Microsoft Hyper-V Manager での Cisco UCS Director のインストールとアップグレード、リリース 4.1
概要
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概要

この章は、次の内容で構成されています。

Cisco UCS Director について

Cisco UCS Director(旧称 Cisco Cloupia Unified Infrastructure Controller)は、次の標準的なテンプレートを使用する 64 ビットのアプライアンスです。

  • Open Virtualization Format(OVF)for VMware vSphere

  • Virtual Hard Disk(VHD)for Microsoft Hyper-V

Cisco UCS Director は、Cisco UCS および Cisco Nexus プラットフォームに基づく業界をリードする統合インフラストラクチャ ソリューションに、セキュリティで高度に保護された統合管理機能を提供します。

Cisco UCS Director は、Cisco UCS を通じて、コンピューティング階層とネットワーク階層の統合性を拡張して、データセンターの管理者に包括的な視認性と管理能力を提供します。 この製品は、Cisco UCS および Cisco Nexus プラットフォームに基づいて、NetApp FlexPod、ExpressPod、EMC VSPEX、および VCE Vblock システムをサポートします。

Cisco UCS Director は物理的、仮想的、ベアメタル型の環境にわたって、リソース プールのプロビジョニングを自動化します。 この製品は、正常性、ステータス、リソース使用率に関して、ネイティブな自動化されたモニタリング機能を実現します。 たとえば、Cisco UCS Director を使用して次の操作を実行できます。

  • すべてのサーバおよびアプリケーションを対象に、サービス プロファイルとテンプレートを作成、複製、および導入すること

  • 全データセンターを対象として、仮想マシン(VM)の使用率を示すヒート マップを表示するなど、統合インフラストラクチャで組織の使用率、傾向、容量を継続的にモニタすること

  • ExpressPod および FlexPod インフラストラクチャを、一貫した反復可能な方法で導入し、容量を追加すること

  • Cisco UCS ドメインとそのコンポーネントを対象として、管理、モニタリング、報告を行うこと

  • 物理的なインフラストラクチャ サービスを含むように、仮想サービス カタログを拡張すること

  • 仮想化された作業負荷と仮想化されていない作業負荷の両方に対応するために、セキュリティで保護されたマルチテナント環境を管理すること

機能と利点

Cisco UCS Director の機能と利点を次に示します。

機能 利点

中央管理

  • 物理的、仮想的、ベアメタル型の環境にわたって、システムのモニタリング、プロビジョニング、管理を行う管理者用統合インターフェイスを提供します。

  • トラブルシューティングとパフォーマンス ボトルネックを軽減する統合ダッシュボード、レポート、およびヒート マップを提供します。

セルフサービス カタログ

  • エンド ユーザは、IT によって規定されたポリシーおよび統治に従って、新しいインフラストラクチャ インスタンスを注文および導入できます。

適応型のプロビジョニング

  • リアルタイムの使用可能機能、内部ポリシー、およびアプリケーション ワークロード要件を提供して、適切なリソースの可用性を最適化します。

動的な容量管理

  • 継続的なモニタリングを提供してリアルタイムのインフラストラクチャ使用率を示し、キャパシティ プランニングと管理を改善します。

  • 十分に活用されていないリソースや過剰に使用されているリソースを識別します。

複数のハイパーバイザのサポート

  • VMware ESX、Microsoft Hyper-V、および Red Hat ハイパーバイザをサポートします。

コンピューティングの管理

  • 物理的、仮想的、ベアメタル型のサーバおよびブレードのモニタリング、管理、プロビジョニングを行います。

  • エンド ユーザは、スナップショットを通じて、仮想マシンのライフサイクル管理とビジネス継続性を実現できます。

  • 管理者は、サーバ使用率傾向分析にアクセスできます。

ネットワーク管理

  • 物理的、仮想的スイッチ、および動的ネットワーク トポロジのポリシーベースのプロビジョニングを提供します。

  • 管理者は、複数のネットワーク デバイスにわたって、VLAN、virtual Network Interface Card(vNIC)、ポート グループ、ポート プロファイル、IP と Dynamic Host Control Protocol(DHCP)の割り当て、およびアクセス コントロール リスト(ACL)を設定できます。

ストレージの管理

  • ファイラ、仮想ファイラ(vFilers)、論理ユニット番号(LUN)、およびボリュームのポリシーベースのプロビジョニングおよび管理を提供します。

  • 組織での使用率、傾向、容量分析の詳細について管理者に包括的な視認性を提供する統合ダッシュボードを提供します。

Cisco CloudGenie

  • Apple iPad、iPhone、および Android デバイスからモバイルで管理できます。

  • モバイルでのセルフサービス プロビジョニング、仮想マシンの管理、および管理ダッシュボードの表示をサポートします。

物理的および仮想的な管理機能

物理サーバの管理

  • 設定と変更の検出および収集

  • 物理サーバのモニタリングと管理

  • ポリシーベースでのサーバ プロビジョニングの実行

  • ブレードの電力管理

  • サーバ ライフサイクルの管理

  • サーバの使用傾向と容量分析の実行

  • Preboot Execution Environment(PXE)ブート管理を使用したベアメタル型プロビジョニングの実行

仮想コンピューティング管理

  • 仮想コンピューティング環境の検出、収集、モニタリング

  • ポリシーベースでのプロビジョニングと動的リソース割り当ての実行

  • ホストサーバの負荷と電力の管理

  • VM ライフサイクルとスナップショットの管理

  • VM の容量、記憶域の拡散状況、ホスト使用率を評価する分析

物理ストレージの管理

  • ストレージ ファイラの検出、収集、モニタリング

  • ポリシーベースでの vFiler プロビジョニングの実行

  • ボリュームのプロビジョニングとマッピング

  • 論理ユニット番号(LUN)および iGroup インスタンスの作成およびマッピング

  • SAN ゾーン管理の実行

  • Network-Attached Storage(NAS)および SAN ベースのストレージのモニタリングと管理

  • ストレージ実装のベスト プラクティスと推奨事項

仮想ストレージの管理

  • vFiler のストレージおよびストレージ プールの検出、収集、モニタリング

  • シックおよびシン クライアントを対象としたポリシーベースでのストレージ プロビジョニングの実行

  • 新しいデータ ストアの作成と Virtual Device Contexts(VDC)へのマッピング

  • VM へのディスクの追加とサイズ調整

  • 組織でのストレージ使用率のモニタリングと管理

  • 仮想ストレージの傾向と容量分析の実行

物理ネットワークの管理

  • 物理ネットワーク要素の検出、収集、モニタリング

  • 複数のスイッチ間のプロビジョニング VLAN

  • ネットワーク デバイス上でのアクセス コントロール リスト(ACL)の設定

  • ストレージ ネットワークの設定

  • 動的ネットワーク トポロジの実装

仮想ネットワークの管理

  • VM へのネットワークの追加

  • IP および DHCP 割り当てによるポリシーベースでのプロビジョニングの実行

  • virtual Network Interface Card(vNIC)の設定と、VLAN およびプライベート VLAN への接続

  • VM のためのポート グループとポート プロファイルの作成

  • 組織での仮想ネットワークの使用率のモニタリング

モデルベースのオーケストレーション

ワークフローとテンプレートの迅速な作成を可能とする Cisco UCS Director のターンキー ソリューションにはタスク ライブラリがあり、400 を超えるタスクや、すぐに使用できるワークフローが登録されています。

モデルベースのオーケストレーションとワークフロー デザイナでは、IT 管理者は、インフラストラクチャの管理作業や運用作業をカスタマイズして、自動化することができます。 また、個々の必要性に対応して、システムの拡張とカスタマイズを進められます。

次の表に示すように、タスク ライブラリには、1 日目から 3 日目までのメンテナンス作業と更新作業が含まれています。

1 日目 2 日目 3 日目
  • テナントの追加

  • アプリケーションの移行または追加

  • エンタープライズ システムとの統合

  • セルフサービス ポータルの使用

  • パフォーマンスのモニタリング

  • 計測と課金の開始

  • テナントの入れ替えの管理

  • セルフサービス IaaS

  • ハードウェアの追加とアップグレード

  • 用途変更

Cisco UCS Director for Hyper-V について

Cisco UCS Director は、vCenter 環境に加えて Hyper-V 環境に導入できます。


(注)  


SCVMM コンソールではなく、Hyper-V マネージャー ホストに Cisco UCS Director を導入することをお勧めします。


前提条件

  • Hyper-V Manager のインストール

  • 設定されたシステム管理者権限

  • Hyper-V ホストにインストールされた Cisco UCS Director

単一ノード設定の最小システム要件

表 1 単一ノード設定の最小システム要件
要素 サポートの最小要件

Hyper-V

2.0/3.0(Windows 2008 R2/Windows 2012)

vCPU

4

メモリ

8 GB

ハード ディスク

100 GB


(注)  


最適なパフォーマンスのために、追加の CPU リソースとメモリ リソースを予約します。


マルチノード設定の最小システム要件については、マルチノード設定の最小システム要件を参照してください。

ライセンスについて

Cisco UCS Director を使用するには、次の手順に従ってライセンスを取得する必要があります。

  1. Cisco UCS Director をインストールする前に、Cisco UCS Director ライセンス キーを生成し、証明書(製品アクセス キー)を要求します。

  2. 製品アクセス キーの契約履行の手順に従って、シスコ ソフトウェア ライセンス サイトで、製品アクセス キー(PAK)を登録します。

  3. Cisco UCS Director をインストールした後、ライセンスの更新の手順に従って、Cisco UCS Director でライセンスを更新します。

  4. ライセンスが検証されると、Cisco UCS Director の使用を開始できます。


ヒント


評価用に Cisco UCS Director を使用する場合は、最初に Cisco Sales Acceleration Center(sac-support@cisco.com)から評価ライセンスを取得する必要があります。


製品アクセス キーの契約履行

はじめる前に

PAK 番号が必要です。

手順
    ステップ 1   シスコのソフトウェア ライセンス Web サイト(http://www.cisco.com/go/license)にアクセスします。
    ステップ 2   [契約を履行する単一 PAK またはトークンの入力] フィールドに PAK 番号を入力します。
    ステップ 3   [単一 PAK/トークンの契約履行] をクリックします。
    ステップ 4   [ライセンス情報] のその他のフィールドに情報を入力して、PAK を登録します。
    名前 説明

    [組織名]

    組織名。

    [サイトの連絡先の名前]

    サイトの連絡先の名前。

    [組織の番地]

    組織の番地。

    [市区町村]

    市区町村名。

    [州/都道府県]

    州/都道府県。

    [郵便番号]

    郵便番号。

    [国]

    国名。

    ステップ 5   [キーの発行] をクリックします。

    ライセンス契約した機能が表示され、デジタル ライセンス契約書と zip 圧縮のライセンス ファイルが、ユーザ指定の電子メール アドレスに電子メールの添付として送信されます。