VMware vSphere リリース 4.0 での Cisco UCS Director のインストールとアップグレード
概要
概要
発行日;2013/11/18   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

概要

この章は、次の内容で構成されています。

Cisco UCS Director について

Cisco UCS Director(旧称 Cisco Cloupia Unified Infrastructure Controller)は、次の標準的なテンプレートを使用する 64 ビットのアプライアンスです。

  • Open Virtualization Format(OVF)for VMware vSphere
  • Virtual Hard Disk(VHD)for Microsoft Hyper-V

Cisco UCS Director は、Cisco UCS および Cisco Nexus プラットフォームに基づく業界をリードする統合インフラストラクチャ ソリューションに、セキュリティで高度に保護された統合管理機能を提供します。

Cisco UCS Director は、Cisco UCS を通じて、コンピューティング階層とネットワーク階層の統合性を拡張して、データ センターの管理者に包括的な視認性と管理能力を提供します。 この製品は、Cisco UCS および Cisco Nexus プラットフォームに基づいて、NetApp FlexPod、ExpressPod、EMC VSPEX、および VCE Vblock システムをサポートします。

Cisco UCS Director は物理的、仮想的、ベアメタル型の環境にわたって、リソース プールのプロビジョニングを自動化します。 この製品は、正常性、ステータス、リソース使用率に関して、ネイティブな自動化されたモニタリング機能を提供します。 たとえば、Cisco UCS Director を使用して次の操作を実行できます。

  • すべてのサーバおよびアプリケーションを対象に、サービス プロファイルとテンプレートを作成、複製、および導入すること
  • 全データ センターを対象として、仮想マシン(VM)の使用率を示すヒート マップを表示するなど、統合インフラストラクチャで組織の使用率、傾向、容量を継続的にモニタすること
  • ExpressPod および FlexPod インフラストラクチャを導入し、一貫した断続的な方法で容量を追加すること
  • Cisco UCS ドメインとそのコンポーネントを対象として、管理、モニタリング、報告を行うこと
  • 物理的なインフラストラクチャ サービスを含むように、仮想サービス カタログを拡張すること
  • 仮想化された作業負荷と仮想化されていない作業負荷の両方に対応するために、セキュリティで保護されたマルチテナント環境を管理すること

機能と利点

機能 利点

中央管理

  • 物理的、仮想的、ベアメタル型の環境にわたって、システムのモニタリング、プロビジョニング、管理を行う管理者用統合インターフェイス。
  • トラブルシューティングとパフォーマンス ボトルネックを軽減する統合ダッシュボード、レポート、およびヒート マップ。

セルフサービス カタログ

  • エンド ユーザは、規定された IT ポリシーとガバナンスに従って、新しいインフラストラクチャ インスタンスを注文して導入できます。

適応型のプロビジョニング

  • 適切なリソースの使用率を最適化するには、リアルタイムで使用可能な容量、内部ポリシー、およびアプリケーション作業負荷の要件を使用することができます。

動的な容量管理

  • 継続的なモニタリングにより、リアルタイムでインフラストラクチャの使用率を示し、容量の計画と管理を改善します。
  • 使用率が非常に高いリソースと非常に低いリソースを識別します。

複数のハイパーバイザのサポート

  • VMware ESX、Microsoft Hyper-V、および Red Hat ハイパーバイザをサポートします。

コンピューティングの管理

  • 物理的、仮想的、ベアメタル型のサーバおよびブレードのモニタリング、管理、プロビジョニングを行います。
  • エンド ユーザは、スナップショットを通じて、仮想マシンのライフサイクル管理とビジネス継続性を実現できます。
  • 管理者はサーバ使用率の傾向分析にアクセスできます。

ネットワーク管理

  • 物理的、仮想的スイッチ、および動的ネットワーク トポロジをポリシーベースでプロビジョニングします。
  • 管理者は、複数のネットワーク デバイスにわたって、VLAN、Virtual Network Interface Card(vNIC)、ポート グループ、ポート プロファイル、IP と Dynamic Host Control Protocol(DHCP)の割り当て、およびアクセス コントロール リスト(ACL)を設定できます。

ストレージの管理

  • ファイラ、仮想ファイラ(vFilers)、論理ユニット番号(LUN)、およびボリュームをポリシーベースでプロビジョニングし、管理します。
  • 統合ダッシュボードは、組織での使用率、傾向、容量分析の詳細について、管理者に包括的な視認性を提供します。

Cisco CloudGenie

  • Apple iPad、iPhone、および Android デバイスからモバイルで管理できます。
  • モバイルでのセルフサービス プロビジョニング、仮想マシンの管理、および管理ダッシュボードの表示に対応しています。

物理的および仮想的な管理機能

物理サーバの管理

  • 設定と変更の検出および収集
  • 物理サーバのモニタリングと管理
  • ポリシーベースでのサーバ プロビジョニングの実行
  • ブレードの電力管理
  • サーバ ライフサイクルの管理
  • サーバの使用傾向と容量分析の実行
  • Preboot Execution Environment(PXE)ブート管理を使用したベアメタル型プロビジョニングの実行

仮想コンピューティング管理

  • 仮想コンピューティング環境の検出、収集、モニタリング
  • ポリシーベースでのプロビジョニングと動的リソース割り当ての実行
  • ホストサーバの負荷と電力の管理
  • VM ライフサイクルとスナップショットの管理
  • VM の容量、記憶域の拡散状況、ホスト使用率を評価する分析

物理ストレージの管理

  • ストレージ ファイラの検出、収集、モニタリング
  • ポリシーベースでの vFiler プロビジョニングの実行
  • ボリュームのプロビジョニングとマッピング
  • LUN および iGroup インスタンスの作成とマッピング
  • SAN ゾーン管理の実行
  • Network-Attached Storage(NAS)および SAN ベースのストレージのモニタリングと管理
  • ストレージ実装のベスト プラクティスと推奨事項

仮想ストレージの管理

  • ストレージ vFiler およびストレージ プールの検出、収集、モニタリング
  • シックおよびシン クライアントを対象としたポリシーベースでのストレージ プロビジョニングの実行
  • 新しいデータ ストアの作成と Virtual Device Contexts(VDC)へのマッピング
  • VM へのディスクの追加とサイズ調整
  • 組織でのストレージ使用率のモニタリングと管理
  • 仮想ストレージの傾向と容量分析の実行

物理ネットワークの管理

  • 物理ネットワーク要素の検出、収集、モニタリング
  • 複数のスイッチ間のプロビジョニング VLAN
  • ネットワーク デバイスでの ACL の設定
  • ストレージ ネットワークの設定
  • 動的ネットワーク トポロジの実装

仮想ネットワークの管理

  • VM へのネットワークの追加
  • IP および DHCP 割り当てによるポリシーベースでのプロビジョニングの実行
  • vNIC の設定と VLAN およびプライベート VLAN への接続
  • VM のためのポート グループとポート プロファイルの作成
  • 組織での仮想ネットワークの使用率のモニタリング

Cisco UCS Director for VMware vSphere について

Cisco UCS Director は HyperV Manager とともに、VMware vSphere または vCenter でもホストできます。

前提条件

  • VMware vCenter のインストール
  • 設定されたシステム管理者権限
  • VMware vCenter ホストに導入された Cisco UCS Director

最小システム要件

表 1 最小システム要件
要素 サポートの最小要件

vCPU

4

メモリ

8 GB

ハード ディスク

40 GB


(注)  


最適なパフォーマンスのために、追加的に CPU リソースとメモリ リソースを予約します。


ライセンス

インストールの前に、Cisco UCS Director ライセンス キーを生成して、証明書を要求する必要があります。

Cisco ソフトウェア ライセンス サイトでこの PAK(製品アクセス キー)を登録します。

インストール後、このライセンスを更新します。 ライセンスが検証され、Cisco UCS Director の使用が可能になります。

製品アクセス キーの契約履行

はじめる前に

PAK 番号が必要です。

手順
    ステップ 1   シスコのソフトウェア ライセンス Web サイト(http://www.cisco.com/go/license)にアクセスします。
    ステップ 2   [契約を履行する単一 PAK またはトークンの入力] フィールドに PAK 番号を入力します。
    ステップ 3   [単一 PAK/トークンの契約履行] をクリックします。
    ステップ 4   PAK を登録するために、[被許諾者情報] でその他のフィールドに情報を入力します。
    名前 説明

    [組織名]

    組織名。

    [サイトの連絡先の名前]

    サイトの連絡先の名前。

    [組織の番地]

    組織の番地。

    [市区町村]

    市区町村名。

    [州/都道府県]

    州/都道府県。

    [郵便番号]

    郵便番号。

    [国]

    国名。

    ステップ 5   [キーの発行] をクリックします。

    ライセンス契約した機能が表示され、デジタル ライセンス契約書と zip 圧縮のライセンス ファイルが、ユーザ指定の電子メール アドレスに電子メールの添付として送信されます。