Cisco UCS Director 管理ガイド リリース 4.0
マルチディスク VM プロビジョニング
マルチディスク VM プロビジョニング
発行日;2013/11/26 | 英語版ドキュメント(2013/08/18 版) | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 1MB) | フィードバック

目次

マルチディスク VM プロビジョニング

マルチディスク VM プロビジョニングについて

マルチディスク VM プロビジョニングのワークフロー

マルチディスクに対応したテンプレートについて

ディスク カテゴリの割り当て

ストレージ ポリシーの定義

ストレージ ポリシーの作成

カタログの作成

カタログの追加

カタログの確認

カタログの編集

カタログの複製

VM ディスクの作成

マルチディスク VM プロビジョニング

この章は、次の項で構成されています。

「マルチディスク VM プロビジョニングについて」

「マルチディスク VM プロビジョニングのワークフロー」

「マルチディスクに対応したテンプレートについて」

「ストレージ ポリシーの定義」

「カタログの作成」

「VM ディスクの作成」


) 当該アプライアンスにログインしてからでないと、以下の手順はいずれも実行できません。


マルチディスク VM プロビジョニングについて

Cisco UCS Director v4.0 では、1 つのテンプレートからマルチディスクの VM プロビジョニングを実行できます。VM ディスクのプロビジョニングは、選択した単一のデータストアまたは複数のデータストアで設定することができます。また、同じテンプレートで増設ディスクごとに別々のディスク ポリシーを設定することも可能です。

Cisco UCS Director では、ディスクは以下の 5 つのカテゴリに分類されます。

システム

データ

データベース

スワップ

ログ


) Cisco UCS Director によって定義されるディスク カテゴリは、ディスクのラベリング専用です。


マルチディスク VM プロビジョニングのワークフロー

次の手順は、マルチディスクの VM をプロビジョニングする方法を示しています。


ステップ 1 マルチディスクに対応したテンプレートを利用できることを確認します。

ステップ 2 ディスク カテゴリを割り当てます。

ステップ 3 ストレージ ポリシーを定義します。

ステップ 4 テンプレート カタログを作成します。


 

マルチディスクに対応したテンプレートについて

マルチディスクの VM をプロビジョニングするためには、マルチディスクに対応したテンプレート(イメージ)が必要です。マルチディスクに対応したテンプレートを VM プロビジョニングに使用する前に、各ディスクにディスク カテゴリを割り当てる必要があります。

ディスク カテゴリの割り当て


ステップ 1 [仮想] > [コンピューティング] の順にクリックします。

ステップ 2 VMware クラウドを選択し、[イメージ] タブを選択します。

ステップ 3 マルチディスクに対応したテンプレートを選択します。

ステップ 4 ツールバーの [詳細の表示] ボタンをクリックします。

ステップ 5 [ディスク] タブをクリックします。

ステップ 6 ディスクを選択します。

ステップ 7 [ディスクタイプの割り当て] をクリックします。

ステップ 8 ディスク タイプ(システム、データ、データベース、スワップ、ログのいずれか)を選択します。

ステップ 9 [送信] をクリックします。

(注) システム ディスクとして 1 つ以上のディスクを割り当ててください。


 

ストレージ ポリシーの定義

ストレージ ポリシーは、データストアのスコープ、使用するストレージのタイプ、容量の最低条件、遅延などのリソースを定義するポリシーです。ストレージ ポリシーでは、マルチディスクに対応した追加のディスク ポリシーを設定できるほか、エンド ユーザはサービス リクエストの作成中にデータストアを選択するオプションを設定できます。

Cisco UCS Director では、複数のデータストア上で、マルチディスクによる VM プロビジョニングを実行できます。システム、データ、データベース、スワップ、ログという 5 つのタイプがあります。システム ディスク ポリシーを先に設定し、次にそれ以外のディスクを要件に応じて設定します。ディスク タイプ別にディスク ポリシーを設定することも、ディスクごとにデフォルトのシステム ディスク ポリシーを選択することも可能です。

追加のディスク ポリシーを使用する場合は、マルチディスク テンプレートのカタログを作成するとき、[単一データストアのすべてのディスクをプロビジョニングします] オプションを必ずオフにしてください。カタログ作成の詳細については、「 カタログの作成」を参照してください。

また、Cisco UCS Director では、エンド ユーザがデータストアを選択できるかどうかを指定するオプションを使用してプロビジョニングすることで、VM プロビジョニングのサービス リクエストを作成する際にデータストアを選択できるようになります。サービス リクエストの作成中に選択された vDC に関連付けられているストレージ ポリシーで指定されスコープ条件に応じて、選択できるデータストアのリストが表示されます。

ストレージ ポリシーの作成


ステップ 1 [ポリシー] > [ストレージ] の順にクリックします。

ステップ 2 [VMwareストレージポリシー] タブを選択します。

ステップ 3 [追加](+)をクリックします。

ステップ 4 [ストレージリソース割り当てポリシーの追加] の [システムディスクポリシー] ダイアログボックスで、以下のフィールドを入力します。

名前

説明

[ポリシー名] フィールド

ポリシーの名前。カタログを定義する際は、この名前が使用されます。

[ポリシーの説明] フィールド

ポリシーの説明。

[クラウド名] ドロップダウン リスト

リソース割り当てを行うクラウドを選択します。

システム ディスク スコープ

[データストアのスコープ] ドロップダウン リスト

導入のスコープを選択します。すべてを使用するか、選択したものを含めるか、選択したものを除外するように指定します。

[共有データストアのみの使用] チェックボックス

オンにすると、共有データストア以外は使用されなくなります。

ストレージ オプション

[ローカルストレージの使用] チェックボックス

オンにすると、ローカル ストレージが使用されます。デフォルトはオンです。

[NFSの使用] チェックボックス

オンにすると、NFS ストレージが使用されます。デフォルトはオンです。

[SANの使用] チェックボックス

オンにすると、SAN ストレージが使用されます。デフォルトはオンです。

[条件の最小値] チェックボックス リスト

満たすべき条件に対応しているチェックボックスを 1 つ以上オンにします。この条件を満たさないホストまたはデータストアは、処理の対象から除外されます。条件を複数選択した場合は、選択したすべての条件を満たす必要があります。

[テンプレートのオーバーライド] チェックボックス

オンにすると、テンプレートのプロパティがすべてオーバーライドされます。使用するシン プロビジョニングやカスタム ディスク サイズなどのカスタム設定を入力するオプションが用意されています。

[シンプロビジョニングの使用] チェックボックス

オンにすると、VM ストレージのプロビジョニングにシン プロビジョニングが使用されます1

(注) シン プロビジョニングを使用すると、物理ストレージ容量の動的割り当てが有効になり、VM ストレージの使用率が向上します。

[カスタムディスクサイズ]

VM プロビジョニングに使用されるテンプレートのディスク サイズは、このカスタム ディスク サイズによってオーバーライドされます 1

VM のライフサイクルのサイズ変更オプション

[ディスクのサイズ変更を許可]

オンにすると、プロビジョニング前に VM のディスク サイズを選択できるようになります。

[メモリの許容値(GB単位)]フィールド

VM をプロビジョニングするためのディスク サイズ値2

[スコープからのデータストアの選択をユーザに許可します] チェックボックス

オンにすると、ユーザはサービス リクエストの作成中にデータストアを選択できるようになります。

1.このオプションは、[テンプレートのオーバーライド] がオンの場合に表示されます。

2.このオプションは、[ディスクのサイズ変更を許可] がオンの場合に表示されます。

ステップ 5 [次へ] をクリックします。

ステップ 6 [追加のディスクポリシー] ペインで、設定するディスク タイプを選択します。

(注) デフォルトでは、ディスクのディスク ポリシーは [システムディスクポリシー] になっています。

ステップ 7 鉛筆のアイコンをクリックして、[ディスクポリシーエントリの編集] ダイアログボックスを表示します。

ステップ 8 ディスク ポリシーを設定する場合は、[システムディスクポリシーと同じ] チェックボックスをオフにします。

ステップ 9 [エントリの編集] ダイアログボックスで、そのディスク タイプの [ディスクスコープ] と [ストレージオプション] を選択します。

ステップ 10 [送信] をクリックします。

ステップ 11 必要に応じて、その他のディスク タイプの設定を続行します。

ステップ 12 [送信] をクリックします。

(注) 作成したストレージ ポリシーと追加のディスク ポリシーを併用するには、作成したストレージ ポリシーと VM プロビジョニングに使用する vDC を関連付ける必要があります。


 

カタログの作成

カタログの追加


ステップ 1 [ポリシー] > [カタログ] の順にクリックします。

ステップ 2 [カタログ] タブを選択します。

ステップ 3 [追加](+)をクリックします。

ステップ 4 [カタログの作成] の [基本情報] ダイアログボックスで、以下のフィールドを入力します。

名前

説明

[カタログ名] フィールド

カタログの名前。

[カタログの説明] フィールド

カタログの説明。

[カタログタイプ] ドロップダウン リスト

[標準](デフォルト)、[詳細]、[サービスコンテナ]、[VDI] のいずれかを選択します。

[カタログアイコン] ドロップダウン リスト

目的の OS を表すアイコンを選択します。

[すべてのグループに適用済みです] チェックボックス

オンにすると、そのカタログがすべてのグループに適用されます。

[選択したグループ] ボタン

[すべてのグループに適用済みです] チェックボックスがオフになっている場合は、このボタンをクリックすると [項目の選択] ダイアログボックスが表示され、すべてのグループがリストされます。[すべてオン] と [すべてオフ] のいずれかのボタンを選択するか、該当するグループの各チェックボックスをオンにします。

[クラウド名] ドロップダウン リスト

クラウドを選択します。そのクラウドのクラウド項目が作成または更新されます。

[イメージ] ドロップダウン リスト

イメージを選択します。これが、作成または更新されるクラウド項目のイメージになります。

[単一データストアのすべてのディスクをプロビジョニングします] チェックボックス

オンにすると、同じデータストアに含まれている VM のディスクがすべてプロビジョニングされます。オフにすると、ストレージ ポリシーに定義されている各ディスクの優先データストアを使用して設定された追加のディスク ポリシーに従って、VM のディスクがプロビジョニングされます。

(注) 追加ディスク用のディスク ポリシーを設定してから、同じデータストアに含まれているすべてのディスクをプロビジョニングするオプションを選択した場合は、追加のディスク ポリシーがオーバーライドされ、システム ディスクがプロビジョニングされる同じデータストア内の VM ディスクがすべてプロビジョニングされます。

ステップ 5 [次へ] をクリックします。

ステップ 6 [カタログの作成] の [アプリケーションの詳細] ダイアログボックスで、以下のフィールドを入力します。

名前

説明

[カテゴリ] ドロップダウン リスト

アプリケーション カテゴリを選択します。サービスの提供先の vDC で使用されるポリシーは、アプリケーション カテゴリによって決定されます。アプリケーション カテゴリ、およびアプリケーション カテゴリと各種ポリシーの関連付けは、vDC の管理機能で管理されます。

[サポートの問い合わせ先の電子メールアドレス] フィールド

サポートの問い合わせ先の電子メール アドレス。

[OSの指定] ドロップダウン リスト

OS を選択します。

[他のOSの指定] フィールド

ドロップダウン リストにない OS を入力します。

[アプリケーションの指定] ボタン

このボタンをクリックして [項目の選択] ダイアログボックスが表示されたら、[すべてオン] と [すべてオフ] のいずれかのボタンをクリックするか、目的のアプリケーションの横にある各チェックボックスをオンにします。

[他のアプリケーションの指定] フィールド

使用するその他のアプリケーションを選択します。

[アプリケーションコード] フィールド

VM 名に使用されるアプリケーション コード。指定する場合は、1 ~ 4 文字の値を入力する必要があります。

ステップ 7 [次へ] をクリックして、以下のフィールドを含む [カタログの作成] の [ユーザクレデンシャル] ダイアログボックスを表示します。

名前

説明

[クレデンシャルオプション] ドロップダウン リスト

VM ユーザ クレデンシャルのオプションを選択します。テンプレート内の VM ユーザ クレデンシャルは、複数のユーザで共有されるか、共有される前にリセットされます。共有された場合、ユーザはアクティブな VM のクレデンシャルを取得できます。ドロップダウン リストのオプションは以下のとおりです。

[共有しないでください。]

[パスワードのリセット後に共有]:ユーザ ID とパスワードが必要です。

[共有テンプレートクレデンシャル]:ユーザ ID とパスワードが必要です。

ステップ 8 [次へ] をクリックします。

ステップ 9 [カスタマイズ] ペインで、以下のフィールドを入力します。

名前

説明

[自動ゲストカスタマイズ] チェックボックス

オンにすると、DNS、ネットワーク、ゲスト OS の各プロパティの自動設定が有効になります。オフにすると、この機能が無効になります。

[プロビジョニング後のカスタムアクション] チェックボックス

オンにすると、ユーザはカスタム アクションを指定できるようになります。指定したカスタム アクションは、プロビジョニング後のワークフローで実行されます。オフにすると、この機能が無効になります。

コスト計算

[VMアプリケーションの請求間隔] ドロップダウン リスト

VM のコストを計算する間隔として、[毎時間] または [毎月] を選択します。

(注) デフォルトは [毎時間] です。

[アクティブなVMアプリケーションコスト] フィールド

そのカタログに適用できるアクティブな VM アプリケーション コスト。

[非アクティブなVMアプリケーションコスト] フィールド

そのカタログに適用できる非アクティブな VM アプリケーション コスト。

ステップ 10 [次へ] をクリックします。

ステップ 11 [VMアクセス] ペインで、以下のフィールドを入力します。

名前

説明

[Webアクセス設定] チェックボックス

オンにすると、Web インターフェイス経由で VM にアクセスできるようになります。オフにすると、この機能が無効になります。

[URL] フィールド

Web アクセス用の URL。

[ラベル] フィールド

ユーザがアクセス パネルで選択するアクション ラベル。

[リモートデスクトップのアクセス設定] チェックボックス

オンにすると、リモート インターフェイス経由で VM にアクセスできるようになります。オフにすると、この機能が無効になります。

ステップ 12 [次へ] をクリックします。

ステップ 13 [サマリー] ペインで情報を確認します。

ステップ 14 [戻る] をクリックして項目を修正するか、[送信] をクリックします。


 

カタログの確認


ステップ 1 [ポリシー] > [カタログ] の順にクリックします。

ステップ 2 [カタログ] タブを選択します。

ステップ 3 カタログを選択して [表示] をクリックします。


 

カタログの編集


ステップ 1 [ポリシー] > [カタログ] の順にクリックします。

ステップ 2 [カタログ] タブを選択します。

ステップ 3 カタログを選択して [編集] をクリックします。

(注) 編集する項目は「 カタログの追加」の手順と同じです。


 

カタログの複製


ステップ 1 [ポリシー] > [カタログ] の順にクリックします。

ステップ 2 [カタログ] タブを選択します。

ステップ 3 複製するカタログを選択し、[複製] をクリックします。

(注) 編集する項目は「 カタログの追加」の手順と同じです。名前を変更する必要がありますが、それを除けば、元のカタログの設定をすべて保持できます。


 

VM ディスクの作成


) VM アクション ボタンから利用できる [VMディスクの作成] オプションを使用して、プロビジョニングされた VM または検出された VM に、カスタム サイズの増設ディスクを追加することができます。



ステップ 1 [仮想] > [コンピューティング] の順にクリックします。

ステップ 2 左側のペインからクラウド名を選択します。

ステップ 3 [VM] タブを選択します。

ステップ 4 リストから VM を選択します。

ステップ 5 ツールバーの右側にある下矢印をクリックして、VM オプションのドロップダウン リストを開きます。

ステップ 6 [VMディスクの作成] を選択します。

ステップ 7 [VMディスクの作成] ダイアログボックスで、以下のフィールドを入力します。

名前

説明

[VM名] 表示専用フィールド

VM の名前。

[新しいディスクサイズ(GB)] フィールド

VM のディスク サイズ(GB 単位)。

[ディスクタイプの選択] ドロップダウン リスト

ディスク ラベルを選択します。次の選択肢があります。

システム

スワップ

データ

データベース

ログ

[データストアの選択] ドロップダウン リスト

データストアを選択します。データストアの選択肢は、VM の vDC に関連付けられているストレージ ポリシーによって異なります。

[Thinプロビジョニング] チェックボックス

オンにすると、シン プロビジョニングされたディスクが VM に追加されます。

(注) シン プロビジョニングを使用すると、物理ストレージ容量の動的割り当てが有効になり、VM ストレージの使用率が向上します。

ステップ 8 [作成] をクリックします。