Cisco UCS E シリーズ サーバ モジュール統合型管理コントローラ GUI 設定ガイド リリース 1.0
サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール
サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール
発行日;2012/12/04   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

目次

サーバのオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール

この章は、次の内容で構成されています。

オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール方法

E シリーズ サーバでは、複数種類のオペレーティング システムとハイパーバイザがサポートされています。 インストールされるプラットフォームに関係なく、次のいずれかのツールを使用してサーバにインストールできます。

  • KVM コンソール
  • PXE インストール サーバ
  • ホスト イメージ マッピング

KVM コンソール

KVM コンソールは CIMC からアクセス可能なインターフェイスであり、サーバへのキーボード、ビデオ、マウスの直接接続をエミュレートします。 KVM コンソールを使用すると、リモートの場所からサーバに接続できます。 サーバに物理的に接続された CD/DVD ドライブまたはフロッピー ドライブを使用する代わりに、KVM コンソールは仮想メディアを使用します。これは、仮想 CD/DVD ドライブまたはフロッピー ドライブにマップされる実際のディスク ドライブまたはディスク イメージ ファイルです。 次のいずれでも仮想ドライブにマップできます。

  • コンピュータ上の CD/DVD またはフロッピー ドライブ
  • コンピュータ上のディスク イメージ ファイル(ISO または IMG ファイル)
  • コンピュータ上の USB フラッシュ ドライブ
KVM コンソールを使用して、サーバにオペレーティング システムまたはハイパーバイザをインストールし、次の作業を行うことができます。
  • 起動中に F2 を押して、BIOS セットアップ メニューにアクセスします。
  • 起動中に F8 を押して、CIMC 設定ユーティリティにアクセスします。
  • 起動中に Ctrl キーと H キーを押して WebBIOS にアクセスし、RAID を設定します。

KVM コンソールを使用したオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール

はじめる前に
  • オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール ディスクまたはディスク イメージ ファイルの場所を特定します。

(注)  


VMware vSphere Hypervisor™ では、カスタマイズされたイメージが必要です。 カスタマイズされたイメージをダウンロードするには、「Downloading the Customized VMware vSphere Hypervisor Image」を参照してください。


手順
    ステップ 1   オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール ディスクを CD/DVD ドライブにロードするか、ディスク イメージ ファイルをコンピュータにコピーします。
    ステップ 2   CIMC が開いていない場合は、CIMC GUI にログインします。
    ステップ 3   [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします。
    ステップ 4   [Server] タブの [Summary] をクリックします。
    ステップ 5   [Actions] 領域から、[Launch KVM Console] をクリックします。

    [KVM Console] が別ウィンドウで開きます。

    ステップ 6   KVM コンソールから、[Virtual Media] タブをクリックします。
    図 1.



    ステップ 7   [Virtual Media] タブで、次のいずれかの方法を使用して仮想メディアをマップします。
    • オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール ディスクが含まれている CD/DVD ドライブの [Mapped] チェックボックスをオンにします。
    • [Add Image] をクリックし、オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール ディスク イメージに移動してこれを選択します。[Open] をクリックしてディスク イメージをマウントし、マウントされたディスク イメージの [Mapped] チェックボックスをオンにします。
    (注)     

    インストール プロセスの実行中は、[Virtual Media] タブを開いたままにしておく必要があります。 このタブを閉じると、すべての仮想メディアのマップが解除されます。

    ステップ 8   仮想 CD/DVD ドライブがブート デバイスになるように、ブート順を設定します。

    ブート順の設定方法については、「サーバのブート順の設定」を参照してください。

    ステップ 9   サーバをリブートします。

    サーバを再起動すると、仮想 CD/DVD ドライブからインストール プロセスが開始します。 残りのインストール プロセスについては、インストールしているプラットフォームのインストレーション ガイドを参照してください。

    ステップ 10   オペレーティング システムまたはハイパーバイザをインストールした後にディスク ドライブが表示されない場合は、ドライバをインストールする必要があります。 ドライバのインストール手順については、該当するオペレーティング システムまたはハイパーバイザのマニュアルを参照してください。 Microsoft Windows オペレーティング システムでドライバをインストールする手順については、「Microsoft Windows オペレーティング システム用のドライバのインストール」を参照してください。

    次の作業

    インストールが完了したら、仮想メディアのブート順を元の設定にリセットします。

    PXE インストール サーバ

    Preboot Execution Environment(PXE)インストール サーバを使用すると、クライアントはリモートの場所からオペレーティング システムまたはハイパーバイザをブートおよびインストールできます。 この方法を使用するには、PXE 環境が設定されていて、LAN(通常は専用のプロビジョニング LAN)で使用できるようになっている必要があります。 さらに、サーバがネットワークからブートするように設定されている必要があります。 サーバは、ブートすると、PXE 要求をネットワーク経由で送信します。 PXE インストール サーバは、この要求に応答確認し、サーバにオペレーティング システムまたはハイパーバイザをインストールするイベントのシーケンスを開始します。

    PXE サーバは、インストール ディスク、ディスク イメージ、またはスクリプトを使用して、オペレーティング システムまたはハイパーバイザをインストールできます。 また、独自のディスク イメージを使用して、プラットフォーム、追加コンポーネント、またはアプリケーションをインストールすることもできます。


    (注)  


    PXE インストールは、多数のサーバにプラットフォームをインストールする場合に効率のよい方法です。 ただし、この方法を使用するには PXE 環境をセットアップする必要があることを考えると、他のインストール方法を使用する方が簡単な場合があります。


    PXE インストール サーバを使用したオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストール

    はじめる前に
    • VLAN 経由でサーバに到達できることを確認します。

    (注)  


    VMware vSphere Hypervisor™ では、カスタマイズされたイメージが必要です。 カスタマイズされたイメージをダウンロードするには、「Downloading the Customized VMware vSphere Hypervisor Image」を参照してください。


    手順
      ステップ 1   ブート順を [PXE] に設定します。
      ステップ 2   サーバをリブートします。

      VLAN で PXE インストール サーバを使用できる場合は、サーバが再起動するとインストール プロセスが開始します。 通常、PXE インストールは自動化されており、追加のユーザ入力を必要としません。 残りのインストール プロセスについては、インストールしているオペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストレーション ガイドを参照してください。


      次の作業

      インストールが完了したら、LAN のブート順を元の設定にリセットします。

      ホスト イメージ マッピング

      ホスト イメージ マッピング機能を使用すると、ホスト イメージのダウンロード、マッピング、マッピング解除、または削除を行うことができます。 リモート FTP、FTPS、HTTP、または HTTPS サーバから CIMC 内部リポジトリに、Microsoft Windows、Linux、または VMware などのホスト イメージをダウンロードし、そのイメージを E シリーズ サーバ内の USB コントローラの仮想ドライブにマップします。 イメージをマップした後は、イメージをマウントした仮想ドライブが最初のブート デバイスになるようにブート順序を設定してから、サーバをリブートします。 ホスト イメージのファイル拡張子は必ず .iso になります。

      また、ホスト イメージ マッピング機能により、診断イメージをダウンロードし、マウントできます。 診断イメージのファイル拡張子は必ず .diag になります。

      ホスト イメージのマッピング

      はじめる前に
      • admin 権限を持つユーザとして CIMC にログインします。
      • 適切なサードパーティからホスト イメージ ファイルを取得します。

      (注)  


      VMware vSphere Hypervisor™ では、カスタマイズされたイメージが必要です。 カスタマイズされたイメージをダウンロードするには、「Downloading the Customized VMware vSphere Hypervisor Image」を参照してください。



      (注)  


      アップデートがすでに処理中であるときにイメージ アップデートを開始すると、どちらのアップデートも失敗します。


      手順
        ステップ 1   [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします。
        ステップ 2   [Server] タブの [Host Image Mapping] をクリックします。
        図 2. Host Image Mapping



        ステップ 3   [Install Pane] で、次のフィールドに値を入力します。
        名前 説明

        [URL] フィールド

        イメージが配置されているリモート サーバの URL。

        リモート サーバでユーザ認証が必要な場合は、リモート サーバのユーザ名とパスワードを URL に追加する必要があります。 リモート サーバには、FTP、FTPS、HTTP、または HTTPS サーバを使用できます。

        URL の構文は次のようになります。protocol://username:password@server-ip-address/path/filename

        [Image Name] フィールド

        イメージの名前。

        • ホスト イメージをインストールする場合、そのイメージのファイル拡張子は必ず .iso になります。
        • 診断イメージをインストールする場合、そのイメージのファイル拡張子は必ず .diag になります。
        ステップ 4   [Download] をクリックします。

        イメージ ファイルが、指定した FTP、FTPS、HTTP、または HTTPS サーバから CIMC 内部リポジトリにダウンロードされます。

        ステップ 5   [Map Image to Host] をクリックします。

        イメージが USB コントローラの仮想ドライブにマウントされます。 仮想ドライブには、次のいずれかを使用できます。

        • HDD:ハードディスク ドライブ
        • FDD:フロッピーディスク ドライブ
        • CDROM:ブート可能 CD-ROM
        ステップ 6   イメージがマウントされている仮想ドライブが最初のブート デバイスになるように、ブート順を設定します。

        ブート順の設定方法については、「サーバのブート順の設定」を参照してください。

        ヒント   

        イメージがどの仮想ドライブにマウントされているか確認するには、[Host Image Mapping] ページの [Host Image Update] 領域を参照してください。

        ステップ 7   サーバをリブートします。
        ステップ 8   イメージにアンサー ファイルが含まれている場合、オペレーティング システムまたはハイパーバイザのインストールは自動化され、イメージがインストールされます。 そうでない場合は、インストール ウィザードが表示されます。 ウィザードの手順に従って、イメージをインストールします。
        ステップ 9   オペレーティング システムまたはハイパーバイザをインストールした後にディスク ドライブが表示されない場合は、ドライバをインストールする必要があります。 ドライバのインストール手順については、該当するオペレーティング システムまたはハイパーバイザのマニュアルを参照してください。 Microsoft Windows オペレーティング システムでドライバをインストールする手順については、「Microsoft Windows オペレーティング システム用のドライバのインストール」を参照してください。

        次の作業

        • インストールが完了したら、仮想メディアのブート順を元の設定にリセットします。
        • ホスト イメージのマッピングを解除します。 「ホスト イメージのマッピング解除」を参照してください。

        Microsoft Windows Server 用のドライバのインストール


        (注)  


        E シリーズ サーバ オプション 1(オペレーティング システムやハイパーバイザが事前にインストールされていない E シリーズ サーバ)を購入し、Microsoft Windows Server を自分でインストールした場合は、ドライバをインストールする必要があります。


        Microsoft Windows オペレーティング システムでは、3 種類のドライバをインストールする必要があります。

        • Windows 2008 R2 用のオンボード ネットワーク ドライバ
        • Windows 2008 R2 用の LSI ドライバ(オンボード ハードウェア RAID コントローラ)
        • Windows 2008 R2 用の Intel ドライバ

        10 ギガビット アドオン カードを購入した場合は、Windows 2008 R2 用の 10G PCIe ネットワーク ドライバもインストールする必要があります。

        手順
          ステップ 1   ドライバを Cisco.com からダウンロードします。 「シスコからのソフトウェアの取得」を参照してください。
          ステップ 2   ドライバ ファイルを USB フラッシュ ドライブにコピーします。
          ステップ 3   使用する Microsoft Windows Server をインストールします。

          インストール プロセスの途中で、LSI ドライバを要求されます。

          ステップ 4   USB フラッシュ ドライブを E シリーズ サーバの USB スロットに差し込み、LSI ドライバをインストールします。
          ステップ 5   Microsoft Windows Server のインストールが完了したら、オンボード ネットワーク ドライバ(Broadcom)と Intel ドライバをインストールします。

          ホスト イメージのマッピング解除

          はじめる前に
          • admin 権限を持つユーザとして CIMC にログインします。
          手順
            ステップ 1   [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします。
            ステップ 2   [Server] タブの [Host Image Mapping] をクリックします。
            図 3. Host Image Mapping



            ステップ 3   [Unmap Image] をクリックします。

            USB コントローラの仮想ドライブからイメージがアンマウントされます。


            ホスト イメージの削除

            はじめる前に
            • admin 権限を持つユーザとして CIMC にログインします。
            手順
              ステップ 1   [Navigation] ペインの [Server] タブをクリックします。
              ステップ 2   [Server] タブの [Host Image Mapping] をクリックします。
              図 4. Host Image Mapping



              ステップ 3   [Delete Image] をクリックします。

              イメージが SD カードから削除されます。

              (注)     

              イメージが SD カードから削除された後、[Existing Image Information] 領域と [Host Image Update] 領域に表示されていた情報が消去されます。


              カスタマイズされた VMware vSphere Hypervisor イメージのダウンロード

              カスタマイズされた VMware vSpere Hypervisor™ イメージをダウンロードするには、次の手順を実行します。

              手順
                ステップ 1   https:/​/​my.vmware.com/​web/​vmware/​login にアクセスします。

                VMware ログイン ページが表示されます。

                ステップ 2   自分の VMware クレデンシャルを入力し、[Log In] をクリックします。

                VMware のアカウントがない場合は、[Register] をクリックして無料アカウントを作成します。

                ステップ 3   [Support Requests] ペインの下で、[Knowledge Base] をクリックします。
                ステップ 4   右上隅の [Search] フィールドに ESXi-5.0.0-623860-custom-Cisco-2.0.1.6.iso と入力し、[Search] をクリックします。
                ステップ 5   [Search Results] から、[Download VMware View 5.1] をクリックして、カスタマイズされた VMware vSpere Hypervisor™ イメージをダウンロードします。

                次の作業

                VMware vSpere Hypervisor™ イメージをインストールします。 インストール手順については、「ホスト イメージのマッピング」を参照してください。