアで問題が発生した場合など、非常に珍しいケースですが、サーバのトラブルシューティング時に、CIMC の再起動が必要になることがあります。 この手順は、通常のサーバ メンテナンスには含まれません。 CIMC を再起動した後にログオフすると、CIMC は数分間使用できません。


    (注)  


    サーバが電源投入時自己診断テスト(POST)を実行しているとき、または Extensible Firmware Interface(EFI)シェルを操作しているときに CIMC を再起動すると、サーバの電源は、CIMC の再起動が完了するまでオフになります。


    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1Server# scope cimc  

      CIMC コマンド モードを開始します。

       
      ステップ 2Server /cimc # reboot  

      確認のプロンプトが表示されたら、CIMC を再起動します。

       

      次に、CIMC を再起動する例を示します。

      Server# scope cimc
      Server /cimc # reboot
      This operation will reboot the CIMC.
      Continue?[y|N]y
      
       
      

      CIMC の出荷時デフォルトへのリセット

      現在実行されているファームウェアで問題が発生した場合など、非常に珍しいケースですが、サーバのトラブルシューティング時に、CIMC の出荷時デフォルトへのリセットが必要になることがあります。 これを行うと、ユーザが設定可能なすべての設定がリセットされます。

      この手順は、通常のサーバ メンテナンスには含まれません。 CIMC をリセットした後は、ログオフしてから再びログインする必要があります。 また、接続が失われ、ネットワーク設定を再び指定する必要がある場合もあります。

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1Server# scope cimc  

        CIMC コマンド モードを開始します。

         
        ステップ 2Server /cimc # factory-default  

        確認プロンプトの後に、CIMC が出荷時デフォルトにリセットされます。

         

        CIMC の出荷時デフォルトには、次の条件が含まれます。
        • CIMC CLI へのアクセス用に、SSH がイネーブルになっている。
        • CIMC GUI へのアクセス用に、HTTPS がイネーブルになっている。
        • 単一ユーザ アカウントが存在している(ユーザ名は admin、パスワードは password です)。
        • 管理ポートで DHCP がイネーブルになっている。
        • ブート順が EFI、CDROM、PXE(LoM を使用)、FDD、HDD になっている。
        • KVM と vMedia がイネーブルになっている。
        • USB がイネーブルになっている。
        • SoL がディセーブルになっている。

        次に、CIMC を出荷時デフォルトにリセットする例を示します。

        Server# scope cimc
        Server /cimc # factory-default 
        This operation will reset the CIMC configuration to factory default.
        All your configuration will be lost.
        Continue?[y|N]
        
        

        CIMC 設定のエクスポートとインポート

        CIMC 設定のエクスポートとインポート

        CIMC 設定のバックアップを実行するには、システム設定のスナップショットを作成し、生成された CIMC 設定ファイルをネットワーク上の場所にエクスポートします。 エクスポート操作で保存されるのは、管理プレーンからの情報だけです。サーバ上のデータはバックアップされません。 ユーザ アカウントやサーバ証明書など、機密情報の設定はエクスポートされません。

        エクスポートされた CIMC 設定ファイルは、同じシステムで復元したり、別の CIMC システムにインポートしたりできます。ただし、インポートするシステムのソフトウェア バージョンとエクスポートするシステムのソフトウェア バージョンが同じであるか、両者の設定に互換性があることが前提となります。 設定ファイルを設定テンプレートとして他のシステムにインポートする場合は、IP アドレスやホスト名などシステム固有の設定を変更する必要があります。 インポート操作によって情報が変更されるのは、管理プレーンだけです。

        CIMC 設定ファイルは XML テキスト ファイルで、その構造と要素は CIMC コマンド モードに対応しています。

        エクスポートまたはインポート操作を実行する場合は、次のガイドラインを考慮してください。

        • エクスポートまたはインポートは、システムがアップ状態で、稼働しているときに実行できます。 エクスポート操作によるサーバまたはネットワーク トラフィックへの影響はありませんが、インポート操作によって IP アドレスなどが変更されると、トラフィックが中断されたりサーバがリブートされたりすることがあります。
        • エクスポートとインポートを同時に実行することはできません。

        CIMC 設定のエクスポート


        (注)  


        セキュリティ上の理由から、この操作でユーザ アカウントやサーバ証明書をエクスポートしないでください。


        はじめる前に
        • バックアップ TFTP サーバの IP アドレスを取得します。
        • コンフィギュレーション ファイルのインポート時に SNMP の設定情報を復元する場合は、コンフィギュレーション ファイルを作成する前に、このサーバで SNMP がイネーブルになっていることを確認します。 コンフィギュレーションをエクスポートするときに SNMP がディセーブルになっていると、CIMC は、ファイルのインポート時に SNMP の値を適用しません。
        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 Server# scope cimc  

          CIMC コマンド モードを開始します。

           
          ステップ 2 Server /cimc # scope import-export  

          import-export コマンド モードを開始します。

           
          ステップ 3 Server /cimc/import-export # export-config tftp-ip-address path-and-filename  

          バックアップ操作を開始します。 コンフィギュレーション ファイルは、指定した IP アドレスにある TFTP サーバ上に指定したパスとファイル名で保存されます。

           

          エクスポート操作が正常に完了したかどうかを確認するには、show detail コマンドを使用します。 操作を中止するには、CTRL+C を入力します。

          次に、CIMC コンフィギュレーション ファイルをバックアップする例を示します。

          Server# scope cimc
          Server /cimc # scope import-export
          Server /cimc/import-export # export-config 192.0.2.34 /ucs/backups/cimc5.xml
          Export config started. Please check the status using "show detail".
          Server /cimc/import-export # show detail
          Import Export:
              Operation: EXPORT
              Status: COMPLETED
              Error Code: 100 (No Error)
              Diagnostic Message: NONE
          
          Server /cimc/import-export # 
          

          CIMC 設定のインポート

          はじめる前に

          コンフィギュレーション ファイルのインポート時に SNMP 設定情報を復元する場合は、インポートを行う前にこのサーバで SNMP がディセーブルになっていることを確認します。 インポート時に SNMP がイネーブルになっていると、CIMC は、現在の値を、コンフィギュレーション ファイルに保存されている値で上書きしません。

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1 Server# scope cimc  

            CIMC コマンド モードを開始します。

             
            ステップ 2 Server /cimc # scope import-export  

            import-export コマンド モードを開始します。

             
            ステップ 3 Server /cimc/import-export # import-config tftp-ip-address path-and-filename  

            インポート操作を開始します。 指定した IP アドレスにある TFTP サーバ上の、指定したパスとファイル名のコンフィギュレーション ファイルがインポートされます。

             

            インポート操作が正常に完了したかどうかを確認するには、 show detail コマンドを使用します。 操作を中止するには、CTRL+C を入力します。

            次に、CIMC コンフィギュレーションをインポートする方法を示します。

            Server# scope cimc
            Server /cimc # scope import-export
            Server /cimc/import-export # import-config 192.0.2.34 /ucs/backups/cimc5.xml
            Import config started. Please check the status using "show detail".
            Server /cimc/import-export #