Cisco UCS Baremetal Director Agent Installation and Configuration Guide、リリース 4.1
概要
概要

概要

この章は、次の内容で構成されています。

Cisco UCS Director Baremetal Agent について

Cisco UCS Director Baremetal Agent は、 Cisco UCS Director とともに、baremetal サーバまたは仮想マシンにオペレーティング システムをインストールする PXE (Pre-boot Execution Environment) プロセスを自動化します。

Cisco UCS Director Baremetal Agent は、機能的な PXE インストール環境に必要な次のサービスを提供します。

  • HTTP

  • TFTP

  • DHCP

この環境が運用可能で、Cisco UCS Director Baremetal AgentCisco UCS Director が適切に設定されている場合、PXE インストール タスクは、任意のCisco UCS Director インフラストラクチャ ワークフローに組み込むことができます。

Cisco UCS Director Baremetal Agent には、SSH 経由でアクセスできます。

最小システム要件

Cisco UCS Director Baremetal Agent を正しくインストールおよび運用するには、お使いのシステム環境で最小システム要件を満たす必要があります。

VMware vSphere の最小要件

名前 要件

VMware vCenter サーバ

4.0 以降

VMware vCenter の最少予約量

最少 CPU 数:2

メモリ:3 GB

ハード ディスク:40 GB

Microsoft Hyper-V の最小要件

名前 要件

Hyper-V

Windows 2008R2 または Windows 2012 の次のいずれか。

  • 2.0

  • 3.1

Hyper-V の最少予約量

最少 CPU 数:2

メモリ:3 GB

ハード ディスク:40 GB

ガイドラインと制約事項

Cisco UCS Director Baremetal Agent をインストールする前に、次のガイドラインと制約事項を確認してください。

Cisco UCS Director アプライアンスごとの Cisco UCS Director Baremetal Agent アプライアンスの数

Cisco UCS Director アプライアンスの Cisco UCS Director Baremetal Agent は 1 つだけです。 単一 Cisco UCS Director は複数 Cisco UCS Director Baremetal Agent のアプライアンスをサポートできません。

ネットワーク到達性

インストールと設定が完了した後、システム環境には、次のネットワーク到達性が必要です。

  • Cisco UCS Director Baremetal Agent がネットワーク経由で Cisco UCS Director に到達できる。
  • Cisco UCS Director がネットワーク経由で Cisco UCS Director Baremetal Agent に到達できる。

  • ベアメタル サーバが Cisco UCS Director Baremetal Agent と同じネットワーク上にある。

DHCP の設定

DHCP を使用する場合、Cisco UCS Director Baremetal Agent と同じ PXE VLAN にある 1 台の DHCP サーバの位置を確認し、その DHCP サーバを適切な IP アドレス範囲に設定する必要があります。

VLAN の設定

PXE VLAN と管理 VLAN の分離は一般的ですが、必要に応じて、1 つの VLAN を使用できます。 VLAN では、Cisco UCSCisco UCS Director、および Cisco UCS Director Baremetal Agent の間をエンドツーエンドに設定する必要があります

ただし、 Cisco UCS Director Baremetal Agent では、PXE_VLAN レイヤ 2 ネットワークと管理 VLAN ネットワークの間でルーティングが発生することを想定していません。

Cisco UCS Director Baremetal Agent をDHCP を使用するように設定する場合、DHCP サーバの位置が確認されており、PXE VLAN およびそのサブネットで設定済みである必要があります。 この DHCP サーバは、PXE プロセスに必要な一時 IP アドレスの役割を果たします。 また、2 つの VLAN を持つ環境の場合、サーバは管理 VLAN のサブネットの IP アドレスを割り当てられます。 通常は、Cisco UCS Director によって管理される IP アドレス プールの IP アドレスが割り当てられます。

2 つの VLAN を使用するように Cisco UCS Director Baremetal Agent を設定する場合、/opt/infra/networkservices/run.sh で次の IP アドレス属性を指定する必要があります。

  • DpxeServer.ip:PXE VLAN における Cisco UCS Director Baremetal Agent の IP アドレス。

  • DpxeServer.mgmt_vlan_ip:管理 VLAN における Cisco UCS Director Baremetal Agent の IP アドレス。

TFTP サーバ

Cisco UCS Director の TFTP サーバを使用して、動的変数機能などが正しく設定されるようにする必要があります。 この TFTP サーバを使用するには、次の属性が /opt/infra/networkServices/run.sh で設定されていることを確認します。

  • Dpxe.tftpd.enable=on

  • DpxeServer.ip=ip_address

  • DpxeServer.mgmt_vlan_ip=ip_address

たとえば、次のようにこれらの変数を設定できます。

  
java -Xmx1024m -Dpxe.tftpd.enable=on -DpxeServer.ip=209.165.201.12 
 -DpxeServer.mgmt_vlan_ip=209.165.201.5 -cp .:networkServices