Cisco UCS E シリーズ サーバ Integrated Management Controller の CLI 設定ガイド リリース 1.0
サーバ ユーティリティ
サーバ ユーティリティ
発行日;2013/01/08   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

サーバ ユーティリティ

この章は、次の内容で構成されています。

テクニカル サポート データのエクスポート

このタスクは、Cisco Technical Assistance Center(TAC)から要求された場合に実行します。 このユーティリティは、TAC が技術上の問題をトラブルシューティングおよび解決する際に役立つ設定情報、ログ、および診断データが含まれる要約レポートを作成します。

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1Server# scope cimc  

    CIMC コマンド モードを開始します。

     
    ステップ 2Server /cimc # scope tech-support  

    テクニカル サポート コマンド モードを開始します。

     
    ステップ 3Server /cimc/tech-support # set tftp-ip ip-address  

    サポート データ ファイルを保存する必要のある TFTP サーバの IP アドレスを指定します。

     
    ステップ 4Server /cimc/tech-support # set path path/filename  

    サーバでサポート データを保存する必要のあるファイルの名前を指定します。 この名前を入力するときは、ファイルの相対パスを、TFTP ツリーの最上位から目的の場所まで含めてください。

     
    ステップ 5Server /cimc/tech-support # commit  

    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

     
    ステップ 6Server /cimc/tech-support # start  

    TFTP サーバへのサポート データ ファイルの転送を開始します。

     
    ステップ 7Server /cimc/tech-support # show detail  

    ファイルのアップロードのステータスを表示します。

     
    ステップ 8Server /cimc/tech-support # cancel  

    (任意)TFTP サーバへのサポート データ ファイルの転送を取り消します。

     

    次に、サポート データ ファイルを作成し、そのファイルを TFTP サーバに転送する例を示します。

    Server# scope cimc
    Server /cimc # scope tech-support 
    Server /cimc/tech-support # set tftp-ip 10.20.30.41
    Server /cimc/tech-support *# set path /user/user1/supportfile
    Server /cimc/tech-support *# commit
    Server /cimc/tech-support # start
    Server /cimc/tech-support # show detail
    
    
    
    次の作業

    生成されたレポート ファイルを Cisco TAC に提供します。

    CIMC の再起動

    現在実行されているファームウェアで問題が発生した場合など、非常に珍しいケースですが、サーバのトラブルシューティング時に、CIMC の再起動が必要になることがあります。 この手順は、通常のサーバ メンテナンスには含まれません。 CIMC を再起動した後にログオフすると、CIMC は数分間使用できません。


    (注)  


    サーバが電源投入時自己診断テスト(POST)を実行しているとき、または Extensible Firmware Interface(EFI)シェルを操作しているときに CIMC を再起動すると、サーバの電源は、CIMC の再起動が完了するまでオフになります。


    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1Server# scope cimc  

      CIMC コマンド モードを開始します。

       
      ステップ 2Server /cimc # reboot  

      確認のプロンプトが表示されたら、CIMC を再起動します。

       

      次に、CIMC を再起動する例を示します。

      Server# scope cimc
      Server /cimc # reboot
      This operation will reboot the CIMC.
      Continue?[y|N]y
      
       
      

      CIMC の出荷時デフォルトへのリセット

      現在実行されているファームウェアで問題が発生した場合など、非常に珍しいケースですが、サーバのトラブルシューティング時に、CIMC の出荷時デフォルトへのリセットが必要になることがあります。 これを行うと、ユーザが設定可能なすべての設定がリセットされます。

      この手順は、通常のサーバ メンテナンスには含まれません。 CIMC をリセットした後は、ログオフしてから再びログインする必要があります。 また、接続が失われ、ネットワーク設定を再び指定する必要がある場合もあります。

      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1Server# scope cimc  

        CIMC コマンド モードを開始します。

         
        ステップ 2Server /cimc # factory-default  

        確認プロンプトの後に、CIMC が出荷時デフォルトにリセットされます。

         

        CIMC の出荷時デフォルトには、次の条件が含まれます。
        • CIMC CLI へのアクセス用に、SSH がイネーブルになっている。
        • CIMC GUI へのアクセス用に、HTTPS がイネーブルになっている。
        • 単一ユーザ アカウントが存在している(ユーザ名は admin、パスワードは password です)。
        • 管理ポートで DHCP がイネーブルになっている。
        • ブート順が EFI、CDROM、PXE(LoM を使用)、FDD、HDD になっている。
        • KVM と vMedia がイネーブルになっている。
        • USB がイネーブルになっている。
        • SoL がディセーブルになっている。

        次に、CIMC を出荷時デフォルトにリセットする例を示します。

        Server# scope cimc
        Server /cimc # factory-default 
        This operation will reset the CIMC configuration to factory default.
        All your configuration will be lost.
        Continue?[y|N]
        
        

        CIMC コンフィギュレーションのエクスポートおよびインポート

        CIMC コンフィギュレーションのエクスポートおよびインポート

        CIMC コンフィギュレーションのバックアップを実行するには、システム設定のスナップショットを作成し、ネットワーク上のロケーションに結果の CIMC コンフィギュレーション ファイルをエクスポートします。 エクスポート操作では、管理プレーンの情報だけが保存されます。サーバのデータはバックアップされません。 ユーザ アカウントやサーバ証明書などの機密性の高い設定情報はエクスポートされません。

        エクスポートされた CIMC コンフィギュレーション ファイルは、同じシステムに復元できます。また、インポートするシステムのソフトウェア バージョンとエクスポートするシステムのソフトウェア バージョンが同じであるか、または設定の互換性があれば、別の CIMC システムにインポートすることもできます。 設定テンプレートとして別のシステムにコンフィギュレーション ファイルをインポートした場合は、IP アドレスやホスト名など、システム固有の設定を修正する必要があります。 インポート操作によって情報が変更されるのは、管理プレーンだけです。

        CIMC コンフィギュレーション ファイルは、構造と要素が CIMC コマンド モードに対応する XML テキスト ファイルです。

        エクスポートまたはインポート操作を実行する場合は、次の注意事項に従ってください。

        • エクスポートまたはインポートは、システムが起動されて動作している間に実行できます。 エクスポート操作はサーバまたはネットワーク トラフィックに影響しませんが、インポート操作によって IP アドレスの変更など一部の修正が発生すると、トラフィックの中断またはサーバのリブートが発生することがあります。
        • エクスポートとインポートを同時に実行することはできません。

        CIMC コンフィギュレーションのエクスポート


        (注)  


        セキュリティ上の理由から、この操作ではユーザ アカウントおよびサーバ証明書はエクスポートされません。


        はじめる前に
        • バックアップ TFTP サーバの IP アドレスを取得します。
        • コンフィギュレーション ファイルをインポートする場合に SNMP 設定情報を復元するオプションを使用する場合は、コンフィギュレーション ファイルを作成する前に、SNMP がこのサーバでイネーブルであることを確認します。 設定のエクスポート時に SNMP がディセーブルの場合、CIMC では、ファイルをインポートしたときに、SNMP 値を適用しません。
        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1 Server# scope cimc  

          CIMC コマンド モードを開始します。

           
          ステップ 2 Server /cimc # scope import-export  

          import-export コマンド モードを開始します。

           
          ステップ 3 Server /cimc/import-export # export-config tftp-ip-address path-and-filename  

          バックアップ操作を開始します。 コンフィギュレーション ファイルは、指定した IP アドレスの TFTP サーバで指定されたパスとファイル名で保存されます。

           

          エクスポート操作が正常に完了したかどうかを確認するには、show detail コマンドを使用します。 操作を中止するには、CTRL+C キーを押します。

          次に、CIMC コンフィギュレーションをバック アップする例を示します。

          Server# scope cimc
          Server /cimc # scope import-export
          Server /cimc/import-export # export-config 192.0.2.34 /ucs/backups/cimc5.xml
          Export config started. Please check the status using "show detail".
          Server /cimc/import-export # show detail
          Import Export:
              Operation: EXPORT
              Status: COMPLETED
              Error Code: 100 (No Error)
              Diagnostic Message: NONE
          
          Server /cimc/import-export # 
          

          CIMC コンフィギュレーションのインポート

          はじめる前に

          コンフィギュレーション ファイルをインポートするときに、SNMP 設定情報を復元する場合は、インポートを行う前に SNMP がこのサーバでディセーブルになっていることを確認します。 インポートを実行するときに SNMP がイネーブルの場合、CIMC ではコンフィギュレーション ファイルに保存されている値で現在の値を上書きしません。

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1 Server# scope cimc  

            CIMC コマンド モードを開始します。

             
            ステップ 2 Server /cimc # scope import-export  

            import-export コマンド モードを開始します。

             
            ステップ 3 Server /cimc/import-export # import-config tftp-ip-address path-and-filename  

            インポート操作を開始します。 指定した IP アドレスの TFTP サーバで指定されたパスとファイル名で、コンフィギュレーション ファイルはインポートされます。

             

            インポート操作が正常に完了したかどうかを確認するには、 show detail コマンドを使用します。 操作を中止するには、CTRL+C キーを押します。

            次に、CIMC コンフィギュレーションをインポートする例を示します。

            Server# scope cimc
            Server /cimc # scope import-export
            Server /cimc/import-export # import-config 192.0.2.34 /ucs/backups/cimc5.xml
            Import config started. Please check the status using "show detail".
            Server /cimc/import-export #