Cisco UCS Central ソフトウェア ユーザ マニュアル リリース 1.2
統計情報管理
統計情報管理

統計情報管理

この章は、次の内容で構成されています。

統計情報管理

Cisco UCS Central の [Statistics] タブから、標準レポートとカスタム レポートを生成できます。 登録済み Cisco UCS ドメインの次のデータのレポートを生成できます。

  • 冷却

  • ネットワーク

  • 電源

  • 温度

重要:
  • 管理者またはレポートを作成、変更、または削除できる統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 他のユーザは、レポートの実行と使用可能なデータの表示だけが可能です。

  • Cisco UCS Central と登録済み Cisco UCS ドメインの間の接続で長い遅延または接続制限が発生している場合、指定された間隔で統計情報データが統計情報データベースに記録されません。 レポートを生成すると、その時間枠の情報がグラフまたはテーブルに表示されません。

レポートの生成時に、レポートをテーブル形式またはグラフ形式で表示するオプションを指定できます。 この表示オプションを使用して、特定のレポート タイプの最上位ドメインまたは最下位ドメインを選択できます。 また、オーバーレイを使用してレポート タイプのデータを重ねることができきます。 次の 2 つのレポート オプションが用意されています。

  • [Standard Reports]:ピーク時ファン速度、受信トラフィック(Rx)、送信トラフィック(Tx)平均電力、およびピーク時温度の事前定義レポート。 任意の時点でこれらの事前定義レポートを実行して、レポートを表示できます。 また、事前の設定を変更できますが、新しい標準レポートを作成することはできません。

  • [Custom Reports]:使用可能なレポート オプションからカスタム レポートを作成するオプションです。 要件に基づいて、[Ungrouped Reports] で個々のレポートを作成するか、またはレポート グループを作成し、そのグループまたはサブグループ内でレポートを作成します。 カスタム レポート グループは任意の時点で作成、編集、または削除できます。

Cisco UCS Central での統計情報データの収集

Cisco UCS Central は、登録済み Cisco UCS ドメインからネットワーク温度冷却、および電力に関する統計データを収集して集約します。 Cisco UCS Central のインストール時に、統計情報データのデフォルトの保存場所を指定する必要があります。 統計情報データは、「ucscentral-stats-db」という名前の内部 PostgreSQL データベース、または Oracle 11g、MSSQL、または Postgre SQL などの外部データベースに保存できます。 インストール中にデフォルトの場所として内部ストレージを選択した場合、統計情報データの保存期間は最大 2 週間です。 収集されたデータを 2 週間以上保持する場合は、外部データベースをセットアップすることを推奨します。統計情報用の外部データベースを参照してください。

収集されたデータは、日次、毎時、週次、およびリアルタイム レコードに基づいて集約され、テーブルに保存されます。 このデータベースで SQL クエリを実行して、各レポート コンポーネント固有のデータを取得できます。外部データベースからのデータの取得を参照してください。 Cisco UCS Central データベースは、データを保存するデフォルト データベースです。

Cisco UCS Central CLI を使用して統計情報収集間隔を設定し、登録済み Cisco UCS ドメインから指定された間隔で情報を収集することができます。 新しい Cisco UCS ドメインCisco UCS Central に登録されると、Cisco UCS Centralは指定された統計情報収集間隔に新しいドメインをサブスクライブします。 収集間隔を再設定すると、登録済みドメインでデータが更新されます。 登録済み Cisco UCS ドメインは指定された収集間隔に基づいて統計情報を Cisco UCS Central に送信します。

統計情報収集間隔として次のいずれかを選択できます。

  • 15 分(デフォルト)

  • 30 分

  • never:統計情報収集を無効にします。

重要: 統計情報収集間隔は Cisco UCS Central CLI だけで指定できます。 Cisco UCS Central GUI で設定することはできません。 統計情報レポートは Cisco UCS Central GUI だけで表示できます。Cisco UCS Central CLI では表示できません。

統計情報用の外部データベース

収集されたデータを 2 週間以上保持する場合や、6 つ以上の登録済み Cisco UCS ドメインから統計情報データを収集する場合は、外部データベースをセットアップできます。


(注)  


外部データベースをセットアップするには、Cisco UCS Central CLI が必要です。


Cisco UCS Central からの統計情報収集では、次のデータベースを外部データベースとして使用できます。

  • Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.1.0- 64 ビット Production 以降。

  • PostgreSQL Server 9.1.8 64 ビット以降

  • Microsoft SQL Server 2012 (SP1) - 11.0.3000.0 (X64) 以降

  • Microsoft SQL Server 2008 R2 10.50.1600.1 (X64) SP1 以降

外部データベースとして上記のいずれかのデータベースにアクセスし、セットアップする場合は、次の情報がわかっていることを確認してください。

  • データベース サーバのホスト名

  • データベース名

  • [Username]

  • パスワード

  • ポート番号


(注)  


Cisco UCS Central が設定された外部データベースにアクセスできるように、データベース サーバでファイアウォール ポートを開く必要があります。


外部データベースのセットアップ

Cisco UCS Central の初期セットアップ時、または統計情報収集のために外部データベースをセットアップする必要がある場合はいつでも、外部データベースをセットアップできます。

  • 初期セットアップ時の外部データベースのセットアップCisco UCS Central の初期セットアップを実行する場合は、統計情報収集を有効にするように促されます。 [Yes] を選択すると、外部データベースの情報を入力するように促されます。 [No] を選択すると、登録済み Cisco UCS ドメインからの統計情報データの収集は無効になります。

  • 任意の時点Cisco UCS Central CLI を使用して外部データベースに接続し、登録済み Cisco UCS ドメイン の統計情報収集をセットアップできます。 Oracle データベースのセットアップの詳細については、外部 Oracle データベースへの接続を参照してください。 PostgreSQL データべースのセットアップの詳細については、外部 PostgreSQL データベースへの接続を参照してください。 MS SQL データベースでのクエリのセットアップについては、外部 Microsoft SQL Server データベースへの接続 を参照してください。

外部データベースは、登録済み Cisco UCS ドメインのネットワーク トラフィック、温度、電力および冷却に関する統計情報データを保存します。 ネットワーク、温度、電力および冷却に関する統計情報データを取得するため、外部データベースに対してクエリを実行できます。 データベースでのクエリの実行の詳細については、外部データベースからのデータの取得を参照してください。


(注)  


統計情報データを保存する外部データベースのセットアップ時に、データベースから古いレコードを消去する間隔を設定する必要があります。 ユーザが外部データベースのメンテナンスを実行する必要があります。


外部データベースの設定に関するガイドライン

統計情報収集用のデータベースを設定した場合は、Cisco UCS Central サービスを必ず再起動してください。 サービスを再起動する必要がある状況を次に示します。

  • ISO イメージを使用して Cisco UCS Central の最新バージョンへアップグレードした後

    古いバージョンの Cisco UCS Central には統計情報収集機能がありません。 アップグレード プロセスの完了後に、Cisco UCS Central CLI を使用して統計情報データ収集用に外部データベースをセットアップできます。

  • Cisco UCS Central のインストール後に統計情報収集用に外部データベースをセットアップします。 外部データベースとして Oracle データベースまたは PostgreSQL データベースを使用できます。

  • Oracle データベースから PostgreSQL データベースへの切り替え後、または PostgreSQL データベースから Oracle データベースへの切り替え後。

Cisco UCS Central 統計情報データベースのバックアップと復元

Cisco UCS Central データベースは、Full State バックアップ時にはバックアップされません。 統計情報データを保存する外部データベースをセットアップした場合は、標準のデータベース バックアップと復元の手順に従ってください。 ただし、外部データベースを復元する前に、Cisco UCS Central サービスを停止する必要があります。 このサービスを停止するには、Cisco UCS Central CLI にログインし、local-mgmt コマンド モードで pmon stop コマンドを実行する必要があります。 データベースの復元後に、Cisco UCS Central CLIpmon start コマンドを実行して Cisco UCS Central サービスを開始します。

外部データベースでのエラーのトラブルシューティング

Cisco UCS Central が外部データベースへの接続に失敗する場合は、エラーが発生します。 Cisco UCS Central CLI のエラーの詳細を表示するには、show fault コマンドを使用するか、または Cisco UCS Central GUI の [Fault] パネルを確認します。 問題が解決すると、Cisco UCS Central は外部データベースへの接続を自動的に再試行します。 接続が確立されると、エラーが Cisco UCS Central CLI から消去されます。

外部データベースの統計情報データ

外部データベースでは、収集された統計情報データがテーブルに保存されます。 スクリプトを使用して、外部データベースから古い統計情報データを消去できます。 次の表で、データベース テーブルの名前と各テーブルに保存されるデータを説明します。

テーブル名

テーブルに保存されるデータ

adaptorHBAVnicStats

HBA アダプタのトラフィック データ。

adaptorNICVnicStats

NIC アダプタのトラフィック データ。

adaptorVnicStats

NIC/HBA アダプタのトラフィック データ。

computeMbPowerStats

ブレード サーバの電力データ。

computeMbTempStats

ブレード サーバの温度データ。

computeRackUnitMbTempStats

ラック サーバの温度データ。

equipmentChassisStats

シャーシの電力データ。

equipmentFanStats

シャーシのファン速度データ。

equipmentNetworkElementFanStats

FI のファン速度データ。

equipmentPsuStats

シャーシの PSU データ。

equipmentRackUnitFanStats

ラック サーバのファン速度データ。

equipmentRackUnitPsuStats

ラック サーバの PSU データ。

etherRxStats

受信イーサネット トラフィック データ。

etherTxStats

送信イーサネット トラフィック データ。

fcStats

FC トラフィック データ。

processorEnvStats

CPU 環境データ。

外部データベースからのデータの取得

データベースは、ネットワーク、温度、冷却、および電力に関する統計情報データを収集します。 登録済み Cisco UCS ドメインから収集されたデータはデータベースに保存され、その後次のように集約されます。

  • リアルタイム レコード

  • 親から子への集約

次の表で、データベース テーブルとこのテーブルに保存される情報の特性を説明します。

統計情報の種類 統計情報 Table MO/テーブル名 プロパティ
温度 吸気温度 1 computeMbTempStats fmTempSenIo
  プロセッサの温度 2 processorEnvStats 温度
電源 ブレードの DC 電源 3 computeMbPowerStats consumedPower
  シャーシの AC 電源 4 equipmentChassisStats inputPower
冷却 FI ファン速度 5 equipmentNetworkElementFanStats 速度
  シャーシ ファン速度 6 equipmentFanStats speed
FI イーサネット トラフィック 送信 7 etherTxStats TotalBytes
  Receive(受信) 8 etherRxStats TotalBytes
FI ファイバ チャネル トラフィック 送信/受信 9 fcStats BytesTx、BytesRx
サーバ イーサネット トラフィック 送信/受信 10 adaptorNICVnicStats BytesTx、BytesRx
サーバ FC トラフィック 送信/受信 11 adaptorHBAVnicStats BytesTx、BytesRx
サーバ イーサネットおよびファイバ チャネル トラフィック 送信/受信 12 adaptorVnicStats BytesTx、BytesRx
該当なし 内部 DN マッピング テーブル 13 affectedId2Dn 該当なし

ヒント


統計情報データベースのテーブル名は 30 文字より長くすることができます。 Oracle データベースでは 30 文字の制限があるため、テーブル名が切り捨てられることがあります。 Cisco UCS Central はこれを自動的に処理します。


リアルタイム レコードの集約

統計情報収集ポリシーは、登録済み Cisco UCS ドメインからのデータ収集間隔を指定します。 登録済み Cisco UCS ドメインから受信したデータはデータベースに保存され、時間、日次、または週次のレコードとして集約されます。 このリアルタイム レコードに基づく集約は、統計情報収集間隔によって定義されます。 データベースには、各レコード タイプごとに特定の ID または固有の識別情報があります。 次の表に、各レコード タイプの ID をリストします。

レコード タイプ ID

Real Time

0

Hourly

1

Daily

2

Weekly

3

統計情報収集ポリシーが 15 分に設定されている場合、4 つのリアルタイム レコードごとに 1 つの時間レコードが作成され、データベースに保存されます。 日次レコード集約または週次レコード集約は内部で定義されており、収集間隔によって定義されません。 24 時間ごとに 1 つの日次レコードが作成され、データベースに保存されます。 同様に、7 日間ごとに 1 つの週次レコードが作成され、データベースに保存されます。

親から子への集約

このタイプのデータ集約は、識別名(DN)に基づきます。 DN は、データベースで定義されているすべてのオブジェクトの一意の ID です。 子要素から親要素へのデータの合計バイト数が収集され、データベース テーブルに保存されます。 たとえば、サンプル ネットワークでドメインに 2 つのファブリック インターコネクトがあるとします。 各ファブリック インターコネクトにはスロットがあり、各スロットには異なるポートがあります。 これらのポートの統計情報データは、ドメイン レベルまですべて集約されます。

外部 Oracle データベースへの接続

はじめる前に
  • 外部 Oracle データベースをセットアップします。 サポートされているバージョンは、Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.1.0 - 64 ビット Production 以上です。 データベース サーバのホスト名、データベース名、およびデータベースにアクセスするためのユーザ名とパスワードを書き留めます。 データベースにテーブルを作成し、これらのテーブルでレコードを追加、変更、削除するための特権が必要です。

  • Cisco UCS Central が外部データベースにアクセスできるように、データベース サーバでファイアウォール ポートを開く必要があります。

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1UCSC# connect stats-mgr 

    Statistics Manager モードを開始します。

     
    ステップ 2 UCSC (stats-mgr) # scope db-configuration 

    データベース コンフィギュレーション モードを開始します。

     
    ステップ 3 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set type dbtype 

    データベース タイプ(この場合は Oracle)を設定します。

     
    ステップ 4 UCSC (stats-mgr) db-configuration # set hostname hostname 

    ホスト名を設定します。

     
    ステップ 5 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set port port-number 

    ポートを設定します。 デフォルトの Oracle ポートは 1521 です。

     
    ステップ 6 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set database dbname 

    データベース名を設定します。

     
    ステップ 7 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set user dbusername 

    データベース ユーザ名を設定します。

     
    ステップ 8 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set pwd <enter_key> 

    データベース パスワードを設定します。

     
    ステップ 9 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # commit-buffer  

    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

     

    次の例では、デフォルト ポートで外部 Oracle データベースを使用するようにCisco UCS Centralをセットアップし、トランザクションをコミットします。

    UCSC # connect stats-mgr
    UCSC (stats-mgr) # scope db-configuration
    UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set type oracle 
    UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set hostname 10.10.10.10
    UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set port 1521 
    UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set database DB1 
    UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set user User1
    UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set pwd <enter_key>
    Password:
    UCSC (stats-mgr) /db-configuration # commit-buffer  
    
    
    次の作業

    統計情報収集間隔をデフォルトの 15 分から 30 分に変更できます。 これは任意です。

    外部 PostgreSQL データベースへの接続

    はじめる前に
    • 外部 PostgreSQL データベースをセットアップします。 サポートされているバージョンは PostgreSQL (9.2.3) 以上です。 データベース サーバのホスト名、データベース名、およびデータベースにアクセスするためのユーザ名とパスワードを書き留めます。 データベースにテーブルを作成し、これらのテーブルでレコードを追加、変更、削除するための特権が必要です。

    • データベースの名前に postgres 句を含めることはできません。

    • Cisco UCS Central が外部データベースにアクセスできるように、データベース サーバでファイアウォール ポートを開く必要があります。

    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1UCSC# connect stats-mgr 

      Statistics Manager モードを開始します。

       
      ステップ 2 UCSC (stats-mgr) # scope db-configuration 

      データベース コンフィギュレーション モードを開始します。

       
      ステップ 3 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set type dbtype 

      データベース タイプ(この場合は postgreSQL)を設定します。

       
      ステップ 4 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set hostname hostname 

      ホスト名を設定します。

       
      ステップ 5 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set port port-number 

      ポートを設定します。 デフォルトのポートは 5432 です。

       
      ステップ 6 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set database dbname 

      データベース名を設定します。

       
      ステップ 7 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set user dbusername 

      データベース ユーザ名を設定します。

       
      ステップ 8 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set pwd <enter_key> 

      データベース パスワードを設定します。

       
      ステップ 9 UCSC (stats-mgr) /db-configuration # commit-buffer  

      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

       

      次の例では、デフォルト ポートで外部 postgreSQL データベースを使用するようにCisco UCS Centralをセットアップし、トランザクションをコミットします。

      UCSC # connect stats-mgr
      UCSC (stats-mgr) # scope db-configuration
      UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set type postgres 
      UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set hostname 10.10.10.10
      UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set port 5432 
      UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set database DB1 
      UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set user User1
      UCSC (stats-mgr) /db-configuration # set pwd <enter_key>
      Password
      UCSC (stats-mgr) /db-configuration # commit-buffer 
       
      
      次の作業

      統計情報収集間隔をデフォルトの 15 分から 30 分に変更できます。 これは任意です。

      標準レポート

      標準レポートは、Cisco UCS Central の事前定義レポートです。 標準レポートを使用して、ドメイン、シャーシ、またはサーバ レベルで集約された上位/下位 10 件の送信(Tx)データまたは受信(Rx)データを確認できます。 Cisco UCS Centralでは追加の標準レポートを作成することはできませんが、標準レポートのパラメータを変更できます。

      重要:

      標準レポートのパラメータを変更するには、管理ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 その他のユーザは、現在利用可能なレポートを実行できますが、レポート パラメータを編集することはできません。

      次の表で、Cisco UCS Central標準ネットワーク レポートについて説明します。

      名前 説明
      Default View

      レポートのビュー。 次のいずれかを指定できます。

      • グラフ

      • Table

      デフォルトでは [Chart] オプションが選択されています。

      Display

      レポートに含まれるデータの特性。 次のいずれかを指定できます。

      • [Top Tx or Rx]

      • [Bottom Tx or Rx]

      デフォルトでは、[Top Tx or Rx] オプションが選択されます。

      対象

      レポートのエンドポイント。 次のいずれかを指定できます。

      • [FI Ethernet Ports]
      • [FI FC Ports]
      • HBA
      • NIC

      デフォルトでは、[Fi Ethernet Ports] が選択されています。

      持続時間

      指定されているレポート実行期間。 次のいずれかを指定できます。

      • [Customized date and time range]
      • [Last 3 hours]
      • 過去 6 時間
      • Last 12 hours
      • 過去 24 時間
      • [Last 48 hours]

      デフォルトでは、[Last 12 hours] が選択されます。

      オーバーレイ

      オーバーレイ情報をレポートに含めます。

      コンテキスト

      レポートのコンテキスト。 次のいずれかを指定できます。

      • ドメイン
      • シャーシ
      • サーバ

      レポートのコンテキストを指定できるのは、エンドポイントが [HBAs] または [NICs] として指定されている場合だけです。 コンテキストを指定すると、ドメイン、シャーシまたはサーバ レベルでサーバ NIC または HBA のトラフィックを確認できます。 [FI Ethernet Ports] や [FI FC Ports] などのその他のエンドポイントでは、コンテキストでデフォルトで選択されている [Domains] は変更できません。

      コンテキストとして [Domains] を指定すると、ドメイン レベルのレポートがグラフでレンダリングされます。このグラフから、選択されているドメインのシャーシ レベルへさらにドリルダウンできます。 特定のシャーシ レベルからサーバにドリルダウンできます。

      コンテキストとして [Chassis] を指定すると、データはシャーシ レベルでレンダリングされ、サーバ レベルまでドリルダウンできます。

      コンテキストとして [Servers] を指定すると、データはサーバ レベルでレンダリングされ、それ以上ドリルダウンできません。

      デフォルトの選択内容で標準ネットワーク レポートを実行すると、生成されるレポートには、過去 12 時間の Cisco UCS ドメインの [Fi Ethernet Ports] の上位と下位の送信(Tx)データまたは受信(Rx)データが、グラフ形式で表示されます。

      ネットワーク レポートの生成

      はじめる前に

      標準レポートのパラメータを変更するには、管理ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 その他のユーザは、現在利用可能なレポートを実行できますが、レポート パラメータを編集することはできません。

      手順
        ステップ 1   メニュー バーで、[Statistics] をクリックします。
        ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Standard Reports] を展開します。
        ステップ 3   [Network] を展開し、生成するネットワーク レポート タイプを示すオプションをクリックします。
        • [Receive Traffic (Rx)]

        • [Transmit Traffic (Tx)]

        ステップ 4   (任意)レポートのパラメータを変更するには、[Work] ペインで [Configure] をクリックします。
        ステップ 5   [Work] ペインで、[Run/Refresh] をクリックします。

        [Work] ペインにレポートが表示されます。 グラフ タイプの表示を選択した場合は、グラフにカーソルを合わせると、合計送信トラフィック(Tx)バイト数または合計受信トラフィック(Rx)バイト数が表示されます。 エンドポイントとして [NICs] または [HBAs] を選択し、レポートのコンテキストとして [Domains] または [Chassis] を選択した場合、レポートの棒をクリックするとドリルダウンできます。


        ピーク ファン速度レポートの生成

        エンドポイント [Chassis Fans]、[Fabric Interconnect Fans]、または [Rack Unit Fans] のピーク ファン速度レポートを生成できます。 ピーク ファン速度レポートには [Average Fan Speed] をオーバーレイできます。 [Context] は [Domains] です。

        はじめる前に

        レポートを作成する場合、またはレポートのパラメータを変更する場合は、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権のないユーザまたは管理者以外のユーザは、現在使用可能なレポートの実行のみを行えます。

        手順
          ステップ 1   メニュー バーで、[Statistics] をクリックします。
          ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Standard Reports] > [Cooling] を展開し、[Peak Fan Speed] をクリックします。
          ステップ 3   既存のオプションを指定してレポートを実行するには、[Run Report To Load Data] をクリックします。
          ステップ 4   既存の設定を変更するには、[Configure] をクリックします。 [Configure Peak Fan Speed] ダイアログボックスでオプションを変更し、[Save & Run] をクリックします。

          ピーク温度レポートの生成

          登録済み Cisco UCS ドメインで、サーバ吸気口温度に関するレポートを生成できます。 ピーク温度レポートには [Average Temperature] をオーバーレイできます。

          はじめる前に

          レポートを作成する場合、またはレポートのパラメータを変更する場合は、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権のないユーザまたは管理者以外のユーザは、現在使用可能なレポートの実行のみを行えます。

          手順
            ステップ 1   メニュー バーで、[Statistics] をクリックします。
            ステップ 2   [Navigation] ペインで [Standard Reports] > [Temperature] を展開し、[Peak Temperature] をクリックします。
            ステップ 3   既存のオプションを指定してレポートを実行するには、[Run Report To Load Data] をクリックします。
            ステップ 4   既存の設定を変更するには、[Configure] をクリックします。 [Configure Peak Temperature] ダイアログボックスでオプションを変更し、[Save & Run] をクリックします。

            平均電力レポートの生成

            エンドポイント [Chassis (Input Power - AC)]、[Blade (Consumed Power - DC)]、または [Rack (Input Power - AC)] に関する平均電力レポートを生成できます。 平均電力レポートには [Peak Power] をオーバーレイできます。 [Context] は [Domains] です。

            はじめる前に

            レポートを作成する場合、またはレポートのパラメータを変更する場合は、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権のないユーザまたは管理者以外のユーザは、現在使用可能なレポートの実行のみを行えます。

            手順
              ステップ 1   メニュー バーで、[Statistics] をクリックします。
              ステップ 2   [Navigation] ペインで [Standard Reports] > [Power] を展開し、[Average Power] をクリックします。
              ステップ 3   既存のオプションを指定してレポートを実行するには、[Run Report To Load Data] をクリックします。
              ステップ 4   既存の設定を変更するには、[Configure] をクリックします。 [Configure Average Power] ダイアログボックスでオプションを変更し、[Save & Run] をクリックします。

              カスタム レポート

              カスタム レポートは、Cisco UCS Central で作成可能なレポートです。 これらのレポートを作成するには、管理者または統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権がないユーザ、または管理者以外のユーザの場合、UCS Central GUI の [Statistics] タブにアクセスできません。 UCS Central ではカスタム レポートを作成、変更、削除できます。

              [Report Groups] または [Ungrouped Reports] のいずれかで、独自の要件に基づいてカスタム レポートを作成できます。 レポート グループは、カスタム レポートをグループ化するためのコンテナとして機能します。 カスタム レポートには、標準レポート([Network]、[Cooling]、[Power]、および [Temperature] など)と同じレポート タイプ オプションがあります。

              カスタム レポート グループの作成

              Cisco UCS Central のカスタム レポート グループはフォルダのように機能し、グループ内にカスタム レポートを作成できます。 レポート グループ内に別のレポート グループを作成することもできます。

              はじめる前に

              管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。

              手順
                ステップ 1   メニュー バーで、[Statistics] をクリックします。
                ステップ 2   ナビゲーション ペインで、[Custom Reports] を右クリックし、[Create Group] を選択します。
                ステップ 3   (任意)[Work] ペインで [Create Schedule] をクリックします。
                ステップ 4   [Create Group] ダイアログボックスで、レポート グループの [Name] と [Description] 指定します。
                ステップ 5   [OK] をクリックします。

                このレポート グループは、[Navigation] ペインの [Custom Reports] の下に表示されます。


                次の作業

                このレポート グループ内にカスタム レポートを作成できます。

                レポート グループの削除

                重要:

                Cisco UCS Central GUI からレポート グループを削除すると、そのグループ内に作成したすべてのレポートも削除されます。

                はじめる前に
                • このタスクを実行するには、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。

                • レポート グループ内に作成されているカスタム レポートのリストを確認します。

                手順
                  ステップ 1   メニュー バーで、[Statistics] をクリックします。
                  ステップ 2   ナビゲーション ペインで、[Custom Reports] を展開します。

                  作成したレポート グループのリストが表示されます。

                  ステップ 3   削除するレポート グループを右クリックし、[Delete] をクリックします。

                  ダイアログボックスが開き、レポート グループの削除の確認が求められます。

                  ステップ 4   [Yes] をクリックします。

                  レポート グループと、そのグループ内のカスタム レポートが Cisco UCS Central GUI から削除されます。


                  カスタム レポートの作成

                  登録済み UCS ドメインの特定の統計情報データを表示するために、カスタム レポートを作成できます。 Cisco UCS Central では、カスタム レポート グループを作成し、その中にレポートを作成できます。

                  はじめる前に

                  カスタム レポートを作成するには、管理ユーザまたは統計の権限を持つユーザとしてログインする必要があります。

                  手順
                    ステップ 1   メニュー バーで、[Statistics] をクリックします。
                    ステップ 2   ナビゲーション ペインで、[Custom Reports] を展開します。
                    ステップ 3   [Ungrouped Reports] を右クリックし、[Create Report] を選択します。

                    レポート グループ内にレポートを作成するには、[Navigation] ペインで目的のレポート グループを右クリックし、[Create Report] を選択します。

                    レポート グループの作成の詳細については、カスタム レポート グループの作成を参照してください。

                    ステップ 4   [Create Report] ダイアログボックスで、レポートの [Name] を指定します。
                    ステップ 5   (任意)レポートの説明を指定します。
                    ステップ 6   [Properties] 領域で、必要な情報を指定します。

                    選択したレポート タイプに基づいて、[Properties] 領域の必須データが変化します 生成するレポートのタイプに必要なすべての情報を指定する必要があります。

                    ステップ 7   [OK] をクリックします。

                    このレポートは、[Navigation] ペインの [Custom Reports] の下と作業領域内に表示されます。


                    次の作業

                    レポートを実行してデータを表示できます。

                    カスタム レポートの実行

                    はじめる前に

                    レポートを作成する場合、またはレポートのパラメータを変更する場合は、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。 統計特権のないユーザまたは管理者以外のユーザは、現在使用可能なレポートの実行のみを行えます。

                    手順
                      ステップ 1   メニュー バーで、[Statistics] をクリックします。
                      ステップ 2   ナビゲーション ペインで、[Custom Reports] を展開します。
                      ステップ 3   (任意)実行するレポートがレポート グループに含まれている場合は、そのレポート グループ名を展開します。

                      実行するレポートがレポート グループに含まれていない場合は、[Ungrouped Reports] を展開します。

                      ステップ 4   レポートの名前を選択し、[Work] ペインで [Run/Refresh] をクリックします。
                      ステップ 5   (任意)グラフ表示とテーブル表示を切り替えるには、レポートで該当するオプションをクリックします。

                      レポートのテーブル ビューには、0 や 1 などの値が表示されることがあります。 値 0 は、レポートに表示されるデータが、登録済み UCS ドメインから実際に収集されたデータであることを示します。 値 -1 は、Cisco UCS Central が指定されている期間内に UCS ドメインから統計情報を受信しなかったか、または指定されているエンドポイントの統計情報を UCS ドメインから受信しなかったことを示します。 これは、UCS ドメインへの接続が失われ、接続が復元されるまでドメインの統計情報データが収集されなかった場合に発生します。 グラフ ビューでは、これはレポート上の破線で示されます。


                      カスタム レポートの削除

                      はじめる前に

                      このタスクを実行するには、管理者ユーザまたは統計特権を持つユーザとしてログインする必要があります。

                      手順
                        ステップ 1   メニュー バーで、[Statistics] をクリックします。

                        ステップ 2   ナビゲーション ペインで、[Custom Reports] を展開します。

                        作成したレポート グループのリストが表示されます。

                        ステップ 3   削除する必要があるレポートが含まれているレポート グループを展開します。

                        レポート グループがない場合は、[Ungrouped Reports] を展開します。

                        ステップ 4   レポート名を右クリックし、[Delete] をクリックします。

                        ダイアログボックスが開き、レポートの削除の確認が求められます。

                        ステップ 5   [Yes] をクリックします。

                        レポートが Cisco UCS Central GUI から削除されます。