Cisco UCS Director 管理ガイド、リリース 5.4
仮想データセンターの管理
仮想データセンターの管理

仮想データセンターの管理

この章は、次の項で構成されています。

仮想データセンター

仮想データセンター(vDC)は、仮想リソース、動作の詳細、ルール、およびポリシーを組み合わせて特定のグループの要件を管理する論理グループです。

グループまたは組織は、複数の VDC、イメージ、テンプレート、およびポリシーを管理できます。組織は個々のグループに vDC レベルでクォータを割り当て、リソース制限を割り当てることができます。

また、VDC に固有の承認者を定義できます。特定の vDC に割り当てられた承認者は、ユーザからの VM プロビジョニング サービス要求をすべて承認する必要があります。


(注)  


Cisco UCS Director にはデフォルトの vDC があり、検出されたすべての VM は、このデフォルト vDC の一部です。検出された VM は、Cisco UCS Director の外部で作成された VM か、または Cisco UCS Director がインストールされる前に VMware vCenter ですでに作成されていた VM です。Cisco UCS Director はこのような VM を自動的に検出し、デフォルト vDC に追加します。


サービス要求を使用してプロビジョニングされた VM を特定の vDC に関連付けることができます。サービス リクエストを作成するときに、この VM をプロビジョニングする vDC を選択できます。VM のプロビジョニング時には、特定のグループで利用可能な vDC のリストを表示し、必要な vDC を選択できます。

仮想データセンターの追加

手順
    ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー(Policies)][仮想/ハイパーバイザポリシー(Virtual/Hypervisor Policies)][仮想データセンター(Virtual Data Centers)] > > を選択します。
    ステップ 2   [VDC] タブを選択します。
    ステップ 3   [追加(Add)](+)をクリックします。
    ステップ 4   [VDC の追加(VDC Add)] ダイアログ ボックスで、ドロップダウン リストからアカウント タイプを選択します。

    選択したアカウント タイプによって、[VDC の追加(Add VDC)] ダイアログ ボックスに表示されるクラウド名のリストが決定されます。

    ステップ 5   [送信(Submit)] をクリックします。
    ステップ 6   [VDCの追加(Add VDC)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
    名前

    説明

    [VDC名(VDC Name)] フィールド

    VDC の名前。

    次のような特殊文字を使用できます。( ).& - _ `~ $% ^ {}!' @

    (注)     

    名前は、入力した後では編集できません。

    [ロック済みのvDC(VDC Locked)] チェックボックス

    今後の導入で VDC を使用できないようにするには、このチェックボックスをオンにします。この VDC 内の既存の VM に対するアクションは無効になります。今後の導入で VDC を使用できるようにするには、このチェックボックスをオフにします。

    [vDCの説明(VDC Description)] フィールド

    VDC に固有の説明。

    [顧客組織(Customer Organizations)] ドロップダウンリスト

    [選択(Select)] をクリックして、VDC がセットアップされているグループを選択します。

    [顧客組織の追加(Add Customer Organization)] ボタン

    新しい顧客組織を追加するには、このボタンをクリックします。

    [クラウド名(Cloud Name)] ドロップダウン リスト

    VDC の設定対象クラウドを選択します。

    このドロップダウン リストに表示されるオプションは、指定したアカウント タイプによって決定されます。

    [承認者と連絡先(Approvers and Contacts)]

    [第1レベル承認者(First Level Approver(s))] フィールド

    第 1 レベルでサービス リクエストを承認する必要があるユーザ。

    [選択(Select)] をクリックして、該当するユーザのチェック ボックスをオンにします。複数のユーザを選択できます。

    [第2レベル承認者(Second Level Approver(s))] フィールド

    第 2 レベルでサービス リクエストを承認する必要があるユーザ。

    [選択(Select)] をクリックして、該当するユーザのチェック ボックスをオンにします。複数のユーザを選択できます。

    [すべてのユーザからの承認が必要(Approval Required from all users)] チェック ボックス

    第 1 レベルおよび第 2 レベルの承認担当者として選択されたすべてのユーザからの承認を必要とする場合は、このチェック ボックスをオンにします。

    [承認依頼通知の数(Number of Approval Requests Reminders)] フィールド

    サービス リクエストを承認するよう通知する電子メールを承認担当者に送信する回数。

    デフォルトでは、サービス リクエストが承認または拒否されるまで、24 時間ごとに 1 回通知電子メールを送信します。

    [通知間隔(時間)(Reminder Interval (Hours))] フィールド

    承認担当者に通知電子メールを送信する時間間隔。

    デフォルトでは、24 時間ごとに 1 回通知電子メールを送信します。

    [プロバイダーのサポート用電子メールアドレス(Provider Support Email Address)] フィールド

    連絡先またはユーザの電子メール アドレス。この VDC を使用した VM のプロビジョニングに関する通知を受信するユーザ。

    [電子メールアドレスへの通知をコピー(Copy Notifications to Email Address)] フィールド

    この VDC に関する通知をコピーする 2 番目の連絡先の電子メール。

    [ポリシー(Policies)]

    [システムポリシー(System Policy)] ドロップダウン リスト

    VDC に適用できるシステム ポリシーを選択します。

    [コンピューティングポリシー(Computing Policy)] ドロップダウン リスト

    VDC に適用できるコンピューティング ポリシーを選択します。

    [ネットワークポリシー(Network Policy)] ドロップダウン リスト

    VDC に適用できるネットワーク ポリシーを選択します。

    [ストレージポリシー(Storage Policy)] ドロップダウン リスト

    VDC に適用できるストレージ ポリシーを選択します。

    [ISOイメージマッピングポリシー(ISO Image Mapping Policy)] ドロップダウンリスト

    VDC に適用する ISO イメージのマッピング ポリシーを選択します。

    [コストモデル(Cost Model)] ドロップダウン リスト

    VDC に適用できるコスト モデルを選択します。

    [サービスリクエストサマリーと電子メールページへのコストの表示を無効化(Disable displaying cost in the SR summary and email page)] チェックボックス

    この VDC の SR サマリーと電子メール ページでのコストの表示を無効にするには、このチェックボックスをオンにします。

    [ユーザアクションポリシー(User Action Policy)] ドロップダウン リスト

    VM のプロビジョニング後のオーケストレーション ワークフローを実行するために使用するポリシーを選択します。選択されたワークフローは、VDC 内の VM に対するアクション ボタンとして表示されます。

    [VM管理ポリシー(VM Management Policy)] ドロップダウン リスト

    VDC の VM 管理ポリシーを設定します。

    このポリシーは、VDC で VM を管理する方法を定義します。

    [ストレージの効率性の有効化(Enable Storage Efficiency)] チェックボックス

    RCU を使用して VM を複製する場合は、チェックボックスをオンにします。

    このオプションを使用できるのは一部の vDC タイプのみです。

    [エンド ユーザ セルフサービス ポリシー(End User Self-Service Policies)]

    vDC のセルフサービス ポリシーを選択します。このポリシーによって、VDC で実行できるタスクまたはアクションが定義されます。

    (注)     

    このドロップダウン リストには、作成する VDC に対応するアカウント タイプに関連するポリシーが表示されます。

    ユーザが vDC で実行できるタスクは、ユーザがマッピングされたロールと、vDC に割り当てられたエンド ユーザのセルフサービス ポリシーによって定義されます。最新リリースにアップグレードした場合、VM 管理タスクを実行する権限は、以前に作成したエンド ユーザのセルフサービス ポリシーに保持されます。ただし、ユーザが属するユーザ ロールに定義されている権限が優先されます。

    ステップ 7   [追加(Add)] をクリックします。
    (注)     

    VM のユーザは、次のタスクを実行できなくなりました。

    • VM の移行

    • スタック ビューの使用

    • VM の割り当て


    次の作業

    追加した VDC は、ユーザ インターフェイスのオプションを選択して編集、複製、および削除できます。

    仮想データセンターの表示

    手順
      ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー(Policies)][仮想/ハイパーバイザポリシー(Virtual/Hypervisor Policies)][仮想データセンター(Virtual Data Centers)] > > を選択します。
      ステップ 2   [すべてのユーザグループ(All User Groups)] ペインで、表示する VDC が含まれている VDC グループを選択します。

      ステップ 3   [VDC] タブを選択します。
      ステップ 4   メインの表示ペインで、表示する VDC を選択します。
      ステップ 5   [表示(View)] をクリックして、[VDCの詳細(VDC Details)] ページを開きます。

      仮想データセンターのアプリケーション カテゴリの管理

      手順
        ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー(Policies)][仮想/ハイパーバイザポリシー(Virtual/Hypervisor Policies)][仮想データセンター(Virtual Data Centers)] > > を選択します。
        ステップ 2   [すべてのユーザグループ(All User Groups)] ペインで、VDC が含まれている VDC グループを選択します。
        ステップ 3   [VDC] タブを選択します。
        ステップ 4   メインの表示ペインで、編集する VDC を選択します。
        ステップ 5   [カテゴリの管理(Manage Categories)] をクリックします。
        ステップ 6   [アプリケーションカテゴリの編集(Edit App Category)] ダイアログボックスで、システム ポリシー、コンピューティング ポリシー、ネットワーク ポリシー、またはストレージ ポリシーをオプションで変更するために該当するフィールドをすべて編集します。コスト モデルとスマート割り当てポリシーも変更できます。
        ステップ 7   [保存(Save)] をクリックします。

        複数の VDC へのアプリケーション カテゴリの割り当て

        複数の VDC にアプリケーション カテゴリを割り当てることができます。

        手順
          ステップ 1   メニュー バーで、[仮想(Virtual)] > [コンピューティング(Compute)] の順に選択します。
          ステップ 2   VMware クラウドを選択します。
          ステップ 3   [アプリケーションカテゴリ(Application Categories)] タブを選択します。
          ステップ 4   アプリケーション カテゴリを選択し、[アプリケーションカテゴリの割り当て(Assign App Category)] を選択します。
          ステップ 5   [アプリケーションカテゴリの割り当て(Assign Application Category)] ダイアログボックスで、[+] をクリックして、複数の vDC にポリシーをマッピングします。
          ステップ 6   [複数のVDCにポリシーを割り当てるエントリを追加(Add Entry to Map Policies to Multiple VDCs)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。

          名前

          説明

          [ポリシー(Policies)]

          [システムポリシー(System Policy)] ドロップダウン リスト

          ドロップダウン リストからシステム ポリシーを選択します。

          [コンピューティングポリシー(Computing Policy)] ドロップダウン リスト

          ドロップダウン リストからコンピューティング ポリシーを選択します。

          [ストレージポリシー(Storage Policy)] ドロップダウン リスト

          ドロップダウン リストからストレージ ポリシーを選択します。

          [スマート割り当てポリシー(Smart Allocation Policy)] ドロップダウン リスト

          ドロップダウン リストからスマート割り当てポリシーを選択します。

          [ネットワークポリシー(Network Policy)] ドロップダウン リスト

          ドロップダウン リストからネットワーク ポリシーを選択します。

          [コストモデル(Cost Model)] ドロップダウン リスト

          ドロップダウン リストからコスト モデルを選択します。

          クラウドのすべてのコスト モデルは、このドロップダウン リストに表示されます。

          [vDC]

          [vDCの選択(Select vDCs)] フィールド

          [選択(Select)] をクリックして、ポリシーをマッピングする vDC のチェックボックスをオンにします。

          (注)     

          選択したクラウドに含まれる vDC が表示されます。

          ステップ 7   [送信(Submit)] をクリックします。
          ステップ 8   [アプリケーションカテゴリの割り当て(Assign Application Category)] ダイアログボックスで、[送信(Submit)] をクリックします。
          ステップ 9   [OK] をクリックします。

          仮想データセンター サービス プロファイル

          仮想データセンター サービス プロファイルは VDC に似ています。ただし、VDC サービス プロファイルを作成する必要があるのは、ゴールド、シルバー、およびブロンズの VDC などのワークフロー タスクから VDC を作成する場合だけです。

          仮想データセンター サービス プロファイルの追加

          手順
            ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー(Policies)][仮想/ハイパーバイザポリシー(Virtual/Hypervisor Policies)][仮想データセンター(Virtual Data Centers)] > > を選択します。
            ステップ 2   [vDCサービスプロファイル(VDC Service Profile)] タブを選択します。
            ステップ 3   [追加(Add )](+)をクリックします。
            ステップ 4   [vDCサービスプロファイルの追加(Add VDC Service Profile)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
            名前

            説明

            [vDCプロファイル名(VDC Profile Name)] フィールド

            VDC プロファイルの名前。

            名前は、入力した後では編集できません。

            [ロック済みのvDC(VDC Locked)] チェックボックス

            今後の導入で VDC を使用できないようにするには、このチェックボックスをオンにします。この VDC 内の既存の VM に対するアクションは無効になります。今後の導入で VDC を使用できるようにするには、このチェックボックスをオフにします。

            [vDCの説明(VDC Description)] フィールド

            VDC に固有の説明。

            [グループ(Group)] ドロップダウン リスト

            VDC の設定対象グループを選択します。

            [クラウド名(Cloud Name)] ドロップダウン リスト

            VDC の設定対象クラウドを選択します。

            [承認者と連絡先(Approvers and Contacts)]

            [第1承認者のユーザ名(First Approver User Name)] フィールド

            第 1 レベルでサービス リクエストを承認する必要があるユーザ。

            [選択(Select)] をクリックして、該当するユーザのチェック ボックスをオンにします。複数のユーザを選択できます。

            [第2承認担当者のユーザ名(Second Approver User Name)] フィールド

            第 2 レベルでサービス リクエストを承認する必要があるユーザ。

            [選択(Select)] をクリックして、該当するユーザのチェック ボックスをオンにします。複数のユーザを選択できます。

            [すべてのユーザからの承認が必要(Approval Required from all users)] チェック ボックス

            第 1 レベルおよび第 2 レベルの承認担当者として選択されたすべてのユーザからの承認を必要とする場合は、このチェック ボックスをオンにします。

            [承認依頼通知の数(Number of Approval Requests Reminders)] フィールド

            サービス リクエストを承認するよう通知する電子メールを承認担当者に送信する回数。

            デフォルトでは、サービス リクエストが承認または拒否されるまで、24 時間ごとに 1 回通知電子メールを送信します。

            [通知間隔(時間)(Reminder Interval (Hours))] フィールド

            承認担当者に通知電子メールを送信する時間間隔。

            デフォルトでは、24 時間ごとに 1 回通知電子メールを送信します。

            [プロバイダーのサポート用電子メールアドレス(Provider Support Email Address)] フィールド

            連絡先またはユーザの電子メール アドレス。この VDC を使用した VM のプロビジョニングに関する通知を受信するユーザ。

            [電子メールアドレスへの通知をコピー(Copy Notifications to Email Address)] フィールド

            この VDC に関する通知をコピーする 2 番目の連絡先の電子メール。

            ポリシー

            [システムポリシー(System Policy)] ドロップダウン リスト

            VDC サービス プロファイルに適用できるシステム ポリシーを選択します。

            [コンピューティングポリシー(Computing Policy)] ドロップダウン リスト

            VDC サービス プロファイルに適用できるコンピューティング ポリシーを選択します。

            [ネットワークポリシー(Network Policy)] ドロップダウン リスト

            VDC サービス プロファイルに適用できるネットワーク ポリシーを選択します。

            [ストレージポリシー(Storage Policy)] ドロップダウン リスト

            VDC サービス プロファイルに適用できるストレージ ポリシーを選択します。

            [コストモデル(Cost Model)] ドロップダウン リスト

            VDC サービス プロファイルに適用できるコスト モデルを選択します。

            [サービスリクエストサマリーと電子メールページへのコストの表示を無効化(Disable displaying cost in the SR summary and email page)] チェックボックス

            この VDC のサービス リクエスト サマリーと電子メール ページでのコストの表示を無効にするには、このチェックボックスをオンにします。

            [ユーザアクションポリシー(User Action Policy)] ドロップダウン リスト

            VM のプロビジョニング後のオーケストレーション ワークフローを実行するために使用するポリシーを選択します。選択されたワークフローは、VDC 内の VM に対するアクション ボタンとして表示されます。

            エンド ユーザ セルフサービス オプション

            [VMの電力管理(VM Power Management)] チェックボックス

            この VDC に属している VM に対してすべての VM 電源管理アクションを実行できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。

            [VM のサイズ変更(VM Resize)] チェックボックス

            この VDC に属している VM に対して VM サイズ変更アクションを実行できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。

            [VMスナップショット管理(VM Snapshot Management)] チェックボックス

            この VDC の VM に対してすべてのストレージ スナップショット アクションを実行できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。

            [VMの削除(VM Deletion)] チェックボックス

            この VDC の VM に対して VM 削除アクションを実行できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。

            [VMディスク管理(VM Disk Management)] チェックボックス

            この VDC の VM に対して VM ディスク管理を実行できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。

            [VMネットワーク管理(VM Network Management)] チェックボックス

            この VDC に属している VM に対してネットワーク管理を実行できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。

            [非アクティブなVMを削除するまでの期間(Delete after Inactive VM days)] ドロップダウン リスト

            非アクティブな VM を削除するまでの、非アクティブな状態の経過日数を選択します。非アクティブ状態の VM とは、電源がオンの状態ではない VM です。

            ステップ 5   [追加(Add)] をクリックします。