Cisco UCS E シリーズ サーバ Integrated Management Controller の CLI 設定ガイド リリース 1.0
サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール
サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール
発行日;2013/01/08   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール

この章は、次の内容で構成されています。

オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール方法

E シリーズ サーバは、複数のオペレーティング システムとハイパーバイザをサポートします。 インストールされているプラットフォームに関係なく、次のいずれかのツールを使用してサーバにインストールできます。

  • KVM コンソール
  • PXE インストール サーバ
  • Host Image Mapping

KVM コンソール

KVM コンソールは CIMC からアクセス可能なインターフェイスであり、サーバへのキーボード、ビデオ、マウスの直接接続をエミュレートします。 KVM コンソールを使用すると、リモートの場所からサーバに接続できます。 サーバに物理的に接続された CD/DVD ドライブまたはフロッピー ドライブを使用する代わりに、KVM コンソールは仮想メディアを使用します。これは、仮想 CD/DVD ドライブまたはフロッピー ドライブにマップされる実際のディスク ドライブまたはディスク イメージ ファイルです。 次のいずれでも仮想ドライブにマップできます。

  • コンピュータ上の CD/DVD またはフロッピー ドライブ
  • コンピュータ上のディスク イメージ ファイル(ISO または IMG ファイル)
  • コンピュータの USB フラッシュ ドライブ
KVM コンソールを使用して、オペレーティング システムまたはハイパーバイザをサーバにインストールし、次を実行できます。
  • ブートアップ中に F2 キーを押して、BIOS セットアップ メニューにアクセスします。
  • ブートアップ中に F8 キーを押して、CIMC Configuration Utility にアクセスします。
  • ブートアップ中に Ctrl キーと H キーを押して、WebBIOS にアクセスし、RAID を設定します。

KVM コンソールを使用したオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール

KVM コンソールは GUI を介してのみ動作するため、CLI を使用してオペレーティング システムまたはハイパーバイザをインストールすることはできません。 KVM コンソールを使用してプラットフォームをインストールするには、『GUI Configuration Guide for Cisco UCS E-Series Servers』のセクション「Installing an Operating System or Hypervisor Using the KVM Console」の説明に従ってください。

PXE インストール サーバ

Preboot Execution Environment(PXE)インストール サーバを使用すると、クライアントはリモート ロケーションからオペレーティング システムまたはハイパーバイザをブートし、インストールできます。 この方法を使用するには、PXE 環境が設定されていて、LAN(通常は専用のプロビジョニング LAN)で使用できるようになっている必要があります。 さらに、サーバがネットワークからブートするように設定されている必要があります。 サーバは、ブートすると、PXE 要求をネットワーク経由で送信します。 PXE インストール サーバは、この要求に応答確認し、サーバにオペレーティング システムまたはハイパーバイザをインストールするイベントのシーケンスを開始します。

PXE サーバは、オペレーティング システムまたはハイパーバイザをインストールするために、インストール ディスク、ディスク イメージ、またはスクリプトを使用できます。 また、プラットフォーム、追加コンポーネント、またはアプリケーションをインストールするために、独自のディスク イメージを使用できます。


(注)  


PXE インストールは、多数のサーバにプラットフォームをインストールする効率のよい方法です。 ただし、この方法を使用するには PXE 環境をセットアップする必要があることを考えると、他のインストール方法を使用する方が簡単な場合があります。


PXE インストール サーバを使用したオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール

はじめる前に
  • VLAN 経由でサーバに到達できることを確認します。

(注)  


VMware vSphere Hypervisor™ にはカスタマイズされたイメージが必要です。 カスタマイズされたイメージをダウンロードするには、「カスタマイズされた VMware vSphere Hypervisor イメージのダウンロード」を参照してください。


手順
    ステップ 1   PXE のブート順を設定します。
    ステップ 2   サーバをリブートします。

    VLAN で PXE インストール サーバを使用できる場合は、サーバが再起動するとインストール プロセスが開始します。 通常、PXE インストールは自動化されており、追加のユーザ入力を必要としません。 残りのインストール プロセスについては、インストールしているオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストレーション ガイドを参照してください。


    次の作業

    インストールが完了したら、LAN のブート順を元の設定にリセットします。

    ホストのイメージ マッピング

    ホストのイメージ マッピング機能を使用して、ホストのイメージをダウンロード、マッピング、マッピング解除、または削除することができます。 Microsoft Windows、Linux、または VMware などのホストのイメージを、リモート側の FTP、FTPS、HTTP、または HTTPS サーバから CIMC 内部リポジトリにダウンロードし、E シリーズ サーバ の USB コントローラの仮想ドライブにイメージをマッピングします。 イメージをマッピングした後、イメージがマウントされる仮想デバイスが最初にブートされるデバイスになるようにブート順を設定してから、サーバをリブートします。 ホスト イメージのファイル拡張子は .iso である必要があります。

    ホストのイメージ マッピング機能を使用して、診断イメージをダウンロードし、マウントすることができます。 診断イメージのファイル拡張子は .diag である必要があります。

    ホストのイメージのマッピング

    はじめる前に
    • admin 権限を持つユーザとして CIMC にログインします。
    • 適切なサードパーティからホストのイメージ ファイルを取得します。

    (注)  


    VMware vSphere Hypervisor™ にはカスタマイズされたイメージが必要です。 カスタマイズされたイメージをダウンロードするには、「カスタマイズされた VMware vSphere Hypervisor イメージのダウンロード」を参照してください。



    (注)  


    アップデートがすでに処理中であるときにイメージのアップデートを開始すると、どちらのアップデートも失敗します。


    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1Server# scope remote-install  

      remote install コマンド モードを開始します。

       
      ステップ 2Server /remote-install # download-image {ftp | ftps | http | https} server-ip-address path / filename [username username password password]  

      指定したリモート サーバから CIMC 内部リポジトリにイメージをダウンロードします。 ホスト イメージのファイル拡張子は .iso である必要があります。 リモート サーバには、FTP、FTPS、HTTP、または HTTPS サーバを指定できます。 リモート サーバでユーザ認証が必要な場合は、リモート サーバのユーザ名とパスワードを追加する必要があります。

      (注)     

      イメージ ファイルがサイズ制限を超えると、エラー メッセージが表示されます。

       
      ステップ 3(任意)Server /remote-install # show detail  

      イメージ ダウンロードのステータスを表示します。

       
      ステップ 4Server /remote-install # map-image  

      USB コントローラの仮想ドライブにイメージをマウントします。 仮想ドライブは次のいずれかになります。

      • HDD:ハードディスク ドライブ
      • FDD:フロッピーディスク ドライブ
      • CDROM:ブート可能 CD-ROM
       
      ステップ 5(任意)Server /remote-install # show detail  

      ホスト イメージ マッピングのステータスを表示します。

       

      次に、ホストのイメージをマッピングする例を示します。

      Server# scope remote-install 
      Server /remote-install # download-image ftp 10.20.34.56 pub/hostimage.iso
      ---
      Server /remote-install # show detail
      Host Image Info:
        Name: HostImage.iso
        Size: 6626848
        Last Modified Time: Fri, 12 Aug 2011 21:13:27 GMT
        Host Image Status: Download Successful!!
      Server /remote-install # map-image
      ---
      status: ok
      ---
      Server /remote-install # show detail
      Host Image Info:
        Name: HostImage.iso
        Size: 6626848
        Last Modified Time: Fri, 12 Aug 2011 21:13:27 GMT
        Host Image Status: Image mapped successfully!!
      
      次の作業

      次の操作を行います。

      1. イメージがインストールされている仮想ドライブが最初にブートされるデバイスになるように、ブート順を設定します。 「サーバのブート順の設定」を参照してください。
      2. サーバをリブートします。 イメージにアンサー ファイルが含まれている場合は、オペレーティング システムのインストールは自動化され、イメージがインストールされます。 それ以外の場合は、インストール ウィザードが表示されます。 イメージをインストールするには、ウィザードの手順に従います。
      3. オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール後にディスク ドライブが表示されない場合、ドライバをインストールする必要があります。 Microsoft Windows Server にドライバをインストールする方法については、「Installing Drivers for the Micorsoft Windows Server」を参照してください。
      4. インストールが完了したら、仮想メディアのブート順を元の設定にリセットします。

      Microsoft Windows Server でのドライバのインストール


      (注)  


      E シリーズ サーバ オプション 1(プレインストールされたオペレーティング システムまたはハイパーバイザのない E シリーズ サーバ)を購入し、Microsoft Windows Server の独自のバージョンをインストールする場合は、ドライバをインストールする必要があります。


      Microsoft Windows オペレーティング システムでは、3 つのドライバをインストールする必要があります。

      • Windows 2008 R2 用のオンボード ネットワーク ドライバ
      • Windows 2008 R2 用の LSI ドライバ(オンボード ハードウェア RAID コントローラ)
      • Windows 2008 R2 用の Intel ドライバ

      10 ギガビット アドオン カードを購入した場合は、Windows 2008 R2 用の 10G PCIe ネットワーク ドライバもインストールする必要があります。

      手順
        ステップ 1   ドライバを Cisco.com からダウンロードします。 「Obtaining Software from Cisco Systems」を参照してください。
        ステップ 2   USB フラッシュ ドライブにドライバ ファイルをコピーします。
        ステップ 3   Microsoft Windows Server の独自のバージョンをインストールします。

        インストール プロセス中に、LSI ドライバの入力を求められます。

        ステップ 4   USB フラッシュ ドライブを E シリーズ サーバの USB スロットに差し込み、LSI ドライバをインストールします。
        ステップ 5   Microsoft Windows Server のインストールが完了したら、オンボード ネットワーク ドライバ(Broadcom)と、Intel ドライバをインストールします。

        ホストのイメージのマッピング解除

        はじめる前に

        admin 権限を持つユーザとして CIMC にログインします。

        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1Server# scope remote-install  

          remote install コマンド モードを開始します。

           
          ステップ 2Server /remote-install # unmap-image  

          USB コントローラの仮想ドライブからイメージをマウント解除します。

           
          ステップ 3(任意)Server /remote-install # show detail  

          ホストのイメージのマッピング解除に関するステータスを表示します。

           

          次に、ホストのイメージのマッピングを解除する例を示します。

          Server# scope remote-install
          Server /remote-install # unmap-image
          Server /remote-install # show detail
          Host Image Info:
            Name: HostImage.iso
            Size: 6626848
            Last Modified Time: Fri, 12 Aug 2011 21:13:27 GMT
            Host Image Status: Image unmapped successfully!!
          

          ホストのイメージの削除

          はじめる前に

          admin 権限を持つユーザとして CIMC にログインします。

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1Server# scope remote-install  

            remote install モードを開始します。

             
            ステップ 2Server /remote-install # delete-image  

            CIMC 内部リポジトリからイメージを削除します。

             

            次に、ホストのイメージを削除する例を示します。

            Server# scope remote-install
            Server /remote-install # delete-image
            

            カスタマイズされた VMware vSphere Hypervisor イメージのダウンロード

            VMware vSpere Hypervisor™ のカスタマイズされたイメージをダウンロードするには、次の手順を使用します。

            手順
              ステップ 1   https:/​/​my.vmware.com/​web/​vmware/​login に移動します。

              [VMware login] ページが表示されます。

              ステップ 2   VMware の資格情報を入力し、[Log In] をクリックします。

              VMware のアカウントを持っていない場合は、[Register] をクリックし、無料アカウントを作成してください。

              ステップ 3   [Support Requests] ペインで、[Knowledge Base] をクリックします。
              ステップ 4   右上隅にある [Search] フィールドに ESXi-5.0.0-623860-custom-Cisco-2.0.1.6.iso と入力し、[Search] をクリックします。
              ステップ 5   [Search Results] から [Download VMware View 5.1] をクリックして、VMware vSpere Hypervisor™ のカスタマイズされたイメージをダウンロードします。

              次の作業

              VMware vSpere Hypervisor™ のイメージをインストールします。 インストール手順については、「ホストのイメージのマッピング」を参照してください。