Cisco UCS Central ソフトウェア ユーザ マニュアル リリース 1.2
ストレージ ポリシー
ストレージ ポリシー

ストレージ ポリシー

この章は、次の内容で構成されています。

vHBA テンプレート

このテンプレートは、サーバ上の vHBA と SAN の接続方法を定義するポリシーです。 これは、vHBA SAN 接続テンプレートとも呼ばれます。

このポリシーを有効にするには、このポリシーをサービス プロファイルに含める必要があります。

vHBA テンプレートの作成

手順
    ステップ 1   メニュー バーで、[Storage] をクリックします。
    ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Storage] > [Policies] > [root] を展開します。

    サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、[Sub-Organizations] > [Organization_Name] を展開します。

    ステップ 3   [vHBA Templates] を右クリックし、[Create vHBA Template] を選択します。
    ステップ 4   [Create vHBA Template] ダイアログボックスで、[Name] と説明(任意)を入力します。
    ステップ 5   [Fabric ID]、[Select VSAN]、および [Template Type] を選択します。
    ステップ 6   ドロップダウン リストから [WWPN Pool] 、[QoS Policy] 、および [Stats Threshold Policy] を選択します。

    このダイアログボックスから WWPN プール、QoS ポリシー、およびしきい値ポリシーを作成することもできます。

    ステップ 7   [OK] をクリックします。

    vHBA テンプレートの削除

    手順
      ステップ 1   メニュー バーで、[Storage] をクリックします。
      ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Storage] > [Policies] > [root] を展開します。

      サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、[Sub-Organizations] > [Organization_Name] を展開します。

      ステップ 3   [vHBA Templates] を展開します。
      ステップ 4   削除する vHBA テンプレートを右クリックし、[Delete] を選択します。
      ステップ 5   Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

      デフォルトの vHBA 動作ポリシー

      デフォルトの vHBA 動作ポリシーにより、サービス プロファイルに対する vHBA の作成方法を設定できます。 vHBAs を手動で作成するか、自動的に作成されるようにするかを選択できます。

      デフォルトの vHBA 動作ポリシーを設定して、vHBA の作成方法を定義することができます。 次のいずれかになります。

      • [None]:Cisco UCS ManagerCisco UCS Central は、サービス プロファイルにデフォルトの vHBA を作成しません。 すべての vHBA を明示的に作成する必要があります。

      • [HW Inherit]:サービス プロファイルが vHBA を必要とし、何も明示的に定義されていない場合、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central はサービス プロファイルに関連付けられたサーバにインストールされたアダプタに基づいて必要な vHBA を作成します。


      (注)  


      vHBA のデフォルト動作ポリシーを指定しない場合、[none] がデフォルトで使用されます。


      vHBA のデフォルト動作の設定

      vHBA のデフォルト動作ポリシーを指定しない場合、[none] がデフォルトで使用されます。

      手順
        ステップ 1   メニュー バーで、[Storage] をクリックします。
        ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Storage] > [Policies] > [root] を展開します。

        ルート組織ではデフォルトの vHBA 動作ポリシーのみを設定できます。 サブ組織ではデフォルトの vHBA 動作ポリシーは設定できません。

        ステップ 3   [Default vHBA Behavior] を右クリックし、[Properties] を選択します。
        ステップ 4   [Properties (Default vHBA Behavior)] ダイアログボックスで [Action] を選択し、オプションの [vHBA Template] を選択します。
        ステップ 5   [OK] をクリックします。

        イーサネットおよびファイバ チャネル アダプタ ポリシー

        このようなポリシーは、アダプタのトラフィック処理方法など、ホスト側のアダプタの動作を制御します。 たとえば、このようなポリシーを使用して、次のデフォルト設定を変更できます。

        • キュー

        • 割り込み処理

        • パフォーマンス拡張

        • RSS ハッシュ

        • 2 つのファブリック インターコネクトによるクラスタ構成におけるフェールオーバー


        (注)  


        ファイバ チャネル アダプタ ポリシーの場合は、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central で表示される値が QLogic SANsurfer などのアプリケーションで表示される値と一致しない場合があります。 たとえば、次の値は、SANsurfer と Cisco UCS ManagerCisco UCS Central で明らかに異なる場合があります。

        • ターゲットごとの最大 LUN:SANsurfer の最大 LUN は 256 であり、この数値を超える値は表示されません。 Cisco UCS ManagerCisco UCS Central でサポートされている最大 LUN 数はこれよりも大きくなっています。

        • リンク ダウン タイムアウト:SANsurfer では、リンク ダウンのタイムアウトしきい値を秒単位で設定します。 Cisco UCS ManagerCisco UCS Central では、この値をミリ秒で設定します。 したがって、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central で 5500 ミリ秒と設定された値は、SANsurfer では 5 秒として表示されます。

        • 最大データ フィールド サイズ:SANsurfer で許可される値は 512、1024、および 2048 です。 Cisco UCS ManagerCisco UCS Central では、任意のサイズの値を設定できます。 したがって、Cisco UCS ManagerCisco UCS Central で 900 と設定された値は、SANsurfer では 512 として表示されます。


        オペレーティング システム固有のアダプタ ポリシー

        デフォルトでは、Cisco UCS は、イーサネット アダプタ ポリシーとファイバ チャネル アダプタ ポリシーのセットを提供します。 これらのポリシーには、サポートされている各サーバ オペレーティング システムにおける推奨設定が含まれています。 オペレーティング システムはこれらのポリシーに影響されます。 通常、ストレージ ベンダーはデフォルト以外のアダプタ設定を要求します。 ベンダーが提供しているサポート リストで必須設定の詳細を確認できます。

        重要:

        該当するオペレーティング システムには、これらのポリシーの値を使用することを推奨します。 シスコのテクニカル サポートで指示されない限り、デフォルトのポリシーの値は変更しないでください。

        ただし、(デフォルトの Windows のアダプタ ポリシーを使用する代わりに)Windows OS のイーサネット アダプタ ポリシーを作成する場合は、次の式を使用して Windows で動作する値を計算します。

        • 完了キュー = 送信キュー + 受信キュー
        • 割り込み回数 = (完了キュー + 2) 以上である 2 のべき乗の最小値

        たとえば、送信キューが 1 で受信キューが 8 の場合、

        • 完了キュー = 1 + 8 = 9
        • 割り込み回数 = (9 + 2) 以上の 2 のべき乗の最小値 = 16

        ファイバ チャネル アダプタ ポリシーの作成

        手順
          ステップ 1   メニュー バーで、[Storage] をクリックします。
          ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Storage] > [Policies] > [root] を展開します。

          サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、[Sub-Organizations] > [Organization_Name] を展開します。

          ステップ 3   [Fibre Channel Adapter Policies] を右クリックし、[Create Fibre Channel Adapter Policy] を選択します。
          ステップ 4   [Create Fibre Channel Adapter Policy] ダイアログボックスで、[Name] と説明(任意)を入力します。
          ステップ 5   [Resources] 領域で、[Transmit Queues]、[Receive Queues]、[SCSI I/O Queues] の [Ring Size] を入力します。
          ステップ 6   [Options] 領域で [FCP Error Recovery] と [Interrupt Mode] を選択し、[Flogi Retries] 、[Flogi Timeout (ms)]、[Plogi Retries]、[Plogi Timeout (ms)]、[Port Down Timeout (ms)]、[Port Down IO Retry]、[Link Down Timeout (ms)]、[IO Throttle Count]、および [Max LUNs Per Target] に値を入力します。
          ステップ 7   [OK] をクリックします。

          ファイバ チャネル アダプタ ポリシーの削除

          手順
            ステップ 1   メニュー バーで、[Storage] をクリックします。
            ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Storage] > [Policies] > [root] を展開します。

            サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、[Sub-Organizations] > [Organization_Name] を展開します。

            ステップ 3   [Fibre Channel Adapter Policies] を展開します。
            ステップ 4   削除するポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。
            ステップ 5   Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。

            LAN および SAN 接続ポリシー

            接続ポリシーは、ネットワーク上のサーバと LAN または SAN 間の接続およびネットワーク通信リソースを決定します。 これらのポリシーは、プールを使用してサーバに MAC アドレス、WWN、および WWPN を割り当て、サーバがネットワークとの通信に使用する vNIC および vHBA を識別します。


            (注)  


            これらの接続ポリシーは、サービス プロファイルおよびサービス プロファイル テンプレートに含まれ、複数のサーバを設定するために使用できるので、静的 ID を接続ポリシーで使用することはお勧めしません。


            LAN および SAN の接続ポリシーに必要な権限

            接続ポリシーにより、ネットワークまたはストレージ権限のないユーザがネットワークおよびストレージ接続をしているサービス プロファイルおよびサービス プロファイル テンプレートを作成および変更することが可能になります。 ただし、ユーザは接続ポリシーを作成するための適切なネットワークおよびストレージの権限が必要です。

            接続ポリシーの作成に必要な権限

            接続ポリシーは、他のネットワークおよびストレージ構成と同じ権限を必要とします。 たとえば、接続ポリシーを作成するには、次の権限の少なくとも 1 つを有している必要があります。

            • [admin]:LAN および SAN 接続ポリシーを作成できます

            • [ls-server]:LAN および SAN 接続ポリシーを作成できます

            • [ls-network]:LAN 接続ポリシーを作成できます

            • [ls-storage]:SAN 接続ポリシーを作成できます

            接続ポリシーをサービス プロファイルに追加するために必要な権限

            接続ポリシーの作成後、ls-compute 権限を持つユーザは、そのポリシーをサービス プロファイルまたはサービス プロファイル テンプレートに組み込むことができます。 ただし、ls-compute 権限しかないユーザは接続ポリシーを作成できません。

            SAN 接続ポリシーの作成

            手順
              ステップ 1   メニュー バーで、[Storage] をクリックします。
              ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Storage] > [Policies] > [root] を展開します。

              サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、[Sub-Organizations] > [Organization_Name] を展開します。

              ステップ 3   [SAN Connectivity Policies] を右クリックし、[Create SAN Connectivity Policy] を選択します。
              ステップ 4   [Create SAN Connectivity Policy] ダイアログボックスで、[Name] と説明(任意)を入力します。
              ステップ 5   [WWNN Assignment] 領域で [Global Pool] または [OUI] を選択します。
              ステップ 6   [vHBA] テーブルで [Create vHBA] をクリックし、vHBA を SAN 接続ポリシーに追加します。
              ステップ 7   [OK] をクリックします。

              SAN 接続ポリシーの削除

              手順
                ステップ 1   メニュー バーで、[Storage] をクリックします。
                ステップ 2   [Navigation] ペインで、[Storage] > [Policies] > [root] を展開します。

                サブ組織のポリシーを作成するか、またはそのポリシーにアクセスするには、[Sub-Organizations] > [Organization_Name] を展開します。

                ステップ 3   [SAN Connectivity Policies] を展開します。
                ステップ 4   削除するポリシーを右クリックし、[Delete] を選択します。
                ステップ 5   Cisco UCS Central GUI に確認ダイアログボックスが表示されたら、[Yes] をクリックします。