Cisco UCS Central CLI コンフィギュレーション ガイド リリース 1.0
システム イベント ログの管理
システム イベント ログの管理
発行日;2013/04/26   |   ドキュメントご利用ガイド   |   ダウンロード ;   この章 pdf   ,   ドキュメント全体 pdf    |   フィードバック

システム イベント ログの管理

この章の内容は、次のとおりです。

システム イベント ログ ポリシー

Cisco UCS Central は、グローバル システム イベント ログ(SEL)ポリシーをサポートしています。

システム イベント ログ

システム イベント ログ(SEL)は、NVRAM 内の CIMC に存在します。 過不足の電圧、温度イベント、ファン イベント、BIOS からのイベントなど、ほとんどのサーバ関連イベントが記録されます。 SEL は、主にトラブルシューティングのために使用します。

SEL ファイルのサイズは約 40KB で、ファイルがいっぱいになるとそれ以上イベントを記録できません。 新たなイベントを記録できるようにするには、ファイルの中身をクリアする必要があります。

SEL ポリシーを使用して、SEL をリモート サーバにバックアップできます。また、必要に応じて、バックアップ操作後に SEL をクリアすることもできます。 バックアップ操作は、特定のアクションに基づいて起動するか、定期的に実行できます。 SEL のバックアップやクリアは、手動で行うこともできます。

バックアップ ファイルは、自動的に生成されます。 このファイル名の形式は、sel-SystemName-ChassisID-ServerID-ServerSerialNumber-Timestamp です。たとえば、sel-UCS-A-ch01-serv01-QCI12522939-20091121160736 となります。


ヒント


各サーバの SEL を表示する方法や SEL ポリシーの設定方法などの SEL の詳細については、Cisco UCS B-Series Servers Documentation Roadmap で、Cisco UCS Manager の設定ガイドを参照してください。


SEL ポリシーの設定

手順
     コマンドまたはアクション目的
    ステップ 1UCSC# connect policy-mgr  

    Policy Manager モードを開始します。

     
    ステップ 2UCSC(policy-mgr)# scope domain-group domain-group  

    ドメイン グループ ルート モードを開始し、(任意で)ドメイン グループ ルート下のドメイン グループを開始します。 ドメイン グループ ルート モードを開始するには、/domain-group として入力します。

     
    ステップ 3UCSC(policy-mgr) /domain-group # scope ep-log-policy sel  

    組織エンドポイント ログ ポリシー モードを開始し、SEL ポリシーにスコープします。

     
    ステップ 4UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy # set description description   (任意)

    ポリシーの説明を記します。

    (注)     

    説明にスペース、特殊文字、または句読点が含まれている場合、説明を引用符で括る必要があります。 引用符は、show コマンド出力の説明フィールドには表示されません。

     
    ステップ 5UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy # set backup action [log-full] [on-change-of-association] [on-clear] [timer] [none]  

    バックアップ操作をトリガーするアクションを指定します。

     
    ステップ 6UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy # set backup clear-on-backup {no | yes}  

    バックアップ操作の発生後にシステム イベント ログをクリアするかどうかを指定します。

     
    ステップ 7UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy # set backup destination URL  

    バックアップ操作のプロトコル、ユーザ、パスワード、リモート ホスト名、リモート パスを指定します。 使用するプロトコルに応じ、次の構文のいずれかを指定して URL を指定します。

    • ftp:// username@hostname / path
    • scp:// username @ hostname / path
    • sftp:// username @ hostname / path
    • tftp:// hostname : port-num / path
    (注)     

    バックアップ先は、 set backup hostnameset backup passwordset backup protocolset backup remote-pathset backup user コマンドを使用して、または set backup destination コマンドを使用して設定することもできます。 いずれかの方法を使用してバックアップ先を指定します。

     
    ステップ 8UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy # set backup format {ascii | binary}  

    バックアップ ファイルの形式を指定します。

     
    ステップ 9UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy # set backup hostname {hostname | ip-addr}  

    リモート サーバのホスト名または IP アドレスを指定します。

     
    ステップ 10UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy # set backup interval {1-hour | 2-hours | 4-hours | 8-hours | 24-hours | never}  

    自動バックアップ操作の間隔を指定します。 never キーワードを指定すると、自動バックアップは実行されません。

     
    ステップ 11UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy # set backup password password  

    ユーザ名のパスワードを指定します。 この手順は、TFTP プロトコルを使用する場合には適用されません。

     
    ステップ 12UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy # set backup protocol {ftp | scp | sftp | tftp}  

    リモート サーバとの通信時に使用するプロトコルを指定します。

     
    ステップ 13UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy # set backup remote-path path  

    バックアップ ファイルが保存されるリモート サーバのパスを指定します。

     
    ステップ 14UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy # set backup user username  

    システムがリモート サーバへのログインに使用する必要のあるユーザ名を指定します。 この手順は、TFTP プロトコルを使用する場合には適用されません。

     
    ステップ 15UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy # commit-buffer  

    トランザクションをコミットします。

     

    次に、システム イベント ログを 24 時間ごとまたはログがいっぱいになったときにバックアップし(ASCII 形式)、バックアップ操作実行後にシステム イベント ログをクリアするよう SEL ポリシーを設定し、トランザクションをコミットする例を示します

    UCSC# connect policy-mgr
    UCSC(policy-mgr)# scope domain-group
    UCSC(policy-mgr) /domain-group #scope ep-log-policy sel
    UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy # set backup destination scp://user@192.168.1.10/logs
    Password:
    UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy* # set backup action log-full
    UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy* #  set backup clear-on-backup yes
    UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy* #  set backup format ascii
    UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy* #  set backup interval 24-hours
    UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy* #  commit-buffer
    UCSC(policy-mgr) /domain-group/ep-log-policy #