サーバ - ユニファイド コンピューティング : Cisco UCS C240 M3 Rack Server

Cisco UCS C240 M3 NEBS サーバ サービス ノート

Cisco UCS C240 M3 NEBS サーバ サービス ノート
発行日;2016/07/11 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf | フィードバック

目次

Cisco UCS C240 M3 NEBS サーバ サービス ノート

Cisco UCS C240 M3 NEBS サーバに固有の機能

NEBS 準拠性

電源

650 W AC 電源装置

930 W DC 電源装置

設置時のアースの要件(DC 電源装置のみ)

DC 電源装置の配線

ドライブのサポート

DIMM

CPU

電源装置の仕様

電源 LED(AC および DC)

650 W AC 電源装置の仕様

930W DC 電源装置の仕様

NEBS GR-1089 設置時の注意とルール

関連資料

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

Cisco UCS C240 M3 NEBS サーバ サービス ノート

このマニュアルは、『 Cisco UCS C240 M3 Server Installation and Service Guide 』を補完するものです。このマニュアルでは、Cisco UCS C240 M3 サーバと Network Equipment Building System(NEBS)対応の Cisco UCS C240 M3 NEBS サーバの違いについて説明します。このマニュアルの構成は、次のとおりです。

「Cisco UCS C240 M3 NEBS サーバに固有の機能」

「電源装置の仕様」

「NEBS GR-1089 設置時の注意とルール」

「関連資料」

Cisco UCS C240 M3 NEBS サーバに固有の機能

Cisco UCS C240 M3 NEBS サーバのインストールおよびサービス提供を行う場合は、『 Cisco UCS C240 Server Installation and Service Guide 』を使用できますが、NEBS サーバに固有の次の例外とルールに注意してください。

ここでは、次の内容について説明します。

「NEBS 準拠性」

「電源」

「設置時のアースの要件(DC 電源装置のみ)」

「DC 電源装置の配線」

「ドライブのサポート」

「DIMM」

「CPU」

NEBS 準拠性

Cisco UCS C240 M3 NEBS サーバは次の NEBS 準拠レベルに対して認定されています。

サーバの DC 電源のバージョンは NEBS レベル 3 準拠の認定を受けています。

サーバの AC 電源のバージョンは NEBS レベル 1 準拠の認定を受けています。

電源

Cisco UCS C240 M3 NEBS サーバは AC または DC 電源装置を使用できます。

650 W AC 電源装置

NEBS サーバは、1 つまたは 2 つの 650 W AC 電源装置(Cisco PID UCSC-PSU-650W)を使用できます。

サーバは、これらの AC 電源装置を使用する場合に NEBS レベル 1 準拠の認定を受けています。

これらの電源装置は、電源装置が 2 つある場合、1+1 の冗長性によりホットスワップ可能です。

これらの電源装置に関する情報については、「電源装置の仕様」を参照してください。

電源装置の交換方法の詳細については、『 Cisco UCS C240 Server Installation and Service Guide 』の第 3 章を参照してください。

930 W DC 電源装置

NEBS サーバは、1 つまたは 2 つの 930 W、-48 VDC 電源装置(Cisco PID UCSC-PSU-930WDC)を使用できます。

サーバは、これらの DC 電源装置を使用する場合に NEBS レベル 3 準拠の認定を受けています。

これらの電源装置は、電源装置が 2 つある場合、1+1 の冗長性によりホットスワップ可能です。

これらの電源装置に関する情報については、「電源装置の仕様」を参照してください。

電源装置の交換方法の詳細については、『 Cisco UCS C240 Server Installation and Service Guide 』の第 3 章を参照してください。

設置時のアースの要件(DC 電源装置のみ)

650 W AC 電源装置は内部アースがあるため、サポートされる AC 電源コードが使用されている場合は、追加でアースを接続する必要はありません。

DC 電源装置を使用する場合は、サーバ シャーシからラックのアース グラウンドに追加で接続する必要があります。アース ラグおよびアース線と共に使用するネジ穴はシャーシの背面パネルにあります。


シャーシの接地点は M5 ネジ用に合う大きさです。接地点は 0.625 インチ(15.86 mm)間隔で配置されます。独自のネジ、アース ラグとアース線を提供する必要があります。必要なアース ラグは、LCD10-14AF-L またはこれと同等のものです。ユーザが提供するアース ケーブルは 14 AWG(2 mm)、最低 60℃ のワイヤか、現地の規定で許可されるものでなければなりません。


シャーシ背面パネルのアース ラグのネジ穴の位置については、図 1-1を参照してください。

図 1-1 Cisco UCS C240 M3 NEBS サーバの背面パネル(DC 電源バージョン)

 

 

1

アース ラグのネジ穴

2

DC 電源装置(最大 2 つ)

DC 電源装置の配線


警告 容易にアクセス可能な二極切断装置を固定配線に組み込む必要があります。ステートメント 1022



警告 この製品は、設置する建物に回路短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。一般および地域の電気規格に準拠するように設置する必要があります。ステートメント 1045



警告 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046



警告 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074



警告 DC 電源端子には、危険な電圧またはエネルギーが存在している可能性があります。端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。ステートメント 1075



推奨ワイヤ ゲージは 8 AWG です。最小ワイヤ ゲージは 10 AWG です。


DC 電源装置コネクタへのワイヤ接続は次の手順に従います。


注意 この配線手順の開始前に、感電の危険を避けるために、施設の回路ブレーカーの DC 電源装置をオフにします。


ステップ 1 感電の危険を避けるために、施設の回路ブレーカーの DC 電源装置をオフにします。

ステップ 2 電源装置から DC 電源コネクタ ブロックを取り外します。(このコネクタのスペア PID は UCSC-CONN-930WDC= です)。

電源装置からコネクタ ブロックを取り外すには、コネクタ内部の上部にあるオレンジのプラスチック ボタンを電源装置に向けて押し、コネクタ ブロックを引き出します。

ステップ 3 使用する DC ワイヤの 15mm(.59 インチ)絶縁体を取り除きます。

ステップ 4 オレンジのプラスチック ボタンの位置を上部に合わせて、図 1-2に示すようにコネクタをそろえます。

ステップ 5 小さなドライバを使用して、下部のスプリング ケージ ワイヤ コネクタのバネ式ワイヤ固定レバーを押し下げます。グリーンのワイヤ(アース線)を開口部に挿入して、レバーを離します。

ステップ 6 小さなドライバを使用して、中間のスプリング ケージ ワイヤ コネクタのワイヤ固定レバーを押し下げます。黒のワイヤ(DC マイナス)を開口部に挿入して、レバーを離します。

ステップ 7 小さなドライバを使用して、上部のスプリング ケージ ワイヤ コネクタのワイヤ固定レバーを押し下げます。赤のワイヤ(DC プラス)を開口部に挿入して、レバーを離します。

ステップ 8 電源装置にコネクタ ブロックを挿入して戻します。赤(DC プラス)ワイヤが電源装置のラベル「+ DC」と合っていることを確認します。

図 1-2 930 W、- 48 VDC 電源装置コネクタ ブロック

 

1

ワイヤ固定レバー

2

コネクタの上部のオレンジのプラスチック ボタン


 

ドライブのサポート

NEBS サーバはエクスパンダ付き Small Form-Factor の 24 ドライブ バックプレーンを使用します。ただし、サポートされるドライブの最大数は 16 です。ドライブはドライブ ベイ 1 ~ 16 に収容する必要があります。

ドライブ ベイの番号付けについては、図 1-3を参照してください。

ドライブの交換方法の詳細については、『 Cisco UCS C240 Server Installation and Service Guide 』の第 3 章を参照してください。

サポートされる RAID コントローラおよびケーブル配線の詳細については、『 Cisco UCS C240 Server Installation and Service Guide 』の付録 C を参照してください。

図 1-3 Cisco UCS C240 NEBS サーバ(ドライブ ベイ 1 ~ 16)

 

 

DIMM

NEBS サーバは 16 GB の最大 DIMM サイズをサポートします(32 GB DIMM はサポートされません)。

Load-reduce DIMM(LRDIMM)はサポートされません。

DIMM の収容および交換方法の詳細については、『 Cisco UCS C240 Server Installation and Service Guide 』の第 3 章を参照してください。

CPU

NEBS サーバは、Intel Xeon E5-2620 および E5-2658 の 2 種類の CPU だけをサポートします。

CPU の収容および交換方法の詳細については、『 Cisco UCS C240 Server Installation and Service Guide 』の第 3 章を参照してください。

電源装置の仕様

ここでは、次の内容について説明します。

「電源 LED(AC および DC)」

「650 W AC 電源装置の仕様」

「930W DC 電源装置の仕様」

電源 LED(AC および DC)

図 1-4 に、930 W DC 電源装置の背面を示しますが、LED とその状態は 650 W AC 電源装置の場合と同じです。LED の状態の説明については、 表 1-1 を参照してください。

図 1-4 930 W、-48 VDC 電源装置(背面)

 

 

1

電源装置障害 LED

3

DC 入力コネクタ

2

電源装置ステータス LED

表 1-1 電源 LED、状態の定義

LED 名
状態

電源装置障害

消灯:電源装置は正常に動作中です。

オレンジの点滅:イベント警告しきい値に達しましたが、電源装置は動作し続けています。

オレンジの点灯:重大障害しきい値に達し、電源装置がシャットダウンしています(たとえば、ファンの障害や過熱状態など)。

電源装置ステータス

消灯:電源装置に DC 電力が供給されていません。

緑の点滅:DC 電力の供給は OK、DC 出力は使用不可。

緑の点灯:DC 電力供給も、DC 出力も OK。

650 W AC 電源装置の仕様

表 1-2 に、各 650 W AC 電源装置(Cisco PID UCSC-PSU-650W)の仕様を示します。

 

表 1-2 650 W AC 電源装置の仕様

説明
仕様

クラス

RSP1

入力

AC 入力電圧範囲

公称 100 ~ 120 V および 200 ~ 240V
(自己調整、90 ~ 264 VAC)

AC 入力周波数

範囲:公称 50 ~ 60 Hz(単相、47 ~ 63 Hz)

AC 回線入力電流(定常ステート)

7.6 A(100 VAC で最大)
3.65 A(208 VAC で最大)

出力

各電源装置の最大出力電力

650 W

電源装置の出力電圧

主電源:12 VDC

スタンバイ電源:12 VDC

930W DC 電源装置の仕様

表 1-3 に、各 930 W DC 電源装置(Cisco PID UCSC-PSU-930WDC)の仕様を示します。

 

表 1-3 930 W DC 電源装置の仕様

説明
仕様

クラス

RSP1

入力

DC 入力電圧範囲

公称 -48 ~ -60 VDC
(自己調整、-40 ~ -72 VDC)

DC 回線入力電流(定常ステート)

23 A(-48 VDC で最大)

出力

12 V の主電源出力

930 W

12 V のスタンバイ電源出力

30 W

電源装置の出力電圧

主電源:12 VDC

スタンバイ電源:12 VDC

NEBS GR-1089 設置時の注意とルール

次の情報は NEBS GR-1089 の使用である仕様、「 Electromagnetic Compatibility and Electrical Safety--Generic Criteria for Network Telecommunications 」に基づいています。

この内容は「 Regulatory Compliance and Safety Information For Cisco UCS C-Series Servers 」にも記載されています。


注意 装置またはサブアセンブリのイントラビルディング ポート(イーサネットおよびシリアル)は、建物内配線や非露出配線、またはケーブル配線だけの接続に適しています。装置またはサブアセンブリのイントラビルディング ポートは、局外設備(OSP)あるいはその配線に接続されるインターフェイスに金属的に接続しないでください。これらのインターフェイスは、イントラビルディング インターフェイス(GR-1089-CORE に記載されているタイプ 2 またはタイプ 4 のポート)での使用のみを目的に設計されており、露出 OSP 配線から分離する必要があります。これらのインターフェイスを金属的に OSP 配線に接続する場合、一次防具の使用は十分な安全対策とはなりません。

Cisco Unified Computing System(UCS)には、外部のサージ保護デバイス(SPD)が AC 電源供給装置で使用される展開用の AC 電源ポートがあります(国内の電気規定の定義を参照してください)。

Cisco UCS は、Common Bonding Network(CBN)の設置用に設計されています。

Cisco UCS は、国内の電気規定が適用されるネットワーク通信設備や場所に設置できます。

電導経路を必ず本製品のシャーシと製品を搭載するラックまたは筺体の金属面との間に設置するか、またはアース導体に接続するようにしてください。ネジ山を形成するタイプの取り付けネジを使用して塗料または非導電コートを除去し、金属間接点を作ることにより必ず電気的導通を確保してください。取り付け金具と筺体またはラックとの接触面の塗料または非導電コートはすべて除去してください。設置する前に必ず表面の汚れを除去し、腐食防止剤を塗布してください。

このシステムへの DC 戻り接続は、システム フレームとシャーシ(DC-I)から絶縁したままにする必要があります。

公称 DC 動作電圧は -48 VDC です。

装置またはサブアセンブリのイントラビルディング RJ-45 イーサネット ポートでは、シールドされた建物内配線または、両端がアースに接続された配線を使用する必要があります。

関連資料

このマニュアルは、『 Cisco UCS C240 Server Installation and Service Guide 』を補完するものです。Cisco Unified Computing System(UCS)C シリーズ ラックマウント サーバのマニュアル セットについては、次のリンク先にあるロードマップ ドキュメントも参照してください。

『Cisco UCS C-Series Documentation Roadmap』

マニュアルの入手方法およびテクニカル サポート

マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、その他の有用な情報について、次の URL で、毎月更新される『 What's New in Cisco Product Documentation 』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。

http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html

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このマニュアルは、「関連資料」の項に記載されているマニュアルと併せてご利用ください。