サーバのインストール
サーバのインストール
発行日;2015/06/22 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 10MB) | フィードバック

目次

サーバのインストール

サーバの開梱と点検

サーバの設置準備

取り付けに関するガイドライン

ラックに関する要件

機器の要件

スライド レールの調整範囲

ラックへのサーバの設置

サーバの初期設定

サーバの接続と電源投入(スタンドアロン モード)

NIC モードおよび NIC 冗長化の設定

システム BIOS および Cisco IMC ファームウェア

BIOS および Cisco IMC のファームウェアのアップデート

システム BIOS へのアクセス

サービス ヘッダーおよびジャンパ

マザーボードのヘッダーの場所

BIOS リカバリ ヘッダー CN34 の使用

手順 1:recovery.cap ファイルを使った再起動

手順 2:リカバリ ジャンパおよび recovery.cap ファイルを使用します。

サーバのインストール

この章では、サーバの設置方法について説明します。この章の内容は次のとおりです。

「サーバの開梱と点検」

「サーバの設置準備」

「ラックへのサーバの設置」

「サーバの初期設定」

「NIC モードおよび NIC 冗長化の設定」

「システム BIOS および Cisco IMC ファームウェア」

「BIOS および Cisco IMC のファームウェアのアップデート」

「サービス ヘッダーおよびジャンパ」


) サーバの設置、操作、または保守を行う前に、『Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco UCS C-Series Servers』を参照して重要な安全情報を確認してください。



警告 安全上の重要な注意事項

「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。装置の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止策に留意してください。警告の各国語版は、各注意事項の番号を基に、装置に付属の「Translated Safety Warnings」を参照してください。
ステートメント 1071


これらの注意事項を保管しておいてください。

サーバの開梱と点検


注意 内部サーバのコンポーネントを取り扱うときは、静電気防止用ストラップを着用し、常にモジュールのフレームの端を持つようにしてください。


ヒント サーバの輸送が必要となる場合に備えて、輸送用の箱は保管しておいてください。


) シャーシは厳密に検査したうえで出荷されています。輸送中の破損や内容品の不足がある場合には、ただちにカスタマー サービス担当者に連絡してください。


梱包内容を確認する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 段ボール箱からサーバを取り出します。梱包材はすべて保管しておいてください。

ステップ 2 カスタマー サービス担当者から提供された機器リストおよび図 2-1 と、梱包品の内容を照合します。すべての品目が揃っていることを確認してください。

ステップ 3 破損の有無を調べ、内容品の間違いや破損がある場合には、カスタマー サービス担当者に連絡してください。次の情報を用意しておきます。

発送元の請求書番号(梱包明細を参照)

破損している装置のモデルとシリアル番号

破損状態の説明

破損による設置への影響

図 2-1 梱包内容

 

1

Server

3

マニュアル

2

電源コード

 

-


 

サーバの設置準備

ここでは、サーバの設置準備について説明します。この項の内容は次のとおりです。

「取り付けに関するガイドライン」

「ラックに関する要件」

「機器の要件」

「スライド レールの調整範囲」

取り付けに関するガイドライン


警告 システムの過熱を防ぐため、最大推奨周囲温度の 40° C (104° F)を超えるエリアで操作しないでください。
ステートメント 1047



警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐ手が届く状態にしておいてください。
ステートメント 1019



警告 この製品は、設置する建物にショート(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。この保護装置の定格が 250 V、15 A 以下であることを確認します。
ステートメント 1005



警告 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。
ステートメント 1074


サーバを設置する際には、次のガイドラインに従ってください。

サーバを設置する前に、設置場所の構成を計画し、設置環境を整えます。設置場所を計画する際に推奨される作業については、『 Cisco UCS Site Preparation Guide 』を参照してください。

サーバの周囲に、保守作業および適切な通気のための十分なスペースがあることを確認します。サーバ内では前面から背面へ空気が流れます。

空調が、 「サーバの仕様」 に記載された温度要件に適合していることを確認します。

キャビネットまたはラックが、「ラックに関する要件」に記載された要件に適合していることを確認します。

設置場所の電源が、 「サーバの仕様」 に記載された電源要件に適合していることを確認します。使用可能な場合は、電源障害に備えて無停電電源装置(UPS)を使用してください。


注意 鉄共振テクノロジーを使用する UPS タイプは使用しないでください。このタイプの UPS は、Cisco UCS などのシステムに使用すると、データ トラフィック パターンの変化によって入力電流が大きく変動し、動作が不安定になるおそれがあります。

ラックに関する要件

ここでは、標準的なオープン ラックの要件について説明します。

次のタイプのラックを使用する必要があります。

標準 19 インチ (48.3 cm)幅 4 支柱 EIA ラック、ANSI/EIA-310-D-1992 のセクション 1 に準拠した英国ユニバーサル ピッチに適合するマウント支柱付き。

付属のスライド レールを使用する場合、ラック支柱の穴は、0.38 インチ(9.6 mm)の正方形、0.28 インチ(7.1 mm)の丸形、#12-24 UNC、または #10-32 UNC になります。

サーバあたりの縦方向の最小ラック スペースは、1 RU、つまり 1.75 インチ (44.45 mm)である必要があります。

機器の要件

このサーバ用にシスコから提供されるスライド レールの場合、設置に必要な工具はありません。内側のレール(取り付けブラケット)が、サーバの側面にあらかじめ取り付けられています。

スライド レールの調整範囲

このサーバのスライド レールの調整範囲は 24 ~ 36 インチ(610 ~ 914 mm)です。

 

 

ラックへのサーバの設置

ここでは、ラックにサーバを設置する方法について説明します。


警告 ラックへのユニットの設置や、ラック内のユニットの保守作業を行う場合は、負傷事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次のガイドラインを守ってください。
ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。
ラックに複数の装置を設置する場合は、最も重い装置を一番下に設置して、下から順番に取り付けます。
ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を保守したりしてください。ステートメント 1006


スライド レールとサーバをラックに取り付けるには、次の手順に従います。


ステップ 1 前面側の固定ラッチを開きます(図 2-2 を参照)。スライド レール部品の「FRONT」のマークの付いた端部に、バネ仕掛けの固定ラッチがあります。取り付けペグをラック支柱の穴に挿入する前に、この固定ラッチが開いている必要があります。

a. 固定ラッチ部品の背面側で、「PULL」のマークの付いたクリップを開いた状態に維持します。

b. バネ仕掛けの固定ラッチを取り付けペグから離れる方向にスライドさせます。

c. 開位置で「PULL」クリップを解放して固定ラッチをロックします。

図 2-2 前面側の固定ラッチ

 

1

部品の背面にある「PULL」のマークの付いたクリップ

3

部品の前面にあるバネ仕掛けの固定ラッチ

2

前面側の取り付けペグ

 

 

ステップ 2 次の手順に従って、スライド レールをラックに取り付けます。

a. 左側の 2 本のラック支柱の内側でスライド レール部品の位置を合わせます(図 2-3 を参照)。

スライド レール部品上の「FRONT」および「REAR」のマークを使用して、ラックの前後の支柱の向きに部品を正しく合わせます。

b. 前面側のラック支柱の目的の穴に前面から入るように、前面側の取り付けペグの位置を合わせます。


) ラック支柱の穴を通る取り付けペグは、丸形または正方形の穴か、より小さい #10-32 の丸形の穴(取り付けペグの圧縮時)に適合するように設計されています。ラックに #10-32 のラック支柱の穴がある場合は、取り付けペグをそれらの穴の位置に合わせてから、バネ仕掛けのペグを圧縮して内側の #10-32 ベグを露出させます。


c. 取り付けペグがラックの後側の支柱の目的の穴にはまるまで、長さ調整ブラケットを伸ばします。

穴に背面側の取り付けペグを挿入する際、背面の固定ラッチを指で開いたままにします。ラッチを放すと、ラックの支柱が巻き込まれ、スライド レール部品が固定されます。

図 2-3 スライド レール部品の取り付け

 

1

左前側ラック支柱

4

長さ調整ブラケット

2

前面側の取り付けペグ

5

背面側の取り付けペグ

3

スライド レール部品

6

背面側の固定ラッチ

d. 2 つ目のスライド レール部品を、ラックの反対側に取り付けます。2 つのスライド レール部品が水平で同じ高さになっていることを確かめます。

e. 所定の位置に収まって留まるまで、各部品の内側のスライド レールをラック前方へ引き出します。

ステップ 3 サーバを次のようにスライド レールに装着します。


) 内側のレールは、工場出荷時にあらかじめサーバの側面に取り付けられています。内側のレールが損傷したり、失われたりした場合は、交換用の内側レールを発注できます(Cisco PID UCSC-RAIL1-I)。


a. サーバ側面にある内側レールを、空のスライド レールの前側に合わせます。

b. 内部の停止位置に収まるまで、サーバをスライド レールに押し込みます。

c. プラスチック製の解除クリップ(「PUSH」のラベルのついた)を内側の各レールに押し込み、次に、前面側のラッチがラック支柱に差し込まれるまでサーバをラックに押し込みます。

ステップ 4 (オプションの)ケーブル マネジメント アーム(CMA)をスライド レールの後ろ側に取り付けます。


) CMA は、右側と左側のどちらのスライド レールにも取り付けられます。次の手順では、サーバの背面から見て、右側のスライド レールの後部に取り付ける方法について説明します。


a. 内側の CMA アーム上のプラスチック製クリップを、サーバの側面にある取り付けブラケットのフランジ上でスライドさせます。図 2-4を参照してください。


) CMA を取り付けるスライド レールが左側と右側のどちらにあるかに関係なく、必ず「UP」のマークが CMA の上側になるように注意してください。図 2-4を参照してください。


b. 外側の CMA アーム上のプラスチック製クリップを、スライド レールのフランジ上でスライドさせます。図 2-4を参照してください。

c. CMA 固定ブラケットを左側のスライド レールに取り付けます。ブラケット上のプラスチック製クリップを、左側のスライド レールの端部にあるフランジ上でスライドさせます。図 2-4を参照してください。

図 2-4 ケーブル マネジメント アームの取り付け(サーバの後部)

 

1

外側の左側スライド レールの後部にあるフランジ

5

内側 CMA アームの取り付けクリップ

2

CMA 固定ブラケット

6

「UP」の方向マーク

3

右側の取り付けブラケットの後部にあるフランジ

7

外側 CMA アームの取り付けクリップ

4

外側の右側スライド レールの後部にあるフランジ

 

 

ステップ 5 「サーバの初期設定」に進みます。


 

サーバの初期設定

サーバの接続と電源投入(スタンドアロン モード)


) ここでは、サーバをスタンドアロン モードで使用する場合のサーバの電源投入方法、IP アドレスの割り当て方法、サーバ管理への接続方法について説明します。サーバを UCS 統合で使用する場合は、固有のケーブル接続および設定が必要です。付録 D「Cisco UCS 統合に適した設置方法」を参照してください。


サーバは次のデフォルト設定で出荷されます。

NIC モードは Shared LOM EXT です。

Shared LOM EXT モードでは、1 Gb イーサネット ポートおよび取り付け済みの Cisco 仮想インターフェイス カード(VIC)上のすべてのポートが、Cisco Integrated Management Interface(Cisco IMC)にアクセスできます。10/100 専用管理ポートを使用して Cisco IMC にアクセスする場合は、次の手順の ステップ 4 の説明に従って、サーバに接続して NIC モードを変更できます。

NIC の冗長性はアクティブ-アクティブです。 すべてのイーサネット ポートが同時に使用されます。

DHCP が有効です

インターネット プロトコル バージョン 4(IPv4)が有効です。

サーバの初期設定を実行する手順は、次のとおりです。


ステップ 1 付属の電源コードをサーバの電源装置に接続し、次に、接地された AC 電源出力に接続します。電源仕様については、「電力仕様」を参照してください。

最初のブート中、サーバがスタンバイ電源でブートするまでに約 2 分かかります。

電源ステータスは、電源ステータス LED で確認できます(図 1-1 を参照)。

消灯:サーバには AC 電力が供給されていません。

オレンジ:サーバはスタンバイ電源モードです。Cisco IMC と一部のマザーボード機構にだけ電力が供給されています。

緑:サーバは主電源モードです。すべてのサーバ コンポーネントに電力が供給されています。


) サーバはブートアップ時に、サーバに取り付けられている各 USB デバイスに対して 1 度ビープ音を鳴らします。外部の USB デバイスが取り付けられていない場合でも、仮想フロッピーディスク、CD/DVD ドライブ、キーボード、またはマウスなどの各仮想 USB デバイスに対して短いビープ音が鳴ります。BIOS 電源投入時自己診断テスト(POST)時に USB デバイスをホットプラグまたはホットアンプラグした場合、または、BIOS セットアップ ユーティリティや EFI シェルにアクセスしている間にもビープ音が鳴ります。


ステップ 2 USB キーボードと VGA モニタをサーバに接続します。

ステップ 3 Cisco IMC 設定ユーティリティを開きます。

a. 電源ボタンを押して、サーバをブートします。 F8 の押下を求めるプロンプトが表示されるのを待ちます。

b. ブートアップ時に、Cisco IMC 設定ユーティリティを開くよう求められたら F8 を押します。Cisco IMC ファームウェアのバージョンの違いに注意してください。

Cisco IMC 2.0(1) 以降では、このユーティリティに対して 2 種類のウィンドウがあり、F1 と F2 を押すことで切り替えることができます(ウィンドウ例については 図 2-5 を参照)。IPv4 および IPv6 プロトコルとダイナミック ドメイン ネーム システム(DDNS)がサポートされます。また、ホスト名および DDNS ドメインを定義できます。

リリース 2.0(1) よりも前の Cisco IMC では、このユーティリティに対するウィンドウは 1 種類のみです。IPv4 プロトコルのみがサポートされます。DDNS はサポートされません。

図 2-5 Cisco IMC 設定ユーティリティのウィンドウ 1 およびウィンドウ 2(Cisco IMC 2.0(1) 以降)

 

 

ステップ 4 NIC モードと NIC 冗長性を設定します。

 

a. サーバ管理用の Cisco IMC へのアクセスに使用するために選択したポートに応じて NIC モードを設定します(ポートの識別については、図 1-3 を参照してください)。

[Shared LOM EXT](デフォルト):shared LOM 拡張モードです。これは工場出荷時設定で、NIC 冗長化は Active-active、DHCP はイネーブルに設定されています。このモードでは、shared LOM インターフェイスと Cisco Card インターフェイスの両方がイネーブルです。

このモードでは、DHCP 応答が shared LOM ポートと Cisco カード ポートの両方に返されます。サーバがスタンドアロン モードであるために、Cisco カード接続でその IP アドレスが Cisco UCS Manager システムから取得されないと判別された場合は、その Cisco カードからのその後の DHCP 要求はディセーブルになります。スタンドアロン モードで Cisco カードを介して Cisco IMC に接続する場合は、Cisco Card NIC モードを使用します。

[Dedicated]:Cisco IMC へのアクセスに専用管理ポートを使用します。NIC 冗長化と IP 設定を選択する必要があります。

[Shared LOM]:Cisco IMC へのアクセスに 1 Gb イーサネット ポートを使用します。NIC 冗長化と IP 設定を選択する必要があります。

[Cisco Card]:Cisco IMC へのアクセスに取り付け済みの Cisco UCS 仮想インターフェイス カード(VIC)のポートを使用します。NIC 冗長化と IP 設定を選択する必要があります。


) Cisco Card NIC モードは現在、PCIe スロット 1 に取り付けられている Cisco UCS VIC だけでサポートされています。「Cisco UCS 仮想インターフェイス カードの特記事項」も参照してください。


b. 必要に応じて NIC 冗長化を変更するには、このユーティリティを使用します。このサーバでは、次の 3 つの NIC 冗長化設定を行うことができます。

[None]:イーサネット ポートは個別に動作し、問題が発生した場合にフェールオーバーを行いません。

[Active-standby]:アクティブなイーサネット ポートに障害が発生した場合、スタンバイ ポートにトラフィックがフェールオーバーします。

[Active-active]:すべてのイーサネット ポートが同時に使用されます。詳細については、「「NIC モードおよび NIC 冗長化の設定」」を参照してください。

ステップ 5 ダイナミック ネットワーク設定用に DHCP をイネーブルにするか、スタティック ネットワーク設定を開始するかを選択します。


) DHCP をイネーブルにするには、DHCP サーバにこのサーバの MAC アドレスの範囲をあらかじめ設定しておく必要があります。MAC アドレスはサーバ背面のラベルに印字されています。このサーバでは、Cisco IMC に 6 つの MAC アドレスが割り当てられています。ラベルに印字されている MAC アドレスは、6 つの連続 MAC アドレスのうち最初のものです。



) Cisco IMC 2.0(1) 以降では、[IPv4] または [IPv6] のチェックボックスを選択することで、IPv4 または IPv6 のどちらの IP アドレスを使用するかを選択できます。


スタティック IPv4 および IPv6 設定には次が含まれます。

Cisco IMC の IP アドレス。

プレフィックス/サブネット。

IPv6 の場合、有効な値は 1 ~ 127 です。

ゲートウェイ。

IPv6 の場合、ゲートウェイがわからない場合は、 :: (コロン 2 つ)を入力して none のままに設定することができます。

優先 DNS サーバ アドレス。

IPv6 の場合、 :: (コロン 2 つ)を入力してこれを none のままに設定することができます。

ステップ 6 任意:このユーティリティを使用して、VLAN 設定を行います。

ステップ 7 サーバが実行中の Cisco IMC のリリースに基づいて、次のアクションに進みます。

リリース 2.0(1) よりも前の Cisco IMC:ステップ 14 に進みます。

Cisco IMC 2.0(1) 以降: F1 を押して 2 番目の設定ウィンドウに移動し、次のステップに進みます。2 番目のウィンドウから、F2 を押して最初のウィンドウにスイッチ バックすることができます。

ステップ 8 任意:サーバのホスト名を設定します。

ステップ 9 任意:ダイナミック DNS をイネーブルにし、ダイナミック DNS(DDNS)ドメインを設定します。

ステップ 10 任意:[Factory Default] チェックボックスを選択した場合、サーバは出荷時の初期状態にリセットされます。

ステップ 11 任意:デフォルトのユーザ パスワードを設定します。

ステップ 12 任意:ポート設定の自動ネゴシエーションをイネーブルにするか、ポート速度およびデュプレックス モードを手動で設定します。


) 自動ネゴシエーションは専用 NIC モードを使用する場合にのみ使用できます。自動ネゴシエーションはサーバが接続されているスイッチ ポートに基づいて自動的にポート速度およびデュプレックス モードを設定します。自動ネゴシエーションをディセーブルにした場合、ポート速度およびデュプレックス モードを手動で設定する必要があります。


ステップ 13 任意:ポート プロファイルとポート名をリセットします。

ステップ 14 設定を更新するには、 F5 を押します。次の手順でサーバをリブートする前は、新しい設定が表示されメッセージ「 Network settings configured 」が表示されるまでに約 45 秒かかる場合があります。

ステップ 15 F10 を押して設定を保存し、サーバを再起動します。


) DHCP のイネーブル化を選択した場合、動的に割り当てられた IP アドレスと MAC アドレスがブートアップ時にコンソール画面に表示されます。


ステップ 16 サーバ管理のために Cisco IMC インターフェイスに接続します。ステップ 4 の NIC モードの設定で選択したポートを使用して、イーサネット ケーブルを LAN からサーバに接続します。Active-active および Active-passive の NIC 冗長化設定では、2 つのポートに接続する必要があります。

ステップ 17 ブラウザと Cisco IMC の IP アドレスを使用して、Cisco IMC セットアップ ユーティリティに接続します。IP アドレスは、ステップ 4 で行った設定に基づいています(スタティック アドレスまたは DHCP サーバによって割り当てられたアドレス)。


) サーバのデフォルトのユーザ名は admin、 デフォルト パスワードは password です。


サーバを管理するには、これらのインターフェイスの使用手順について『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server Configuration Guide 』または『 Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server CLI Configuration Guide』を参照してください。これらのマニュアルへのリンクは、次の URL の C シリーズ マニュアル ロードマップ内にあります。

http://www.cisco.com/go/unifiedcomputing/c-series-doc


 

NIC モードおよび NIC 冗長化の設定

このサーバには、次のような選択可能な NIC モード設定があります。

[Shared LOM EXT](デフォルト):shared LOM 拡張モードです。これは工場出荷時設定で、NIC 冗長化は Active-active、DHCP はイネーブルに設定されています。このモードでは、shared LOM インターフェイスと Cisco Card インターフェイスの両方がイネーブルです。

このモードでは、DHCP 応答が shared LOM ポートと Cisco カード ポートの両方に返されます。サーバがスタンドアロン モードであるために、Cisco カード接続でその IP アドレスが Cisco UCS Manager システムから取得されないと判別された場合は、その Cisco カードからのその後の DHCP 要求はディセーブルになります。Cisco カード接続でその IP アドレスが Cisco UCS Manager システムから取得されると判別された場合、応答にはサーバを自動的に UCSM モードにするパラメータが含まれます。

[Dedicated]:Cisco IMC へのアクセスに専用管理ポートを使用します。NIC 冗長化と IP 設定を選択する必要があります。

[Shared LOM]:Cisco IMC へのアクセスに 1 Gb イーサネット ポートを使用します。NIC 冗長化と IP 設定を選択する必要があります。

[Cisco Card]:Cisco IMC へのアクセスに取り付け済みの Cisco UCS 仮想インターフェイス カード(VIC)のポートを使用します。NIC 冗長化と IP 設定を選択する必要があります。


) Cisco Card NIC モードは現在、PCIe スロット 1 に取り付けられている Cisco UCS VIC だけでサポートされています。「Cisco UCS 仮想インターフェイス カードの特記事項」も参照してください。


 

このサーバには、次のような選択可能な NIC 冗長化設定があります。

[None]:イーサネット ポートは個別に動作し、問題が発生した場合にフェールオーバーを行いません。

[Active-standby]:アクティブなイーサネット ポートに障害が発生した場合、スタンバイ ポートにトラフィックがフェールオーバーします。

[Active-active]:すべてのイーサネット ポートが同時に使用されます。

アクティブな設定はモード 5 またはバランス TLB(ロード バランシングを発信する適応型)を使用します。これは特別なスイッチのサポートを必要としないチャネル ボンディングです。発信トラフィックは、各スレーブの現在の負荷を実行(速度に関連して計算される)配信されます。着信トラフィックは現在のスレーブによって受信されます。受信のスレーブで障害が発生すると、別のスレーブは、失敗した受信のスレーブに MAC アドレスを引き継ぎます。

システム BIOS および Cisco IMC ファームウェア

ここでは、システム BIOS について説明します。この項の内容は次のとおりです。

「BIOS および Cisco IMC のファームウェアのアップデート」

「システム BIOS へのアクセス」

BIOS および Cisco IMC のファームウェアのアップデート


注意 BIOS ファームウェアをアップグレードする場合、Cisco IMC ファームウェアも同じバージョンにアップグレードする必要があります。アップグレードしないと、サーバが起動しません。BIOS と Cisco IMC のファームウェアが一致するまで電源をオフにしないでください。オフにすると、サーバが起動しなくなります。

シスコは、BIOS、Cisco IMC、およびその他のファームウェアを互換性のあるレベルに同時にアップグレードできるよう支援するために、Cisco Host Upgrade Utility を提供しています。

サーバには、シスコが提供し、承認しているファームウェアが使用されています。シスコは、各ファームウェア イメージと共にリリース ノートを提供しています。ファームウェアを更新するには、いくつかの方法があります。

推奨手順 :Cisco Host Upgrade Utility を使用し、Cisco IMC、BIOS、LOM、LSI ストレージ コントローラと Cisco UCS P81E VIC ファームウェアを互換性のあるレベルに同時にアップグレードします。

ファームウェア レベルについては、下記のマニュアル ロードマップ リンクにある『 Cisco Host Upgrade Utility Quick Reference Guide 』を参照してください。


) Cisco Host Upgrade Utility を使用するには、システム ファームウェアがレベル 1.2 以降である必要があります。ファームウェアがレベル 1.2 よりも前のレベルである場合は、次の方法で BIOS および Cisco IMC ファームウェアを個別に更新する必要があります。


EFI インターフェイスを使用して BIOS をアップグレードするか、Windows または Linux プラットフォームからアップグレードします。

Cisco UCS C-Series Rack-Mount Server BIOS Upgrade Guide 』を参照してください。

Cisco IMC の GUI インターフェイスを使用して Cisco IMC と BIOS ファームウェアをアップグレードできます。

Cisco UCS C-Series Rack-Mount Servers Configuration Guide 』を参照してください。

Cisco IMC の CLI インターフェイスを使用して Cisco IMC と BIOS ファームウェアをアップグレードできます。

Cisco UCS C-Series Rack-Mount Servers CLI Configuration Guide 』を参照してください。

 

上記のマニュアルへのリンクについては、次の URL にあるマニュアル ロードマップを参照してください。

http://www.cisco.com/go/unifiedcomputing/c-series-doc

システム BIOS へのアクセス

サーバの BIOS 設定を変更するには、次の手順に従います。詳しい手順は、BIOS 画面にも表示されます。


ステップ 1 ブート中にメッセージが表示されたら、F2 キーを押して BIOS Setup ユーティリティに切り替えます。


) このユーティリティの [Main] ページに、現在の BIOS のバージョンとビルドが表示されます。


ステップ 2 矢印キーを使って、BIOS メニュー ページを選択します。

ステップ 3 矢印キーを使って、変更するフィールドを反転表示にします。

ステップ 4 Enter キーを押して変更するフィールドを選択し、そのフィールドの値を変更します。

ステップ 5 Exit メニュー画面が表示されるまで右矢印キーを押します。

ステップ 6 Exit メニュー画面の指示に従って変更内容を保存し、セットアップ ユーティリティを終了します(または、F10 キーを押します)。Esc キーを押すと、変更内容を保存せずにユーティリティを終了できます。


 

サービス ヘッダーおよびジャンパ

この項では、次のトピックについて取り上げます。

「マザーボードのヘッダーの場所」

「BIOS リカバリ ヘッダー CN34 の使用」

マザーボードのヘッダーの場所

図 2-6を参照してください。 PCIe ライザー 2 が取り外された状態で、ヘッダーがマザーボード上で赤色で示されています。ヘッダーのピンは拡大して示されています。

図 2-6 サービス ヘッダーの場所

 

1

CN34 BIOS リカバリ

-

 

BIOS リカバリ ヘッダー CN34 の使用

どのステージで BIOS が破損しているかにより、さまざまな動作が発生することがあります。

BIOS BootBlock が破損すると、システムが次のメッセージで停止する場合もあります。

Initializing and configuring memory/hardware
 

BootBlock の破損ではない場合、次のメッセージが表示されます。

****BIOS FLASH IMAGE CORRUPTED****
Flash a valid BIOS capsule file using IMC WebGUI or CLI interface.
IF IMC INTERFACE IS NOT AVAILABLE, FOLLOW THE STEPS MENTIONED BELOW.
1. Connect the USB stick with recovery.cap file in root folder.
2. Reset the host.
IF THESE STEPS DO NOT RECOVER THE BIOS
1. Power off the system.
2. Mount recovery jumper.
3. Connect the USB stick with recovery.cap file in root folder.
4. Power on the system.
Wait for a few seconds if already plugged in the USB stick.
REFER TO SYSTEM MANUAL FOR ANY ISSUES.

) 上部に表示されるメッセージによって示されるように BIOS を回復するには、2 種類の方法があります。手順 1 を試して BIOS が回復しない場合は、手順 2 を使用します。



) これらの手順を使用するには、サーバの Cisco IMC がバージョン 1.4(6)以降でなければなりません。


手順 1:recovery.cap ファイルを使った再起動


ステップ 1 BIOS 更新パッケージをダウンロードし、一時的な場所に保存して展開します。

ステップ 2 展開した リカバリ フォルダ内のファイルを、USB メモリのルート ディレクトリにコピーします。 リカバリ フォルダにはこの手順に必要な recovery.cap ファイルが含まれます。


recovery.cap ファイルは、USB メモリのルート ディレクトリにある必要があります。このファイルの名前を変更しないでください。USB ドライブは、FAT16 または FAT32 ファイル システムでフォーマットする必要があります。


ステップ 3 USB メモリをサーバの USB ポートに接続します。

ステップ 4 サーバをリブートします。

ステップ 5 前面パネルの 電源 ボタンを押して、サーバを主電源モードに戻します。

サーバが、更新された BIOS ブート ブロックでブートします。BIOS が USB メモリの有効な recovery.cap ファイルを検出すると、次のメッセージが表示されます。

Found a valid recovery file...Transferring to Cisco IMC
System would flash the BIOS image now...
System would restart with recovered image after a few seconds...

ステップ 6 サーバの BIOS 更新が完了するのを待ってから、USB メモリをサーバから取り外します。


) BIOS の更新中に、Cisco IMC はサーバをシャット ダウンし、画面が約 10 分間空白になります。更新中は、電源コードを外さないでください。更新が完了すると、Cisco IMC はサーバの電源を投入します。



 

手順 2:リカバリ ジャンパおよび recovery.cap ファイルを使用します。

CN34 ヘッダーの位置については、図 2-6 を参照してください。


ステップ 1 BIOS 更新パッケージをダウンロードし、一時的な場所に保存して展開します。

ステップ 2 展開した リカバリ フォルダ内のファイルを、USB メモリのルート ディレクトリにコピーします。 リカバリ フォルダにはこの手順に必要な recovery.cap ファイルが含まれます。


recovery.cap ファイルは、USB メモリのルート ディレクトリにある必要があります。このファイルの名前を変更しないでください。USB ドライブは、FAT16 または FAT32 ファイル システムでフォーマットする必要があります。


ステップ 3 「サーバのシャットダウンおよび電源オフ」の説明に従ってサーバの電源をオフにします。

ステップ 4 電源装置からすべての電源コードを外します。

ステップ 5 上部カバーを取り外せるように、サーバをラックの前方に引き出します。場合によっては、背面パネルからケーブルを取り外して隙間を空ける必要があります。


注意 コンポーネントへの接触や確認作業を安全に行えない場合は、ラックからサーバを取り出してください。

ステップ 6 「サーバ上部カバーの取り外しおよび取り付け」の説明に従って、上部カバーを取り外します。

ステップ 7 CN34 ヘッダーのピン 2 および 3 に、ショート ジャンパを移動します(図 2-6 を参照)。

ステップ 8 AC 電源コードをサーバに再度取り付けます。サーバの電源がスタンバイ電源モードになります。

ステップ 9 ステップ 2 で準備した USB メモリをサーバの USB ポートに接続します。

ステップ 10 前面パネルの 電源 ボタンを押して、サーバを主電源モードに戻します。

サーバが、更新された BIOS ブート ブロックでブートします。BIOS が USB メモリの有効な recovery.cap ファイルを検出すると、次のメッセージが表示されます。

Found a valid recovery file...Transferring to Cisco IMC
System would flash the BIOS image now...
System would restart with recovered image after a few seconds...

ステップ 11 サーバの BIOS 更新が完了するのを待ってから、USB メモリをサーバから取り外します。


) BIOS の更新中に、Cisco IMC はサーバをシャット ダウンし、画面が約 10 分間空白になります。更新中は、電源コードを外さないでください。更新が完了すると、Cisco IMC はサーバの電源を投入します。


ステップ 12 サーバが完全にブートした後に、サーバの電源を再び切り、すべての電源コードを外します。

ステップ 13 J41 ヘッダーのデフォルトのピン 1 および 2 に戻るジャンパを移動します。


) リカバリ完了後にジャンパを移動しない場合、「Please remove the recovery jumper」と表示されます。


ステップ 14 上部カバーを交換し、ラックのサーバを交換し、電源コードおよびその他のケーブルを交換したら、 電源 ボタンを押してサーバの電源をオンにします。