Cisco UCS Director オーケストレーション ガイド、リリース 4.1
ワークフローの実行
ワークフローの実行

ワークフローの実行

この章は、次の内容で構成されています。

ワークフローの実行

オーケストレータでは、さまざまな方法でワークフローを実行できます。

  • サービス リクエストの作成

  • [今すぐ実行] アクションの使用方法

  • VM アクション ポリシーの使用方法

  • トリガーの使用方法

サービス リクエストへのアクセス

サービス リクエストを使用して、ワークフローの実行を表示したり生成したりできます。


(注)  


また、各サービス リクエストに対して、アーカイブ オプションを使用できます。

    ステップ 1   メニュー バーで、[組織] > [サービスリクエスト] を選択します。
    ステップ 2   [サービスリクエスト] タブを選択します。
    ステップ 3   サービス リクエストを選択します。
    ステップ 4   [詳細の表示] をクリックします。 [サービス リクエストのステータス] ペインが表示されます。
    ステップ 5   [閉じる] をクリックします。

    失敗したかキャンセルされたサービス リクエストの再送信

    失敗したかキャンセルされたサービス リクエストは、再送信したり、再送信する前に入力を変更することができます。 管理者は、[入力/出力] タブにアクセスし、サービス リクエストをクリックしてフォームに新しい値を入力してから再送信を行うことができます。


      ステップ 1   メニュー バーで、[組織] > [サービスリクエスト] を選択します。
      ステップ 2   サービス リクエストをクリックします。 入出力のテーブルが表示されます。
      ステップ 3   [入力/出力] タブをクリックします。 ワークフロー内の特定のタスクの値には、このタブからアクセスできます。
      ステップ 4   入出力のテーブルからエントリを選択します。
      ステップ 5   [値の編集] をクリックします。
      ステップ 6   サービス リクエストの値を変更します。
      ステップ 7   [送信] をクリックします。
      (注)      同じアクションを [組織] > [承認記録] タブで確認することもできます。

      [今すぐ実行] アクションの使用方法

      [今すぐ実行] アクションを使用して、ワークフローを実行できます。 ドロップダウン リストはインターフェイスの右側からアクセスできます。 実行ステージで入力することを選択した場合は、実行時にそれらを入力する必要があります。 ただし、タスクをワークフローに追加するときに入力が指定された場合は、その入力も許可されます。

      VM アクション ポリシーの使用方法

      ユーザの VM アクション ポリシーを使用して、カスタム アクションを作成できます。 カスタムのアクション ポリシーには、1 つ以上のアクションを含めることができます。 また、アクション ラベルを作成して、ワークフローを関連付けることもできます。 仮想データセンター(vDC)を作成するときに、ユーザ アクション ポリシーを選択できます。 このポリシーに基づいて作成された仮想マシン(VM)では、元のユーザ アクション ポリシーに含まれていたすべてのカスタム アクションが同様に有効になります。


      (注)  


      エンド ユーザの VM アクション ポリシーは VM コンテキストで使用できます。

      次の手順では、VM スナップショットと VM のサイズ変更タスクで構成されるワークフローを作成する方法について説明します。 このワークフローは、VM コンテキストでカスタム アクションとして使用できます。


        ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
        ステップ 2   [ユーザのVMアクションポリシー] タブを選択します。
        ステップ 3   [追加] をクリックします。
        ステップ 4   [ポリシーの追加] 画面で、次のフィールドに入力します。
        名前 説明

        [ポリシー名] フィールド

        ポリシー名。

        [ポリシーの説明] フィールド

        ポリシーの説明。

        [アクションの番号の選択] ドロップダウン リスト

        ポリシーに関連付けられるアクションの番号を選択します。

        ステップ 5   [次へ] をクリックします。
        ステップ 6   [ポリシーの追加] 画面で、次のフィールドに入力します。
        名前 説明

        [アクションラベル] フィールド

        VM アクションのラベル。

        [ワークフロー] ドロップダウン リスト

        このアクションと関連付けられるワークフローを選択します。

        [認定ユーザタイプ] ドロップダウン リスト

        このアクションの実行を承認するユーザ タイプを選択します。

        ステップ 7   [送信] をクリックします。

        ユーザ VM アクション ポリシーを作成した後、管理者は vDC の作成時にこのポリシーを選択できます。 この vDC に属するすべての VM では、これらのカスタム アクションを使用できます。

        (注)      1 つの vDC に関連付けできるユーザ VM アクション ポリシーは 1 つのみです。

        トリガーの使用方法

        満たす必要のある、指定された条件に基づいてワークフローを実行する場合に、トリガーを使用します。 これらの条件が満たされると、ワークフローが(自動的に)実行されます。 この手順では、VM メモリ制限に達した場合に、サイズ変更をトリガーする方法について説明します。


          ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
          ステップ 2   [トリガー] タブを選択します。
          ステップ 3   [追加] をクリックします。
          ステップ 4   [トリガーの追加] の [トリガー情報] 画面で、次のフィールドに入力します。
          名前 説明

          [トリガー名] フィールド

          トリガーの名前。

          [有効] チェックボックス

          トリガーを有効にします。

          [説明] フィールド

          トリガーの説明。

          [頻度] ドロップダウン リスト

          トリガー ルールを検証する頻度を選択します。

          [トリガー タイプ] ドロップダウン リスト

          トリガー タイプを選択します。

          • [ステートフル]:このタイプの現在の状態は記録され、トリガーの状態に変化があったときにのみ、アクションが実行されます。

          • [ステートレス]:このタイプのトリガーの条件は、頻度フィールドに指定された頻度で検証されます。 たとえば、VM 電源ステータスがモニタされている場合は、電源ステータスの変化が発生するとトリガーが実行されます。

          ステップ 5   [次へ] をクリックします。
          ステップ 6   [トリガーの追加] の [条件の指定] 画面で、次のフィールドに入力します。
          名前 説明

          [条件の数] フィールド

          チェックする条件の数。

          [モニタの対象] ドロップダウン リスト

          モニタするコンポーネントを選択します。

          [VM] ドロップダウン リスト

          モニタするコンポーネント エントリを選択します。 VM をモニタする場合は、モニタする VM を選択します。

          [パラメータ] ドロップダウン リスト

          モニタするコンポーネントのパラメータを選択します。

          [トリガー タイプ] ドロップダウン リスト

          トリガー タイプを選択します。
          • [ステートフル]:このタイプの現在の状態は記録され、トリガーの状態に変化があったときにのみ、アクションが実行されます。

          • [ステートレス]:このタイプのトリガーの条件は、頻度フィールドに指定された頻度で検証されます。 たとえば、VM 電源ステータスがモニタされている場合は、電源ステータスの変化が発生するとトリガーが実行されます。

          ステップ 7   [次へ] をクリックします。
          ステップ 8   [トリガーの追加] の [ワークフローの指定] 画面で、次のフィールドに入力します。
          名前 説明

          [最大呼び出し回数] フィールド

          トリガーを呼び出す回数。

          (トリガーの状態がアクティブになったとき)[ワークフローの選択] ドロップダウン リスト

          トリガーがアクティブになったときに実行するワークフローを選択します。

          (トリガーの状態がクリアになったとき)[ワークフローの選択] ドロップダウン リスト

          トリガーがクリアされたときに実行するワークフローを選択します。

          ステップ 9   [送信] をクリックします。

          コンテキスト ワークフロー マッピング

          ワークフローをアクションの形式でマッピングして、コンポーネントのコンテキストで実行することができます。 コンポーネントのコンテキスト内から、一連のタスクを含むワークフローを実行できます。 ワークフロー リストから目的のワークフローを参照して実行する必要はありません。 ワークフローはコンポーネント レベルで実行できます。 たとえば、サーバ向けに作成されたワークフローを実行する場合、ワークフロー リストからワークフローを参照する代わりに、ワークフローをアクション(サーバ向け)としてマッピングして、サーバ レベルで実行できます。

          コンテキスト ワークフロー マッピングは、次の 2 つのステージで構成されます。

          • ステージ 1:コンテキスト マッパー タスクを作成し、アクションとしてマッピングする必要のあるワークフローに追加します。

          • ステージ 2:アクション ラベルを指定して、ワークフローをコンテンツ マッパー リストに追加します。

          ステージ 1:コンテキスト マッパー タスクの作成


            ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
            ステップ 2   [ワークフロー] タブを選択します。
            ステップ 3   [ワークフローデザイナ] でワークフローを開きます。
            ステップ 4   コンテキスト マッパー タスクを選択して、[ワークフローデザイナ] ペインまでドラッグ アンド ドロップします。

            ステージ 2:コンテンツ マッパーへのワークフローの追加


              ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
              ステップ 2   [コンテキストワークフローマッピング] を選択します。
              ステップ 3   ワークフローに追加するコンポーネントを選択します。
              ステップ 4   [編集] をクリックします。
              ステップ 5   [ワークフローマッピングの編集] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
              名前 説明

              [ワークフローの追加] アイコン

              ワークフローを追加します。

              [選択が必要です。] チェックボックス

              アクション ラベルを表示するコンポーネントのエントリをエンドユーザが選択できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。 オンの場合、ワークフローはコンポーネントに基づいてフィルタ処理されます。 たとえば、LUN コンテキスト ワークフロー マッピングの場合、LUN コンテキスト マッパー タスクがあるワークフローのみが表示されます。

              [アクションラベル] フィールド

              アクション ラベルの名前。

              [ワークフロー] ドロップダウン リスト

              実行するワークフローを選択します。

              [認定ユーザタイプ] ドロップダウン リスト

              承認するユーザ タイプを選択します。

              ステップ 6   [送信] をクリックします。 ワークフローがアクションとしてコンポーネントに追加されます。
              (注)      論理ユニット番号(LUN)のコンポーネントを参照して LUN の下でエントリを選択すると、アクションが表示されます([LUNをデータストアとして関連付け])。 このアクションをクリックすると、このコンポーネントに以前にマッピングしたワークフローが実行されます。

              ワークフローのスケジュール

              ワークフローを特定の時刻に実行するようにスケジュールできます。 また、ワークフローをスケジュールする際に、複数のスケジュール パラメータを変更することもできます。


                ステップ 1   メニュー バーで、[ポリシー] > [オーケストレーション] を選択します。
                ステップ 2   [ワークフロー] タブを選択します。
                ステップ 3   [スケジュール] をクリックします。
                ステップ 4   [ワークフローのスケジュール設定] ダイアログボックスで、次のフィールドに入力します。
                名前 説明

                [繰り返しタイプ] ドロップダウン リスト

                ワークフローの再実行のタイプ。 次の複数のタイプがあります。

                • [無期限]:ワークフローは頻度のタイプと頻度の間隔に従って、開始時間から継続的に実行され、終了時間はありません。

                • [1回のみ]:ワークフローは開始時間に 1 回だけ実行されます。

                • [固定回数]:ワークフローは頻度のタイプと頻度の間隔に従って、[繰り返し回数] フィールドに指定された回数だけ、開始時間から継続的に実行されます。

                • [繰り返し期限まで]:ワークフローは頻度のタイプと頻度の間隔に従って、開始時間から指定された終了時間まで継続的に実行されます。

                [開始時間] フィールド

                スケジュールされたワークフローの実行時間。

                [頻度のタイプ] ドロップダウン リスト

                ワークフローの実行頻度。 ワークフローは、時間、日、週、または月の単位で実行できます。

                [頻度の間隔] ドロップダウン リスト

                選択した頻度に対応して、ワークフローを実行する間隔を選択します。 頻度の間隔が 4 で頻度のタイプが日次である場合、ワークフローは 4 日おきに実行されます。

                [ユーザID] フィールド

                ワークフローに関連付けられたユーザ。 これは必須フィールドではありません。

                (注)      ワークフローの作成時に入力を定義した場合は、[ワークフローの入力値] で入力を行う必要があります。
                ステップ 5   [編集] をクリックして、別のスケジュールを編集します。
                (注)      [ワークフロー スケジュールの変更] ダイアログボックスは、[ワークフローのスケジュール設定] ダイアログボックスと同じです。

                ワークフローのロールバック

                ワークフロー ロールバック機能を使用して、実行したワークフローを取り消すことができます。 ワークフローを構成しているすべてのタスクは、ワークフローのロールバック時に取り消されます。


                (注)  


                ただし、ワークフローをロールバックしても、ワークフローが、実行前と同じ状態に戻らないことがあります。 一部のタスクは、完全にはロールバックできません。 たとえば、VM の増加したストレージ値は取り消すことができません。

                  ステップ 1   メニュー バーで、[組織] > [サービスリクエスト] を選択します。
                  ステップ 2   [サービスリクエスト] タブを選択します。
                  ステップ 3   ロールバックが必要なワークフローに対応するサービス リクエストを選択します。
                  ステップ 4   [リクエストのロールバック] をクリックします。
                  ステップ 5   ロールバックするタスクの横にあるチェックボックスをオンにします。
                  ステップ 6   [送信] をクリックします。
                  (注)      サービス リクエストを右クリックし、[詳細の表示] を選択してワークフローの取り消しのステータスを確認します。

                  ワークフロー アセットの表示(作成済みまたは変更済み)

                  ワークフローをロールバックする前に、ワークフローの実行時に使用されたすべてのアセットとリソースの詳細を表示することができます。 アセットは追跡されており、サービス リクエストの [詳細の表示] オプションで確認できます。


                    ステップ 1   メニュー バーで、[組織] > [サービスリクエスト] を選択します。
                    ステップ 2   [サービスリクエスト] タブを選択します。
                    ステップ 3   確認するサービス リクエストを選択します。
                    ステップ 4   [詳細の表示] オプションを選択します。
                    ステップ 5   [作成/変更済みのオブジェクト] タブを選択します。

                    [作成/変更済みのオブジェクト] タブには、ワークフロー構成の一部として作成または変更されたすべてのリソースが表示されます。 ワークフローの全タスクに関係する全リソースが追跡されます。 ワークフローをロールバックすると、関連するすべてのリソースが削除され、以前に変更したリソースの変更点が取り消されます。

                    ステップ 6   [閉じる] をクリックします。