Cisco UCS E シリーズ サーバ Integrated Management Controller の CLI 設定ガイド リリース 1.0
CIMC ファームウェア管理
CIMC ファームウェア管理
発行日;2013/01/08   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

CIMC ファームウェア管理

この章は、次の内容で構成されています。

CIMC ファームウェアの概要

E シリーズ サーバ は、cisco.com からダウンロードしたファームウェアを使用します。 このファームウェアは、シスコによって認証され、E シリーズ サーバ でアップグレードされます。

ダウンロードする CIMC ファームウェアは、.zip ファイルにパッケージ化されています。 シスコからファームウェアの .zip ファイルをダウンロードした後、これを使用してサーバのファームウェアを更新することができます。 また、シスコでは各イメージのリリース ノートも提供しており、イメージを取得したのと同じ Web サイトから入手できます。


注意    


この .zip ファイルを使用してサーバの更新を行わないでください。


再イメージ化には .bin ファイルを使用します。 この .zip ファイルから適切な .bin アップグレード ファイルを展開する必要があります。 この .bin ファイルは、TFTP サーバまたはローカル マシンに展開できます。 TFTP サーバを使用して更新できます。


(注)  


ファームウェアを更新するときは、古いバージョンのファームウェアを新しいバージョンのファームウェアにアップグレードすることも、新しいバージョンのファームウェアを古いバージョンのファームウェアにダウングレードすることもできます。


CIMC は、サーバの実行中にアップタイムに影響を与えることなくファームウェアをコンポーネントにインストールできるように、ファームウェアの更新プロセスを段階的に分けています。 アクティブにするまでサーバを再起動する必要がないため、夜間やその他のメンテナンス期間にこのタスクを実行することができます。 ファームウェアの更新は、次の段階で行われます。

インストール

この段階では、CIMC は選択されたファームウェア バージョンをサーバに転送します。 インストール プロセスでは、サーバ上の非アクティブ スロット内のファームウェアが常に上書きされます。 ファームウェアは次のいずれかの方法でインストールできます。

  • ブラウザ クライアント経由:コンピュータ上でファームウェア イメージを参照し、サーバにインストールすることができます。
  • TFTP サーバから:TFTP サーバにあるファームウェア イメージをインストールできます。

アクティブ化

この段階では、CIMC は非アクティブのファームウェア バージョンをアクティブとして設定し、サーバを再起動します。 サーバを再起動すると、非アクティブ スロットはアクティブ スロットになり、アクティブ スロットは非アクティブ スロットになります。 新規のアクティブ スロット内のファームウェアが、実行中のバージョンとなります。

シスコからのソフトウェアの取得

ドライバ、BIOS、CIMC ファームウェア、および診断イメージをダウンロードするには、次の手順を実行します。

手順
    ステップ 1   http:/​/​www.cisco.com/​ に移動します。
    ステップ 2   まだログインしていない場合は、ページ上部の右端にある [Log In] をクリックして Cisco.com のクレデンシャルを使用してログインします。
    ステップ 3   上部のメニュー バーで、[Support] をクリックします。

    ロールダウン メニューが表示されます。

    ステップ 4   ダウンロード(中央)のペインで、[All Downloads] をクリックします(右下隅に配置)。

    [Download Software] ページが表示されます。

    ステップ 5   左側のペインで、[Products] をクリックします。
    ステップ 6   中央のペインの [Unified Computing and Servers] をクリックします。
    ステップ 7   右側のペインで、[Cisco UCS E-Series Software] をクリックします。
    ステップ 8   右側のペインで、ソフトウェアをダウンロードするサーバ モデルの名前をクリックします。

    [Download Software] ページが表示され、次のような、ダウンロードできるソフトウェア カテゴリのリストが表示されます。

    • [Unified Computing System (UCSE) Server Drivers]:次のドライバが含まれています。
      • Windows 2008 R2 用のオンボード ネットワーク ドライバ
      • Windows 2008 R2 および Linux 用の 10G PCIe ネットワーク ドライバ
      • Windows 2008 R2 用の LSI ドライバ(オンボード ハードウェア RAID コントローラ)
      • Windows 2008 R2 用の Intel ドライバ
    • [Unified Computing System (UCSE) Server Firmware]:次の BIOS および CIMC ファームウェア イメージが含まれています。
      • 倍幅 BIOS
      • シングル幅 BIOS
      • BMC/CIMC イメージ
    • [Unified Computing System (UCSE) Utilites]:次の診断イメージが含まれています。
      • オンボード診断イメージ
    ステップ 9   該当するソフトウェア カテゴリのリンクをクリックします。
    ステップ 10   ダウンロードするソフトウェア イメージに関連付けられた [Download] ボタンをクリックします。

    [End User License Agreement] ダイアログ ボックスが表示されます。

    ステップ 11   (任意)複数のソフトウェア イメージをダウンロードするには、次の手順を実行します。
    1. ダウンロードするソフトウェア イメージに関連付けられた [Add to cart] ボタンをクリックします。
    2. 右上にある [Download Cart] ボタンをクリックします。

      カートに追加したすべてのイメージが表示されます。

    3. すべてのイメージをダウンロードするには、右下隅にある [Download All] ボタンをクリックします。

      [End User License Agreement] ダイアログ ボックスが表示されます。

    ステップ 12   [Accept License Agreement] をクリックします。
    ステップ 13   必要に応じて、次のいずれかを実行します。
    • ローカル ドライブにソフトウェア イメージ ファイルを保存します。

    • TFTP サーバからソフトウェア イメージをインストールする場合は、使用する TFTP サーバにファイルをコピーします。

      サーバは TFTP サーバ上の宛先フォルダの読み取り権限を持つ必要があります。


    次の作業

    ソフトウェア イメージをインストールします。

    TFTP サーバからの CIMC ファームウェアのインストール

    はじめる前に

    シスコから CIMC ファームウェアを取得し、そのファイルをローカル TFTP サーバに保存します。 「Obtaining Software from Cisco Systems」を参照してください。


    (注)  


    アップデートがすでに処理中であるときにアップデートを開始すると、どちらのアップデートも失敗します。


    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1Server# scope cimc  

      CIMC コマンド モードを開始します。

       
      ステップ 2Server /cimc # update tftp-ip-address path-and-filename  

      ファームウェアのアップデートを開始します。 サーバは、指定の IP アドレスにある TFTP サーバから、指定のパスとファイル名のアップデート ファームウェアを取得します。

       
      ステップ 3(任意)Server /cimc # show detail  

      ファームウェア アップデートの進捗状況を表示します。

       

      次に、ファームウェアをアップデートする例を示します。

      Server# scope cimc 
      Server /cimc # update 10.20.34.56 //test/dnld-ucs-k9-bundle.1.0.2h.bin
        <CR>  Press Enter key
      Firmware update has started.
      Please check the status using "show detail"
      Server /cimc #
      
      次の作業

      新しいファームウェアをアクティブにします。

      インストールされている CIMC ファームウェアのアクティブ化

      はじめる前に

      CIMC ファームウェアをサーバにインストールします。


      (注)  


      アップデートの処理中にアクティブ化を開始すると、アクティブ化に失敗します。


      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1Server# scope cimc  

        CIMC コマンド モードを開始します。

         
        ステップ 2Server /cimc # show [detail]  

        使用可能なファームウェア イメージおよびステータスを表示します。

         
        ステップ 3Server /cimc # activate [1 | 2]  

        選択したイメージをアクティブにします。 イメージ番号が指定されていない場合、サーバは現在非アクティブのイメージをアクティブにします。

         

        次に、ファームウェア イメージ 1 をアクティブにする例を示します。

        Server# scope cimc
        Server /cimc # show detail 
        Firmware Image Information:
            Update Stage: NONE
            Update Progress: 100
            Current FW Version: 1.0(0.74)
            FW Image 1 Version: 1.0(0.66a)
            FW Image 1 State: BACKUP INACTIVATED
            FW Image 2 Version: 1.0(0.74)
            FW Image 2 State: RUNNING ACTIVATED
        
        Server /cimc # activate 1
            
        

        CIMC 情報の表示

        はじめる前に

        CIMC ファームウェアをサーバにインストールします。

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1Server# scope cimc  

          CIMC コマンド モードを開始します。

           
          ステップ 2Server /cimc # show [detail]  

          CIMC ファームウェア、現在時刻およびブートローダ バージョンを表示します。

           

          次に、CIMC に関する情報を表示する例を示します。

          Server# scope cimc
          Server /cimc # show detail
          CIMC:
              Firmware Version: 1.0(1.20120417172632)
              Current Time: Thu Apr 26 12:11:44 2012
              Boot-loader Version: 1.0(1.20120417172632).16