VMware vSphere リリース 4.1 での Cisco UCS Director のインストールとアップグレード
Multi-Node の設定
Multi-Node の設定

目次

Multi-Node の設定

この章は、次の内容で構成されています。

Multi-Node の設定について

Multi-Node 設定がサポートされるのは、64 ビット オペレーティング システムの Cisco UCS Director のみです。 Multi-Node 設定では、Cisco UCS Director をスケーリングして、Cisco UCS Director を単独でインストールした場合よりも、さらに多くの VM に対応できます。 ここでは、次のノードを設定します。

  • 1 つのプライマリ ノード
  • 1 つ以上のサービス ノード
  • 1 つのモニタリング データベース
  • 1 つのインベントリ データベース

(注)  


Multi-Node の設定では、ライセンスはプライマリ ノードにのみインストールする必要があります。


Multi-Node 設定は、インベントリ データの収集などのシステム タスクの処理を、プライマリ ノードから 1 つ以上のサービス ノードへオフロードしてスケーラビリティを向上させます。 システム タスクは 1 つ以上のサービス ノードに割り当てることができます。 システム タスクの処理のスケーリング方法は、ノードの数によって異なります。

ノード プールはサービス ノードをグループ化し、1 つ以上のサービス ノードにシステム タスクを割り当てられるようにします。 システム タスクを実行する必要があるときに、あるサービス ノードがビジーである場合、Cisco UCS Director はラウンドロビン割り当てを使用して、システム タスクを処理するサービス ノードを決定します。 サービス ノードがすべてビジーの場合、プライマリ ノードにシステム タスクを実行させることができます。

プライマリ ノードとサービス ノードの設定方法、およびシステム タスクの割り当て方法についての詳細は、『Cisco UCS Director Administration Guide』を参照してください。

プライマリ ノード

Multi-Node 設定では、プライマリ ノードは 1 つのみです。 このプライマリ ノードには、Cisco UCS Director のライセンスがあります。

プライマリ ノードには、処理対象としてサービス ノードにオフロードできるシステム タスクの一覧に加え、ノード プールとサービス ノードの設定もあります。

サービス ノード

Multi-Node 設定では、1 つ以上のサービス ノードを設定できます。 Multi-Node 設定のサービス ノード数は、Cisco UCS Director で設定し管理するデバイスと VM の数によって決まります。

データベース ノード

インベントリ データベースとモニタリング データベースは Cisco UCS Director MySQL データベースから作成されます。 Cisco UCS Director が収集するデータは、2 つのデータベースに分別されます。 Multi-Node 設定は、履歴から見てデータベース上で非常に負荷の大きいデータ収集を、別々のデータベースに分別します。

インベントリ データベース

Multi-Node 設定では、インベントリ データベースは 1 つのみです。 このデータベースには、次のデータが含まれます。

  • 物理アカウントと仮想アカウント、およびそれらに関連するインベントリ データ
  • サポートされているすべての機能について、Cisco UCS Director の通常操作で使用されるデータ

モニタリング データベース

Multi-Node 設定では、モニタリング データベースは 1 つのみです。 このデータベースには、Cisco UCS Director が集約やトレンド レポートなどの履歴計算に使用するデータが含まれます。

モニタリング データベースのパラメータは、Cisco UCS Director で設定し管理するデバイスと VM の数によって異なります。

Multi-Node 設定のシステムの最小要件

Multi-Node 設定のシステムの最小要件は、Cisco UCS Director でサポートが必要な VM の数により異なります。 次の表に、サポートされる VM の数を導入サイズごとに示します。

導入サイズ サポートされる VM の数

小規模

2,000 まで

中規模

10,000 ~ 20,000

大規模

20,000 ~ 50,000

小規模な Multi-Node 設定のシステムの最小要件

小規模な Multi-Node 設定でサポートする VM の数は、最大で 2,000 です。 この導入では次のノードが含まれるようにしてください。

  • 1 つのプライマリ ノード
  • 2 つのサービス ノード
  • 1 つのインベントリ データベース
  • 1 つのモニタリング データベース

(注)  


最適なパフォーマンスを実現するために、追加的に CPU リソースとメモリ リソースを予約します。


プライマリ ノードおよびサービス ノードのそれぞれの最小要件

要素 サポートされる最小要件

vCPU

4

メモリ

8 GB

ハード ディスク

100 GB

インベントリ データベースの最小要件

要素 サポートされる最小要件

vCPU

4

メモリ

8 GB

ハード ディスク

100 GB

モニタリング データベースの最小要件

要素 サポートされる最小要件

vCPU

4

メモリ

8 GB

ハード ディスク

100 GB

メモリの最小設定

コンポーネント サポートされる最小メモリ

ブローカ

128 MB

クライアント

256 MB

コントローラ

128 MB

eventmgr

256 MB

idaccessmgr

256 MB

inframgr

4 GB

Tomcat

256 MB

データベースの最小設定

コンポーネント サポートされる最小設定

thread_cache_size

50

max_connections

500

innodb_lock_wait_timeout

100

query_cache_size

128 MB

innodb_buffer_pool_size

1024 MB

max_connect_errors

10,000

connect_timeout

20

innodb_read_io_threads

64

innodb_write_io_threads

64

中規模な Multi-Node 設定のシステムの最小要件

中規模な Multi-Node 設定でサポートする VM の数は 10,000 から 20,000 です。 この導入では次のノードが含まれるようにしてください。

  • 1 つのプライマリ ノード
  • 3 つのサービス ノード
  • 1 つのインベントリ データベース
  • 1 つのモニタリング データベース

(注)  


最適なパフォーマンスを実現するために、追加的に CPU リソースとメモリ リソースを予約します。


プライマリ ノードおよびサービス ノードのそれぞれの最小要件

要素 サポートされる最小要件

vCPU

8

メモリ

30 GB

ハード ディスク

100 GB

インベントリ データベースの最小要件

要素 サポートされる最小要件

vCPU

8

メモリ

60 GB

ハード ディスク

100 GB(SSD タイプ ストレージ)

モニタリング データベースの最小要件

要素 サポートされる最小要件

vCPU

8

メモリ

60 GB

ハード ディスク

100 GB(SSD タイプ ストレージ)

メモリの最小設定

コンポーネント サポートされる最小メモリ

ブローカ

1 GB

クライアント

1 GB

コントローラ

1 GB

eventmgr

256 MB

idaccessmgr

1 GB

inframgr

12 GB

Tomcat

4 GB

インベントリ データベースの最小設定

コンポーネント サポートされる最小設定

thread_cache_size

2000

max_connections

2000

innodb_lock_wait_timeout

100

query_cache_size

128 MB

innodb_buffer_pool_size

43,008 MB

max_connect_errors

10,000

connect_timeout

20

innodb_read_io_threads

64

innodb_write_io_threads

64

モニタリング データベースの最小設定

コンポーネント サポートされる最小設定

thread_cache_size

2000

max_connections

2000

innodb_lock_wait_timeout

100

query_cache_size

128 MB

innodb_buffer_pool_size

43,008 MB

max_connect_errors

10,000

connect_timeout

20

innodb_read_io_threads

64

innodb_write_io_threads

64

大規模な Multi-Node 設定のシステムの最小要件

大規模な Multi-Node 設定でサポートする VM 数は、20,000 から 50,000 です。 この導入では次のノードが含まれるようにしてください。

  • 1 つのプライマリ ノード
  • 6 つのサービス ノード
  • 1 つのインベントリ データベース
  • 1 つのモニタリング データベース

(注)  


最適なパフォーマンスを実現するために、追加的に CPU リソースとメモリ リソースを予約します。


プライマリ ノードおよびサービス ノードのそれぞれの最小要件

要素 サポートされる最小要件

vCPU

8

メモリ

60 GB

ハード ディスク

100 GB

インベントリ データベースの最小要件

要素 サポートされる最小要件

vCPU

8

メモリ

120 GB

ハード ディスク

200 GB(SSD タイプ ストレージ)

モニタリング データベースの最小要件

要素 サポートされる最小要件

vCPU

8

メモリ

120 GB

ハード ディスク

600 GB(SSD タイプ ストレージ)

メモリの最小設定

コンポーネント サポートされる最小メモリ

ブローカ

2 GB

クライアント

2 GB

コントローラ

2 GB

eventmgr

256 MB

idaccessmgr

2 GB

inframgr

24 GB

Tomcat

8 GB

インベントリ データベースの最小設定

コンポーネント サポートされる最小設定

thread_cache_size

4000

max_connections

4000

innodb_lock_wait_timeout

100

query_cache_size

128 MB

innodb_buffer_pool_size

86,016 MB

max_connect_errors

10,000

connect_timeout

20

innodb_read_io_threads

64

innodb_write_io_threads

64

モニタリング データベースの最小設定

コンポーネント サポートされる最小設定

thread_cache_size

4000

max_connections

4000

innodb_lock_wait_timeout

100

query_cache_size

128 MB

innodb_buffer_pool_size

86,016 MB

max_connect_errors

10,000

connect_timeout

20

innodb_read_io_threads

64

innodb_write_io_threads

64

Multi-Node 設定のガイドラインおよび制限

Multi-Node 設定を Cisco UCS Director に対して行う前に、次の項目について検討してください。

  • Multi-Node 設定がサポートされるのは、64 ビット オペレーティング システムの Cisco UCS Director のみです。
  • Multi-Node 設定では、プライマリ ノードは 1 つのみです。
  • ほとんどのノードのタイプは後から再設定できないので、ノードのロケーションと IP アドレスを慎重に計画する必要があります。 再設定できるのは、プライマリ ノードとしてのサービス ノードのみです。 ノードのタイプに他の変更を加えることはできません。 たとえば、プライマリ ノードをサービス ノードとして再設定したり、インベントリ データベース ノードをモニタリング データベース ノードとして再設定することはできません。
  • ライセンスはプライマリ ノードにのみインストールします。
  • ノードの設定後に、サービス ノード、インベントリ データベース ノード、モニタリング データベース ノードに関して shelladmin で利用できる操作の一覧が変更されます。

Multi-Node 設定の手順のサマリー

ここでは、Multi-Node 設定の手順について簡単に説明します。


(注)  


Multi-Node の設定は慎重に計画してください。 プライマリ ノードに変更できるのは、サービス ノードのみです。 設定後に、他のタイプのノードに変更することはできません。 たとえば、プライマリ ノードをサービス ノードとして再設定したり、インベントリ データベース ノードをモニタリング データベース ノードとして再設定することはできません。


手順
    ステップ 1   Multi-Node 設定の各ノードに Cisco UCS Director VM を導入します。

    VMware vSphere での Cisco UCS Director のインストールを参照してください。

    たとえば、プライマリ ノード、インベントリ データベース、モニタリング データベース、および 3 つのサービス ノードで Multi-Node 設定を行う場合、Cisco UCS Director VM は 6 つ導入します。

    ステップ 2   Cisco UCS Director shelladmin で、次の順にノードを設定します。
    1. インベントリ データベースの作成
    2. モニタリング データベースの作成
    3. プライマリ ノードの作成
    4. サービス ノードの作成
    (注)     

    インベントリ データベースおよびモニタリング データベースのノードは、プライマリ ノードやサービス ノードを設定する前に作成し起動する必要があります。

    ステップ 3   プライマリ ノードとなる Cisco UCS Director でライセンス ファイルを更新します。

    他のノードでは、ライセンス ファイルの更新は不要です。

    ライセンスの更新を参照してください。

    ステップ 4   プライマリ ノードの Cisco UCS Director で、次のようにシステムのタスクを設定します。
    1. 1 つ以上のノード プールを作成します。
    2. 1 つ以上のシステム タスクのポリシーを作成します。
    3. サービス ノードを設定します。
    4. プライマリ ノードを設定します。
    5. システム タスクをシステム ポリシーに割り当てます。

    Cisco UCS Director Administration Guide』を参照してください。


    インベントリ データベースの作成

    手順
      ステップ 1   インベントリ データベース ノードの Cisco UCS Director shelladmin にログインします。
      ステップ 2   [Cisco UCS Director Shell] メニューから、[Multi-Node設定] を選択して Enter を押します。 
      ステップ 3   メニューから [インベントリデータベースの設定] を選択し Enter を押します。
      ステップ 4   プロンプトが表示されたら、Enter を押して続行します。
      ステップ 5   インベントリ データベースのサービスが稼働していることを確認するには、[サービスのステータスを表示] を選択して Enter を押します。

      次の画面が表示されます。

       2838 ?        00:00:00 mysqld_safe
       3172 ?        3-02:51:38 mysqld
           

      shelladmin に戻ると、メニュー オプションはインベントリ データベース ノードとして利用可能なものに変更されます。


      モニタリング データベースの作成

      手順
        ステップ 1   モニタリング データベース ノードの Cisco UCS Director shelladmin にログインします。
        ステップ 2   [Cisco UCS Director Shell] メニューから、[Multi-Node設定] を選択して Enter を押します。 
        ステップ 3   メニューから [モニタリングデータベースの設定] を選択し Enter を押します。
        ステップ 4   プロンプトが表示されたら、Enter を押して続行します。
        ステップ 5   モニタリング データベースのサービスが稼働していることを確認するには、[サービスのステータスを表示] を選択して Enter を押します。

        次の画面が表示されます。

         2838 ?        00:00:00 mysqld_safe
         3172 ?        3-02:51:38 mysqld
             

        shelladmin に戻ると、メニュー オプションはモニタリング データベース ノードとして利用可能なものに変更されます。


        プライマリ ノードの作成

        はじめる前に

        インベントリ データベースとモニタリング データベースは、プライマリ ノードを作成する前に稼働している必要があります。


        (注)  


        プライマリ データベースでデーモンを実行しないでください。
        手順
          ステップ 1   プライマリ ノードの Cisco UCS Director shelladmin にログインします。
          ステップ 2   [Cisco UCS Director Shell] メニューから、[Multi-Node設定] を選択して Enter を押します。 
          ステップ 3   メニューから [プライマリノードの設定] を選択し Enter を押します。
          ステップ 4   「インベントリデータベースのIPを入力してください」というプロンプトが表示されたら、インベントリ データベースの Cisco UCS Director VM に割り当てる IP アドレスを入力します。

          このステップでは、インベントリ データベースを持つプライマリ ノードとして VM を登録します。

          ステップ 5   「モニタリングデータベースのIPを入力してください」というプロンプトが表示されたら、モニタリング データベースの Cisco UCS Director VM に割り当てる IP アドレスを入力します。

          このステップでは、モニタリング データベースを持つプライマリ ノードとして VM を登録します。

          ステップ 6   プロンプトが表示されたら、Enter を押して続行します。
          ステップ 7   プライマリ ノードのサービスが稼働していることを確認するには、[サービスのステータスを表示] を選択して Enter を押します。

          次の画面が表示されます。

           
          Service                  Status        PID
          ----------           ----------      -----
          broker                  RUNNING      27703
          controller            RUNNING      27780
          eventmgr             RUNNING      27879
          client                  RUNNING      27979
          idaccessmgr             RUNNING      28039
          inframgr             NOT-RUNNING          -
          TOMCAT                  RUNNING      28157
          websock                 RUNNING       28186
           
          Node Type : primary
          Inventory DB( 127.0.0.1:3306 ) status       : UP
          Monitor DB( 127.0.0.1:3306 ) status : UP
          Press return to continue ...
           

          shelladmin に戻ると、メニュー オプションはプライマリ ノードとして利用可能なものに変更されます。


          サービス ノードの作成

          はじめる前に

          インベントリ データベースとモニタリング データベースは、プライマリ ノードを作成する前に稼働している必要があります。

          手順
            ステップ 1   サービス ノードの Cisco UCS Director shelladmin にログインします。
            ステップ 2   [Cisco UCS Director Shell] メニューから、[Multi-Node設定] を選択して Enter を押します。 
            ステップ 3   メニューから [サービスノードの設定] を選択し Enter を押します。
            ステップ 4   「インベントリデータベースのIPを入力してください」というプロンプトが表示されたら、インベントリ データベースの Cisco UCS Director VM に割り当てる IP アドレスを入力します。

            このステップでは、インベントリ データベースを持つサービス ノードとして VM を登録します。

            ステップ 5   「モニタリングデータベースのIPを入力してください」というプロンプトが表示されたら、モニタリング データベースの Cisco UCS Director VM に割り当てる IP アドレスを入力します。

            このステップでは、モニタリング データベースを持つサービス ノードとして VM を登録します。

            ステップ 6   プロンプトが表示されたら、Enter を押して続行します。
            ステップ 7   サービス ノードのサービスが稼働していることを確認するには、[サービスのステータスを表示] を選択して Enter を押します。

            次の画面が表示されます。

              
            Service                  Status        PID
            ----------           ----------      -----
            broker                  RUNNING      27703
            controller            RUNNING      27780
            eventmgr             RUNNING      27879
            client                  RUNNING      27979
            idaccessmgr             RUNNING      28039
            inframgr             NOT-RUNNING          -
            TOMCAT                  RUNNING      28157
            websock                 RUNNING       28186
             
            Node Type : service
            Inventory DB( 127.0.0.1:3306 ) status       : UP
            Monitor DB( 127.0.0.1:3306 ) status : UP
            Press return to continue ...
              

            shelladmin に戻ると、メニュー オプションはサービス ノードとして利用可能なものに変更されます。

            ステップ 8   各サービス ノードに対して、この手順を繰り返します。

            スタンドアロン アプライアンスから Multi-Node 設定への移行のためのオプション

            スタンドアロン アプライアンスである Cisco UCS Director リリース 4.0 を Multi-Node 設定へ移行する場合のオプションを次から選択できます。

            • Cisco UCS Director リリース 4.0 のデータベース全体のバックアップを、Cisco UCS Director リリース 4.1(モニタリング データベースおよびインベントリ データベースのノード)へ復元します。 このオプションは、shelladmin で実行可能なデータベースのバックアップおよび復元と同様のものです。
            • インベントリ データベースとモニタリング データベースを分けて、Cisco UCS Director リリース 4.0 からデータベースをバックアップします。 このオプションを選んだ場合、選択したデータベース テーブルのみがバックアップされ、モニタリング データベースとインベントリ データベースに復元されます。 このオプションでは、/opt/infra のカスタム スクリプトを実行する必要があります。

            (注)  


            Cisco UCS Director リリース 4.1 へアップグレードしてから、Multi-Node 設定への移行とデータベースのバックアップを行ってください。


            リリース 4.0 スタンドアロン アプライアンスを Multi-Node 設定へ移行(データベースの完全なバックアップ)

            この手順はすべてのデータベース テーブルをインベントリ データベースとモニタリング データベースに復元します。

            はじめる前に

            データベースのバックアップと復元を実行するには、クレデンシャルが有効になっている FTP サーバが必要です。

            手順
              ステップ 1   shelladmin で、[パッチの適用] オプションを使用して Cisco UCS Director リリース 4.0 スタンドアロン アプライアンスを Cisco UCS Director リリース 4.1 にアップグレードします。

              詳細については、次の説明を参照してください。

              ステップ 2   shelladmin で [データベースのバックアップ] を選択して、アップグレードした Cisco UCS Director のデータベースの完全なバックアップを行います。
              ステップ 3   Multi-Node 設定の各ノードに Cisco UCS Director VM を導入します。

              VMware vSphere での Cisco UCS Director のインストールを参照してください。

              たとえば、プライマリ ノード、インベントリ データベース、モニタリング データベース、および 3 つのサービス ノードで Multi-Node 設定を行う場合、Cisco UCS Director VM は 6 つ導入します。

              ステップ 4   shelladmin で、次の順にノードを設定します。
              1. インベントリ データベースの作成
              2. モニタリング データベースの作成
              3. プライマリ ノードの作成
              4. サービス ノードの作成
              (注)     

              インベントリ データベースおよびモニタリング データベースのノードは、プライマリ ノードやサービス ノードを設定する前に作成し起動する必要があります。

              ステップ 5   shelladmin で [サービスの停止] を選択し、Cisco UCS Director サービスを停止します。
              ステップ 6   [データベースの復元] を選択し、ステップ 2 で作成したデータベース バックアップをインポートし復元します。
              ステップ 7   プロンプトが表示されたら、[サービスの開始] を選択して Cisco UCS Director サービスを開始します。

              プライマリ ノードにログイン後は、Cisco UCS Director リリース 4.0 スタンドアロン アプライアンスのデータベースのすべてのデータが利用可能になります。


              リリース 4.0 スタンドアロン アプライアンスを Multi-Node 設定へ移行(選択したデータベースのバックアップ)

              この手順では、インベントリ データベースとモニタリング データベースそれぞれに必要なデータベース テーブルのみを選択して、バックアップし復元します。

              はじめる前に

              データベースのバックアップと復元を実行するには、クレデンシャルが有効になっている FTP サーバが必要です。

              手順
                ステップ 1   shelladmin で、[パッチの適用] オプションを使用して Cisco UCS Director リリース 4.0 スタンドアロン アプライアンスを Cisco UCS Director リリース 4.1 にアップグレードします。

                詳細については、次の説明を参照してください。

                ステップ 2   shelladmin で、[Root でログイン] を選択し、アップグレードした Cisco UCS Director にログインします。
                ステップ 3   インベントリ データベースに必要なデータベース テーブルを次のようにバックアップします。
                1. /opt/infra フォルダにアクセスします。
                   
                  cd /opt/infra
                    
                2. Infra から、dbInfraBackupRestore.sh スクリプトを実行します。
                   
                  #. /dbInfraBackupRestore.sh backup
                    

                  このスクリプトは、インベントリ データベースに必要なテーブルのデータベース バックアップを行います。

                3. スクリプトを実行後に、/tmp フォルダにある infra_database_backup.tar.gz という名前の出力ファイルを確認します。
                ステップ 4   モニタリング データベースに必要なデータベース テーブルを次のようにバックアップします。
                1. /opt/infra フォルダにアクセスします。
                   
                  cd /opt/infra
                    
                2. Infra から、dbMonitoringBackupRestore.sh スクリプトを実行します。
                   
                  #. / dbMonitoringBackupRestore.sh backup
                    

                  このスクリプトは、モニタリング データベースに必要なテーブルのデータベース バックアップを行います。

                3. スクリプトを実行後に、/tmp フォルダにある monitoring_database_backup.tar.gz という名前の出力ファイルを確認します。
                ステップ 5   Multi-Node 設定の各ノードに Cisco UCS Director VM を導入します。

                VMware vSphere での Cisco UCS Director のインストールを参照してください。

                たとえば、プライマリ ノード、インベントリ データベース、モニタリング データベース、および 3 つのサービス ノードで Multi-Node 設定を行う場合、Cisco UCS Director VM は 6 つ導入します。

                ステップ 6   shelladmin で、次の順にノードを設定します。
                1. インベントリ データベースの作成
                2. モニタリング データベースの作成
                3. プライマリ ノードの作成
                4. サービス ノードの作成
                (注)     

                インベントリ データベースおよびモニタリング データベースのノードは、プライマリ ノードやサービス ノードを設定する前に作成し起動する必要があります。

                ステップ 7   shelladminで、[サービスの停止] を選択し、プライマリ ノードとすべてのサービス ノードの Cisco UCS Director サービスを停止します。
                ステップ 8   次のように、インベントリ データベースにデータベースを復元します。
                1. infra_database_backup.tar.gz をインベントリ データベースをホストするノードの /tmp フォルダにコピーします。
                2. インベントリ データベース ノードで /opt/infra フォルダにアクセスします。
                   
                  cd /opt/infra
                    
                3. Infra から、dbInfraBackupRestore.sh スクリプトを実行します。
                   
                  #. /dbInfraBackupRestore.sh restore
                    

                  このスクリプトにより、/tmp フォルダのバックアップ ファイルからデータベース バックアップが復元されます。

                ステップ 9   次のように、モニタリング データベースにデータベースを復元します。
                1. monitoring_database_backup.tar.gz をモニタリング データベースをホストするノードの /tmp フォルダにコピーします。
                2. /opt/infra フォルダにアクセスします。
                   
                  cd /opt/infra
                    
                3. Infra から、dbMonitoringBackupRestore.sh スクリプトを実行します。
                   
                  #. / dbMonitoringBackupRestore.sh restore
                    

                  このスクリプトにより、/tmp フォルダのバックアップ ファイルからデータベース バックアップが復元されます。

                ステップ 10   プライマリ ノードとすべてのサービス ノードで [サービスの開始] を選択して、Cisco UCS Director サービスを開始します。

                プライマリ ノードにログイン後は、Cisco UCS Director リリース 4.0 スタンドアロン アプライアンスのデータベースのすべてのデータが利用可能になります。