Cisco UCS Baremetal Director Agent インストールおよびコンフィギュレーション ガイド、リリース 5.0
Cisco UCS Director Baremetal Agent のアップグレード
Cisco UCS Director Baremetal Agent のアップグレード

Cisco UCS Director Baremetal Agent のアップグレード

この章は、次の内容で構成されています。

Cisco UCS Director Baremetal Agent の 4.x から 5.0 へのアップグレード

ここに示すアップグレード手順には、Windows OS イメージをインストールする必要がある場合にだけ従うべき追加手順が含まれています。 下記の手順には次の 2 つのステップが組み込まれており、それぞれが別々のシナリオを処理します。

  • Baremetal Agent の 4.x バージョンが Windows イメージをインストールするように準備されていない状態で、Windows PXE ブートの使用を開始するには、基本的なアップグレード手順を使用する前に、Samba パッケージをインストールする必要があります。

  • Baremetal Agent の 4.x バージョンがすでに Windows PXE ブートをサポートしており、Windows PXE ブートの使用を継続する場合は、基本的なアップグレード手順を使用してから、/samba/Win2k8r2x64 フォルダ内のインストール ビットを更新して、notification.ps1 内の IP アドレスを更新する必要があります。

はじめる前に
  • Cisco UCS Director をリリース 5.0 にアップグレードします。

  • まだアップグレードしていない場合は、Shell Admin で、[データベースのバックアップ] を選択して Cisco UCS Director データベースをバックアップするか、VM のスナップショットを取ります。

  • Samba パッケージがインストールされていることを確認します (Samba は、Linux のほとんどのディストリビューションで標準になっており、UNIX ベースのオペレーティング システムの基本システム サービスとして同梱されているのが一般的です)。

    ヒント


    Samba がインストールされていない場合は、Cisco UCS Director Baremetal AgentBaremetal Agent)でインターネットにアクセスできることを確認してから、コマンド yum install samba* を実行します。


手順
    ステップ 1   Cisco UCS Director Baremetal Agent のリリース 4.x が Windows OS をインストールした Baremetal Agent をサポートしていない状態で、5.0 アップグレードを使用して Windows OS インストールをサポートするには、次のように、Samba パッケージをインストールする必要があります。
    1. Cisco UCS Director Baremetal Agent でインターネットにアクセスできることを確認します。
    2. CLI で、コマンド yum install samba* を実行します。
    3. WinPE.wim 内の startnet.cmd を更新して、setup.exe ファイル パスを修正します。 詳細については、Windows オペレーティング システム イメージの追加で、カスマイズされた WinPE.wim とサポートされている PXE ブート ファイルを準備してコピーする方法に関するトピックを参照してください。
    ステップ 2   Baremetal Agent リリース 5.0 パッチを既存の Baremetal Agent にダウンロードします。
    ステップ 3   後述するデフォルトの root クレデンシャルまたはシステム用の root クレデンシャルを使用して PuTTY または他のセキュア シェル(SSH)クライアント経由で Baremetal Agent コンソールにログインします。
    Username: root
    Password: pxeboot
    
    ステップ 4   パッチを解凍します。
    ステップ 5   解凍したファイルのディレクトリに移動します。
    cd ucsd_bma_patch_5_0_0_0
    
    ステップ 6   ./applyPatch.sh を実行して、Baremetal Agent にパッチを適用します。
    ステップ 7   /opt/infra ディレクトリに移動します。
    ステップ 8   ./showBMAVersion.sh を実行して、Cisco UCS Director Baremetal Agent の正しいバージョンがインストールされていることを確認します。
    ステップ 9   Cisco UCS Director リリース 5.0 にログインして、[管理] > [物理アカウント] > [Bare Metal Agent] の順に選択します。
    ステップ 10   アップグレードした Baremetal Agent の既存のアカウントをクリックして、[削除] をクリックします。

    システムに複数の Baremetal Agent インスタンスが存在する場合は、IP アドレスで正しいアカウントを識別できます。

    ステップ 11   [追加] をクリックして必須フィールドに値を入力することにより、新しい Baremetal Agent アカウントを追加して、削除したアカウントを置き換えます。
    (注)     

    最初に作成した Baremetal Agent アカウントがデフォルトのアカウントとして指定され、従来のワークフローでデフォルトとして使用されます。 従来のワークフローで別のアカウントを使用するには、その Baremetal Agent アカウントをデフォルトとして指定します。

    詳細については、Cisco UCS Director のネットワーク設定を参照してください。

    ステップ 12   Baremetal Agent アカウントが Cisco UCS Director から到達可能な場合は、Shell Admin からサービスを停止して開始します。
    ステップ 13   Baremetal Agent の 4.x バージョンがすでに Windows OS PXE ブートをサポートしており、Windows OS PXE ブートの使用を継続する場合は、次の手順を実行します。
    1. /samba/* から /samba/Win2k8r2x64 フォルダにインストール ビットをコピーします。
    2. notification.ps1 内の Baremetal Agent IP アドレスを更新します。

    マルチノード セットアップでの Cisco UCS Director Baremetal Agent の 4.x から 5.0 へのアップグレード

    この手順を繰り返して、アップグレードするマルチノード Cisco UCS Director に関連付けられたすべての Cisco UCS Director Baremetal AgentBaremetal Agent)をアップグレードする必要があります。

    はじめる前に
    • Cisco UCS Director をリリース 5.0 にアップグレードします。

    • まだアップグレードしていない場合は、Shell Admin で、[データベースのバックアップ] を選択して Cisco UCS Director データベースをバックアップするか、VM のスナップショット取ります。

    手順
      ステップ 1   Baremetal Agent リリース 5.0 パッチを既存の Baremetal Agent にダウンロードします。
      ステップ 2   後述する既定の root 資格情報またはシステム用の root 資格情報を使用して PuTTY または他のセキュア シェル クライアント経由で Baremetal Agent コンソールにログインします。
      Username: root
      Password: pxeboot
      
      ステップ 3   パッチを解凍します。
      ステップ 4   解凍したファイルのディレクトリに移動します。
      cd ucsd_bma_patch_5_0_0_0
      
      ステップ 5   ./applyPatch.sh を実行して、Baremetal Agent にパッチを適用します。
      ステップ 6   opt/infra ディレクトリに移動します。
      ステップ 7   ./showBMAVersion.sh を実行して、Baremetal Agent の正しいバージョンがインストールされていることを確認します。
      ステップ 8   PuTTY または他の SSH クライアント経由でインベントリ ノードにログインします。
      ステップ 9   次のコマンドを実行します。
      var='grep "db.url=jdbc:mysql" /opt/infra/inframgr/service.properties | cut -d'?' -f2 | cut -d'&' -f2 | cut -d'=' -f2'
      mysql -u root -p$var -Dmysql -e "delete from user where host='BMA_IP_ADDRESS'"
      (注)     

      BMA_IP_ADDRESSBaremetal Agent の IP アドレスです。

      ステップ 10   Cisco UCS Director リリース 5.0 にログインして、[管理] > [物理アカウント] > [Bare Metal Agents] の順に選択します。
      ステップ 11   [追加] をクリックして必須フィールドに値を入力することにより、新しい Baremetal Agent アカウントを追加して、削除したアカウントを置き換えます。
      (注)     

      最初に作成した Baremetal Agent アカウントが既定のアカウントとして指定され、従来のワークフローで既定で使用されます。 従来のワークフローで別のアカウントを使用するには、その Baremetal Agent アカウントを既定として指定します。

      詳細については、Cisco UCS Director のネットワーク設定を参照してください。

      ステップ 12   Baremetal Agent アカウントが Cisco UCS Director から到達可能な場合は、Shell Admin からサービスを停止して開始します。