Cisco UCS Central CLI コンフィギュレーション ガイド リリース 1.0
WWN プールの設定
WWN プールの設定
発行日;2013/04/26   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

WWN プールの設定

この章の内容は、次のとおりです。

WWN プール

WWN プールは、Cisco UCS ドメイン内のファイバ チャネル vHBA で使用される WWN の集合です。 Cisco UCS Central で作成された WWN プールは、Cisco UCS ドメイン間で共有できます。 次の独立したプールを作成します。

  • サーバに割り当てられる WW ノード名
  • vHBA に割り当てられる WW ポート名
  • WW ノード名と WW ポート名の両方
重要:

WWN プールは、20:00:00:00:00:00:00:00 ~ 20:FF:FF:FF:FF:FF:FF:FF、または 50:00:00:00:00:00:00:00 ~ 5F:FF:FF:FF:FF:FF:FF:FF の範囲内の WWNN または WWPN だけをインクルードできます。 その他の WWN 範囲はすべて予約されています。 SAN ファブリックで Cisco UCS WWNN と WWPN を確実に一意にするには、プールのすべてのブロックに 20:00:00:25:B5:XX:XX:XX の WWN プレフィックスを使用することをお勧めします。

サービス プロファイルで WWN プールを使用する場合は、サービス プロファイルに関連付けられたサーバで使用される WWN を手動で設定する必要はありません。 複数のテナントを実装するシステムでは、WWN プールを使用して、各組織で使用される WWN を制御できます。

WWN をブロック単位でプールに割り当てます。

WWNN プール

WWNN プールは、WW ノード名だけを含む WWN プールです。 サービス プロファイルに WWNN のプールを含める場合、関連付けられたサーバには、そのプールから WWNN が割り当てられます。

WWPN プール

WWPN プールは、WW ポート名だけを含む WWN プールです。 サービス プロファイルに WWPN のプールを含める場合、関連付けられたサーバの各 vHBA 上のポートには、そのプールから WWPN が割り当てられます。

WWxN プール

WWxN プールは、WW ノード名および WW ポート名の両方を含む WWN プールです。 ノードごとに WWxN プールで作成されるポート数を指定できます。 WWxN プールのプール サイズは、ノードごとのポートに 1 を加えた数の倍数である必要があります。 たとえば、ノードごとに 7 個のポートがある場合、プール サイズは 8 の倍数である必要があります。 ノードごとに 63 個のポートがある場合、プール サイズは、64 の倍数である必要があります。

WWN プールの作成

重要:

WWN プールは、20:00:00:00:00:00:00:00 ~ 20:FF:FF:FF:FF:FF:FF:FF、または 50:00:00:00:00:00:00:00 ~ 5F:FF:FF:FF:FF:FF:FF:FF の範囲内の WWNN または WWPN だけをインクルードできます。 その他の WWN 範囲はすべて予約されています。 SAN ファブリックで Cisco UCS WWNN と WWPN を確実に一意にするには、プールのすべてのブロックに 20:00:00:25:B5:XX:XX:XX の WWN プレフィックスを使用することをお勧めします。

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1UCSC# connect policy-mgr  

    Policy Manager モードを開始します。

     
    ステップ 2UCSC(policy-mgr)# scope org org-name 

    指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

     
    ステップ 3UCSC(policy-mgr) /org # create wwn-pool wwn-pool-name {node-and-port-wwn-assignment | node-wwn-assignment | port-wwn-assignment}  

    指定された名前と目的で WWN プールを作成し、組織 WWN プール モードを開始します。 次のいずれかになります。

    • node-and-port-wwn-assignment:ワールド ワイド ノード名(WWNN)およびワールド ワイド ポート名(WWPN)の両方を含む WWxN プールを作成します。
    • node-wwn-assignment:WWNN のみを含む WWNN プールを作成します。
    • port-wwn-assignment:WWPN のみを含む WWPN プールを作成します。
     
    ステップ 4UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool # set descr description   (任意)

    WWN プールの説明を記入します。

    (注)     

    説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

     
    ステップ 5UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool # set descr description   (任意)

    WWN プールの説明を記入します。

    (注)     

    説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

     
    ステップ 6UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool # set max-ports-per-node {15-ports-per-node | 3-ports-per-node | 31-ports-per-node | 63-ports-per-node | 7-ports-per-node} 

    WWxN プールの場合、このプール内の各ノード名に割り当てることができるポートの最大数。 デフォルト値は 3-ports-per-node です。

    (注)     

    WWxN プールのプール サイズは、ノードごとのポートに 1 を加えた数の倍数である必要があります。 たとえば、7-ports-per-node を指定する場合、プール サイズは 8 の倍数である必要があります。 63-ports-per-node を指定する場合、プール サイズは 64 の倍数である必要があります。

     
    ステップ 7UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool # create block first-wwn last-wwn  

    WWN ブロック(範囲)を作成し、組織 WWN プール ブロック モードを開始します。 アドレス範囲の最初と最後の WWN を nn:nn:nn:nn:nn:nn:nn:nn 形式で指定する必要があります。WWN 間はスペースで区切ります。

    (注)     

    WWN プールには、複数の WWN ブロックを含めることができます。 複数の WWN ブロックを作成するには、組織 WWN プール モードから複数の create block コマンドを入力します。

     
    ステップ 8UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool/block # exit  

    組織 WWN プール ブロック モードを終了します。

     
    ステップ 9UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool # create initiator wwn wwn  

    WWNN または WWPN プール用の単一イニシエータを作成し、組織 WWN プール イニシエータ モードを開始します。 イニシエータを nn:nn:nn:nn:nn:nn:nn:nn 形式を使用して指定する必要があります。

    (注)     

    WWNN または WWPN プールは複数のイニシエータを含むことができます。 複数のイニシエータを作成するには、組織 WWN プール モードから複数の create initiator コマンドを入力します。

     
    ステップ 10UCSC(policy-mgr) /org/iqn-pool/block # commit-buffer  

    トランザクションをシステムの設定にコミットします。

    (注)     

    別のプールを作成する場合は、5 秒以上待ちます。

     

    次に、GPool1 という名前の WWNN プールを作成し、プールの説明を記入し、プールに使用される WWN とイニシエータのブロックを指定し、トランザクションをコミットする例を示します。

    UCSC # connect policy-mgr
    UCSC(policy-mgr) # scope org /
    UCSC(policy-mgr) /org # create wwn-pool GPool1 node-wwn-assignment
    UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool* # set descr "This is my WWNN pool"
    UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool* # create block 20:00:00:25:B5:00:00:00 20:00:00:25:B5:00:00:01
    UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool/block* # exit
    UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool* # create initiator 23:00:00:05:AD:1E:02:00
    UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool/initiator* # commit-buffer
    UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool/initiator # 
    
    

    次に、GPool1 という名前の WWxN プールを作成し、プールの説明を記入し、ノードあたりのポート数を 7 を指定し、プールに使用される 8 個の WWN からなるブロックを指定し、トランザクションをコミットする例を示します。

    UCSC # connect policy-mgr
    UCSC(policy-mgr)# scope org /
    UCSC(policy-mgr) /org # create wwn-pool GPool1 node-and-port-wwn-assignment
    UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool* # set descr "This is my WWxN pool"
    UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool* # set max-ports-per-node 7-ports-per-node
    UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool* # create block 20:00:00:25:B5:00:00:00 20:00:00:25:B5:00:00:08
    UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool/block* # commit-buffer
    UCSC(policy-mgr) /org/wwn-pool/block # 
    
    次の作業

    • WWPN プールは、vHBA テンプレートにインクルードします。
    • WWNN プールはサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方にインクルードします。
    • WWxN プールはサービス プロファイルとテンプレートのうち一方、または両方にインクルードします。

    WWN プールの削除

    プールを削除すると、Cisco UCS Central は、Cisco UCS ManagervNIC または vHBA に割り当てられているプールからどのアドレスも再割り当てしません。 次のいずれかの条件が満たされるまで、削除されたプールからのすべての割り当て済みアドレスは、それらが割り当てられた vNIC または vHBA に残ります。

    • 関連付けられたサービス プロファイルが削除される。
    • アドレスが割り当てられた vHBA または vNIC が削除される。
    • vNIC または vHBA が別のプールに割り当てられる。
    手順
       コマンドまたはアクション目的
      ステップ 1UCSC# connect policy-mgr  

      Policy Manager モードを開始します。

       
      ステップ 2UCSC(policy-mgr)# scope org org-name 

      指定した組織の組織モードを開始します。 ルート組織モードを開始するには、org-name/ と入力します。

       
      ステップ 3UCSC(policy-mgr) /org # delete wwn-pool wwn-pool-name  

      指定された WWN プールを削除します。

       
      ステップ 4UCSC(policy-mgr) /org # commit-buffer  

      トランザクションをシステムの設定にコミットします。

      (注)     

      別のプールを削除する場合は、5 秒以上待ちます。

       

      次に、GPool1 という名前の WWNN プールを削除し、トランザクションをコミットする例を示します。

      UCSC # connect policy-mgr
      UCSC(policy-mgr) # scope org /
      UCSC(policy-mgr) /org # delete wwn-pool GPool1
      UCSC(policy-mgr) /org* # commit-buffer
      UCSC(policy-mgr) /org #