Cisco UCS Central インストレーション/アップグレード ガイド リリース 1.2
Cisco UCS Central 1.2 の導入
Cisco UCS Central 1.2 の導入

Cisco UCS Central 1.2 の導入

この章は、次の内容で構成されています。

Cisco UCS Central 1.2 の機能の概要

Cisco UCS Central リリース 1.2 では、データセンターとリモート管理ロケーションの両方において高可用性を持ち単一の管理ポイントから Cisco UCS ドメインを管理することができる、使いやすい統合ソリューションを提供することでデータセンター環境を管理することができます。 Cisco UCS Central 1.2 では、効率的にサーバ、ストレージおよびネットワーク ポリシーを管理し、データセンター全体のネットワーク トラフィックのレポートを生成できます。 次の表では、このリリースの主な新しい特徴と機能についてリスト表示します。

機能 説明

統合 KVM ランチャー

Cisco UCS Central ログイン パネルから Cisco UCS Manager KVM コンソールを開始する機能。

再接続への予測影響

可視性の喪失または一時停止状態の後に Cisco UCS ドメインが再接続する場合の影響を予測する機能。

高精度のブート順制御

ブート ポリシーのローカル ドライブ、SD カード、リモート仮想デバイスなどを含む追加オプションをサポートする機能。

障害サマリー パネル

新しいトップ レベルの障害サマリー パネルから [UCS Central Faults]、[UCS Domains Faults] および [Pending Activities] パネルへのワンクリック ナビゲーション機能

仮想 MIT

すべての Cisco UCS Central DME 用の単一のインターフェイス、XML API エンドポイント。 XML API を使用したスクリプティングや製品統合をシンプル化します。

その他の機能拡張

WAN の最適化、サーバおよびイーサネット アップリンク FI ポートの FI 設定、6324 FI-IOM およびスケーラビリティ ポート用のインベントリ。

マルチバージョン管理サポート

Cisco UCS Central リリース 1.1(2a) では、Cisco UCS Manager の異なるバージョンを持つ複数の Cisco UCS ドメインを同時に管理する機能が提供されます。 Cisco UCS Central では、ドメイン登録時に各 Cisco UCS ドメインの機能が識別されます。 この機能により、複数バージョンの Cisco UCS ManagerCisco UCS Central とシームレスに統合し、管理とグローバル サービス プロファイルの展開を実現できます。

Cisco UCS Central を新しいリリースにアップグレードする場合は、使用している機能によっては、登録された UCS ドメインが Cisco UCS Central と互換性があることを確認するのに Cisco UCS Manager のリリース バージョンすべてをアップグレードする必要がない場合があります。

Cisco UCS ドメインCisco UCS Central に登録するときは、Cisco UCS Central はインベントリ情報とともにドメインから次の情報を取得します。

  • Cisco UCS Manager のリリース バージョン

  • ドメインの使用可能なサポート対象機能のリスト

使用可能な機能は、管理機能マトリクスとして Cisco UCS Central に送信されます。 この情報に基づいて、Cisco UCS Central は登録済みの各ドメインでサポートされる機能のリストを作成します。 Cisco UCS ドメインの機能に基づいて、Cisco UCS Central は特定のグローバル管理オプションがドメインで使用可能かどうかを決定します。 Cisco UCS Manager インスタンスの旧バージョンを含むドメインのグループ上でのグローバル サービス プロファイルの配置などの管理タスクを実行するときは、機能マトリクスに基づいて Cisco UCS Central が次の項目を実行します。

  • サポートされるドメインのみへのタスクの提供。

  • 機能がサポートされていないドメインに対するバージョン非互換性メッセージの表示。

Cisco UCS Manager でサポートされる機能

Cisco UCS Central CLI を使用して Cisco UCS ドメインでサポートされている機能を確認できます。 登録された Cisco UCS ドメインCisco UCS Manager のバージョンに基づいて、Cisco UCS Central CLI はサポートされる機能のリストを次の 4 つのカテゴリーで作成します。

  • サーバ機能マスク:グローバル サービス プロファイル、ポリシー マッピングおよびインバンド管理、詳細ブート順を含む

  • ネットワーク機能マスク:なし

  • ストレージ機能マスク:FC ゾーン分割および ISCSI IPv6

  • 環境機能マスク:電源グループ、リモート操作、UCS 登録、再接続への予測影響

管理の除外

マルチバージョンのサポートでは、グローバル管理から一部の機能を除外する機能も提供されます。 登録された UCS ドメインにログインし、Cisco UCS Manager CLI から特定の機能をオフにできます。 次のグローバル管理機能を無効にできます。

  • グローバル サービス プロファイルの展開:サーバ プールでグローバル サービス プロファイルを展開し、プール内のサーバの 1 つでグローバル サービス プロファイルの展開を無効にすると、Cisco UCS Central はグローバル サービス プロファイルの展開からサーバを除外します。

  • インバンド管理:インバンド管理機能を有するサービス プロファイルは、インバンド管理機能を除外したサーバには展開されません。

  • ポリシー マッピング:この Cisco UCS ドメインから Cisco UCS Central へのポリシーまたはポリシー コンポーネントのインポートを無効にします。

  • リモート管理Cisco UCS Central からの Cisco UCS ドメイン内の物理デバイスの制御を制限します。

いつでも Cisco UCS Manager CLI を使用してこれらの機能を有効にして、登録された Cisco UCS ドメインのグローバル管理機能をいつでも復元できます。

機能サポート マトリクス

次の表は、Cisco UCS Central の機能と、その機能がサポートされる Cisco UCS Manager のリリース バージョンのリストです。

重要:

バックアップ イメージ ファイル用のリモート ロケーションの指定、サードパーティ証明書、IPv6 インバンド管理サポートなどの機能は、Cisco UCS Central で次の Cisco UCS Manager リリースと互換性があるように組み込まれています。

Cisco UCS Central の機能

サポートされる Cisco UCS Central のバージョン

サポートされる Cisco UCS Manager のバージョン

2.1(2a)/2.1(3x)

2.2(1x)

2.2(2x)

3.0(1x)

マルチバージョン管理サポートとサポートされる Cisco UCS Manager の機能の表示

1.1(2a)

No

Yes

Yes

Yes

ポリシー/ポリシー コンポーネントおよびリソースのインポート

No

Yes

Yes

Yes

バックアップ イメージ ファイル用のリモート ロケーションの指定

No

No

Yes

Yes

サードパーティ証明書

No

No

Yes

Yes

IPv6 インバンド管理サポート

No

No

Yes

Yes

再接続への予測影響

1.2(1a)

No

No

Yes

Yes

高精度のブート順制御

No

Yes

Yes

Yes


(注)  


  • ポリシー/ポリシー コンポーネントまたはリソースの検索は、Cisco UCS Manager リリース 2.1(2x) および 2.1(3x) でサポートされています。 ポリシーをインポートするには、Cisco UCS Manager リリース 2.2(1b) 以降が必要です。

  • Precision Boot Order Control については、ブレード サーバが CIMC バージョン 2.2(1b) 以降でなければなりません。