Cisco UCS Central のアップグレード
Cisco UCS Central のアップグレード

Cisco UCS Central のアップグレード

この章は、次の内容で構成されています。

Cisco UCS Central のリリース 1.3 へのアップグレード

スタンドアロン モードまたはクラスタ モードのいずれかで Cisco UCS Central リリース 1.1(2a) または 1.2 を 1.3 にアップグレードできます。 すでにスタンドアロン モードのインストールを使用している場合でも、リリース 1.3 にアップグレードする際に、クラスタ モードで環境を設定できます。 クラスタ セットアップをアップグレードする場合は、クラスタ モードでの Cisco UCS Central のアップグレード を参照してください。

ご使用のシステムが Cisco UCS Central リリース 1.3 のシステム要件を満たしていることを確認します。 システム要件を参照してください。

重要:
  • Cisco UCS Central リリース 1.3 では、最低 12 GB の RAM および 40 GB のストレージが必要です。 VM の RAM がこの要件を満たし、disk1 のサイズが 40 GB にアップグレードされていることを確認します。 そうしない場合、アップグレードは失敗します。

  • Cisco UCS Central のアップグレードには ISO イメージを使用します。

  • アップグレード後、Cisco UCS Central の GUI にログインする前に、ブラウザ キャッシュをクリアしてください。


注意    


Cisco UCS Central リリース 1.3 は、Cisco UCS Manager リリース 2.1(2)、2.1(3)、2.2(x)、2.5(x)MS、および 3.0(x) をサポートします。 Cisco UCS Central をアップグレードする前に、まず Cisco UCS Manager をサポートされているリリース バージョンのいずれかにアップグレードする必要があります。 最初に Cisco UCS Manager をアップグレードしない場合、Cisco UCS Central はバージョンの不一致についてエラーを生成し、登録されたすべての Cisco UCS ドメインCisco UCS Central からのアップデートの受信を停止します。


サポートされるリリース 1.3 へのアップグレード パス

Cisco UCS Central のリリース 1.3(1a) へのアップグレードは、次の 2 つのリリースのいずれかからのみ可能です。

  • 1.1(2a) から 1.3(1a) へ

  • 1.2 から 1.3(1a) へ

重要:
  • Cisco UCS Central を 1.3 にアップグレードする前に、次のことを実行する必要があります。

    • Cisco UCS Manager が 2.1(2) 以降であることを確認します。 完全な機能サポートを保証するために、Cisco UCS Manager を最新バージョンにアップグレードすることを推奨します。

    • Cisco UCS Central 1.0 を、サポートされる 1.1 パッチ リリースの Cisco UCS Central にアップグレードします。

    • アップグレード プロセスを開始する前に、完全状態のバックアップが取られていることを確認します。

  • リリース 1.0 から 1.1 へのアップグレードでは、ISO アップグレードのみがサポートされています。 ISO アップグレードは、リリース 1.1 からすべての新しいリリースにアップグレードする際の推奨されるアップグレード方法です。

  • 障害の発生時に環境を再作成できるように、バックアップと復元のオプションを使用することができます。 アップグレードをするために、バックアップと復元を使用することは推奨されていません。 以下は、バックアップと復元の推奨されるベスト プラクティスです。

    • Cisco UCS Central VM が失われたというディザスタ リカバリ シナリオでは、完全状態のバックアップを使用します。

    • 既存の Cisco UCS Central VM のバックアップ ファイルから設定をインポートするため、設定のインポートを使用します。

    • 完全状態のバックアップでは、Cisco UCS Central でダウンロードされたファームウェア イメージはバックアップされません。 新しい Cisco UCS Central VM を展開するとき、また完全状態のバックアップから復元するときは、Cisco UCS Central でもう一度ファームウェア イメージをダウンロードしてください。 完全状態の復元を行った後、一時停止モードから Cisco UCS ドメインを認識する前に、ファームウェア イメージをダウンロードする必要があります。

  • 次のオプションは、1.3(1a) ではサポートされていません。

    • samdb 設定インポートの消去。

    • Cisco UCS Central リリース 1.0 および 1.3(1a) からのアップグレード。

    • Cisco UCS Central リリース 1.3 を復元するための、Cisco UCS Central リリース 1.0 または 1.1(1a) からの完全状態のバックアップ。

    • Cisco UCS Central リリース 1.3 から設定をインポートするための、Cisco UCS Central リリース 1.0 または 1.1(1a) からの設定のエクスポート。

    • Cisco UCS Central リリース 1.3 から Cisco UCS Central リリース 1.0 または 1.1 へのダウングレード。

スタンドアロン モードでの Cisco UCS Central のアップグレード

現在動作しているの RHEL カーネルのバージョンおよびすべての Cisco UCS Central コンポーネントのアップグレード手順は、次の通りです。 また、すべての Cisco UCS Central データを保持します。

はじめる前に

Cisco UCS Central リリース 1.1 の ISO イメージを取得しておく必要があります。 Cisco.com からの Cisco UCS Central ソフトウェアの入手を参照してください。 この手順を実行する前に、Cisco UCS Central データをバックアップすることをお勧めします。

手順
    ステップ 1   必要に応じて VM を再起動し、CD-ROM から起動するブート オプションに変更します。
    ステップ 2   Cisco UCS Central ISO イメージを仮想 CD/DVD ドライブにマウントします。
    ステップ 3   ISO イメージの [Cisco UCS Central Installation] メニューから、[Upgrade Existing Cisco UCS Central] を選択します。
    ステップ 4   アップグレード完了後に、仮想 CD/DVD ドライブから Cisco UCS Central ISO イメージをアンマウントします。
    ステップ 5   Cisco UCS Central VM を再起動します。

    クラスタ モードでの Cisco UCS Central のアップグレード

    重要:
    • クラスタの両方のノードで ISO のアップグレードを完了する必要があります。 任意の順序で両方のノードのアップグレードを実行できます。 クラスタ設定は、両方のノードが Cisco UCS Central の同じリリース バージョンを実行している場合にのみ使用できます。

    • クラスタのノード A およびノード B の両方で次の手順 1 ~ 5 を確実に実行してください。

    はじめる前に

    このリリースの Cisco UCS Central ISO イメージを入手しておく必要があります。 Cisco.com からの Cisco UCS Central ソフトウェアの入手を参照してください。 この手順を実行する前に、Cisco UCS Central データをバックアップすることをお勧めします。 必ず共有ストレージの接続性を確保してください。

    手順
      ステップ 1   ノード A または B の UCS Central VM をシャットダウンし、CD-ROM から起動するブート オプションに変更します。
      ステップ 2   仮想 CD/DVD ドライブで Cisco UCS Central ISO イメージの電源を入れマウントします。
      ステップ 3   ISO イメージの [Cisco UCS Central Installation] メニューから、[Upgrade Existing Cisco UCS Central] を選択します。
      ステップ 4   アップグレード完了後に、仮想 CD/DVD ドライブから Cisco UCS Central ISO イメージをアンマウントします。
      ステップ 5   Cisco UCS Central VM を再起動します。
      ステップ 6   もう一方のノードで、手順 1 ~ 6 を繰り返します。
      ステップ 7   両方のノードをアップグレードしたら、HA 選択が完了するまで待機し、いずれかのノードでクラスタ状態を確認します。
      UCSC-A# show cluster state
      Cluster Id: 0xYYYYYY
      A: UP, PRIMARY
      B: UP, SUBORDINATE
      HA READY/HA NOT READY

      ノードのどちらかがプライマリとして選択され、残りがセカンダリとなります。


      Cisco UCS ドメインの登録状況と可用性によっては、HA ステータスがアップグレード前の状態と同じままになります。

      スタンドアロン モードからクラスタ モードへ Cisco UCS Central を変更

      はじめる前に

      この手順を実行する前に、Cisco UCS Central データをバックアップすることをお勧めします。

      ISO イメージを使用して、Cisco UCS Central 1.0 から 1.1 へアップグレードします。 スタンドアロン モードでの Cisco UCS Central のアップグレードを参照してください。

      手順
        ステップ 1   VM を停止します。
        ステップ 2   VM に共有ストレージを追加します。 Hyper-V での共有ストレージの追加とセットアップまたはVMware での共有ストレージの追加とセットアップを参照してください。
        ステップ 3   VM を起動し、VM が開始するまで待ちます。
        ステップ 4   ローカル管理に接続するためのローカル管理コマンドを実行します。
        1. central-lun connect local-mgmt# と入力し、Enter キーを押します。
        2. UCS(local-mgmt)# enable cluster[Peer Node IP][Cluster Virtual IP] コマンドを入力し、Enter キーを押します。
          This command will enable cluster mode on this step.  You cannot change it back to stand-alone.
          All system services and database will also be restarted.
          Are you sure you want to continue? (yes/no)
        ステップ 5   enable cluster mode プロンプトで、yes と入力し、Enter キーを押します。
        ステップ 6   共有ストレージ デバイスの入力を求められた場合、共有ストレージ デバイス番号を入力し、Enter キーを押します。

        この VM は、デフォルトで Forced Primary にされるクラスタのノード A になります。

        システムは、スタンドアロン モードからクラスタ モードに変換して、ローカル ディスクから共有ディスクへすべてのデータを転送します。  

        ステップ 7   クラスタの状態をチェックします。 ノードがプライマリに選択されたように表示されます。

        ノード B をクラスタに追加できます。 ノード B への Cisco UCS Central のインストールを参照してください。

        注意       

        VM は Cisco UCS Central のセカンダリ ノードをインストールする前に再起動され、プライマリ ノードのデータベースおよびサービスは使用できません。 cluster force primary コマンドを実行して、プライマリ ノードの VM のデータベースとサービスをリカバリします。