Cisco UCS Director セルフサービス ポータル ガイド、リリース 4.0
セルフサービス プロビジョニングの使用方法
セルフサービス プロビジョニングの使用方法
発行日;2013/11/28   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

セルフサービス プロビジョニングの使用方法

この章は、次の内容で構成されています。

サービス リクエストについて

セルフサービス プロビジョニング機能を使用してサービス リクエストを作成し、仮想マシン(VM)、サービス、またはアプリケーションをプロビジョニングできます。 サービス リクエスト プロセスでは VM 作成用のプロビジョニング ワークフローを作成しますが、これには次のアクションが含まれます。

  • 予算の検証
  • 動的なリソース割り当て
  • 承認
  • プロビジョニング
  • ライフサイクルの設定および通知

VM をプロビジョニングするまたはオーケストレーション ワークフローを実行するには、最初にサービス リクエストを作成する必要があります。 管理者または該当のユーザがサービス リクエストを承認すると、VM がプロビジョニングされます。 VM はただちに承認することも、オリジナルのリクエストから 90 日以内に承認するようにスケジュールすることもできます。


(注)  


サービス リクエスト承認プロセスはオプションです。


管理者はオーケストレーション ワークフローをカタログとしてセルフサービス ポータルに提供できます。 サービス リクエストの承認プロセスは 1 人または 2 人のユーザによる承認が必要です。 このようなシナリオでは、VM をプロビジョニングするには管理者および IT 管理者がリクエストを承認する必要があります。

サービス リクエスト ワークフロー

サービス リクエスト ワークフローは次のいくつかの段階に要約できます。

  • 開始:サービス リクエストの開始。
  • リソース割り当て:VM プロビジョニングに必要なリソース。
  • 承認:グループの仮想データ センター(vDC)で定義されるサービス リクエストの承認プロセス。 サービス リクエストの承認者にはリクエストに関する電子メールが送信されます。 承認者がリクエストを承認すると、VM がプロビジョニングされます。
  • プロビジョニング:VM をプロビジョニングする行為。
  • ライフサイクル スケジュールの設定:予定時刻および終了時刻。
  • 通知:VM のプロビジョニングを知らせるためにユーザに送信される電子メール通知。
定義されている場合は、次のプロセスもサービス リクエストのワークフローに適用されます。
  • 予算の監視(オプション):このプロセスではグループに VM をプロビジョニングするのに十分なリソースが使用可能かどうかが判断されます。 リソースは [組織] > [リソース制限] タブを選択して表示できます。 リクエストを送信した後、[詳細の表示] を選択してステータスを表示できます。

標準のカタログ用サービス リクエストの作成

管理者がカタログをグループに発行すると、エンド ユーザは必要なカタログを選択してサービス リクエストを作成できます。 管理者は、オーケストレーション ワークフローが含まれるセルフサービス ポータルをカタログの形式で提供します。 管理者が発行できるカタログには、標準のカタログ、詳細、サービスコンテナ、または VDI があります。


    ステップ 1   メニュー バーで、[サービス] > [サービスリクエスト] タブを選択します。
    ステップ 2   [リクエストの作成] をクリックします。
    ステップ 3   [サービスリクエストの作成] ダイアログボックス([カタログの選択] 画面)で、次のフィールドから値を選択します。
    名前 説明

    [カタログタイプ] ドロップダウン リスト

    次のリストから値を選択します。

    • [標準]:このカタログ タイプは一般的なサービス リクエスト(汎用 VM プロビジョニング)に使用されます。
    • [詳細]:このカタログ タイプはワークフローの実行用です(このワークフローを呼び出し、エンド ユーザが実行することもできます)。
    • [サービスコンテナ]:このカタログ タイプはフェンスドコンテナ VM プロビジョニング用です。
    • [VDI]:このカタログ タイプは XenDesktop プロビジョニング用です。

    [カタログの選択] ドロップダウン リスト

    カタログ項目を選択します。

    ステップ 4   [カタログタイプ] ドロップダウン リストから、[標準] を選択します。
    ステップ 5   [次へ] をクリックします。 [導入設定] 画面が表示されます。
    ステップ 6   [導入仕様] 画面で、次のフィールドに入力します。
    名前 説明

    [vDCの選択] ドロップダウン リスト

    VM がプロビジョニングされる vDC(仮想データ センター)を選択します。 vDC は管理者が定義し、エンド ユーザは VM がプロビジョニングされる vDC を選択する必要があります。

    [コメント] フィールド

    導入設定に関連するコメントを入力します。

    [プロビジョニング] フィールド ドロップダウン リスト

    プロビジョニングを導入するタイミング。 次のいずれかを選択します。

    • [あとで]:プロビジョニングを後で導入する場合に選択します。
    • [現在]:プロビジョニング設定を今すぐ導入する場合に選択します。

    [次の期間後にVMの電源をオフにする:] チェックボックス

    オンにすると、システムが VM の電源をオフにします。 VM を(自動的に)終了するまでの VM の保持期間を日数および時間で割り当てることができます。 [日数]:VM を終了するまでの日数を入力します。 [時間]:VM を終了するまでの時間を入力します。 VM は指定の日数および時間の経過後に終了されます。

    [VM名のサフィックス] フィールド

    必要な場合は、VM のサフィックス名を指定します。 名前(ラベル)が VM 名に追加されます。
    (注)     

    これは、vDC に関連付けられた VMware システム ポリシー(上記で選択)で管理者がこのオプションを有効にした場合にのみ使用できます。

    ステップ 7   [次へ] をクリックします。

    [カスタム仕様] 画面で、次のフィールドに入力します。

    名前 説明

    [CPUコア] フィールド

    プロビジョニング中の VM に使用されている CPU 数。 このリストは、コンピューティング ポリシーでサイズ変更オプションを設定している場合にのみ使用可能です。

    [メモリ] フィールド

    プロビジョニング中の VM のメモリ容量。 このリストは、コンピューティング ポリシーでサイズ変更オプションを設定している場合にのみ使用可能です。

    [ディスク] フィールド

    プロビジョニング中の VM のデータストア。 選択できるデータストアのリストは、ストレージ ポリシーで確立された条件により異なります。 このオプションはストレージ ポリシーで有効または無効にすることができます。

    [ストレージ階層] フィールド

    プロビジョニング中の VM のストレージ エントリ。 このリストは選択されたカタログに対して [仮想ストレージのカタログ] が有効にされている場合にのみ表示されます。

    [データストアの選択] ドロップダウン リスト

    データストアを選択します。 選択内容を確定するには、[送信] をクリックします。 複数のディスクを含むテンプレートでは、ディスクごとにデータストアの選択プロセスを繰り返す必要があります。
    (注)     

    各ディスク カテゴリ(システム、データ、データベース、スワップ、およびログ)に選択できるデータストアは 1 つだけです。 データストア項目のリストは、ストレージ ポリシーの範囲条件により異なります。

    ステップ 8   [次へ] をクリックします。

    [カスタムワークフローの入力値] 画面が表示されます。 カタログの作成中に、VM のプロビジョニング用に選択されたカタログで、[プロビジョニング後のカスタムアクション] が選択された場合、カスタム ワークフローの入力値が適用されます。 このシナリオでは、プロビジョニング後のワークフローで、エンド ユーザはカスタム入力を指定できます 入力オプションはカタログに接続されたワークフローによって異なります。 次のフィールドに入力します。

    名前 説明

    [MACアドレス] フィールド

    サーバの MAC アドレス。

    [IPアドレス] フィールド

    サーバの IP アドレス。

    [ホスト名] フィールド

    サーバのホスト名。

    ステップ 9   [次へ] をクリックします。

    [サマリー] 画面が表示されます。 情報が正確であるか確認します。

    ステップ 10   [送信] をクリックします。

    [送信結果] ダイアログボックスにより、サービス リクエストが正常に送信されたことが確認されます。


    次の作業

    サービス リクエストのステータスを表示します。

    詳細なカタログ タイプでサービス リクエストを作成する

    管理者がカタログをグループに発行すると、エンド ユーザは必要なカタログを選択してサービス リクエストを作成できます。 管理者が発行できるカタログには、標準のカタログ(VM 作成)、詳細なカタログ(オーケストレーション ワークフロー)、サービス コンテナ(フェンスド コンテナ)、または VDI(XenDesktop)があります。

    はじめる前に

    このタイプのサービス リクエストでは、詳細なタイプのカタログを選択できることが必要です。


      ステップ 1   メニュー バーで、[サービス] > [サービスリクエスト] タブを選択します。
      ステップ 2   [リクエストの作成] をクリックします。
      ステップ 3   [サービスリクエストの作成] ダイアログボックス([カタログの選択] ペイン)で、次のフィールドに入力します。
      名前 説明

      [カタログタイプ] ドロップダウン リスト

      カタログのタイプ。次のいずれかを選択します。

      • [標準]:このカタログ タイプは使用されます
      • [詳細]:このカタログ タイプはオーケストレーション ワークフロー専用です。
      • [サービスコンテナ]:このカタログ タイプは提供します
      • [VDI]:このカタログ タイプは提供します

      [カタログの選択] ドロップダウン リスト

      プロビジョニングする VM を選択します。 カタログはカタログ形式の VM です。

      ステップ 4   [カタログタイプ] ドロップダウン リストで、 [詳細] を選択します。

      [サービスリクエストの作成] ペインが表示されます。

      ステップ 5   [カタログ] ドロップダウン リストからカタログを選択します。
      ステップ 6   [次へ] をクリックします。
      ステップ 7   [ワークフロー] ドロップダウン リストから、サービス コンテナを選択します。

      [サマリー] ペインが表示されます。 情報が正確であるか確認します。

      ステップ 8   [送信] をクリックします。

      [送信結果] ダイアログボックスにより、サービス リクエストが正常に送信されたことが確認されます。


      次の作業

      既存のサービス リクエストを表示します。

      サービス リクエストのステータスの表示

      はじめる前に サービス リクエストを作成します。


        ステップ 1   [サービス] > [サービスリクエスト] タブを選択します。
        ステップ 2   サービス リクエストを選択します。
        ステップ 3   [詳細の表示] をクリックします。
        [サービスリクエスト] 画面にサービス リクエストと関連するワークフロー ステップの詳細が表示されます。 各ワークフロー ステップに関するステータスは、このページから表示します。 各ステップの(色分けされた)ステータスに加えて、時間などの詳細も表示されます。
        • 灰色:ステップを完了する必要があることを示します。
        • 緑:ステップが正常に完了されたことを示します。
        • 赤:ステップが失敗したことを示します。 失敗した理由もステップの下に記載されます。
        • 青:ステップを完了するためにはユーザから追加の入力が必要であることを示します。 たとえば、承認者がこのサービス リクエストに定義されている場合、青はサービス リクエストが承認待ちであることを示します。
        名前 説明

        [概要] セクション

        [リクエストID] フィールド

        サービス リクエスト ID 番号。

        [リクエストタイプ] フィールド

        リクエストのタイプ(たとえば、VM)。

        [vDC] フィールド

        VM がプロビジョニングされる vDC。

        [イメージ] フィールド

        VM のプロビジョニングに使用されるイメージ。

        [リクエスト時間] フィールド

        サービス リクエストが作成された時間。

        [ステータスのリクエスト] フィールド

        サービス リクエストのステータス(完了、キャンセル、失敗など)。

        [コメント] フィールド

        サービス リクエストの作成中に追加したコメント。

        [所有] セクション

        [グループ] フィールド

        サービス リクエストをリクエストしたユーザが所属するグループ。

        [送信ユーザ] フィールド

        サービス リクエストを送信したユーザ。

        [期間(時間)] フィールド

        VM がアクティブな時間帯。 定義されている場合、VM は指定の時間後に削除されます。

        [予定時刻] フィールド

        VM はこの時間帯の後でプロビジョニングされます。 定義されている場合、VM はスケジュールされた日付の 6 a.m. にプロビジョニング されます。 定義されていない場合、VM はリクエストのワークフローの完了直後にプロビジョニングされます。

        [カタログ情報] セクション

        [vDC所有者の電子メール]

        vDC を作成した管理者の電子メール ID。

        [承認ユーザ] セクション

        VM を正常にプロビジョニングするために、サービス リクエストを承認する必要があるユーザ。

        [カタログ項目名]

        プロビジョニングに使用するカタログ項目の名前。

        [カタログ項目の説明] セクション

        [SRコスト] フィールド

        VM のプロビジョニングの予測コスト。 このコストはカタログ項目に定義されたコスト モデルに基づいて決定されます。

        (注)     

        承認者は、承認を必要とするサービス リクエストを [承認] タブで確認できます。


        プロビジョニング サービスの延期リクエストの作成

        プロビジョニングの延期機能を使用して、VM のプロビジョニングを後の時刻および日付にスケジュールできます。


          ステップ 1   メニュー バーで、[サービス] をクリックして、[サービスリクエスト] を選択します。
          ステップ 2   [サービスリクエスト] タブで、[リクエストの作成] をクリックします。
          ステップ 3   [サービスリクエストの作成] 画面で、次のフィールドに入力します。
          名前 説明

          [カタログタイプ] ドロップダウン リスト

          次のカタログのタイプのいずれかを選択します。

          • [標準]:デフォルトのカタログ タイプです。
          • [詳細]:このタイプはオーケストレーション ワークフロー専用です。
          • [サービスコンテナ]:このタイプのカタログを提供します
          • [VDI]:このタイプのカタログを提供します

          [カタログの選択] ドロップダウン リスト

          カタログを選択します。

          ステップ 4   [次へ] をクリックします。
          ステップ 5   [導入設定] 画面で、次のフィールドを入力して設定を定義します。
          名前 説明

          [VDCの選択] ドロップダウン リスト

          VDC を選択します。

          [コメント] フィールド

          サービス リクエストの作成中に追加したコメント。

          [プロビジョニング] ドロップダウン リスト

          暫定の状態を選択します。

          • [あとで]:特定の日時を入力する場合に選択します。
          • [現在]:プロビジョニングを今すぐ開始する場合に選択します。

          [次の期間後にVMの電源をオフにする:] チェックボックス

          オンにすると、プロビジョニングの完了後に、システムにより VM の電源がオフにされます。

          ステップ 6   [閉じる] をクリックします。