Cisco UCS Director オーケストレーション ガイド、リリース 5.1
ワークフローの実行
ワークフローの実行

目次

ワークフローの実行

この章は、次の内容で構成されています。

ワークフローの実行

オーケストレータでは、さまざまな方法でワークフローを実行できます。

  • サービス リクエストの作成

  • [今すぐ実行] アクションの使用方法

  • VM アクション ポリシーの使用方法

  • トリガーの使用方法

サービス リクエストへのアクセス

サービス リクエストを使用して、ワークフローの実行を表示したり生成したりできます。


(注)  


また、各サービス リクエストに対して、アーカイブ オプションを使用できます。

    ステップ 1   メニュー バーで、[組織] > [サービスリクエスト] を選択します。
    ステップ 2   [サービスリクエスト] タブを選択します。
    ステップ 3   サービス リクエストを選択します。
    ステップ 4   [詳細の表示] をクリックします。 [サービス リクエストのステータス] ペインが表示されます。
    ステップ 5   [閉じる] をクリックします。

    失敗したかキャンセルされたサービス リクエストの再送信

    失敗したかキャンセルされたサービス リクエストは、再送信したり、再送信する前に入力を変更することができます。 管理者は、[入力/出力] タブにアクセスし、サービス リクエストをクリックしてフォームに新しい値を入力してから再送信を行うことができます。


      ステップ 1   メニュー バーで、[組織] > [サービスリクエスト] の順に選択します。
      ステップ 2   サービス リクエストをクリックします。 入出力のテーブルが表示されます。
      ステップ 3   [入力/出力] タブをクリックします。 ワークフロー内の特定のタスクの値には、このタブからアクセスできます。
      ステップ 4   入出力のテーブルからエントリを選択します。
      ステップ 5   [値の編集] をクリックします。
      ステップ 6   サービス リクエストの値を変更します。
      ステップ 7   [送信] をクリックします。
      (注)      同じアクションを [組織] > [承認記録] タブで確認することもできます。

      [今すぐ実行] アクションの使用方法

      [今すぐ実行] アクションを使用して、ワークフローを実行できます。 ドロップダウン リストはインターフェイスの右側からアクセスできます。 実行ステージで入力することを選択した場合は、実行時にそれらを入力する必要があります。 ただし、タスクをワークフローに追加するときに入力が指定された場合は、その入力も許可されます。

      VM アクション ポリシーの使用方法

      ユーザの VM アクション ポリシーを使用して、カスタム アクションを作成できます。 カスタムのアクション ポリシーには、1 つ以上のアクションを含めることができます。 また、アクション ラベルを作成して、ワークフローを関連付けることもできます。 仮想データセンター(vDC)を作成するときに、ユーザ アクション ポリシーを選択できます。 このポリシーに基づいて作成された仮想マシン(VM)では、元のユーザ アクション ポリシーに含まれていたすべてのカスタム アクションが同様に有効になります。


      (注)  


      エンド ユーザの VM アクション ポリシーは VM コンテキストで使用できます。

      次の手順では、VM スナップショットと VM のサイズ変更タスクで構成されるワークフローを作成する方法について説明します。 このワークフローは、VM コンテキストでカスタム アクションとして使用できます。


        ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
        ステップ 2   [ユーザのVMアクションポリシー] タブを選択します。
        ステップ 3   [追加] をクリックします。
        ステップ 4   [ポリシーの追加] 画面で、次のフィールドに入力します。
        名称 説明

        [ポリシー名] フィールド

        ポリシー名。

        [ポリシーの説明] フィールド

        ポリシーの説明。

        [アクションの番号の選択] ドロップダウン リスト

        ポリシーに関連付けられるアクションの番号を選択します。

        ステップ 5   [次へ] をクリックします。
        ステップ 6   [ポリシーの追加] 画面で、次のフィールドに入力します。
        名称 説明

        [アクションラベル] フィールド

        VM アクションのラベル。

        [ワークフロー] ドロップダウン リスト

        このアクションと関連付けられるワークフローを選択します。

        [認定ユーザタイプ] ドロップダウン リスト

        このアクションの実行を承認するユーザ タイプを選択します。

        ステップ 7   [送信] をクリックします。

        ユーザ VM アクション ポリシーを作成した後、管理者は vDC の作成時にこのポリシーを選択できます。 この vDC に属するすべての VM では、これらのカスタム アクションを使用できます。

        (注)      1 つの vDC に関連付けできるユーザ VM アクション ポリシーは 1 つのみです。

        トリガーの使用方法

        満たす必要のある、指定された条件に基づいてワークフローを実行する場合に、トリガーを使用します。 これらの条件が満たされると、ワークフローが(自動的に)実行されます。 この手順では、VM メモリ制限に達した場合に、サイズ変更をトリガーする方法について説明します。


          ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
          ステップ 2   [トリガー] タブを選択します。
          ステップ 3   [追加] をクリックします。
          ステップ 4   [トリガーの追加] の [トリガー情報] 画面で、次のフィールドに入力します。
          名称 説明

          [トリガー名] フィールド

          トリガーの名前。

          [有効] チェックボックス

          トリガーを有効にします。

          [説明] フィールド

          トリガーの説明。

          [頻度] ドロップダウン リスト

          トリガー ルールを検証する頻度を選択します。

          [トリガー タイプ] ドロップダウン リスト

          トリガー タイプを選択します。

          • [ステートフル]:このタイプの現在の状態は記録され、トリガーの状態に変化があったときにのみ、アクションが実行されます。

          • [ステートレス]:このタイプのトリガーの条件は、頻度フィールドに指定された頻度で検証されます。 たとえば、VM 電源ステータスがモニタされている場合は、電源ステータスの変化が発生するとトリガーが実行されます。

          ステップ 5   [次へ] をクリックします。
          ステップ 6   [トリガーの追加] の [条件の指定] 画面で、次のフィールドに入力します。
          名称 説明

          [条件の数] フィールド

          チェックする条件の数。

          [モニタの対象] ドロップダウン リスト

          モニタするコンポーネントを選択します。

          [VM] ドロップダウン リスト

          モニタするコンポーネント エントリを選択します。 VM をモニタする場合は、モニタする VM を選択します。

          [パラメータ] ドロップダウン リスト

          モニタするコンポーネントのパラメータを選択します。

          [トリガー タイプ] ドロップダウン リスト

          トリガー タイプを選択します。
          • [ステートフル]:このタイプの現在の状態は記録され、トリガーの状態に変化があったときにのみ、アクションが実行されます。

          • [ステートレス]:このタイプのトリガーの条件は、頻度フィールドに指定された頻度で検証されます。 たとえば、VM 電源ステータスがモニタされている場合は、電源ステータスの変化が発生するとトリガーが実行されます。

          ステップ 7   [次へ] をクリックします。
          ステップ 8   [トリガーの追加] の [ワークフローの指定] 画面で、次のフィールドに入力します。
          名称 説明

          [最大呼び出し回数] フィールド

          トリガーを呼び出す回数。

          (トリガーの状態がアクティブになったとき)[ワークフローの選択] ドロップダウン リスト

          トリガーがアクティブになったときに実行するワークフローを選択します。

          (トリガーの状態がクリアになったとき)[ワークフローの選択] ドロップダウン リスト

          トリガーがクリアされたときに実行するワークフローを選択します。

          ステップ 9   [送信] をクリックします。

          ワークフローへの条件処理の追加

          オーケストレータのタスク ライブラリには、条件処理用のワークフローに追加可能な一連の事前定義タスクが含まれています。 ワークフローの分岐点である事前定義タスクの条件を指定できます。 条件の評価結果によってワークフローがたどる分岐が決定されます。 たとえば、ワークフロー条件を VM の電源ステータスのチェックにすることができます。 VM のステータスが電源オンの場合は、ワークフローが特定の経路をたどり、VM の電源がオフの場合は、ワークフローが別の経路をたどります。

          次の事前定義タスクは、条件処理を行うため[ワークフロー デザイナ] でアクセスできます。
          • ループの開始:このタスクは、入力条件に基づいてワークフロー内でループを開始するために使用できます。

          • ループの終了:このタスクは、ワークフロー内のループの終了をマークするために使用できます。
          • If Else:このタスクは、指定された入力条件を評価します。 入力条件が真の場合は、タスクまたはタスク セットが実行されます。 入力条件が偽の場合は、別のタスクまたはタスク セットが実行されます。

          • 条件タスク:このタスクは、ワークフロー内の各タスクに対して指定された条件に基づいてワークフロー内に複数の実行経路を作成するために使用できます。

          事前定義タスクを使用して、If、If-Else、ネストされた If、Loop、Switch などの条件処理コンストラクトを作成できます。

          If-Else 論理分岐の追加


            ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
            ステップ 2   [ワークフロー] タブをクリックします。
            ステップ 3   If-Else 論理分岐を追加するワークフローを選択します。
            ステップ 4   ワークフローをダブルクリックして、ワークフロー デザイナに開きます。
            ステップ 5   [使用可能なタスク] ペインで、[手順タスク] フォルダをクリックします。
            ステップ 6   [If Else] タスクをクリックして、それをワークフロー デザイナにドラッグ アンド ドロップします。
            ステップ 7   [タスクの追加(If Else)] 画面で、次のフィールドに値を入力します。
            名称 説明

            [タスク名] フィールド

            タスクの名前。

            [コメント] フィールド

            タスクにコメントを付けます。

            [再試行の実行] チェックボックス

            タスクが失敗した場合に、後でタスクを再試行するには、このチェックボックスをオンにします。

            [再試行回数] ドロップダウン リスト

            再試行を実行する回数を選択します。

            [再試行の頻度] ドロップダウン リスト

            再試行の間隔を選択します。 ワークフローは、タスクが n 回再試行されるまで、または、タスクが成功して次のタスクに進めるか、ワークフローが完了するまで一時停止します。

            ステップ 8   [次へ] をクリックします。
            ステップ 9   [ユーザ入力マッピング] 画面で、[次へ] をクリックします。
            ステップ 10   [タスク入力] 画面で、次のフィールドに値を入力します。
            名称 説明

            [条件の指定] フィールド

            ワークフローのコースを決定するために評価される条件を入力します。 条件の評価結果として、次のような結果が得られます。
            • 条件が真に評価された場合は、正常終了に向かうワークフローのコースが実行されます。

            • 条件が偽に評価された場合は、ワークフローが正常に実行されません。

            定義する条件には次の演算子だけを含める必要があります。

            ==、!=、<、<=、>、>=、||、&&、contains、startsWith、endsWith

            条件の指定時に使用可能な例を以下に示します。
            • TaskName.OUTPUT ATTRIBUTE NAME=="2"

            • WORKFLOW USERINPUT LABEL NAME contains "xyz"

            • TaskName.OUTPUT ATTRIBUTE NAME == WORKFLOW USERINPUT LABEL NAME || WORKFLOW USERINPUT LABEL NAME != "123"

            ステップ 11   [ユーザ出力マッピング] 画面で、[送信] をクリックします。
            ステップ 12   作成した [If-Else] タスク アイコンで、True コネクタと False コネクタをクリックして [詳細] タスク アイコンにドラッグします。
            ステップ 13   作成した [If-Else] タスク アイコンで、On Failure コネクタをクリックして [完了(失敗)] タスク アイコンにドラッグします。 このリンクは失敗した場合のワークフローの論理分岐を定義します。 必要に応じて、ワークフロー内のこの分岐に [詳細] タスク アイコンを追加できます。

            次の作業

            If-Else 論理分岐を作成したら、ワークフローを実行できます。 サービス リクエストを使用して、ワークフローの実行を表示したり生成したりできます。

            ループの追加


              ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
              ステップ 2   [ワークフロー] タブを選択します。
              ステップ 3   ループを追加するワークフローを選択します。
              ステップ 4   ワークフローをダブルクリックして、ワークフロー デザイナに開きます。
              ステップ 5   [使用可能なタスク] ペインで、[手順タスク] フォルダをクリックします。
              ステップ 6   [ループの開始] タスクをクリックして、それをワークフロー デザイナにドラッグ アンド ドロップします。
              ステップ 7   [タスクの追加(ループの開始)] で、次のフィールドに値を入力します。
              名称 説明

              [タスク名] フィールド

              タスクの名前。

              [コメント] フィールド

              タスクにコメントを付けます。

              [再試行の実行] チェックボックス

              タスクが失敗した場合に、後でタスクを再試行するには、このチェックボックスをオンにします。

              [再試行回数] ドロップダウン リスト

              再試行を実行する回数を選択します。

              [再試行の頻度] ドロップダウン リスト

              再試行の間隔を選択します。 ワークフローは、タスクが n 回再試行されるまで、または、タスクが成功して次のタスクに進めるか、ワークフローが完了するまで一時停止します。

              ステップ 8   [次へ] をクリックします。
              ステップ 9   [ユーザ入力マッピング] 画面で、[次へ] をクリックします。
              ステップ 10   [タスク入力] 画面で、次のフィールドに値を入力します。
              名称 説明

              [リスト ベースの反復] チェックボックス

              リスト ベースの反復の場合に、このチェックボックスをオンにします。

              [リスト ベースの反復の入力]

              リスト ベースの反復の入力値。

              [反復値を割り当てるユーザ入力] ドロップダウン リスト

              リスト ベースの反復のユーザ入力。

              (注)     

              Cisco UCS Director には、各ループ反復の値を保持する汎用テキスト タイプの START_LOOP_OUTPUT という名前のタスク出力変数が含まれています。 この出力は、タイプが汎用テキストではない次のタスク入力にマップすることができません。 そのため、必要なタイプのワークフロー入力(電子メール アドレスなど)を作成して、それを [反復値を割り当てるユーザ入力] ドロップダウン リストを使用して追加したタスク入力にマップします。

              [カウント ベースの反復] チェックボックス

              ループ カウンタ ベースの反復の場合に、このチェックボックスをオンにします。

              [ループ回数] フィールド

              ループの反復を制御するループ カウンタ。

              ステップ 11   [ユーザ出力マッピング] 画面で、ワークフロー出力から値として使用する属性を選択します。
              ステップ 12   [送信] をクリックします。
              ステップ 13   [使用可能なタスク] ペインで、ループの一部として使用するタスクをクリックしてドラッグします。
              ステップ 14   On Success コネクタを使用して、ループ内のタスク アイコン間のリンクを作成します。
              ステップ 15   [開始] タスク アイコンと [ループの開始] タスク アイコン間のリンクを作成します。
              ステップ 16   [使用可能なタスク] ペインで、[手順タスク] フォルダをクリックします。
              ステップ 17   [ループの終了] タスクをクリックして、それをワークフロー デザイナにドラッグ アンド ドロップします。
              ステップ 18   [タスクの追加(ループの終了)] ウィザードの残りの画面に値を入力して、[送信] をクリックします。
              ステップ 19   [ループの終了] タスク アイコンを [完了(成功)] タスク アイコンと [完了(失敗)] タスク アイコンに接続します。

              次の作業

              ループを追加したら、ワークフローを実行できます。 サービス リクエストを使用して、ワークフローの実行を表示したり生成したりできます。

              スイッチ操作の追加


              (注)  


              作成したスイッチ コンストラクトには、ワークフローのタスクごとに指定した条件に基づいて、ワークフローの複数の実行経路を含めることができます。

                ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
                ステップ 2   [ワークフロー] タブを選択します。
                ステップ 3   ループを追加するワークフローを選択します。
                ステップ 4   ワークフローをダブルクリックして、ワークフロー デザイナに開きます。
                ステップ 5   [使用可能なタスク] ペインで、[手順タスク] フォルダをクリックします。
                ステップ 6   [条件] タスクをクリックして、それをワークフロー デザイナにドラッグ アンド ドロップします。
                ステップ 7   [タスクの追加(条件タスク)] 画面で、次のフィールドに値を入力します。
                名称 説明

                [タスク名] フィールド

                タスクの名前。

                [コメント] フィールド

                タスクにコメントを付けます。

                [再試行の実行] チェックボックス

                タスクが失敗した場合に、後でタスクを再試行するには、このチェックボックスをオンにします。

                [再試行回数] ドロップダウン リスト

                再試行を実行する回数を選択します。

                [再試行の頻度] ドロップダウン リスト

                再試行の間隔を選択します。 ワークフローは、タスクが n 回再試行されるまで、または、タスクが成功して次のタスクに進めるか、ワークフローが完了するまで一時停止します。

                ステップ 8   [次へ] をクリックします。
                ステップ 9   [ユーザ入力マッピング] 画面で、[次へ] をクリックします。
                ステップ 10   [タスク入力] 画面で、[+] アイコンをクリックして、ワークフローの実行経路ごとに条件を追加します。 たとえば、ワークフローに n 個の実行可能経路がある場合は、条件ごとに 1 つずつの計 n 個のエントリを条件テーブルに追加します。 テーブル内のデフォルト エントリをクリックすることによって、ワークフローがデフォルト実行経路をたどる場合の条件を指定できます。
                ステップ 11   [エントリの追加先] 画面で、次のフィールドに値を入力します。
                名称 説明

                [ラベル] フィールド

                条件のラベル

                [条件] フィールド

                ワークフローのコースを決定するために評価される条件を入力します。 定義する条件には次の演算子を含める必要があります。

                ==、!=、<、<=、>、>=、||、&&、contains、startsWith、endsWith

                条件の指定時に使用可能な例を以下に示します。
                • TaskName.OUTPUT ATTRIBUTE NAME=="2"

                • WORKFLOW USERINPUT LABEL NAME contains "xyz"

                • TaskName.OUTPUT ATTRIBUTE NAME == WORKFLOW USERINPUT LABEL NAME || WORKFLOW USERINPUT LABEL NAME != "123"

                [送信] をクリックします。

                ステップ 12   [ユーザ出力マッピング] 画面で、ワークフロー出力から値として使用する属性を選択します。
                ステップ 13   [送信] をクリックします。
                ステップ 14   [使用可能なタスク] ペインで、ワークフローのさまざまな実行経路に追加するタスクをクリックしてドラッグします。
                ステップ 15   [条件タスク] アイコン内のコネクタを使用して、実行経路内のタスクにリンクします。 たとえば、[条件タスク] アイコン内の default コネクタを使用して、デフォルト実行経路内のタスクへのリンクを作成します。
                ステップ 16   [開始] タスク アイコンと [条件タスク] アイコン間のリンクを作成します。
                ステップ 17   ワークフロー内のさまざまな実行経路間のリンク、[完了(成功)] タスク アイコン、および [完了(失敗)] タスク アイコンを作成します。

                次の作業

                スイッチ コンストラクトを追加したら、ワークフローを実行できます。 サービス リクエストを使用して、ワークフローの実行を表示したり生成したりできます。

                サービス リクエストを使用して。

                コンテキスト ワークフロー マッピング

                ワークフローをアクションの形式でマッピングして、コンポーネントのコンテキストで実行することができます。 コンポーネントのコンテキスト内から、一連のタスクを含むワークフローを実行できます。 ワークフロー リストから目的のワークフローを参照して実行する必要はありません。 ワークフローはコンポーネント レベルで実行できます。 たとえば、サーバ向けに作成されたワークフローを実行する場合、ワークフロー リストからワークフローを参照する代わりに、ワークフローをアクション(サーバ向け)としてマッピングして、サーバ レベルで実行できます。

                コンテキスト ワークフロー マッピングは、次の 2 つのステージで構成されます。

                • ステージ 1:コンテキスト マッパー タスクを作成し、アクションとしてマッピングする必要のあるワークフローに追加します。

                • ステージ 2:アクション ラベルを指定して、ワークフローをコンテンツ マッパー リストに追加します。

                ステージ 1:コンテキスト マッパー タスクの作成


                  ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
                  ステップ 2   [ワークフロー] タブを選択します。
                  ステップ 3   [ワークフローデザイナ] でワークフローを開きます。
                  ステップ 4   コンテキスト マッパー タスクを選択して、[ワークフローデザイナ] ペインまでドラッグ アンド ドロップします。

                  ステージ 2:コンテンツ マッパーへのワークフローの追加


                    ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
                    ステップ 2   [コンテキストワークフローマッピング] を選択します。
                    ステップ 3   ワークフローに追加するコンポーネントを選択します。
                    ステップ 4   [編集] をクリックします。
                    ステップ 5   [ワークフローマッピングの編集] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
                    名称 説明

                    [ワークフローの追加] アイコン

                    ワークフローを追加します。

                    [選択が必要です] チェックボックス

                    アクション ラベルを表示するコンポーネントのエントリをエンドユーザが選択できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。 オンの場合、ワークフローはコンポーネントに基づいてフィルタ処理されます。 たとえば、LUN コンテキスト ワークフロー マッピングの場合、LUN コンテキスト マッパー タスクがあるワークフローのみが表示されます。

                    [アクションラベル] フィールド

                    アクション ラベルの名前。

                    [ワークフロー] ドロップダウン リスト

                    実行するワークフローを選択します。

                    [認定ユーザタイプ] ドロップダウン リスト

                    承認するユーザ タイプを選択します。

                    ステップ 6   [送信] をクリックします。 ワークフローがアクションとしてコンポーネントに追加されます。
                    (注)      論理ユニット番号(LUN)のコンポーネントを参照して LUN の下でエントリを選択すると、アクションが表示されます([LUNをデータストアとして関連付け])。 このアクションをクリックすると、このコンポーネントに以前にマッピングしたワークフローが実行されます。

                    ワークフローのスケジュール

                    ワークフローを特定の時刻に実行するようにスケジュールできます。 また、ワークフローをスケジュールする際に、複数のスケジュール パラメータを変更することもできます。


                      ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
                      ステップ 2   [ワークフロー] タブをクリックします。
                      ステップ 3   [ワークフロー] ペインで、スケジュールするワークフローを選択します。
                      ステップ 4   [スケジュール] をクリックします。
                      ステップ 5   [ワークフローのスケジュール設定] 画面で、次のフィールドに値を入力します。
                      名称 説明

                      [繰り返しタイプ] ドロップダウン リスト

                      ワークフローの再実行のタイプ。 次の複数のタイプがあります。

                      • [無期限]:ワークフローは頻度のタイプと頻度の間隔に従って、開始時間から継続的に実行され、終了時間はありません。

                      • [1回のみ]:ワークフローは開始時間に 1 回だけ実行されます。

                      • [固定回数]:ワークフローは頻度のタイプと頻度の間隔に従って、[繰り返し回数] フィールドに指定された回数だけ、開始時間から継続的に実行されます。

                      • [繰り返し期限まで]:ワークフローは頻度のタイプと頻度の間隔に従って、開始時間から指定された終了時間まで継続的に実行されます。

                      [開始時間] フィールド

                      スケジュールされたワークフローの実行時間。

                      [頻度のタイプ] ドロップダウン リスト

                      ワークフローの実行頻度。 ワークフローは、時間、日、週、または月の単位で実行できます。

                      [頻度の間隔] ドロップダウン リスト

                      選択した頻度に対応して、ワークフローを実行する間隔を選択します。 頻度の間隔が 4 で頻度のタイプが日次である場合、ワークフローは 4 日おきに実行されます。

                      [ユーザID] フィールド

                      ワークフローに関連付けられたユーザ。 これは必須フィールドではありません。

                      (注)      ワークフローの作成時に入力を定義した場合は、[ワークフローの入力値] で入力を行う必要があります。
                      ステップ 6   [編集] をクリックして、別のスケジュールを編集します。
                      (注)      [ワークフロー スケジュールの変更] 画面は、[ワークフローのスケジュール設定] ダイアログボックスと同じです。

                      ワークフローのロールバック

                      ワークフロー ロールバック機能を使用して、実行したワークフローを取り消すことができます。 ワークフローを構成しているすべてのタスクは、ワークフローのロールバック時に取り消されます。


                      (注)  


                      ただし、ワークフローをロールバックしても、ワークフローが、実行前と同じ状態に戻らないことがあります。 一部のタスクは、完全にはロールバックできません。 たとえば、VM の増加したストレージ値は取り消すことができません。

                        ステップ 1   メニュー バーで、[組織] > [サービスリクエスト] の順に選択します。
                        ステップ 2   [サービスリクエスト] タブを選択します。
                        ステップ 3   ロールバックが必要なワークフローに対応するサービス リクエストを選択します。
                        ステップ 4   [リクエストのロールバック] をクリックします。
                        ステップ 5   ロールバックするタスクの横にあるチェックボックスをオンにします。
                        ステップ 6   [送信] をクリックします。
                        (注)      サービス リクエストを右クリックし、[詳細の表示] を選択してワークフローの取り消しのステータスを確認します。

                        ワークフロー アセットの表示(作成済みまたは変更済み)

                        ワークフローをロールバックする前に、ワークフローの実行時に使用されたすべてのアセットとリソースの詳細を表示することができます。 アセットは追跡されており、サービス リクエストの [詳細の表示] オプションで確認できます。


                          ステップ 1   メニュー バーで、[組織] > [サービスリクエスト] の順に選択します。
                          ステップ 2   [サービスリクエスト] タブを選択します。
                          ステップ 3   確認するサービス リクエストを選択します。
                          ステップ 4   [詳細の表示] オプションを選択します。
                          ステップ 5   [作成/変更済みのオブジェクト] タブを選択します。

                          [作成/変更済みのオブジェクト] タブには、ワークフロー構成の一部として作成または変更されたすべてのリソースが表示されます。 ワークフローの全タスクに関係する全リソースが追跡されます。 ワークフローをロールバックすると、関連するすべてのリソースが削除され、以前に変更したリソースの変更点が取り消されます。

                          ステップ 6   [閉じる] をクリックします。

                          ワークフローの検証

                          オーケストレータは、ワークフローを検証するためのメカニズムを提供します。 ワークフローの検証は、ある要素から次の要素へのデータの不正なフローによって引き起こされたワークフローに伴う問題の特定に役立ちます。 ワークフローの検証では、要素間のデータ バインディングと接続がチェックされます。 検証中に検出される一般的な問題は、インポート後またはアップグレード後の、マッピングの不一致、タスクの必須値の不足、見つからないタスク ハンドラ、および管理者/タスク入力の不足です。

                          オーケストレータは、ウィザード ベースの問題リゾルバを使用して、問題の検出と解決を可能にします。 ワークフローを検証すると、問題のリストと一緒に、それらの問題を修正するための提案が作成されます。 リスト内の問題をクリックすると、問題ウィザード リゾルバの実行が促されます。 問題によっては、追加情報やユーザ入力が必要な場合があります。 他の問題には、修正が容易で簡単に解決されるものもあります。

                          ワークフロー検証問題の解決


                            ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。

                            ステップ 2   [ワークフロー] タブをクリックします。
                            ステップ 3   検証に失敗したワークフローを選択します。
                            ステップ 4   [ワークフローの検証] をクリックします。
                            ステップ 5   [ワークフローの検証] ダイアログボックスで、[解決方法] の下の説明をダブルクリックします。
                            ステップ 6   [検証エラー] ダイアログボックスで、検出された問題の概要を確認します。 ウィザードのプロンプトに従い、検証エラーを解決します。

                            ワークフローのバージョン管理

                            すべてのオーケストレータ ワークフローにバージョン履歴が関連付けられています。 バージョン履歴は、ワークフローの状態を以前の状態に戻すため、または、バージョンを上げるために使用できます。 シナリオによっては、ワークフローの現在の状態と以前保存されたバージョンの違いを比較するためにバージョン管理を使用することがあります。 バージョン管理は、特に、ワークフローが実稼働、導入、またはその他の処理に対する準備ができているかどうかを確認する必要がある場合に便利です。

                            ワークフロー バージョンを上げて保存したときに、新しいバージョン項目が作成されます。 加えた変更は、現在のバージョンに影響しません。 たとえば、ワークフロー バージョン X.0.0 を作成して保存すると、バージョンの状態が Cisco UCS Director データベースに保存されます。 ワークフローを変更しても、その変更がワークフロー バージョン X.0.0 に適用されることはありません。 変更を保存するには、次のワークフロー バージョンを作成する必要があります。 ワークフローと一緒に変更履歴がデータベースに保存されます。

                            ワークフローは変更履歴を失うことなく削除できます。

                            ワークフロー バージョンの作成


                              ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
                              ステップ 2   [ワークフロー] タブを選択します。
                              ステップ 3   ワークフローを右クリックして、[新しいバージョンの作成] を選択します。
                              ステップ 4   [新しいバージョンの作成] 画面で、次のフィールドに値を入力します。
                              名称 説明

                              [バージョン ラベル] フィールド

                              バージョンのラベル。

                              [説明] フィールド

                              バージョンの説明。

                              ステップ 5   [送信] をクリックします。
                              ステップ 6   ワークフロー デザイナで、ワークフローに対する変更を完了します。
                              ステップ 7   [閉じる] をクリックします。 ワークフロー レポートの [バージョン] 列にワークフローのインクリメントされたバージョンが表示されます。

                              ワークフロー バージョンの管理


                                ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
                                ステップ 2   [ワークフロー] タブを選択します。
                                ステップ 3   ワークフローを右クリックし、[バージョンの管理] を選択します。
                                ステップ 4   [バージョンの管理] 画面で、次のフィールドに値を入力します。
                                名称 説明

                                [最新バージョンの表示] チェックボックス

                                ワークフロー レポートにワークフローの最新バージョンを表示する場合に、このチェックボックスをオンにします。

                                たとえば、最新のワークフロー バージョンが X.0 の場合は、ワークフロー レポートの [バージョン] 列に [バージョン X(最新)] と表示されます。

                                [デフォルト バージョンの設定] チェックボックス

                                ワークフロー レポートにデフォルト バージョンとして選択したワークフロー バージョンを表示する場合に、このチェックボックスをオンにします。 下のワークフロー テーブルからワークフロー バージョンを選択します。

                                たとえば、表示用のデフォルト バージョンとして設定するワークフロー バージョンを X.0 として選択した場合は、それがワークフロー レポートの [バージョン] 列に [バージョン X.0(ユーザ選択)] として表示されます。

                                ステップ 5   [送信] をクリックします。