Cisco UCS Central CLI コンフィギュレーション ガイド リリース 1.0
サーバ関連プールの設定
サーバ関連プールの設定
発行日;2013/04/26   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

サーバ関連プールの設定

この章の内容は、次のとおりです。

IP プールの設定

IP プール

IP プールは、IP アドレスの集合です。 次のいずれかの方法で、Cisco UCS Central で IP プールを使用できます。

  • Cisco UCS Manager サーバの外部管理。
  • iSCSI ブート イニシエータ。
  • Cisco UCS Manager の外部管理および iSCSI ブート イニシエータの両方。

(注)  


IP プールには、サーバまたはサービス プロファイルの静的 IP アドレスとして割り当てられているどの IP アドレスも含まれていてはなりません。


同じ IP アドレスが 2 つの異なる Cisco UCS ドメインに割り当てられた場合は、障害が発生します。 同じ IP アドレスを使用する場合は、[scope] プロパティを使用して、ブロック内の IP アドレスがパブリックとプライベートのどちらであるかを指定できます。

  • [public]:ブロック内の IP アドレスを 1 つの登録済み Cisco UCS ドメインのみに割り当てることができます。
  • [private]:ブロック内の IP アドレスを複数の Cisco UCS ドメインに割り当てることができます。

Cisco UCS Central は、デフォルトでパブリック IP プールを作成します。

グローバル IP プールは、同様の地理的な場所で使用する必要があります。 IP アドレッシング スキームが異なる場合は、これらのサイトに同じ IP プールを使用できません。

IP プールの作成

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1UCSC# connect policy-mgr  

    Policy Manager モードを開始します。

     
    ステップ 2UCSC(policy-mgr)# scope org org-name 

    指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

     
    ステップ 3UCSC(policy-mgr) /org # create ip-pool pool-name  

    指定された名前で IP プールを作成し、組織 IP プール モードを開始します。

     
    ステップ 4UCSC(policy-mgr) /org/ip-pool # set descr description   (任意)

    IP プールの説明を記入します。

    (注)     

    説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

     
    ステップ 5UCSC(policy-mgr) /org/ip-pool # create block first-ip-addr last-ip-addr gateway-ip-addr subnet-mask 

    IP アドレス ブロック(範囲)を作成し、組織 IP プール ブロック モードを開始します。 アドレス範囲の最初と最後の IP アドレス、ゲートウェイ IP アドレス、およびサブネット マスクを指定します。

    (注)     

    IP プールには、複数の IP ブロックを含めることができます。 複数のブロックを作成するには、組織 IP プール モードから複数の create block コマンドを入力します。

     
    ステップ 6UCSC(policy-mgr) /org/ip-pool/block # set primdns ip-address secdns ip-address 

    プライマリ DNS とセカンダリ DNS の IP アドレスを指定します。

     
    ステップ 7UCSC(policy-mgr) /org/ip-pool/block #set scope {private | public} 

    IP アドレスがプライベートかパブリックかを指定します。

     
    ステップ 8UCSC(policy-mgr) /org/ip-pool/block # commit-buffer  

    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

    (注)     

    別のプールを作成する場合は、5 秒以上待ちます。

     

    次に、GPool1 という名前の IP プールを作成し、プールの説明を記入し、IP アドレス ブロックおよびプールで使用されるプライマリとセカンダリの IP アドレスを指定し、プールをプライベートに設定し、トランザクションをコミットする例を示します。

    UCSC# connect policy-mgr
    UCSC(policy-mgr)# scope org /
    UCSC(policy-mgr) /org # create ip-pool GPool1
    UCSC(policy-mgr) /org/ip-pool* # set descr "This is IP pool GPool1"
    UCSC(policy-mgr) /org/ip-pool* # create block 192.168.100.1 192.168.100.200 192.168.100.10 255.255.255.0
    UCSC(policy-mgr) /org/ip-pool/block* # set primdns 192.168.100.1 secdns 192.168.100.20
    UCSC(policy-mgr) /org/ip-pool/block* # set scope private
    UCSC(policy-mgr) /org/ip-pool/block* # commit-buffer
    UCSC(policy-mgr) /org/ip-pool/block # 
    
    次の作業

    IP プールはサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方にインクルードします。

    IP プールの削除

    プールを削除すると、Cisco UCS Central は、Cisco UCS ManagervNIC または vHBA に割り当てられているプールからどのアドレスも再割り当てしません。 次のいずれかの条件が満たされるまで、削除されたプールからのすべての割り当て済みアドレスは、それらが割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。

    • 関連付けられたサービス プロファイルが削除される。
    • アドレスが割り当てられた vHBA または vNIC が削除される。
    • vNIC または vHBA が別のプールに割り当てられる。
    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1UCSC# connect policy-mgr  

      Policy Manager モードを開始します。

       
      ステップ 2UCSC(policy-mgr)# scope org org-name 

      指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

       
      ステップ 3UCSC(policy-mgr) /org # delete ip-pool pool-name  

      指定された IP プールを削除します。

       
      ステップ 4UCSC(policy-mgr) /org # commit-buffer  

      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

      (注)     

      別のプールを削除する場合は、5 秒以上待ちます。

       

      次に、GPool1 という名前の IP プールを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

      UCSC# connect policy-mgr
      UCSC(policy-mgr)# scope org /
      UCSC(policy-mgr) /org # delete ip-pool GPool1
      UCSC(policy-mgr) /org* # commit-buffer
      UCSC(policy-mgr) /org # 
      

      IQN プールの設定

      IQN プール

      IQN プールは、Cisco UCS ドメイン内の iSCSI vNIC によって発信側 ID として使用される iSCSI 修飾名(IQN)の集合です。 Cisco UCS Central で作成された IQN プールは、Cisco UCS ドメイン間で共有できます。

      IQN プール メンバーの形式は、prefix:suffix:numberであり、接頭辞、接尾辞、および番号のブロック(範囲)を指定できます。

      IQN プールは、番号の範囲と接尾辞は異なるものの、同じ接頭辞を共有する複数の IQN ブロックを含むことができます。

      IQN プールの作成


      (注)  


      大部分の場合、IQN の最大サイズ(プレフィックス + サフィックス + 追加文字)は 223 文字です。 Cisco UCS NIC M51KR-B アダプタを使用する場合、IQN のサイズを 128 文字に制限する必要があります。


      手順
         コマンドまたはアクション目的
        ステップ 1UCSC# connect policy-mgr  

        Policy Manager モードを開始します。

         
        ステップ 2UCSC(policy-mgr)# scope org org-name 

        指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

         
        ステップ 3UCSC(policy-mgr) /org # create iqn-pool pool-name  

        指定された名前で IQN プールを作成し、組織 IQN プール モードを開始します。

        この名前には、1 ~ 32 文字の英数字を使用できます。 以下を除く特殊文字やスペースは使用できません。-(ハイフン)、_(アンダースコア)、:(コロン)、および . (ピリオド)。また、オブジェクトを保存した後に、この名前を変更できません。

         
        ステップ 4UCSC(policy-mgr) /org/iqn-pool # set iqn-prefix prefix  

        IQN ブロック メンバーのプレフィックスを指定します。 アダプタ カードによって制限されない限り、プレフィックスには最大 150 文字を使用できます。

         
        ステップ 5UCSC(policy-mgr) /org/iqn-pool # set descr description   (任意)

        IQN プールの説明を記入します。

        256 文字以下で入力します。 `(アクセント記号)、\(バックスラッシュ)、^(キャラット)、"(二重引用符)、=(等号)、>(大なり記号)、<(小なり記号)、および '(一重引用符)以外のすべての文字またはスペースを使用できます。

        (注)     

        説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

         
        ステップ 6UCSC(policy-mgr) /org/iqn-pool # create block suffix from to  

        IQN ブロック(範囲)を作成し、組織 IQN プール ブロック モードを開始します。 ベース サフィックス、サフィックス開始番号、およびサフィックス終了番号を指定する必要があります。 最終的な IQN プール メンバーは prefix:suffix:number という形式になります。 サフィックスは最大 64 文字まで使用できます。

        (注)     

        IQN プールには、複数の IQN ブロックを含めることができます。 複数のブロックを作成するには、組織 IQN プール モードから複数の create block コマンドを入力します。

         
        ステップ 7UCSC(policy-mgr) /org/iqn-pool/block # commit-buffer  

        トランザクションをシステムの設定にコミットします。

        (注)     

        別のプールを作成する場合は、5 秒以上待ちます。

         

        次に、GPool1 という名前の IQN プールを作成し、プールの説明を記入し、プールに使用されるプレフィックスおよびサフィックス ブロックを指定し、トランザクションをコミットする例を示します。

        UCSC# connect policy-mgr
        UCSC(policy-mgr)# scope org /
        UCSC(policy-mgr) /org # create iqn-pool GPool1
        UCSC(policy-mgr) /org/iqn-pool* # set iqn-prefix iqn.alpha.com
        UCSC(policy-mgr) /org/iqn-pool* # set descr "This is IQN pool GPool1"
        UCSC(policy-mgr) /org/iqn-pool* # create block beta 3 5
        UCSC(policy-mgr) /org/iqn-pool/block* # commit-buffer
        UCSC(policy-mgr) /org/iqn-pool/block # 
        次の作業

        IQN 接尾辞プールをサービス プロファイルまたはテンプレートのいずれか一方、または両方に含めます。

        IQN プールの削除

        プールを削除すると、Cisco UCS Central は、Cisco UCS ManagervNIC または vHBA に割り当てられているプールからどのアドレスも再割り当てしません。 次のいずれかの条件が満たされるまで、削除されたプールからのすべての割り当て済みアドレスは、それらが割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。

        • 関連付けられたサービス プロファイルが削除される。
        • アドレスが割り当てられた vHBA または vNIC が削除される。
        • vNIC または vHBA が別のプールに割り当てられる。
        手順
           コマンドまたはアクション目的
          ステップ 1UCSC# connect policy-mgr  

          Policy Manager モードを開始します。

           
          ステップ 2UCSC(policy-mgr)# scope org org-name 

          指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

           
          ステップ 3UCSC(policy-mgr) /org # delete iqn-pool pool-name  

          指定された IQN プールを削除します。

           
          ステップ 4UCSC(policy-mgr) /org # commit-buffer  

          トランザクションをシステムの設定にコミットします。

          (注)     

          別のプールを削除する場合は、5 秒以上待ちます。

           

          次に、GPool1 という名前の IQN プールを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

          UCSC# connect policy-mgr
          UCSC(policy-mgr)# scope org /
          UCSC(policy-mgr) /org # delete iqn-pool GPool1
          UCSC(policy-mgr) /org* # commit-buffer
          UCSC(policy-mgr) /org # 

          UUID 接尾辞プールの設定

          UUID 接尾辞プール

          UUID 接尾辞プールは、サーバへの割り当てに使用できる SMBIOS UUID の集まりです。 UUID の接頭辞を構成する先頭の桁の数字は固定です。 残りの桁で構成される UUID 接尾辞は変数です。 UUID 接尾辞プールは、競合を避けるため、その特定のプールを使用するサービス プロファイルに関連付けられたサーバごとに、これらの変数値が固有であることを保証します。

          サービス プロファイルで UUID 接尾辞プールを使用する場合、サービス プロファイルに関連付けられたサーバの UUID を手動で設定する必要はありません。 Cisco UCS Central からのグローバル UUID 接尾辞プールを Cisco UCS Central または Cisco UCS Manager 内のサービス プロファイルに割り当てることにより、それらを Cisco UCS ドメイン間で共有できます。

          UUID 接尾辞プールの作成

          手順
             コマンドまたはアクション目的
            ステップ 1UCSC# connect policy-mgr  

            Policy Manager モードを開始します。

             
            ステップ 2UCSC(policy-mgr)# scope org org-name 

            指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

             
            ステップ 3UCSC(policy-mgr) /org # create uuid-suffix-pool pool-name  

            指定された名前で UUID 接尾辞プールを作成し、組織の UUID 接尾辞プール モードを開始します。

             
            ステップ 4UCSC(policy-mgr) /org/uuid-suffix-pool # set descr description   (任意)

            UUID サフィックス プールの説明を記入します。

            (注)     

            説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

             
            ステップ 5UCSC(policy-mgr) /org/uuid-suffix-pool # create block first-uuid last-uuid  

            UUID サフィックス ブロック(範囲)を作成し、組織 UUID サフィックス プール ブロック モードを開始します。 nnnn-nnnnnnnnnnnn 形式を使用してブロック内の最初と最後の UUID サフィックスを指定する必要があります。UUID サフィックス間はスペースで区切ります。

            (注)     

            UUID サフィックス プールには、複数の UUID サフィックス ブロックを含めることができます。 複数の UUID サフィックス ブロックを作成するには、組織 UUID サフィックス プール モードから複数の create block コマンドを入力します。

             
            ステップ 6UCSC(policy-mgr) /org/uuid-suffix-pool/block # commit-buffer  

            トランザクションをシステムの設定にコミットします。

            (注)     

            別のプールを作成する場合は、5 秒以上待ちます。

             

            次に、GPool1 という名前の UUID サフィックス プールを作成し、プールの説明を記入し、プールに使用される UUID サフィックス ブロックを指定し、トランザクションをコミットする例を示します。

            UCSC# connect policy-mgr
            UCSC(policy-mgr)# scope org /
            UCSC(policy-mgr) /org # create uuid-suffix-pool GPool1
            UCSC(policy-mgr) /org/uuid-suffix-pool* # set descr "This is UUID suffix pool GPool1"
            UCSC(policy-mgr) /org/uuid-suffix-pool* # create block 1000-000000000001 1000-000000000010
            UCSC(policy-mgr) /org/uuid-suffix-pool/block* # commit-buffer
            UCSC(policy-mgr) /org/uuid-suffix-pool/block # 
            次の作業

            UUID 接尾辞プールはサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方にインクルードします。

            UUID 接尾辞プールの削除

            プールを削除すると、Cisco UCS Central は、Cisco UCS ManagervNIC または vHBA に割り当てられているプールからどのアドレスも再割り当てしません。 次のいずれかの条件が満たされるまで、削除されたプールからのすべての割り当て済みアドレスは、それらが割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。

            • 関連付けられたサービス プロファイルが削除される。
            • アドレスが割り当てられた vHBA または vNIC が削除される。
            • vNIC または vHBA が別のプールに割り当てられる。
            手順
               コマンドまたはアクション目的
              ステップ 1UCSC# connect policy-mgr  

              Policy Manager モードを開始します。

               
              ステップ 2UCSC(policy-mgr)# scope org org-name 

              指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

               
              ステップ 3UCSC(policy-mgr) /org # delete uuid-suffix-pool pool-name  

              指定された UUID サフィックス プールを削除します。

               
              ステップ 4UCSC(policy-mgr) /org # commit-buffer  

              トランザクションをシステムの設定にコミットします。

              (注)     

              別のプールを削除する場合は、5 秒以上待ちます。

               

              次に、GPool1 という名前の UUID サフィックス プールを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

              UCSC# connect policy-mgr
              UCSC(policy-mgr)# scope org /
              UCSC(policy-mgr) /org # delete uuid-suffix-pool GPool1
              UCSC(policy-mgr) /org* # commit-buffer
              UCSC(policy-mgr) /org #