Cisco UCS C200 サーバ インストレーションおよびサービス ガイド
RAID コントローラに関する考慮事項
RAID コントローラに関する考慮事項
発行日;2015/03/10 | ドキュメントご利用ガイド | ダウンロード ; この章pdf , ドキュメント全体pdf (PDF - 8MB) | フィードバック

目次

RAID コントローラに関する考慮事項

サポートされる RAID コントローラと必要なケーブル

BIOS での統合型 Intel ICH10R RAID コントローラのイネーブル化

BIOS でのメザニン カード RAID コントローラのイネーブル化

RAID コントローラのケーブル接続

Cisco UCS C200 LFF サーバのケーブル接続

Cisco UCS C200 SFF サーバのケーブル接続

サーバに搭載されたコントローラを確認する方法

リリース 1.2(1) よりも前の CIMC ファームウェアで Quiet Boot をディセーブルにする方法

オプションの ROM ベース コントローラ ユーティリティを起動する方法

RAID コントローラ交換後の RAID 設定の復元

詳細情報

RAID コントローラに関する考慮事項

この付録の内容は、次のとおりです。

「サポートされる RAID コントローラと必要なケーブル」

「BIOS での統合型 Intel ICH10R RAID コントローラのイネーブル化」

「BIOS でのメザニン カード RAID コントローラのイネーブル化」

「RAID コントローラのケーブル接続」

「サーバに搭載されたコントローラを確認する方法」

「リリース 1.2(1) よりも前の CIMC ファームウェアで Quiet Boot をディセーブルにする方法」

「オプションの ROM ベース コントローラ ユーティリティを起動する方法」

「RAID コントローラ交換後の RAID 設定の復元」

「詳細情報」

サポートされる RAID コントローラと必要なケーブル

Cisco UCS C200 大型フォーム ファクタ(LFF)および C200 小型フォーム ファクタ(SFF)のサーバ モデルは、 表 C-1 表 C-2 に示す RAID コントローラ オプションおよびケーブル要件をサポートします。


) サーバでは、タイプの異なるコントローラを組み合わせて使用しないでください。デュアル コントローラはサポートされません。


 

表 C-1 Cisco UCS C200 LFF RAID オプション(最大 4 台の 3.5 インチ内部ドライブ)

コントローラ
スタイル
最大内部ドライブ数
SAS
SATA
オプション BBU
RAID レベル
必要なケーブル
Intel ICH10R1

統合

4

No

Yes

No

0、1

1 SATA
R200-SATACBL

LSI 1064E

メザニン

4

Yes2

Yes

No

0、1、1E

1 SAS
R200-SASCBL

LSI MegaRAID 9260-4i

PCIe

4

Yes3

Yes

Yes

0、1、5、6、10、50、60

1 SAS
R200-SASCBL

LSI MegaRAID 9280-4i4e

PCIe

4

Yes

Yes

Yes

0、1、5、6、10、50、60

1 SAS
R200-SASCBL

1.統合型 ICH10R コントローラを BIOS でイネーブルにする必要があります。このコントローラは、Cisco UCS C200 サーバのすべての世代およびバージョンにおいて、VMWare ESX/ESXi Server ソフトウェアと併用することはできません。

2.1064E ベース コントローラを使用する場合、SAS ドライブと SATA ドライブを混在させることはできません。

3.LSI MegaRAID カードを使用する場合は、SAS ドライブと SATA ドライブを組み合わせて使用できます。ただし、
1 つのボリューム内で SAS ドライブと SATA ドライブを混在させることはできません。

 

表 C-2 Cisco UCS C200 SFF RAID オプション(最大 8 台の 2.5 インチ内部ドライブ)

コントローラ
スタイル
最大内部ドライブ数
SAS
SATA
オプション BBU
RAID レベル
必要なケーブル
Intel ICH10R4

統合

4

No

Yes

No

0、1

1 SATA
R200-SATACBL

LSI 1068E

メザニン

8

Yes5

Yes

No

0、1、1E

ドライブ 4 台:
1 SAS

ドライブ 8 台:
2 SAS
R200-SASCBL6

LSI MegaRAID 9260-8i

PCIe

8

Yes7

Yes

Yes

0、1、5、6、10、50、60

ドライブ 4 台:
1 SAS

ドライブ 8 台:
2 SAS
R200-SASCBL

LSI MegaRAID 9280-4i4e

PCIe

4

Yes

Yes

Yes

0、1、5、6、10、50、60

1 SAS
R200-SASCBL

4.統合型 ICH10R コントローラを BIOS でイネーブルにする必要があります。このコントローラは、Cisco UCS C200 サーバのすべての世代およびバージョンにおいて、VMWare ESX/ESXi Server ソフトウェアと併用することはできません。

5.1068E ベース コントローラを使用する場合は、SAS ドライブと SATA ドライブを組み合わせて使用できます。ただし1 つのボリューム内で SAS ドライブと SATA ドライブを混在させることはできません。

6.2 本の SAS ケーブル(R200-SASCBL)が Cisco UCS C200 SFF サーバに付属しています。

7.LSI MegaRAID カードを使用する場合は、SAS ドライブと SATA ドライブを組み合わせて使用できます。ただし、1 つのボリューム内で SAS ドライブと SATA ドライブを混在させることはできません。

BIOS での統合型 Intel ICH10R RAID コントローラのイネーブル化


) 統合型 ICH10R RAID コントローラは、Cisco UCS C200 サーバのすべての世代およびバージョンにおいて、VMWare ESX/ESXi Server ソフトウェアと併用することはできません。


統合型 RAID を使用する場合、ICH10R コントローラを SW RAID モードで有効にする必要があります。


ステップ 1 サーバを起動し、BIOS Setup ユーティリティの入力を指示された場合には F2 を押します。

ステップ 2 [Advanced] タブ、[Mass Storage Controllers Configuration] の順に選択します。

ステップ 3 Onboard SATA Controller を [Enabled] に設定します。

ステップ 4 SATA Mode を [SW RAID] に設定します。

ステップ 5 F10 を押して変更内容を保存し、ユーティリティを終了します。


 

BIOS でのメザニン カード RAID コントローラのイネーブル化


) この手順に従ってコントローラ モードをイネーブルにする前に、サーバ BIOS でスロット 6 と 7(メザニン スロット)のオプション ROM をイネーブルにする必要があります。「メザニン カードの取り付け」を参照してください。


サポートされているメザニン型の RAID コントローラ カードを使用する場合は、ICH10R コントローラを拡張モードでイネーブルにする必要があります。


ステップ 1 RAID のケーブルがメザニン カードとディスクのバックプレーン間に接続されていることを確認します。

ステップ 2 サーバを起動し、BIOS Setup ユーティリティの入力を指示された場合には F2 を押します。

ステップ 3 [Advanced] タブ、[Mass Storage Controllers Configuration] の順に選択します。

ステップ 4 Onboard SATA Controller を [Enabled] に設定します。

ステップ 5 [SATA Mode] を [Enhanced] に設定します。

ステップ 6 F10 を押して変更内容を保存し、BIOS セットアップ ユーティリティを終了します。

ステップ 7 メザニン カード使用時に RAID 設定をセットアップするには、サーバを起動し、WebBIOS ユーティリティの起動を指示されたら Ctrl を押した状態で C を押します。


 

RAID コントローラのケーブル接続

このサーバで使用できる RAID コントローラのコネクタを図 C-1 に示します。青色の線は、バックプレーンから接続可能なコントローラの位置までの、推奨されるケーブル配線路を示しています。


) これは 8 ドライブ バックプレーン搭載の Cisco UCS C200 SFF サーバです。LFF サーバには 4 ドライブ バックプレーンが搭載されています。


図 C-1 RAID コントローラのコネクタ

 

1

ドライブ バックプレーン

3

メザニン カード コネクタ

2

マザーボードの統合型 RAID コネクタ

4

LSI MegaRAID PCIe カード コネクタ

Cisco UCS C200 LFF サーバのケーブル接続

各タイプのコントローラに必要なケーブル接続を次に示します。

統合型 ICH10R:1 本の SATA ケーブルをマザーボード コネクタからバックプレーンのドライブ 1 ~ 4 のコネクタに接続します。

1064E メザニン カード:1 本の SAS ケーブルをメザニン カードの 1 つのコネクタからバックプレーンのドライブ 1 ~ 4 のコネクタに接続します。

LSI MegaRAID カード:1 本の SAS ケーブルをカードのコネクタ 1 からバックプレーンのドライブ 1 ~ 4 のコネクタに接続します。

どのコントローラ タイプにおいても、番号が付いたケーブル コネクタを、対応する番号が付いたバックプレーン コネクタに接続します。SGPIO のラベルが付いたケーブル コネクタを SGPIO のラベルが付いたバックプレーン コネクタに接続します。

Cisco UCS C200 SFF サーバのケーブル接続

各タイプのコントローラに必要なケーブル接続を次に示します。


) 2 本の SAS ケーブル(R200-SASCBL)が Cisco UCS C200 SFF サーバに付属しています(LFF バージョンのサーバには付属していません)。予備 SAS ケーブル 2 本セット(Cisco PID UCSC-CBL-I2F1)を注文できます。


統合型 ICH10R:1 本の SATA ケーブルをマザーボード コネクタからバックプレーンのドライブ 1 ~ 4 のコネクタに接続します。(ドライブ 4 台のみ制御)。

1068E メザニン カード:SAS ケーブル 1 をカードのコネクタ 1 からバックプレーンのドライブ 1 ~ 4 のコネクタに接続します。SAS ケーブル 2 をカードのコネクタ 2 からバックプレーンのドライブ 5 ~ 8 のコネクタに接続します。

LSI MegaRAID 9260-8i カード:SAS ケーブル 1 をカードのコネクタ 1 からバックプレーンのドライブ 1 ~ 4 のコネクタに接続します。SAS ケーブル 2 をカードのコネクタ 2 からバックプレーンのドライブ 5 ~ 8 のコネクタに接続します。

LSI MegaRAID 9280-4i4e カード:1 本の SAS ケーブルをカードのコネクタ 1 からバックプレーンのドライブ 1 ~ 4 のコネクタに接続します。(ドライブ 4 台のみ制御)。

どのコントローラ タイプにおいても、番号が付いたケーブル コネクタを、対応する番号が付いたバックプレーン コネクタに接続します。SGPIO のラベルが付いたケーブル コネクタを SGPIO のラベルが付いたバックプレーン コネクタに接続します。

サーバに搭載されたコントローラを確認する方法

サーバで使用されているデバイスについての記録がない場合は、システムのブートアップ時に画面上に表示されるメッセージから読み取ることができます。これらのメッセージには、サーバに搭載されているデバイスに関する情報が表示されます。

冗長ブートの一部として、搭載されているカードのモデル情報が表示されます。また、それらのカードの構成ユーティリティを起動するため、Ctrl を押した状態で H を押すように求めるプロンプトが表示されます。リリース 1.2(1) よりも前の CIMC ファームウェアを実行しているサーバの場合は、「リリース 1.2(1) よりも前の CIMC ファームウェアで Quiet Boot をディセーブルにする方法」も参照してください。

メザニン型のカードがイネーブルになっている場合、それらのカードの設定を起動するため、Ctrl を押した状態で C を押すように求めるプロンプトが表示されます。「BIOS でのメザニン カード RAID コントローラのイネーブル化」も参照してください。

カードのモデルは表示されていないが RAID 設定が存在する場合は、サーバでオンボード ICH10R コントローラが使用されています。また、このコントローラの構成ユーティリティを起動する Ctrl+M キーを押すプロンプトも表示されます。「BIOS での統合型 Intel ICH10R RAID コントローラのイネーブル化」も参照してください。

 

 

リリース 1.2(1) よりも前の CIMC ファームウェアで Quiet Boot をディセーブルにする方法

CIMC ファームウェアおよび BIOS のリリース 1.2(1) 以降では、Quiet Boot が削除されています。リリース 1.2(1) よりも前の CIMC ファームウェアおよび BIOS を実行している場合、次の手順で Quiet Boot をディセーブルにすることができます。

コントローラ情報およびオプションの ROM ベース LSI ユーティリティのプロンプトを表示するため、[Quiet Boot] をディセーブルにする手順は、次のとおりです。


ステップ 1 サーバをブートし、ブートアップ時に F2 キーの押下を求めるプロンプトが表示されるのを待ちます。

ステップ 2 プロンプトが表示されたら F2 キーを押し、BIOS Setup ユーティリティを起動します。

ステップ 3 BIOS セットアップ ユーティリティのメイン ページで、[Quiet Boot] を [Disabled] に設定します。これにより、ブートアップ時にシスコのロゴ画面ではなく、デフォルトではないメッセージ、プロンプト、および POST メッセージが表示されるようになります。

ステップ 4 F10 を押して変更内容を保存し、ユーティリティを終了します。


 

オプションの ROM ベース コントローラ ユーティリティを起動する方法

ハード ドライブの RAID 設定を変更するには、ホスト OS 上にインストールしたホストベースのユーティリティを使用するか、サーバにインストールされている LSI オプションの ROM ベース ユーティリティを使用します。

サーバの起動時に、Quiet Boot がディセーブルになっていると(「リリース 1.2(1) よりも前の CIMC ファームウェアで Quiet Boot をディセーブルにする方法」 を参照)、コントローラに関する情報と一緒に、コントローラのオプション ROM ベース ユーティリティを起動するキーの組み合わせに関するプロンプトも表示されます。

冗長ブート時にコントローラに関するプロンプトが表示されるのを待ちます。

LSI コントローラ カード ユーティリティのプロンプトは Ctrl+H キーです。

メザニン型のコントローラ カードのプロンプトは Ctrl+C キーです。

オンボード ICH10R コントローラ ユーティリティのプロンプトは Ctrl+M キーです。


) また、シスコでは C シリーズ サーバ用の Cisco Server Configuration Utility を開発しています。これはドライブの一部の RAID 設定のセットアップに役立ちます。このユーティリティは、新しいサーバとともに CD で出荷されます。Cisco.com から ISO をダウンロードすることもできます。このユーティリティのユーザ マニュアルについては、次の URL を参照してください。http://www.cisco.com/en/US/docs/unified_computing/ucs/sw/ucsscu/user/guide/20/SCUUG20.html


RAID コントローラ交換後の RAID 設定の復元

RAID コントローラを交換すると、コントローラに保存されている RAID 設定が失われます。次の手順を使用して、新しい RAID コントローラに RAID 設定を復元します。


ステップ 1 RAID コントローラを交換します。「LSI MegaRAID バッテリ バックアップ ユニットの交換」を参照してください。

ステップ 2 シャーシ全体を交換する場合は、すべてのドライブを前のシャーシと同じ順序で新しいドライブ ベイに取り付けます。

ステップ 3 Quiet Boot がイネーブルになっている場合は、システム BIOS でディセーブルにします。「リリース 1.2(1) よりも前の CIMC ファームウェアで Quiet Boot をディセーブルにする方法」を参照してください。

ステップ 4 サーバをリブートし、F を押すように求めるプロンプトが表示されるのを待ちます。

ステップ 5 次のプロンプトが画面に表示されたら、F を押します。

Foreign configuration(s) found on adapter.
Press any key to continue or ‘C’ load the configuration utility,
or ‘F’ to import foreign configuration(s) and continue.
 

ステップ 6 次のプロンプトが画面に表示されたら、(C 以外の)任意のキーを押します。

All of the disks from your previous configuration are gone. If this is
an unexpected message, then please power of your system and check your cables
to ensure all disks are present.
Press any key to continue, or ‘C’ to load the configuration utility.
 

ステップ 7 その次の画面で、RAID 設定が正常にインポートされたことを確認します。

次のメッセージが表示されたら、設定は正常にインポートされています。ストレージ デバイスに LSI 仮想ドライブも表示されます。

N Virtual Drive(s) found on host adapter.
 

次のメッセージが表示されたら、設定はインポートされていません。プロンプトが表示されたときに F を押すのが遅かった場合、この状態になることがあります。この場合、サーバをリブートして、F を押すように求めるプロンプトが表示されたらインポート操作を再実行します。

0 Virtual Drive(s) found on host adapter.
 


 

詳細情報

LSI ユーティリティには、詳細な使用法に関するヘルプ マニュアルが用意されています。

RAID に関する基本情報および RAID コントローラ カード用ユーティリティの使用については、『 Cisco UCS Servers RAID Guide 』を参照してください。

LSI マニュアルの完全版も利用できます。

『LSI MegaRAID SAS Software User's Guide』(LSI MegaRAID 用)

http://www.cisco.com/en/US/docs/unified_computing/ucs/3rd-party/lsi/mrsas/userguide/LSI_MR_SAS_SW_UG.pdf

『LSI SAS2 Integrated RAID Solution User Guide』(LSI SAS1064E 用)

http://www.cisco.com/en/US/docs/unified_computing/ucs/3rd-party/lsi/irsas/userguide/LSI_IR_SAS_UG.pdf