Cisco UCS Manager 向け Cisco UCS Director 管理ガイド、リリース 4.0
Cisco UCS Manager アカウントの設定
Cisco UCS Manager アカウントの設定
発行日;2013/11/29   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

Cisco UCS Manager アカウントの設定

この章は、次の内容で構成されています。

データセンター

データセンターは、1 つまたは複数の Cisco UCS Manager アカウントを含む物理コンポーネントと仮想コンポーネントの論理グループです。

データセンターの追加

手順
    ステップ 1   メニュー バーで、[管理] > [物理アカウント] を選択します。
    ステップ 2   [データセンター] タブをクリックします。
    ステップ 3   [追加] をクリックします。
    ステップ 4   [データセンターの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
    名前 説明

    [名前] フィールド

    データセンターを説明する名前。

    [タイプ] ドロップダウン リスト

    追加するデータセンターのタイプを選択します。 サポートされている次のいずれかのタイプを指定できます。

    • Flexpod
    • 汎用
    • ExpressPod ミディアム
    • ExpressPod スモール
    • VSPEX
    • Vblock

    汎用以外のタイプのデータセンターを使用する場合は、ポッド タイプのライセンスが必要です。 さらに、これらのタイプのデータセンターは、特定の物理コンポーネントおよび仮想コンポーネントのみに対応します。 汎用タイプのデータセンターでは、特別なポッド ライセンスは必要ありません。 汎用のデータセンターには、あらゆるタイプの物理コンポーネントまたは仮想コンポーネントを追加できます。

    [説明] フィールド

    (オプション)データセンターの説明。

    [住所] フィールド

    データセンターの物理位置。 たとえばこのフィールドには、都市やその他のデータセンターで使用される内部識別を指定できます。

    ステップ 5   [追加] をクリックします。

    次の作業

    データセンターの Cisco UCS Manager アカウントを追加します。

    Cisco UCS Manager アカウント

    Cisco UCS Manager アカウントは、Cisco UCS Director で管理する 1 つの Cisco UCS ドメイン を表します。

    Cisco UCS Manager アカウントの追加

    はじめる前に

    この Cisco UCS Manager アカウントが属するデータセンターを追加します。

    手順
      ステップ 1   メニュー バーで、[管理] > [物理アカウント] を選択します。
      ステップ 2   [物理アカウント] タブをクリックします。
      ステップ 3   [追加] をクリックします。
      ステップ 4   [アカウントの追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
      名前 説明

      [データセンター] ドロップダウン リスト

      この Cisco UCS Manager アカウントが属するデータセンターを選択します。

      [カテゴリタイプ] ドロップダウン リスト

      カテゴリタイプを選択します。 [コンピューティング] を選択する必要があります。 これはアカウントのインフラストラクチャのタイプです。

      [アカウントタイプ] ドロップダウン リスト

      アカウント タイプを選択します。 [UCSM] を選択する必要があります。

      [認証タイプ] ドロップダウン リスト

      このアカウントで使用する認証タイプを選択します。 次のいずれかになります。

      • [ローカルで認証済み]:ローカルで認証されるユーザ アカウントは、ファブリック インターコネクトを介して直接認証され、管理者または AAA 権限を持つユーザが有効または無効にできます。 [リモートで認証済み]:リモートで認証されるユーザ アカウントは、LDAP、RADIUS、または TACACS+ を介して認証される任意のユーザ アカウントです。

      [アカウント名] フィールド

      追加する Cisco UCS Manager アカウントに割り当てる一意の名前。

      [サーバのアドレス] フィールド

      Cisco UCS Manager の IP アドレス。 クラスタ設定では、これは仮想 IP アドレスです。

      [ユーザID] フィールド

      このアカウントが Cisco UCS Manager にアクセスするために使用するユーザ名。 このユーザ名は、Cisco UCS Manager 内で有効なアカウントでなくてはなりません。

      [パスワード] フィールド

      ユーザ名に関連付けられているパスワード。

      [UCS認証ドメイン] フィールド

      リモートで認証されるアカウントの認証ドメイン。

      このフィールドは、ローカルの認証アカウントを使用している場合は表示されません。

      [トランスポートタイプ] ドロップダウン リスト

      このアカウントで使用するトランスポート タイプを選択します。 次のいずれかになります。

      • http
      • https

      [ポート] フィールド

      Cisco UCS Manager にアクセスするために使用するポート。

      [説明] フィールド

      (オプション)Cisco UCS Manager アカウントの説明。

      [連絡先の電子メール] フィールド

      管理者やこの Cisco UCS Manager を担当する人物に連絡できる電子メールアドレス。

      [ロケーション] フィールド

      この Cisco UCS Manager の場所。

      [サービスプロバイダー] フィールド

      (オプション)この Cisco UCS Manager に関連付けられているサービス プロバイダーの名前(存在する場合)。

      ステップ 5   [追加] をクリックします。

      Cisco UCS Director によって Cisco UCS Manager への接続がテストされます。 テストが成功すると、Cisco UCS Manager アカウントが追加され、シャーシ、サーバ、ファブリック インターコネクト、サービス プロファイル、プールを含む Cisco UCS ドメイン アカウントに関連付けられているすべてのインフラストラクチャ要素が検出されます。 このディスカバリ プロセスとインベントリ収集サイクルは、完了するまでに約 5 分かかります。

      [インフラストラクチャシステムパラメータ] タブで設定されるポーリング間隔では、インベントリ収集の頻度を指定します。

      Cisco UCS Manager アカウントへの接続のテスト

      Cisco UCS Manager アカウントの追加後は、いつでも接続をテストできます。

      手順
        ステップ 1   メニュー バーで、[管理] > [物理アカウント] を選択します。
        ステップ 2   [物理アカウント] タブをクリックします。
        ステップ 3   テーブルで、接続をテストするアカウントの行をクリックします。
        ステップ 4   [テスト接続] をクリックします。
        ステップ 5   接続テストが完了したら、[閉じる] をクリックします。

        次の作業

        接続に失敗した場合は、ユーザ名やパスワードなどのアカウント設定を検証します。 これらの設定が正しい場合は、ネットワーク接続を確認します。

        Cisco UCS Manager アカウントの検出の検証

        手順
          ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [コンピューティング] を選択します。
          ステップ 2   左側の列で、検証する Cisco UCS Manager アカウントを含むデータセンターを選択します。
          ステップ 3   [コンピューティングアカウント] タブをクリックします。
          ステップ 4   テーブルで、検証するアカウントの行をクリックします。
          ステップ 5   [詳細の表示] をクリックします。

          Cisco UCS Director によって、検出されたアカウントのコンポーネントに関する情報を含むタブが表示されます。

          ステップ 6   [戻る] をクリックして、[コンピューティングアカウント] タブに戻ります。

          Cisco UCS ドメイン内のデバイスのトポロジと接続の表示

          手順
            ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [コンピューティング] を選択します。
            ステップ 2   左側の列で、トポロジを表示する Cisco UCS Manager アカウントを含むデータセンターを選択します。
            ステップ 3   [コンピューティングアカウント] タブをクリックします。
            ステップ 4   テーブルで、アカウントの行をクリックします。
            ステップ 5   [接続の表示] をクリックします

            [トポロジビュー - UCS デバイス接続] ダイアログボックスが表示され、そこに Cisco UCS ドメイン 内のデバイスのトポロジと接続が表示されます。

            ステップ 6   必要に応じて、次の表示オプションを変更できます。
            • [表示モード] ドロップダウンリスト:デバイスの間隔と位置を調整します。 モードによって、トポロジの表示のカスタマイズに使用できるオプションが異なります。 次の表示モードから選択できます。
              • 階層
              • 同心
              • 円形
              • 強制の実行
            • [リンクラベルの表示] チェックボックス:デバイス間のリンクのラベルを表示/非表示にします。 表示モードによっては、これらのラベルは表示されない場合があります。
            • [項目のスペース設定を許可] チェックボックス:[階層] 表示モードのデバイス間の距離を広げます。
            • [距離] コントロール:[同心] 表示モードのデバイス間の距離を調整します。
            • [半径] コントロール:円の半径を変更して、[円形] 表示モードのデバイス間の距離を調整します。
            • [厳密性] コントロール:[強制の実行] 表示の厳密性を調整します。
            • [強制距離] コントロール:[強制の実行] 表示のデバイス間の距離を調整します。
            ステップ 7   [閉じる] をクリックして、[コンピューティングアカウント] タブに戻ります。

            Cisco UCS Manager アカウントの設定のエクスポート

            Cisco UCS Director は、ファイルを Ucs-Timestamp-configuration.zip という名前で、ブラウザでダウンロード用に設定されている場所にエクスポートします。

            手順
              ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [コンピューティング] を選択します。
              ステップ 2   左ペインで、設定をエクスポートする Cisco UCS Manager アカウントを含むデータセンターを選択します。
              ステップ 3   右ペインで、[コンピューティングアカウント] タブをクリックします。
              ステップ 4   テーブルで、アカウントの行をクリックします。
              ステップ 5   [設定のエクスポート] をクリックします。
              ステップ 6   [UCS設定のエクスポート] ダイアログボックスで、[送信] をクリックします。
              ステップ 7   設定のエクスポートが完了したら、[閉じる] をクリックします。

              Cisco UCS Manager アカウントの設定のインポート

              Cisco UCS DirectorCisco UCS Manager アカウントまたは Cisco UCS Manager からエクスポートされた設定をインポートできます。


              (注)  


              設定を Cisco UCS Manager アカウントにインポートすると、そのアカウントの既存の設定が上書きされます。


              手順
                ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [コンピューティング] を選択します。
                ステップ 2   左側の列で、設定をインポートする Cisco UCS Manager アカウントを含むデータセンターを選択します。
                ステップ 3   [コンピューティングアカウント] タブをクリックします。
                ステップ 4   テーブルで、設定をインポートするアカウントの行をクリックします。
                ステップ 5   [設定のインポート] をクリックします。
                ステップ 6   [UCS設定のインポート] ウィザードの [設定のアップロード] 画面で、次の手順を実行します。
                1. [参照] をクリックし、インポートする設定ファイルに移動します。
                2. [アップロード] をクリックします。
                3. ファイルのアップロードが完了したら、[OK] をクリックします。
                4. [次へ] をクリックします。
                ステップ 7   [UCS設定のインポート] ウィザードの [設定の選択] 画面で、次のチェックボックスのいずれかをオンにします。
                オプション 説明

                すべての設定のインポート

                すべての設定をファイルにインポートします。

                インポートのカスタマイズ

                選択した設定のみをインポートします。

                ステップ 8   [送信] をクリックします。
                ステップ 9   設定のインポートが完了したら、[閉じる] をクリックします。

                組織

                マルチテナント環境の組織

                マルチテナント機能を使用すると、Cisco UCS ドメインの大きな物理インフラストラクチャを組織と呼ばれる論理エンティティに分割できます。 その結果、各組織に専用の物理インフラストラクチャを設けなくても各組織を論理的に分離できます。

                マルチテナント環境では、関連する組織を通じて、各テナントに一意のリソースを割り当てられます。 これらのリソースには、各種のポリシー、プール、および QoS 定義などがあります。 また、すべてのユーザがすべての組織にアクセスすることを防ぎたい場合は、ロケールを実装して、組織ごとにユーザ権限やロールを割り当てたり、制限したりすることもできます。

                マルチテナント環境をセットアップする場合、すべての組織は階層的になります。 最上位の組織は常にルートです。 ルートに作成したポリシーおよびプールはシステム全体にわたるもので、このシステムに含まれるすべての組織で使用できます。 しかし、他の組織で作成されたポリシーやプールが使用できるのは、同じ階層でそれより上にある組織だけです。 たとえば、あるシステムに Finance と HR という組織があり、これらは同じ階層に存在しないとします。この場合、Finance は HR 組織にあるポリシーは一切使用できず、また、HR は Finance 組織にあるポリシーには一切アクセスできません。 しかし、Finance と HR は両方とも、ルート組織にあるポリシーやプールを使用できます。

                マルチテナント環境に組織を作成する場合、各組織、または同じ階層のサブ組織に次のうち 1 つまたは複数をセットアップすることもできます。

                • リソース プール
                • ポリシー
                • サービス プロファイル
                • サービス プロファイルのテンプレート

                ルート組織は、常にトップ レベルの組織です。

                組織の作成

                手順
                  ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [コンピューティング] を選択します。
                  ステップ 2   左ペインでデータセンターを展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。
                  ステップ 3   右ペインで、[組織] タブをクリックします。
                  ステップ 4   [追加] をクリックします。
                  ステップ 5   [組織の追加] ダイアログボックスで、次のフィールドに値を入力します。
                  1. [名前] フィールドに、組織の名前を入力します。
                  2. [説明] フィールドに、組織の説明を入力します。
                  3. [親組織] ドロップダウンリストから、この組織の上の組織を選択します。

                  ロケール

                  各ロケールには、ユーザからのアクセスを許可する 1 つまたは複数の組織を定義します。アクセスは、このロケールで指定された組織の範囲内に制限されます。 このルールの 1 つの例外として、組織が指定されていないロケールがあります。この場合、すべての組織内のシステム リソースに対して無制限のアクセスが可能になります。

                  Cisco UCS ドメイン では、最大で 48 個のロケールを使用できます。 最初の 48 個以降に設定されたロケールも受諾されますが、障害により非アクティブになります。

                  組織は階層的に管理できます。 トップ レベルの組織に割り当てられたユーザは、自動的にその下にあるすべての組織にアクセスできます。 たとえば、エンジニアリング組織が、ソフトウェア エンジニアリング組織とハードウェア エンジニアリング組織で構成されているとします。 ソフトウェア エンジニアリング組織のみを含むロケールでは、その組織内のシステム リソースにしかアクセスできません。一方、エンジニアリング組織が含まれるロケールでは、ソフトウェア エンジニアリング組織とハードウェア エンジニアリング組織の両方のリソースにアクセスできます。

                  ロケールの作成

                  手順
                    ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [コンピューティング] を選択します。
                    ステップ 2   左ペインでデータセンターを展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。
                    ステップ 3   右ペインで [ロケール] タブをクリックします。
                    ステップ 4   [追加] をクリックします。
                    ステップ 5   [ロケールの追加] ダイアログボックスに、ロケールの名前および説明を入力します。
                    ステップ 6   [組織] フィールドで、[選択] を選択し、次の手順を実行します。
                    1. ロケールを追加する組織のチェックボックスをオンにします。
                    2. [選択] をクリックします。
                    ステップ 7   [送信] をクリックします。

                    ポリシーの複製

                    ポリシーを複製し、元のポリシーと同じ設定でコピーを作成できます。

                    手順
                      ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [コンピューティング] を選択します。
                      ステップ 2   左ペインでデータセンターを展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。
                      ステップ 3   右ペインで該当するタブをクリックし、ポリシーがある場所に移動します。

                      たとえば、ブート ポリシーを複製する場合は、[組織] タブをクリックし、[詳細の表示] をクリックし、ポリシーを複製する組織をクリックします。

                      ステップ 4   複製するポリシーのタイプのタブをクリックします。

                      たとえば、ブート ポリシーを複製する場合は、[ブートポリシー] タブをクリックします。

                      ステップ 5   複製するポリシーを選択し、[複製] をクリックします。
                      ステップ 6   ポリシー名を変更し、必要に応じてその他のフィールド値を変更します。
                      ステップ 7   [送信] をクリックします。

                      プール、ポリシー、その他のオブジェクトの削除

                      プール、ポリシー、VLAN などのオブジェクトを削除する方法は、すべてのオブジェクトで共通です。


                      (注)  


                      オブジェクトを削除する前に、システム内の他のオブジェクトに使用または参照されていないことを確認します。 たとえば、ネットワーク ポリシーを削除する前に、サービス プロファイルがそのポリシーを参照していないことを確認します。


                      手順
                        ステップ 1   メニュー バーで、[物理] > [コンピューティング] を選択します。
                        ステップ 2   左ペインでデータセンターを展開し、Cisco UCS Manager アカウントをクリックします。
                        ステップ 3   右ペインで適切なタブをクリックし、オブジェクトがある場所に移動します。

                        たとえば VLAN を削除する場合は、[VLAN] タブをクリックします。

                        ステップ 4   削除するオブジェクトを選択し、[削除] をクリックします。
                        ステップ 5   [削除] をクリックします。