Cisco UCS Central 用 Cisco UCS Director 管理ガイド、リリース 4.1
Cisco UCS Central アカウントの設定
Cisco UCS Central アカウントの設定

Cisco UCS Central アカウントの設定

この章は、次の内容で構成されています。

マルチドメイン マネージャ

マルチドメイン マネージャは、複数のドメインを管理できるアプリケーションです。 たとえば、Cisco UCS Central は、1 つ以上の登録された Cisco UCS ドメインを管理するマルチドメイン マネージャです。

Cisco UCS Central アカウント

Cisco UCS Central アカウントは、1 つの Cisco UCS Central と、その Cisco UCS Central に登録されたすべての Cisco UCS ドメインを表します。

Cisco UCS Central アカウントを作成すると、その Cisco UCS Central に登録されたすべての Cisco UCS ドメイン、およびこれらに関連する Cisco UCS Manager アカウントが Cisco UCS Director にインポートされます。 必要に応じて、1 つ以上のこれらの Cisco UCS Manager アカウントを、Cisco UCS Central アカウントからポッドに割り当てることができます。 また、Cisco UCS Manager アカウントをCisco UCS Central アカウントに登録することもできます。

Cisco UCS Central はマルチドメイン マネージャです。 Cisco UCS Central アカウントはポッドでは作成しません。

Cisco UCS Central アカウントの追加


    ステップ 1   メニュー バーで、[管理] > [物理アカウント] を選択します。
    ステップ 2   [マルチドメインマネージャ] タブをクリックします。
    ステップ 3   [追加] をクリックします。
    ステップ 4   [マルチドメインマネージャアカウント] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
    名前 説明

    [アカウント名] フィールド

    このアカウントに割り当てる一意の名前。

    [説明] フィールド

    (任意)このアカウントの説明。

    [アカウントタイプ] ドロップダウン リスト

    アカウント タイプを選択します。 [UCSセントラル] を選択する必要があります。

    [サーバのアドレス] フィールド

    Cisco UCS Central の IP アドレス。

    [ユーザ ID] フィールド

    このアカウントが Cisco UCS Central にアクセスするために使用するユーザ名。 このユーザ名は、Cisco UCS Central の有効なアカウントである必要があります。

    [パスワード] フィールド

    そのユーザ名に対応するパスワード。

    [通信タイプ] ドロップダウン リスト

    このアカウントで使用する通信タイプを選択します。 次のいずれかになります。

    • [http]
    • [https]

    [ポート] フィールド

    Cisco UCS Central へのアクセスに使用するポート。

    [連絡先の電子メール] フィールド

    管理者またはこのアカウントの他の担当者への連絡に使用できる電子メール アドレス。

    [ロケーション] フィールド

    このアカウントのロケーション。

    ステップ 5   [追加] をクリックします。

    Cisco UCS Director は、Cisco UCS Central への接続をテストします。 このテストが成功した場合は、Cisco UCS Central アカウントが追加され、そのアカウントのすべてのインフラストラクチャ要素と登録された Cisco UCS ドメインが検出されます。これには、シャーシ、サーバ、ファブリック インターコネクト、サービス プロファイル、およびプールが含まれます。 この検出プロセスとインベントリ収集サイクルが完了するまで約 5 分かかります。

    [インフラストラクチャシステムパラメータ] タブで設定されたポーリング間隔は、インベントリ収集の頻度を指定します。

    アカウントへの接続のテスト

    ポッドにアカウントを追加した後は、いつでも接続をテストできます。


      ステップ 1   メニュー バーで、[管理] > [物理アカウント] を選択します。
      ステップ 2   テストするアカウント タイプのタブをクリックします。

      たとえば、[物理アカウント] タブまたは [マルチドメインマネージャ] タブをクリックします。

      ステップ 3   接続をテストするアカウントの行を表内でクリックします。
      ステップ 4   [テスト接続] をクリックします。
      ステップ 5   接続テストが完了したら、[閉じる] をクリックします。

      次の作業

      接続に失敗した場合は、ユーザ名やパスワードなどのアカウント設定を確認します。 これらが正しく設定されている場合は、ネットワーク接続の問題がないかどうか確認します。

      Cisco UCS Central アカウントの検出の確認


        ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [コンピューティング] を選択します。
        ステップ 2   左ペインで、[マルチドメインマネージャ] を展開します。
        ステップ 3   左ペインで、[UCSセントラルアカウント] をクリックします。
        ステップ 4   右ペインで、表内の確認するアカウントの行をクリックします。
        ステップ 5   [詳細の表示] をクリックします。

        Cisco UCS Director は、検出したアカウントのコンポーネントに関する情報が記載された一連のタブを表示します。


        ポッドへの Cisco UCS ドメインの割り当て

        ポッドに Cisco UCS ドメインを割り当てると、Cisco UCS Director により Cisco UCS Manager アカウントとして表示され、そのアカウント上でレポートを設定、モニタ、および取得できます。


          ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [コンピューティング] を選択します。
          ステップ 2   左ペインで、[マルチドメインマネージャ] を展開します。
          ステップ 3   左ペインで、[UCSセントラルアカウント] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。
          ステップ 4   右ペインで、[すべてのUCSドメイン] タブをクリックし、ポッドに割り当てるドメインの行を表内でクリックします。
          ステップ 5   [ポッドへの割り当て] をクリックします。
          ステップ 6   [ポッドへの割り当て] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
          名前 説明

          [ポッド] ドロップダウン リスト

          このアカウントが属するポッドを選択します。

          [認証タイプ] ドロップダウン リスト

          このアカウントで使用する認証タイプを選択します。 次のいずれかになります。

          • [ローカルで認証済み]:ローカルで認証されたユーザ アカウントは、ファブリック インターコネクトを通じて直接認証されます。これは、admin または AAA 権限を持っているユーザなら誰でも有効/無効にすることができます。 [リモートで認証済み]:リモートで認証されるユーザ アカウントは、LDAP、RADIUS、または TACACS+ を通じて認証されるユーザ アカウントです。

          [サーバ管理]ドロップダウン リスト

          このアカウントのサーバの管理方法を選択します。 次のいずれかになります。

          • [すべてのサーバ]:すべてのサーバは Cisco UCS Director により管理されます。 このオプションがデフォルトです。 このオプションを選択した場合は、すべてのサーバがマネージド状態として追加されます。
          • [選択済みのサーバ]:選択されたサーバのみが Cisco UCS Director により管理されます。 必要に応じて、マネージド サーバ リストに対してサーバの追加と削除を行うことができます。 このオプションを選択した場合は、すべてのサーバがアンマネージド状態として追加されます。

          詳細については、適切なリリースの『Cisco UCS Director Management Guide for Cisco UCS Manager』を参照してください。

          [アカウント名] フィールド

          このアカウントに割り当てる一意の名前。

          [説明] フィールド

          (任意)このアカウントの説明。

          [ユーザ ID] フィールド

          このアカウントが Cisco UCS Manager にアクセスするために使用するユーザ名。 このユーザ名は、Cisco UCS Manager の有効なアカウントである必要があります。

          [パスワード] フィールド

          そのユーザ名に対応するパスワード。

          [通信タイプ] ドロップダウン リスト

          このアカウントで使用する通信タイプを選択します。 次のいずれかになります。

          • [http]
          • [https]

          [ポート] フィールド

          Cisco UCS Manager へのアクセスに使用するポート。

          [連絡先の電子メール] フィールド

          管理者またはこのアカウントの他の担当者への連絡に使用できる電子メール アドレス。

          [ロケーション] フィールド

          このアカウントのロケーション。

          [サービスプロバイダー] フィールド

          (任意)このアカウントに関連付けられたサービス プロバイダーの名前(存在する場合)。

          ステップ 7   [送信] をクリックします。

          ポッドからの Cisco UCS ドメインの割り当て解除

          ポッドから Cisco UCS ドメインの割り当てを解除した場合、Cisco UCS Director は関連する Cisco UCS Manager アカウントを削除しません。 アカウントを削除する場合は、[管理] > [物理アカウント] を使用する必要があります。


            ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [コンピューティング] を選択します。
            ステップ 2   左ペインで、[マルチドメインマネージャ] を展開します。
            ステップ 3   左ペインで、[UCSセントラルアカウント] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。
            ステップ 4   右ペインで、[すべてのUCSドメイン] タブをクリックし、ポッドから割り当てを解除するドメインの行を表でクリックします。
            ステップ 5   [ポッドからの割り当て解除] をクリックします。
            ステップ 6   [UCSMアカウント] ダイアログボックスで、[送信] をクリックします。

            組織

            マルチテナント機能環境の組織

            マルチテナント機能を使用すると、Cisco UCS ドメインの大規模物理インフラストラクチャを、組織と呼ばれる論理エンティティに分割できます。 その結果、各組織に専用の物理インフラストラクチャを設けなくても各組織を論理的に分離できます。

            マルチテナント環境では、関連する組織を通じて、各テナントに一意のリソースを割り当てることができます。 これらのリソースには、それぞれ別々のポリシー、プール、および QoS 定義などを含めることができます。 また、すべてのユーザに対してすべての組織へのアクセス権を付与しない場合には、ロケールを実装して、組織ごとにユーザ権限やロールを割り当てたり、制限したりすることもできます。

            マルチテナント環境をセットアップする場合、すべての組織は階層的になります。 最上位の組織は常にルートです。 ルートに作成したポリシーおよびプールはシステム全体にわたるもので、そのシステムに含まれるすべての組織で使用できます。 ただし、他の組織で作成されたポリシーやプールを使用できるのは、同じ階層内でそれより上にある組織だけです。 たとえば、あるシステムに Finance と HR という組織があり、これらは同じ階層に存在しないとします。この場合、Finance は HR 組織にあるポリシーは一切使用できず、また、HR は Finance 組織にあるポリシーには一切アクセスできません。 ただし、Finance と HR は両方とも、ルート組織にあるポリシーやプールは使用できます。

            マルチテナント環境で組織を作成する場合、同じ階層内の各組織やサブ組織に次を 1 つ以上をセットアップすることもできます。

            • リソース プール
            • ポリシー
            • サービス プロファイル
            • サービス プロファイル テンプレート

            ルート組織は、常にトップ レベルの組織です。

            組織の作成


              ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [コンピューティング] を選択します。
              ステップ 2   左ペインで、[マルチドメインマネージャ] を展開します。
              ステップ 3   左ペインで、[UCSセントラルアカウント] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。
              ステップ 4   右ペインで、[組織] タブをクリックします。
              ステップ 5   [追加] をクリックします。
              ステップ 6   [組織の追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
              1. [名前] フィールドに、組織の名前を入力します。
              2. [説明] フィールドに、組織の説明を入力します。
              3. [親組織] ドロップダウン リストから、この組織の所属先となる組織を選択します。

              タイム ゾーン

              Cisco UCS では、Cisco UCS Central で正しく時間を表示するために、ドメイン固有のタイム ゾーン設定と NTP サーバが必要です。 タイム ゾーンを設定しないと、時間が正しく表示されないことがあります。

              また、Cisco UCS Central を含む環境では、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central を確実に同期するため、NTP サーバと正しいタイム ゾーンを設定する必要があります。 Cisco UCS ドメインCisco UCS Central の日時が同期していないと、登録が失敗することがあります。

              タイム ゾーンの追加


                ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [コンピューティング] を選択します。
                ステップ 2   左ペインで、[マルチドメインマネージャ] を展開します。
                ステップ 3   左ペインで、[UCSセントラルアカウント] を展開し、Cisco UCS Central アカウントをクリックします。
                ステップ 4   右ペインで、[タイムゾーン] タブをクリックします。
                ステップ 5   [追加] をクリックします。
                ステップ 6   [タイムゾーンの追加] ダイアログボックスで、次の手順を実行します。
                1. [NTPサーバ名] ダイアログボックスで、このタイム ゾーンの NTP サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
                2. [送信] をクリックします。