Cisco UCS Director Baremetal Agent インストールおよびコンフィギュレーション ガイド、リリース 5.3
Baremetal Agent ネットワークの設定
Baremetal Agent ネットワークの設定

Baremetal Agent ネットワークの設定

この章は、次の内容で構成されています。

ネットワーク設定オプションについて

Cisco UCS Director Baremetal Agent では、次のネットワーク設定オプションを選択できます。

  • 管理および Preboot Execution Environment(PXE)用の単一ネットワーク

  • 管理と PXE のための個別のネットワーク

ご使用の環境の要件に最適なネットワーク設定オプションを選択してください。

管理と PXE のための単一のネットワーク

使用する環境で、次のものを同じネットワーク インターフェイスおよびレイヤ 2 ネットワーク上でホストできる場合は、このネットワーク設定オプションを選択することをお勧めします(次の図を参照)。

  • Baremetal Agent から提供されるサービス(DHCP、TFTP、HTTP など)

  • Baremetal AgentCisco UCS Director またはその他のデバイスやアプライアンスとの間の管理トラフィック

図 1. 単一のネットワークのサンプル トポロジ



単一のネットワーク設定の前提条件

単一のネットワーク設定を使用して Baremetal Agent を設定する場合は、環境が次の前提条件を満たしていることを確認します。

  • 該当する Cisco UCS Director インストレーション ガイドの説明に従って Cisco UCS Director がインストールされ、ネットワーク インターフェイスが設定されている。

  • Cisco UCS Director は、Web ブラウザ経由で到達可能で、ログインすることができる。

  • Cisco UCS Director Baremetal Agent インストールおよびコンフィギュレーション ガイド』の説明に従って Baremetal Agent がインストールされ、それ以外の設定は行なわれていない。

  • 必要な単一の管理および PXE VLAN がプロビジョニングされ、かつ、仮想マシン(VM)を接続するか、VM で使用できる、仮想ポート グループやポート プロファイルとして使用可能になっています。

管理と PXE のための個別のネットワーク

使用する環境で、次のものを同じネットワーク インターフェイスおよびレイヤ 2 ネットワーク上でホストできない場合は、このネットワーク設定オプションを選択することをお勧めします(下の図を参照)。

  • PXE ネットワーク上の Baremetal Agent から提供されるサービス(DHCP、TFTP、HTTP など)

  • 管理ネットワーク上の Baremetal AgentCisco UCS Director またはその他のデバイスやアプライアンスとの間のトラフィック

図 2. 個別の PXE ネットワークと管理ネットワークのサンプル トポロジ



個別のネットワーク設定の前提条件

個別のネットワーク設定を使用して Baremetal Agent を設定する場合は、環境が次の前提条件を満たしていることを確認します。

  • 該当する Cisco UCS Director インストレーション ガイドの説明に従って Cisco UCS Director がインストールされ、ネットワーク インターフェイスが設定されている。

  • Cisco UCS Director Baremetal Agent が Web ブラウザ経由で到達可能で、ログインすることができる。

  • Cisco UCS Director Baremetal Agent インストールおよびコンフィギュレーション ガイド』の説明に従って Baremetal Agent がインストールされ、それ以外の設定は行なわれていない。

  • 次のネットワークがプロビジョニングされ、かつ、VM に接続するか、VM を活用できる、仮想ポート グループやポート プロファイルとして使用できます。

    • 管理(MGMT)ネットワーク:Baremetal AgentCisco UCS Director Baremetal Agent 間のトラフィックに使用されます。

    • PXE ネットワーク:PXE サービス トラフィック(DHCP、HTTP、TFTP など)に使用されます。

Cisco UCS Director Baremetal Agent の設定

Baremetal Agent を使用してオペレーティング システムを PXE ブートする前に、そのオペレーティング システム イメージをプロビジョニングする必要があります。

はじめる前に

Cisco UCS Director Baremetal AgentBaremetal Agent)を設定する前に、以下の手順を実行する必要があります。

  • Cisco UCS Director Baremetal Agent のインストールの説明に従って Baremetal Agent をインストールします。

  • Baremetal Agent VM が正常に起動し、VM コンソールが閉じていることを確認します。 Baremetal Agent VM の IP アドレスがわかっている必要があります。

  • 適切な VLAN を使用して、単一のまたは別々の PXE ネットワークと管理ネットワークの設定をサポートするために必要な環境をセットアップします。

  • 必要な DHCP サービスを提供するには、少なくとも 1 つの DHCP サーバが Baremetal Agent と同じ PXE VLAN 上に配置されていることを確認し、その DHCP サーバに適切な IP アドレス範囲を設定します。


    ステップ 1   メニュー バーで、[管理] > [物理アカウント] の順に選択します。
    ステップ 2   [Bare Metal Agent] タブをクリックします。
    ステップ 3   [Baremetal Agentアプライアンスの追加(Add Baremetal Agent Appliance)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
    名前 説明

    [アカウント名] フィールド

    この Baremetal Agent アカウントに割り当てる名前。

    [管理/PXEアドレス(Management/PXE Address)] フィールド

    Baremetal Agent 用の管理ネットワークに割り当てられた IP アドレス。 設定で管理ネットワークと PXE ネットワーク用に単一のネットワークを使用する場合は、この IP アドレスが PXE アドレスとして自動的に割り当てられます。

    (注)     

    このアドレスは Cisco UCS Director から到達可能である必要があります。

    [ログイン ID] フィールド

    Baremetal Agent へのログインに使用可能な管理権限を持つアカウント。

    [パスワード] フィールド

    アカウントのパスワード。

    [ベアメタルエージェントは管理トラフィックとPXEトラフィックに対して別々のインターフェイスを使用する(Baremetal Agent uses Different Interfaces for Management and PXE Traffic)] チェックボックス

    設定で PXE サーバ用のネットワークと Traffic Manager をホストする管理ネットワークを別々のネットワークにする場合に、このチェックボックスをオンにします。

    [PXEインターフェイスアドレス(PXE Interface Address)] フィールド

    設定で別々のネットワークを使用する場合の Baremetal Agent PXE ネットワークの IP アドレス。

    (注)     

    このフィールドは、[ベアメタルエージェントは管理トラフィックとPXEトラフィックに対して別々のインターフェイスを使用する(Baremetal Agent uses Different Interfaces for Management and PXE Traffic)] チェックボックスがオンになっている場合にのみ表示されます。

    [説明] フィールド

    (任意)この Baremetal Agent の説明。

    [ロケーション] フィールド

    (任意)物理的な場所など、この Baremetal Agent の場所。

    [データベースアドレス(Database Address)] ドロップダウン リスト

    この Baremetal Agent で使用される Cisco UCS Director データベースに関連付けられた IP アドレスを選択します。

    (注)     

    Baremetal Agent をマルチノード展開用に設定する場合は、インベントリ データベース ノードの IP アドレスを選択します。

    ステップ 4   [送信] をクリックします。

    次の作業

    DHCP サーバを Baremetal Agent 用に設定します。

    Baremetal Agent アカウント用の DHCP サーバの設定


    (注)  


    マルチホーム DHCP 設定の場合は、この手順を使用して、DHCP サーバの最初のサブネットを設定します。 残りのサブネットについては、DHCP 設定ファイル(etc/dhcpd.conf)を手動で編集する必要があります。


    はじめる前に

    必要な DHCP サービスを提供するには、少なくとも 1 つの DHCP サーバが Baremetal Agent と同じ PXE VLAN 上に配置されていることを確認し、その DHCP サーバに適切な IP アドレス範囲を設定します。 DHCP サーバは TFTP サーバと組み合わせて、PXE サーバとの通信に使用されます。


      ステップ 1   メニュー バーで、[管理] > [物理アカウント] の順に選択します。
      ステップ 2   [Bare Metal Agent] タブをクリックします。
      ステップ 3   DHCP サーバを設定する Baremetal Agent アカウントの行をクリックします。
      ステップ 4   [サービスステータス(Service Status)] をクリックして、Baremetal Agent アカウントのサービスが停止していることを確認します。
      ステップ 5   [DHCPの設定(Configure DHCP)] をクリックします。
      ステップ 6   [DHCPの設定(Configure DHCP)] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力して、[送信(Submit)] をクリックします。
      • DHCPサブネット

      • DHCPネットマスク

      • DHCP開始IP

      • DHCP終了IP

      • ルータIPアドレス

      DHCP IP アドレスの割り当てが更新され、DHCP サービスが再起動されます。

      ステップ 7   Baremetal Agent アカウントの行をクリックして、[サービスの開始(Start Services)] をクリックします。
      ステップ 8   サービスが開始したら、次の手順を実行します。
      • [ステータス(Status)] 列のアカウントのステータスがアクティブになっていることを確認します。

      • [有効になっているサービス(Enabled Services)] 列にすべてのサービスが実行中と表示されていることを確認します。 このステータスがいずれかのサービスが停止していることを示している場合は、DHCP サーバの設定を確認してやり直してみてください。

      • [サービスステータス(Service Status)] をクリックして、予想されるすべてのサービスのステータスがオンになっていることを確認します。

        • Baremetal Agent アプライアンスのネットワーク サービス ステータス

        • Baremetal Agent アプライアンスからのデータベース接続ステータス


      次の作業

      PXE ブート リクエストをセットアップします。

      Baremetal Agent アカウントの DHCP 設定の表示


        ステップ 1   メニュー バーで、[管理] > [物理アカウント] の順に選択します。
        ステップ 2   [Bare Metal Agent] タブをクリックします。
        ステップ 3   DHCP 設定を表示する Baremetal Agent アカウントの行をクリックします。
        ステップ 4   [DHCP設定の表示(View DHCP Configuration)] をクリックします。

        [DHCP設定の表示(View DHCP Configuration)] オプションにアクセスするには、ボタン バーの端にある下矢印をクリックする必要があります。

        [DHCPサーバ構成の表示(View DHCP Server Configuration)] ウィンドウに、アカウントの DHCP サーバ コンフィギュレーション ファイルの内容が表示されます。


        Baremetal Agent サービスの開始および停止


          ステップ 1   メニュー バーで、[管理] > [物理アカウント] の順に選択します。
          ステップ 2   [Bare Metal Agent] タブをクリックします。
          ステップ 3   サービスを開始または停止する Baremetal Agent アカウントの行をクリックします。
          ステップ 4   次のいずれかをクリックします。
          • サービスの開始
          • サービスの停止
          ステップ 5   [サービスステータス(Service Status)] をクリックして、[有効になっているサービス(Enabled Services)] 列に表示されたステータスを見て、サービスが想定どおりに開始または停止していることを確認します。

          サービスが開始しない場合は、[有効なサービス] 列に表示されたステータスを確認してください。 このステータスが、サービスが有効になっていないことを示している場合は、DHCP サーバの設定を確認してやり直してみてください。


          PXE ネットワーク用のインターフェイスの設定

          Baremetal Agent で使用される PXE ネットワークの IP アドレスを変更または追加する場合に使用できます。


            ステップ 1   メニュー バーで、[管理] > [物理アカウント] の順に選択します。
            ステップ 2   [Bare Metal Agent] タブをクリックします。
            ステップ 3   PXE ネットワーク用のインターフェイスを設定する Baremetal Agent アカウントの行をクリックします。
            ステップ 4   [インターフェイスの設定(Configure Interface)] をクリックします。
            ステップ 5   [PXE インターフェイスの設定] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
            1. [インターフェイス名(Interface Name)] ドロップダウン リストから、PXE ネットワークに使用するインターフェイスを選択します。
            2. PXE ネットワークの IP アドレスとサブネット マスクを入力します。
            3. [送信] をクリックします。

            既定の Baremetal Agent アカウントの変更

            最初に作成した Baremetal Agent アカウントが既定のアカウントとして指定され、従来のワークフローで既定で使用されます。 従来のワークフローで別のアカウントを使用するには、その Baremetal Agent アカウントを既定として指定する必要があります。


              ステップ 1   メニュー バーで、[管理] > [物理アカウント] の順に選択します。
              ステップ 2   [Bare Metal Agent] タブをクリックします。
              ステップ 3   既定として指定する Baremetal Agent アカウントの行をクリックします。
              ステップ 4   [既定の BMA の設定] をクリックします。

              Baremetal Agent アカウントに関するログの表示


                ステップ 1   メニュー バーで、[管理] > [物理アカウント] の順に選択します。
                ステップ 2   [Bare Metal Agent] タブをクリックします。
                ステップ 3   ログを表示する Baremetal Agent アカウントの行をクリックします。
                ステップ 4   [Baremetal Agentログの表示(View Baremetal Agent Logs)] をクリックします。

                [Baremetal Agentログの表示(View Baremetal Agent Logs)] オプションにアクセスするには、ボタン バーの端にある下矢印をクリックする必要があります。

                [Baremetal Agentログの表示(View Baremetal Agent Logs)] ウィンドウに、アカウントに関するログが表示されます。


                Baremetal Agent アカウントに関する DHCP ログの表示


                  ステップ 1   メニュー バーで、[管理] > [物理アカウント] の順に選択します。
                  ステップ 2   [Bare Metal Agent] タブをクリックします。
                  ステップ 3   DHCP ログを表示する Baremetal Agent アカウントの行をクリックします。
                  ステップ 4   [DHCPログの表示(View DHCP Logs)] をクリックします。

                  [DHCPログの表示(View DHCP Logs)] オプションにアクセスするには、ボタン バーの端にある下矢印をクリックする必要があります。

                  [Bare Metal Agent DHCPログの表示(View Baremetal Agent DHCP Log)] ウィンドウに、アカウントに関する DHCP サーバ ログの内容が表示されます。